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南条光「改造手術には勝てなかったよ……」
- 1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:45:36.50 ID:y6CAWq9Y0
-
【閲覧注意】
- 2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:46:17.05 ID:y6CAWq9Y0
- ……
光「……ん……ぅ」
光「どこだ……ここ」
光(真っ暗で、何も見えない……)
光「っ……」グッグッ
光(体が動かない!? なんだこれ……手足が大きく開かれた状態で固定されて……これ、まるで……)
光「あのときの……手術台」
ギシッ……
光「!? ……だ、誰かいるのか!?」
ギシッ……ギシッ
光「P……? Pなのか?」
スッ
光「ひっ!」ビクッ
光(あ、足に、誰かの手が、触れて)
光「な、なぁ! Pなんだろ!? 応えてくれよ! なぁ!」
- 3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:47:18.08 ID:y6CAWq9Y0
- ススススゥー……
光「ぁひっ……!?」ゾワッ
光(なでられてる……足、なんか、やさしい手つきで)
スリスリ……
光「こ、こんなの、変だよ、P……やめ」
コチョッ
光「うひぃ!?」ビクンッ
光「こ、こら! いきなりくすぐるなんてっ卑怯っ」
コチョコチョコチョ
光「ぅあぁっ! あっぁははははははは! いっあはっあははは!! やめっ」
コチョコチョコチョコチョ
光「んぅうーっ! やだってば! あぁっもう! あっあああっ!!」クネッ
スリスリ……
光「はーっはーっ……」
光「……やっぱり、Pなんだろ。な、ぁっ!?」ビクッ
コチョコチョコチョコチョ
光「んあぁああっ!? 脇だめっはぁあ! あははあはっははは!! だめっあはは!!」ジタバタ
- 4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:47:59.98 ID:y6CAWq9Y0
- ススゥー
光「いっ!? ……く、首、やだ……」
ススス……スリスリ
光「ぃ、やだってば! 首は……なでちゃ」
フーッ
光「ぁああぁあっ!?」ビックン!
光「こらっ! 耳にふーってするのはんそっ」
チュプ
光「ぇあっ……!?」
光(これ……なに? み、耳に、唇? き、きす……耳にキスされ)
チュパ……チュパ
光「んぃっああ! し、舌、入れなっ」
ピチャッ、ピチャ……
光「はぁあっんぁっやっんんっ! やっ! だ、めっ」クネッ
チュップチュパ
光「あぁあああっぬいっぬいてっしたっや! やだっ! ぁっやだからぁっ」
スッ
光「はぁっ……は、ぁ……ふー……」ピクピク
光「…………どうして、こんな」
- 5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:48:56.46 ID:y6CAWq9Y0
- ススッ
光(!? 服の中に、手をっ)
サワッ
光「ひぁああっ! そ、そこっおへそっ」
ツツゥー
光「んぁああっ!」ビクッ
スリ……スリ……
光「……おへそ、いじっちゃ、だ」
チュッ
光「んぃいっ!? そ、だめぇっ!」
チュパッ
光「はぁああっぁっきす、やっおへそにキスしちゃやだっ!」
ペロ、ペロ
光「んっ! おなかもなめちゃだめだっ! Pってば!」
スススッ
光「ん……ふー…………おわっ、た?」
スッ……
光「ひっ……」ギュッ
……ナデナデ
光「ぁ…………」
ナデナデ……ナデ
光「ぅ、ん……それは、いいよ。頭は、なでて……」
チュッ
光「えっ……今、くちに」
光「……」///
光「……なぁ、P、アタシさ…………」
……
- 6 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:49:39.74 ID:y6CAWq9Y0
- ……
ジリリリリリリリ
カチッ
光「…………」
光「……夢?」
光「うわぁあああああああ!!」ゴロゴロゴロ
光(えっちな夢見ちゃった! えっちな、な、なんでっ)ジッタバッタ
光「く……ぅう……」
光「…………Pのせいだ。Pが、しゅじゅちゅ……手術台のセットでくすぐったりしたせいだ。」
光「会ったら文句言ってやる!」フンヌ!
光「そうと決まれば朝食、洗顔、いずれもマッハだ!」ダダダダッ
……
光「行ってきまーすっ!!」ダッ!
- 7 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:50:23.97 ID:y6CAWq9Y0
- ……
-事務所内部
ガヤガヤワイワイ
フフーン! キョウモボクハ
アメチョーダーイ
ウソダドンドコドーン
ニョワー
光「あ! P! おはよう!」
P「おう、おはよう光。今日の予定はだな」
光「その前に聞いてくれ!!」
P「なんだ? なんでも聞くぞ」コーヒーゴクッ
スゥッ
光「Pのせいでえっちな夢を見ちゃったんだ!!!」カクサーン!
P「」ブッ!!
