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櫻子「向日葵が小型化した!?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:12:29.28 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「うぉぉ…ちっさ… 本物だよね…?」
向日葵「さ、櫻子がおおきいですわ!」
櫻子「ねえ なんでそんな小さくなってるの…?」
向日葵「西垣先生に変な薬を飲まされて… 気づいたら全身が小さくなっていたんです!」
櫻子「西垣先生って組織の一員なの…?」
向日葵「なにを言ってるんですの? 早く治す方法を聞いてくださいな!」
櫻子「ええー それが頼む態度ー?」
向日葵「いいですわ なら吉川さんか赤座さんに頼みます」
櫻子「うそうそ!聞くって!」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:15:47.51 ID:NClrVIEk0
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西垣先生は便利キャラ
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:16:55.58 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「うーですの!うーですの!」
櫻子「なんだよ… 今いってきてやるってば」
向日葵「ここに置いていかれたら色々と困りますわ 私も連れて行って」
櫻子「しょうがないなぁ ほら、手に乗って」
向日葵(櫻子の手の中ですわ)
向日葵「……」
櫻子「大人しいね」
向日葵「余計なことを言って落とされたら嫌だからですわ」
櫻子「落としちゃおっかなー」プラーン
向日葵「やっ ちょっ 櫻子! やめて!」
櫻子「そっか…! う、うへへ… 今なら…向日葵に勝てる!」
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7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:20:45.79 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「うーい ぶらんこだぞー!」ブンブン
向日葵「やめなさい!やめてったらぁっ!」
櫻子「あ…ご、ごめん…」
向日葵「はぁ、はぁ…… お、落ちたら本当に死んでしまいますから… ぐすっ」
櫻子「その…ホントにごめん」
向日葵「いいですわ… 櫻子を信じて助けてもらおうと思った私がバカだったんですの 降ろして 他の人を頼ります」
櫻子「じょ、冗談だってば! 真面目にやるから…」
向日葵「…ならいいですけど」
向日葵(主導権は握らせませんわ)
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:24:41.83 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「それにしてもちっさいなぁ 携帯より少し小さいかな」
向日葵「そ、そんなに小さい…?」
櫻子「おっぱいだけは無駄にでっかいけどね!」
向日葵「そうですわね」
櫻子「えっ 言いかえさないの?」
向日葵「今はそれどころではないので 早く元に戻りたいんですの」
櫻子「西垣先生いますかー?」
西垣「なんだ 大室か どうした?」
櫻子「あのですね とりあえずこれ見てください」
向日葵「……」ちょこん
西垣「おお、よくできているな」
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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:27:08.31 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「残念ながら本人ですわ 先生」
西垣「おお!? そういえば古谷にあの薬を試してもらったんだったか…」
向日葵「嘘をついて飲ませておいてよくもぬけぬけと言いますわ…」
櫻子「え、嘘?」
西垣「胸について相談されたんでな 胸が小さくなるサプリメントだと言ったら水も使わずに即飲んだ」
櫻子「…信じる向日葵が悪くない?」
向日葵「なっ… だ、だって あなただって胸が大きくなるサプリメントって言われたら信じるでしょう!?」
西垣「信じてもらえない教師も辛いな フッ」
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:30:42.49 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「ってそうじゃない! 戻し方でしょ?」
向日葵「そうでしたわ 西垣先生、どうやったら戻るんですの?」
西垣「うーむ 一応、少しずつ元に戻るはずなんだが ペースが分からないんだ すまんな」
向日葵「なっ 作っておいて分からないんですか!?」
西垣「なんだ古谷 今日は妙に口調が荒いな」
向日葵「自分で実験される気持ちがわかったものですから」
櫻子「少しずつ戻るんならいいんじゃないの? どうにかなるでしょ」
向日葵「でも学校生活は困難になりますし… 登下校や、楓のご飯も…」
