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狐娘「おや?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:31:01.00 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「雪……か」
狐娘「いつ見てもこの景色は飽きないのぅ」
狐娘「……そろそろ、来るころかの」
狐「きゅーん?」ピコピコ
狐娘「……うむ、噂をすればなんとやらとな。来たみたいだ」ピョコン
狐娘「お主らはもう帰っておれ。儂が相手をするでな」
狐「きゅーん」パタタタ
狐娘「あ、これ! 待たんか!」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:33:01.37 ID:Te/XIQwh0
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男「うー、寒ぃ……。やっぱり一人で初詣なんてするんじゃなかったなぁ」
男「元旦の寂しさを紛らわそうと思ったけど、これじゃもっと虚しいだけだぁ……」
男「人っ子一人もいないや。まぁ、最近じゃここら辺は人は少ないし、仕方ないっちゃあ仕方ないなぁ。昔は賑わってたんだけどなぁ」
狐娘「これ、待ちんさい!」パタパタ
狐「きゅーん」
男「うわっ、狐!? ビックリしたぁ……。君、この狐って」
狐娘「すまぬ、儂のだ」
男「えと……触っても大丈夫なの?」
狐娘「うむ」
男(……この子、狐の耳とか尻尾とか着けてるけど、突っ込むべきだろうか?)
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:35:01.46 ID:Te/XIQwh0
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男「あの、君さ」
狐娘「なんだね?」
男「その耳とか尻尾って、何?」
狐娘「何って……あ゙」ピョコフワッ
狐娘「嗚呼、これはもっと後に打ち明かそうと思ったのだが、無駄の様だな。致し方ない」
男「?」
狐娘「この事については、後で話してやろう。どうせお主に言うつもりだったのだ。少し上がっていきなさい」
男「え、でも神主さんとかは?」
狐娘「よいのだ。暖かいお茶でも馳走してやろう。ついて来なさい」クイッ
男「あっ、ちょっと……」
男(浴衣に蛇の目傘、喋り方とか、なんだか古めかしい女の子だなぁ。それに僕に言うつもりだったって、一体?)
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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:37:01.73 ID:Te/XIQwh0
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男(なんだか流れ流れで入っちゃったけど、大丈夫なんだろうか……)
狐娘「炬燵が温まっておる。入るとよい」
男「あ、うん」
狐娘「ほれ、お茶だ。冷めない内に飲みなさい」コトリ
男「え、あ……ありがとうございます」
狐娘「畏まらんでもよい」
男「うん……」
狐娘「……」
男「……」ズズズ
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:39:09.70 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「儂はな」
男「え、あ、うん」
狐娘「単刀直入に言うと、狐の妖怪なのだよ」
男「……ちょっとよくわかんないです」
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:41:15.66 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「それもそうだろう。いきなりこんな事を告げられてもな」
男「えと、ごめんなさい」
狐娘「仕方あるまいよ。お主ら人間にとって、それは信じられん事なのだろうしの」
男「……本当に? 騙してるとかじゃなくて?」
狐娘「化かすのは狐の本懐だが、今回はそうもいかんのだ。本当の事だからな」
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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:43:24.12 ID:Te/XIQwh0
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男「でも、何で僕に?」
狐娘「……覚えてないのなら、それは知らんでもよい」
男「それは、えっと……?」
狐娘「強いて言うなら、話し相手が欲しかったと言ったところかのう」
男「話し相手?」
狐娘「うむ。儂は、姿形こそ人間の童女だが、これでもお主より遥かな長さの年月を過ごしてきたのだ。その間、ずぅっと独りだったからの」
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11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:45:24.33 ID:Te/XIQwh0
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男「こんな僕でよければ、君の話し相手になってあげるよ」
狐娘「本当か?」
男「うん」
―――
男「色々ご馳走になったよ。ありがとうね。また来るよ」
狐娘「うむ、楽しみにしておるよ」
男「新年早々新しい友達が出来るなんて幸先が良いよ」
狐娘「……ッ」
男「じゃあ、またね」
狐娘「あぁ、またの」
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 20:47:24.66 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「“新しい”友達、か……」
狐「きゅーん?」
狐娘「分かっていたはともさ」
狐娘「だが、忘れられるという事が、こんなにも切ないものだとはな……」
男「新年が始まっていきなり妙なことになったなぁ。耳とか本物っぽかったし、本当に狐の妖怪だったんだろうか」
男「夢、じゃないよね……?」ツネリ
男「……いふぁい」
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25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:12:19.84 ID:Te/XIQwh0
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男「やぁ、また来たよ」
狐娘「よく来てくれたな。茶は用意してある。掛けなさい」
男「うん。あ、これお土産」
狐娘「おや、有り難いの」
男「最近流行ってるエクレアってお菓子。知ってる?」
狐娘「知ってはいたが、食うたのは初めてだ。うむ、美味しい」モフモフ
男「お口に合って良かったよ。面白い話も持って来たんだけど、聞く?」
狐娘「もちろんだ。聞かせてもらおう」
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:14:41.15 ID:Te/XIQwh0
