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P「真美!メロンソーダ買ってきたぞ!」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:19:47.067 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「……」ピコピコ
P「見ろこれ!コンビニに売ってた!」
P「クリームソーダじゃないぞ!メロンソーダだぞ!?」
真美「……」
P「すごくね!?普通ドリンクバーとかにしかないのに!」
P「ほら!これ!メロンソーダ!緑色の炭酸飲料!!」
P「すごくね!?すごくねぇ!?」
真美「……あっそ」ピコピコ
- 2 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:24:46.790 ID:wfv8xl6L0.net
- P「飲んじゃうんだー、俺、メロンソーダ」
P「炭酸抜けないうちに飲んじゃうんだー」プシュ
P「……」グビグビ
P「うっめ!メロン味のソーダうっめ!」
真美「……」ピコピコ
P「いやー、こんなのめったに飲めないからなー」
P「一人で飲むの悪いなー」
P「というわけでなんと……」
P「じゃーん!真美のも買ってきたんだぞー!」
P「ほら、真美、メロンソーダだぞー」
真美「……いらない」 - 4 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:28:21.091 ID:wfv8xl6L0.net
- P「えっ」
真美「……」
P「……いらないのか?」
真美「……いらないって言ってるじゃん」
P「……そ、そうか……」
真美「……」ピコピコ
P「れ、冷蔵庫に入れとくからな?飲みたくなったら飲むんだぞ?」
真美「だからいらないってば」 - 5 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:30:51.389 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「……」ピコピコ
P「……」
P「な、なあ真美ー?」
真美「……」
真美「何?」
P「さっきから何のゲームしてるんだー?」
真美「……別になんだっていいっしょ」
P「なんだよー、教えろよー」 - 8 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:38:21.236 ID:wfv8xl6L0.net
- P「何?アクション?RPG?やっぱりRPGのほうかな?」
真美「……」ピコピコ
P「そうだよなー、真美はそういうの好きだもんなー」
P「魔物を倒してレベルアップ!ってな!」
P「キャー!!悪い魔王にさらわれたわー!」
P「待ってろよ!姫!必ず助けに行くからな!!」
真美「……」
P「よし、まずはステージ1-1……」
P「あっ敵だ!」ピョイーン
P「ってそれはマリオやないかーいwwwwwwww」
P「ってなー、違うよなー、真美ー」
真美「……」ピコピコ - 10 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:46:47.605 ID:wfv8xl6L0.net
- P「それともアレかな?頭とか使っちゃうパズルゲーかな?」
真美「……」
P「そうだよなー、真美は頭がいいもんなー」
P「狙って消して大連鎖ってな!」
P「充実のキャラクター!豪華なエフェクト!」
P「操作は簡単!画面をタッチしてなぞるだけ!」
P「さあ君もダウンロード!!」
P「ってスマホのゲームなのかよ!!」
P「なー、真美は課金なんてしないもんなー」
真美「……」ピコピコ
P「真美は課金するくらいなら貯金するもんなー」
P「うまい!俺!」
真美「あー!うるさいな!!」 - 11 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 21:56:40.192 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「さっきから何!?うっさいんだけど!!」
P「何って、真美がなんのゲームしてるか教えてくれないからだろー」
真美「別になんだっていいじゃん!そんなの!」
P「なら教えてくれたっていいだろー」
真美「あーもう!」
真美「コレだよ!バイオ!ゾンビのやつ!」
真美「はい!もうこれでいいっしょ!?」
真美「集中してるんだから邪魔しないでよね!」
P「お、バイオか、俺はあんまりやらないなー」
P「なんてっていっつも」
P「『夜ちゃんと寝てます?ゾンビみたいな顔になってますよ』って言われるもんなー」