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14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:35:24.77 ID:dRe+Jb8B0
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西垣「そのために大室がいるんだろう 色々手伝ってもらえ」
向日葵「なっ なんで櫻子なんかに…!」
櫻子「なんかってなんだよ! ちゃんとお願いしてくれれば手伝ってやらないこともないのに!」
西垣「ちゃんとお願いしろ古谷 それが早い 大室の扱いには慣れているんだろう?」
向日葵「う… た、確かにそうですけど…」
櫻子「ジーッ」
向日葵「さ、櫻子 お願いします 私の大きさが元に戻るまで生活を手伝ってください…」
櫻子「えー どうしようかなぁ」
西垣「大室、最低だな…」
櫻子「ええっ! 先生に言われたくないっすよ!」
向日葵「結局どうなのよ…」イラッ
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16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:41:04.45 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「…わかったよ 出来る範囲のことならやったげるよ」
向日葵「…ええ お願いします」
西垣「うむ いい友情だな いや愛情か どちらでもいいが頑張ってくれ」
向日葵「はい… って原因は先生なのはお忘れなく」
西垣「うむ 反省はしている じゃあな」
櫻子「してない…」
向日葵「櫻子…」
櫻子「なに?」
向日葵「ありがとう でも面倒くさかったら、私なんて放っておいていいから…」
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18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:44:24.93 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「…ほっとかない」
向日葵「えっ…?」
櫻子「だって向日葵が自分からなりたくてなったわけじゃないんでしょ なら仕方ないじゃん」
向日葵「櫻子……」
櫻子「西垣先生には元に戻った後にしっかり向日葵節を聞かせてあげるといいよ」
向日葵「なんですのそれ 説教のこと?」
櫻子「……まぁそうじゃなくって こ、こういうときくらい頼っていいから… そんだけ!」
向日葵「ふふ ありがとう 頼りにしますわ」
櫻子「……///」
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21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 19:49:19.89 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「それにしても放課後で助かったよ 朝とかだったらいきなりごまかさないといけないし」
向日葵「それは… すみません」
櫻子「だから向日葵のせいじゃないんだから謝るなよ」
向日葵「なんだか小さくなると 気持ちまで小さくなりますわ…」
櫻子「…むぅ」
向日葵「……」
櫻子「そ、そうだ 楓どうしよっか? うちに泊めて、向日葵も泊まる?」
向日葵「えっ…」
櫻子「逆でもいいよ 私が向日葵んち行って私が泊まる、でも」
向日葵「不安だから櫻子の家で撫子さんにお世話になりますわ… 特にご飯的な意味で」
櫻子「んなっ! おにぎりくらい作れるんだからなっ!」
向日葵「はいはい… 作るのは良いけど、塩の加減は間違えないでよ…?」
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24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:06:32.23 ID:dRe+Jb8B0
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-大室家-
櫻子「ただいまー おーい!ねーちゃんいる!?」
撫子「うるさいよ なに?」
櫻子「あのさー すごい話があるんだけど」
撫子「ああそう 手洗ってうがいしなよ 伝染されたら嫌だから」
櫻子「聞いてよー」
撫子「…なに?」
櫻子「ほ、ほら これ向日葵なんだけど かくかくしかじかで、小さくなっちゃったの」
向日葵「ど、どうも…」
撫子「…? ひ、ひま?」
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:09:58.47 ID:dRe+Jb8B0
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────
向日葵「…というわけで、お邪魔して大丈夫でしたらお願いしたいんですけど…」
撫子「なるほど 信じがたいけど実物・・・もとい本人がいるんだからそうなんだろうね いいよ」
櫻子「ありがと!ねーちゃん!」
撫子「私はご飯だけだから あとは櫻子がやりなよ」
櫻子「やるやる!」
向日葵「なんだか、ごめんなさい…」
櫻子「何回謝ってるんだよ 気にスンナって!」
向日葵「許可もらったし、楓にも連絡してくれる?」
櫻子「おっけー」
