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八幡「桃太郎」
- 4 : ぶたごり 2015/08/08(土) 13:53:26.37 ID:nRGoXx/00
- むかーしむかしあるところに、金髪おじいさんと金髪おばあさんがいました。
金髪爺は家でマックブックを……え?
金髪婆は家で洗濯機を回していました…………。
ちょっと?これ絶対昔じゃないでしょ?
めちゃくちゃ現代してない?
- 6 : ぶたごり 2015/08/08(土) 14:04:24.50 ID:nRGoXx/00
- 隼人[爺]「」カタカタ
優美子[婆]「洗濯機はやっぱ東芝っしょ」
隼人「爺」「ちゃんと大切に使えよ」
優美子[婆]「当たり前だし。隼人が買ってくれたんだしね」
おい、このババア洗濯機は東芝とか言ってるんだけど?
むかーしむかしあるところに、じゃなくて、絶対今の日本だろここ!! - 8 : ぶたごり 2015/08/08(土) 14:16:03.36 ID:nRGoXx/00
- あ、続き続き。
金髪婆が洗濯していると、洗濯機の中から桃が出てきました。
……洗濯機の中から桃が出てきました?
優美子[婆]「ちょっ、隼人!洗濯機から桃が出てきたんだけど!?」
隼人[爺]「あー、時々あるよなそういうこと。どうせだし食べるか」
優美子[婆]「わかった。あーしが真っ二つにするね」パッカーン
隼人[爺]「こ、これは?」
優美子[婆]「桃の中から子ども!?」
あー…………はい。
洗濯機から桃は時々あるそうですね。そうですね。 - 9 : ぶたごり 2015/08/08(土) 14:23:46.75 ID:nRGoXx/00
- 桃をぱっか~んと割ると中からなんと男の子…………いや、男の娘が出てきました。
彩加[桃]「おばあちゃんたち誰?」
優美子[婆]「その言い方だとあーしがババアみたいじゃん」
お前ババアだろ!
てか赤ちゃんの段階を吹っ飛ばしちゃってるね。
可愛いからいいけど。 - 10 : ぶたごり 2015/08/08(土) 14:34:04.50 ID:nRGoXx/00
- 隼人[爺]「俺は葉山隼人だ」
優美子[婆]「あーしは三浦優美子。あんたは桃から生まれたから戸塚彩加ね」
はい、八幡気づいちゃった。
この二人一緒に住んでるのに名字が違うね。
なんだか普通の夫婦のようではない気がする。
それに桃から生まれたから戸塚彩加ってなんだよ。
隼人[爺]「何言ってるんだ優美子。桃から生まれたから桃太郎でいいだろ?」
優美子[婆]「ま、隼人がそう言うならいいけど」 - 11 : ぶたごり 2015/08/08(土) 15:04:03.49 ID:nRGoXx/00
- 彩加[桃]「……桃太郎。おじいちゃんおばあちゃん。僕、種子島に鬼退治に行くよ」
隼人[爺]「なっ、無茶だ!鬼たちは凶暴なんだぞ!」
優美子[婆]「………」
彩加[桃]「でも鬼たちは悪さをしているんでしょ?だったらほっとけないよ!」
隼人[爺]「し、しかしな……」
優美子[婆]「…行ってきな」
隼人[爺]「優美子!?何言ってるんだ!?」
優美子[婆]「こいつも一人の男になったんだよ。それにあーしたちの育てた子でしょ?きっと強い子だから大丈夫」
彩加[桃]「おばあちゃん……」
お前ら育ててないし、桃太郎は種子島とか言ってるし、確実にここ日本って決まりましたね
まぁ、そんなこんなできびだんごを持ち、桃太郎は種子島へと鬼退治へ向かいました。 - 12 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:21:07.59 ID:nRGoXx/00
- ×××
桃太郎は旅の途中で犬に出会いました。
結衣〔犬〕「桃太郎さんどこ行くの?」
彩加〔桃〕「種子島へと鬼退治に行くんだ!」
結衣〔犬〕「ならあたしも付いて行ってあげる!代わりのお腰に付けたきびだ」グゥー
彩加〔桃〕「…………お腹空いてるの?」
結衣〔犬〕「…………」コクリ
彩加〔桃〕「それならきび団子あげるね。はい、どうぞ」
結衣〔犬〕「あ、ありがと」パクッ
結衣〔犬〕「!!なにこれ!?うまっ、ちょーうまい!」パクパクパクッ
彩加〔桃〕「あはは……きび団子、なくなっちゃった」
結衣〔犬〕「ご、ごめん!美味しくてつい…………。作り直すから」
彩加〔桃〕「大丈夫だよ?気にしないで」
結衣〔犬〕「うぅー。お、鬼退治にお供します!」
彩加〔桃〕「あ、ありがと」
こんな感じで犬が仲間になりました。
犬は食べ過ぎたきび団子を作り直しながら歩き出します。
器用だなこいつ。
なんかあれだ、会話だけで進んでいくとナレーションしなくていい分、俺が楽できていいな。 - 13 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:23:53.37 ID:nRGoXx/00
- ×××
桃太郎と犬が歩いていると猫に会いました。
桃太郎に猫は出てこなかったと思います!
