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貴音「響があほ面でごはんを食べている所がみたいのです」
- 1 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:29:39.61 ID:53KLr6pM0
- 美希「急に何言い出すの?」
貴音「美希、貴女には解らないのですか? 響のあのご飯のこと以外何も考えていないようなあほ面の可愛らしさが」
美希「分かんないの。っていうか、それ褒めてるの?」
貴音「当然です。私が響を貶すことなどありえません。ああ、あの合宿で見せてくれたあの愛らしいあほ面……是非とももう一度見たいものです」
- 2 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:30:26.14 ID:53KLr6pM0
- 美希「何だかよく分からないけど、そんなに見たいなら響に何か食べさせればいいんじゃないかなって思うな」
貴音「美希、あなたが天才でしたか……」
美希「むしろその結論にたどり着かない貴音の正気を疑うの」
貴音「しかし、今私は何も食べ物を持っていないのですよ」 - 3 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:31:53.71 ID:53KLr6pM0
- ガチャッ
春香「こんにちわっほい!」
貴音「良いところにきました! 春香、くっきぃを! 一心不乱の大くっきいを!」
春香「ど、どうしたの貴音さん!? クッキーならあるけど……」
美希「カクカクシカジカ」
春香「はるちはひびたか……なるほど、貴音さんは響ちゃんの食事風景が見たい、と」
美希「そーいうことなの」 - 4 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:32:30.82 ID:53KLr6pM0
- 春香「そういうことでしたら、はいどうぞ」
貴音「恩に来ます、春香! では、早速響に」
ガチャッ
響「はいさーい!」
春香「おお、まるで図ったような抜群のタイミング」
美希「ごつごーしゅぎここに極まれりなの」 - 5 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:33:22.73 ID:53KLr6pM0
- 貴音「響!!」ズイッ
響「なっ、どうしたんだ貴音?」
貴音「ここに春香印の美味しいくっきぃがあります」
響「おー、ホントに美味しそうだな」
春香「えへへ、今日のは特に上手く出来たんだ」 - 6 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:33:53.97 ID:53KLr6pM0
- 貴音「さ、どうぞどうぞ」
響「え、いいのか? 皆は?」
貴音「私達はもういただきましたので。残りは全て響の物ですよ」
美希「ちょっ、そんなのないの!」
貴音「しゃらっぷ!!」バチコーン
美希「あふぅっ!」バタッ - 7 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:34:21.35 ID:53KLr6pM0
- 響「ど、どしたの美希。急に倒れ込んで」
貴音「眠くなったのでしょう。いつものことです。そんなことより、早く召し上がれ」
響「う、うん。じゃ、頂きまーす!」モグモグ - 8 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:35:23.04 ID:53KLr6pM0
- 貴音「……」
響「モグモグ」←ハムスターがひまわりのタネを食べるがごとく
貴音「ちっがぁああああああああう!!!」
響「うわっ!?」
貴音「可愛らしいのです。これはこれで可愛いのですが……違うのです! 今私がみたいのはこれではないのです! でもこれはこれで大変可愛らしいので永久保存!」パシャパシャ
春香「そのカメラどうしたんですか?」
貴音「やよいの飲みかけのお茶と交換で千早から譲り受けました」
春香「千早ちゃん……」 - 9 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:35:49.81 ID:53KLr6pM0
- P「お、響来たか。すぐ出られるか?」
響「うん、準備オッケーだぞ!」
P「よし、じゃあ仕事行くぞ」
響「うん! 皆、いってきまーす!」
貴音「いってらっしゃいませ、響」
春香「いってらっしゃーい」
美希「……」キュー - 10 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:39:05.44 ID:53KLr6pM0
- 貴音「しかし、作戦は失敗ですね……やはり、お菓子でなくきちんとした食事を用いるべきなのでしょうか」
春香「でも私、お菓子以外はお母さんの手を借りないとちょっと……」
貴音「はて、げろげろきっちんではあのように見事な料理を作っていたのにですか?」
春香「あれはTV出演にあわせて練習しといたんですよ」
