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【ごちうさ】チノ「ココアさんが幼女可愛い」

1 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:43:20.02 ID:7QaXra8I0


チノ「うん……もう朝ですか」

チノ「布団が膨れて……ココアさん、また潜り込んでいたんですか」

チノ「子供じゃないんですから、いい加減にしてくだs……」

幼ココア「ふにゅー……ふにゅー……」

チノ「」

チノ「」ゴシゴシ

チノ「睡眠が足りなかったでしょうか……」




2 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:44:14.29 ID:7QaXra8I0
ホッペムニッムニッ

チノ「痛いです。……いえ、現実逃避している場合ではありません。これは一体」

チノ「……ま、まさか」


チノ「ココアさんの、子供!?」


チノ「どう見ても四、五歳……こっそり実家からこっちへ連れてきたとかでしょうか……」

チノ「もしそうなら、ココアさんが小学生の頃に生まれた子供ということになりますね」

チノ「い、今の世の中にはそういうのもあるんでしょうか……」ブルブル

チノ「ココアさんが……そんな……」ガタガタ


幼ココア「ぅん……」

チノ「!?」


3 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:45:47.46 ID:7QaXra8I0
幼ココア「……」キョロキョロ

幼ココア「お姉ちゃん、だあれー?」

チノ「わ、私はチノです。あなたは……?」

幼ココア「私? 私ね、ココア! 保登ココアだよー!」

チノ「えっ……ココア、さん?」

幼ココア「お姉ちゃんなのにさんなんて変なのー」キャッキャ

チノ(ココアさん本人というのはあまりにファンタジー過ぎます……でも……)

チノ(ココアさんが自分の名前を娘につけてココアⅡ世を名乗らせるような人とは思いたくないです)

チノ(うちにもファンタジーなおじいちゃんがいますし、とりあえず本人と思っておきましょう……)

幼ココア「ねえチノお姉ちゃん、ここどこー? お母さんとお姉ちゃんはー?」

チノ(チノお姉ちゃん……)キュン

チノ「ここはラビットハウスという喫茶店の二階です。ココアさんのお母さんとお姉さんは……す、すぐに帰ってきますよ」

幼ココア「そっかー。良かったー」ニパー

チノ(ココアさんの笑顔が眩しい!)


4 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:46:45.88 ID:7QaXra8I0
グウゥー

幼ココア「お腹すいたー」

チノ「ああ、朝ごはんですね。待っててください、今作りますから」

幼ココア「お姉ちゃんが作るの? すごいねー」

チノ「そ、そうですか」

幼ココア「私のお姉ちゃんはね、パン以外まともに作れないんだよ」ショボーン

チノ(ココアさんもそうですが……)


5 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:47:54.51 ID:7QaXra8I0
チノ「おはようございます、お父さん、おじいちゃん」

タカヒロ「おはよう」

ティッピー「おはようチノ……」

幼ココア「……」ジーッ

ティッピー「……えっ」

幼ココア「お姉ちゃん! このもふもふ喋った!!!」モフモフグイグイ

ティッピー「ノオォオオォオ!! 動物を触る力に躊躇いが無いいぃぃ!!」ジタバタ

チノ「ココアさん、その声は私が出しているだけです。嫌がってますから離してあげてください」

幼ココア「えー、やだ。モフモフだし、お姉ちゃんがそんな声出せるわけ無いもん!」モフモフ

タカヒロ(それはそうだな)

ティッピー(それはそうじゃの)

チノ「……じゃあ、せめて優しくしてあげてください。その子も生きているんです。引っ張られたら痛いです」

幼ココア「わかったー! 優しくもふもふするね」モフモフ


7 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:49:01.25 ID:7QaXra8I0
タカヒロ「……チノ、この子は一体」

チノ「全くわかりません……ココアさんの子供なのか……あるいは、ココアさん本人なのか」

タカヒロ「さすがに本人ってことは」


ティッピー「ヌウゥオオオォォ」ヘヴン状態

幼ココア「ここかー、ここがええのんかー」モフモフ

ティッピー「アヒン」


タカヒロ「……まあ、その可能性も捨てきれないな」

チノ「ですよね」


8 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:51:27.75 ID:7QaXra8I0
幼ココア「ごちそうさまでしたー! ねえねえお姉ちゃん、一緒に遊ぼ?」

