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ゆっこ「お昼だー!」麻衣「じゃ、行こっか」ゆっこ「うん!」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:10:44.65 ID:Pr7PIQnX0
みお「さて、お昼ご飯にしますか……あれ、ゆっこと麻衣ちゃん、どこ行くの?」

ゆっこ「え? あ、ちょっと、屋上にね……」

なの「屋上に? どうしてですか?」

ゆっこ「ど、どうしてって……その……」

麻衣「……お弁当食べながら二人で勉強する」

ゆっこ「そ、そう! それそれ!」

みお「そんなの教室でやればいいのに……」




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:13:12.36 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「あ、だから……ほら、屋上の方が集中できるじゃん!」

みお「いやいや、風とかあるし全然集中できないでしょ、普通」

ゆっこ「だ、だから……その……」

麻衣「とりあえず、行ってきます」

ゆっこ「あ、ま、麻衣ちゃん引っ張んないでよー!」

 カシャン

みお「……何か、よくわかんないまま行っちゃった」

なの「何だったんでしょう……?」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:15:31.30 ID:Pr7PIQnX0
なの「それにしても、これじゃ、今日は長野原さんと二人でお昼ご飯ですね……」

みお「うん。なーんかくっ付けた机が狭く見えるねー……」

なの「ちょっと寂しい感じがしますね……」

みお「こういうときは……安中さーん!」

安中「?」

みお「一緒にお昼ご飯食べない?」

安中「あ、うん。いいけど……どうしたの?」

なの「あ、実はですね……」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:17:52.70 ID:Pr7PIQnX0
安中「へー、あの二人だけ屋上かぁー……」

みお「うん。だから二人だけになっちゃって……人数は多い方が楽しいし、一緒にどうかな、って思ってさ」

安中「ありがとー。じゃあ一緒に食べよっか!」

みお「あ、椅子はゆっこの使っちゃっていいよ」

安中「うん、じゃ、遠慮なく……あれ?」

なの「? どうかしましたか?」

安中「イスの上に箸箱が落ちてる……箸入りで」

みお「それ……ゆっこの?」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:20:15.20 ID:Pr7PIQnX0
みお「そーいえば、さっき麻衣ちゃんに引っ張られて行ったときに『カシャン』って音したよね」

なの「そのときにお箸落としちゃったんですね……」

安中「じゃ、届けに行った方が良いよね。今頃困ってるだろうし」

なの「そうですね。あ、もういっそ、みんなで屋上で勉強しながら食べません?」

みお「お、いいねー、学生の昼休みって感じじゃん」

なの「さて、じゃあ、荷物まとめて行きますか」

みお「うん!」

安中「屋上でお昼ご飯なんて初めてだから楽しみだなあ……」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:21:23.33 ID:Pr7PIQnX0
安中「ここが屋上の入り口かぁ……」

みお「さて、ちゃんと勉強してるのかな、ゆっこ……」

 ガチャ

ゆっこ「や、やっぱり恥ずかしいって……」

みお「!?」

なの「!?」

安中「!?」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:23:40.58 ID:Pr7PIQnX0
みお「い、今……勉強してるとは思えない発言が聞こえた気がするんだけど……」

安中「……も、もうちょっとドア開けて、屋上覗いてみない……?」

みお「う……うん……」

 キィ


ゆっこ「た、確かにお箸忘れちゃったけど、麻衣ちゃんが食べ終わったらお箸貸してくれればいいわけで……」

麻衣「……」

ゆっこ「……」

麻衣「……」

ゆっこ「わ、わかりました……」

麻衣「じゃあ……はい、あーん」

ゆっこ「あむ……///」


みお「」

なの「あわわわわわ……///」カァァ

安中「ええーっ……」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:25:40.71 ID:Pr7PIQnX0
みお「あ、あーんて、あーんって!?」

なの「あああああ、あれですよ! お箸忘れちゃったから仕方なくですね!///」

みお「だ、だよね! 早くお箸届けてあげないとね!」

安中「で、でも、何か幸せオーラが漂ってたんだけど!」

みお「た、確かに見た目まるで恋人同士だったけどさ!」

なの「こ、恋人同士……相生さんと水上さんが……」ぷしゅー

みお「な、なのちゃん、大丈夫!? 変な煙出てるよ!?」

安中「きょ、教室戻ろう!」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:28:25.84 ID:Pr7PIQnX0
なの「うう……だいぶ落ち着きました……」

