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P「エレベーターに閉じ込められた」

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 01:10:09 ID:Xe3RtAmg

※きたない



嫌な予感がしたらブラバしてね




3 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 10:50:55 ID:Xe3RtAmg

 某高層ビル エレベーター内



真「あーっ、疲れたー!!」ノビィーッ

P「はい、長時間お疲れ様。美希と真美亜美もお疲れー」


P「後は二階まで降りて、控え室で荷物を回収して終わりだ」

美希「あの番組、リテイク出しすぎなのっ」



亜美「もうフラフラだYOー」

真美「兄ちゃんおんぶしてー」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 11:09:22 ID:Xe3RtAmg

P「今日は勘弁してくれ」

P「俺も現場待機で、裏方の仕事を手伝わされてたから疲れ……」




 ガダァァァンッッ!!!




真「っ!?」ビクッ

美希「なっ、なんなのなの!!」キョロキョロ


P「おいおいおいおい」

P「エレベーターが止まったぞ……」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 11:10:13 ID:Xe3RtAmg
エロは無いです


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 16:24:27 ID:Xe3RtAmg

真美「ど、どっ、どうすんの兄ちゃん!!」クイックイッ

亜美「かんぜんみっぷーだよ!!」クイックイッ


P「停電か? 慌てるな慌てるな。こんなデカいビルなんだから、すぐ予備電源に切り替わる」

P「それに密封じゃなくて……まぁいいや。とにかく少し待とう。二十分もして動かなかったら、事務所に連絡するよ」



美希「じゃあ、それまでハニーと一緒に居られるねっ」ギュッ

真「み、美希っ!!」


亜美「兄ちゃん、パスドラやらせてー」

P「良いけど、電池の消耗に気を付けてくれよ?」


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 17:35:02 ID:Xe3RtAmg

   20分後


P「やっぱり、マガジンの巻頭グラビアに真を押したのは正解だったな」ペラッ

美希「わぁーっ、真クンえっちぃの」ジィーッ


真「やめてよっ、撮影の時……凄く恥ずかしかったんだからさ」テレテレ

P「『真王子、男も悩殺する渚の激キワセクシー水着!』。いい見出しだし、男の子も喜ぶと思うぞ?」ペラッ



真「ん……」

真「プロデューサーは、ボクの水着姿を見れて嬉しいですか?」チラッ


P「えっ? そりゃあ嬉しい、よ?」

真「な、ならっ、使えますかっ!! 使えるんですかっ!?」ズイッ


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 21:54:47 ID:Xe3RtAmg

P「つっ、使おうと思えば、使えるんじゃないか?」アセアセ

真「なんですか、使おうと思えばって……」ジトーッ


真「ボクは、プロデューサーがやってみろって言ったから!!」

P「使えるよまこりん!! エロい!! セクシー!! 今夜はこれに決定!!」



真「本当ですかぁ?」ジトーッ

P「本当だって!! カケてもいいよっ!!」アセアセ


真「それなら、プロデューサーのシてる所、ボクに見せてくださいっ!!」ワクワク

P「よし分かっ……え゙っ!?」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 22:03:51 ID:Xe3RtAmg

