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穂乃果「真姫ちゃんは何色の穂乃果が好き?」真姫「じゃ、じゃあ……」
- 1 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 22:28:15.32 ID:TMBNSOyL0
- ラブライブSS
まきっと! - 2 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 22:32:17.71 ID:TMBNSOyL0
- 穂乃果「まっきちゃーん!」
真姫「ん、どうしたの穂乃果」
穂乃果「真姫ちゃん何かピアノ弾いてよ!」
真姫「……なんで弾かなきゃいけないのよ」
穂乃果「……ここが音楽室だから!」
真姫「はぁ……しょうがないわねぇ」
穂乃果「よしっ!」
真姫「嬉しそうね」
穂乃果「だって真姫ちゃんのピアノが聞けるんだもん!」
真姫「う……わかったから顔近づけないでっ!」グイッ
穂乃果「はーい!」
- 3 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 22:35:52.64 ID:TMBNSOyL0
- 真姫(さて……何を弾こうかしら)
穂乃果「真姫ちゃん!」ズイッ
真姫「何よ!?」
穂乃果「穂乃果はどこで聞けばいいかな?」
真姫「どこでも……」
真姫(正面……は緊張しそうね……)
真姫(後ろ? 何されるかわからないわ……)
真姫「いつぞやの時のようにドアを挟んで……」
穂乃果「……真姫ちゃんひどいっ」
真姫「冗談よ」
穂乃果「じゃあ隣に座るねっ!」ピョンッ
真姫「ヴェエ!?」
穂乃果「あ、真姫ちゃん温かいね」ヒシッ
真姫(うぅ……近すぎよばか……) - 4 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 22:46:19.39 ID:TMBNSOyL0
- ~~♪
~~~~♪
穂乃果「ほえぇ~」パチパチパチ
真姫「ん、満足したようね」
穂乃果「やっぱり真姫ちゃん凄いよ!」
真姫「そんなんでもないわよ、小さい時からやれば誰だって……」
穂乃果「穂乃果には出来ないことをやってるから凄いの!」
真姫「ま、ありがと」
穂乃果「うーん……なにかお礼をしないとなぁ」
真姫「え? いいわよお礼なんて」
穂乃果「それじゃあ穂乃果の気が済まないから!」
真姫「えーでも……」
穂乃果「……だめぇ?」ウルッ
真姫「……わかったわよ! だからうるうるするのやめて!」
穂乃果「やったー!」パァ
真姫「で、何をしてくれるの?」
穂乃果「あっ」 - 5 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 22:57:22.59 ID:TMBNSOyL0
- 真姫「まさか、何も考えてないわけ……?」
穂乃果「いやいやいや、全然考えてるようん!」
真姫「じゃあ早く言いなさいよー?」
穂乃果「ほ……」
真姫「ほ?」
穂乃果「ほむまんを食べに家に来よう!」
真姫「穂乃果の家のお饅頭って美味しいって海未から聞いたわ」
穂乃果「とっても美味しいから一緒に食べよ? ねっ♪」
真姫「ちょっとママに電話するから待ってね」
穂乃果「ママ……」
真姫「!」
真姫「あーもうー! 復唱しないの!」 - 7 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 23:09:30.58 ID:TMBNSOyL0
- 穂乃果「はいはい、真姫ちゃん入って入って!」
真姫「お、お邪魔します……」
真姫(そういえば穂乃果の家に入るのは初めてね)
穂乃果「今、お饅頭持ってくるから待っててねー!」
真姫「う、うん」
真姫(ここが穂乃果の部屋……)
真姫(漫画の本が適当に並んでるわね……)サッサッ
真姫(これが少女マンガ……?)パラパラッ
真姫「なによこれ、面白いじゃない」フフッ
穂乃果「真姫ちゃん?」
真姫「うええぇっ!?」
穂乃果「そんなに驚かなくても……」
真姫「びっくりしただけよ!」 - 8 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 23:17:17.89 ID:TMBNSOyL0
- 穂乃果「そんなことよりたーんと召し上がれ!」ドドンッ
真姫「いや、多すぎじゃない? 二人で10個って……」
穂乃果「売れ残りが少々……」
真姫「さ、私は帰るわね」
穂乃果「じょ、冗談だってばー!」
真姫「はいはい、いただきます」パクッ
穂乃果「…………」ジー
真姫「美味しい……」
穂乃果「やった!」
真姫「あっ、いや、今のは……うん。美味しいわよ」ニコッ
穂乃果「喜んでもらえてよかったー!」 - 9 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 23:35:00.94 ID:TMBNSOyL0
- 真姫(本当に嬉しそうに笑ってくれるのね……)
穂乃果「真姫ちゃん、穂乃果の顔に何かついてる?」
真姫「えっ、いやなんでもないわよ!」
穂乃果「そういえば真姫ちゃんは穂乃果の家に入ったのは初めてだね!」
真姫「そうね、他の皆は入ったことあるの?」
穂乃果「あー真姫ちゃん以外は全員入ったことあるかも……」
真姫「ふぅん……」ジトー
穂乃果「わわっ、真姫ちゃんを仲間はずれとかにしたわけじゃっ!」
真姫「わかってるわよ、そんなこと」ツーン
穂乃果(うぅ……真姫ちゃんの機嫌が悪くなっちゃった……) - 10 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/18(木) 23:45:37.33 ID:TMBNSOyL0
- 真姫「私以外ねぇ……ふーんふーん」
穂乃果(根に持っちゃった……)
真姫「そうねぇ……仕方ないわよねぇ……」
穂乃果(いじけちゃった……そうだ!)