おかしいと思います!
結衣〔犬〕「こんにちは!」
雪乃〔猫〕「こんにちわ。あなたたちは何処へ向かおうとしているのかしら?」
彩加〔桃〕「種子島だよ。鬼退治に行くんだ」
雪乃〔猫〕「そう、気をつけてね」
彩加〔桃〕「うん、ありがとね」
結衣〔犬〕「えー?付いてきてくれないの?」
雪乃〔猫〕「私が付いていくメリットがないでしょう」
結衣〔犬〕「……負けるのが怖い、とか?」
雪乃〔猫〕「…………」ピクッ
雪乃〔猫〕「言ってくれるじゃない。これでも私の特技は合気道なのよ。鬼退治なんて猫飯前よ」
結衣〔犬〕「んー…………、でも実際に見てみないと証明にならなくない?」
雪乃〔猫〕「…………いいでしょう。そこまで言うなら同行しようじゃない。行きましょうか桃太郎さん、犬さん」
彩加〔桃〕「付いてきてくれるんだ。ありがと!頼もしいな」
結衣〔犬〕「いつの間にか猫さんが仕切ってる!?」
えーと…………
こんな感じで出てくるはずのない猫が仲間になりました。
猫が合気道ってなんだよ…………。
- 14 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:25:12.98 ID:nRGoXx/00
- ×××
桃太郎と犬と猫が歩いていると、それそれは孤高でイケメンな狐に出会いました。
狐も出てこなかったと思うけど、ここまでカッコいい狐なら問題ないよね!
結衣〔犬〕「こんにちは!」
八幡〔狐〕「う、うす」
結衣〔犬〕「今から鬼退治に行くんだけど一緒に行かない?」
八幡〔狐〕「いや、俺は今日ちょっとあれだから」
結衣〔犬〕「何かあるの?」
八幡〔狐〕「あー…………あれだ。家庭の事情がな」
結衣〔犬〕「……そっかー」
雪乃〔猫〕「仕方ないのよ犬さん。この目が腐っている狐さんは、オスのくせに鬼が怖いのよ」
八幡〔狐〕「べべべべ、別に怖くなんかないし?」
彩加〔桃〕「付いてきてくれない…………かな?」
八幡〔狐〕「困っている人を見過ごすわけには行きませんね。お供しますよ桃太郎さん」
結衣〔犬〕「なんか態度すっごい違う!?」
雪乃〔猫〕「下心丸出しね」ハァ - 15 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:26:58.49 ID:nRGoXx/00
- 結衣〔犬〕「そうだ!お近づきの印にあたしが作ったきび団子あげるよ!」サッ
八幡〔狐〕「お、ありがとな。いただきます」パクッ
八幡〔狐〕「…………ぐへぇあ!!」バタン
彩加〔桃〕「……………………」
雪乃〔猫〕「……………………」
結衣〔犬〕「あ、あれ?なんか気絶しちゃったね。猫さんも食べる?」
雪乃〔猫〕「い、いえ。私は遠慮しておくわ。それより種子島へ急ぎましょう」
結衣〔犬〕「狐さんはどうするの?」
彩加〔桃〕「あ、僕が運ぶよ」ヨイショ
狐は犬が作ったきび団子を食べて気絶してしまいました。
あの犬…………なんてもの作りやがる。
狐も気絶しているときに、桃太郎におんぶされる喜びに気づかず悲しいだろう。
俺なら泣いちゃう。 - 16 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:27:55.79 ID:nRGoXx/00
- ×××
桃太郎は仲間と共に旅をして、とうとう種子島へと到着しました。
今さらだけど種子島に鬼っているのかな?
