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妹「さあ、やって来ましたこたつ争奪戦!」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:11:41.91 ID:L/RDm6xS0
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妹「実況はこの私妹と!」
従妹「え、何々?何が始まるの?」
妹「もー!解説の従姉妹がお送りします、でしょ!」
従妹「い、意味がわからないよ……それより私こたつに入りたいんだけど」
妹「おばか!」バシ
従妹「いたい!?」
妹「これからあのこたつは戦場<フロントライン>になるのよ!戦う意思の無いものは死ぬしか無いの!」
従妹「そんな大げさな」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:12:58.55 ID:L/RDm6xS0
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妹「大人たちが揃ってアホになるお正月。今年の参加家族は例年の比じゃないわ。
私たち子供はこたつしか暖房のない子供部屋に押し込まれて過ごすしか無いのよ。
そしてあのこたつは4人用。子供たちは計8人。戦争しかないでしょう!」
従妹「外に遊びに行けばいいんじゃ」
妹「生チョコより甘い!」バシ
従妹「いちいち叩かないでよ……」
妹「そんなんじゃ新潟の冬は生きて行けないよ!このお正月中、私たちが遊べるほど天気がいい日が来ると思うの!?」
従妹「じゃ、じゃあ暖房を持ってくるとか」
妹「残念ね。大人たちの宴会のために私たちの部屋のストーブも徴発されたのよ」
従妹「そ、そんな……」
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:13:39.77 ID:L/RDm6xS0
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妹「分かった?状況は正しく生か死か<DEAD OR ALIVE>。年少組が生き残るには禁断の果実<こたつ>から離れた所で天使の羽衣<毛布>を身に纏い耐えるしかないの!」
従妹「うう……わかったよ」
妹「それでは選手入場です!エントリーNo.1!我が家の長兄!こたつの守護神!今日はみかん殺法が炸裂するか!?兄だー!!!!」
兄「ん?何の遊びだ?」
妹「エントリーNo.2!次男にして末っ子!まだまだ幼さの残る魅惑のショタフェイス!女性が多い中でどれだけ活躍を見せられるか!?弟だー!!!」
弟「ちい姉また何か馬鹿やってるの?」
従妹「というか年少組と言っておきながら弟くんは避難させないんだね」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:14:10.25 ID:L/RDm6xS0
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妹「男は戦って強くなるの。まだまだ続くよ!エントリーNo.3!おっぱい魔神!ぷるぷるボディー!突然変異の胸部脂肪!
果たして暖房は必要なのか!?我が家からラストエントリー!姉だー!!!」
姉「あらあら。最近また太っちゃって困っているのよね~」たゆん
妹「謙遜する発言とは裏腹に主に胸部しか太っていないのを確認済みです!どう思われますか解説の従姉妹さん」
従妹「うらやましいです……」ペタペタ
妹「非常に共感を呼ぶ解説です!おっと!ここで親戚組の登場だー!エントリーNo.4!胸無し!意地悪!高身長!女らしさを腹の中に忘れてきてしまった女!従姉だー!」
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:14:57.56 ID:L/RDm6xS0
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従姉「ひねり潰すわよ」
妹「って従姉妹が言っていました!」
従妹「ちょ!?」
従姉「……あとで覚えておきなさい」
妹「ここで手を出さないのは誰の目を気にしてでしょう。気になるところですね従姉妹さん」
従妹「」ブルブルブル
妹「おっとトラウマスイッチが入ってしまったか!?はたまた寒さに打ち震えているのか!?早くも解説が再起不能<リタイア>気味で混戦の予感です!