P「って誰がゾンビみたいな顔やねーんwwwwwww」
真美「……」イラァ - 15 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:02:26.835 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「……」ガタッ
P「お?どこ行くんだ?真美」
真美「……レッスン」
P「おいおい、まだ2時間前だぞ」
真美「……別にいつ行ったっていいじゃん」
P「そうか、それじゃあちょっと待ってな、車だしてくるから」
真美「いいよ、歩いてくから」
P「え?歩くのか?」
真美「だからそうだってば」
P「結構遠いだろ?車出すぞ?」
真美「だから、いいって言ってるっしょ」
P「……歩いてくと40分くらいかかるぞ?」
真美「……だから」
真美「いらないって言ってんじゃん!真美は今日歩きたい気分なんだからほっといてよ!」
バタン! - 17 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:07:57.485 ID:wfv8xl6L0.net
- P「……」
ガチャ
響「はいさーい!」
響「……あれ?プロデューサーだけ?」
P「……響」
響「確か、真美がレッスン前にちょっと寄るって言って……」
P「響……」スタスタ
響「……へ?」
P「ひびきぃーー!!」
響「ちょ、急に寄って来るなー!」 - 19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:11:30.793 ID:wfv8xl6L0.net
- P「……ごめん」
響「まったく、何なんだ一体……」
響「化け物かと思って思いっきり蹴っちゃったぞ……」
P「誰の顔がゾンビやねん!」ガタッ
響「……」
響「……はい?」
P「……ごめん」 - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:15:17.995 ID:wfv8xl6L0.net
- 響「……なるほど、最近真美が構ってくれないと」
P「そうなんだよ……」
P「前までの真美だったらさ」
P「『なー♡、真美なー♡』」
P「ってやったら」
P「『ねー♪兄ちゃんねー♪』」
P「って返してくれたもんなのに」
P「最近じゃ、ガン無視されるんだよ……」
響「……正直、当然だと思うぞ」 - 21 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:23:14.186 ID:wfv8xl6L0.net
- P「なんでだよ!今まではやってくれてたんだぞ!?」
響「だって、自分もそれされたことあるけどさ」
響「嫌だったぞ、恥ずかしいから」
P「え……?」
響「っていうか、皆も実は同じこと……」
P「……マジ?」
響「うん」 - 23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:29:14.603 ID:wfv8xl6L0.net
- P「で、でもさ!」
P「真美はやってくれてたじゃないか!」
P「それに俺のギャグだって」
P「『兄ちゃんおもしろーい!!』」
P「って喜んでくれてたし!」
P「皆も結構笑ってくれてた……」
響「……」
P「……え?」
P「……もしかして俺、滑ってたのか?」
響「正直、かなり」
P「……マジで?」
響「……ごめん、プロデューサー」 - 24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:37:05.431 ID:wfv8xl6L0.net
- P「……マジか、マジかぁー……」
響「……いや、うん、なんて言うかさ」
響「真美も、ちょっとずつ大人になってきてるんだと思うぞ」
響「だから、そんなに落ち込むこと無いさー」
P「……大人にって、真美にはちょっと早すぎないか?」
響「そう?自分だって、中学生の時にずっとイライラしてた時とかあったし……」
響「プロデューサーだって、中1の頃にそんなことあったでしょ?」
P「いや、俺はそのころまだ道端の花の蜜吸って喜んでたぞ」
響「……そ、そうか」 - 28 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:43:23.205 ID:wfv8xl6L0.net
- P「だから、真美も流石にませるには早いだろ……?」
響「そんなこと無いってば!それに、女子の方がそういうのは早いの!」
P「いや、でもな……」
響「あー、もう!めんどくさいな!」
響「とにかく!真美だってもう思春期なんだからあんまり構いすぎちゃだめだからな!」
P「……」
響「分かったか!?」