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男「……それで、結局ダメだったんだよ」
狐娘「くつくつくつ、それは酷く滑稽だのう。久々に笑うたわ」
狐娘「おや、もうこの様な時間か。今日は早めに帰ったほうが良いぞ。ここらは暗くなると、人であれば目があまり効かんようになって危うい。どれ、途中まで送ってやろう」
男「あ、それじゃお願いしようかな」
狐娘「任されよ」
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27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:21:16.13 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「ここらで良かったかの」
男「うん、もう大丈夫だよ。ありがとう、今日は楽しかったよ」
狐娘「こちらこそ、馳走になった。土産話も大変興味深かった。またお願いする」
男「うん。じゃあ、また明日」
狐娘「うむ、また明日の」
男「……そういえば」
狐娘「どうかしたかの?」
男「やっぱり、過去に君と会っていたような気がするんだ。君といると、なんだか懐かしい感じがする」
狐娘「……お主がそう思うなら、そうなのであろう。であればよぅく思い出してみるのも良かろう」
男「……うん。それじゃあ改めて、また明日」
狐娘「また明日の」
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28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:27:24.92 ID:Te/XIQwh0
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それからほぼ毎日、僕は彼女の住まう神社に足を運んだ。お菓子と土産話を持って、彼女に会いに行った。彼女と一緒の時間は楽しかった。聞き上手だったし合間に挟んでくれる彼女の話も面白かった。時折動く耳や尻尾も、彼女の容姿もあってか、とても愛らしい
ただ、やっぱり懐かしい感じがする。昔に会った気がするけど、そんな記憶はなかった。デジャヴかもしれないけど、やっぱり気になる。彼女にそれを聞いても、思わせぶりな言葉を言っては煙に巻いてしまう。でも気にしてても仕様がない。
明日はなにを持っていこうか。
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31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:41:47.20 ID:Te/XIQwh0
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男「今日は」
狐娘「よう来てくれた。今日は」
男「あの、いきなりだけど聞きたいことがあるんだ」
狐娘「ほう、儂にか。言ってみるが良い」
男「単刀直入に聞くよ。……僕と君に、以前どんなことがあったんだい?」
狐娘「……」
男「いつもはいいようにはぐらかされてたけど、今回はちゃんと、君から聞きたいんだ」
狐娘「……」ポロリ
男「え、なんで泣いて……?」
狐娘「……少し、独りにさせてくれ。明日には、話して……やろう」グズッ
男「……うん」
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32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:45:15.64 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「辛い、のう……。このまま、我が心の臓が張り裂けてしまいそうだ。……涙など、一度も流したことは無いというのに。流すことは一生無いと思っておったのにな……」
狐「きゅーん」パタパタ
狐娘「……慰めか。ますます惨めだな、儂は。いや、仕様のなかった事だったのであろう……」
狐娘「……」グズッ
男「……どうして、こうなったんだろう」
男「昔、僕になにがあったのだろう……」
男「もしかすると、事故のせいだったのかも」
男「あの時、いくつか記憶を失った、そのなかに彼女のことがあったのなら……僕は……」
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35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 21:54:27.79 ID:Te/XIQwh0
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翌日
男「……来たよ」
狐娘「昨日は取り乱してしまって申し訳なかったの。妙なことにしてしまって」
男「それについては、いずれ僕も話しておかなければならなかったから。そして、君に謝らなければならない。だけど、その前に君と僕の間に何があったのか、教えてくれないかい?」
狐娘「うむ、話そう」
狐娘「……ほんの昔の話だ」
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42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:11:25.00 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「私が妖怪として生まれ二百余年。それからこの神社に住み着いて半世紀が経った頃であったか、幼少のお主と出逢うた」
狐娘「当時のお主は無邪気でのう、共に遊ばされてひどく疲れたのを良く覚えておる。だが童心に帰れて、初めて心の底から楽しいと思えた」
狐娘「日が暮れかかるまで遊んで、お主と別れなければならなくなった時、心底名残惜しかった。儂は思わず『もっと一緒に遊びたい』なんぞと言ってしもうたのだ。柄にもなくな」
狐娘「そしてお主はこう言ったのだ。『なら、君をお嫁さんにしてあげる。そうすればずっと一緒にあそべるでしょ』。それを聞いて、儂はつま先から耳の先まで熱くなってしもうた」
狐娘「本当に嬉しかったのだ。こんな儂を娶ってくれるなどと、そう言ったお主に惚れてしまったのだよ。だが次の日からお主は来んようになった。ずっとずぅっと待っておった。
春を幾度となく越し、夏の暑さを幾度となく耐え、秋の紅葉にお主を重ね、雪の降る冬もじっと耐えた」
狐娘「そしてようやく、お主は来てくれたのだ。だが、お主は儂のことなど忘れ去っていた。とてつもなく、悲しいと感じた。このまま死んでしまおうかと思った程だ」
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46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:20:24.15 ID:Te/XIQwh0
-
狐娘「だが、お主はまた“友達”になってくれたのだ。毎日お主が来るのを心待ちにしておった。お主の話はとてもとても楽しかった。見たことのない様な風景が、お主の語りによって儂の脳裏を星のように瞬いた」
狐娘「だが、いくら同じ時間を共に過ごしても、お主はちっとも昔のことを思い出しはせんかった。そして、昨日ついに感極まってな、はしたない所を見せてしもうた」