それでも実況は止まらない!エントリーNo.5!本日の最年長!その柔らかな物腰でどこまで戦えるのか!?従兄だー!」
従兄「すみません。宴会場は煙草の煙がひどいのでこちらに避難させてもらいます」
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7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:16:03.27 ID:L/RDm6xS0
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妹「ええ、ええ。親戚の叔父方に捕まったら煙を吹きかけられ、酒を浴びさせられ、およそ人間としての扱いを受けません。更に女子は『立派に成長したな』などといって尻や胸を触られます。その後にお年玉をあげようなどと言われるとまるでおさわリバーの様相です」
従姪「触られるほどの胸も尻もない」
妹「ぼそっとつぶやきながらいつの間にか侵入していた彼女はエントリーNo.6!今時はやりの女の子!お尻の小さな女の子!クーデレ系筆頭!従姪だー!」
従妹「これで全員揃ったのかな?」
妹「参加者は出揃った!これから熾烈なこたつバトルが行われます。解説者の従妹さん、最初の脱落者は誰になると思いますか?」
従妹「うーん。ここはやっぱり、1番小さい弟くんじゃないかな」
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:16:45.28 ID:L/RDm6xS0
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兄「狭いんだけど」
妹「おおーっと!早速バトルが始まりました!口火を切ったのは我らが兄だ!こたつの守護神の名に恥じない先制攻撃!『狭いからお前ら出て行け』だー!!1番でかい自分のことを棚上げだー!」
姉「確かに狭いわね~。そうだ、弟ちゃんいらっしゃい」ポンポン
妹「ここで姉が仕掛けた!私は弟を膝に乗せて一緒にまとまるから見逃せ!守りのスタイルです!」
弟「い、いいよ姉ちゃん……」
姉「遠慮しないの」たゆん
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:17:17.17 ID:L/RDm6xS0
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妹「弟も思春期に入ってきたのか、姉のおっぱいが気になっているようだ!どうする弟!予想通り最初に脱落してしまうのかー!?」
弟「ちい姉黙れよ!」
従兄「弟くん……こっちに来る?」
弟「う、うん」
妹「ここで助け舟!従兄の膝の上なら恥ずかしくない!場になにやら怪しい雰囲気が漂います!」
従兄「妹ちゃん、あのねえ……」
妹「さあまだまだ序盤戦!おおっとここで従姪が仕掛けた!」
従姪「……」
兄「ん?何か用?」
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11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:19:09.64 ID:L/RDm6xS0
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妹「従姪の兄の膝に座りたいアピール!効果は今ひとつだ!鈍感兄には言葉にしないと通じないぞー!」
従姪「座りたい」
兄「ん?ああいいぞ」
妹「すっぽりと収まった!これで東西南北全て均等に埋まりました!このまま膠着するのか!?」
従姉「ちょっと!兄が迷惑しているでしょ!」
妹「従姉が今いる席を抜けだして兄の元に駆け寄ったー!積極的なオフェンスを見せています!」
従妹「え。もしかしてお姉ちゃん兄さんのことを……」
従姉「そそそそそそんなわけないじゃない!ただ狭いの嫌いな兄に迷惑がかかると悪いと」
兄「少し静かにしてくれないか?」
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:20:13.10 ID:L/RDm6xS0
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従姉「あ……う……」
妹「兄は狭いのも嫌いだがうるさいのも嫌いだった!これは痛恨のミス!すごすごと自分の席に帰る従姉!」
兄「お前もうるさい」
妹「失礼しました!しかし実況は引いてはいけないのです!。さて、またも膠着状態になりました!この後の展開はどういうふうに推移すると思いますか?」
従妹「へー。お姉ちゃんって兄さんのことが好きなんだ……これを使えばいじめられずにすむかも」
妹「悪い顔ですねー。よほど鬱憤が溜まっているようです」
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14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:20:44.75 ID:L/RDm6xS0
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ガラ
叔父「おお、従兄くんこんな所にいたのか。なかなか帰ってこないから探していたんだよ」
従兄「お、叔父さん」
叔父「酒が飲める人は飲まなければならない。それが正月だ」ガシ
従兄「……はい」
妹「ここでアクシデントの発生です!まさかの従兄が最初の脱落者となりました!」
叔父「兄くんは高校生だったかな?なら飲めるだろう」
兄「いえ、下戸ですので」
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15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:21:14.46 ID:L/RDm6xS0
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叔父「そうか。なら無理強いはすまい。姉くんはどうだい?」
姉「私はコンパニオンじゃないので~」
叔父「はは。確かに姉くんが来ると兄さんたちが騒ぎだすからな。じゃあ従兄くんは借りていくよ」
ピシャ
妹「……星くずとなった戦士に捧ぐ。さて、引き続きこたつ争奪戦は続きます」
従姉「従姪、1人減ったんだから弟くんと一緒に入りなさい。あんたらなら小さいから大丈夫でしょ?」
弟「う、うん」
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16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:21:43.40 ID:L/RDm6xS0