チノ「すいません。私は今日は仕事が……父とティッピーに遊んでもらってください」

幼ココア「えー……ダメ?」キュルン

チノ「ぐっ!! ……で、でも……」

タカヒロ「お店のことはいいから、ココアくんと遊んでくると良い」

幼ココア「だって! 遊ぼう、お姉ちゃん!」

チノ「わ、わかりました……それならしょうがないですね……」キュン

チノ「どこに行きましょうか。美味しい和菓子でも食べに行きますか?」

幼ココア「わがし! 食べる食べる!」


9 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:53:39.68 ID:7QaXra8I0

――
―――

千夜「いらっしゃいませー。あら、チノちゃんに…………ココアちゃん?」

幼ココア「ココアだよ! お姉ちゃんなんで知ってるの?」

千夜「あらあら、こんなに可愛くなっちゃって」ナデナデ

幼ココア「えへへぇ~」

チノ「あの、千夜さん。これには訳が……」

チノ「……あるとは思うんですが、私にもよくわからないんです」

チノ「ただ、恐らくは私達の知っているココアさんなのではないかと」

千夜「ココアちゃんの子供にしては大きいものね。不思議なこともあるのねー」モニモニ

千夜(柔らかいわ…!)

幼ココア「ほっぺむにむにされたー、もへへへ」

チノ「とりあえず、何か食べさせていただいてもいいですか」

千夜「勿論よ。じゃあ、あちらの席へどうぞ」


10 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:54:44.48 ID:7QaXra8I0
幼ココア「おぉー……おぉー?」

チノ「ココアさん、どれにしますか……って、どれがなんだかわかりませんよね」

幼ココア「これ、これがいい! なんか強そう」

チノ「黄金の鯱スペシャルですか。……ひょっとして元のココアさんもそんな理由で選んだんでしょうか…」

幼ココア「もとの?」

チノ「いえ、なんでもありません。では私は、花の都三つ子の宝石にします。すいませーん」

千夜「はいはーい」


11 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:55:47.14 ID:7QaXra8I0
チノ「……」

幼ココア「……」ジーッ

チノ(……一挙一動を見られている気がします)

チノ「……」モニモニ

チノ(柔らかい…!)

幼ココア「ほっぺ触るのはやってるの? 私にも触らせて~」フニフニ

チノ「ココアさんの手は温かいですね」

幼ココア「チノお姉ちゃんの手も温かいよー」ニコッ

チノ(もうしばらくこのままでもいいかもしれません…)


12 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:56:45.50 ID:7QaXra8I0
幼ココア「おいしかったー!」ポンポン

チノ「そうですか、それは良かったです。……次は紅茶を飲みにでも行きましょうか」

幼ココア「紅茶? 大人っぽーい」

チノ「大人っぽいですか?」

幼ココア「うん。コーヒーの次くらいに大人っぽいよ」

チノ「帰ったら一緒にコーヒーも飲みましょうか」

幼ココア「大人の階段駆け上がっちゃうね!」


13 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:57:52.16 ID:7QaXra8I0
シャロ「いらっしゃいませー……って、あら、チノちゃん」

チノ「こんにちは、シャロさん」

幼ココア「うさみみのお姉ちゃん……?」ジーッ

シャロ「? この子は誰? ココアの親戚の子か何か?」

チノ「この子は」

幼ココア「私知ってる! 大人のお店ってやつ! 夜になると女の人がもがむぐ」

チノ「……ココアさんっぽい人です」

シャロ「よくわかんないけど、とりあえず席に案内するわね」


14 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 20:59:04.65 ID:7QaXra8I0
チノ「……というわけでして」

シャロ「ふぅん……ココア本人はどこにもいないのよね」

チノ「朝から見てないです」

幼ココア「私いるよ?」

シャロ「……手の込んだどっきりか何かなのかしら。ところでチノちゃん、ご注文は?」

チノ「では……私にはカモミールと、ココアさんには甘くて飲みやすいものを。あとクッキーください」

シャロ「かしこまりました。ちょっと待っててね」


15 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:02:58.60 ID:7QaXra8I0
チノ「何時ごろ家に帰りましょうか……」

