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月島秀九郎「Angel Beats!」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:11:44.76 ID:uy3bPAa9O
音無「やっべ!集会に遅れる!」

―――SSS本部

バタン!
音無「はっ…はっ…はっ…はっ…」

ゆり「遅い!音無君」

日向「あと一分遅かったら罰ゲームのとこだったんだぜー音無」

音無「あぁ悪い…目覚まし止まってて……………?」

音無「…おいゆり、誰なんだアイツは」

月島「………」

ゆり「誰って…月島さんだけど」

月島「おはよう」

音無「……!?」




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:12:42.41 ID:uy3bPAa9O
音無「いや、当然のように言われても…俺は初めて会うんだ、紹介してくれないか」

日向「お前何言ってんだよ…月島さんとは前から友達だろ?」

ユイ「音無先輩そのギャグ面白くないです」

音無「待ってくれ……俺ホントにそこの月島って人を知らないんだ!」

ゆり「音無君…ギャグにしても、相手に月島さんを選ぶのはダメよ」

藤巻「そうだぜ、SSSを結成したのも暴走した直井を止めたのも、みんな月島さんのお陰じゃねーか」

音無「……!」


3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:13:24.61 ID:uy3bPAa9O
音無「わ……分かった…俺が遅刻したからドッキリを仕込んだんだな!?悪かったよ…参ったから月島を改めて紹介してくれ!」

高松「いつまでやっているんですか…失礼ですよ」

松下「これは音無が悪いな」

日向「そうだな、此処は素直に謝っておけよ音無」

椎名「浅はかなり…」

TK「Our hero・・・Anpanman!」

音無(違う…!……皆ドッキリでやってるんじゃない…本気で言ってるんだ………)


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:14:21.84 ID:uy3bPAa9O
音無「…みんなどうしちまったんだよっ!?月島なんて今まで居なかっただろ!」

大山「いい加減にしなよ音無君!」

音無「大山…!」(大山が怒った…)

ゆり「命令よ音無君、月島さんに謝りなさい」

藤巻「月島さんに謝れ」

直井「音無さん…今なら月島さんだって許してくれますよ……だから…」

音無「そんな…!」

ユイ「月島さんに謝ってください」

高松「月島さんに謝ってください」

大山「月島さんに謝りなよ」

松下「月島さんに謝れ」

日向「月島さんに謝れ」

藤巻「月島さんに謝れ」

音無「………!」ゾクッ


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:15:41.48 ID:uy3bPAa9O
音無「…おい、お前…!」ガシッ

月島「………」

皆「音無!」

音無「皆に何したんだよ……」

日向「音無やめろ!」

月島「音無くん……君こそどうしたんだ…莫伽なことをするもんじゃない」

音無「お前…」ギリギリ

松下「どっせい!上段正拳!!」

音無「ぐあっ」

シャキン
椎名「浅はかなり…!」ドスン!

音無「はぁ…はぁ…」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:17:34.35 ID:uy3bPAa9O
日向「音無…今なら月島さんだって許してくれるさ…だから……」

藤巻「月島さんに謝れ」

音無「俺は…こいつを知らない…!」

椎名「浅はかなり…」ギリ

音無「ぐあっ…!」

月島「待って皆。暴力はいけないよ」

椎名「……!」パッ

音無「はぁ………はぁ…」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:18:31.51 ID:uy3bPAa9O
月島「音無くんがこんなことをするのにも何か理由があるのかもしれない…彼が落ち着いたら話を聞くんだ」

音無「……っ!」バッ

ダッダッダッダッ…

高松「逃げてしまいましたね…」

日向「音無…」

直井「音無さん…」

ゆり「ホントに…どうしちゃったのよ……」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:19:48.51 ID:uy3bPAa9O
音無「はぁ……はぁ…」

音無(一体何がどうなって…!)