みお「まったく……何やってんだあの二人は……」

安中「……ひょっとして、二人っきりになるために屋上行ったとか……?」

なの「ま、まさか……そんなことあるわけないじゃないですかー……///」

みお「……」

なの「な、何で真剣な顔で悩んでるんですか! ち、違いますよね!? ねえ安中さん!?」

安中「ええーっ!? こ、ここで振られても!」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:30:24.03 ID:Pr7PIQnX0
安中「さ、さっきのは一回忘れてさ、話題変えよう!」

なの「そ、そうですね……」

安中「あ、そうだ! 実は、こないだ商店街の福引で、遊園地のチケットが当たったんだ!」

みお「へー、すごいじゃん」

安中「それで、四人分なんだけど、今度の日曜日にみんなで行かない?」

みお「いいねー。でも四人分か……あと一人誘いたいけど……」

安中「あの二人のうち片方一人だけってのは……ちょっとなぁ……」

みお「うん……」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:32:55.20 ID:Pr7PIQnX0
なの「あの、じゃあ、はかせ連れてきてもいいですか?」

安中「はかせ?」

みお「ああ、なのちゃんちにいる女の子だよ」

安中「へー、私も会ってみたいなー……」

なの「じゃあ、連れてきていいですね?」

安中「うん。せっかく四人分あるんだし」

なの「ありがとうございます! はかせもきっと喜びますよ!」

なの(あ……阪本さんどうしよう……お留守番してもらうしかないかな……)


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:37:24.41 ID:Pr7PIQnX0
 ガラガラ

ゆっこ「た、ただいまー///」

麻衣「……」

みお「お、おかえりー」

みお(……ゆっこ……微妙に頬染めてる……?)

みお(さて……屋上のことは触れないとして……日曜日の遊園地のことはどうしよう……?)

みお(誘わないとはいえ、内緒で行くってのもアレかなぁ……?)

みお「あ、あのさー、ゆっこ。今度の日曜日なんだけど……」

ゆっこ「うぇっ!?」

みお「!?」

ゆっこ「にに、日曜日がどうかしたの!? 私、別にどこにも出かけないよ!? 家でゆっくりしてるよ!?」

みお「あ、いや……別に何でもないよ……」

ゆっこ「そ、そう……?」

みお(……日曜日に何かあるのか……?)


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:41:16.47 ID:Pr7PIQnX0
 日曜日

なの「もう! はかせがなかなか起きないから、待ち合わせの時間ギリギリになっちゃったじゃないですか!」

はかせ「だって昨日、わくわくして眠れなかったんだもん!」

なの「まったくもう……あ、長野原さーん! 安中さーん!」

みお「あ、な、なのちゃん!?」

安中「しーっ!」

なの「? どうかしたんですか?」

みお「いや、その……あっちに……」

はかせ「あ! ゆっことサメの絵くれた人だー!」

なの「!?」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:45:17.11 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「は、初デート……だね」

麻衣「うん」←嬉しい

ゆっこ「いやー、遊園地なんてありきたりな発想しかできないのは許してヒヤシンス」

麻衣「……ゆっこが行きたい場所なら、どこでも大丈夫」

ゆっこ「……ふへへ、ありがと」

麻衣「……」

ゆっこ(それにしても……今日は結構短いスカート穿いてきたなー、麻衣ちゃん……///)

ゆっこ(いかんいかん……視線をそっちに向けるな……)


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:47:21.31 ID:Pr7PIQnX0
はかせ「ゆっこー!」

みお「だ、駄目だよはかせ! 二人に近づいちゃ!」

はかせ「えー、何でー?」

みお「何でって……何でだろう、安中さん!?」

安中「ええーっ!?」

はかせ「ねえ、何でー!?」

安中「え、えっと……そうだ! はかせ、だよね? 私と会うのは初めてじゃない?」

はかせ「あー、ほんとだ! 初めましてだ!」

安中「じゃあ、まずは自己紹介しよっか!」

はかせ「するー!」

みお(う、上手く話を逸らした!)