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29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:15:39.40 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「おーい 楓! うちにこい!」
楓「櫻子お姉ちゃん なんで?」
向日葵「楓… ここにいるんだけど…」
楓「お姉ちゃん…? ちっちゃいの」
櫻子「まあ今日はうちにお泊りできるよ! 向日葵公認、いこ?」
楓「いいの?」
向日葵「ええ お世話になりましょう」
櫻子「窓とかしめて、鍵も全部しめるんだよー」
楓「はーい!」
向日葵「櫻子、一応あなたも見てあげて…」
櫻子「わかってるよ」
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30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:20:04.29 ID:dRe+Jb8B0
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撫子「いらっしゃい」
楓「お、お邪魔しますなの」
花子「楓に会うの久しぶりだし」
櫻子「花子、よかったら遊んであげて」
花子「…櫻子の言うこと聞くわけじゃないけど 楓ほっといたら可哀そうだし」
向日葵「お願いしますわ」
楓「遊んでくれる?」
花子「う、うん… 私の部屋いくし!」
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32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:24:32.28 ID:dRe+Jb8B0
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撫子「さて… 夕飯の支度しないと」
櫻子「今日なににするの?」
撫子「あるものでやるよ」
櫻子「ふーん…」
向日葵「手伝わないんですの?」
櫻子「当番があるから ねーちゃんがやる日はねーちゃんがやるんだ」
向日葵「そうなんですのね といっても私はこの状態じゃ手伝えませんけど」
撫子「気にしなくていいよ こういう場合は櫻子が手伝うもんだから」
櫻子「やだよーん」
撫子「期待してない」
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35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:28:46.69 ID:dRe+Jb8B0
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-数分後-
撫子「できたよ 花子たち呼んできて」
櫻子「おっ唐揚げ! わかたー」
向日葵「……お、大きい 今の身体で食べるのを少しにすれば痩せる…?」
撫子「なにぶつぶつ言ってるの、ひま子 小さくなったら必要なカロリーも減るから一緒だよきっと」
向日葵「はっ な、なるほど…」
櫻子「呼んできた! いただきます!」
向日葵「座ってから食べるまでが早いですわ…」
撫子「こういう子なんだ ひま、ご飯食べられる?」
向日葵「ど、どうにか頑張ってみます…」
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37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:36:57.28 ID:dRe+Jb8B0
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-食事後-
櫻子「ごちそーさま!」
向日葵「う… 手も制服も脂が…」
櫻子「あ!ご、ごめん… 食べさせてあげればよかったかな…」
向日葵「…あ、あなた どれだけ恥ずかしいこと言ってるか分かってる…?」
櫻子「え… な、し、仕方ないだろっ///」
撫子「はいはいごちそうさま 櫻子食器まとめて」
櫻子「ぶー 向日葵、そこにいてね」カチャ カチャ
向日葵「はい」
櫻子「あーそうだ 花子、楓とめてあげるスペースある?」
花子「櫻子じゃないんだから部屋は綺麗だし」
櫻子「じゃあ楓とめてあげてね」
花子「わ、わかった…」
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41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:42:19.66 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「ほい、終わった 向日葵乗って」サッ
向日葵「あ、はい…」ピョコン
櫻子「気付かなかった… ご飯めっちゃ食いにくいよね ごめんごめん」
向日葵「いえ…」
櫻子「ん? どしたの?」
ガチャッ
向日葵「なんだか今日の櫻子、優しいから… 調子が狂いますわ」
櫻子「そ、そんなことない 向日葵が突っかかってこなければこんなもんだよ」
向日葵「そうなの…? 私が突っかかるから、いつもあんな感じなんですの…?」
櫻子「んぁー…わかんない ほい降りて」
向日葵「そう… そういえば私はどこで寝れば良いんですの?」
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42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:46:47.14 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「んーと… 私の横?」
