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ヘレン「世界レベル!」モバP「なのか本当に?」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/13(木) 23:45:26.53 ID:y9aZQNHn0
- ※短編です
とある日。
モバP「なぁヘレン」
ヘレン「何かしら?」
モバP「お前いつもいつも世界レベル世界レベルって言ってるけどさ」
ヘレン「その通りよ、私は常に世界レベルで生き抜いているわ」
モバP「お前身長はせいぜい都内レベルだよな」
- 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/13(木) 23:51:15.68 ID:y9aZQNHn0
- ヘレン(身長158cm)「ふっ……甘いわね」
モバP「なんだと? お前があの765プロの子供枠たる双海姉妹と同じなのは有名な話だぞ?」
ヘレン(身長158cm)「確かにそうかもしれないわ、だけどそれがなに?」
モバP「モデルはある意味高身長が命だ、そんな考えでは……」
- 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/13(木) 23:57:09.05 ID:y9aZQNHn0
-
ヘレン(身長158cm)「甘い、そういうことではないのよP!」
ヘレン(身長158cm)「ならば私をチビだなんだと叫ぶ者が私の道の後ろにいたかしら?」
モバP「目の前に俺がいるけど」
ヘレン(身長158cm)「人は私を見て世界を知るのよ。なぜなら私には世界を覆えるオーラがあるから!」 - 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/13(木) 23:57:59.96 ID:y9aZQNHn0
- ヘレン「そして、それが、それこそが!」クワッ!
ヘレン(世界レベル)「世 界 レ ベ ル な の よ !」ドヤァ……
- 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:08:07.55 ID:mGGGEHrq0
- モバP「そうか、それが世界レベルか……」
ヘレン「そう、そういうことよ」
モバP「ならいいか……悪かったなヘレン」
ヘレン「いいえ、あなたもそういうことを考えてこういうことを言ったのでしょう?」
モバP「まぁな」 - 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:16:37.43 ID:mGGGEHrq0
- 別の日
モバP「そういえばヘレン」
ヘレン「何かしら?」
モバP「イタリアに行った時さー」
ヘレン「あの時は素晴らしい体験だったわね、世界レベルの私に相応しい舞台だったわ」
モバP「お前アドリア海からの朝日は美しいって言ってたけどさ、俺らピサにいたんだぞ?」
モバP「地理を間違えるなんて日本人観光客レベルだよな」 - 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:22:03.62 ID:mGGGEHrq0
- ヘレン(地理×)「ふっ……甘いわねP」
モバP「致命的なミスじゃないか?俺たちは斜塔の近くでライブしてたんだぞ?」
ヘレン(地理×)「確かに私は見えるはずの無いアドリア海を評したわ?だがそれがなんだというの?」
モバP「世界を名乗るお前が地理を間違えるなんて致命的だ、そんな考えでは……」 - 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:26:34.28 ID:mGGGEHrq0
- ヘレン(地理×)「甘い、そういう考えこそが甘いのよP!」
ヘレン(地理×)「私のあの発言に、意義を申した相手が私の後ろにいたかしら?」
モバP「俺が目の前にいる、しかも真後ろで全員爆笑してたぞ」
ヘレン(地理×)「私は常に世界の先を見ている、だからこそ!そう、そういうことなのよ!」 - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:30:10.86 ID:mGGGEHrq0
- ヘレン「そう!それこそが!」クワッ!
ヘレン(世界レベル)「世 界 レ ベ ル な の よ !」ドヤァ…… - 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:35:19.14 ID:mGGGEHrq0
-
モバP「なるほどな、悪かったよヘレン」
ヘレン「いいのよ。そういうことだったことは私にもわかっているわ」
モバP「そうだな。ありがとう」
- 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:39:59.54 ID:mGGGEHrq0
- またある日。
モバP「なぁヘレン」
ヘレン「何かしら?」
モバP「お前がSRになった時さ、世界中を飛び回っただろ?」
ヘレン「えぇそうね。私がいなければ世界は退屈に沈んでしまう、そういうことよ?」
モバP「あの時使ってたプライベートジェットさ、桃華の家から俺宛てに請求書が来たんだけど」
モバP「自分で金を払わないなんて新入社員レベルじゃないか?」
- 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:45:42.58 ID:mGGGEHrq0
- ヘレン(ワリカンの対象外)「…………………甘いわねP」
モバP「なんだと? あの膨大な額を払えないなら婿に来いと言われているのにか?」
ヘレン(ワリカンの対象外)「確かに私は桃華にあなたを売ったわ? それが何」
モバP「世界を制するアイドルのお前がそれじゃみんなに示しがつかない、そうだろ?」 - 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:53:49.13 ID:mGGGEHrq0
- ヘレン(ワリカンの対象外)「甘いわ、甘いわねP!」
ヘレン(ワリカンの対象外)「世界中を回った後、私たちには歓声以外の声が聞こえた?」
モバP「利息がどうこうと説明する執事さんの声なら」
ヘレン(ワリカンの対象外)「私の活動はお金なんて些事に捕らわれない、そういうことでしょう?」
- 14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 00:57:32.07 ID:mGGGEHrq0
- ヘレン「そう!それこそが!」クワッ!
ヘレン(世界レベル)「世 界 レ ベ ル な の よ !」ドヤァ…… - 15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 01:02:54.30 ID:mGGGEHrq0
- モバP「済まなかったヘレン。俺が間違っていたよ」
桃華「その通りですわPちゃま、この借金はあってないようなものですから」
ヘレン「そう、そういうこと」
モバP「そうだな……そうだったんだ」
桃華・ヘレン「「ヘーイ!」」ハイタッチ!
週末、桃華とPの披露宴が盛大に行われた。
二人は幸せそうな笑顔だったという。
みく「いろいろとつっこみたいけど……経費で…」
ちひろ「落ちませんよ♪」
終わり。 - 16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/11/14(金) 01:04:12.19 ID:mGGGEHrq0
- うん、なんとなく浮かんだだけなんだ。
すまないと思っている。 - 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 01:10:20.45 ID:CCOpa+DXo
- 乙、テンポよくてよかった
- 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/11/14(金) 02:04:22.74 ID:y5MOaqL8o
- 好きだよ、こうゆうの

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