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:51:41.22 ID:Pr7PIQnX0
なの「あの……二人は誘ってないんじゃ……」

みお「うん……でも、こないだの屋上の一件と、その後の日曜日という単語に関する異常な反応から考えると……」

なの「か、考えると……?」

みお「……内緒でデートしに来たとか」

なの「デ、デデ、デート!?」カァァ

みお「……どうしよっか……どうにかバレないようにしないと……」

なの「え、ま、まさか、このままバレないように行く気ですか!? 絶対私たちの存在バレて気まずい沈黙マミムメモになりますよ!?」

みお「いや、しかし……」

なの「こ、ここは、一回合流しちゃって、その後バラけた方が……」

みお「いや……それだと二人の邪魔するみたいで嫌だし……」



はかせ「はかせです。なのを作りました」

安中「ええーっ!?」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:55:34.29 ID:Pr7PIQnX0
なの「結局……二人に気付かれないまま、後を追う形で遊園地に入っちゃいましたね……」

はかせ「ねー、結局どうして二人に会っちゃだめなのー?」

みお「だ、だから……それは……安中さん! どうして!?」

安中「ええーっ!?」

安中「つ、つまり……ふ、二人は……」

はかせ「二人は?」

安中「……ハ、ハンターなんだよ!?」

みお「!?」

安中「そう! ハンターに見つからないように遊園地を逃げ回るゲームをやってるんだよ!」

はかせ「おおー! 何か面白そう!」

みお(それ何て逃走中?)


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:57:58.93 ID:Pr7PIQnX0
みお「しかし……二人から離れすぎたら、二人を見失って、その後鉢合わせする危険性があるよね……」

安中「二人を確実に視界に入れつつ動かないとね……」

はかせ「じゃあ、このまま後ろを付いて行けばいいと思うんだけど!」

なの「……何か、尾行してるみたいですね……」

みお「でも、それが一番安全かなぁ……」

安中「何だか、思ってた遊園地と違う感じになっちゃったね……」

みお「ま、まあ、気付かれないようにしながら、私たちも遊園地を楽しめばいいんだよ!」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 21:59:58.26 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「やっぱり、遊園地といえばジェットコースターだよね!」

麻衣「……」

ゆっこ「あ、麻衣ちゃん、ひょっとしてジェットコースター、ダメ?」

麻衣「……大丈夫」

ゆっこ「……表情から、本当に大丈夫なのか強がりなのか、いまひとつ判断できないんだけど……」

麻衣「……なら……」

ゆっこ「へ?」

麻衣「……ゆっこと一緒なら……大丈夫」

ゆっこ「!!」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:04:38.94 ID:Pr7PIQnX0
はかせ「ジェットコースターだ! 乗る乗るー!」

みお「まあ、後ろの座席にいればバレないかな……って、はかせ! あそこで身長測ってもらって!」

はかせ「?」

安中「見た感じ平気だと思うけど、身長が足りないとジェットコースターに乗れないから……」

はかせ「!!」

はかせ「の、乗れなかったら嫌なんだけど!」

なの「はかせが乗れなかったら私も乗りませんから、さ、身長測ってきてください」

はかせ「うう……」

みお「あー、それから、なのちゃん?」

なの「はい、何ですか?」

みお「非常に言いにくいんだけど……背もたれのある座席に乗れる?」

なの「!!!」

なの「……」ジワ……

みお「あ、ちょ、ちょっとなのちゃん! え、えっと……助けて安中さん!」

安中「ええーっ!?」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:06:58.31 ID:Pr7PIQnX0
安中「で、でも、これそう簡単に外れないんじゃ……」グッ

 すぽっ

安中「ええーっ!?」

みお「あっさり抜けた!?」

なの「え? ほ、本当ですか!?」

安中「う、うん……ほら、これ……」

なの「! やったー!」



係員「身長は大丈夫みたいだよ」

はかせ「やったー!」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:08:48.76 ID:Pr7PIQnX0
 ガタンガタン……ガタンガタン……

 ガタン……ゴーッ!

 うぉー!

 ……

 キャーキャー!

 うわーっ!

 ぎゃー!?

 わぁー!

 ええーっ!?

 ガタン……ガタンガタン……


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:13:10.13 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「っひゃー、すごい風圧だったねー。髪の毛結構ぼさぼさになっちゃったよー」

ゆっこ「こことここと……こんなんで直ったかな」

麻衣「……ゆっこ」

ゆっこ「んー?」

麻衣「……」ずいっ

ゆっこ「わっ、ちょっ、な、何!?///」

麻衣「ここも……跳ねてる」

ゆっこ「あ……ありがと……///」


なの「」

みお「な、なのちゃん大丈夫!?」

はかせ「楽しかったー! ガーってなって、ドバーってなって!」

安中「あ、二人が行っちゃう!」

係員「ちょっとお客さん、手荷物のネジ忘れてますよ!」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:16:31.55 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「コーヒーカップやろーよ! 久々に本気出して回すからねー!」