とか思ってたけどそこにはたくさんの鬼がいました。
戸部〔鬼〕「っべー!そろそろ俺たち鬼の時代きまくりんぐっしょ!」
大和〔鬼〕「それな」
大岡〔童〕「だな」
姫菜〔鬼〕「ぐふふふ。男3人仲むつまじく」
いろは〔鬼〕「ちょっと戸部先輩うるさいです。静かにして下さい」
めぐり〔鬼〕「まぁまぁ、一色さん。戸部くん……だっけ?彼なら仕方ないよ。それより、あの人の方がちょっと……ね?」
義輝〔鬼〕「ぐうぅ!こ、これは。我の角に宿った神の力が溢れ出ようとしているのかぁぁぁーー!!」
沙希〔鬼〕「……うざ」
かおり〔鬼〕「それある!」 - 17 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:28:51.94 ID:nRGoXx/00
- おっとー!
ここぞとばかりにキャラを出してきたぞ!
数人いない人とかいるけどそれは仕方ないね。
小町「おにーちゃん!」
……は?
小町「お兄ちゃん聞いてるの?は?じゃないでしょ!」
え?なに?なんでナレーションに話しかけてきてんのこいつ?
小町「やだなぁお兄ちゃん!小町には〔鬼〕とかついてないでしょ?役職なしだよ。だから何してもいいんだよ!」
いや、何その理屈?
てかだったらナレーション変わってくれよ。
俺狐役でも出てるんだからさ。
小町「ナレーションばかりで疲れたでしょ?小町はお兄ちゃんの癒しになろうと思ったんだよ」
小町「ま、小町はもうすることないから戻るよ。バイバーイ」
お、おう。
あいつ本当に何がしたかったんだ? - 18 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:29:54.14 ID:nRGoXx/00
- 鬼たちが盛りがあっている中、桃太郎たちは種子島へと到着してました。
彩加〔桃〕「ここが種子島かぁ」
結衣〔犬〕「結構綺麗だね!」
雪乃〔猫〕「さっさと鬼を退治して帰りましょうか」
彩加〔桃〕「あっ、大変だよ。僕たちが来たの鬼にバレちゃったみたい。こっちに来るよ!」
戸部〔鬼〕「お前が桃太郎か。ぶっ飛ばしてやるよ!」
大和〔鬼〕「やるぞ!」
大岡〔童〕「おう!」
雪乃〔猫〕「ここは私に任せて」
そう言った猫はバカ鬼3人組を、千切っては投げ千切っては投げしました。
彩加〔桃〕「すごい!」
結衣〔犬〕「ね、猫さん強い!」
彩加〔桃〕「これ僕たちいらないんじゃないかな?」
雪乃〔猫〕「そうも言ってられないわよ。ほら次が来るわ」 - 19 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:30:53.96 ID:nRGoXx/00
- いろは〔鬼〕「これってー、戦わないといけないんですかぁ?わたしそろそろ帰りたいんですけど」
めぐり〔鬼〕「私も帰ろうかな。これでも受験生だから勉強しないといけないんだ」
姫菜〔鬼〕「あ、夏コミ行かなきゃ」
義輝〔鬼〕「ぽむぅ。我も〆切が迫っておるからのぉ」
沙希「帰って弟たちにご飯作らなきゃ」
かおり〔鬼〕「やばっ!17時からバイトだったんだ」
そう言って鬼たちは、全員帰って行きました。
めでたしめで
陽乃〔鬼〕「まだ終わってないよ」 - 20 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:32:46.39 ID:nRGoXx/00
- どうやらまだ鬼の大将、略して鬼大将が残っていたようです。
陽乃〔鬼〕「ちょっと比企谷くん?その言い方ガキ大将みたいでお姉ちゃん嫌だなぁ」
あ、すいません。
…………というよりなんであなたも話しかけてくるんでしょうか?