穂乃果「真姫ちゃん!」
真姫「……何よ」
穂乃果「決めたよ!」
真姫「? だから何をよ?」
穂乃果「今度穂乃果の家に泊まりにおいでよ!」
真姫「……ええっ?」
穂乃果「幼馴染の二人以外は初めてだよ!」
真姫「……穂乃果がいいなら」
穂乃果「私は大歓迎っ!」
真姫「じゃ、じゃあ次の日曜日にでも!」
穂乃果「うん! 決まりだねっ!」ギュッ
真姫「~~/// 抱きつかないで!」 - 26 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/28(日) 15:14:18.27 ID:VaFlSZ2D0
- 真姫(ふふ、穂乃果の家に行くのは初めてね)
真姫(まったく……私だけ入ってなかったなんてちょっと悔しいわね)
真姫(でも泊まれるからいいかな……なんてねうふふ)ニコニコ
凛「真姫ちゃんがにこにこしてるよかよちん」ヒソヒソ
花陽「本当だ、なにか良いことあったのかな?」ヒソヒソ
凛「お弁当がトマトいっぱいだったとか!」
花陽「えぇっ!? そうかなぁ……」
凛「聞いてみようかな……」
花陽「う、うん……」 - 27 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/28(日) 15:18:52.18 ID:VaFlSZ2D0
- 凛「まっきちゃーん!」
真姫(……何を話そうかしら、話題の一つや二つは考えておきたいわね)
凛「真姫ちゃん真姫ちゃん!」
真姫(うーん、穂乃果はイチゴ好きだから持って行こうかしら)
凛「む~真姫ちゃああああん!」
真姫(穂乃果の家にピアノってあるのかしら……)
凛「だめにゃ、自分の世界に入ってるよぉかよちん……」
花陽「……こんな真姫ちゃん初めて見た……」
真姫(うふふっ♪)ニコニコ - 28 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/28(日) 15:26:30.04 ID:VaFlSZ2D0
- 真姫(昨日は楽しかったわね……)
真姫(結局、昨日はほむまん食べただけで帰っちゃったから……)
真姫(あ、抱きつかれたわねそういえば……)ウフフ
真姫(日曜日はちゃんとじっくり話したり、くつろいだりしてみようかな……)
真姫(アレだけじゃ入ったことになんてならないわ……)
真姫(他の皆は聞けば一時間以上だし、私だけ三十分なんて論外!)
真姫(今日は金曜日だから……はぁ、早く終わらないかな)
凛「昼休みなのに全然凛の声に反応がないにゃ……」
花陽「真姫ちゃん調子悪いのかな……」
ガラッ
穂乃果「まっきちゃーん!」
真姫「穂乃果!?」
凛「あ、今凛すっごく負けた感じがした……」グッ
花陽「うん、私も感じちゃった……」ガクリ - 29 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/28(日) 15:30:36.60 ID:VaFlSZ2D0
- 穂乃果「今日も穂乃果の家に来るー?」
真姫「ヴェエェッ!? こ、心の準備が……!」
穂乃果「ほむまんあるけど……だめかなっ」チラッ
真姫「行くわ!」
穂乃果「それじゃあ放課後にねっ!」ニコッ
真姫「待ってるから迎えに来なさいよ?」
穂乃果「わかってるって! それじゃっ!」
真姫(……うふふっ)
凛「……真姫ちゃんがときめいてるねかよちん」
花陽「……ポーカーフェイスのつもりなのかなあれって……」 - 30 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/28(日) 15:39:17.98 ID:VaFlSZ2D0
- ――――――放課後――――――
穂乃果「あ、やっぱりここにいたっ!」
真姫「あ、教室まで行ったの? ごめん……」
穂乃果「ううん、真姫ちゃんならここにいると思ってたよ!」
真姫「それならいいわ。行きましょ?」
穂乃果「んと、凛ちゃんと花陽ちゃんは?」
真姫「あの二人は今日はラーメン食べに行くって言ってたわ」
穂乃果「あの二人も仲良しだねぇ~」