幸子「えっ?」
杏「は?」
きらり「にょわ?」
ちひろ「……」
P「」
光「Pがこないだ、あんなことしたからだ!!」
幸子「えー」ジトー
杏「うわっ」
きらり「にょわっ」
ちひろ「さて……プロデューサーさん」
P「……」ダラダラダラ
- 8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 18:51:29.33 ID:y6CAWq9Y0
- ちひろ「どういうことですか?」
P「俺に質問するな!!」
光「ちひろさんを振り切るぜ?」
ちひろ「絶望がプロデューサーさんのゴールです」ガシッ
P「ま、待った! 俺は無実だ! なぁ光!?」
光「うーん……」
P「頼むよ光! お前が最後の希望なんだ!」
光「……無実ではないと思うけど。……でもちひろさん、Pはアタシの相棒だし、二人で一つのヒーローだから、酷いことはしないで。アタシが怒るべきことはアタシ自身がちゃんと怒る。二人の問題は、二人で解決するから」
ちひろ「…………はぁ、光ちゃんがそう言うなら、いいですけど。……ただし、光ちゃんの想いに応えて、しっかり仕事して下さいね」
P「はは、そりゃあもう……」
ちひろ「トップアイドルにしてあげる目途が立たなければ、すぐ改造手術ですからね?」
P「……ハイ、ガンバリマス」
ちひろ「というわけで、お仕事を頑張るためのドリンクを……」
P「ハイ、ゼヒカワセテイタダキ……」
光「……」
光「楽して助かるPがいないのは、どこも一緒だな!」
END?
- 13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:39:02.57 ID:y6CAWq9Y0
- ……
麗奈「……アタシが、悪かったわよ」
麗奈「チッ……反省してまーす」
麗奈「…………なによ」
麗奈「はぁ!? なんでよ! アタシ謝ったじゃない!」
グイッ
麗奈「やっ! ちょ、引っ張らないでよっ! あっ」
ドサッ
麗奈「……なによ。どうして許してくれないわけ」
麗奈「このレイナサマが、下僕のアンタなんかにわざわざ頭下げてやったってのに!」
麗奈「…………分かったわよ」
麗奈「あれ……すれば、いいんでしょ……ふん、どうせ」
ズリズリ……ペロン
麗奈「ほら……叩きなさいよ。レイナサマのお尻……」
麗奈「どうしたのよ、ほら! 叩きたいんでしょ!? だったら叩けばいいじゃないこの変態!! 叩きなさいよ!!」
スッ
麗奈「ひっ……」
- 14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:39:52.50 ID:y6CAWq9Y0
-
バチィーン!!
麗奈「い゛っ!!??」ビックン!!
麗奈「ぁ……ぃ、いた、い……」
麗奈「ぅう……いだい……いだいじゃないのよ! ぅあああ! そんなつよく叩かな」
バチィン!!
麗奈「い゛ぁあっ!?」ビクッ
麗奈「ひぃっいた、い……ほんとに、いた、ぃから、やめ」
バチィン!!
麗奈「あぁああっ!!」ビクンッ
バチィン!! バチィン!!
麗奈「い゛ぎっ!? ぁがあっい゛だい゛ってばぁあああ!」
スッ……
麗奈「ひぃいっ!」ビクビク
麗奈「ゃ……やだ…………もう、やだ」
麗奈「やめてっ……やめてよっ! お願いだかっ」
バッチィーン!!
麗奈「ぁぎぃい!!?」
麗奈「ぁあああ! やだぁ! もうやだぁああ!」ポロポロ
麗奈「あや゛ま゛るがらぁ! もうしないからぁ!!」グスッヒグッ
麗奈「ゆるひっ許してよぉおお!」ヒッグエグ
ススッ
麗奈「ひぃっ!?」
- 15 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:40:54.42 ID:y6CAWq9Y0
-
スリ……スリ
麗奈「んぃっ……ん、ぁ……い、今、痛い、から……お尻撫でちゃ」
モミュッ
麗奈「んはぁあっ! ……ばか! 痛いって言ってるでしょ!」
モミ、モミ
麗奈「んっ、ん……」
麗奈「はぁーっ……もう、いいでしょ……?」ウルウル
麗奈(くくくっ、このレイナサマのカンペキな上目づかい! これで落ちなきゃアンタ男じゃな)
ツプッ
麗奈「い゛ぃっ!?」ガクンッ
麗奈「えっやだっなにっ!? ちょっどこに指」
ツプププ……
麗奈「ぁあああーっ!! 入れるな! やめっ指入れるな!!」
- 16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:41:48.93 ID:y6CAWq9Y0
- ズッ……ツププ……ズッ
麗奈「ひぁあっ! あっ! やっ抜き差しっすっ」ガクッガクッ
ズプププププ
麗奈「ぅぁああぁあっ!!」ビクッガックン!!
