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櫻子「考えてることを」向日葵「喋ってしまう薬?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:21:25.96 ID:N9pkLodo0
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西垣「うむ 他でもなく、君たちに試してほしいと神からのお告げがあった」
櫻子「西垣先生って神とか崇拝する人だっけ…」
向日葵「いえ それより実験台に生徒を使うのはどうなんですか…?」
西垣「いいじゃないか 面白いぞー 相手の考えてることがわかるのは!」
櫻子「ま、まぁ確かに面白そうではありますけど…」
向日葵「絶対に成功しますの? 失礼ですけど、不安ですわ」
西垣「問題ない 恐らくな」
向日葵「恐らくって…」
西垣「まあいい お前たちに渡しておくから 使いたくなったら使ってみてくれ ほれ」スッ
櫻子「どうも…」
向日葵「ありがとうございます…」
西垣「効力は飲んでから約2時間 寝る前とかに飲んでも意味ないからその辺は調節してくれ」
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:26:58.20 ID:N9pkLodo0
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櫻子「ど、どうする? 使ってみる?」
向日葵「効力が怖いというよりも ちゃんとした効果の出る薬なのか分からないのが怖いですわ」
櫻子「でも受け取っちゃったからにはさぁ 捨てるわけにはいかないじゃん?」
向日葵「丁重にお返しするのも失礼ですわね」
櫻子「とりあえず持って帰って後で考えるかぁ」
向日葵「それでいいとおもいますわ 今飲む勇気は私にはちょっと…」
櫻子「それは私もー」
向日葵「では夕飯食べ終わったら、どうするか話しますわよ」
櫻子「うぃー 向日葵んちでいいの?」
向日葵「どっちにしたってあなた来る気満々でしょう…」
櫻子「まあね!」
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:31:54.85 ID:N9pkLodo0
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-夕食後-
櫻子「向日葵ー きてやったぞー」
向日葵「…食器洗ったら行くから、私の部屋にいて」
櫻子「りょうかーい」
櫻子「さーて… どうにかして向日葵にこの薬飲ませてやる…」ニヤッ
向日葵「お待たせ… これお茶だけどよかったら」コトッ
櫻子「あ、うん んでどうする? 飲んでみる?」
向日葵「やっぱり私は飲もうとは思えないですわ…」
櫻子「なーんだ そっか じゃあ明日返す?」
向日葵「そうですわね、先生には悪いですけどそれが安定ですわね」
櫻子「ちょっとつまんない」ゴクゴク
向日葵「ふふっ、そうかしら」ニヤ
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:37:24.58 ID:N9pkLodo0
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櫻子「向日葵、本当は試したいんでしょ?」
向日葵「いえ そんなことは… 櫻子と違って無駄すぎる好奇心は持ちあわせていないので」
櫻子「なんだとー! …でも、私は向日葵がいろんな場面でどう思ってるのか知りたいけどなー」
向日葵「え……」
櫻子「なっ!? え、な、なんで! 勝手に喋っちゃった…!?」
向日葵「ごめんなさい 実はあなたの飲んだお茶に薬を混ぜましたわ」
櫻子「ふ、ふざけんなっ 向日葵も飲めー!」
向日葵「残念ながら使ってしまったので」ニコッ
櫻子「私のがあるだろー!ほれー!」
向日葵「飲みませんわ」ゴスッ
櫻子「あてっ! な、なんで毎回ぶつんだよ… 冗談だって気づいてよ…」
向日葵「あ… ご、ごめんなさい…」
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11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:40:50.68 ID:N9pkLodo0
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櫻子「うぐぐ…またか… 無心だ! 何も考えず、何も話さず!」
向日葵「それじゃあ実験になりませんわ どうせ飲んでしまったんだから、色々試してみたいですわね」
櫻子「なんで私だけなの?」
向日葵「私は嫌だからですわ」
櫻子「なんだそっかぁー! って理由になってねーよっ」
向日葵「まあまあ あなたが終わったら私も試してあげますから」
櫻子「ホント!? ならいいや! 向日葵の考えがわかるぞー やたー!」
向日葵「そこまで喜ばなくても…」
櫻子「あっ…/// う、うるさい!喜んでないよ!わーいわーい!」
向日葵「ぷっ… 面白い…」
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:45:38.68 ID:N9pkLodo0
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櫻子「ふぅ…」
向日葵「珍しく静かですわね」
櫻子「逆に冷静になれるかもしれない」