向日葵「なっ!///」
櫻子「ダメかー そうだよね、寝がえって向日葵つぶしちゃうかもしんない」
向日葵「そういうことじゃないんだけど…///」
櫻子「…? そうだなぁ じゃあ私のベッドの頭の方に漫画かなんかで囲い作るから その中は?」
向日葵「ええ まぁそれで…いいですわ」
櫻子「うっし 寒かったら適当に私の布団に入っていいから」
向日葵「そ、そう…///」
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47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:52:56.88 ID:dRe+Jb8B0
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撫子「櫻子 お風呂入るなら入りな」
櫻子「入るー!」
向日葵「あ… ええ 私はここにいますから ごゆっくり」
櫻子「向日葵はいんなくていいの?」
向日葵「さすがにこの状態で入るのは困難だと思いますわ」
櫻子「大丈夫だよ 私が手伝ってあげるから」
向日葵「な、なにをですの!?///」
櫻子「うん? いや溺れないようにさ」
向日葵「え、あ…はい… でも…」
櫻子「冷えて風邪ひかれたら困るから 入るよ!」ガシッ
向日葵「ちょっ つっ、掴まないでったら! 苦しいですわ!」
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50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 20:56:46.08 ID:dRe+Jb8B0
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-風呂-
向日葵(結局櫻子に流されて、入ってしまいましたわ…)
櫻子「洗面器じゃ深すぎる?」
向日葵「ええ さすがに深いですわね…」
櫻子「じゃあ私の手でどうにか湯船を作ろう ほれ、はいられよ!」
向日葵「で、では… 失礼しますわ…」ポチャ
櫻子「どう? 浅い?」
向日葵「ちょうどいいですわ あなたも温まりなさい?」
櫻子「おう そうだった」ポチャッ
向日葵「……///」チラチラ
櫻子「…? なにはずかしがってんの 小さくて良く見えないから大丈夫だよ」
向日葵(あなたの裸が丸見えなんですのよ…///)
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53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:02:01.73 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「そうだ 身体洗う…?」
向日葵「へっ!? そんなに汗もかいてないから… べ、別に温まるだけでも!」
櫻子「あっそうだ ちょっと降りて」
向日葵「…?」
櫻子「石鹸を泡だてて…よし かもん!」
向日葵「え…? な、なにを…?」
櫻子「うごくなよー」モミモミ
向日葵「ひゃっ… ちょ、ちょっと櫻子っ… くすぐったいですわっ…!」
櫻子「ああもう暴れるなよー 顔に指が当たる! これ早くない!?」ギュッギュッ
向日葵(恥ずかしすぎてのぼせそう… この子、どこまで意識してないの…?)
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54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:06:15.12 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「ほいさ、流そう」
向日葵「うぅ…さ、櫻子 暑いですわ…」
櫻子「あっ!ごめん! で、でる?」
向日葵「ええ、悪いけど服が置いてある段まで運んでくれる…?」
櫻子「おっけー」サッ
向日葵「ありがとう 私は地道に戻るからごゆっくり」
櫻子「え… 急ぐから待ってて」
向日葵「だから、ゆっくりでいいですわ」
櫻子「いやいや 最後まで面倒みないとね」
向日葵「私はペットかなにかですの…」
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56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:14:16.13 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「ふぃー 出たぞー 向日葵」
向日葵「ええ ちょうどよく涼めましたわ」
櫻子「よかった 飲み物ほしいよね ボトルキャップくらいで平気かな…?」
向日葵「あ、いえ 大丈夫ですわ…」
櫻子「ほい 大きいかな」
向日葵「…私が持つと結構大きい鍋くらいのサイズですわね…」
櫻子「まあ要らなかったら残して! 実際スゲー少ないから大丈夫だよ」
向日葵「では、ありがたくいただきますわ」ゴクゴク
櫻子「飲み終わったら戻って…そうだな なにしよっか」
向日葵「私がこの大きさでは何もできませんわ…」
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59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:19:10.30 ID:dRe+Jb8B0