狐娘「これが、事のあらましなのだ」
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47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:23:06.47 ID:Te/XIQwh0
-
男「……そうだったのか。本当に、ごめん」
狐娘「所詮子供の交わした約束、忘れるのも、無理はないさ」
男「今度は、僕の番だね」
男「多分だけど、君と別れた後、僕は交通事故にあったんだ」
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50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:29:04.16 ID:v0B8VICF0
-
狐ってなんか寄生虫持ってるよね
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54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:33:20.60 ID:IQrtP44B0
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>>50
エキノセックスだっけか?
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51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:29:43.28 ID:ZkTSE0mn0
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天才
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52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:32:11.21 ID:DA/klKld0
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>>51
kwsk
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53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:32:54.37 ID:v0B8VICF0
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>>52
小梅太夫の狼香辛料
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56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:35:30.45 ID:DA/klKld0
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>>53
サンクス
アニメより破壊力ある
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55:>>51だからそれは狼だと何度言えば:2011/10/19(水) 22:35:21.67 ID:Te/XIQwh0
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男「猛スピードの車に引かれて、凄い大怪我をしたんだ。その時に頭を強く打ってしまってね、記憶が殆ど飛んでしまったんだ」
男「目が覚めて、何があったか思い出そうとしたら、頭の中が真っ白になってしまっていて、訳が分からなくなっていたんだ。でも、一時的な記憶喪失だったらしくて、段々元の記憶が蘇ってきたんだ」
男「家族の協力もあって、僕は大体の記憶を取り戻すことが出来たんだ。でも、一つだけ思い出せなかった事があったんだ」
男「だけど、その空っぽの記憶は日に日に気にならなくなってきてしまった。そして忘れてしまった」
男「ある日、ふと初詣に出かけたくなったんだ。そして出先で君と出逢った。自分のことを妖怪と言い張って妙だとは思ったけど、不思議とそんな気がしてきたんだ」
男「君との日々はとても楽しかったよ。でもたまに、懐かしさを感じるようになってきたんだ。その懐かしさが、まるで潮が引いてくるかのように広がっていった」
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57:>>54わざと言ってるのではなかろうな?:2011/10/19(水) 22:38:12.48 ID:Te/XIQwh0
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男「今回の一件で、まるでパズルの最後のピースがはめられていくように、記憶がまた舞い戻ってきた」
男「失った最後の記憶、それが君の事だったんだ」
男「これが、事の答え」
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59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:46:21.70 ID:Te/XIQwh0
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狐娘「なんだ、そんな事であったか。散々待たせておいて、これでは本当に……儂が惨めでは、ないか……」ポロポロ
男「こんなことも、あるものなんだね」
狐娘「……」ポロポロ
男「あの日の約束、今日果たすよ」
男「僕のお嫁さんになって、ずっと一緒にお話をしよう?」
狐娘「……くつくつ、いまさら過ぎやないかの?」
男「だって、仕方がないよ」
狐娘「そうか。……一生大事にせんと、お主を化かしてやるからの? 覚悟しておけい」
男「うん」
狐娘「もう忘れるでないぞ、この約束」
男「忘れるものか。死にそうになったって君を大事にするよ」
狐娘「……くつくつ」ニコリ
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60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:53:41.60 ID:Te/XIQwh0
-
幾日か経ち
狐娘「……かぷり」
男「なんで噛み付くのさ」ナデリナデリ
狐娘「儂のことを忘れておった罰だ。もう忘れないように、儂の匂いをお主に擦り付けてやる」スリスリ
男「もうその事は散々謝ったじゃないか」ナデリ
狐娘「ふん、お主から受けた心の傷はその程度では癒えやせん。だからその分お主に甘えてやる」
男「じゃあその分僕も甘えさせてもらおうかな」
狐娘「……愚か者め」
狐娘「ほれ、手が止まっておるぞ。もって撫でるのだ」
男「はいはい」ナデリナデリ
~fin~
-
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:54:30.56 ID:Ne77UQ730
-
乙
いつも狐娘SSを書いてるのと同じ人かな
-
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:54:55.79 ID:4081Rl6j0
-
おつ
だがまだ色々残ったるだろ。な?