向日葵「静かだと逆に落ち着かないけど、これはこれでありですわ」
櫻子「むっ… 私は薬を飲んでも、いつもの向日葵がいいなぁ」
向日葵「えっ…///」
櫻子「だーっもう! なんなのこの薬! 恥ずかしいったらない!」
向日葵「こ、こほん あなたの考えは大体わかりましたわ 喋ってることと大体逆ですわね」
櫻子「私は思ったままに喋ってるっつーの! 向日葵に本心を知られたくないんだ、恥ずかしいから…」
向日葵「…へえ、そうなんですの」
櫻子「い、今のは嘘だからな! ホントだけど!」
向日葵「忙しい子ですわ…」
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14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:47:34.37 ID:wzSmC7060
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かわええええ
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15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:48:27.78 ID:N9pkLodo0
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櫻子「あーもうやだ!帰る! 向日葵と離れるのは寂しいけど明日の朝になればあえるもんね!」
向日葵「なっ……///」
櫻子「う、うわぁ!! 今のは絶対ウソウソ! 向日葵になんて会いたくて仕方ないし!」
向日葵「…/// もう少しいたら…?」
櫻子「うっさい!これ以上余計なこと言う前に帰る! もっといたくて仕方ないけど!」
向日葵「…く、薬の効果が切れるまでは… いなさい!」
櫻子「や、やだよ!帰るもん! いなさいって言われちゃったからいようかな!」
向日葵「ええ いていいですわ」
櫻子「ぐぬぬ……」
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17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 20:54:00.22 ID:N9pkLodo0
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向日葵「櫻子も、普段から全部心のままに喋ればいいのに… そうすれば私も怒りませんわ」
櫻子「言うわけないだろ… 向日葵に怒られるのも嬉しいんだもん」
向日葵「あ、そ、そう…」
櫻子「くっそー 無心になれない… 向日葵が前にいるから…」
向日葵「ちょ…あなた、大丈夫ですの…?」
櫻子「もう無駄だって分かったから逆に普通に喋っちゃおうかな」
向日葵「でもそうしたら実験が…」
櫻子「そんなの関係ねえ」
向日葵「ふる…」
櫻子「あとどのくらい効果あるの…?」
向日葵「まだ1時間経ってないくらいだけど」
櫻子「はあ…もうやだ…」
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21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:00:33.17 ID:N9pkLodo0
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向日葵「そういえばあなた宿題は?」
櫻子「今日はすぐやったよ?」
向日葵「へ、へえ 珍しいですわね」
櫻子「実は向日葵に教えてもらいながらやりたいから、わざといつもやらないんだよねぇ」
向日葵「え…じゃああなた本当は、1人でできるの…?」
櫻子「う、うぐぐ…/// 余裕だよー」
向日葵「へえ…そうなんですのね」
櫻子「怒んないでよ… そのくらい向日葵に会いたかったんだよ」
向日葵「はあ… もうさっきから恥ずかしいセリフを何度も…///」
櫻子「言いたくて言ってるんじゃないよ… いつも伝えたくて仕方なかったけど」
向日葵「もう私がパンクしそうですわ…///」
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23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:05:35.51 ID:N9pkLodo0
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櫻子「パンク?おっぱいパンクしちゃえ! 照れてる向日葵は一段と可愛いなぁ」
向日葵「な、ななな… 櫻子のバカっ!」ゴスッ
櫻子「ごはっ! ぼ、暴力はやめてよ… 私だって痛いんだよ?」
向日葵「あ… ご、ごめんなさい 私ったらあなたが我慢するのをいいことにいつも…」
櫻子「ぷっ、謝ってやんの! 正直に言わない私が悪いんだから気にスンナよっ」
向日葵「なんだか可哀そうになってきましたわ… だまして飲ませてごめんなさい、櫻子」
櫻子「へん、もう遅いっての… 向日葵だって私の本当の気持ちを知りたくてやったんでしょ、違う?」
向日葵「え!? い、いえその…///」
櫻子「その反応はガチなのか… よかった向日葵も私のこと気になってるんだ」
向日葵「う… さ、櫻子のバ… あ…」サッ
櫻子「おぉ、ぶつのやめた!珍しい! ありがとう向日葵ちゃん!」
向日葵「ひ、向日葵ちゃん…!?」