麻衣「……回しすぎ、注意」

ゆっこ「わかってるって!」


みお「コーヒーカップか……回ってるときに近づいたら気付かれちゃうかもしれないし、これは遠くから見てようか……」

はかせ「えー! はかせもコーヒーカップでぐるぐるやりたいんだけど!」

なの「ま、また今度来たときにしましょう? ね?」

はかせ「はかせは今やりたいんだけど!」

みお「うむむ……安中さん!」

安中「ええーっ!?」

安中「えっと……はかせ! あっちでポップコーン買おう!」

はかせ「ポップコーン! 買うー!」

安中「じゃ、行って来るね」

なの「すみません、お願いします」

みお「安中さんがいてくれてよかった……」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:20:06.18 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「いぇーい!」ぐるぐる

麻衣「……」

ゆっこ「おりゃりゃりゃりゃー!」ぐるぐる

麻衣「……」

ゆっこ「よっしゃー! もう一丁!」ぐるぐる

麻衣「……」

ゆっこ「あはははは!」ぐるぐる


ゆっこ「オウェ」

麻衣「ゆっこ、大丈夫?」

ゆっこ「だ、大じょ……うぷ」

麻衣「あっち……ベンチがある……」

ゆっこ「そ、そこで一旦休憩……」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:23:10.63 ID:Pr7PIQnX0
みお「あの様子じゃ、回しすぎて酔ったな、ゆっこ……」

なの「大丈夫でしょうか……?」

みお「大丈夫だよ、ゆっこはバカだから」


はかせ「はかせはキャラメル味にしたけど、はるなのは何味?」

安中「開けてみてからのお楽しみ、くじ引きポップコーンっていうのを買ってみたんだ」

はかせ「おおー!」

安中「何味なのかすっごく楽しみだ……」

 ぱく

安中「ええーっ!?」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:24:34.65 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「うう……目の前がぐるぐるする……」

麻衣「……少し、横になる?」

ゆっこ「うん……」

麻衣「じゃあ……」トントン

ゆっこ「えぅ?」

麻衣「膝枕、してあげる」

ゆっこ「……え? い、いやいや! いいよ、そんなの……」

麻衣「……」

ゆっこ「……」

麻衣「……」

ゆっこ「お、お邪魔しまーす……」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:28:19.30 ID:Pr7PIQnX0
なの「あ、あ、相生さんが水上さんに膝枕されてますよ!///」カァァ

はかせ「ただいまー。あれ、ゆっこ、ベンチで寝てるの? 熱でも出したの?」

みお「あ、いや、はかせにはまだ早いと思うから!」

はかせ「? でも、熱出したんなら病院に行かないと……」

みお「安中さん! もう一回お願い!」

安中「ええーっ!?」

安中「えっと……はかせ! ポップコーン食べたら喉乾かない? ジュース買いに行こうよ!」

はかせ「行くー! いちごジュース買うー!」

安中「じゃ、もう一回言って来るね……」

みお「うん……何かごめんね……」

なの「あ、相生さんが……水上さんが……///」ぷしゅー


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:32:41.66 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ(あわわ……ま、麻衣ちゃんのふとももの感触が……///)

ゆっこ(っていうか、今日麻衣ちゃんミニスカートだから、露出した脚の部分がかなり目の前にあるんですけどー!?///)

ゆっこ(あ、仰向けになろう! そうしよう!)ゴロ

麻衣「……」

ゆっこ(いやいやいやいや! このアングルも何か! 何か胸に来るものがあるよ!///)

ゆっこ(で、でも、お腹の方に顔を向けたら……多分位置的にあそこに顔が近付くわけで……///)

ゆっこ(それだけは……それだけはダメだ……!///)

麻衣「……ゆっこ」

ゆっこ「は、はひっ!」

麻衣「……気分がよくなるまで、ゆっくりしてていいから」

ゆっこ「う……うん……///」

ゆっこ(落ち着け……落ち着くんだ私……!///)


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:34:53.58 ID:Pr7PIQnX0
なの「……」カァァ

みお「な、なのちゃん大丈夫? 顔真っ赤だけど……」

なの「は、はい……な、なんとか……」ぷしゅぅぅぅ……

みお「……煙が……」


はかせ「いちごジュースおいしー! はるなは何ジュース?」

安中「スペシャルミックスジュースってのを買ってみたんだ!」

はかせ「おおー! スペシャル!」

安中「どんな味なのか、すっごく楽しみだ……」

 ゴク

安中「ええーっ!?」


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:39:13.22 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「ふーっ……ありがと、たいぶ気分よくなったよ……」