―――生徒会室

音無「かなで!」

天使「……結弦…どうしたの」

音無「かなで…大変なんだ……SSSの皆が…月島って奴のせいで…」

天使「月島って…月島さんのこと……?」

音無「!」

音無「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」ダッダッダッダッ…

天使「結弦…?」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:20:59.47 ID:uy3bPAa9O
―――――学校屋上

音無「………」

音無(おかしいのは俺の方なのか…?それともみんなが………)

音無(SSSを結成したのはゆりだ………月島なわけがない……それなのに…ゆり自身も………)

音無(直井が会長になって暴走した時にも月島は居なかった……でも皆の中では一緒に戦ったことになってる…)

音無(かなでも月島を知っていた………)

音無(俺だけが月島を知らない…)

音無(やっぱり……俺だけがおかしいのか…?)

野田「おい」

音無「…!」(追っ手…!)

野田「あの月島って誰だ…?」

音無「え…」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:22:06.26 ID:uy3bPAa9O
音無「お前……月島が分からないのか…」

野田「ああ、さっぱり分からん」

音無「良かった……でも、だったら本部で俺の味方してくれれば良かったのに…」

野田「いや、あまりにも自然に皆に溶け込んでたから、俺も月島のこと知ってる気がしたんだが…」

野田「よく考えたら月島なんて全く知らなかった」

音無(こいつ…ちょっと頭弱いのか……?)

野田「何でアイツは皆に慕われてんだ」

音無「知らねーよ……今までSSSに居たことになってるし…わけ分かんねーことばかりだ…」

野田「とりあえず斬っとくか」

音無「何も月島について分かってないのにそれはマズイだろ…」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:23:21.52 ID:uy3bPAa9O
音無「多分月島は何かしらの方法で皆の記憶を改竄したんだ」

野田「何で俺らだけ改竄されてないんだよ…」

音無「それは分からない…多分未改竄なんだろう」

野田「これからされるかもしれねーのか…」

音無「ああ、だがそんなことはさせない」

音無「月島から奪い返すぞ、SSSを」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:24:32.23 ID:uy3bPAa9O
野田「でも、どうやって奪い返すんだ」

音無「おそらく月島は、かなd…天使と同じように、システムを使って記憶の書き換えを行っているんだ」

音無「それを可能とさせてるPCを見つけだして、能力を解除させる」

野田「…なるほど、よく分からんが要は月島のPCを見つけ出せば良いんだな」

音無「…できれば、俺達の他に月島に洗脳されてない奴も探したい。味方は多い方が良いからな」

野田「…因みに、ガルデモや竹山はアウトだったぞ」

音無「ギルドや遊佐あたりをあたってみるか…」

月島「やあ」

野田・音無「!」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:26:51.24 ID:uy3bPAa9O
野田「何……だと…」

音無「嘘……だろ…」

月島「僕が学校の敷地内を歩くことがいけないことなのかな?」

野田「貴様…!」

月島「遊佐くんが報告してくれてね…二人が屋上に居る・て」

音無(遊佐はもうダメか…)

月島「君達はまだ僕のこと知らないんだよね」

音無「それは……やっぱりお前が皆の記憶を改竄したってことか…」

月島「正解だよ…僕の完現術(フルブリング)、ブック・オブ・ジエンドでね」パサ…

野田「ブルドッグでそんなこと出来るわけねーだろ!」

月島「完現術(フルブリング)だよ、野田君…」チャキン

音無(何だ…?…急に刀が現れた…)


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:27:40.54 ID:uy3bPAa9O
月島「君達にも、僕のこと"思い出してもらう"よ…」

野田「ふざけんな!!」

月島「大丈夫だよ…二人とも、おとなしく僕の友達になれば楽になれるから・ねっ!」ザッ

音無「!」

ガキン!

音無「野田…!」

ギギギ…

月島「へぇ」

野田「音無…此処は俺に任せろ………お前はPCを探して、システムを破壊して来い…!」

音無「でも…!」

野田「いいから行け!俺もすぐに追いつく!」

音無「……分かった。死ぬなよ、野田!」ダッダッダッダッ…

野田「……当たり前だ」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:28:28.09 ID:uy3bPAa9O
月島「美しい友情に乾杯」

ガキン!