真姫「そういう穂乃果、海未とことりは?」
穂乃果「いや、衣装関係でちょっと揉めてたから逃げてきた……」アハハ
真姫「また露出度の高い服なの……?」
穂乃果「穂乃果は可愛いと思うんだけどねー海未ちゃん恥ずかしがり屋だから……」
真姫「海未も大変ね」
穂乃果「うふふっ、じゃあそろそろ行こう真姫ちゃん!」ギュッ
真姫(手をにぎっ……私も握ろうっ)ギュッ - 31 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/28(日) 15:50:40.96 ID:VaFlSZ2D0
- 穂乃果「最近穂乃果は占いにハマっててねー!」
真姫「希の影響?」
穂乃果「そこまで本格的じゃないけどねっ」
穂乃果「真姫ちゃんの血液型はー?」
真姫(血液型占いかしら……)
真姫「私はAB型よ」
穂乃果「AB型はー確か……おー! 天才型だって! 凄いね真姫ちゃん!」
真姫「当然でっしょー!」フフン
穂乃果(あ、ドヤ顔可愛い)
穂乃果「穂乃果との相性はー!」
真姫(ドキドキ)
穂乃果「……相性最悪……」ズーン
真姫「穂乃果、血液型なんてどうせ迷信よ」
穂乃果「そうかなぁ……そうだよねっ!」
真姫「わ、私と穂乃果は相性いいじゃない!」
穂乃果「……そうだねっ!」
真姫(あれ、でもメンバーで一番家に入るの遅かったの私よね……) - 34 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/29(月) 01:05:46.26 ID:Y2HeKQ6w0
- 穂乃果「あーっ!?」
真姫「ん。穂乃果どうしたの?」
穂乃果「真姫ちゃん! お金が落ちてたよ!」
真姫「……それで、どうするの?」
穂乃果「? もちろんおまわりさんに届けるよ!」
真姫「てっきり穂乃果ならネコババすると思ったわ」フフ
穂乃果「も~しないよぉそんなこと!」
真姫「うふふ」
穂乃果「あははっ♪」 - 35 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/29(月) 01:09:02.76 ID:Y2HeKQ6w0
- 「いつもありがとね」
穂乃果「いえいえ、それでは!」
真姫「手馴れてるわね」
穂乃果「結構穂乃果ってお金拾ってて……」
真姫「生きてるうちにどうやって五万円以上も拾ってるのかしら……」
穂乃果「小さいうちからコツコツと?」
真姫「それにしても拾いすぎよ……」
穂乃果「落として困ってる人がいるかもしれないからねっ!」
真姫「お人好しなんだから」
穂乃果「もうそろそろ家だね! 昨日はゆっくりできなかったけど今日はゆっくりしようねっ♪」
真姫「ありがと、穂乃果」 - 36 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/29(月) 01:17:55.91 ID:Y2HeKQ6w0
- 真姫「そういえば穂乃果の家にピアノはあるの?」
穂乃果「いやぁ……さすがにないかなぁ」
真姫「穂乃果の隣の部屋は……」
穂乃果「あれは、雪穂の部屋だよ」
真姫「……妹さんね。そういえば見たことないわね……」
穂乃果「あ、ピアノならあるっ!」
真姫「……嫌な予感しかしないんだけど?」
穂乃果「ほら、鍵盤ハーモニカ!」
真姫「……やっぱりね」ハァ
穂乃果「ダメ……かな?」チラッ
真姫「しょうがないわね、別に弾けるわよ」
穂乃果「やった! ありがとっ真姫ちゃん!」モッギュー
真姫「もう、どっちが先輩かわからないじゃない……//」
穂乃果「先輩禁止だからねっ♪」ダキッ
真姫(~~~~っ///) - 37 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/29(月) 01:23:35.07 ID:Y2HeKQ6w0
- ――――――穂乃果の家――――――
穂乃果「ただいまー」
真姫「お邪魔します……」
ほのママ「あ、真姫ちゃん。今日はゆっくりしていってね」ニコニコ
真姫「あ、ありがとうございます」
穂乃果(……緊張してるのかな?)