麻衣「……よかった」

ゆっこ「そんじゃ、ま、次行きますか! あ、お化け屋敷とかどう?」

麻衣「いいよ」

ゆっこ「怖かったら、いつでもしがみついて来ていいからねー!」

麻衣「……」コクリ


みお「あ、動き始めた」

安中「あっちの方向だと……お化け屋敷かな?」

はかせ「お化け……屋敷……?」カタカタ

なの「だ、大丈夫ですよ、はかせ。つ、作り物のおばけですから……」ガタガタ

みお「……二人は、外で待ってていいよ?」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:41:12.11 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「おお……結構リアルだね……」

麻衣「……」ぎゅっ

ゆっこ「っと、ど、どったの?///」

麻衣「怖いから……しがみついた」

ゆっこ「や、確かにしがみついていいって言ったけど……」

麻衣「?」

ゆっこ「その……ま、麻衣ちゃんの……胸が……」

お化け四人「わっしょい!」

ゆっこ「どぅわぁ!?」

麻衣「きゃー」ぎゅっ

ゆっこ(ぼ、棒読みだー!? そして絶対これわざと胸を押し付けてきてるー!?)


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:43:39.99 ID:EGECaU55O
ちょくちょくOPネタ入れてくるなwww


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:45:22.49 ID:Pr7PIQnX0
みお「すっごいくっつてるなぁ、麻衣ちゃん……」

安中「ね、ねえ……あのお墓の後ろから、何か……」


麻衣「怖いね」ぎゅっ

ゆっこ「そ、そうだねー……で、でも、大丈夫だから、そんなにくっつかなくても……///」

麻衣「……怖いから、もっとくっついていい?」

ゆっこ「ま、まあ構わないけど、私の話、聞いてた?」

麻衣「……」ぎゅっ

ゆっこ(う、わ……み、耳に息がかかってる! かかってるから!///)


みお「うわ、さらにくっついた……」

安中「ね、ねえ、お墓の後ろから、え、え、ええーっ!?」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:49:07.95 ID:Pr7PIQnX0
麻衣「怖かったね」

ゆっこ「う、うん……私は恐怖と一緒に別の感情とも戦ってたけど……///」

麻衣「……」

ゆっこ「あ、あのー? 麻衣先生? もうお化け屋敷は出たし、そろそろ離れてもいいんじゃ……」

麻衣「……延長」

ゆっこ「カラオケじゃないんだから! ちょっ、周りの人に見られてるから!」

麻衣「……お昼、食べにいこっか」

ゆっこ「麻衣ペース!」



みお「ただいまー」

安中「怖かったー……途中でモヒカンの死体のモヒカンがずるっと抜けて……」

なの「はわわ……あ、相生さんに水上さんがあんなにくっついて……」ぷしゅーぷしゅーぷしゅー

はかせ「な、なのー!」

みお「あ、安中さん! 困ったときの安中さん!」

安中「ええーっ!?」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:53:03.39 ID:Pr7PIQnX0
安中「えっと……そうだ! はかせ、さっき買ったジュース、さっき渡したよね!?」

はかせ「う、うん。はかせのは飲んじゃったけど、はるなのはまだ残ってるよ……」

安中「それ飲ませて落ち着かせよう!」

はかせ「わかった! なの、これ飲んで!」

なの「あ、ありがとうございます……」

 ゴク

なの「ええーっ!?」

みお「それ何味なんだよ」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:56:21.62 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「カレー注文するとき、店員さんに絶対変な目で見られたよ……」

麻衣「食べるときは離れるから」

ゆっこ「当然だよっ!」


安中「お昼、同じお店で買うわけにはいかないよね。向こうにハンバーガーショップがあるから、買ってくるよ」

みお「本当? ありがとー。じゃ、私チーズバーガーで」

なの「じゃー、照り焼きお願いします」

はかせ「はかせははるなと一緒に行ってお店で決めるー!」

安中「私もお店で決めることにするよ。それじゃ、言って来るね」

みお「いってらっしゃーい」

なの「……あの二人、どんどん仲良くなって行きますね……」

みお「何か意外だ……」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:57:53.97 ID:J4Ba6iKN0
やだ微笑ましい


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 22:59:53.17 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「もむもむ……」