P「まあ、うん……」 - 32 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:48:20.424 ID:wfv8xl6L0.net
- 響「まったく、プロデューサーは……」
P「……」スクッ
響「……どこ行くんだ?」
P「外回り言ってくる」
響「お、ちゃんと分かったみたいだな」
P「……そうだな、これからは真美の意見も尊重するよ」
響「うんうん、それじゃ、仕事いっぱいとって来るんだぞー!」
P「おう」
P「……あ、そうだ、響」
響「なんだ?」
P「冷蔵庫にメロンソーダが入ってるから、飲んでいいぞ」
P「じゃ、行ってくるな」
響「……メロンソーダ?」 - 34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 22:56:29.044 ID:wfv8xl6L0.net
- レッスン場
真美「もー!めっちゃ鬱陶しいしいんだよー!」
真「はは、大変だね、真美も」
真美「そりゃ、真美だって小学生の時は兄ちゃんと遊んでたけど」
真美「真美、もう中学生だよ!?小学生は卒業したんだよ!?」
真「うんうん、分かる分かる」
真美「それなのに兄ちゃんはまったく……」
真「苦労するねえ、真美も」
真美「真美、身長もめっちゃ伸びたし、スタイルもめっちゃ出るとこ出てきたのに」
真「……」
真美「それで小学生扱いとか、信じらんないよねー!」
真「……そう、だね」
真美「……まこちん?何遠い目してんの?」
真「いや、別になんでもないよ……」 - 36 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:05:27.851 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「まったく、その辺をぜーんぜん分かってないんだよね!兄ちゃんは!」
真「まあまあ、プロデューサーも、真美が可愛くて仕方ないんだよ」
真美「にしたって、もうちょっと静かにして欲しいの!」
真「そっかそっか」ゴソゴソ
真「……あれ?ボク、着替えどこやったっけ」
真美「無いの?」
真「うん……おっかしいな、鞄に入れといたはずなんだけど……」ゴソゴソ
真美「……誰かに盗まれたとか?」
真「や、やめてよ真美……」 - 39 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:11:02.544 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「いや、これは事件の匂いがしますなあ……」
真「うーん、確か、こっちにまとめて……」ゴソゴソ
真美「んっふっふ~、任せておきたまえよまこちんクン!」
真美「この美少女探偵双海真美が、この事件を解決……」
真「あ!あったあった」
真美「えー!見つかっちゃったの!?」
真「うん、ホラ」
真美「何だー、つまんないよまこちんー」
真「あはは、ごめんごめん」
真美「これからがいいところだったのにー」
真「ほら、真美、もうレッスン終わったんだから早く出ないと怒られるよ」
真美「ほーい……」 - 41 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:17:13.789 ID:wfv8xl6L0.net
- 真「それじゃあね、真美」
真美「うん!まこちんはこれからゆきぴょんとデートだっけ?」
真「デートじゃ無いってば!」
真美「んふふ、お熱いですなあ、2人とも……」
真「まったく、真美は……」
真美「あはは!それじゃあね!バイバーイ」
真「はいはい、じゃあね」
真美「さて、真美も事務所帰ろーっと……」
P「お、いたいた、真美ー」
真美「え」
P「レッスン終わったか?ちょうどよかったな」
真美「……」 - 43 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:22:06.928 ID:wfv8xl6L0.net
- P「どうだった?レッスンちゃんと出来たか?」
真美「……」
P「最近暑いからな、汗はちゃんと拭いたか?」
P「あ、そうだ、コレ……」
P「ほら、事務所にゲーム忘れてたぞ」
真美「……兄ちゃん」
P「なんだ?」
真美「……なんで来たのさ」
P「え?なんでって……」
真美「言ったじゃん!送り迎えはいらないって!!」 - 45 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:27:55.210 ID:wfv8xl6L0.net
- P「……言ったか?そんなこと」
真美「言ったじゃんか!今日は真美、歩きたい気分なのって!!」
P「いや、だから、ちゃんと車じゃなくて徒歩で迎えにだな……」
