スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
配管工少女野崎くん~スーパー野崎ブラザーズ~
- 1 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:00:47.92 ID:VoD3jxUHO
- キノピオ1「ピーチ姫、おはようございます!」
キノピオ2「おはようございます!」
ピーチ「……今日も一日中元気でいられそうだ。 ……なんでかって? お前らのその太陽のように眩しい笑顔のお陰さ☆」
マリオ「こんにちは」
キノピオ1「おはよう野崎くん!」
キノピオ2「野崎くん! 今日のヒゲもかっこいいよ!」
マリオ「……俺はマリオなんだが」
ピーチ「話聞けよ……///」
- 3 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:04:17.30 ID:VoD3jxUHO
- マリオ「ピーチ姫、今日もキノピオ1人レンタルしていいか?」
ピーチ「ベタのアシスタントか? いいぜ」
マリオ「そうだな……じゃあ今日はこのキノピオにしよう」
キノピオ1「わーい!!」
キノピオ2「野崎くん! 今度は私にしてね!」
キノピオ3「わ、私だもん!」
マリオ「分かった分かった……それに俺はマリオだって」
キノピオ1「早く行こう!!」
マリオ「ああ」
キノピオ2「……行っちゃった」
ピーチ「……」
キノピオ3「ピーチ姫?」
ピーチ「……もう少しここにいてもいいじゃねえか……」
キノピオ2(寂しがり屋なんだね) - 5 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:08:18.70 ID:VoD3jxUHO
- ガシャーン!!
ピーチ「うおお!?」
キノピオ2「な、なんの音!?」
クッパ「おーっす!」
ピーチ「げえっ!? クッパ!?」
クッパ「……なんだよ、今日はあいついねえのか……まあいいや」
ピーチ「……?」
クッパ「シュート!」ブン!
ピーチ「グハッ!?」
キノピオ2「ピーチ姫!?」
クッパ「あいついねえんだったらお前攫って遊ぶわ」
キノピオ3「だ、だめだよクッパ!! 」
ピーチ「そ、そうだぜ……キノピオの言う通りだ」
キノピオ3「バスケは人に投げるものじゃないよ! それじゃ反則だよ!」
クッパ「反則でも構わない! 退場するまでがゲームだぜ!!」
ピーチ「」
こうしてピーチ姫は攫われました。 - 6 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:14:02.89 ID:VoD3jxUHO
- マリオの家
キノピオ1「ベタできました!」
マリオ「ありがとう」
ガチャッ
マリオ「ん?」
キノピオ2「野崎くん大変だよ! ピーチ姫がクッパに攫われちゃった!!」
キノピオ1「ええっ!?」
マリオ「クッパということはクッパ城か……すぐに行こう!!」
キノピオ2「うん!」
マリオ「……そうだ、ちょっと待ってくれ」
キノピオ1「?」
コンコン
マリオ「ルイージ、ピーチ姫を救出しに行くぞ」
ガチャッ
ルイージ「……」
マリオ「……ルイージ?」
ルイージ『出かけるのが面倒くさいので行きません』
マリオ「やはりお前はそういうと思っていた」 - 7 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:20:04.25 ID:VoD3jxUHO
- マリオ「そうか……俺1人か……」
キノピオ1・2「……はっ!!」
キノピオ1・2(野崎くんが1人……ということはここで私が一緒に行くっていえば……)
『ありがとうキノピオ!! お前がいるだけでも心強い!!』
キノピオ1・2(そして二人っきりでいられる……えへへへ///)
キノピオ1・2「……はっ!!」
キノピオ1(もう1人私がいるということは……)
キノピオ2(きっともう1人の私も行こうとする!!)