麻衣「ゆっこ」

ゆっこ「む?」

麻衣「あーん」

ゆっこ「ぶふっ!」

麻衣「……大丈夫?」ちょいちょい

ゆっこ「けほ……ま、麻衣ちゃん、それ好きだね……えほっ、けほっ!」

麻衣「……ゆっこは、嫌?」

ゆっこ「こほ……嫌っていうか……恥ずかし……こふっ」

麻衣「飲み物飲んで落ち着いて」

ゆっこ「う、うん……」ゴク

麻衣「さっきストロー交換したけど」

ゆっこ「ぼふぉっ!」


73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:04:18.53 ID:Pr7PIQnX0
みお「吹き出しまくってるなぁ、ゆっこ……」

安中「ハンバーガー買ってきたよー」

はかせ「サメのオモチャついてる奴買ってもらったー!」

安中「はい、チーズバーガーと照り焼きバーガー」

みお「ありがと。いやー、ゆっこと違って変な物買って来ないっていう安心感があるよー。あ、これ代金」

なの「私ははかせの分も合わせて……はい」

安中「どういたしまして」

はかせ「ねー、はるなは結局何バーカーにしたのー?」

安中「何が入ってるかわからない、くじ引きバーガー。何のバーガーが入ってるのか楽しみだなぁ……」

 ぱく

安中「ええーっ!?」


74: 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 :2011/10/27(木) 23:04:41.11 ID:22/AIcmm0
安中さんがいとおしい


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:09:17.61 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「さ、さて……お昼の後だし、何かゆっくりしたアトラクションにでも行く?」

麻衣「……あ」

ゆっこ「お、何かお目当てのアトラクションでも?」

麻衣「……あれ」

ゆっこ「あれって……おみやげ屋さんかー……女子高生らしくショッピングと洒落込みますか!」


みお「ゆっこたち、買い物するみたいだね……」

安中「私も何か買おうかな……リボンとか」

みお「いや、もう巨大な奴つけてるじゃん」

なの「あ、そういえば買い物済ませてない……はかせ、帰りにスーパー寄っていきましょうか」

はかせ「うん! サメチョコ買いたーい!」

なの「おかしは買いませんよ、この前買ったじゃないですか」

はかせ「この前買ったけどまた買いたいんだけど!」

なの「ダメったらダメです!」

はかせ「むー……いーもん! はるなが買ってくれるもん!」

安中「ええーっ!?」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:09:49.79 ID:eEnG3d8m0
まともな物買えよ安中・・・


79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:10:48.51 ID:xwLfFBiS0
リボン収集とか乙女やん


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:12:47.01 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「わー、かわいー」

麻衣「……ゆっこ」

ゆっこ「あ、何か良い物見つけた?」

麻衣「これ」

 つ「猫耳カチューシャ」

ゆっこ「……な、何か普通に女の子アイテムすぎて逆にびっくりなんだけど……」

麻衣「付けてみて」

ゆっこ「って、私がつけるんかい!」

麻衣「……」

ゆっこ「……」

麻衣「……」

ゆっこ「わ、わかったよ……」

 カチャ

ゆっこ「……ど、どう?」

麻衣「……イナフ」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:14:56.36 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「も、もう外していい?///」

麻衣「待って」

ゆっこ「な、何? 写真とかはNGだからね!」

麻衣「……猫の鳴き真似してほしい」

ゆっこ「なっ……!?」

麻衣「……」

ゆっこ「う……」

麻衣「……」

ゆっこ「……に、にゃー……///」

麻衣「……グッドイナフ」


82: 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 :2011/10/27(木) 23:15:44.14 ID:22/AIcmm0
good enough!!


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:16:10.36 ID:xwLfFBiS0
ふーん…(鼻血)


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:17:47.04 ID://qVgLe1O
グッド!イナフ!


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:18:16.37 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「くぅ~っ! 私だけこんな恥ずかしい思いするなんてずるい! 麻衣ちゃんも付けてよ!」

麻衣「……」

 カチャ

ゆっこ「さあ、猫の鳴き真似、どうぞ!」

麻衣「……にゃー」

ゆっこ「くぉっ……!?」

ゆっこ(な、何? ……この、尋常じゃない胸のときめき……)

麻衣「……にゃぁん?」

ゆっこ「ちょっ……」

麻衣「……にゃー、にゃー」

ゆっこ「ま、待って……」

麻衣「……にゃぅ……」

ゆっこ「―――っ!!」じたばた

麻衣「……」←楽しい


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:21:26.27 ID:Pr7PIQnX0
みお「何あれかわいい」