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:10:35.16 ID:N9pkLodo0
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櫻子「そういえば楓は大丈夫なの?」
向日葵「楓はご飯食べて、お風呂入ったら寝ますから… 大丈夫ですわ」
櫻子「ああ 私も小学3年くらいまでは9時には寝てたかも」
向日葵「それは私もですけど…」
櫻子「小学校低学年くらいまで、たまに一緒に寝てたよねー」
向日葵「ええ? なんで今その話に…」
櫻子「いやぁ たまには一緒に寝たいなぁって」
向日葵「あの… 本気…?」
櫻子「どわっ! い、今のなし!」
向日葵「別に寝たいっていうなら、構いませんけど…」
櫻子「いやだから無しだって! さすがにそれはドキドキして眠れないよきっと!」
向日葵「ドキドキって…」
櫻子「ああもう! 今度こそ帰る! どうせもう効果きれるよ! まだいたいけど!」
向日葵「え、ええ そうですわね そろそろ終わりにしましょう…」
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29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:14:44.80 ID:N9pkLodo0
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-後日-
櫻子「うぐぐ… 昨日は酷い目にあった…」
向日葵「おはよう…」
櫻子「んあぁ おはよう いこっか」
向日葵「ええ…」
櫻子(起きたばっかりか、またボーッとしてる)
櫻子「実験結果、言うの…?」
向日葵「ええ…? ああ、そうですわね あなたしか試してないけど報告はするべきですわ」
櫻子「どうせだから向日葵さんも…なーんて…」
向日葵「そういえば効果は切れたんですの?」
櫻子「帰ってすぐに効果なくなってたよ」
向日葵「そう…」ボーッ
櫻子(飲ませるならチャンスだなぁ… でも学校では可哀そうかな…)
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30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:17:32.96 ID:N9pkLodo0
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-放課後-
櫻子(結局使えなかった… 私って変なところでいい子なのかな なんちゃって)
向日葵「なにニヤニヤしてるんですの? 生徒会に行きますわよ」
櫻子「あ、うん… 私もいくー」
向日葵「西垣先生への報告は明日にしましょう 今日はちょっと忙しくてそれどころじゃなかったから」
櫻子「わかったー 向日葵もまだ使ってないしね?」チラチラ
向日葵「使うつもりはありませんけど」
櫻子「そうかよ」
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32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:21:35.83 ID:N9pkLodo0
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-生徒会室-
櫻子「こんにちはー」
向日葵「今日はお仕事、ありますか?」
綾乃「あるんだけどね 2人くらいで終わる内容なのよ だから私と千歳で…」
櫻子「あ! わ、私やりますよ! 向日葵より点数稼ぐもんね!」
向日葵「櫻子がやるなら私もやりますわ 先輩お2人はたまには休んでください?」
千歳「ええの? でもカギしめて先生に報告もあるし…」
櫻子「それもやっておきますから! 向日葵の言うとおり、たまにはお休みで!」
綾乃「そ、そう? ならお言葉に甘えようかしら… ホワイトボードに書いてあることやってくれればいいから?」
向日葵「わかりました お任せください」ニコッ
櫻子「お疲れ様でしたぁ」
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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:26:15.85 ID:N9pkLodo0
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櫻子「へえ 募金か…」
向日葵「赤い羽根、などはよく見かけるけど 今回のは珍しいですわね」
櫻子「まあね 今日は募金箱作って ポスター貼るだけか 確かに簡単かも」
向日葵「分担する? 私が箱作るから、あなたはポスターを貼れば…」
櫻子「んー どうせ大して時間かからないし分ける必要もなくない? ていうかポスター貼る方が早く終わるでしょ」
向日葵「まあそうですけど… じゃあ箱を作ってしまいましょう」
櫻子「図画工作なら任せろー」バリバリ
向日葵「それじゃなくて、ダンボールからですわよ…」
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34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:28:47.61 ID:N9pkLodo0
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櫻子(おお!いいこと思いついた!)