真美「迎えが欲しいなんて誰も言ってないっしょ!?」
P「でも、来るなとも言われて……」
真美「言ってないけど!普通分かるじゃん!ていうか分かってよ!」
P「だって心配だろ、真美のこと……」
真美「レッスンくらい真美一人で行けるもん!」 - 46 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:30:16.313 ID:wfv8xl6L0.net
- P「何があるか分かんないだろ?」
真美「っ……」
真美「じゃ、じゃあもう、ハッキリ言うけど」
真美「真美はね!もう兄ちゃんとは一緒に居たくな……」
「あれ?真美ちゃんじゃない?」
真美「!!」 - 48 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:34:22.644 ID:wfv8xl6L0.net
- A子「あ、やっぱりそうだー!」
B美「ホントだ、真美ちゃーん」
P「……誰だ?」
真美「あ、こ、この子たちは……」
A子「私たち、真美ちゃんの友達なんですー!」
B美「一緒の学校なんですよー」
P「へー!そうか、真美のクラスメイトかー」 - 50 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:39:58.739 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「ね、ねえ……にいちゃ……」
P「真美がいつもお世話になってるな」
A子「ねえねえ、真美ちゃん、この人真美ちゃんのお兄さん?」
B美「あれ?真美ちゃん、お兄さんなんていたっけ……」
真美「ね、ちょっと……ちょっと!」グイ
P「あはは、ちがうちがう」
P「俺は真美の事務所のプロデューサーだよ」 - 53 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:44:02.063 ID:wfv8xl6L0.net
- A子「プロデューサーですか!?」
B美「えー!凄い凄い!」
P「あはは、別に大した仕事じゃないんだけどね」
真美「ねえ、にいちゃ……プロデューサー!」グイグイ
A子「あ、それじゃあサインとか貰っていいですか!?」
P「サイン?」
A子「私、芸能人にサイン貰うの夢だったんですよ!」
P「あはは!プロデューサーは芸能人じゃないよ」
A子「えー?そうなんですか?」
P「そうだよ」
真美「プロデューサーってば!!」 - 55 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:47:52.915 ID:wfv8xl6L0.net
- P「ん?なんだ?真美」
真美「真美たち、事務所帰んなきゃいけないんでしょ!?」
P「え?別にそんなこと……」
真美「ほら!早く行こうよ!!」グイグイ
P「え?え?」
真美「というわけだから、真美たち、時間ないんだ!ごめんね2人とも!!」
A子「え?あ、うん」
B美「……?」
真美「また学校でねー!」
真美「……ほら!早く行こ!」グイッ - 56 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:51:51.848 ID:wfv8xl6L0.net
- 真美「はぁ、はぁ……」
P「なんだよ真美、急に走って……友達びっくりしてたじゃないか」
P「そんなに早く帰りたかったなら、やっぱり車で……」
真美「……」
P「……真美?」
真美「……兄ちゃんなんか」グスッ
P「え?」
真美「真美、兄ちゃんなんか大っ嫌い!!」 - 58 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/16(火) 23:54:59.357 ID:wfv8xl6L0.net
- P「えっ……」
真美「真美もう今日は帰るから!!」
P「ちょ、真美!それなら家まで……」
真美「いらないって何回も言わせないでよ!!」
真美「家にくらい一人で帰れるし!」タタッ
P「……ま、真美」 - 61 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:03:25.868 ID:8PQ80lfh0.net
- ……
亜美「ふーん、それで、怒って帰ってきちゃったんだ」ピコピコ
真美「……」
亜美「まあ、兄ちゃんも流石に分かってなさすぎると思うけどさあ」
亜美「別にそこまで怒ることもないっしょ?許してあげなよ」
真美「……やだ」
亜美「んもー、真美は意地っ張りだかんねー」ピコピコ
亜美「うあ、このゾンビめっちゃしつこ……」カチカチ - 64 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:07:52.699 ID:8PQ80lfh0.net