麗奈「ぁ…………あ、う、うそ……そんな、深く」
チュップチュップ
麗奈「いっぁっやぁっ! やっやらっ! やっ、てばぁ!」ガクッガクッ
ジュポンッ
麗奈「んひぃっ!? ……ふぅーぅー……こ、この、あとで、おぼえてなさ」
ピトッ
麗奈「ぇ…………? なに、それ」
グイッ……
麗奈「やっ……ちょ、まさか、それはっ……だ」
……
麗奈「めぇっ!!」
麗奈「……ふぅ」
麗奈「…………ちょっと声が出ちゃったけど、だ、大丈夫よね。ばれてない……わよね」
麗奈「……片付けよ」イソイソイソギンジャガー
……
- 17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:42:50.13 ID:y6CAWq9Y0
- 麗奈「はぁ……朝から何やってんのかしらアタシ……」テクテク
ウィ デハ……
ハイ、コチラモ……
麗奈「ん……? あれ、南条のプロデューサーと……」
黒井「しかし、もったいないな」
P「何がですか」
黒井「あの南条とかいう娘。うちでならもっと輝かせることができる、と、そう思ってね」
P「……引き抜きですか?」
黒井「そう固くなるな。なに、まだ仮定の話だ。気張らず聞け」
P「……」
黒井「彼女はかなりの才能を秘めている。そして今はまだ、それを十分の一すら活かしきれていない」
P「それが俺のせいだと?」
黒井「いや……」
黒井「それは彼女自身のせいだ」
P「!」
- 18 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:43:24.71 ID:y6CAWq9Y0
- 黒井「あの娘のように純粋すぎる者には、本来この世界は向いていない。裏や、闇があり、誰かが泥をかぶることで成り立っている世界だ」
P「……それでも、光は」
黒井「そう。それでも、とあの娘は言うだろう。そして、お前も」
P「……」
黒井「あの娘の抱く理想を叶えるために、お前は、共にヒーローであることを選んだ。彼女のために汚れるのではなく、彼女のために清くあることを選んだ。……しかし、それではいずれ限界が来る。努力と才能だけで上手く行くなら、そもそも我々のような人間は必要ないのだからな」
P「あいつが成功するために……俺が邪魔だと?」
黒井「そうではない……むしろ、お前は必要だ」
P「それはどういう……」
黒井「お前はあの娘に、清い理想を見せ続ける。……そして私ならば、その裏で、影で、闇で、……本来お前が担うべき泥を、背負うことができる」
P「そうすれば光は、こ世界の汚さを知らぬまま、トップアイドルに……ヒーローになれる、と」
黒井「ウィ、その通り」
P「…………」
黒井「二人で一つのヒーローならば、共に来ればいい。……まぁ、961から売り出すのなら、ダークヒーロー路線もありだがな! ハハハハハ!」
P「……仮定の段階でなんですが、お断りしますよ」
黒井「なに……?」
- 19 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:44:10.81 ID:y6CAWq9Y0
- P「あいつは……光は、ヒーローになれれば、それでいいってやつじゃない」
P「例えヒーローになれても、誰かを傷つけたり、騙したりするなら、あいつは喜ばない」
P「あいつは、手段を選ぶやつなんです」
P「どんな手を使っても、とか……そういうのとは相いれない」
P「他人を出し抜いたり、他人を蹴落としたりするぐらいなら、笑顔で夢を捨てられるやつなんです」
黒井「正々堂々以外の方法は認めないと? だが欲望はそう簡単に捨てられやしない」
P「だから挑むんです。真正面から」
黒井「……」
P「黒井社長。あなたはご自分の罪を、数えられますか」
黒井「……お前は、今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」
P「そうですか。……汚れた手を持つ人間と、俺達は組みません」
黒井「ふん。ド三流めが……後悔しても知らんぞ」
P「あなたがどんな手で来ようと構いません。それを真っ向から迎え撃つのが」
黒井「ヒーロー、か。……たいした根性だ。いいだろう、覚悟しておくといい」
ガチャ、バタン
ブロロロロロロロロ……
- 20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:45:01.81 ID:y6CAWq9Y0
- P「……ふー」
麗奈「……アンタ、あんな大物からの誘いを蹴ったの?」
P「なんだ、盗み聞きか?」
麗奈「たまたま通りかかっただけよ」
P「そういえばお前は、どんな手段を使ってでも、ってタイプだったな。俺から推薦してやろうか」
麗奈「冗談。アタシは、自分の力で、あらゆる手を尽す。それだけよ」
P「……お前も光も、たいしたヒーローだよ」
麗奈「なっ……アタシはヒーローじゃなくって!」
P「せっかくだ、ひとっ走り付き合えよ。送ってやる」
麗奈「送られてやるわ。感謝しなさい、このレイナサマの足になれることを」
P「へいへい……そんじゃ行くぜ」
スタートユアエンジィン
ブロロロロロロロロ……
P(光……必ずお前をトップアイドルにしてみせる。お前が俺の手を掴んでくれた。そのことを、間違いじゃなかったって、そう思わせてやる。……絶対に)
END
- 21 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/14(火) 20:55:03.45 ID:y6CAWq9Y0
- 読んで下さった方は、本当に有難うございます。
これは私の欲望から生まれたヤミーが書いたものです。
本当にすみませんでした。
おまけ。落書。

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