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櫻子「ちゅーしよう、向日葵!」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:13:13.59 ID:j7NXZ1r60
さくらこ「ひまちゃん、ちゅーって知ってる?」

ひまわり「なぁに、それ?」

さくらこ「えっとねー、すると幸せになれるんだって」

ひまわり「へぇー」パァ

さくらこ「それでやり方なんだけど」

ひまわり「どうするの?」

さくらこ「口と口を合わせるんだって」




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:17:52.02 ID:j7NXZ1r60
ひまわり「口と口って……それってすっごく恥ずかしい///」

さくらこ「そうかな? 試しにやってみようよ」

さくらこ「ん……」

ひまわり「え、え? 私からするの?」

さくらこ「ひまちゃんはやくぅ」

ひまわり「///」チュ

ひまわり(さーちゃんのくちびる凄く柔らかくって……気持ちいい///)

さくらこ「ぷはっ……うーんよくわかんないや、ね、ひまちゃん」

ひまわり「え、あ、うんそうだねさーちゃん///」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:23:09.49 ID:j7NXZ1r60
櫻子「ふおおぉ!?」

櫻子「なんだ、夢か……」

花子「櫻子気持ち悪い寝相だったし」

櫻子「自宅のソファでどう寝ようと私の勝手だ」

花子「花子の自宅でもあるし!」

櫻子「許せ! しかし、懐かしい夢だったな……」

櫻子「当時はよくわかんなかったけど、今なら少し違うかも……」

櫻子「私もエキゾチックな大人のレディになったことだしな!」

花子「耄碌してるし!」

撫子「相手するのが面倒だからひま子の所にでも行って下さいお願いします」ゲザァ


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:27:21.95 ID:j7NXZ1r60
櫻子「というわけで」

櫻子「ちゅーしよう、向日葵!」

向日葵「はぁ!?」

櫻子「ちゅーだよ、ちゅー」

向日葵「い、いきなり何言いやがりますの!?」

櫻子「してくれないの?」

向日葵「そんな急に……私にも心の準備ってものが……」

櫻子「もういいよ! あかりちゃんにちゅーしてくるもん!」

向日葵「ええ!? 待って櫻子! あ、あぁ……そんなぁ……」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:32:30.05 ID:j7NXZ1r60
櫻子「まったくなんで向日葵はちゅーしてくれないんだ」

櫻子「バカ向日葵!」

櫻子「向日葵のちゅーは私のものなのに!」

櫻子「あれ? そうだっけ……まあいいや、あかりちゃん探さないと」

あかり「何か用、櫻子ちゃん?」

櫻子「うわぁ!? あかりちゃんいつの間に」

あかり「ちょっと前からいたよぉ!」

櫻子「そうなんだ、あかりちゃん何してたの?」

あかり「ちなつちゃんと待ち合わせしてるんだよぉ」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:37:01.31 ID:j7NXZ1r60
櫻子「そっか、じゃあ時間あるね」

あかり「なにかするの櫻子ちゃん?」

櫻子「あかりちゃん、ちゅーしようか」

あかり「」

櫻子「さあさあ!」

あかり「ひっ、やめ―――」

櫻子「逃げられないよあかりちゃん」ガシッ

あかり「~~~~~~っ」

櫻子「ちゅー」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:43:17.06 ID:j7NXZ1r60
櫻子「あかりちゃんのちゅーは何というか」

櫻子「無味乾燥というか質素蛋白というか味気ないね」

あかり「」

櫻子(なんか思ってたのと違う……)

ちなつ「え、なにこれ……」

櫻子「ちなつちゃん」

ちなつ「あかりちゃんが大変なことに……」

櫻子「すぐ回復すると思うから、大丈夫!」

櫻子「それよりさ、ちなつちゃん……」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:46:32.84 ID:v7wmdXEHO
見境無しか


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:48:14.45 ID:j7NXZ1r60
ちなつ「なに櫻子ちゃん?」

櫻子「ちなつちゃん、ちゅーしようか」

ちなつ「はぁ!?」

ちなつ「はっ、まさかあかりちゃんは!」

櫻子「ほらほら!」

ちなつ「だ、ダメっ、私のくちびるは結衣先輩の物なんだから」

櫻子「いいじゃん、減るもんじゃないし」グイ

ちなつ「櫻子ちゃんの押しが異常に強いッ」

櫻子「ちゅー」

ちなつ「私では向日葵ちゃんみたいに力技で止められないよ!」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:53:42.83 ID:j7NXZ1r60
櫻子「ちなつちゃんのちゅーは何というか」

櫻子「あまり深く知ってはいけないような、まるでパンドラの箱」

櫻子「底知れない闇のようなものを感じた……」

ちなつ「人にキスしておいてその言い草……!?」

櫻子「うーん私の求めてるものとはやっぱり違う……」

櫻子「これは探求するしか無いね」

ちなつ「ちょっと櫻子ちゃんどこに!?」

あかり「う、うーん……」

ちなつ「あ、あかりちゃん大丈夫?」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 19:59:58.85 ID:j7NXZ1r60
櫻子「次は誰にちゅーしようかな?」

櫻子「ごらく部でコンボを狙ってみようかな?」

櫻子「丁度いい所に船見先輩、エンカウント率が高いね」

結衣「大室さんか、こんにちは」

櫻子「こんにちは! ちゅーしましょう」

結衣「え?」

櫻子「せいせい!」ズイッ

結衣「ちょっと大室さん」ガシッ

櫻子「何ですか?」

結衣「何ですかって、真顔で言われても……まさか酔って!?」

櫻子「ちゅー」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:04:44.80 ID:j7NXZ1r60
櫻子「船見先輩のちゅーは優しくて思いやりがあって、とても寛容な大海原のようですね」