バタン
真姫「ふぅ……」
穂乃果「真姫ちゃん緊張してる?」
真姫「ううん、とっても優しそうな人だと思ったからつい……」
穂乃果「えぇ~そんなことないよ~?」
穂乃果「穂乃果には厳しいよ! テスト悪かったら怒るし……」
真姫「いや、それは穂乃果が悪いでしょ……」
穂乃果「も~真姫ちゃんが勉強教えてよー!」
真姫「……掛け算から教えてあげるわ」クスクス
穂乃果「穂乃果のこと馬鹿にしてぇ~!」
真姫「はいはい、今度ね今度」
穂乃果「よーっし占いの続きやるよ!」
真姫「えーまだやるの?」
穂乃果「今度はとっておきだよ!」
真姫「わかったわ、どんな占い?」
穂乃果「それはね……」 - 41 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/30(火) 23:44:31.86 ID:518L2En10
- 穂乃果「色占いだよ!」
真姫「……はぁ」
穂乃果「むっ、穂乃果の占い馬鹿にしたらだめだよ?」
真姫「当たるの?」
穂乃果「……海未ちゃんは恥ずかしくなってたかな……」
真姫「……?」
穂乃果「ことりちゃんも地味に恥ずかしがってたかも……」
真姫「それって占いなの?」
穂乃果「じゃあやってみるよ!」
真姫「はいはい、何色でもいいの?」
穂乃果「どんと来いだよ!」
真姫(赤……だと私のイメージカラーを聞いているようでいやね)
真姫(……よし)
真姫「じゃあ黄色で」
穂乃果「…………」
真姫「?」
穂乃果「シャアアアアァッ」 - 42 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/30(火) 23:49:41.86 ID:518L2En10
- 真姫「……猫?」
穂乃果「にゃぁ~ん」ゴロゴロ
真姫「ちょ、穂乃果!」
穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃん真姫ちゃぁ~んっ」スリスリ
真姫「近い近い近いっ!」グイグイ
穂乃果「負けないにゃ~!」
真姫「占いはどこ行ったのよ!」
穂乃果「……占いだよ!」
真姫「どこらへんが!」
穂乃果「……相性?」
真姫「なんで疑問形よ……」ハァハァ
穂乃果「真姫ちゃんと黄色の相性度は……」
穂乃果「70点!」
真姫「へぇ、どうして?」
穂乃果「もっとスキンシップを取るにゃ」ニコッ
真姫「うるさいっ!」ビシッ
穂乃果「いった~!」
真姫「あ、ごめん……」 - 43 : ◆S54RkZf7aI 2014/09/30(火) 23:53:53.38 ID:518L2En10
- 真姫(予想通りとはいえ……これはどうしよう)
穂乃果「じゃあ次の行ってみよう!」
真姫(……黄色が凛だとしたら……赤は私?)
真姫(いやいや、いきなり聞くのも……)
穂乃果「次は何色との相性占う?」
真姫「……青で」
穂乃果「オッケー! 青だねっ!」クルッ
真姫「振り向く意味あるの?」
穂乃果「脳内でイメージを……」
真姫(やっぱり)
穂乃果「……真姫」
真姫(呼び捨てなんて初めてね……)
穂乃果「真姫、体調はどうですか?」キリッ
真姫「へぇ、なかなか上手いわね」
穂乃果「何を言っているかわかりませんよ」ニコニコ
真姫(う……地味にキラキラして見えるのが腹立たしいわね……) - 44 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/01(水) 00:00:30.59 ID:p4ZZwIbE0
- 真姫(……良く考えれば、穂乃果がμ’sのメンバーをどう思ってるかがわかるってことね)
穂乃果「ふふ、真姫。とても可愛らしいですね」ススッ
真姫「……近いって!」
穂乃果「いいじゃないですか、真姫をこんなにも近くに感じられるなんて」スッ
真姫(……海未イメージちょっと耽美過ぎない!?)
穂乃果「真姫、目を閉じて……」
真姫「う……うん」スッ
真姫(何流されてるのよ私っ……)
穂乃果「えへへっ、ドキドキした?」
真姫「…………」
穂乃果「真姫ちゃん?」
真姫「……アソバナイデ!」
穂乃果「……でも、真姫ちゃんの事呼び捨てはどきどきしたかも!」
真姫「…………バカ」 - 45 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/01(水) 00:04:20.41 ID:p4ZZwIbE0
- 穂乃果「気になる点数は!」
真姫「え、まだやってたの……」
穂乃果「うーん80点!」
真姫「海未とは相性いいのね」
穂乃果「青だよ! も~~!」ジタバタ
真姫「青だったわね」フンッ
穂乃果「真姫ちゃんは押されると弱いっと……」
真姫「……穂乃果?」
穂乃果「ナンデモナイノヨナンデモ」
真姫「ものまね結構出来るのね……」
真姫(皆のこと……良く見てるの……かも) - 51 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 09:11:54.21 ID:+wq6LM/i0
- 真姫(凛と海未の評価はわかったわ)
真姫(次は3年生のほうがいいかな)
穂乃果「つ~ぎ~は~?」スリスリ
真姫「……ピンクで」
穂乃果「ピンクはイメージしやすいね!」
真姫「確かに、身近なピンクがいるからね」
穂乃果「真姫ちゃぁん……」ヒシッ
真姫「ど、どうしたの?」
穂乃果「穂乃果……ちょっとあっつくなっちゃって……」
真姫(あ、あれ? にこちゃんじゃないの……!?)