〔鬼〕って役職あるじゃないですか。
陽乃〔鬼〕「まぁまぁ、細かいことは気にしないの」
…………はぁ。
陽乃〔鬼〕「ほら、桃太郎がくるよ!ナレーションしなさい」
えーと……。
鬼大将が出てきたので倒そうと、桃太郎たちは戦いを挑みました。 - 21 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:34:26.37 ID:nRGoXx/00
- 雪乃〔猫〕「あなたが大将ね。覚悟しなさい」
陽乃〔鬼〕「ふふふ。妹の君がお姉ちゃんに勝てるかなぁ?」
雪乃〔猫〕「なん…………ですって?」
結衣〔犬〕「え?鬼の大将が猫さんのお姉さん!?」
はいちょっと待って!
そんな設定ないから!
いちいち世界観広げないでもらえませんか? - 22 : 八幡 2015/08/08(土) 18:35:24.04 ID:nRGoXx/00
- 雪乃〔猫〕「あなたが、あなたが私の姉だって証拠なんてないでしょう!?」
陽乃〔鬼〕「証拠ね。確かに今は証拠はないわ」
雪乃〔猫〕「ならきっと嘘よ!」
陽乃〔鬼〕「でも今から証拠を作ってあげる」
え?君たち続けるのこれ?
このまま話し続けるの?
桃太郎って話なのに、桃太郎が置いてけぼりくらってるじゃん。
ちょっと?雪ノ下さん?
- 23 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:36:14.82 ID:nRGoXx/00
- 陽乃〔鬼〕「知ってた?あなたは呪いで猫になってるんだよ。だからその呪いを解いたら……ね」
この人さっきまでナレーションに話しかけてたくせに、なんで無視すんだよ!
雪乃〔猫〕「馬鹿馬鹿しいわね。呪いなんて存在しないわ」
陽乃〔鬼〕「呪いを解いてあげるよ。えいっ!」
その…………
これってまだナレーションいるんですかね?
俺もう無理なんだけど。
陽乃〔鬼〕「比企谷くん、早くしなさい。話が進まないでしょ」
あ、今は話しかけてくるんですね。
分かりましたよ、やればいいんでしょやれば。 - 24 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:52:41.83 ID:nRGoXx/00
- 鬼大将がそう言うと猫が光りだしました。
そしてなんと猫の姿が変わっていくではありませんか。
彩加〔桃〕「猫さん!?」
結衣〔犬〕「大丈夫!?」
桃太郎たちが驚く中、猫の姿は跡形もなくなり人間の姿に変わりました。
…………へ?
ここって鬼になるパターンじゃないの? - 25 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:53:49.39 ID:nRGoXx/00
- 雪乃「わ、私は一体?」
陽乃〔鬼〕「そして私も、そして犬さんも!ほれっ!」
結衣〔犬〕「きゃっ!あたしも光りだした」
えっと……はい。
なんか次はこの2人が光って人間になりました。
結衣「これって……どうなってるの?」
陽乃「君たちは鬼退治に来たんだよね?でも、その鬼や動物みんなが人間の姿になって驚いている。そうだね?」
雪乃「……そうね。これはどういうことかしら?」
結衣「なんであたしたち人になっちゃったの!?」
彩加〔桃〕「え?…………え?」
おい、桃太郎本当に困ってるじゃん。
雪ノ下さん、説明をお願いします。
- 26 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:55:46.72 ID:nRGoXx/00
- 陽乃「実はね、鬼なんて存在しなかったんだよ」
……………………は?