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従姪「いや」
弟「……」
姉「あらあら。兄くんが好きなのね~」
兄「……」もぐもぐ
妹「状況はこたつ争奪戦から兄争奪戦へと変化しつつあります。しかし当の兄はひたすらみかんを貪っています。無我の境地です」
従姉「兄もなんか言いなさいよ!」バッ
妹「おっとみかんを取り上げました。さて兄はどうでるか」
兄「弟。みかん持ってきて」
妹「でたー!みかん殺法その1、弟パシリだー!」
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17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:22:17.70 ID:L/RDm6xS0
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弟「……寒いからいやだ」
兄「妹」
妹「実況者は場に介入してはいけないという不文律があります!」
従妹「介入しまくりだけどね……」
従妹「ちょっと!何とか言いなさいよ!」
兄「従姪、行ってくれるか?」
従姪「わかった」スタスタ
妹「みかんを食べるのを邪魔する人間には容赦がない!華麗にカウンターを決めました!」
従姉「……ぐす」
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19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:23:50.92 ID:vfUTrtY/0
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妹テンション高え
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22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:25:37.87 ID:L/RDm6xS0
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姉「あらあら。兄くん、従妹ちゃんを無視しちゃ駄目よ?」
妹「従姉は既に再起不能<リタイア>寸前!どうやったら兄を振り向かせることができるのでしょうか!?」
従妹「でか女のお姉ちゃんには無理なんじゃない?」
従姉「……」ガシ
従妹「お、お姉ちゃん?」ズルズル
妹「おおっと!解説者が連れていかれました!これが口は災いの元<ニブルヘイム>ということかー!!口が資本の商売にはなんとも過酷な世の中だ!」
従姪「もってきた」
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23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:26:53.78 ID:L/RDm6xS0
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妹「ここで従姪が再び戻ってきた!既にこたつは1つ空きがある状態だが……やはり兄の膝に座ったー!ニーシッダウン!」
兄「……そっち座ったら?」
従姪「ここがいい」
弟「こっちに座れよ」
姉「あらあら。ジェラシーね」
妹「恋、恋、恋の予感だー!あんまり関係が近いと将来的に面倒なことになる可能性は高いぞー!?」
弟「そんなんじゃねえよ!」ダッ
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24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:27:25.84 ID:L/RDm6xS0
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妹「弟まで逃げ出してしまったー!もはやこれにてこたつ争奪戦はおしまいかー!?」
従兄「ふう……酷い目にあった……」
妹「ここで再起不能<リタイア>と思われた従兄が帰ってきた!頬は紅潮し視界がゆらゆらと揺れている!」
姉「あらあら。少し煙草臭いですよ?」
従兄「ああ、ごめんね」
姉「セーターをお脱ぎになってくださる?少し匂いをとって参ります」
妹「ここで姉が良妻ぶりを発揮!この姉を射止める男は幸せになれるぞー!」
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25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:27:51.96 ID:L/RDm6xS0
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姉「あらあら嫌だわ。良妻だなんて」クネクネ
妹「これさえなければー!」
従兄「たはは。よろしくお願いします」
姉「はい。おまかせください」スタスタ
妹「少し状況を整理しましょう!今この部屋にいるのは兄、従兄、従姪、そして私妹です。従妹及び従姉は
仲良く遊んでいる頃でしょう。姉はさっきファブリーズしに出て行きました。弟はどこかに逃走中です!」
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:28:21.31 ID:L/RDm6xS0
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ガラ
従姪母「おーい、こっちはどう?盛り上がってる~!?」
妹「また新しいキャラが増えました。ここまで来るとわけわかりませんね。従姪母は関係としては従姉妹にあたります」
従姪母「お、従兄くんじゃん。いい男になったねー。どう?私と第2の人生を」
従兄「いえ、そんな。僕はまだ大学生ですし」
妹「旦那と別れてシングルマザーになった従姪母が従兄に猛アタックだ!まだギリギリ20代の腐りかけが醸しだす大人の魅力に従兄もタジタジだー!」
従姪母「あ?なんか言った?」
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27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:28:59.13 ID:L/RDm6xS0
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妹「何も言っていません!30とかまだぴちぴちですよね!」
従姪母「私はまだ29だ!そ・れ・よ・りお姉さんと良い事しない?」
従兄「はは。遠慮しておきます」