穂乃果「真姫ちゃん、ごめんね……」ドンッ
真姫「きゃっ!?」ドサッ - 52 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 18:17:10.17 ID:063vD60+0
- 穂乃果「真姫ちゃん……」フーッ
真姫「ひあっ……ちょ、ちょっと穂乃果!」
穂乃果「ねぇ、真姫ちゃん……穂乃果だけを見て……」ウルッ
真姫(忘れてたわ……蕩ける声のPrintempsに所属してるのよね穂乃果も……)
真姫(あぁ、なんかぼーっとしてきたわ……)
真姫(もう、委ねちゃおっと……)フッ
穂乃果「ほっのほっのほ~♪」
真姫「……」ジトー
穂乃果「笑顔届ける高坂穂乃果! 委員長だけど道端でよく転ぶっ!」
穂乃果「ほのっ♪」
真姫「…………」スタスタ
穂乃果「あ、あれ?」
真姫「台無しじゃないっっ!」スパーン
穂乃果「さっきより痛いっ!?」
真姫「あーもー! 意味分かんない!」
穂乃果「穂乃果だって叩かれ損だよ!」 - 53 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 18:21:47.65 ID:063vD60+0
- 真姫「全く、期待した私がバカみたいじゃない」
穂乃果「んんっ? 真姫ちゃぁん? 穂乃果に期待したのかなぁ?」ウッシッシ
真姫「くっ」
穂乃果「えっへへーピンクはお色気の色って教えてもらったからね!」
真姫「誰によ……」
穂乃果「にこちゃんだよ~」
真姫(一番色気がないじゃない……)
穂乃果「点数はー! 25点!」
真姫「……にこちゃんだから25?」
穂乃果「ぎくっ……い、いやだなーそんなわけないじゃん?」
真姫「図星のようね、やれやれ」
穂乃果「はいっ! 次!」 - 54 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 18:26:21.43 ID:063vD60+0
- 真姫(……誰をチョイスするかいよいよ難しくなってきたわね)
真姫(私を最後にする? いやいや、自分をメインディッシュに考えるなんて……)
真姫(でも、軽く扱われたら嫌よね、うん)
真姫(……蕩けるボイスを二連続で受けると耐えられる自信がないわ)
真姫(花陽とことりは除外……絵里か希……)
真姫「じゃあ紫で」
穂乃果「了解やよー!」
真姫「完全に希じゃない?」
穂乃果「違うよ! 紫のイメージだわさ!」
真姫「おばさんっぽいわよ」
穂乃果「もー! 集中させてよー!」
真姫「はいはい……」 - 55 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 18:36:13.92 ID:063vD60+0
- 穂乃果「ふふ……油断したね真姫ちゃん!」
真姫「あっ……しまった……!」
真姫(希といえばわしわしじゃない……! 油断したっ……)
穂乃果「わしわしぃぃぃ!」
真姫「んあっ……//」
穂乃果「おぉ……お?」
真姫「……何よ……///」
穂乃果「真姫ちゃんあんまりおっきくないね!」
真姫「うっさいばかーーーっ!」スパコーン
穂乃果「いだっ……でも真姫ちゃん軽いね」ヒョイッ
真姫「お、お姫様抱っこ……」カァ-
穂乃果「紫穂乃果は力持ち!」
真姫「何よそれ」フフ
穂乃果「うーんなんだろうねっ♪」アハハ - 56 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 18:42:32.59 ID:063vD60+0
- 真姫「で? 何点よ」
穂乃果「78点!」
真姫「……あんまり聞きたくないけど理由は?」
穂乃果「スピリチュアルやね!」
真姫「うん、全部終わったら覚えておきなさいよ」
穂乃果「よっと」トサッ
真姫「お姫様抱っこなんて……初めてよ」
穂乃果「海未ちゃんくらいしか穂乃果のこと持ちあげれないから……」
真姫(イラッ)
真姫「ふん、私がやってあげるわよ」グッ
穂乃果「わわっ、真姫ちゃん! ムリしないで……!」
真姫「無理じゃっ……ないわよっ……」ググッ
穂乃果(あれは無理してる……どうしよどうしよ!) - 57 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 19:43:09.75 ID:063vD60+0
- 穂乃果「次は白ね!」
真姫「いみっ…………わかんないことっ!」グググッ
穂乃果「真姫ちゃん……もうやめておねがぁい♪」
真姫「わわっ!?」ドサッ
真姫「ハーハー……はぁはぁ……」
穂乃果「真姫ちゃんて首筋柔らかいね……」
真姫「はぁ……はぁ……んっ、うるさい!」
真姫(なんで穂乃果のこと持ちあげられないのよ……)
穂乃果「でもぉ……真姫ちゃんには真姫ちゃんしか出来ないことが有りますっ」キャピキャピ
真姫(脳に響く声ねやっぱり……落ち着くわね)
穂乃果「はいっ!」
真姫「鍵盤ハーモニカ……わかったわよ」
穂乃果「~♪」 - 58 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 20:06:32.90 ID:063vD60+0
- 穂乃果「やっぱり真姫ちゃんのピアノはいいなぁ……」
真姫(結構肺活量がいるわね……)
穂乃果(眠くなってきちゃった……)