向日葵「手が止まってますわ 早く切って」
櫻子「あ、ごめんー」チョキチョキ
向日葵「なにを呆けていますの?」
櫻子「考えてるんだよっ」
向日葵「…なにを」
櫻子「ううん別に! 向日葵、お紅茶でもいかが?」
向日葵「薬を混ぜる考え… 見え見えだけど…」
櫻子「じゃあ作ってるところ見てればいいじゃん 入れないからさ」
向日葵「…それなら、いただきますわ…」
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37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:33:42.01 ID:N9pkLodo0
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櫻子(右手で普通に紅茶を入れながら、左手でガムシロップを取る振りをしつつ、薬をガムシロに…混ぜるっ!)
向日葵「珍しく、まともに淹れているようですわね」
櫻子「えっへん あ、ガムシロ忘れてたー」トポトポ
向日葵「ありがとう じゃあいただきますわ」ゴクゴク
櫻子(なんだかんだで見てない向日葵まぬけー)
櫻子「おいしい?」
向日葵「…別に普通ですわ 櫻子が淹れてくれたから、特別おいしいですけど…」
櫻子「えっ」
向日葵「さ、櫻子! 混ぜましたわね!?///」
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41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:41:52.72 ID:N9pkLodo0
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櫻子「ごふっ た、たんま! まさか気づかないと思わなくってつい…」
向日葵「まったく…油断した私がバカでしたわ… そんなイタズラをする櫻子だからこそ、ほっとけないんだけど…」
櫻子「お、おう… マジでやばいね この薬… 向日葵からそんな言葉が出るなんて」
向日葵「想像していた以上に恥ずかしいですわね…///」
櫻子「ごめ… 学校じゃさすがにやばかったかな やりすぎた…?」
向日葵「別に もうこの時間じゃ部活の子くらいしか残ってないだろうし… そうつまり櫻子と2人っきりで私には至福の時ですわ」
櫻子「ひ、向日葵… はずかしいやつ…///」
向日葵「う、うるさいですわ! …くっ、思った以上に面倒な薬ですわね…」
櫻子「なにも考えなければいーんだよ? 無心むしーん」
向日葵「あなたと違って普段から頭を使っていますので… 櫻子はバカでも可愛いけどってフォローしたいですけど」
櫻子「向日葵…ふっ」ニヤッ
向日葵「櫻子に憐みの目を向けられるなんて…! こ、これはこれで悪くないですわ!」
櫻子「マジですか…」アセッ
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42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:44:28.32 ID:St4T4pcj0
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向日葵かわいい
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43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:46:32.61 ID:ZOHs6sbI0
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かわいすぎワロタ
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44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:49:11.46 ID:N9pkLodo0
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向日葵「……」
櫻子「おっ 無心を保ってる くすぐっちゃえ」コチョコチョ
向日葵「んふっ…ふふっ… や、やめなさいっ」ゴツン
櫻子「も、もうぶってきたし… ねーちゃんにも殴られたことないのに」
向日葵「もう… またやっちゃった、櫻子は嫌だって言ってたのに… ああでもくすぐられちゃったスキンシップ嬉しいですわ」
櫻子「向日葵いつもどんだけ頭の中すごいの…?」
向日葵「は、恥ずかしい… なんでよりによって好きな子の前でこんな薬を…」
櫻子「…え?」
向日葵「きゃぁぁあぁああ!わ、忘れてぇ!忘れなさいぃ!」バシン
櫻子「ごはぁっ」
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48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:54:07.85 ID:N9pkLodo0
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向日葵「最悪… こんな薬… なんで存在しますの…ぐすっ」
櫻子「あー…あのさ… 好きな子って…」
向日葵「復唱しないで! 絶対に嫌がられる、女の子が女の子を好きなんて 気持ち悪がられる… 櫻子に嫌われるっ!」
櫻子「お、おい 大丈夫だって… 別に嫌いになんないよ」
向日葵「ほ、ホントですの…?」
櫻子「…そのくらいじゃ全然なんないよ ホントに私のこと好き?」
向日葵「…はいって応えるわけないでしょう…? 答えはYESですわ」