- 亜美「兄ちゃんも悪気があってやったわけじゃないんだしさー」
真美「やだ」
亜美「別にいいっしょ?2人に兄ちゃんといるとこ見られたくらい」
真美「やだ」
亜美「それに、ずっと怒ってばっかじゃアイドルできなくなっちゃうよ?」
真美「……絶対やだ」
亜美「じゃ、許してあげなよ」
真美「……真美、兄ちゃんのこと嫌いだもん」
亜美「はあ、こりゃだめですな……」 - 65 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:13:46.495 ID:8PQ80lfh0.net
- 亜美「まあまあ、とりあえず今日はもう寝ちゃおうよー」
亜美「亜美、もう話聞きながらゲームするの飽きたし」
真美「……」
亜美「それに、明日もお仕事あるんだからさー」
真美「……ねー亜美」
亜美「何?」
真美「明日、真美とお仕事変わってよ」
亜美「えー?そんなん無理だよー」
真美「明日は真美が竜宮やるからー……」 - 66 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:18:07.426 ID:8PQ80lfh0.net
- 亜美「ムリムリ、律ちゃんにバレたらちょー怒られるもん」
真美「……」
亜美「ほら、寝ちゃおうよ、電気消すよ?」
真美「うん……」
亜美「大丈夫だよー、きっと仲直りできるって」
真美「別に、仲直りしたわけじゃないもん……」
亜美「はいはい、おやすみー」カチッ
真美「……おやすみ」
…… - 68 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:27:03.659 ID:8PQ80lfh0.net
- 次の日の朝
真美「……水曜日の……午前」ペラッ
真美(……よかった、今日は真美一人で仕事だ……) - 69 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:34:09.829 ID:8PQ80lfh0.net
- テレビ局
真美「おはようございまーす!」
真美「765プロの双海真美でーす!よろしくおねがいしまーす!」
D「真美ちゃん、おはようさん」
真美「あ!Dさんだー!」
D「今日はよろしくね、はい台本」
D「本番までによく読んでおいてね」
真美「はーい」 - 73 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:46:11.157 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「……で、ここで真美が登場して挨拶してー……」ペラ
真美「で、真美のプロフ紹介して簡単にトークしてー……」
真美「フリートークの後に東京の美味しいグルメの紹介かー……」ペラ
真美「……これ、なんて読むんだろ?きつ……ちゃ……?」
真美「ねえ、兄ちゃん、これ……」
真美「……って、違う違う!」
真美(……真美はもう大人なんだから、兄ちゃんには頼らないもんね!)
真美(バラエティくらい一人でぱぱーっとこなしちゃうっしょ!) - 74 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:51:47.802 ID:8PQ80lfh0.net
- 「本番行きまーす!5、4……」
MC「というわけで、今日のゲスト!双海真美ちゃんでーす!」
真美「やっほー、真美だよー!」
MC「いやー、元気いいねえ!」
真美「んっふっふー、そうっしょー?よく言われるんだ→」
MC「というわけでまず最初は、そんな真美ちゃんのことをよく知るためのこんなコーナー!」 - 75 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 00:57:57.204 ID:8PQ80lfh0.net
- ……
真美「でねー、そんときはるるんがー」
MC「ははは!いやいや、そんなこと無いでしょー」
真美「それが、はるるんならあり得るんだよー」
MC「キャラ濃いよねー、真美ちゃんの事務所は」
真美「でしょー?あ、みんなそういうわけで765プロのこと応援してねー!」
MC「はは、ちゃっかりしてるなー」
MC「さ!というわけで、次のコーナーに行ってみようか」
MC「下町グルメのコーナー!」 - 77 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:06:19.011 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美(ふふん、真美にかかればトーク番組なんて楽勝楽勝!)
