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理樹「小毬さんと付き合ってる実感がない」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/10(土) 22:34:54.81 ID:e0mgKKZT0


理樹部屋

理樹(日曜日の夜。僕はみんなに数週間近く悩んでいる事をとうとう打ち明けた)

恭介「なに、実感がないだって?」

理樹「うん……」

理樹(事故の後、記憶をおぼろげながらにも思い出した僕は、恭介達と行った二度目の修学旅行の後、小毬さんに想いを伝えた。小毬さんにも『あの時』の記憶があったかは知るところではないが、僕の告白を聴いて3日目に返事をもらい、めでたく付き合ったのだけど……)

真人「ま、まさかもう小毬と何か喧嘩でもあったのか!?」

理樹「い、いやそういう訳じゃないんだけど……」

謙吾「倦怠期という訳だな?ううむ、流石の俺もそういう問題は少し荷が重いな……」

理樹「だから違うってば!」

鈴「じゃあなんなんだ?」

理樹「ただ……小毬さんと付き合ったのは良いけど、付き合う前から何も変わってない気がするんだ」


理樹「多分ルート間違えた」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/12(土) 22:34:14.84 ID:nrRDQfZN0
インタビューより一部抜粋

____「Refrain」の終盤に、病室で理樹と鈴が2人だけで終わるエンディングが挿入されていますよね?もしかしたら、あそこでストーリーが終わる予定だったとか?

麻枝:世間では、俺があの寂しいエンドで終わらそうとしたのを、都乃河君が止めたってことになってるんです(笑)
都乃河:違いますよね。以前のインタビューで「麻枝さんの初期案ではもっとひどい結末だった」みたいな話をしたら、ユーザーさんが病室エンドと結びつけちゃったみたいで。そもそも本当の初期案はあんな生易しいものじゃなかった(笑)
麻枝:時期でいえば青春とかテーマを考える以前の、もっともっと初期の案だよね。しかもメインルートというよらサブルートの話で。誰か1人がみんなを皆殺しにして回るとか(笑)そういうひどいネタもあったというだけの話です。




誰か1人がみんなを皆殺しにして回るとか(笑)


理樹「次に目を開けると深夜を徘徊する老人となっていた」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/23(日) 21:04:00.89 ID:91/sq7P+0
早朝

理樹・真人部屋

真人「ええと……これは……ふむふむなるほど」

理樹「………………」

真人「ほうほう…そういう事か……」

理樹「………………」

真人「ん~…ふんふん……」

理樹「………ねえ真人」

真人「おっ、なんだ理樹?」

理樹「いかにもって感じで合点いってる所悪いんだけど僕のノート盗み見するのやめてよ」

理樹(月曜日。僕らは日曜日に騒ぎすぎた宿題という借金を早朝にこなすことで返していた)

真人「うっ……べ、別にいいじゃねえかっ減るもんじゃないだろ!」

理樹「減りはしないけど意味もないよ。真人が自分で解かなくちゃね」

真人「り、理樹様ぁぁ~!!」

理樹「だめだめ」

真人「はぁ………ちくしょう、早く爺さんになりてえなあ…」

理樹「えっ?」

真人「いや、早く爺さんになって隠居生活がしてえなってさ。そしたら勉強も働く必要もないから時間の全てを筋肉に充てられるだろ?」

理樹(か、考えがダメ人間のそれだ……)

理樹「それは結構だけど真人がお爺さんになったら既にその筋肉もしわくちゃになってるんじゃないかな」

真人「なにぃーーっっ!?や、やっぱ今の無しだ!」

理樹「ふふっ、それじゃそろそろ朝ごはんに行こう。続きは教室でやろうか」


佐々美「な、棗鈴と仲良くしたいですって!?」取り巻き達「「「はい!」」」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/07(金) 22:41:10.88 ID:+qI2Qhf10


佐々美部屋

佐々美「急に話があるからと聞いてみれば、いったい何を言ってらっしゃるの?棗鈴はこの私、笹瀬川佐々美のライバルにして宿敵!まさか貴方達、寝返ろうとでも思って!?」

渡辺「そ、そんなこと微塵も思っていませんわ!あくまでこの身はすべて佐々美様のために……!!」

川越「でも、私達はそういうのではなくただ友達としても接したいと思いましたの」

中村「……だから、いつもの様に闘うのではなく、たまには彼女と話し合い、理解を深めたいなと……3人で話し合いました」

佐々美「そ、そんなこと言ったって……!」

渡辺「お願いします佐々美様!どうか、一度だけ停戦協定の申し入れだけでも!もしかしたら棗鈴もそろそろ闘いに疲れているかもしれませんわ!」

佐々美「で、でも、そんな彼女を倒してこそのライバル……」

川越・中村「「佐々美様!!」」

佐々美「く、くぅ…………」


理樹「杉並さんと付き合ったら皆から襲われた」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/18(日) 20:45:24.58 ID:V79FuTf40
放課後