幼ココア「帰ったらお姉ちゃん、お迎えに来てるかなー?」

チノ「そ、それは……」

チノ「……も、もしかしたら、しばらく来ないかもしれません。その時は、ちゃんと待っていられますか?」

幼ココア「えー! ……来ないの?」ウルウル

チノ「来ます来ます! ただ今日来るかわからないだけで……」

チノ「……明日! 明日まで待っていればお迎え来ますから」

幼ココア「……さっきのうさぎモフモフさせてくれたら、待ってる」

チノ「どうぞ、いくらでもモフモフしてあげてください」


ティッピー「なんかワシ今売られた気がする」

タカヒロ「どんな気だよ」


16 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:04:05.43 ID:7QaXra8I0
シャロ「お待たせしましたー」

幼ココア「待ってましたー! クッキー美味しい!」モグモグ

チノ「ああ、ほらココアさん。口元についてますよ」スッ

幼ココア「チノお姉ちゃんにもついてるよ。とってあげる!」ペロッ

チノ「!! そ、そういうの、外ではしないでくださいって」

幼ココア「?」

チノ「……ああ。そうでした、今は覚えていないんでした」


シャロ(家ではアリなの……!?)


17 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:05:36.29 ID:7QaXra8I0
シャロ「ありがとうございましたー」

幼ココア「さあ、えねるぎーも全開だよ! これからどこ行くの?」

チノ「そうですね……近くのお店を見て回りましょうか。今のココアさんになら、どれも新鮮に見えるでしょうし」

幼ココア「よーし、いっくよー!」ダダッ

チノ「え、ちょっ、走らないで! 待ってください!」


18 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:07:21.77 ID:7QaXra8I0
リゼ「フリフリ……ふわふわ……私にはちょっと可愛すぎるか……? で、でも、ちょっとくらいなら…」

幼ココア「チノお姉ちゃーん! こっちだよー!」

リゼ「ん? ココア……ってあれ、いない」

幼ココア「ココアだよ」

リゼ「え……ココア? なんか小さくないかお前」

幼ココア「ちっちゃくないもん!」


幼ココア「ところでおばさん、なんで私のこと知ってるの?」


リゼ「」

チノ「ココアさん、待ってください……なんでそんな……体力が」ハァハァ

チノ「あ、リゼさん。こんにちは」

リゼ「」

チノ「……?」

幼ココア「チノお姉ちゃーん! なんか私のこと知ってるおばさんがいた」

チノ「あぁ……それで固まっていたんですか……」

チノ「ココアさん、この人はまだそんな歳じゃないです。お姉さんって呼んであげてください」

幼ココア「えぇ……」

リゼ「なんでそんな不服そうなんだ! うぅ……」

チノ「すいませんリゼさん。実は……」


19 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:09:35.28 ID:7QaXra8I0
カクカクシカジカ

チノ「というわけなんです」

リゼ「つまりココアは私のことをおばさんと……」

チノ「話聞いてましたか。幼い頃以降の記憶は無いのでそんなことはないですって。……これくらいの子から見たら、みんなそんなものですよ」

チノ(他の人はみんなお姉ちゃん呼びだったことは伏せておきましょう……)

リゼ「そうかな……でも、この服を諦める決心はついたかな」

幼ココア「あ、この服可愛い!」

リゼ「ああ、でも私には多分、似合わないから……」

幼ココア「そんなことないよ! お姉ちゃんにはきっと似合うよ!」

リゼ「……そ、そうかな?」

幼ココア「うん! ちゃんとわか……わか……若作りしてるように見える!」

リゼ「」

チノ「すいませんリゼさん! もうココアさん連れて行きますね!」

幼ココア「ばいばーい、お姉ちゃーん」

リゼ「」


20 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:13:36.84 ID:7QaXra8I0

――
―――


幼ココア「今日は楽しかったねー」

チノ「ココアさんは知らない街で容赦なく走りすぎです。もうちょっと落ち着いてください」

幼ココア「心のビートは止められないよ!」

チノ「止めてください。迷子になったらどうするんですか」

幼ココア「えへへー」

チノ「もう……」

幼ココア「……ねえ、チノお姉ちゃん」

チノ「はい?」

幼ココア「お姉ちゃんたち、まだ来ないのかな?」

チノ「……明日には来ますよ。心配はいりません」

チノ(どうにか明日、ご家族を呼ばないといけませんね……)