MC「というわけで、真美ちゃん、紹介よろしくね!」
真美「ほーい!」
真美「今日紹介するのは……えーっと、東京のぶん、ぶんけいく……?」
MC「文京区!」
真美「あ、文京区!にある……うーんと……」
真美「きつ、ちゃ……店?」
MC「喫茶店!」
真美「あ!喫茶店!を紹介しちゃうよー!」 - 79 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:13:34.346 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「というわけで!そのお店のランチセットがこれ!」
真美「ご飯とステーキに、サラダとか色々ついて……」
真美「さらに、ドリンクが1杯お代わり無料なんだってー!」
真美「今日はそのドリンクに……」
真美「あっ……」
MC「……真美ちゃん?」
真美「と、特別に!」
真美「メロンソーダを持ってきて貰っちゃったよー!」 - 80 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:20:25.601 ID:8PQ80lfh0.net
- MC「うわー、喫茶店っぽいなー(笑)」
MC「真美ちゃんもやっぱりこういうの好き?」
真美「え?う、うん!」
真美「やっぱり、メロンソーダって……」
MC「うん」
真美「な、なかなか売ってなくて飲めないし……」
真美「喫茶店とかで出てきたら……」
真美「……めっちゃテンション上がるよね!」
MC「あー分かる分かる」
MC「もうさ、ペットボトルで売ってくれればいいのにって思うよね」
MC「そしたら僕、絶対買っちゃうんだけどなー」
真美「……うん、そだね」 - 83 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:23:03.346 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「……」
MC「さ、というわけでー」
真美「……」
MC「さっそく食べてみましょうか……」 - 84 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:28:22.943 ID:8PQ80lfh0.net
- 「はい、お疲れ様でしたー!」
真美「お疲れ様でしたー……」
真美「……はー、疲れたー……」
真美「挨拶して、早く帰ろーっと……」
真美「ディレクターさんどこかなー」
D「……ええ、そりゃもう……」
真美「あ、いた」
D「……ですか?それは……確かに……」
真美「……?誰と話してるんだろ?」 - 86 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:36:01.708 ID:8PQ80lfh0.net
- D「いやいや、それでしたらやっぱりうちの番組に出てくださいよー」
P「本当ですか?いやー、ありがとうございます」
真美「……兄ちゃん?」
P「お!真美!収録終わったみたいだな!」
P「お疲れさん!さ、帰ろう」
真美「……なんで兄ちゃんがここにいんのさ」
P「なんでって……」
P「もう夜7時だぞ?迎えに来るにきまってるだろ」
真美「……え?もうそんな時間?」
P「ああ、ずいぶん押したみたいだな」 - 88 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:41:01.075 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「……」
P「ほら、Dさんに挨拶して」
真美「……ありがとうございました」
D「はい、お疲れさん」
D「またよろしくね、Pクン」
P「ええ、こちらこそ」
P「さあ、帰るぞ、真美」
真美「……」
真美「……うん」 - 89 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:44:15.886 ID:8PQ80lfh0.net
- 駐車場
P「……よっと」ガチャ
真美「……」
P「……」
P「乗らないのか?」
真美「……乗る」
真美「……」ガチャ
P「よし、出すぞー」 - 90 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:47:01.886 ID:8PQ80lfh0.net
- ブロロロ…
P「……」
真美「……」
P「……」カッチカッチ
真美「……」 - 91 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:50:05.575 ID:8PQ80lfh0.net
- P「……」
真美「……」
P「……なあ、真美」
真美「……何?」
P「ごめんな」
真美「……何が?」
P「昨日あんだけ言われたのに、今日も迎えに来て」
真美「……別に、もう遅かったし」 - 92 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:53:30.348 ID:8PQ80lfh0.net
- P「……」ゴソゴソ
真美「……」
P「……これ、チョコ」
真美「……うん」
真美「……」パク
P「仕事、お疲れさん」
真美「……うん」 - 93 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 01:59:44.083 ID:8PQ80lfh0.net
- P「……」
真美「……」
P「……」
真美「……」
ブロロロロ…
- 97 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:01:49.465 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「……」