教室

理樹「…………………」

理樹(下駄箱には『放課後、教室に来てほしい』と、杉並さんからの手紙が入っていた。僕だってそこまで鈍感じゃない。もしも勘違いなら恥ずかしいだけで終わるけど、もし想像通りなら……)

ガラッ

理樹「!」

杉並「あっ……」

理樹「す、杉並さん……」

杉並「えと……その……」

理樹「ご、ごほん!……や、約束通り……」

杉並「あっ、うん………」

理樹「……………」

杉並「……………」

理樹(お互いに何も喋らない。そのため外のソフトボール部の声がよく聞こえた。とても気まずい)

理樹「杉並さん……あの手紙はどういう意味かな…?」

理樹(言った!)

杉並「……えっ?」

理樹(しかし、その勇気とは裏腹に本人の反応は妙だった)

理樹「えっ?」


理樹「もう席替えの時期か」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/08(木) 13:29:17.20 ID:uGKjRuHR0


教室

キーンコーン

ガラッ

理樹「ふぅ、ギリギリセーフ!」

真人「…………………」

謙吾「…………………」

来ヶ谷「…………………」

クド「…………………」

生徒「「「…………………」」」

理樹「……なにこれ?」

理樹(教室はとても静かだった。普通ならガヤガヤとうるさいみんなが、休んでいる人がいる訳でもないのに、今日は誰1人喋っていない。例えるならテストの最中に携帯のメロディが鳴った瞬間がずっと続いているような、そんな雰囲気だった)

理樹「ねえ真人。みんないったい…」

真人「シッ……今はダメだ…俺たちは集中してるんだ」

理樹「えぇ……」

理樹(確かにみんなピリピリしている。あのクドや来ヶ谷さんまでいつもと様子が違う。前の鈴はそもそもこの緊迫した状態に気付いていなさそうだし、西園さんは興味なさそうだった。僕と同じくこの非常に静かな圧迫感に戸惑っているのは小毬さんだけだった)

ガラッ

理樹(そして間もなく前の扉から先生が入ってきた。教卓に出席簿を置くと、なにやらティッシュ箱程の金属で出来た缶を掲げた。そしてやっと僕もみんなの様子の正体を理解出来た)

理樹「!」

ザワザワ……

先生「どうやらこの雰囲気だと、既にどこかしらから情報が漏れていたようだな……」

理樹(不敵に笑う先生の持つ”ソレ”は雪山の絵をバックに白い恋人という文字がプリントされていた。それも最初はホワイトチョコレートのお菓子が詰まった魅力的な箱だったんだろう。だが、恐らく今はその代わりに数字を書いた数十枚の紙が入っているに過ぎないはずだ)

理樹(しかし、その紙がこのHRの間だけ、とても重要な意味を持つのだ)

理樹「ああ、もう席替えの季節か」


恭介「直枝理樹女の子説」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/21(日) 00:22:11.64 ID:efMH7a0+0
ある日




理樹部屋

恭介(俺はこの日、とうとう意を決して密かに疑っているこの事を3人に話した。だが、反応はあまり好ましくなかった)

恭介「………どうだ?」

鈴「こいつはなにを言っている」

真人「俺にもよく分からねえ」

謙吾「…………同意見だ」

恭介「いいか?この話が出来るのは理樹が風呂に入ってる間だけなんだ。真面目に聞いてくれっ」

恭介(テーブルを軽く叩いて弁を振るったが、鈴と真人はそれ以上に食いかかってきた)

真人「そもそも内容がふざけまくってるじゃねえか!」

鈴「見ろ。真人までツッコむくらいなんだぞ!」

恭介「ええい、やはり反対意見は出たか。なら仕方がない。順を追ってお前らに説得してやる。何故俺が、理樹を女の子と思ったかを!」


恭介「理樹のベッドの下が鈴の写真だらけだった……」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/15(月) 22:01:39.80 ID:39dE9Dev0


理樹部屋

恭介(部屋に入ると、理樹は制服に着替えている最中だった)

理樹「あれ。どうしたの恭介?」

恭介「真人にハンドグリップを持ってくるよう頼まれたのさ。せめて腕だけでも鍛えたいらしい」

理樹「えっ、今から行くの?」

恭介「ああ。今日は休みなんだ」

恭介(本当は嘘だった。今日はただサボりたかっただけで、これから真人のお見舞いがてら映画を観に行くつもりだ。この計画を話すには理樹は少し真面目過ぎる)

理樹「そっか、それじゃあ真人によろしく言っておいてよ」

恭介(理樹は、鏡に映った男の身だしなみをチェックしながら言った)

