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亜里沙「私の胸…小さい?」
- 2 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:04:50.95 ID:52SaT+Qk.net
- 亜里沙「ふきほー」ŧ‹”ŧ‹”
雪穂「食べながら喋らないの。」
亜里沙「んっ、そうだね…」ゴクン
亜里沙「でね、雪穂」
雪穂「ほら、口元にあんこ付いてるよ」
亜里沙「どこー?雪穂拭いて?」
雪穂「まったく…」フキフキ
亜里沙「ハラショー!ありがとう雪穂!」
- 3 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:05:23.78 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂「どういたしまして。ところでさっきから何話そうとしてたの?」
亜里沙「えっと、私のお姉ちゃんって胸大きいよね?」
雪穂「急にどうしたのさ…まぁ確かに大きいけど。88だっけ?サイズ」
亜里沙「うん。でも亜里沙、もう中学三年生なのに全然無いよね…」ペターン
雪穂「んー…成長には個人差があるからなぁ。」
亜里沙「雪穂は大きくなりたいとか思ったことないの?」
雪穂「私は特に…。大きいと肩こったり、サイズ上着たい服が着れなかったりとか色々悩みも多いみたいだし」
亜里沙「でもね?この間希さんに会ったんだけど…」 - 4 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:06:01.56 ID:52SaT+Qk.net
- ……
希『おや?亜里沙ちゃんやん。こんにちは』
亜里沙『希さん!こんにちは!』
希『亜里沙ちゃんはこれからお買い物?』
亜里沙『はい!ここのお店、安いのに可愛いのが揃っててお気に入りなんです!』
希『へぇ、そうなん。うちも新しいお洋服欲しいんやけど…いかせん、なぁ?』ボイーン
亜里沙『…やっぱり大きいと困ることばかりなんですか?』
希『そんなことないやん?胸は女の武器。大きいってのはな?それだけで自信に繋がるんよ。』
亜里沙『自信…』 - 5 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:06:43.23 ID:52SaT+Qk.net
- 希『自分に自信が持てればそれだけで大きなアドバンテージやん?うちはこの胸に誇りを抱いてんねん』ドヤァ
亜里沙『ハ、ハラショー…』
希『それにな?亜里沙ちゃん』コソッ
希『結局、み~んな大きいのが好きなんよ♡』
希『男の子も…勿論、女の子も、な?』
亜里沙『ーーっ!??//』
……
亜里沙「ってことがあって…」
雪穂(あの人、また亜里沙に余計なことを吹き込んで…っ!) - 7 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:10:49.93 ID:52SaT+Qk.net
- 亜里沙「亜里沙ね、日本語も変だし常識ハズレなことも多いでしょ?そんな自分にサヨナラしたいの!ダスヴィダーニャなの!」
雪穂(常識ハズレな自覚はあったのか…)
亜里沙「だから教えて雪穂!どうしたら、私もお姉ちゃんや希さんのように胸が大きくなるかな??」
雪穂「え、えぇ!?ど、どうしたらって言ったって…」
亜里沙「どんなことでもいいの!亜里沙、自分に自信が持ちたい!」
雪穂「亜里沙…」
亜里沙「雪穂ぉ…」ウルウル - 8 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:11:21.77 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂「はぁ…わかったよ。聞いた話なんだけど、それでもいい?」
亜里沙「うん!」
雪穂「うー…でもなぁ…。ホントに効くかどうか…」
亜里沙「少しでも可能性があるなら、やってみたい!」