~~♪
穂乃果「スースー」
真姫「……穂乃果寝ちゃったわね」
真姫「ん、机の上に本があるわね、なになに……?」
『よく分かる占い……これで楽しい会話をしよう!』
真姫「なにこれ……あぁ、気でも使ってくれたのかしらね」
穂乃果「もう食べられないよ……」ムニャムニャ
真姫「……普通でいいのにね、ありがと」ナデナデ - 59 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 20:17:10.35 ID:063vD60+0
- 真姫「こうしてみると……に可愛いわね穂乃果って」
真姫「髪もさらさらだし、手入れとかもしっかりしてるのかな」サワサワ
真姫「ほっぺた柔らかい……」ツンツンプニプニ
穂乃果「んん……」ゴロン
真姫(ドキッ)
真姫「正面から見ると……大人っぽい……かも」
穂乃果「えへへ……」スピー
真姫「海未やことりが知らない穂乃果っているのかしら」
真姫「やっぱり癪ね……」ツンッ - 60 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 21:29:05.59 ID:063vD60+0
- 真姫(キスとかしたら……)
真姫「不意打ちとかは卑怯よね……」
真姫「あぁ……でも……」
真姫「…………」
真姫「はぁ、馬鹿らしいわ。穂乃果で欲求を満たすためだけにそんなこと考えるなんてね」
真姫「いいじゃない、こういう表情を見るのだって楽しいコトよ」
穂乃果「すやすや」
真姫「人がどんな気持ちで見てるかも知らないで……ねぇ」ナデナデ - 62 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 21:41:41.57 ID:063vD60+0
- 真姫「ほんと、穂乃果に誘われてよかったと思ってるわ」
真姫「貴女は知らないだろうけど私のことを救ってくれてるのよ」
真姫「確かに最初は……何この人って感じだったんだけどね」
穂乃果「…………」クー
真姫「知らないうちに皆を引っ張っていってくれて」
真姫「穂乃果、ありがとう」
真姫(起きている貴女に面と向かって言えたらどれだけいいなって思う)
真姫「でも、寝てる穂乃果に言えるのが精一杯」
真姫「素直になれればなって思うわ」ハァ - 63 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/05(日) 21:55:14.44 ID:063vD60+0
- 真姫「一年しか違わないのに、こんなに性格も何もかも違うものなのね」
真姫「……いや、μ’sの皆の根っこは同じかな……」
穂乃果「……ぐぅ」
真姫「ふわぁ……」
真姫「私も眠くなってきちゃった……」
真姫「寝ようっと……おやすみ穂乃果」クゥ - 71 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 18:30:53.17 ID:OxYU8/oq0
- 真姫(ん……長い時間寝てたかも……)
真姫(あれ、ベッドに寄りかかってただけなのに布団の感触が……)
真姫「ん……」ウスメ
穂乃果「真姫ちゃんって髪綺麗だなぁ」ナデナデ
真姫(ななな、なんで膝枕!?)
穂乃果「これで一年生……羨ましい……」ナデリナデリ
真姫(でも気持ちいい……寝てるフリしておこうかな)
穂乃果「ねぇ、真姫ちゃん。ありがとね」 - 72 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 18:38:52.58 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「穂乃果もピアノ弾きたいなー!」
真姫「……弾けるわよ穂乃果も」
穂乃果「うぇっ!? 真姫ちゃんおはよう?」
真姫「ん、ごめんね。寝ちゃってたみたい」
穂乃果「ううん、穂乃果も真姫ちゃんのピアノ聞いてたら寝ちゃってたから」タハハ
真姫「ところで今何時?」
穂乃果「あっ……10時だよ……」
真姫「もうそんな時間ね。帰らないと……」グイッ
真姫「えっ?」
穂乃果「ねね、真姫ちゃん。明日土曜日だし泊まっていこう!」
真姫(期待してなかったと言ったら嘘になっちゃうわね)
真姫「泊まってくわ、穂乃果」
穂乃果「今日は夜通し喋れるねっ!」
真姫「う、うん」ドキ - 73 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 18:46:48.62 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「色占いだけど続きどうしよっか?」
真姫「うーん、もういいわ」
穂乃果「えーっ!? 理由は?」
真姫「なんていうかね、穂乃果がどう思ってるかが見えるのがわかるからかな」
穂乃果「あはは、やっぱりバレちゃうよね……」
真姫「ピンクはどうしてああなったのよ……」ハァ
穂乃果「ちょっとお色気を……」
真姫「……」ジー
穂乃果「な、なに?」
真姫「穂乃果は健康的な色気があるから大丈夫よ」
穂乃果「健康的な?」
真姫「ま、元気にしてれば魅力的ってことよ」
穂乃果「真姫ちゃん穂乃果の事良く見てるねっ!」ニコッ