P「いや、それは倫理的に……」

亜美「にぃちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」クイックイッ


P「だぁっ、もっ、うるさいぞ? どうしたんだ」

真美「兄ちゃんのスマホ、電池なくなっちゃった……」シュン



P「は? え? は?」

真美「でも兄ちゃん、ゲームは楽しいからねっ」


亜美「ちかたないねっ」

P「よぉし悪ガキどもこっちにケツ向けろっ!! ぶっ叩いてやる!!」グッ


13 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 22:10:13 ID:Xe3RtAmg

P「……」

P「と言いたいが……」


亜美「およっ、おしりペンペンは無し?」

P「事務所に戻ってからするぞ?」



P「だが今は……皆は携帯、持ってないよな?」チラッ

美希「もってないの」フルフル


真「控え室に置きっぱなしです」

真美「真美たちもそーだよ?」


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 22:18:47 ID:Xe3RtAmg

P「だよなぁ……うーむ」

P「って事は、最悪の事態も想定しとくか」


真「最悪の事態、ですか?」

P「長時間、この五人がエレベーターに閉じ込められる事だよ」



P「幾ら何でも、今日中に治るとは思うが、それでもプロデューサーとして対処はしなくちゃならん」

真美「ほよっ? どー言う意味?」


P「例えば」

P「トイレ……とか」ボソッ


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 22:30:01 ID:Xe3RtAmg

真「あは、は……トイ、レ?」

美希「……」


真美「えっ!? ど、どーすんの兄ちゃん!!」アセアセ

亜美「ここにトイレなんて無いよね!?」アセアセ



P「だから……よっ、と」バサッ

P「停電だし大丈夫だと思うが、一応、監視カメラに上着を被せて隠した」


美希「嘘だよねハニー? まさか……なの?」フルフル

P「その、まさか、だ」コクリ


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/05(木) 22:38:21 ID:Xe3RtAmg

P「安心しろ」ニコリ

P「汚名は全て俺が被る」ニコリ


P「我慢できなくなったら」ニコリ

P「この場でオシッコしなさい」ニコリ



真「……」

P「これは緊急事態だ、漏らすよりは何倍もマシだろ?」


P「それに今も言ったが、ここの社員に聞かれた時は、俺がオシッコをしたと嘘を付く」

P「お前たちの名誉は守られるんだ。お前たちは、自分の体の事だけ考えればいい……我慢は毒だからな」


19 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 11:25:27 ID:w/YfBT7U

美希「毒の方がマシなのっ!!」プイッ

P「膀胱炎になると大変だぞ?」


美希「ぼっ……うぅっ、ここでするぐらいなら漏らすのっ!!」

P「自暴自棄になるな。まぁ、エレベーターが復旧すれば良し。お前らがトイレしたくならなくても良しだ」



P「とにかく、みんな……エレベーターの真ん中に集まって、背中合わせになって座るんだ」クルッ

亜美「なんで?」クルッ


P「そして、何が有ろうとも振り返らない。これなら、最悪のケースが起きても恥ずかしく無いな?」ストッ
真美「はずかちーよ兄ちゃん!! 音とかはどーするのっ!?」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 11:39:03 ID:w/YfBT7U