従姪母「やっぱりおばさんじゃ嫌かな……」ウルウル
従兄「いえ従姪母さんはまだまだ若々しくて綺麗ですよ!とても10過ぎの子供がいるとは思えません!」
従姪母「いやー。若気の至りで結婚したはいいけれど、あんなにロクに稼ぎもしない亭主になるとは思わなかったわ。これから先はやっぱり将来性のある男よ。その点従兄くんは及第点だよ?」
姉「……何やっているんですか?」ゴゴゴゴゴ
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29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:29:57.08 ID:L/RDm6xS0
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妹「ここで姉が帰ってきた!修羅場の予感だー!!」
姉「従兄くんにべたべた触らないでください。腐れマ○コの匂いが移ります」
従姪母「あら、言うじゃない。まだ男のち○ぽも咥えたことのないメスガキが。無駄にでかい乳があっても技術が無ければ宝の持ち腐れよ?」
姉「処女も胸もないおばさんが淫売の証を誇っても虚しいだけですよ?男はみんな処女が大好きなんです」
従姪母「そんなことないわよ。何で夫が浮気に走るか分かる?女のテクが不満なのよ。処女は1度やったら捨てられるだけ。だってマグロとやったってつまんないものね」
姉「……ふふふ」
従姪母「あはは」
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30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:30:13.74 ID:p8m8oCDx0
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流石にキャラの相関がわけわからんことになってきた
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31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:32:32.83 ID:L/RDm6xS0
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姉・従姪母「どっちが好み!?」
妹「従兄に迫る姉と従姪母!しかし従兄は既に逃げ出していた!あの逃げ足の速さで何故おっさんどもから逃げられないか謎だ!やはり従兄はホモだったのか!?」
姉・従姪母「……」ダッ
妹「追いかける2人!しかし男は追われると逃げるもの!果たして捕まえることは出来るのでしょうか!?」
従姪「これで2人きり」
妹「私の存在を完全に忘れ去られています!しかしあの母親でよくも今までグレずに頑張った!感動した!」
従姪「お兄ちゃんが心の支え」
兄「……」モグモグ
妹「渾身の告白を華麗にスルー!兄は誰よりもこたつとみかんを愛しているとその身で宣言しています!」
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32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:33:29.90 ID:L/RDm6xS0
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ガラ
従妹「はぁ……寒い……痛い……疲れた……」
従姉「これに懲りたら二度と生意気な口を聞かないのね」
従妹「はい……」
妹「従妹と従姉が帰ってきたー!姉妹の愛を確かめ合っていたようです!」
従妹「妹ちゃん、私こたつに入っていいかな」
妹「こたつの重力に引かれたものたちはそこから逃れることができない!そして今もまた1人!」
従妹「……いいってことだよね」モソモソ
従姉「あんたまだそこに座っていたのね。いい加減迷惑になっているのがわからないの?」
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33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:34:04.96 ID:L/RDm6xS0
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従姪「負け犬の遠吠え」
妹「おっと!?ここでも全面闘争の予感がビンビンです!」
従姉「どちらが兄に相応しい女か勝負しましょう」
従姪「勝負で愛を奪い取ろうなんて、本当に人を愛したことがないんだね」
妹「小学生とは思えない発言が飛び出したー!従姉ぐうの音もでない!」
従姉「……愛の大きさなんて関係ないわ。問題はどちらが兄を幸せにできるかということよ」
妹「もっともらしい返し方!しかし双方の問題は兄の気持ちを全く無視していることだ!」
兄「……」モグモグ
妹「いったいそのみかんはどこに納まっているのか!?ひたすらみかんを貪る兄は何も聞いていない様子です!」
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39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:52:50.25 ID:L/RDm6xS0
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従姪「何で勝負を決めるの?」
従姉「そうね。あーん勝負でどうかしら」
妹「よくわからないルールが来た!恐らく勝負にかこつけて兄にあーんしたいだけだ!」
従姉「うるさいわね!勝負は簡単!兄により多くのみかんを食べさせた方の勝ちよ!」
従姪「……わかった」
妹「みかんをなるべく早く剥く勝負ということでいいでしょうか!?それではみかんを用意して……On your mark.Ready……GO!」
従姉「……」ムキムキ
従姪「……」ムキムキ
妹「これは地味だ!なんとも地味だ!全く解説が盛り上がりそうもない!」
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41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 18:57:14.23 ID:L/RDm6xS0
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従姉「はいあーん」
兄「あーん」
妹「従姉のほうが速く剥き終えた!従姪のほうは……これは!」
従姪「……」ムキムキ
妹「ななななんと!1つ目を剥いた後直ぐ様次のみかんに移っています!確かにある程度貯めたほうが効率がいいかもしれません!」