ライバルは自分でした。 - 8 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:23:47.02 ID:VoD3jxUHO
- キノピオ1「……ここはじゃんけんで決めない?」
キノピオ2「……うん、それなら恨みっこなしだね」
キノピオ1・2「じゃーんけーん……」
マリオ「じゃあ行ってくる」
キノピオ1「えっ、ええっ!?」
キノピオ2「の、野崎くん……1人でいいの!?」
マリオ「1人じゃない、こんなこともあろうかと二代目ルイージを呼んでおいた」
ルイージ「マリオ先輩!! よろしくお願いします!!」
キノピオ1・2「」
こうしてマリオと二代目ルイージは冒険に出かけました。 - 9 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:27:17.86 ID:VoD3jxUHO
- マリオ「よし、まずは持っていくアイテムの整理だ」
ルイージ「キノコにファイアフラワー……あっ、スターは絶対必要ですよね!」
マリオ「いらない」
ルイージ「えっ、でも無敵になれるんですよ?」
マリオ「絶対に持っていかない」
スター「あっれー!? 持っていかないんですか!? 無敵になって進めば楽勝なのに!! ……あっ、無敵になって進むって僕のアイデアですよね!?」
ポイッ
マリオ「いらない理由が分かっただろう?」
ルイージ「な、なんとなく分かりました……」 - 10 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:33:35.32 ID:VoD3jxUHO
- マリオ「よし、行こうか」
ルイージ「はいっ!……ところでマリオ先輩」
マリオ「なんだ?」
ルイージ「クッパの手下ってどんなやつなんですか?」
マリオ「ああ……身体は茶色でとても小さい……踏みつければ倒せる雑魚敵だ」
ルイージ「あっ! あれですね!!」
マリオ「そう、あれがクリ……」
たぬき「……」
マリオ「!?」 - 11 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:41:45.85 ID:DLygbOSP0
- 数分後
マリオ「ふぅ……なんとかたぬき軍団は倒したな」
ルイージ「……」
マリオ「ル、ルイージ!? どうした、やられたのか!?」
ルイージ「……あ、すいません。 寝てました」
マリオ「こんな状況でか!?」
ルイージ「ブロックを叩いたらCDが出てきて……俺の大好きなパンジーさんの曲だったんですよ」
マリオ「そ、そうか……」
ルイージ「……じゃあもう行きますか」
マリオ「……いや、待て」
ルイージ(!! ま、まさか……まだどこかに敵が!? 流石マリオ先輩……俺はまだまだ修行が足りないな……)
マリオ「あそこでいちゃいちゃしているプクプクをスケッチしなきゃ」
ルイージ「しなくていいですよ!!」
- 13 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:44:28.57 ID:DLygbOSP0
- ルイージ「……あっ!! マリオ先輩! あそこに敵がいますよ!」
ノコノコ「……」
マリオ「あれは……ノコノコだな。 クリボーやたぬきと同様雑魚敵だ」
ルイージ「じゃあそんなに警戒しなくていいんですね」
マリオ「そうだな」
ノコノコ「……ご機嫌よう、お兄さん達」
ルイージ「!?」
マリオ(な、なんだ……このノコノコから感じる王子のようなオーラは!?) - 14 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:46:41.07 ID:DLygbOSP0
- ノコノコ「その帽子……その鼻……そのヒゲ……本当に君達は素敵だね」
ルイージ「あ、ありがとうございます///」
マリオ「ルイージ! 洗脳されるな!!」
ルイージ「! そ、そうだ……俺にはパンジーさんが……」
マリオ(こいつ……ノコノコの中でもかなりのエリートか!!)
ドドドドドドド……
ルイージ「ま、また誰か来ます!!」
マリオ「援軍か!?」
ハンマーブロス「ノコノコてめえ! 仕事サボるんじゃねえ!!」ドゴォン!!
ノコノコ「ぐはっ!?」
マリオ・ルイージ「!!?」
- 15 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:53:40.85 ID:VoD3jxUHO
- ノコノコ「ブ、ブロちゃん先輩……」
ハンマーブロス「てめえ、部下にステージの修理手伝わせといて何やってんだ!!」
ノコノコ「す、すいません……」
ハンマーブロス「……悪いな、こいつが迷惑かけちまった」
マリオ「い、いえ……」
ハンマーブロス「お詫びと言っちゃあれだが……一つだけいいことを教えてやる。 あそこの土管に入ればすぐにクッパ城に行ける。 クッパ様に会いたい時はあれを使え」
ルイージ「は、はい……」
ハンマーブロス「……そうだ、これはマリオには教えるなよ」
ルイージ「あの……マリオ先ぱ……ムグッ!!」
マリオ「分かりました」
ルイージ(先輩……?)