P「それはどうしようも無いだろ? エレベーターの四隅でしゃがんでくれれば、耳を塞ぐぐらいはするさ」

真美「でも、聞こえるじゃん……」ボソッ


P「安心しろ。俺には他人の排泄音を聞いて興奮する趣味は無い」

真美「うわーん、兄ちゃんにきこえるじゃんかーっ!!」ポカポカッ



P「痛っ、叩くな叩くな……だからこうやって座ってだな、極力動かないようにして耐えるんだよっ」

P「今すぐにしたい奴は居ないんだろ? だったらエレベーターが動くまで頑張ろう!! 765プロの意地を見せるんだ!!」


P「『おもらしプロ』なんて、絶対に呼ばせないぞ!!」

P「真、美希、真美、亜美、この程度のアクシデント、お前らのアイドル根性で乗り越えて見せろ!!!」


24 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 16:58:41 ID:w/YfBT7U


  再び二十分後



真「ぷ、ぷ、ぷ……えーっと、あっ!! プロパガンダ」

P「大洪水」


美希「いー、犬っ、なの!!」

真美「ぬ? ぬー、ぬー、ぬこ!!」



亜美「粉!!」

真「な……ナッツ!!」


P「津波」

美希「っ!? さっきから、なんなのなの!?」チラッ


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 17:13:31 ID:w/YfBT7U

P「何が? それと、こっちは見るなよー」

美希「ハニーはさっきから、水っぽい事しか言わないのっ!!」


P「なんだよ水っぽい事って……しりとりの自然な答えだぞ? 意識し過ぎだ」

P「まっ、このエレベーターは、一面がガラス張りで、外から日光が射し込んで来て暑い」ダラダラ



P「しかもエアコンまで止まっちゃってるし、涼しさを求めて無意識にそんな言葉が出た、のかも知れないがな」

真「ん……ボク、ノド渇いて来ました。ジュースとか無いですか?」クイックイッ


P「冷たーいお茶なら、鞄に水筒が入ってるぞ……でも、飲むのか?」

亜美「つめ、たい?」ゴクリ


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 17:31:26 ID:w/YfBT7U

P「んーっ、しかしなぁ……やっぱり駄目だ。トイレが近くなるからヤメとけ」

真美「えーっ!! 暑いよ兄ちゃん!!」パタパタ


P「ここでオシッコしたく無いんだろ?」

真「……」グッ



真「ボク、脱ぎますっ!!」ヌギヌギ

美希「あ、じゃあ……ミキもなのっ!!」ヌギヌギ


亜美「亜美もっ!!」ヌギヌギ

P「ええっ!!? う、上着だけだぞ? 下着は脱ぐなよっ!? 下着は脱ぐなよっ!!!」ビクッ チラチラッ


27 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 17:37:24 ID:w/YfBT7U


  また二十分後



P「……」ダラダラ

真「……」ダラダラ


美希「あついの」ボソッ

真「ヤメてよ……暑いって聞くと余計に」



美希「だって暑いんだもん。ミキのせいじゃないのっ」プイッ

P「……」


P「すまんみんな!!」ガサゴソ

P「俺はっ、飲むっ!!」パカッ


28 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 17:44:31 ID:w/YfBT7U

真美「兄ちゃん!?」ビクッ

亜美「あとちょっとだよっ!! みんなで頑張ろうYOー!!」


P「はっ……」ビクッ

P「なんて事だ……765プロで頑張ろうって言ったのは俺なのに!!」プルプル



P「でも、飲む!! 俺は別にお前らの前でオシッコしても構わん!!」

P「いただきまーす!! んくっ、んくっ……」ゴクゴクッ


P「ぷはぁっ!! かあぁぁぁっ、キンッキンに冷えてやがる!!!」

P「渇いたノドに、一瞬で染み渡りやがるぜっ!!」


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 22:06:48 ID:w/YfBT7U

真「酷いですよプロデューサー!! ボクたち我慢してるのにっ」

P「お前らにもすぐに飲ませてやりたいが、火照った体に冷え過ぎた飲み物は毒だからな、ぬるくなるまで待ってだな……」


美希「また毒なの? 毒かどうかは、飲んでみないと分からないの!!」パシッ

P「おわっ!? 引ったくるな!!」



美希「んくっ、んくっ、んっ……ぷはぁ」ゴクゴクッ

P「ぬるくなるまで、待てって言ったのに」


真「次はボクの番だよ美希っ」

亜美「ミキミキはやくはやくー、みんなで飲もうYOー!!」ウズウズ


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 22:11:50 ID:w/YfBT7U


  またまた二十分後



真「……」

美希「……」


真美「……」

亜美「……」



P「……」

P(そりゃあ、水筒が空になるまで飲んだんだしな……尿意もやって来るか)


P「さて」

P(ここからが地獄だ……)


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 22:24:13 ID:w/YfBT7U

P「限界が来た奴は居るか?」

真「あははっ、やだなぁプロデューサーは」


亜美「ま、まだまだヨユーっしょ!! ねっ、真美?」

真美「えっ!? う、うん。ヨユーだよ兄ちゃん!!」



美希「こ、こんな所でしちゃうなんて、アイドルじゃないの!!」モゾモゾ

P「……」


P(みんなギリギリだな、特に美希はヤバそうだ。だがっ……俺はもっとヤバい!!)ギリッ

P(みんなにはあんな事を言ったが、俺は大人なんだ!! プライドもメンツも有る。こんな所でオシッコできるか)


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 22:37:41 ID:w/YfBT7U

P「我慢はするなよー。それに、誰か一人がすれば、他のみんなもやり易くなるんだ」

P「恥ずかしいのは、最初の一人だけだぞー」


真(その最初の一人になるのは……)チラッ

美希(死んでもイヤなのっ)チラッ



真美「ねぇ、亜美? 一緒に……」クイッ

亜美「ん……亜美は我慢する」


P(よし、上手い具合に意識がバラけてるな?)チラッ

P(すまんが俺は、このレースをリタイアさせて貰う。男にしか使えないウルトラCの作戦で!!)