安中「い、意外な一面を見た気がする……」

なの「……萌えです」

はかせ「はかせが前にやったやつとどっちがかわいい?」

なの「うっ……」

はかせ「ねー、なのー、どっちがかわいい?」

なの「く……きゅ、究極の選択……っ!」


90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:26:11.78 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「あと乗ってないのは……あ、メリーゴーランドとかどう?」

麻衣「いいよ」

ゆっこ「じゃ、行こうよ!」

麻衣「……」


みお「メリーゴーランド……これも何かうっかり鉢合わせしそうだなぁ……乗り降りのときとか……」

はかせ「えー! また乗れないのー!?」

なの「す、すみません……」

はかせ「はかせもメリーゴーランド乗りたいんだけど!」

みお「困ったときの安中さん! 出番だよ!」

安中「ええーっ!?」

安中「あ、そうだ! 今ならコーヒーカップ乗りに行ってもいいよ、はかせ!」

はかせ「ホントに!? じゃ、行こう、はるなー!」

安中「あ、ちょ、ちょっと……じゃ、ちょっとあっち行ってるねー!」

みお「安中さんに任せれば何でもできるような気がしてきた」

なの「それはちょっと言い過ぎじゃ……」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:29:32.48 ID:Pr7PIQnX0
麻衣「……係員さん」

係員「はい」

麻衣「一つの馬に二人で乗っていいですか」

ゆっこ「ちょ、ちょっと麻衣ちゃん!?」

係員「まあ、構いませんけど……」

麻衣「だって」

ゆっこ「え、いや、だから……」

麻衣「……」

ゆっこ「……」

麻衣「……」

ゆっこ「麻衣ちゃん前と後ろどっち?」

麻衣「後ろ」


94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:34:36.18 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ(うわ……背中に麻衣ちゃんの感触が……///)

麻衣「……」ぎゅっ

ゆっこ(さ、さらにくっつきますか!? ちょっ……当たってる! 柔らかい物が当たってるから!///)

ゆっこ(うう……腰に回された腕の感触もなんかくすぐったいというかこそばゆいというか……?///)

ゆっこ(しかもこれ360度周りの人全員に見られてるわけで……///)

ゆっこ(うぁぁぁぁ……!!///)


ゆっこ「は、はふー……や、やっと終わった……」

麻衣「楽しかったね」

ゆっこ「う、うん……あ、もうこんな時間か……お昼と買い物のときに結構時間使っちゃったからな……」

麻衣「じゃ、最後に……あれ」

ゆっこ「……観覧車?」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:36:11.54 ID:xwLfFBiS0
はいきたー!!
観覧車きたよこれー!!


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:38:45.92 ID:Pr7PIQnX0
なの「あ、相生さんに水上さんが抱き着いて……」ぷしゅーぷしゅー

みお「いや、もうそろそろ慣れてもいいでしょ……」

安中「ただいまー」

みお「おかえりー……って、あれ? はかせは?」

安中「背中」くるっ

はかせ「Zzz……」

安中「コーヒーカップ回したら疲れちゃったって言って……寝ちゃった」

みお「あらら……結構夕方だし、そろそろ帰ろっか?」

なの「え、あの、二人はまだどこかに行くみたいですけど……」

みお「いいんじゃない? 最後ぐらい完全邪魔者無しで楽しませてあげようよ。無理して見張る理由もないし」

なの「……そうですね」

安中「それとも、もっと見ていたいとか?」

なの「そそ、そんなことありませんよ!?///」

みお(……ちょっと見たそうだな、なのちゃん……)


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:40:54.75 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「わー、夕日が綺麗だねー」

麻衣「うん」

ゆっこ「……あのさ、どうだった? ちゃんと付き合い始めてから、初デートだったけど……」

麻衣「……楽しかったよ」

ゆっこ「……本当に? 不満とか無い?」

麻衣「……一つだけ、あるかもしれない」

ゆっこ「あー、やっぱり? 今からでもリカバーできるならしたいけど……」

麻衣「……じゃあ……」



麻衣「キスして」


100: 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 :2011/10/27(木) 23:43:38.24 ID:22/AIcmm0
キマシタワー


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:44:36.20 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「……えぇえっ!?///」