野田「友情…!?ふざけんな!音無と友達なわけねーだろ!」

月島「へぇ…じゃあ何で音無君を行かせたんだい?」
キン!

野田「ゆりっぺの記憶を蹂躙したお前を、この手で斬るためだ!」

ガキン!

野田「音無には頭を使うところで役立ってもらう…それだけだ!」

月島「理解できないな…」キン!


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:29:11.54 ID:uy3bPAa9O
音無「はぁ…はぁ…」

音無(PCったって……どうやって見つければ良いんだ…)

音無(でも絶対に見つけ出してやる…あの野田が、俺を信じてくれたんだ……)

音無(…月島の能力を逆に利用してやる…)

音無(月島が一人で入った部屋……PCをいじってるところを見かけなかったか…月島信者に聞いて回るんだ…)

天使「あ、結弦。やっと見つけた」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:29:48.45 ID:uy3bPAa9O
音無「か、かなでか…」

天使「聞きたいことがあったの」

音無「……な、何だ…?」

天使「どうして月島さんのこと知ってるの」

音無「…どうしてって……どういうことだ…?」

天使「月島さん、私の生前の友達。彼女がこの世界に来たの?」

音無「………………」

音無「………………」

音無「………人違いだったのか……」

天使「…?」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:30:51.32 ID:uy3bPAa9O
音無「……安心したよ。かなではかなでのままだった」

音無「かなでの友達の月島さんは来てないよ…」

天使「そう…」

音無「別の月島って奴が来て、皆の記憶をめちゃくちゃにしてるんだ」

音無「…俺は、月島を止める」

天使「…手伝う?」

音無「頼んでいいのか…」

天使「うん」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:31:32.20 ID:uy3bPAa9O
ガキィン!ガキン!カン!

野田「はぁ……はぁ…ラチがあかねぇ…攻撃全部防ぎやがって……」

月島「…もうそろそろ、僕からも斬りかかって良いかな。もっとも―――」

月島「―――僕が君に一太刀入れれば、それで勝負は決まってしまうけれど」

野田「……!」

野田「ナメやがって…ムカつくんだよ、ボンテージ野郎…!」

月島「ボンテージじゃない、サスペンダーだよ野田君」

野田「馴れ馴れしく呼んでんじゃねーーー!!!」ガッ


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:32:44.88 ID:uy3bPAa9O
ガキン!

月島「おっと」キン!

月島「…諦めたらどうだい」

野田「くっそ……強ぇな…」

野田「…………。」

野田「…やれやれ……しょうがねぇ…久しぶりにやってみるか、"剣道"ってのをよ」

月島「……何?」

野田「知ってるか?剣ってのは片手で振るより両手で振ったほうが強ェんだとよ」

月島「……そんなの…分かりきったことじゃないか」

野田「お前は知らねぇんだ…その強さを」

ドン!!


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:34:53.70 ID:uy3bPAa9O
音無「…とりあえず、月島の自室を調べてくれないか」

天使「分かった…」

カタカタ…

天使「男子寮の2号棟2階の…此処ね」


―――月島の部屋の前

音無(勝手に部屋に入るのは気が引けるが…入らせてもらうぞ)

ガチャ
音無「カギがかかってない…?」

音無「…………」

音無「………月島の部屋に…PCが無い………」

天使「………」

音無「じゃあ自室とは別の場所で……」

ゆり「…音無君、月島さんの部屋で何やってるの」

音無「…!」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:35:33.63 ID:uy3bPAa9O
音無「み、皆…!」

藤巻「答えろよ…月島さんの部屋で何してたんだよ!しかも天使と!」

日向「音無…」

直井「音無さん……」

松下「お前はもう少しマシな奴だと思ってたけどな…」

音無「みんな…わけは後で話す!月島のPCを探してるんだ…月島がPCを使ってるのを見たことがないか」

高松「『さん』をつけてください」

ゆり「怪しいわね…何で月島さんのPCを探してるのか、その理由を先に言ってくれないと、あなたの質問には答えられない」

音無「それは…!」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:37:37.51 ID:uy3bPAa9O
藤巻「答えろよ音無…それと、今朝のこと月島さんに謝れ」