貴音「さすが春香、あざといですね」
春香「仕事熱心と言って下さい」 - 11 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:39:34.06 ID:53KLr6pM0
- 貴音「それにしても困りました……響が口いっぱいに頬張れる様な食べ物はないのでしょうか」
春香「やっぱり、あの時みたいにお米が一番なんじゃないですかね?」
貴音「お米……といえば……」ハッ
貴音「美希! 美希は何処へ?」
春香「いや、そこに転がってますけど」
美希「……」チーン - 12 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:40:00.23 ID:53KLr6pM0
- 貴音「美希! 何をのんきに寝ているのですか! 起きなさい!」ユッサユッサ
春香「うわぁ凄い理不尽」
美希「ぅぅ……綺麗なお花畑が」
春香「美希ぃぃいいい! そっちはダメぇええええ!!」
美希「っ!? は、春香?」キョロキョロ
春香「良かったぁ、間に合った」 - 13 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:40:30.52 ID:53KLr6pM0
- 貴音「ようやく起きましたか。美希、お米をここへ」
美希「へ?」
貴音「ですから、響に食べさせるお米を! ここへ!」
美希「そ、そんな事言われてもミキだって持ってないの!」
貴音「何ですと!? それで良くおにぎり好きを名乗れますね!」
美希「じゃあ貴音はいつもラーメンを持ち歩いてるの?」
貴音「言い訳は辞めなさい!」ペシーン
美希「あっふぅ!?」ドサッ
春香「あぁ!? また気絶した」 - 14 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:41:06.24 ID:53KLr6pM0
- 貴音「まったく、美希にも困ったものです」
春香「ちなみに貴音さん」
貴音「何でしょうか?」
春香「ラーメンは持ち歩いてますか?」
貴音「何を言っているのですか。持ち歩くわけがないではないですか」
春香「あ、はい」 - 15 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:41:39.26 ID:53KLr6pM0
- ……
貴音「はぁ……」
春香「結局、食べ物は手に入りませんでしたね」
響「ただいまー!」ガチャッ
貴音「響、おかえりなさいませ」
春香「おかえりー」
美希「……ぅ」 - 16 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:42:08.17 ID:53KLr6pM0
- 響「あはは、美希ったらまだ寝てたのか」
貴音「ふふふ、美希らしいですね」
春香「いやそうじゃなくて……まぁいいか」
美希「ぃ良くないのー!」ガバッ
春香「おおぅ!?」
貴音「星井美希復活っ! 星井美希、復活っ!」 - 17 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:42:53.60 ID:53KLr6pM0
- 響「おはよう、美希。よく眠れたか?」
美希「ミキは寝てたワケじゃないけど説明したら間違いなくまた意識を刈り取られるから弁解はしないの。ケンメーなミキを褒めて欲しいの」
響「? なんだかしらないけどお疲れさー」ナデナデ
美希「ふぁぁ……えへへ」ゴロニャン - 18 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:43:40.64 ID:53KLr6pM0
- 貴音「どうやら今度こそ川を越えたいようですね」ゴゴゴゴ
春香「貴音さん! どぅどぅ」
響「ねぇねぇ、これから皆でご飯食べに行かないか?」
貴音「っ!!!」
春香「貴音さん!」
美希「貴音っ!」 - 19 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:44:39.28 ID:53KLr6pM0
- 貴音「ええ、ええ! やりました。私、とうとうやったのですね!」
春香「やったんですよ、貴音さん!」
美希「よーし、貴音を胴上げなの!」
わーっしょい、わーっしょい、わーっしょい!
ワー、ミキガタカネサンノオシリノシタジキニ メンヨウナ
響「……なんだこれ?」
その後、貴音は無事響のあほ面ムシャムシャを見ることができたとさ。めでたしめでたし。
美希「めでたくないのー!」
おわり
- 20 : ◆.xKc9zwqNY 2015/04/26(日) 23:46:45.70 ID:53KLr6pM0
- 短いですが以上です。正直輝きの向こう側ブルーレイは響の食事シーンの為だけに買った
- 22 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/04/26(日) 23:50:51.74 ID:uZ6vfIOWo
- 乙!

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