櫻子「ぶふっ ま、マジか!」
向日葵「…はあ… もう、私も終わりですわね…」
櫻子「いやぁ マジなんだ、ならいいんだ 私も嬉しくないわけじゃないからね」
向日葵「え…?」
櫻子「う、嬉しくないわけじゃないだけだからなっ!///」
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50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 21:58:57.63 ID:N9pkLodo0
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向日葵「…わかりにくいですわ 薬のせいとはいえ、私は言ったのに」
櫻子「うぐぐ… 私も向日葵のことは…その…」
向日葵「櫻子はどう思ってるのか私は知りたいですわ 昨日、薬を使ったけど本当に知りたかったのはその気持ちですわ」
櫻子「え…ああ い、今のは心の声だよね」
向日葵「いいえ 今のは自分の意思で喋りましたわ」
櫻子「…そうなんだ じゃあ言うよ…」
向日葵「は、はい… お願い好きって言って…!」
櫻子「た、溜めてるときに言われたらタイミング逃すでしょ…」
向日葵「ごめんなさい… ああもう鎮まって私の心! 櫻子の声が聞こえないですわ!」
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53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:03:41.55 ID:N9pkLodo0
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櫻子「…私もその… 小さい頃から好きな子はいるよ」
向日葵「はい ……それって私ですの?」
櫻子「いや言うなよ!/// ヒントは1つだけ、その子は私の家の隣に住んでる同じ年の子なんだ …へへ」
向日葵「そ、そうなんですの 私決定ですわ!や、やりましたわ!!」
櫻子「だから大声で言うなよ… は、はずい」
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57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:08:54.53 ID:N9pkLodo0
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向日葵「ふふ… よかったですわ お互いに好意はあったんですのね」
櫻子「まあ 嫌いだったら小学校くらいで話さなくなってるでしょ」
向日葵「そうですわね ふふ もう、この薬も怖くなくなりましたわ…」
櫻子「そだね なんか、急に落ち着いてきた…」
向日葵「ええ お互いの気持ちが聞けて、よかったですわ」
櫻子「そだ 西垣先生に結果言いに行かないとね」
向日葵「…そうですわね どう報告しますの?」
櫻子「えへへ 素晴らしい薬でした でいいんじゃない?」
向日葵「ええ、考えがあいましたわ! いきましょう!」
西垣「ふっ たまにはこういう薬も役に立つだろう?」
西垣「いいものを見せてもらったよ 結果については、後で知らない振りをして聞くつもりだがね」
西垣「この薬が欲しくなった者は言ってくれ ではな」
-おわり-
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60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:10:47.85 ID:+5j0ZYRV0
-
乙
西垣ちゃんGJ
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61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:11:33.02 ID:St4T4pcj0
-
乙乙
2人ともかわいくて改めて萌えた
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62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:12:07.42 ID:z1FRaBjV0
-
乙
カワイイよ、ひまさく
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64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:14:13.16 ID:N9pkLodo0
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今回は短くて申し訳ないっす
支援ありでした
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/13(日) 22:32:31.38 ID:ZOHs6sbI0
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>>64
おつですわ
-
66: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/11/13(日) 22:20:37.72 ID:6A39z59A0
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思わずニヤニヤしてしまった
乙

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