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櫻子「んま、あと寝るだけだし それまで適当に過ごしてよ」
向日葵「ええ…そうですわね…」ブルッ
櫻子「ど、どした…? 大丈夫か…?」
向日葵「ちょっと寒くなってきましたわ…」
櫻子「うわ!早く布団…って温まってない!」
向日葵「……うぅ」ブルブル
櫻子「じゃ、じゃあこれで…」ギュッ
向日葵「あ…」
櫻子「どうかな」
向日葵「櫻子の手、暖かいですわ…」
櫻子「…明日にはさ、戻れるといいね」
向日葵「…そうですわね 早く戻りたい… この生活も嫌ではないけど…」ボソッ
櫻子「え、なに?」
向日葵「なんでもありませんわ」
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61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:24:35.56 ID:dRe+Jb8B0
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-数時間後-
櫻子「…なんかただ話してるだけだったね」
向日葵「別に良いと思うけど… というかいつもこんな感じですわ?」
櫻子「いやいや、いつもより向日葵が突っかかってこないから普通の会話だったよー」
向日葵「それを言うなら櫻子がいつもより優しかったから… 怒る必要がなかったといいますか…」
櫻子「ま、まぁいいじゃん… ケンカなんてしたくてするもんじゃないよ」
向日葵「…! そう あなたもそう思っていたのね…」
櫻子「ねよねよ!なんかはずい!」
向日葵「ええ… おやすみなさい」
櫻子「寒かったら言えよ」
向日葵「ありがとう」
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63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:29:17.14 ID:dRe+Jb8B0
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-夜中-
向日葵「う…やっぱり布1枚じゃ寒い…」
向日葵「櫻子… 起きてる?」
櫻子「くかー くかー」
向日葵「…仕方ないですわ 勝手に入るしか…」サッ
櫻子「すーっ…すーっ…」
向日葵「寝息が…近いですわ」
櫻子「んう…」ゴロン バシン
向日葵「おふっ! いたた… 本当に寝相の悪さは小さいころから変わりませんわね…」
向日葵「櫻子自身にくっついてれば転がっても大丈夫ですわね」ピトッ
向日葵「おやすみなさい」
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67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:36:06.86 ID:dRe+Jb8B0
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-次の日-
ジリリリリ
櫻子「んぐ… 朝…?」カチッ
櫻子「…まだねむい… ってあれ…? 私なんで目覚ましセットしたんだっけ?」
櫻子「まぁいいや たまには早く起きて向日葵をびっくりさせる!」
櫻子「あれ…? 動けない…? ま、まさかかなしばり!?」
櫻子「わーっ おたすけー!」バタバタ
櫻子「って手足は動くし…」
向日葵「すーっ すーっ」
櫻子「!?」
櫻子(待て待て! なんで私、向日葵に抱きつかれて寝てるんだっけ!?)
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:45:16.82 ID:dRe+Jb8B0
-
向日葵「すーっ すーっ」
櫻子「あのー 向日葵 起きてほしいのですが!」
向日葵「んう…」ギューッ
櫻子「たんま!き、きつい!うぐぐ… この低血圧めぇ…」
向日葵「…うん…? …うぅ…」
櫻子「起きた? ちょいちょい、とりあえず離れてくんない?」
向日葵「…? 櫻子…?」
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70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:49:12.12 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「きゃっ! な、なんであなたに抱きついて…/// バカッ!」ゴツン
櫻子「な、何故だぁ… その気になればすぐ目覚めるんじゃん…」
向日葵「くっ…朝から何をするんですの…」
櫻子「こっちのセリフだよ ん…? あれ? 向日葵、小さくなったんじゃなかったっけ…?」
向日葵「え…? 戻ってる… 戻ってますわ!」
櫻子「なんだ 1日で戻るのかよ… よかった…」
向日葵「よかった!戻れましたわ櫻子!」
櫻子「ほんとだよ これで世話しないですむー」
向日葵「あ…… ご、ごめんなさい 迷惑かけましたわ…」
櫻子「い、いきなりしおらしくなるなよ…」
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71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:53:37.08 ID:ZTFw8wNe0
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向日葵裸だよねー?