音無(藤巻はさっきからどんだけ謝らせたいんだ…)

高松「何で天使と一緒に居るのか、その理由も聞かせてください」

音無「………」

ゆり「音無君…悪いけど、しばらく独房に入ってもらうわ」

音無「………」

大山「早く歩きなよ音無君…頭冷やした方が良いって」

ゆり「音無君を拘束して」

シャキン!
椎名「浅はかなり…」

音無「……くっ…」

ガキィン!
椎名「…!」

音無「かなで…!」

天使「結弦…ここは私に任せて逃げて…」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:39:08.59 ID:uy3bPAa9O
音無「………悪い!」ダッ

ゆり「天使は私と椎名で抑える…!他は音無君を追って!」

高松藤巻大山松下「おうっ!!」

パン!

藤巻「あぶねっ!誰だ発砲した奴!!」

大山「日向くん!?」

日向「音無を行かせてやれ…」

直井「貴様ら、これ以上音無さんを追うなら神である僕が相手をする」

高松「どういうことですか…説明してください」

日向「月島さんへの恩義は忘れてない…でも音無が間違ってるとも思えないんだ…」

直井「音無さんが出す答えを…僕達は知りたいだけだ……」

椎名「浅はかなり…」

ゆり(…………)


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:39:48.86 ID:uy3bPAa9O
音無「はぁっ…はぁっ…」

音無(今日は走ってばかりだな…)

音無「………とりあえず…PC室のPCを手当たり次第に探るか…」

月島「無駄だよ」

音無「……月島…!」

月島「僕の能力はPCなんて介していない…君の奔走は無駄だったわけだ」

音無「何…だと…」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:42:37.60 ID:uy3bPAa9O
月島「ブックオブジエンドは、僕が生前から持っていた能力だからね」

音無「くそ…野田は……野田はどうしたんだよ!」

月島「僕の能力は…斬った人間の記憶を改竄すること」

月島「野田君は…僕が斬ったよ……」

音無「お前……!」

月島「野田君は僕の友達になったんだ…」

月島「今は斬り残しの一人の謎の外人と戦っているけどね」

音無(TK…無事だったのか……てかアイツも本部に居たよな…)


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:44:36.78 ID:uy3bPAa9O
音無「…月島…お前の狙いは何なんだ……何でこんなことをするんだ…」

月島「この死後の世界を乗っ取り…この世界の神になることだよ……」

月島「…みんな僕の友達になり、僕なしでは生きていけなくなるんだよ……僕の世界が来るんだ」

音無「狂ってる…」

月島「君も例外じゃないよ…さあ、大人しく斬られてくれ…」シャキン!

パン!

月島「……!」

音無「…お前の思い通りにはさせない……!」

月島「ポケットの中で銃口をこちらに向けていたのか…よく考えたね、僕に銃のことを察させないようにしたんだ」

音無「今はわざと外したが…次は外さない。月島、皆を元に戻せ」

月島「………」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:47:57.67 ID:uy3bPAa9O
音無「聞こえなかったのか…皆を元に……」

パン!

音無「……な…に…」ドサッ

月島「NPCを一人操って配置していたんだ…保険をかけといて良かったよ」

音無「…がはっ……」

NPC「…………」

月島「さて、音無君…記憶を変えられる前に…何か言いたいことはあるかい?」

音無「……お前の…………思い通りになる世界を作って…どうするんだ………」

音無「そんなことして…楽しいかよ………お前は…人生と戦うことから逃げてるんだ…………」

月島「説教は良いよ…」

月島「…もういいかな。……………じゃあ…」ギラッ

音無「く……そ…」

天使「ガードスキル、ディストーション」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:49:26.62 ID:uy3bPAa9O
キィン!

月島「な……」

音無(かなで…!)

パン!

月島「!」ヒュッ

藤巻「音無から離れろ!」

月島「莫伽な…」バッ!