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/06(金) 22:46:51 ID:w/YfBT7U

P(空になった水筒に……突っ込んで)カチャカチャ

P「いいかみんなー、他の人の方は決して向いちゃ駄目だからなー」


P「……」

P「ふぅっ」ブルルッ



美希「あーっ!! ハニーずるいのっ!!」

P「え゙え!? こっち向くなって!!」


美希「貸してっ、ミキもそれにするからっ」ガシッ

P「わっ、バカ掴むなっ、こぼれるっ!!」アセアセ


38 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 10:48:37 ID:f5mVH1Po

P「後少しだから待て!! ってか、コレにするぐらいなら隅に行ってしても同じだろ!!」グラグラ

美希「ぜんぜんちー、がー、うー、のー!!」ユサユサ

真美「そーだよ兄ちゃん!!」ユサユサ

亜美「コカンに関わるんだよっ!!」ユサユサ



P「それを言うなら沽券だっ!!」グラグラ

真「コカンでも間違いじゃないです!!」ユサユサ


P「だから放せって、放……あっ!?」グラァッ

P「……」


39 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 10:53:18 ID:f5mVH1Po

P「……」ビチャーッ

P「……」ビチョビチョ


真「うわっ」サッ

美希「ミ、ミキは悪くないの」サッ



真美「うぅっ……」サッ

亜美「汚いよ兄ちゃん」サッ


P「……」プルプル

P「もうっ、めちゃびちょだよっ!!!」


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 11:00:05 ID:f5mVH1Po

P「もう知らん……もう、どーにでもなーれー」バタッ

P「と言う訳で、俺はエレベーターが動くまで寝る」ゴロゴロ


真「プロデューサーが自暴自棄になって、どうするんですか!?」

美希「オシッコまみれのハニーでも、ミキは見捨てたりしないよ!?」



P「……」

P「もういいから……しばらく、ほっといてくれ」プイッ


真「っ……」プルプル

真「情けないです!! それでもボクたちのプロデューサーなんですかっ!!」キッ


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 11:09:50 ID:f5mVH1Po

P「フッ、フハハハハハハハッ……俺の見立てでは、後五分が限界の筈だ」

P「この醜態を晒すのは、次は真だぞ?」ニヤリ


真「許せないっ……」

真「その情けない顔を、殴ってやる!!」ドサッ



美希「馬乗りになっちゃ駄目なのっ!!」

亜美「ダメだよ、まこちん!! 落ち着いてー」


P「……」

真「絶対に、んっ……ゆる、さない、んだ……ボクはっ」モゾモゾ


42 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 11:14:48 ID:f5mVH1Po

真「ぷろでゅうさぁ、ぷろでゅうさぁ……んんっ」ギュッ

P「……」


P「ん?」

P「はっ!? 美希っ、真を俺の上から退けろっ!!」ビクッ



P「真は俺の上で、漏らすつもりだ!!!」

美希「えっ、真クン!?」


真「あははっ、やだなぁプロデューサー。そんな訳、なっ……」ブルルッ

P「身震いするなぁっ」ジタバタ


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 14:46:54 ID:f5mVH1Po

真「あっ、ああっ……」チョロッ

真「ふ、ふふっ、観念してくださいよプロデューサー? ぷろでゅうさぁは、ボクのトイレなんです」チョロチョロッ


P「おい、自暴自棄になってるのはお前じゃないのか?」