雪穂「……ことりさんが前にね…」 - 9 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:12:13.80 ID:52SaT+Qk.net
- ……
ガラガラ
雪穂『あ、いらっしゃいませ!』
ことり『こんにちは~雪穂ちゃん』
雪穂『あ、ことりさん!お久しぶりです』
ことり『最近来れなくてごめんね~。練習もお裁縫も忙しくって…』
雪穂『いえいえ!今日もこうやって来てくれたじゃないですか。それだけで充分です』
ことり『雪穂ちゃんはいい子だね~。私もこんな妹が欲しかったなぁ』ヨシヨシ
雪穂『え、えへへ…そうですか?』
ことり『うん!礼儀正しくて、可愛くて、元気な雪穂ちゃんが、私は好きだよ~♡』
雪穂『もう…昔からそうやって…//』
ことり『照れてるのもかわいい~♪』
亜里沙「ストーーップ雪穂!!」 - 11 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:12:56.32 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂「わっ…!?一体なにさ」
亜里沙「雪穂デレデレしすぎ!顎の下伸ばして、みっともないっ!」
雪穂「それを言うなら鼻の下で……それに、そんなことないよ。普通に照れてただけ」
亜里沙「んもぅ!雪穂の女泣かせ!」
雪穂「意味がわからないし、なんで怒ってるのさ…」
亜里沙「…バカ」
雪穂「?」
亜里沙「もういいから!続き話してっ!」
雪穂「はいはい…それでね?」 - 12 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:13:53.12 ID:52SaT+Qk.net
- ……
雪穂『お会計、500円になります』
ことり『はーい…えーっと、あっ!』
チャリーン
雪穂『あ、大丈夫ですか?』
ことり『うん、ごめんね…よいしょっと……あれ?』ヒョイヒョイ
雪穂(胸が邪魔で下が見えないのか…)
雪穂『はい、どうぞことりさん』
ことり『あーごめんね。雪穂ちゃん』
雪穂『いえいえ。それにしてもことりさんも胸大きいですよね』
ことり『あはは…三人の中で私が大きいもんね』
雪穂(そんなに食べてるものも変わらないのに…どうしてあんなに差がついたんだろ?)ジーッ - 13 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:14:34.35 ID:52SaT+Qk.net
- ことり『…知りたい?』
雪穂『えっ?』
ことり『雪穂ちゃんも女の子だもんね~。やっぱり気になるでしょ?』
雪穂『あ、あれ?私、声に出してました?』
ことり『そんなにじっと見られたら言わなくてもわかるよ』
雪穂『あ……うぅ…//』
ことり『胸はね…揉まれると大きくなるの』
雪穂『揉まれる…?つまりマッサージってことですか?』
ことり『ううん。マッサージとは違ってね。好きな人に揉んでもらうの』 - 15 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:15:17.26 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂『す、好きな人!?』
ことり『そう、好きな人。自分の好きな人に身を委ねて、優しく、愛のあるタッチで揉んでもらうの。これがね、秘訣だよ』
雪穂『そ、そうなんですか…//』
ことり『そうなの♪最初はね、すっごく緊張しててぎこちない動きだったんだけど、段々上手になっていって…それにつれてことり達の愛も深まってきたんだよ』
ことり『時に激しく、時に優しく。ことりのことをぜーーんぶ知ってるからこそできるあのテクニック…一度始めたらそれ無しじゃ生きていけなくなっちゃうの』
雪穂(う、うわぁ…//なんだか聞いてる私まで恥ずかしくなってきたっ!)
ことり『流石幼馴染みなだけあるよね…うm』
バーーンッ!!