恭介「分かった」

理樹「それじゃあ僕はもう出るよ。土曜日、また一緒に行こうね」

バタン…

恭介(そう言うと理樹は食堂に向かって行った。もしも昨日、男子寮の階段全段飛びなんて挑戦しなければそこに真人も付いていったんだろうが、お陰様で奴は病院の飯を食うハメになっていた。今頃、カツ丼を恋しがっているに違いない)

恭介「さて……」

恭介(今、部屋には俺の他に誰もいない。当分帰ってくることもないだろう。という事は少しくらい部屋を漁ってもバレたりはしないという訳だ)

恭介「ふっ、少し拝見させてもらうぜ☆」

恭介(あいつらの兄貴分である以上、色々と知っておくべき事がある。趣味趣向なんかがそうだ)

恭介「さあて、まずは理樹のベッドでも確かめさせてもらうかな!」

恭介(理樹はああ見えてませているからな。案外とんでもないモノが見つかるかもしれない。あまり知られてはいないが、この学校から支給されたベッドには、マットレスの下に物入れが付いている。隠しものをするにはおあつらえ向きだ)

恭介「……っしょと」

恭介(マットレスを引っぺがし、蓋を開けた)

恭介「さあ理樹は何フェチ…………だ?」

恭介(そこには写真があった。あらゆる角度から”ソレ”が写っていた。どれも鮮明で、一目見ただけで何が目的なのか分かる程だった。これもフェチの一種なのだろうか?もしそうだとするならば、もし、それに名前をつけるならば、理樹はまさしく”鈴フェチ”だった)


真人「筋肉ルーレット……って知ってるか?」理樹「知らないなあ」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/11(木) 20:27:12.65 ID:TsxD0suO0
理樹部屋

理樹(ちょうど野球盤に飽き飽きしていた頃、真人がふと思い出したかのように言った)

恭介「なんだそいつは?」

真人「ちょうどここに5人いるだろ?まず一人一人に紙とペンを用意してもらう」

真人「そして5人は配られた紙に『いつ』『どこで』『誰が』『何を』『どうした』というお題に合った言葉を自由に書き込む。1人で全部書くんじゃなく、あくまで5つのうち割り当てられた物だけだ」

謙吾「つまり、例えば俺は『いつ』だけ書き込み、真人は『どこで』だけを書くということだな」

鈴「面白そうだ」

理樹(真人にしては珍しく、鈴も乗るようなまともな提案だった)

真人「で、完成したのを誰が実行する」

理樹(やっぱりまともじゃなかった!)

理樹「いやいやいや!!それ結構リスキーだよ!?誰かが変なこと書いたらどんな恐ろしいことが……!」

恭介「安心しろ。この面子ならそんな無茶なことは書かねえよ」

理樹「そ、そうかな……でもそれのどこに筋肉要素があるの?」

真人「誰かが実行している間、他の全員はそれを見守りながら筋トレする」

理樹「肝心の筋肉の部分雑過ぎない?」


理樹「二木さんでもとりあえずナルコレプシーのせいにしたら許してくれた」

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/02(火) 22:39:09.27 ID:TWUEfI3CO
アパート

居間

理樹(事件が起きたのは、いつものように3人で朝食を取っている時だった。その日はフォークと陶器がぶつかる音くらいしか聴こえないほど静かだったのを覚えている)

葉留佳「ねーねー、あとどのくらいで学校戻れるのかな」

佳奈多「さあね。最低でもあと一ヶ月はかかるかしら」

葉留佳「はあ、最初は学校サボれるなんてラッキー!とか思ってたけどこうも続くと寂しくなりますナァ……」

理樹「僕も、そろそろ食堂のご飯が恋しくなってきたよ」

理樹(僕らは休学届けを出してからこのアパートで暮らすようになってから既に一ヶ月が経っていた。その間に二木さん達の両親や”彼ら”の内部にいた味方の人達によって一族の人間は順当に法的措置が講じられていった。しかしまだ裁判で粘って外にいる人達がいる。どんな手段を取っても勝てないのはあちらも承知のはずだが、それでも時間稼ぎをしているのは、きっと僕らを探すためだろう。つまり、その人達が然るべき場所に移るまでは僕らもまだ安心して学校には戻れないというわけだ)

佳奈多「……なに、私の料理にはもう飽きたって?」

理樹「あっ、いや、決してそういう意味ではなくて……」

佳奈多「葉留佳もちゃんと勉強してる?もしも学校に早く戻れたら中間テストには間に合うだろうし、その時になって『うわー!テスト勉強やってなーい!』なんて言っても言い訳にはならないわよ」

葉留佳「…………や、やっぱりしばらく戻りたくないなー……なんちて」

理樹(とはいえ、ここの暮らしも苦ではない。急いで決めた割には良い街だった。静かでのんびりとした僕向けの田舎で、学校やあの家からはかなり遠い場所にあるので見つかることはまずないだろう。一つ不満があるとすれば映画館が遠いということくらいだ)


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