P「オシッコ漏らしてないで、早く退け!! あったかいのが下着に染み込んで来るぞっ」アセアセ



真「漏らしてませんよ? ボクが汚れたのは、汚れてるプロデューサーにくっついたせいですから」ヂョロロロッ

真「ボクは漏らしてませ……んんっ、はぁっ」ピチョピチョ


真「……」チラッ

美希「……」コクリ


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 14:52:29 ID:f5mVH1Po

美希「ハニー、ネクタイ外してあげるねっ」シュルッ

P「えっ?」


美希「それで、目隠しもしてあげるのっ」グルッ

P「えっ、えっ!?」



真美「あっ」ピコーン

亜美「ぬっふっふー、これで兄ちゃんは何も見えませんなー」


美希「ごめんハニー!! ミキもう我慢できないのっ!!」スルスルッ

P「え゙っ!? まさか美希お前、パンツ脱いでないよなっ!!?」ビクッ


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 15:03:34 ID:f5mVH1Po

美希「ぬっ、脱いでないのっ!!」スッ

美希「そんな事を言うなんて、ハニーはエッチな……のっ」


P「いま、力んだよな? 力んだよなっ」

美希「ふんん!! ふぁ、あふぅ……」チョロロッ



真美「んっ……で、るよっ、にぃちゃ」チョロッ

亜美「ん、ふぅっ……間に合ったー」


P「間に合ってないから」

P「顔に直撃してるから、諦めるから、少しズラして……」ビチャビチャ


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 15:11:22 ID:f5mVH1Po

P「……」

P「……」ビチョビチョ


P「えっ」

P「なぁ、なんで俺、こんなに濡れてんの?」スクッ



真「さぁ?」

美希「ねっ?」


真美「汗だよ、汗だよ兄ちゃん!!」

亜美「オシッコも滴る良い男って言うYOー」


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 15:15:22 ID:f5mVH1Po

P「汗、か?」

真「そうですよっ、汗です」


P「なら、汚くないよなっ」ニコリ

美希「がんばって働いた証なのっ」



P「ごめんな、何か怒鳴っちゃって」

真美「ぜ、全然きにしてないよっ」フリフリ


P「だから、謝らせてくれ」

亜美「兄ちゃん?」


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 15:21:28 ID:f5mVH1Po

P「プロデューサーの俺から」

P「アイドルのお前たちへ」


P「謝罪のハグと頬擦りを……」

P「受け取って貰おうか!!」スッ



真「ひっ!?」ジリッ

P「無駄無駄ァッ、逃げ場などない……」


P「泣いたって、叫んだって、誰も助けに来ないぜ?」ニヤリ

P「かくごーーーーーっ!!!」ガバッ


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 15:29:07 ID:f5mVH1Po


  765プロ事務所



P「ただいま戻りました」ガチャッ

小鳥「おかえりなさ……アレ? なんでジャージ着てるんですか?」


P「色々ありまして……あ、洗濯機と乾燥機を使います」ガサゴソッ

小鳥「それは構いませんが、他の子達は?」



P「コンビニです」

小鳥「コンビニ? それまたどうして」


P「さぁ? 下着を買ってから来るんじゃないですか?」

小鳥「ピヨッ?」


55 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 18:23:21 ID:f5mVH1Po


 一時間後 765プロ事務所



P(なんだかんだ有ったが……)カキカキ

P(バレなくて、良かった良かった)