-
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:55:53.77 ID:Te/XIQwh0
-
おわり^q^
なんかごめん^q^
-
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:56:28.09 ID:7HUo96gA0
-
おつ
-
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:57:53.84 ID:Te/XIQwh0
-
>>62
狐娘SSははじめてかいたんだぜ^q^
あと2~3個ほど余談をかこうとおもう^q^
+2
+3
+4
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:58:01.95 ID:7HUo96gA0
-
こういうのって寿命とか気になっちゃうよね
-
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:58:07.17 ID:sYL5n7e70
-
一応つっこんでおくとエキノコックスな
-
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 22:59:20.27 ID:ZkTSE0mn0
- イ`ヘ
/: :| ヽ
/ : :/ ヽ ___ _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ /
・ r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
//: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
・ {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
・ / r:oヽ` /.:oヽヽ |: | :|
{ {o:::::::} {:::::0 }/: :|N
? ,| ヾ:::ソ ヾ:::ソ /|: : |
ヽ::::ー-.. ー-::: ヽ::|
-tヽ/´|`::::::::::; :::::::::::: /: i
::∧: : :|: |J ⊂つ /::i: |
. \ヾ: |::|` - ,, ___ _ ,,. - ´|: : :|:::|
ヽ: |::|\  ̄/ /| |: : :|: |
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72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:03:31.90 ID:Te/XIQwh0
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やはり余談は余談^q^
きれいなままおわらせとくのがいちばんだからもうねる^q^
さいごにひとこと^q^
柿の種のピーナッツはいらないよね^q^
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75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:05:14.60 ID:7HUo96gA0
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>>72
時々ピーナッツ挟んで柿の種の辛さ中和させるのが最強だろ
いいから余談書いてください
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77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:11:00.76 ID:v0B8VICF0
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続きまだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:15:12.44 ID:oJ7Pjlgg0
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諸事情によりPCのりかえ^q^
安価でみじかめのかくけど後悔すんなよ^q^
>>85
>>86
>>87
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85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:19:31.12 ID:7HUo96gA0
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ほのぼの
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86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:19:33.19 ID:75cJXzYX0
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Ue
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87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:19:34.32 ID:/pe3dTXe0
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新婚編
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88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:19:55.99 ID:75cJXzYX0
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街に行こうか
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89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/19(水) 23:21:06.94 ID:75cJXzYX0
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ごめん、Ueは無しで
街に行く話で
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91:ほのぼの:2011/10/19(水) 23:29:42.76 ID:oJ7Pjlgg0
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狐娘「炬燵はやはり良いな。気持ちが良い。今すぐにでも微睡んでしまいそうだ」
男「炬燵に入りながら寝ちゃ駄目だよ」ナデリナデリ
狐娘「……とは言うものの、お主の撫で方も心地よすぎるのだ」
男「じゃあやめようか」
狐娘「それはならんぞ。決してな」
男「はいはい」ナデリナデリ
狐娘「……Zzz」
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99:街に行く:2011/10/19(水) 23:52:04.22 ID:oJ7Pjlgg0
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狐娘「……街へ行く、とな?」
男「うん、どうかな」
狐娘「別に構わんが、儂の身なりでは少々浮きやせんか?」
男「そんなこともあろうかと今時の女の子の洋服を用意しておいたよ」
狐娘「むむ、こんなはいからな物を着るのか……」
男「着替えにくかったら呼んでね。手伝ってあげるから」
狐娘「……うむむ」
狐娘(……しかしあ奴は何処からこんな物を……)
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104:街に行く:2011/10/19(水) 23:59:16.58 ID:oJ7Pjlgg0
-
狐娘「なんとか着替え終わったぞ」
男「うん、中々似合ってるよ。尻尾はアクセとしてごまかせるから、後は耳だね。その帽子を目深に被ってね」
狐娘「ちと大き過ぎやせんかの?」
男「耳を隠せるのがそれしかなかったからひとまず我慢して」
狐娘「うむ、この程度なら大丈夫であろう」
男「じゃあ、行こうか」
狐娘「うむ」
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107:街に行く:2011/10/20(木) 00:06:57.79 ID:D2W7wXAz0
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狐娘「……圧巻だの」
男「こんなに人を見るのは初めて?」
狐娘「うむ。きらびやかで活気に満ち溢れておる。良い国にたったものだな」
男「もったいないお言葉です」
狐娘「苦しゅうないぞ」
狐娘「……む、よい香りがする。あれは何ぞや?」
男「あぁ、あれは……」
>>110
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108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:08:04.40 ID:mhLGxcCD0
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大判焼き
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109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:08:36.79 ID:/aFKj2Yg0
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グレープ