真姫「別に、そんなんじゃないわよ! きっと……」 - 74 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 18:55:30.28 ID:OxYU8/oq0
- 真姫(あぁ、でも紅色の私は見たかったかな)
真姫(あれ、スカーレットは……緋色だったかしら)
穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃん! じゃあご飯食べに行こう!」
真姫「えぇ、ごちそうになるわ」
真姫(別に、瑣末なことよね)
真姫(今が一番楽しいから)
穂乃果「わぁ……」
真姫「量が凄いわね」
穂乃果「イチゴがいっぱい……」
真姫「誰かの誕生日かしら?」
雪穂「お母さんが真姫さんいるから張り切っちゃって」
ほのママ「こら、雪穂。余計なことは言わなくていいの!」
穂乃果「あはは……」
真姫「ありがとう……ございます。穂乃果のお母さん」ペコリ - 75 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 19:59:24.41 ID:OxYU8/oq0
- 真姫(家族での食事……ね)
穂乃果「雪穂いただきっ!」
雪穂「あーっ! 私のイチゴが!」
ほのママ「こらっ! 穂乃果!」ペシッ
穂乃果「いたっ!」
ほのパパ「……」モシャモシャ
真姫(手作り……うちは料理人がいるから……)フゥ
穂乃果「ん? 真姫ちゃんお腹痛いの?」
真姫「いいえ、ちょっと感傷に浸ってただけよごめんなさいね」パクパク
ほのママ「お口にあう?」
真姫「えぇ、とても……とっても美味しいです! 特にトマト!」
ほのママ「あらあら、良かったわ」ニッコリ
雪穂「真姫さんは礼儀正しいなぁ。どこかのおねえちゃんも見習ってほしいな~」チラッ
穂乃果「ふーんっ! 穂乃果はいっぱい食べるからいいもん! おかわりっ!」 - 76 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 20:13:48.59 ID:OxYU8/oq0
- ――――1時間後――――
穂乃果「た……食べ過ぎた……」ドサッ
真姫「そりゃあ調子に乗って3回もおかわりしたらそうなるわよ」ハァ
穂乃果「うぐぐ……何も言い返せない……」
真姫「美味しかったわ……なんか懐かしかった」
穂乃果「……? 楽しんでくれたなら良かったよ!」
真姫(お母さん料理作ってくれるかな)
穂乃果「お風呂にする? まだ喋る? それとも……ほ の か?」
真姫「……さて、本でも読もうかしら」
穂乃果「うあぁぁっ!? ごめんなさい!」ガバァ
真姫「冗談よ」フンッ - 77 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 20:23:23.36 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「にしても日曜日になる前に泊まっちゃったね」
真姫「そうね」
穂乃果「突然でごめんね?」
真姫「謝るなんてらしくないわよ」
穂乃果「そうかなぁ」
真姫「そうよ。というか私は……泊まりたかったから」
穂乃果「えっへへ♪」
真姫「なによ……」
穂乃果「楽しんでもらえて嬉しいなって♪」ニコニコ
真姫「……楽しいわよ」ボソ
穂乃果「今のもっかい!」
真姫「もう言わない!」 - 78 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 20:33:09.33 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「あ、お風呂沸いたみたい。真姫ちゃんお先にどうぞ」
真姫「えぇっ、悪いわよ。穂乃果からどうぞ」
穂乃果「ほらほら、真姫ちゃんはお客さんなんだから先だよ先!」グイグイ
真姫「お、押さないで!」
穂乃果「じゃあ何かあったら呼んでねー」ピシャッ
真姫「強引なんだから……」スルッ
真姫(人の家のお風呂初めてかも)パサッ
真姫「……緊張するわね」ザバッ
真姫「温かいわ……」チャプン
真姫「ふぅ……」 - 79 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 20:38:06.13 ID:OxYU8/oq0
- 真姫(気持ちいいわ……)
真姫「あ」
真姫「私着替えまでは持ってきてない……」
真姫「制服でいいわよね……」
真姫(1年前まで誰かの家でこんな親密になんて思ってもみなかった……)
真姫「こんなまったりとした日々が続けば……いいわね」
穂乃果「まっきちゃーん! 背中流しに来たよーっ!」バァン
真姫「」 - 80 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 20:48:28.03 ID:OxYU8/oq0
- 真姫(なんで来るのよ馬鹿!)ブクブク
穂乃果「真姫ちゃん潜ったら背中流せないよー!」
真姫「穂乃果!」ザバァッ
穂乃果「わぁ……真姫ちゃんすべすべ……」
真姫「どこ見てんのよ!」
穂乃果「……穂乃果も落ち着いたし……まぁ座って座って」
真姫「……わかったわよ」
真姫(私を見てドキドキしたってこと……?)
