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シルシル「ねぇ、ピクちゃんってさぁ、カァレェシィいんの?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:33:49.58 ID:SkJMJptX0
ピクピク「えっ?」

シルシル「だぁ~かぁ~らぁ~、恋人はいるの?って聞いてんの!」

ピクピク「うわー、唐突に踏み込んだこと聞くんだね、シルちゃん」

ピクピク「えっとね、えへへ、恥ずかしいんだけど今はいないよ」

ピクピク「そういうシルちゃんはいるの?」

シルシル「エッ?当然そんなのいるワケないじゃん!」

ピクピク「えっと何が当然なのかわからないけど……」




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:35:05.87 ID:SkJMJptX0
シルシル「そりゃ当然カレシがいたら、こうやって無駄におしゃべりしてないよってハナシ!」

ピクピク「ええー!?女同士の友情は薄っぺらいとか言うけど、シルちゃんそこまで薄情者になれるの!?」

シルシル「薄情者って言うけどさ、行き遅れ同士が抜け駆けはダメだよ~なんて慣れあって、お婆ちゃんになるまで独身3人のお茶会やってたらヤバくない?」

ピクピク「えっとお婆ちゃんになるまで私たち全員が行き遅れる前提なのは納得いかないけど、たしかにそれはキツイかも……」

シルシル「でしょー!?女三人で土曜日のこんな遅く起きた朝みたいな時間帯に集まってテーブル囲むなんてアリエナイよ!!」

ピクピク「どこかで聞いたことあるような言い回しだけど……でも私はこの時間も好きかなーって」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:36:39.97 ID:SkJMJptX0
シルシル「エー、でも私は女同士の趣味とかないからさぁ」

ピクピク「えっ!?私がこの時間が好きって言ったのそういう意味じゃないよ!?」

シルシル「わかってる、わかってるからピクちゃん」 スッ

ピクピク「今ちょっと椅子を離したよね!?」

ピクピク「わかってないよ、シルちゃん!わかってるを連呼する人の8割はわかってないよ!」

シルシル「でも確かに友達同士で集まってると楽しいんだよね~、カレシとかどうでもよくなっちゃうくらい」

ピクピク「シルちゃぁん……」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:39:03.76 ID:SkJMJptX0
コロコロ「……確かに、友情を守るために人生棒に振っちゃうのはどこかおかしいよね」

シルシル「あぁ~、卒業後も4人のバンドを続けるために同じ大学に進学しちゃうトカ!?」

ピクピク「うん、それに詳しく突っ込んだら危ない気がするからやめとくね」

コロコロ「今更他作品ネタを怖がるなんてピクちゃんらしくないね」

ピクピク「ちょっと!別に私が率先してパロディ取り入れてるわけじゃないよ!?」

シルシル「私たちはヤメロって言ってるのにさ~」

ピクピク「えぇー!ふたりして切り離しにかかってない!?喜々としてパロディに走ってたのはそういう保険があったからなの!?」


コロコロ「あとは親友と世界の滅亡を天秤にかけなきゃいけない状況で友情を選んじゃって、結果世界は滅亡してその親友もろとも消えちゃうみたいな」

ピクピク「鬱すぎるよ!そういうとき漫画だと選んだ親友とふたりで世界の滅亡を食い止めるあたりがベターじゃない?」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:41:17.07 ID:SkJMJptX0
シルシル「でったぁ!アニメの中で『アニメだと~』なんて言っちゃうピクちゃんお得意のメタ突っ込み!」

ピクピク「お得意!?私ってそんなにメタネタ多用してないよね?って言うか突っ込みを弄られるの恥ずかしいからやめてよ!」

コロコロ「そもそもこれアニメじゃないよね」

ピクピク「もう、メタネタここに極まれりだよ!」


テレレレッテ テッテッテテー  ぐだぽよ~


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:45:32.37 ID:SkJMJptX0
ピクピク「でもシルちゃんは何でいきなりそんな話しようと思ったの?」

シルシル「えぇ~、ピクちゃんソレ本気で言ってんの?世間の流れ読めてなさすぎじゃない?」

ピクピク「質問ひとつで私のアンテナ感度否定されるとは思わなかったけど……どうしてなの?」

シルシル「ホラホラ!ヒントは今の時期!」

ピクピク「えーっとなんだろう、もうすぐ冬で……あっ、クリスマス!?」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:47:20.09 ID:SkJMJptX0
シルシル「ピンポンピンポーン♪」

シルシル「クリスマスの前ってさ、取り敢えず恋人の有無を聞いとくのが礼儀みたいなトコあるじゃん?」

ピクピク「ものすごく不躾な礼儀に感じるけど……」

シルシル「まぁ、お互い恋人もいないってわかったことだしさ」

シルシル「ここはパァーっと残念無念クリスマスパーティーでも開こうよ!」

ピクピク「さっきまで友情より恋愛だって言ってた人の言葉とは思えないよ!」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:51:41.72 ID:SkJMJptX0
ピクピク「うん、でもそうだね!寂しいもの同士パーティーするのも楽しいかも!」