従姉「くっ。確かにそうね。抜かったわ……」ムキムキ
妹「従姉のほうが剥くのが速そうだが、今のところアドバンテージは従姪にある!さあ、追いつけるか!?それとも逃げきれるのか!?」
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42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 19:03:36.54 ID:L/RDm6xS0
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従姪「あーん。あーん。あーん」
兄「……」モグモグモグモグモグモグ
妹「連続あーんだ!これには従姉があーんする隙がない!」
従姉「戦略で先を行かれている!?」
従妹「年下相手に情けない……」
従姉「あとで寒中正座」
従妹「ひぃ!」
妹「姉妹漫才をやっている間にも勝負は続いています!従姪が4個リード!これは決まったかー!?」
従姉「まだ、まだ決まっていない。そう、勝負は多く食べさせた方の勝ち。つまり!」
妹「従姉は従姪のみかんを奪いにかかったー!確かにルール上は問題ないはずですが、なんて大人気ない戦略でしょうか!」
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54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 19:50:14.60 ID:L/RDm6xS0
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従姪「卑怯者め」
従姉「そもそもあんたが!」
妹「野次対決から乱闘へ!これはノーカウントでしょうか!?」
従妹「お姉ちゃん!小学生相手じゃ勝負にならな……え?」
妹「これは従姪強い!小学生にあるまじき体捌き!俄然勝負の行方がわからなくなってきたー!!」
従姉「やるわね」
従姪「あなたも」
従姉「いいわ。外で雌雄を決しましょう」
従姪「望むところ」
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56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 19:53:18.79 ID:L/RDm6xS0
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従妹「あーもーしょうがないなー。妹ちゃん、私も心配だから見てくるね」
兄「……」モグモグ
妹「ふふふ。そして誰もいなくなった。これで私はお兄ちゃんと2人っきり。こたつ争奪戦の勝者は私ね!」
兄「妹、みかん」
妹「はい。あんまり食べ過ぎると肌が黄色くなるよ。あーん」
兄「あーん。俺もみかん色になりたい」
妹「みかん色にはならないんじゃないかな……」
兄「じゃあこたつ色」
妹「茶色とか?お兄ちゃんは今のままが格好いいよ♪」ギュ
兄「邪魔」
妹「連れないところも素敵!」
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59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:01:01.66 ID:L/RDm6xS0
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ガラ
弟「たらいま~」
妹「ちっ。空気の読めないやつめ」
弟「おれらって従姪のことがすきなんらろ~」
妹「臭っ!?酔ってるの?」
弟「よってなんかないよ?」フラフラ
妹「でた!酔っぱらいの酔っていないは信用ならない!そして酔っているという人はあんまり酔っていない法則!」
弟「ちいねえ声おおきいよ……」
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60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:03:07.08 ID:L/RDm6xS0
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ガラ
姉「どこにもいませんね」
従姪母「誰か匿っていないでしょうね。こたつの中とか」ガバッ
兄「!?」
妹「ああ、やってはいけないことを……」
兄「……」ズズイ
従姪母「な、何よ。高校生は対象外……」
兄「こたつに入る時はね誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ」
妹「兄がこたつを出るときはこたつの聖性が犯されたとき!もはや従姪母に未来はない!」
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62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:06:38.27 ID:L/RDm6xS0
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ガラガラ
従姪母「ちょ!?何!?やっ……!寒!」ドスン
兄「雪の中でこたつのありがたみを知るんだな」
妹「吹雪の中に放り投げたー!これはたまらない!従姪母、再起不能<リタイア>です!」
兄「これでゆっくり……む」
弟「おれだって……おれだって……」シクシク
妹「こたつに潜って泣きむせぶ弟!だがしかしそれは」
兄「こたつは寝転ぶものにあらず」グイ
妹「よくわからないこたつ哲学!寝転ぶと気持ちいいと思いますが兄にとっては邪道のようです!」
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64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:13:46.75 ID:L/RDm6xS0
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兄「こいつ面倒みてやって」
姉「あらあら。すっかり出来上がっちゃってるわね~。弟ちゃん、あっちで寝ましょう?」
弟「うう……ぐすっ」
妹「弟再起不能<リタイア>!そして姉も介抱に手間取ることでしょうから再起不能<リタイア>です!」
兄「……」モグモグ
妹「用事は済んだとばかりにみかんにとりかかる兄!一体そのみかんは本日何個目だ~!?」
兄「42個」モグモグ
妹「数えていた、いや覚えていたー!素晴らしい無駄な記憶力!恐らくみかんの個数しか覚えられません!そういうふうに出来ているー!」