ゆり「月島くん、よくも私達を好き放題にしてくれたわね」

椎名「浅はかなり…!」

藤巻「音無…すまねぇな…」

月島「どういうことだ…何故皆……」

ゆり「もしかしてって思って、直井君の催眠術を受けたのよ」

直井「催眠術の命令はこうだ。『お前は今かかっている催眠術が解ける』」

日向「ゆりがそれを思いついてくれなかったら俺らは今も戦ってただろうけどな」


47: 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 【末吉】 :2011/11/01(火) 23:49:38.81 ID:oqYqRRK/0
キター


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:55:30.52 ID:uy3bPAa9O
ゆり「NPCは松下五段が押さえ込みをしてるわ…」

月島「……く…」

音無「け、形成逆転だな…月島……」

月島「…何処がだい…何も問題はない。もう一度全員斬り直せばいいだけの話じゃないか」

天使「ハンドソニック」シュン!

月島「!」(早い…!)

ガキィン!

月島「くっ…!」(刀が弾き飛ばされた…)

月島「………僕の…邪魔をするのか…………君達は…!!」

藤巻「自分のやったことの自覚くらいはしろよ?」ガチャ

直井「落し前を…つけさせてもらうぞ…!」ジャキン

椎名「尽敵螫殺、雀蜂…」シャキーン

月島「…………」(………ここまでか…)


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:57:17.94 ID:uy3bPAa9O
音無「待ってくれ…皆……」

ALL「?」

音無「改めて……記憶の塗り替えとか無しでさ…月島をSSSに迎え入れないか…」

藤巻「何言ってんだお前…こんな危ない奴を…」

日向「そうだな…一度は間違ったけど、同じ死後の世界に居るわけだし」

日向「俺の横にだってそんな奴が居るしな」

直井「貴様…月島と僕を一緒にするな……」

大山「ぼ、僕も音無君や日向君に賛成だよ」

ゆり「…決まりね。月島くんをSSSに迎え入れます」

藤巻「ゆりっぺの決定なら仕方ねぇな。よろしくな、新入り」

月島「…………」

月島「…………」

音無「…もう一度、一からやり直そうぜ…月島…………本当の友達として…」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:58:01.07 ID:uy3bPAa9O
月島「……負けたよ…君達には…」

月島「混乱させたのは僕だというのに……」

音無「これからは、そんなの関係ないさ」

月島「……ありがとうと…言っておくよ……」

月島(こんなに満たされた気持ちになったのは……初めてだ…)

月島(そうか…僕は………能力を使わない、本当の友達が欲しかっただけだったのか……)

月島(こんなことに気づけなかったなんて…僕は馬鹿だ………)

月島(……そうか……これが……)



月島( 心 か )


フッ


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:58:40.77 ID:NfnaVLwo0
お?


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/01(火) 23:59:35.10 ID:uy3bPAa9O
大山「…消えちゃったね、月島くん」

藤巻「やっとお互いにちゃんと向き合えたってのに」

日向「これからって時だったのにな…」

ゆり「彼には、彼の気持ちがあったのよ…」

天使「………」

音無「……どう思う、かなで…」

天使「きっとあの人…すごく幸せな気持ちだったんだと思う」

音無「だな…」


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/02(水) 00:01:27.35 ID:huCQBxw4O
――――――

キン!キン!ガキィン!

野田「月島さんに謝れよ!」

―野田、月島の洗脳解けず―

TK「Guilty elephant!!!」

野田「うおおおおおお!!!」

TK「Spark!Shark!Sweet!」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/02(水) 00:02:34.59 ID:S6A2965sO
―――エピローグ

???「いやー、ここが死後の世界か。やっと着いたぜ」

ゆり「…?(誰よアイツ…見ない顔ね…)」

???「いやどうも、おれは詠矢…詠矢空希(ヨメヤ ソラキ)ってもんだよろしくなー」


―――Fin


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/02(水) 00:03:09.89 ID:kdjAWnJ60



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/02(水) 00:06:34.11 ID:RydA6TBK0
面白かった



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/02(水) 00:06:34.83 ID:ApUhvz8M0
寝る前に良いものが読めた
乙!


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/02(水) 00:10:15.45 ID:Ya9tW1k/0

良かったぞ





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