結衣「……」

櫻子(それでも、私の求めていたものとは違うなあ……)

ちなつ「あぁー!! い、今結衣先輩に……結衣先輩に!」

ちなつ「大丈夫ですか結衣先輩!」

結衣「ああ……なんとか……」

ちなつ(結衣先輩のキスが……うう、過ぎてしまったことはしょうがないわ)

ちなつ(ポジティブに考えるのよ、そうこれは間接キス、櫻子ちゃんを通した間接キス)ブツブツ

櫻子「なんか良い感じの感想言えた、これはソムリエになるしかないかも!」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:10:57.22 ID:j7NXZ1r60
京子「真打ち登場! 主人公は遅れてやってくる、ってね!」

あかり「主人公はあかりだよぉ!」

京子「あれ、皆どうしたの?」

櫻子「これはいい所に歳納先輩、このソムリエ櫻子の妙技とくと味わって下さい」

京子「え、なになに?」

結衣「京子逃げろ! 大室さんは普通じゃない、この前の千歳みたいになってる!」

京子「なに、そいつは大変だ! この私に任せなさい!」

結衣「おい京子、今ひどいデジャヴを感じたんだけど」

櫻子「ちゅー」

京子「ちゅー」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:16:25.88 ID:j7NXZ1r60
京子「どうよちっぱいちゃん」

櫻子「ラムレーズンの味がします」

京子「ほうほうそれでそれで」

櫻子「あとはごちゃごちゃし過ぎててよくわかんないです……」

結衣「京子らしいな」

櫻子「いきなり自信喪失だ!」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:21:19.65 ID:j7NXZ1r60
櫻子「こんなはずじゃ……」

櫻子「そうだ、相手が悪かったんだ」

櫻子「歳納先輩は私に似て複雑で深い思考の持ち主だから!」

綾乃「あら、大室さんじゃない」

千歳「奇遇やね」

櫻子「鴨が葱を背負って来た!」

櫻子「さっき歳納先輩とちゅーしてきたんです」

綾乃「なぁ!?」

櫻子「だから副会長もちゅーしましょう」

綾乃「んんん!?」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:28:21.45 ID:j7NXZ1r60
千歳「大室さん大胆やねえ」

櫻子「副会長のちゅーはプリン味ですね……ちょっと待って」

櫻子「それだけじゃない、ただでさえ甘いプリンの中心にもっと甘いシロップが入ってる!」

綾乃「はふぅ……」

千歳「綾乃ちゃんこれで歳納さんと関節キスやね」ボタボタ

綾乃「なっ、べべ別にちょっと嬉しいとかそういうんじゃないんだからね!」

櫻子「歳納先輩も食べ物の味がしましたよ、なにか通じるものでもあるのかな?」

綾乃「な!?」

櫻子「ついでに池田先輩にもちゅー」

千歳「ありがとうな」

櫻子「鼻血の味しかしない……」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:40:24.98 ID:j7NXZ1r60
櫻子「これでひと通りし終えたかな、余は満足じゃ」

向日葵「櫻子……なにやってますの」

櫻子「お、向日葵じゃんどうしたの?」

向日葵「どうしたのじゃないですわ! 私は心の準備をしようとしてたのに!」

櫻子「心の? あーそんなこともあったね」

向日葵「そんなことって……もう我慢なりませんわ」

向日葵「櫻子のくちびるを無理矢理にでも奪ってやりますわよ!」

櫻子「あ、ちょっと向日葵!? んんぅ……」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:46:56.74 ID:j7NXZ1r60
向日葵「ちゅ……ちゅぷ……さくらこ……櫻子」

櫻子「ひま……ふぅ……向日葵……ん」

櫻子(なに……これ、すごい……向日葵とのちゅー、今までのと全然違う)

櫻子(頭が蕩けて……なにもかんがえ……られな……)

櫻子「な、なにこれ……向日葵すご……い」

櫻子「向日葵とのちゅー、すごく気持いい」

向日葵「キス……ですわ」

櫻子「キス……」

向日葵「ちゅーじゃなくて、キス」

櫻子「これが、キス……本物のキス、なんだ」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:52:24.90 ID:j7NXZ1r60
櫻子「なんだろ、私今すごく幸せな気分」

向日葵「私もですわよ櫻子」

櫻子「それにすっごく懐かしい」

向日葵「初めてキスしたときみたいですわね」

櫻子「そうなの? よくわかんないよ」

向日葵「そうですわよ、櫻子はよくわかってないみたいですけど」

向日葵「あの時感じた幸せな感覚、満ち満ちた情動、そのままですわ」

櫻子「私にはなんとなくしかわからない」

向日葵「それはきっとあの頃の櫻子が常に幸せに満ちていたせいだと思いますわ」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:57:44.46 ID:j7NXZ1r60
向日葵「幸福感は相対的なものですもの」

櫻子「そっかー、ずっと向日葵と一緒だったもんね」

櫻子「でも、最近は喧嘩したりもしてたから」

向日葵「どこにでもあるこの幸せを改めて確認できたんだと思いますわ」

櫻子「えへへ、向日葵」

向日葵「なんですの櫻子?」

櫻子「大好きだよ!」

向日葵「あ……私も、大好きですわ」

櫻子「向日葵のキスは幸せの味」

おしまい


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 20:58:29.62 ID:2j7dSiqJ0
乙!


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:02:55.25 ID:/agKM8h50
おつ


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/15(木) 21:04:52.87 ID:al4IsLkw0



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