P「よしっ、事務作業終わりっ!!」ガタッ

P「次の仕事までまだ時間あるし、しばらくソファーに座って休むか……」


P「ほっ」ボフッ

P「うあー、このソファーに座ると、マジで瞼がしゅんころだ」ウトウト


56 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 18:25:59 ID:f5mVH1Po

P「……」

P「すぅっ、すぅっ……」コックリコックリ


真美「こんちゃー!!」ガチャ

亜美「はろはろー!!」



真美「あれっ、誰もいないの?」キョロキョロ

亜美「ピヨちゃんも居ないよ?」


真美「あっ、ソファーに兄ちゃんはっけーん!!」タタッ

亜美「にぃちゃーーん!!」タタッ


57 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 18:27:45 ID:f5mVH1Po

真美「あそぼー!!」ダキッ

亜美「カルドセプトしよーYO!!」ダキッ


P「……」

P「すぅっ、すぅっ……」



真美「ありっ?」

亜美「寝てるの兄ちゃん?」ユサユサ


真美「……」

亜美「……」


58 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 18:40:07 ID:f5mVH1Po

 ガチャッ

美希「ミキが戻って来たのー」

真「今日の仕事は、おっわりぃ!!」


P「……」ピクッ

P「んあっ、みんな戻って来たのか?」



P「んー」

P「あ、そうだ、ここに集まってくれ。急に入った仕事を教えとく」クイッ


美希「はーい、なのっ」トテテッ

真「わはっ、またお仕事もらえるんですかっ」


59 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 18:44:09 ID:f5mVH1Po

真美「え、なになにお仕事って」ユサユサ

亜美「どんなのー?」ユサユサ


P「ああ、手帳見るから、ちょっと待て……」ペラッ

P「えーっと」



P「まず、お漏らしアイドルCとDは……」

P「明日、イメージビデオの撮影な?」


真美「C?」キョトン

亜美「D?」


60 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 19:01:22 ID:f5mVH1Po

P「んで、お漏らしアイドルBが、エログラビアの撮影な? 前貼りしとけよー」

美希「Bなの?」


P「最後に、お漏らしアイドルAが、着エロ撮影な? お尻の穴は見せなきゃだぞー?」

真「えっ、A?」



P「よしっ、それじゃあ解散!! 明日も頑張ろう!!」

真「……」


真「もしかしてプロデューサー?」

美希「怒ってるの?」


62 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 23:37:28 ID:f5mVH1Po

P「なんだ……この仕事はイヤか?」

真美「あたりまえだよっ!!」


P「では復唱!! はいっ!!」パチンッ

亜美「ふ、ふくしょー?」



P「私たち、765プロに所属するアイドルは!! はいっ!!」パチンッ

真「私たち、765プロに所属するアイドルは!!」


P「プロデューサーをトイレにしません!! はいっ!!」パチンッ

美希「プロデューサーをトイレにしません!! なのっ」


63 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 23:42:38 ID:f5mVH1Po

P「私たち、765プロに所属するアイドルは!! はいっ!!」パチンッ

真美「私たち、765プロに所属するアイドルは!!」


P「プロデューサーの顔にオシッコを掛けません!! はいっ!!」パチンッ

亜美「プロデューサーの顔にオシッコを掛けません!!」



P「……」

P「よしっ、許す」ニコリ


P「大人げない事をして、すまなかった……」ペコリ

P「今回の事件を糧に一層絆を深め、共にスーパートップアイドルを目指そう!!」


64 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 23:50:24 ID:f5mVH1Po

真「プロデューサー!!」ダキッ

美希「ハニー!!」ダキッ


真美「兄ちゃん!!」ダキッ

亜美「にぃちゃーん!!」ダキッ



P「はっはっは!! まぁ、今日は疲れたろ?」

P「帰る時間になったら起こしてやるから、それまでソファーで寝とけ、な?」ニコリ


真「えっ? それじゃあ……」チラッ

美希「ハニーが、そう言うなら、なの」コクリ


65 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/07(土) 23:55:46 ID:f5mVH1Po


  二時間後 765プロ事務所



P「ほら、起きろー!! 時間だぞー」

真「うぅん……」ゴシゴシ


亜美「んにゅ、あっ、まこちんまこちん? まこちんの顔に、なんか付いてるYOー」

真「んっ……そう言われて見れば、肌が突っ張る感じが」



真美「顔がパリパリするよーな?」

美希「それに、変な匂いもするの」


66 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/08(日) 00:02:57 ID:.GvvkQG6

P「……」

P「はいはい、今度こそ解散」


真「えーっ、なんか隠してないですかプロデューサー?」ジトーッ

P「別に隠してないさ……」



P「ただ、使えたから、カケといた」

真「はいっ?」


P「わからなきゃ思い出せ」

P「とにかく、今日はこれでおしまい!! またなっ!!」


67 : ◆uC4PiS7dQ6 2015/03/08(日) 00:04:02 ID:.GvvkQG6


おちまい


68 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/03/08(日) 00:27:39 ID:btAkbk7g

これは事案だな


元スレ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1425485409/


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