麻衣「……やっぱり、嫌?」

ゆっこ「え、あ、いや、嫌じゃないけど! 全然嫌じゃないけど! その、心の準備が、まだ、ね……///」

麻衣「……準備ができるまで、待ってるから」

ゆっこ「……」

麻衣「……」

ゆっこ「……そ、その……ファーストキスなんだよね?」

麻衣「うん」

ゆっこ「……ファーストキスの相手で女の子で……後悔しない?」

麻衣「……ゆっこ」

ゆっこ「……な、何?」

麻衣「私はね……女の子が好きなんじゃないよ」



麻衣「ゆっこが好きなんだよ」


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:45:29.08 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「……」

麻衣「……」

ゆっこ「麻衣、ちゃん……」

麻衣「……」

ゆっこ「……目、瞑って……」

麻衣「……」

ゆっこ「……」

 チュ


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:48:23.62 ID:Pr7PIQnX0
 翌日

 教室

みお「ふー……昨日は何か大変だったなぁ……」

なの「ですね……二人に気付かれないように遊園地を歩き回ったり……」

安中「途中ではかせ寝ちゃったり、ね」

みお「ま、あの後二人がどうなったかなんて、知る由もないけど……」

ゆっこ「スラマッパギー!」

麻衣「……」

みお「っと、噂をすれば二人だ」

ゆっこ「? 噂って?」

なの「い、いや、何でもないですよ!」

安中「うん! 何でもない!」

ゆっこ「?」


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:49:55.72 ID:Pr7PIQnX0
麻衣「……みんな」

みお「? どったの? 麻衣ちゃん」



麻衣「昨日、同じ遊園地にいたよね」



ゆっこ「!?」

みお「!?」

なの「!?」

安中「!?」


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:52:28.44 ID:xmSgJuCG0
Oh...


108: 忍法帖【Lv=31,xxxPT】 :2011/10/27(木) 23:53:22.48 ID:22/AIcmm0
なんと


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:55:11.07 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「……みおちゃん、それ本当?」

みお「え……な、なんのこと、かな?」

麻衣「最初からずっと後ろにいた」

なの「ち、違いますよ! 偶然居合わせただけで……」

みお「なのちゃーん!!」

なの「あ゛っ!」

ゆっこ「……最初から……」

みお「こ、困ったときの安中さん!!」

安中「ええーっ!? む、無理だよ流石に!」

ゆっこ「最初から……全部……見られてた……」


111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/27(木) 23:58:11.49 ID:Pr7PIQnX0
ゆっこ「……」

ゆっこ「……」カァァ

ゆっこ「……」ぷしゅーぷしゅー

みお「ゆ、ゆっこ?」

ゆっこ「……っ!」ボンッ!


ゆっこ「っきゃ―――!!///」


なの「あ、相生さん!」

ゆっこ「いや―――っ!!/// きゃ―――っ!!///」

安中「お、落ち着いてー!」

麻衣「……」←楽しい


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/28(金) 00:01:13.01 ID:S4jmtTDO0
みお「で、その……すいませんでした!」

なの「お、お二人のデートを見てたわけじゃなくてですね!」

安中「鉢合わせしたら気まずくなると思って、必死に隠れながら遊園地で遊んでただけで……」

ゆっこ「もういいから……もう昨日の事忘れてくれればいいから……///」

みお「あ、いや、えっと……結局二人って……付き合ってるんだよね?」

ゆっこ「っ!」ボゥンッ!

麻衣「……うん」

ゆっこ「っ!!」ボォゥンッ!!

みお「何かゆっこが連続で顔真っ赤にして爆発してるんだけど……・」

麻衣「ゆっこは恥ずかしがり屋さんだから」


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/28(金) 00:03:13.25 ID:S4jmtTDO0
みお「ま、まあ……人を好きになるのは悪いことじゃないし……こそこそ隠れるようにしなくてもいいんじゃ……」

ゆっこ「気持ちの問題だよっ!」

なの「ご、ごめんなさい……」

ゆっこ「せめてクラスのみんなには内緒にして欲しい……」

安中「いやー、それは無理じゃないかな……?」

ゆっこ「……?」

みお「だってここ……教室だし……」

ゆっこ「あ」


クラス全員「……」ポカーン


ゆっこ「ぎゃ―――っ!!///」


麻衣「……」←楽しい


おしまい


118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/28(金) 00:09:24.65 ID:YmC6JrA50
>>1


最後のゆっこを想像するとカワイイ


119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/28(金) 00:11:57.11 ID:Sdu3o6xl0
伝えてくれ
乙であったと!!!


120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/28(金) 00:15:03.50 ID:Qg+btWG8O
>>1乙!





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  1. 名無し 2011/12/01(木) 23:08:51

    やべぇまい×ゆっことかhshs


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