彩加〔桃〕「そ、そんな……。だったら僕は何のために生まれてきたの!?」
あ、あれー?
それが生まれた理由だったの?
陽乃「鬼なんて存在しない。私たち人の心の邪悪な部分こそ、鬼そのものなんだよ!!」
……この人何言っちゃってんの?
雪乃「そういう……ことだったのね」
結衣「あ、あははは。実はあたしもそうじゃないかなって思ってたんだ」
違うから、そんなことないから。
大体体が光るとか言ってる時点で、人間じゃないでしょ。
犯人そこにいるよ!雪ノ下さんだよ! - 27 : 八幡 2015/08/08(土) 18:56:37.86 ID:nRGoXx/00
- 陽乃「私たち人間は自分の悪い部分。言い換えたら鬼の部分も私たちそのものなんだよ」
陽乃「それでも、その思いを背負って生きていかなきゃいけないんだ」
陽乃「辛いこともあるかもしれない。だけどね、それでもそういった気持ち全てを受け入れなきゃ…………」
彩加〔桃〕「受け入れなきゃ?」
陽乃「本物じゃないんだよ!」
彩加〔桃〕「…………」
雪乃「…………」
結衣「…………」
- 28 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:57:43.16 ID:nRGoXx/00
- …………や
やめてーーーー!!!
やめてよーーーーーーー!!!!!
違うから!
俺そんな鬼とかよく分からないこと全部ひっくるめて、本物とか言ってないから!
もっとこう……なに?
あれだよ、あれ。 - 29 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:58:44.06 ID:nRGoXx/00
- 雪乃「……これは、姉さんに一本取られたわね」
結衣「そだね、陽乃さんの言う通り!」
陽乃「おっ、分かってくれてお姉さん嬉しいよ」
彩加〔桃〕「だったらもう鬼退治なんて出来ないね。みんな、帰ろっか!」
雪乃「ええ」
結衣「うん!」
陽乃「そうだね」
- 30 : ぶたごり 2015/08/08(土) 18:59:25.95 ID:nRGoXx/00
- あ、あれー?
これどうしたらいいの?
陽乃「比企谷くん、これで終わりだよ。早くまとめて」
……分かりました。
鬼退治なんて元々する必要なんてなかったのです。
桃太郎たちは退治するのではなく、自分の中の鬼という存在を受け入れることにしました。
こうして彼らはみんな仲良く暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
~~~~~
八幡「…………狐気絶したままじゃねぇかよ!!!」ガバッ
八幡「はっ、夢か」 - 31 : ぶたごり 2015/08/08(土) 19:00:39.98 ID:nRGoXx/00
- ×××
【放課後 奉仕部部室】
コンコン
雪乃「どうぞ」
いろは「失礼しまーす」
結衣「いろはちゃん、どうしたの?」
いろは「実はですね、少し相談がありまして」
八幡「はぁ…………」
いろは「あー!なんでため息つくんですか!?」
雪乃「それで、相談とは何かしら?」 - 32 : ぶたごり 2015/08/08(土) 19:03:36.14 ID:nRGoXx/00
- いろは「あ、そうでした。クリスマスのイベントの時に、保育園に協力してもらったじゃないですかー?」
八幡「そういやそんなこともあったな」
いろは「それでですね、お礼にその園児たちに劇を見せてやれってことになったんですよ」
結衣「ほぇー、劇かぁ」
雪乃「何をするか決めているのかしら?」
いろは「それがまだなんです。しかも自分たちでアレンジを加えた話をしろって言うんですよ!」 - 33 : ぶたごり 2015/08/08(土) 19:04:25.25 ID:nRGoXx/00
- 八幡「…………それっておとぎ話でもいいのか?」
いろは「はい、大丈夫だと思います」
八幡「そうか」ニヤリ
結衣「ヒッキー何かあるの?」
八幡「……ああ」
雪乃「くだらないことじゃないでしょうね?」
八幡「大丈夫だ。たぶん」
いろは「ちなみに、何の話をするつもりですか?」
八幡「そうだな……………………」
八幡「桃太郎、でどうだ」
~完結~

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