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74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:56:44.10 ID:dRe+Jb8B0
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>>71
服も一緒にサイズ変わるぐらいの補正はかけさせてほしい…
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72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 21:56:10.86 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「…あう、そ、その… 昨日1日、面倒見てくれてありがとう」
櫻子「ど、どういたしまして…」
向日葵「あとさっきぶったところ…痛かったですわよね…」ナデナデ
櫻子「な…どうしたんだよ向日葵! きもいよ!」
向日葵「昨日いっていたでしょう 私が突っかからなければ普通に話せるって」
櫻子「言ったけどさ…」
向日葵「だから昨日あなたが寝ている間に決めましたの 注意とかはしても、あなたに突っかからないって」
櫻子「そうなのか… べ…別に突っかかったっていいけど…」
向日葵「ケンカはしたくてするものじゃない でしょう?」
櫻子「うぐぐ…」
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76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:01:29.60 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「私だって ケンカしたくなんてないんですのよ できればその… な、ななか なかよく…」
櫻子「そういうことか…」
向日葵「わ、わかってくれた…?」
櫻子「向日葵は私と仲良くしたいんだ! 仕方ないなー 仲良くなってやろう!」
向日葵「またそうやって上からの物言いで私をイライラ… ってなんでもありませんわ」
櫻子「ほれ 仲良しなら手でもつなごうか!」バッ
向日葵「う… ち、小さい子じゃないんですから…」
櫻子「照れてるー 仲良くじゃないのー?」ニヤニヤ
向日葵「うぐぐ…」
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80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:09:54.44 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「櫻子のバカっ!」ゴツン
櫻子「いてっ! 早くも朝から2回目キター」
向日葵「……///」
櫻子「いてて… まあその方がいいじゃん いつも通りでいいよ 向日葵」
向日葵「え……」
櫻子「私が優しいのなんて、ホントに向日葵が可哀そうだったからってだけなんだからな!」
向日葵「………」
櫻子「なんちゃってー……」
向日葵「ぷっ」
櫻子「な、なんだよ!」
向日葵「ふふ、あはは… それは、あなたなりの表現ですわね」
櫻子「うぐぐ…///」
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81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:15:00.89 ID:dRe+Jb8B0
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向日葵「ふぅ… ええ、まあ いつも通りの方がいいですわね その方が私たちらしいですわ」
櫻子「うん、そう そうだよ それが言いたかった」
向日葵「そうですわよね なんだか、いつもと違う感じになってしまうのは まだ早い気がしますわ」
櫻子「…ん 高校生くらいになったら… ま、まぁ 考えてもいいよ」
向日葵「え…」
櫻子「だから! 高校生くらいになったら 優しくしてあげてもいいかも…」
向日葵「…! …ふふ、わかったわ 期待しないで待っていますわ」
櫻子「…へへ じゃあそれまではケンカだなっ おっぱいバスケ!」バシン
向日葵「台無しですわ 少しは控えなさい」ゴツン
櫻子「あたーっ 最近こぶしが早いよ!」
向日葵「ふふ…」
向日葵(西垣先生に、少し感謝 ですわね)
end
-
82: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/10(木) 22:16:26.24 ID:84o7Vq4Z0
-
乙!
-
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:20:22.95 ID:pdFhk1E90
-
乙
カワイイのう
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89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:21:19.48 ID:0Wfm6vb30
-
乙
また書いてくれ
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90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:22:40.26 ID:ZTFw8wNe0
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二人とも可愛かった
西垣先生ありがとう
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92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:27:32.99 ID:sQeL19NCO
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ひまさくおつつ
やっぱ癒されるわ
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93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/10(木) 22:30:23.37 ID:VLv+yWDc0
-
乙
ひまさく最高だわ
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- あかり「京子ちゃんパソコン触らせて!」
- 櫻子「あかりちゃんは渡さない!」 向日葵「渡しませんわ!」
- 綾乃「歳納京子の靴下持ってきちゃった…」
- ちなつ「あかりちゃんのバカ!最低!キモイ!変態!」
- 京子「忘れられないキスが欲しい」
- 京子「せめて夢の中ででも」
- 【ゆるゆり】向日葵「……子守唄を歌ってくれませんか。赤座さん」
- 千鶴「……歳納京子、ちょっと来い」京子(告白キタコレ)
- あかり「あれ?こんなところにツンがいっぱい落ちてるよ?」
- 向日葵「はい?櫻子と赤座さんが入れ替わった?」
- 西垣「他の生徒を実験台にして以来、松本が口をきいてくれない」りせ「……」
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