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70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:20:23.54 ID:L/RDm6xS0
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ガラ
従姉「いい勝負だったわ」
従姪「こちらこそ良い好敵手<ライバル>に出会えた」
従妹「なんで仲良くなってるんだろう……」
妹「拳を合わせた者同士が強敵<とも>になるのはもはや明々白々!さあ勝負の行方はわからなくなってきた!」
従姉「でも、まだ勝負は終わっていないわよ。さあみかん対決の続きをしましょう」
従姪「いくよ」
従姉「……」ムキムキ
従姪「……」ムキムキ
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72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:23:30.30 ID:L/RDm6xS0
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妹「合図無しの同時スタート!2人は今だれよりも分かり合っている!しかし!」
兄「……」モグモグ
妹「気づいているのか気づいていないのか!剥いた端から兄が食べています!これではストックを作る意味がまるでない!」
従姉「っ!?兄、食べるなら従姪のみかんから!」
従姪「甘い」ササッ
従姉「ならこっちも!」ササッ
妹「ひたすらストックを貯めることに集中する従姉と従姪!だが気づいているのか気づいていないのか!?」
兄「みかん」
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73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:24:05.58 ID:L/RDm6xS0
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妹「みかんを欲する兄!勝負に集中する2人!求めているものは噛み合っているはずなのにどうして人はすれ違うのか!」
兄「お前ら邪魔」ポポイ
妹「ついに従姉と従姪まで再起不能<リタイア>!これで勝負は決まってしまったー!!」
兄「お前らもうるさい」ポポイ
妹「あれー?」
従妹「なんで私まで……」
兄「ふぅ……やっと静かに食べられる」
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74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:24:29.47 ID:L/RDm6xS0
-
兄「……」モグモグ
終わり。
-
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:25:56.02 ID:L/RDm6xS0
-
こたつとみかんは神。
その魅力が少しでも伝わればいいかと思います。
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76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:28:22.40 ID:NLWv+SIr0
-
お疲れ
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80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:31:47.72 ID:GTn7Qpmh0
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乙
そろそろ段ボール箱ぎっしりのみかんでも買ってこようかな
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84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:50:09.91 ID:zrGTO1cQ0
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乙
面白かった
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86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 20:55:34.69 ID:8bFc04pD0
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どうやら俺には従姪の素晴らしさしか伝わってこなかったようだぜ
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89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 21:06:48.15 ID:ghKzxPP50
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乙。みかんたべたくなってきた。
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92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/18(日) 21:24:20.91 ID:Tv0xdvgOO
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こたつ欲しい

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「兄姉弟妹」カテゴリの記事
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- 妹「兄さんのチンポが理想的な形過ぎて生きているのが辛いです」
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- 妹「お兄ちゃん、私を攫っていって!」
- 妹「お兄ちゃん!これ……」
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- 妹「お姉ちゃんはちっちゃくて可愛いねぇ」 姉「ちっちゃくない」
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