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110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:08:43.28 ID:DBjQIOtX0
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みたらし団子
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114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:15:05.23 ID:D2W7wXAz0
-
狐娘「なんだみたらし団子ではないか。久しく食ってないせいか、匂いすら忘れてしもうた」
男「食べてみる?」
狐娘「良いのか?」
男「今日は僕の奢りだよ。好きなだけ食べていいよ」
狐娘「では遠慮なく頂こうかの」
狐娘「大変美味であった。礼を言う」
男「どういたしまして。じゃあ次はあっちに行ってみようか」
狐娘「うむ!」
-
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:15:51.84 ID:BHRKi5ev0
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のりかえ^q^
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116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:18:34.05 ID:BHRKi5ev0
-
――――――
狐娘「今日は楽しかったぞ。有難う、良い思い出となった」
男「僕も良い思い出になったよ」
狐娘「……もう、忘れまいな?」
男「もちろん、これからもずっとね」
狐娘「……くつくつ」ニコリ
-
117:新婚編:2011/10/20(木) 00:22:58.49 ID:BHRKi5ev0
-
これでおしまいにする^q^
-
119:新婚編:2011/10/20(木) 00:28:31.09 ID:BHRKi5ev0
-
狐娘「最後は、番の契りぞ。準備は良いな?」
男「う、うん」
狐娘「儂も今宵ばかりは獣に戻らざるを得ん。さぁ、いつでも来るがよい……」
男「じゃあ、いくよ……」
狐娘「優しく、頼むぞ……」
――――――
狐娘「まったく、これではお主の方が獣ではないか。まだ腰が痛ぅてかなわん」
男「ご、ごめん」
狐娘「だが、しっかり儂の中で受け止めたからの。もう誰にもこの絆、断ち切れはせぬぞ」
男「……僕は君より先に死んじゃうかもしれないけど、本当に大丈夫?」
狐娘「今更なにを言うか、しっかり中に出しておいて。なに、その分儂を愛してくれれば、それで構わん」
男「うん、頑張るよ」
狐娘「よろしく頼むぞ。……愛しておるぞ、旦那様」
~fin~
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120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:29:09.67 ID:DBjQIOtX0
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乙!
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122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:30:48.00 ID:0sWQkCmw0
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横線の魔力へあんぱねぇ
乙!
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123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:30:52.18 ID:BHRKi5ev0
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これでほんとうにおわり^q^
このはなしをかこうとおもったきっかけがこの画像^q^
さいごにひとこと
柿ピーのピーはいらない^q^
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129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:43:08.01 ID:XYQ3Sa0d0
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>>123
こういう画像みておもったんだけど、けもみみ娘って人間の耳の位置には何もないの?
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130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:43:53.34 ID:DBjQIOtX0
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>>129
あったり髪で隠れてたり
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132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:46:08.41 ID:0sWQkCmw0
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>>129
横から獣耳が生えていることもあるよ
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124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:31:15.57 ID:ozZX4a310
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乙!!
こういうの好きだぜ!!
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125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:33:34.57 ID:mhLGxcCD0
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乙
今度は狼娘だな
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127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:37:00.15 ID:D2W7wXAz0
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>>125
なんでしってんだ^q^
あたまのなかにだいたいこうそうができてるから近々公開もとい後悔^q^
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133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:53:05.92 ID:g0K9oncR0
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真実
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134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 00:56:17.69 ID:hloeaOrg0
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>>133
おいやめろ
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137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 01:26:31.41 ID:GS8lruIw0
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>>133
クッソワロタwwwwwwww
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138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 01:41:53.09 ID:SQn9IJO20
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>>133
なるほど
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135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 01:01:24.73 ID:3ScKlNlS0
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わろた
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136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/20(木) 01:13:25.31 ID:yDOziK4u0
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しまじろうww

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