P「ほら、着いたぞ」
真美「……うん」
P「帰ったらちゃんと休むんだぞ」
P「亜美とふざけて夜更かしなんて……」
真美「……分かってるよ」
P「そうか……」 - 100 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:03:43.073 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「……兄ちゃん」
P「なんだ?」
真美「……」
真美「……お休み」
ガチャ
バタン
P「……」
P「あー……」
P「そうかー、真美も大人になるのかあー……」 - 102 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:06:14.915 ID:8PQ80lfh0.net
- ……
響「1、2、3、4、1、2、3、4、……」
響「どうだ!?真!!」
真「うん、いいんじゃない?」
響「でしょでしょ!?やっぱり自分はカンペキさー!」
真美「……」 - 103 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:10:44.215 ID:8PQ80lfh0.net
- 真「はい、それじゃあ次は真美!」
真美「はーい」
真「はい、1、2、3、4、1、2、3、4、……」
真美「よっ、ほっ、ほいっ」キュッキュ
真「そうそう、その調子!」
真美「……はっ、はっ」 - 104 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:12:18.001 ID:8PQ80lfh0.net
- 真「よーし!真美もいい感じだね!」
真美「はぁ、はぁ……」
真美「まこちーん、真美疲れたよー」
真「それじゃ、いったん休憩にしようか」 - 106 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:16:28.955 ID:8PQ80lfh0.net
- 響「あ、そうだ!」
響「自分、今日レッスンの前にプロデューサーから差し入れ預かってきたんだぞ」
真「ホント!?へへっ、やりぃ!」
響「って言っても、ただの飲み物なんだけど……」
響「はい!好きなのとっていいぞ!」カパッ
響「クーラーボックスに入れてきたから、ちゃーんと冷えてるからね!」 - 108 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:19:09.175 ID:8PQ80lfh0.net
- 真「へへ、どれにしようかな……」
真「って、随分変なラインナップだなあ……」
響「ホントだ、よく見たらジュースばっかりだぞ」
真「お茶ないかなあ……」ゴソゴソ
真美「……」
真美「……真美、これにしよ」ヒョイ - 113 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:26:40.330 ID:8PQ80lfh0.net
- 響「……え?真美、ホントにそれでいいのか?」
真「それ、炭酸だよ?動いた後にそんなの……」
真美「うん、いいのいいの、ちょうど飲みたかったんだー」
真「まあ、真美がいいって言うならいいけど……」
響「……流行ってるのか?それ」
真美「……さあ?それはないんじゃん?」プシュッ
真美「……んぐ、んぐ」
真美「ぷはーっ!」 - 117 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:43:09.008 ID:8PQ80lfh0.net
- 真美「さーてと!レッスンの続きがんばろーっと!」
響「……なんか、真美って最近さらに大人になった気がするなー」
真「確かに、ちょっと雰囲気変わったよね」
真美「……んっふっふ~、でしょでしょ?」
真美「中学生は知らない間にぐんぐん成長するものなのだよ」
響「ふーん?」
真美「いつまでも子供だと思ってたら大間違いだかんねー」 - 120 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:53:06.867 ID:8PQ80lfh0.net
- 響「あ、そうだ、真美」
真美「何?ひびきん」
響「自分、最近新しいゲーム買ったんだけど……」
真美「え?ホント!?」
響「ちょっと自分に難しくてさ……」
真美「あ、じゃあじゃあ!真美も一緒にやるー!」
響「うん、あとでしようなー」
真美「えー!今やろうよー!」
響「ダメだぞ!今はレッスン!」
真美「えー、ひびきんのケチー」
響「ケチじゃなーい!」
ワーギャー
真「……って言っても、まだまだ子供だなあ、真美も」
おわり - 123 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:54:30.576 ID:8PQ80lfh0.net
- うん、終わりです 遅くまですまんかったな
多分何をやりたかったかは伝わってると思うから、それで許してくれ - 126 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 02:57:52.623 ID:8PQ80lfh0.net
- あ、あと、メロンソーダはなんとなくで出したから別に深い意味はないよ
お休み! - 129 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/06/17(水) 03:00:01.184 ID:VYz5UzG90.net
- 乙乙

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