幼ココア「……ふぅん」

チノ「そうだ、コーヒー淹れてきます。ココアさんも飲みますか?」

幼ココア「コーヒー? 飲むー!」


21 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:15:43.05 ID:7QaXra8I0
チノ「…………」コポコポ

チノ(……もし、もしも)

チノ(ココアさんが、このまま元に戻らなかったら。そもそも、彼女がココアさんじゃなかったら)

チノ(あの子は明日からどうすれば……それ以前に私の知ってるココアさんはどこに……)

チノ(ココアさん……こういうとき、ココアさんなら……)

幼ココア「チノお姉ちゃん?」

チノ「! ……ああ、どうしたんですか、ココアさん。コーヒーならもう少し待ってください」

幼ココア「お姉ちゃん、ちょっとしゃがんで」

チノ「?」

幼ココア「えいっ、モフモフー!」モフモフ

チノ「!」


23 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:20:56.17 ID:7QaXra8I0
幼ココア「あのね、よくお姉ちゃんがこうしてくれるの」

幼ココア「元気の無いときにこうしてもらうと、元気が出るんだって」

幼ココア「だから、チノお姉ちゃんも暗い顔しないで、元気になって!」

チノ「……ココアさん」

チノ(私より、ココアさんのほうがずっと、不安でいっぱいなはずなのに)

チノ「……ココアさんは、小さくなってもお姉ちゃんなんですね」

幼ココア「ほぇ? 私お姉ちゃんじゃないよ?」

チノ「元気が出ました。ありがとうございます……大好きですよ、ココアお姉ちゃん」

チノ「私からも、元気のおすそ分けです」モフモフ

幼ココア「? えへへぇ、私もチノお姉ちゃん大好き!」モフモフ





チノ「ココアさん、コーヒーできましたよ」

幼ココア「ふにゅう……」スヤスヤ

チノ「……寝ちゃいましたか。まあ、あれだけ走り回りましたからね」

チノ「お休みなさい、ココアさん」

幼ココア「うにゅ……えへへ、チノお姉ちゃん……」


24 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:22:19.53 ID:7QaXra8I0
翌朝

チノ「ん……」パチッ

チノ「あ、そうだ! ココアさんは」

ココア「チノちゃん~……えへへぇ」

チノ「……なんで私の布団にいるんですか」


25 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:24:42.57 ID:7QaXra8I0
翌朝

チノ「ん……」パチッ

チノ「あ、そうだ! ココアさんは」

ココア「チノちゃん~……えへへぇ」

チノ「……なんで私の布団にいるんですか」



チノ「ココアさん、昨日のこと覚えてます?」

ココア「昨日? 何かあったっけ?」

チノ「覚えていないならいいです」

ココア「? あ、ねえねえ聞いて。私今日面白い夢見たんだ」

チノ「夢ですか?」

ココア「うん! 私が小さくなってね、チノちゃんの後ろをついてまわるの」

ココア「みんなのお店を回って、リゼちゃんをおばさんって呼んで落ち込ませちゃって」

ココア「最後は、チノちゃんが『ココアお姉ちゃん大好き! お姉ちゃんと結婚する!』って言ってくれる」

チノ「そんなこと言ってません! もう……」

ココア「えへへー」

チノ「…………け、結婚する、とまでは、言ってませんからね」



おしまい


26 : ◆8GtO9Q8Y8U 2015/01/25(日) 21:28:02.28 ID:7QaXra8I0
第二十作目です。
たまにしか書かないと書き方が全然わからなくなる。けどまだ思いついたら書きたいです。
本当はもっともっとシリアスな話になるはずが、書くの面倒すぎてほのぼのになりました。もうちょっとぴょんぴょんさせられた気がする…。


それと、本当はもっと早く投稿するはずだったんですが、これ作ってて遅れました。お許しください。そしてみんなごちうさSS書こう。
ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/nm25425542
Pixiv:http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=48372200


28 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/25(日) 21:33:18.54 ID:BgW2s1omo
よかった


29 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/25(日) 21:41:14.05 ID:ma4Z0GZoo
心ぴょんぴょんした


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422186199/


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