マリオ(恐らくこの男は俺たちの顔を知らない……黙っておこう……)
ハンマーブロス「オラ、さっさと行くぞノコノコ!!」
ノコノコ「ひ、引きずらないで! 歩けますから!!」ズルズル
ハンマーブロス「そのまま腹筋でもしてろ!!」
ルイージ「行っちゃいましたね……」
マリオ「ああ……とりあえず教えてくれた土管に入ろう」
ビヨビヨビヨ…… - 16 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 21:57:02.30 ID:VoD3jxUHO
- クッパ城
ピーチ「も、もうやめてくれ……」
クッパ「なんだよ、もうのびたのか? ルイージだったらもうちょっと耐えるのになー」
ピーチ「あ、あいつが耐えすぎなんだよ……」
クッパ「しょうがねーなー……バスケはやめて歌でも歌おーぜ」
ピーチ「歌?」
クッパ「♪~~」
ピーチ「こ、この歌声……パンジーさん!!」
マリオ「ここがクッパ城か……気をつけていこうルイージ」
ルイージ「zzz……」
マリオ「ルイージ!?」
- 17 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 22:00:53.17 ID:VoD3jxUHO
- マリオ「歌声が聞こえる……これはパンジーさんか!?」
マリオ「おのれクッパ……既にルイージの弱点を知っていたか……」
マリオ「……こうなったら俺一人で行く!」ダッ
マリオ「見つけたぞクッパ!」
クッパ「おーきたかー」
ピーチ「マリオォ! 助けてくれぇ!!」
マリオ「……!!」
女『うふふ、もうあなたはどこにも行けないわ……』
マミコ『い、いやぁ! 鈴木くん助けてぇ!!』
マリオ「ちょっとそのままでいてくれ」スラスラ
ピーチ「ふざけんなぁ!!」 - 18 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 22:07:34.56 ID:VoD3jxUHO
- こうしてマリオとクッパの激しい戦いが続いた。
マリオ「はぁ……はぁ……」
ピーチ「マリオ!」
クッパ「なんだよ、お前ももうのびたのか」
マリオ(くそ……こいつの変則的な動きに対応できない!)
クッパ「しょうがねーなー、じゃあもう一回ピーチ姫とバスケを……」
ピーチ「や、やめろぉ!!」
ルイージ「そこまでですよ!」
マリオ「ルイージ!!」
クッパ「おーールイージ!!」
ルイージ「ピーチ姫を返してください!」
クッパ「うん返す!」ポイッ
ピーチ「へ……?」
マリオ「クッパ……どういうことだ?」
クッパ「だってこいつ攫ったのはルイージがいなかったからだもん。 ルイージがいるんだったらいらね」
マリオ「そ、そうか……」
クッパ「ルイージ!! バスケしようぜ!」
ルイージ「え、ええっ!?」
マリオ「ピーチ姫……帰るぞ」
ピーチ「お、おう……」
ルイージ「マ、マリオ先輩!! 俺はどうなるんですか!?」
マリオ「……クッパを扱えるのはお前しかいない」
ルイージ「そ、そんなぁ!?」
クッパ「よっしゃーーー! 行くぞーーーーー!」
ルイージ「うわあああああああ!!!」
キノコ王国に平和が戻りました。
- 19 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 22:08:16.89 ID:VoD3jxUHO
-
御子柴「……うおおっ!?」
佐倉「みこりん!?」
野崎「やっと起きたか」
御子柴「……俺……寝てたのか?」
野崎「ああ」
御子柴「そうか……悪い」
野崎「それより御子柴、作業も終わったからこれから三人でゲームをやろうと思うんだが」
御子柴「ああ……いいぜ」
佐倉「野崎くん! これどうかな!?」
野崎「『スーパーマリオブラザーズ』か。 それなら俺にもできそうだな」
御子柴「やめろぉ!! 俺が攫われる!!」
佐倉「みこりん!?」
野崎「どうした御子柴!?」
~終わり~ - 20 : ◆LYNKFR8PTk 2015/07/21(火) 22:09:06.28 ID:VoD3jxUHO
- 一応キャスト紹介
野崎・マリオ
千代・キノピオ×3
みこりん・ピーチ
鹿島・ノコノコ
堀・ハンマーブロス
結月・クッパ
若松・二代目ルイージ
前野・スター
真由・ルイージ
没ネタで二代目ルイージが和田アキ子の歌を聴いて寝るというネタがありました。
読んでくださりありがとうございました。

「月刊少女野崎くん」カテゴリの記事
-
- 野崎「佐倉、こ↑こ↓にベタしてくれ」
- 瀬尾「若のタメ口に興奮するようになってしまった……」
- 野崎「ちょっと待ってくれ、これはセガサターン用のCD-ROMなんだ」
- 童話少女野崎くん~眠れる森の若松編~
- 瀬尾「若の誕生日かぁ……」
- 野崎家~二人きり編~
- 鹿島「堀先輩、帰りどこかで食べましょうよ!!」
- 御子柴「佐倉頼む! 俺の買い物に付き合ってくれ!!」
- 佐倉「ハーピーの佐倉千代です!!」野崎「よろしく」
- 野崎「ニューダンガンロンパV3?」
- 野崎「今日は漫画家の久保帯人さんに会いに行くんだ」
- 絶対絶望少女野崎くん
- 童話少女野崎くん
- 鹿島「堀ちゃん先輩にあだ名で呼ばれたい!!」
- ゴリラ少女野崎くん~スーパーノザキーコング~
コメントする
全ランキングを表示