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P「アイドルがいません」【ミリマス】
- 1 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/07(金) 16:02:58.97 ID:iPr6byFR0
- P「営業を終えて事務所に戻ってきたと思ったら、アイドルが居なくなっていた。」
P「一体何があったんだ・・・?」
- 2 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/07(金) 16:05:08.62 ID:iPr6byFR0
- P「どう考えてもおかしい」
小鳥「どうしたんですか?プロデューサーさん」
P「いや、いつもだったらこの時間事務所にみんなが居るじゃないですか」
P「なのに今日はまだ誰も来てないんですよ」
小鳥「社長は社長室に居ますし私も居るじゃないですか」
P「いや、そういうことじゃなくてですね」
P「アイドルのみんながこの時間に誰一人居ないって何かあったんじゃないかと」
小鳥「えっ?本当にどうしたんですか?これからアイドル候補生の人と会うんですから、しっかりしてください」
P「え?俺聞いてませんよ。何時からですか?」
小鳥「えっと、14時だから・・・10分後ですね」
P「もうあまり時間がないですね。・・・とにかく準備しないと」 - 3 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/07(金) 16:06:23.95 ID:iPr6byFR0
- P「ふぅ、なんとか間に合いそうだ」
P「ウチのアイドルも51人目かぁ」
P「社長も言ってくれればいいのに・・・」
「し、失礼します!」
P(ん?この声は・・・)
未来「今日はその、よろしくお願いします!」
P「・・・」
P(・・・未来じゃねーか!) - 4 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/07(金) 16:07:47.00 ID:iPr6byFR0
- P(落ち着け落ち着くんだ俺、ってことはこれはドッキリ的な何かだ。)
P(ここで迂闊な対応をしたらきっとあっという間にプロダクション中に広がるだろう)
P(ここは何事もなかったように対応してやるか)
P「えーっと、とりあえず自己紹介をお願いします」
未来「春日未来、14歳です。アイドルになるために部活をやめてきました!」
P(確か初めて未来と会った時もこんな感じだったなぁ)
未来「私、友達に誘われてアイドルのライブを見てからアイドルになりたいって気持ちがどんどん膨らんで、いてもたってもいられなくなっちゃったんです!」
未来「だからプロデューサーさん、私をアイドルにしてください!」
P(・・・!) - 5 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/07(金) 17:21:27.62 ID:iPr6byFR0
- …
……
………
P(少しずつ分かってきたことがある。)
P(今年は2013年で、あの日は俺と未来が初めて会った日と同じ日らしい)
P(信じたくはないがタイムスリップとかそういう類の物なのか・・・?)
未来「・・・さん!プロデューサーさんってば!」
P「あ、悪い呼んでたか。少し考え事をしててな」
未来「さっきの人が私の曲を作ってくれるんですよね?」
P「ああ。未来のまっすぐさを引き出すような、そんな曲になるといいな」
未来「でへへ、私すっごく楽しみです!」
P(この頃の俺は、未来のこの笑顔が見たくてあちこちを走り回ってたなぁ)
P「そういえば、まだ劇場の方には行ってないんだったよな?時間があるならこれから行かないか?」
未来「えっ、いいんですか!?」
P「もちろん、そのうち公演もするだろうしな」 - 10 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/08(土) 22:15:55.12 ID:6+0EZQM00
- 未来「ここが私たちの劇場なんですか?」
P「ああ、ちょっぴり小さいけどな。」
未来「わぁ・・・!」
P「ステージに立ってみてどうだ?」
未来「私、今すっごくドキドキしてます!」
P「ライブの時は曲が、照明の光が、お客さんの歓声が全部未来に集まるんだ」
未来「全部、私に・・・?」
P「そう、アイドルが一番輝いてる瞬間だ」
未来「プロデューサーさん!私、早く一人前のアイドルになって、ステージに立ちたいです!」
P「大丈夫、その意気ならすぐステージに立てるようになるさ」
未来「でへへ、楽しみが増えちゃっいました♪」
P(・・・俺はこの笑顔をファンの人に届けることができていただろうか・・・) - 11 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/08(土) 22:16:52.43 ID:6+0EZQM00
- …
……
………
P「もうすぐ未来の出番だぞ、準備できてるか?」
未来「ププロデューサーさん。だっ、大丈夫ですっ!」
P「初ライブで緊張してるのはわかるが、そう構えることないさ。普段の未来を見せればいい」
未来「分かってはいるんですけど、どうしても緊張しちゃって・・・」
P「そうだな・・・。『素敵なキセキ』の歌詞を思い出してみたらどうだ」
未来「・・・!」
P「俺は『素敵なキセキ』の音楽も、歌詞も、『力』を持ってると思うんだ」
未来「普段の私、ですね!」
P「ああ。もう大丈夫そうだな」
未来「はい!みんなに私のメロディー届けてきちゃいますね!」
P「よし、行って来い!」 - 12 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/08(土) 22:17:48.68 ID:6+0EZQM00
- …
……
………
P(未来の初ライブは大成功で幕を閉じた。未来は一気に何段も階段を上ったみたいだ)
P(それに対して俺は大事なことを忘れてたんだな・・・)
- 13 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/08(土) 22:18:28.80 ID:6+0EZQM00
-
………
……
…
「・・・デュサー、・・・」
P「う、あ、あれ?この声は・・・」
このみ「あ、起きた。プロデューサー、また徹夜してたの?」
P「こ、このみさん?ってことは・・・ちょ、ちょっと、今何年ですか!?」
このみ「えっ?2015年だけど、それがどうかしたの?」
P「やっと戻ってこれたのか・・・」
律子「ふふっ、どんな夢見てたんですか」
P「夢、だったのか・・・?」 - 14 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/08(土) 22:19:02.48 ID:6+0EZQM00
- P「未来、今日のイベント俺も付いていくけどいいか?」
未来「えっ、ほんとですか!?なんだか久しぶりでうれしいかも♪」
P「まあ確かに最近はまかせっきりになってたからな」
未来「なんだか今日はいつもよりお仕事うまくいきそうな気がします!」
P「トップアイドルまではまだ遠いかもしれないけど、これから二人三脚でがんばっていこうな」
未来「はい!プロデューサーさん、これからもよろしくお願いします♪」 - 15 : ◆q5RWMTtiKKUe 2015/08/08(土) 22:24:00.99 ID:6+0EZQM00
- おわり
画像漁ってたら例のスクリーンショットがでてきたので
きっと出来るPなら2年前の未来(14)を見た時に異変に気がつくはず

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