穂乃果「せっかくだから頭から行くよー!」シャコシャコ
真姫「んんっ……」
穂乃果「お痒いところはありませんかー?」
真姫「ない……わ……」
穂乃果「それでは流しますー!」ザーッ - 81 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 20:54:00.94 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「次は背中です!……あむっ」
真姫「ひぁっ!?」
穂乃果「あ、つい……」
真姫「つい、でかじりつく人がいるわけ無いでしょ!」
穂乃果「憧れる背中だなって思っちゃって……」
真姫「しょ、しょうがないから許してあげるわ」
穂乃果「えへへ」ゴシゴシ
穂乃果「今日はいろんな真姫ちゃんが知れて穂乃果は嬉しかったよ」
真姫「そ、良かったわね」ツン
穂乃果「ちょっと冷たい真姫ちゃんも好きだよ」
真姫「~~~っ///」
真姫「早く上がるわよ!」
穂乃果「えぇ~もうちょっとー!」
真姫「ほら!」 - 82 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:00:49.67 ID:OxYU8/oq0
- 真姫「そういえば穂乃果」
穂乃果「どうしたの?」
真姫「……布団は?」
穂乃果「えっ? 一緒に寝るんだよ?」
真姫「やっぱりね……」
穂乃果「ほら、おいで!」
真姫「……うん」ゴソゴソ
穂乃果「ちょっと狭いかな」
真姫「穂乃果が温かいからいいわよ」
穂乃果「恥ずかしいよ、真姫ちゃん」
真姫(こんなに近くに……色々熱くなりそう)
真姫「服ありがとね。洗って返すわ」
穂乃果「気にしなくてもいいのに」
真姫「私が気にするのよ」 - 83 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:06:52.33 ID:OxYU8/oq0
- 真姫「そういえば、色占い楽しかったわよ」
穂乃果「研究したかいがあったかなっ!」
真姫「私色の穂乃果は見てみたかったけどね」
穂乃果「今……する?」
真姫「結構よ。自分で見ていくことにするわ」
穂乃果「ちなみに花陽ちゃんだったらおにぎり握ったかも」
真姫「太るわよ穂乃果」
穂乃果「うぐっ、ダイエットするもん!」
真姫「また、口だけなんだから」クスクス
穂乃果「そうかもねぇ」ウフフ - 84 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:14:18.33 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「あ、色占いやったけど……」
穂乃果「真姫ちゃんは何色の穂乃果が好き?」
真姫「難しいわね」
穂乃果「選べるのは一色ね! 全部とかなしだよ!」
真姫「じゃ、じゃあ……」
真姫(……素直に言おう)
真姫「私は穂乃果色が好きよ」
穂乃果「……あ、あれ穂乃果そんな色で占いしたっけ……?」
真姫「えぇ、ずーっと最初からその色よ」
穂乃果「……真姫ちゃん」
真姫「ん……」
穂乃果「恥ずかしいから禁止ね……//」
真姫「はいはい。わかってるわよ」 - 85 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:20:57.32 ID:OxYU8/oq0
- 穂乃果「あれだけ寝たのに眠くなってきたね……」
真姫「えぇ、お肌にも悪そうだし寝ましょうか」
穂乃果「日曜日どうしよう?」
真姫「うん、皆で遊ぶのも悪く無いわね」
真姫(私一人だけ独占っていうのはフェアじゃないからね)
穂乃果「皆でお泊りでもする?」
真姫「穂乃果の家で?」
穂乃果「うんっ」
真姫「……それは駄目かな」
穂乃果「えぇっ!?」
真姫「私の家に来なさいよ」
穂乃果「いいアイディアだね!」
真姫「ふふ、最高のおもてなしをしてあげるわよ」
穂乃果「真姫ちゃんの家入るの初めて!」 - 86 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:26:30.08 ID:OxYU8/oq0
- 真姫「いつもは別荘だったからね」
穂乃果「別荘羨ましいなぁ」
真姫「入りたければいつでもいいわよ」
穂乃果「うん……」
真姫「眠そうよ、無理しないの」
穂乃果「うん、おやすみ……」
真姫「おやすみ、穂乃果」 - 87 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:30:14.49 ID:OxYU8/oq0
- 今日はいろんな穂乃果を見ることが出来た。
まだまだ知らない穂乃果がたくさんいる。
そんな穂乃果を、新しい穂乃果を発見していって、
楽しい毎日を過ごすことができたらいいなって漠然と思う。
「今日はありがとう、穂乃果」
眠ってる穂乃果に話しかける。
もちろん返答はない。
あぁ、そうだ。今度は私の好きな星を紹介しよう。
少しずつ、素直な私も見てもらおう。
決めたわ。日曜日は天体観測ね。
じゃあ今日は……もうおやすみなさい。
FIN - 88 : ◆S54RkZf7aI 2014/10/12(日) 21:31:50.83 ID:OxYU8/oq0
- お疲れ様でした。ほのぼのって難しいですね。
見てくださって有難うございました。
それでは、また次の作品で。 - 89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/12(日) 21:56:46.01 ID:Qno1qgyoO
- 乙

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