ピクピク「じゃあ会場はいつも通りコロちゃんの……ってちょっと待って!!」

シルシル「ナニ?まさか『今から一ヶ月で運命の人現れるから!』なんてピクちゃんらしいメルヘンなこと言っちゃうの?」

ピクピク「えっと、軽く悪口言われてる気がするけど、そうじゃなくて!」

ピクピク「コロちゃんに恋人がいるのかまだ聞いてなかったよね!?」

シルシル「ゔぁ!!」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:52:41.45 ID:wdtmQsRi0
いやまさか、コロちゃんに限って……


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 11:57:10.12 ID:SkJMJptX0
シルシル「ホントだよ!うまく矛先を逸らされてたけど、私コロちゃんにまだ聞いてなかった!!」

ピクピク「シルちゃんも一緒に矛先揺らして遊んでた気もするけど……ところでコロちゃん!どうなの!?」

コロコロ「……あれは3年前のクリスマス」

ピクピク「えっ!回想入れるの!?」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 12:01:52.34 ID:SkJMJptX0
コロコロ「新しい配属先に馴染めなかった私を救ってくれたのは3つ上の上司だった」

コロコロ「若くして妻帯者である彼に惹かれるのはダメだとわかっていても、抑えきれなくなった私はクリスマスイブイブに意を決した……」

シルシル「クリスマスイブは奥さんにマークされるからイブイブなんだね!」 ゴクリ

ピクピク「えー、不倫する気満々じゃん!?」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 12:59:04.59 ID:SkJMJptX0
コロコロ「ダァメだよ、コロコロくん。わしにはワイフがいるからさぁ」

ピクピク「えっ、もしかして今の上司?コロちゃんの3つ上の上司だよね、口調おかしくない?それともコロちゃんが想像以上に歳を」

シルシル「ちょぉっと、ピクちゃん!今いいところだから口挟まないでくれる!?ツッコミならあとでまとめて聞くからさぁ!」

ピクピク「あとでまとめて突っ込むって、恥さらしこの上ないよ!」

コロコロ「……まぁ、こんな過去を経て恋愛は当分いいかな」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:05:12.39 ID:SkJMJptX0
シルシル「ホラ!ピクちゃんが水を差すから、コロちゃんの小噺おわっちゃったじゃん!」

ピクピク「小噺って!私が第一声で突っ込みたいのを我慢したのに台無しだよ!」

コロコロ「……というか休日のたびにふたりが遊びに来てたら、私に恋愛する暇なんてないよね」

ピクシル「「あちゃー」」


テレレレレッテ テッテッテテー ぐだぽよ~


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:10:21.36 ID:SkJMJptX0
コロコロ「……恋人いるの?って聞かれた時さ」

ピクピク「えっ、1レス目の話を始めるの?」

コロコロ「何で『んー、今はいないかなー』って今を強調して言っちゃうんだろうね」

ピクピク「えーっと、うん、確かに私も『今はいない』って言っちゃったかも」

コロコロ「さも、『つい最近までいたんだけど、たまたま別れちゃってさぁー。今はフリーなんだ、今はね』みないな言い訳を聞いてる気持ちになる」

コロコロ「こっちは取り止めのない会話のネタとして、いるかどうか聞いただけなのに」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:17:40.60 ID:SkJMJptX0
ピクピク「私も『今はいない』って言っちゃった、って確認したそばからグサリとくること言うね、コロちゃん」

シルシル「でも確かに不っ思議だよねー、別に『今まで恋人いた?』なんて聞いてないのにさー」

ピクピク「何だろう、恋人はいないけどモテないわけじゃないんだよって見栄を張っちゃうのかな?」

シルシル「……ピクちゃんはさ」

ピクピク「うん?」

シルシル「今まで恋人いたことある?」

ピクピク「!!」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:24:38.63 ID:SkJMJptX0
ピクピク「んと、そういうシルちゃんは」

シルシル「いや、質問を質問で返すのはゼロ点だから」 ジトーッ

ピクピク「え、えーっと、うん!まぁ、その人並みって言うか!?」

ピクピク「あっ、あのー学生時代のアレとか、カウントしていいなら2、いや3人くらいかな!?」

コロコロ「……ピクちゃんってわかりやすいよね」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:29:33.94 ID:SkJMJptX0
シルシル「まー、そゆとこがピクちゃんのピクちゃんたる由縁だよね」 ニヤニヤ

ピクピク「もーっ///じゃあ、そういうふたりはどうなの!?」

シルシル「私は星の数ほど出会いを繰り返したかな!」

コロコロ「……私はまだ生まれて1才の妖精だから」

ピクピク「はぐらかさないでよー!!」


テレレレレッテ テッテッテテー ぐだぽよ~


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:32:11.48 ID:SkJMJptX0
よし、gdgdトーク3本やったし終わるか
メンタイルームはCGが肝だし、アフレ湖は俺一人がやっても意味がない


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/11/26(土) 13:36:09.14 ID:0fEacznp0
おつ


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