海未『ことりっ!!!何を話してるんですか!!』 - 16 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:16:06.09 ID:52SaT+Qk.net
- ことり『ヒャッ!?う、海未ちゃん!?』
海未『久しぶりに寄ったみれば店先から声がして……しかも、その話は他言無用だと言ったじゃありませんか!』
ことり『はわわわ…』
海未『行きますよ。今夜はたっぷりお仕置きしないとダメみたいですね』ズルズル
ことり『お、お仕置き…っ!?海未ちゃん許してぇ~』
海未『それでは雪穂。また。』
ピシャッ
雪穂『……なにやってんだあの二人…』
…… - 20 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:23:55.62 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂『って話なんだよ…』
亜里沙『わーお…すごい話だね雪穂…//』
雪穂『あれ以来二人の顔をまともに見れないよ…』
亜里沙『でもなるほど…好きな人に揉んでもらうかぁ…』
雪穂(亜里沙の胸を、誰かが揉むのか…) - 22 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 00:24:23.69 ID:52SaT+Qk.net
- ~~
亜里沙『雪穂…や、優しくしてね…?』
亜里沙『ひゃんっ!雪穂ぉっ…気持ちいい…気持ちいいよ…♡あっ…♡あっ♡』
亜里沙『亜里沙のこと…もっともっと知って欲しいな…♡』
~~
雪穂「~~っ!!//」
亜里沙「どうしたの?雪穂」
雪穂「あ、いや…ちょっと考え事をね」
亜里沙「?」
雪穂(いかんいかん…これじゃ私ただの変態じゃんか…) - 34 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 22:11:33.27 ID:52SaT+Qk.net
- 亜里沙「んー…とにかくやってみようよ!」
雪穂「へ?話聞いてた?好きな人に揉んで貰わないと意味ないんだよ?」
亜里沙「うん。だからその好きな人に揉んでもらうの」
雪穂「えっ!?亜里沙、そんな人いたの??」
亜里沙「…ん?」
雪穂「いやー気づかなかった。亜里沙とはずっと一緒だったけどそんな素振り見せなかったからさー…」
亜里沙「……は?」 - 35 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 22:12:27.47 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂「もー!いるなら教えてくれたってよかったじゃん!誰誰?うちのクラス?それとも…み、μ'sの誰かとか!?」
亜里沙「…」
雪穂「そういや亜里沙、海未さんのこと好きだったもんね…でも海未さんにはことりさんがいるし…」ムムム
亜里沙「………の……ばか」
雪穂「あ、希さんとか優しくて……って、え?」
亜里沙「雪穂のバカーー!!!」バシン - 36 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 22:12:59.61 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂「いたっ!?な、なにすんのさ!!」
亜里沙「バカバカバカ!!雪穂なんか嫌いっ!!雪穂なんかお家のシュークリームと結婚してればいいんだよ!!」
雪穂「だからあれはシュークリームじゃなくてお饅頭!」
亜里沙「今はそんなことどうでもいいでしょ!?雪穂の分からず屋!このぼ、ぼ……ぼ?」
雪穂「朴念仁」
亜里沙「そう!朴念仁!!雪穂は鈍すぎるよ!」
亜里沙「亜里沙はこんなにも雪穂のこと…好きなのに……」ハッ - 37 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 22:13:40.69 ID:52SaT+Qk.net
- 雪穂「亜里沙、今私のこと…」
亜里沙「な、なしなしっ!!//今のはノーカウントだよ雪穂!!」
雪穂「じゃ、じゃあ亜里沙の好きな人って…」
亜里沙「うぅー…//こ、こんな形で知られるなんて…恥ずかしいよぉ…//」
雪穂「…亜里沙」シンケン
亜里沙「は、はい!?」ドキドキ
亜里沙(つ、ついに雪穂が…っ//)
雪穂「あのさ…
lileとloveの違いって、知ってる?」 - 38 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 22:14:22.64 ID:52SaT+Qk.net
- 亜里沙「…は?」
雪穂「確かに日本語には好きって一文字しか無いからわかりにくいかもだけど…。私が話してたのはLoveの方であってね?亜里沙が私に抱いてる感情ってのは、友達としての好き、つまりLikeであって……」ガミガミ
亜里沙「…」
雪穂「というわけだからちゃんと区別しなきゃダメだよ。わかった?」
亜里沙「はぁ……そうだね、わかった…」
雪穂「わかってくれたならよかった。じゃあこの話はおしまいね」
亜里沙「うん…」 - 39 : 名無しで叶える物語(雨が降り注ぐ世界)@\(^o^)/ 2015/03/30(月) 22:14:48.03 ID:52SaT+Qk.net
- 亜里沙(はー…一瞬でも期待した亜里沙が馬鹿だったのかな…)
雪穂「ところで亜里沙。一つだけ言いたいことがあるんだけど」
亜里沙「…なに?」
亜里沙(今はもう何も興味が沸かないな…)
雪穂「ちょっと耳貸して?」
亜里沙「?」
雪穂「あのね…
Я люблю тебя…♡」
亜里沙「…」
亜里沙「っ!??//」
おわり。

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