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シンデレラ「舞踏会、ですか?」【R-15】
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:37:58.767 ID:ALItLKVhr.net
- シンデレラは毎日毎日、継母と二人の姉に怒られて生活してきました。
ある日、シンデレラが長女の部屋を掃除していた時のことです。
「ちょっと、シンデレラ! 埃が残ってるわよ!」
掃除の様子を見ていた長女が、窓際に残っていた埃を指で擦り、シンデレラに見せたのです。
「あら、申し訳ありません」
そう言い、シンデレラは手に持った布でそこを拭いました。
- 3 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:38:46.881 ID:ALItLKVhr.net
- 「まったく。もっとしっかり……」
「お姉さま。そんなにお怒りになられるとお肌に悪いですよ。もっとも」
そう言い、シンデレラは長女のスカートの中に手を入れ、その白魚のような内股を撫でました。
「ひぅっ!?」
「こーんなに綺麗なお肌をお持ちでしたら、そんな心配も無いでしょうけど」 - 4 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:39:34.176 ID:ALItLKVhr.net
- 耳に息を吹き掛けながら、紅潮した長女の頬を舐め、シンデレラは残っている手を服の内側に入れました。
「あら。でも、一週間前より少しお腹にお肉が付いてますわね。ストレスが原因でしょうか」
「やらぁ…………シンデレ……触らな……」
「ちょっと、シンデレラ!」
その時です。長女の部屋の扉が開き、継母が顔を怒らせて入ってきました。
ですが、すぐに二人の様子に頬を赤らめ、腰を抜かしました。 - 5 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:40:15.911 ID:ALItLKVhr.net
- 「あ、あなた達……そういう関係」
「ち、違いますお母様! これはシンデレラが!」
「あら? でもお姉さま」
シンデレラは、手を内股からパンツへと滑らせ、長女に囁きました。
「こーんなに、濡れてますよ?」
シンデレラの手は、仄かに温かい長女の液をしっかりと絡め取っていました。 - 6 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:40:48.015 ID:ALItLKVhr.net
- 「そういえばお母様も。旦那様と離婚なさってから、ご無沙汰でしょう? 今夜、どうでしょうか?」
「え、遠慮するわ!」
継母は顔を真っ赤にして、シンデレラを訪ねてきたことも忘れ、長女の部屋を出ていきました。
「さて、お姉様。続きを」
「いや……ぁっ……!」 - 8 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:41:22.977 ID:ALItLKVhr.net
- 「ちょっとシンデレラ。ご飯はまだ?」
シンデレラが長女の部屋から出ると、次女がシンデレラにそう言いました。
「お姉様。少々お待ち下さいませ」
シンデレラはそう言い、次女のために慌ててフライパンを振るいました。
「どうぞ」
「ちょっと、なんでこんなに肉があるのよ!? 太っちゃうじゃない!」 - 9 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:41:56.369 ID:ALItLKVhr.net
- シンデレラが出した料理は、なんと8割が肉だったのです。
「いいえお姉様。太るのは炭水化物の摂取が原因だそうですよ。それに」
そう言い、シンデレラは椅子に座る次女を後ろから抱きしめました。
「ちょ……シンデレラ…………?」
「お姉様は病弱ですから、もう少しご飯を食べた方が良いです。せっかく麗しい見た目をお持ちなんですから、もっと健康な生活をして欲しいですよ」
シンデレラは、次女の長い金髪に顔を埋めながら、そう言いました。
「…………うん」
普段はシンデレラに厳しく接する次女ですが、こうして気遣われると途端に甘えだしてしまうのです。
「ねえ、シンデレラ」
「はい、あーん、ですね?」 - 10 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:42:29.540 ID:ALItLKVhr.net
- 「お城で舞踏会、ですか?」
「そうよ。あなたも行かないかしら?」
シンデレラが白百合に水をあげていたとき、長女はシンデレラの部屋に入りそう言いました。
「私なんかが、良いのでしょうか?」
「別に、あなた可愛いから、その、一緒に行きたいとか思ったわけじゃないわよ? でも、その、普段頑張ってるからそのご褒美に……って……」
長女は前に流した金髪を撫でながら、頬を染めて言いました。
「普段、そんな地味な格好してるし、たまにはどうかしら…………?」
「そう……ですね」 - 11 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:43:40.846 ID:ALItLKVhr.net
- シンデレラは虚空を見上げ、自分が着飾った姿を想像しました。
「やっぱり、私にはドレスは似合いませんね。お姉様が一緒に踊ってくださるのなら行きますが」
そうシンデレラが言うと、長女は唇を尖らせ、小さな声で呟きました。
「あなたがいいなら、構わないけど……」 - 13 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:44:16.458 ID:ALItLKVhr.net
- 「大きな馬車ですねぇ」
「本当、ね。何者なのかしら、あの『魔女』って人」
二人は、家を訪れた『魔女』が譲ってくれた馬車に乗り、王様のお城に行きました。
魔女は「おかしい、虐げられていない」、としきりにぼやいていたそうですが、意中の相手と踊れることで浮かれていた二人の耳は、それを聞き逃していたそうです。 - 14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:44:50.719 ID:ALItLKVhr.net
- お城に着くと、兵隊さんが中へ案内してくれました。
「人、多いですね。お姉様、手を繋ぎましょうか」
「ば、馬鹿にしないでよ! 迷子になんて……」
「いえ、そうじゃありません」
そう言うと、シンデレラは長女の首もとに手を当て、微笑みました。
「もっと近くに、来てください」 - 15 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:45:15.204 ID:ALItLKVhr.net
- 舞踏会が始まると二人は手を取り合い、周りの目を引き付けて躍りました。
「お姉様、御衣装似合っていますよ」
「シンデレラも、その、綺麗、だと思うわ」
真っ直ぐなシンデレラの言葉に、長女は頬を染めながら曲に合わせて踊りました。
その時です。 - 16 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:46:05.076 ID:ALItLKVhr.net
- 「そこのお嬢さん。僕と踊りませんか?」
王子様が、シンデレラに声をかけてきたのです。
「申し訳ありません。私はこの女性と踊っているのですが」
まるで挑発するかのようにシンデレラはそう言いましたが、そこで退く王子様ではありませんでした。
「うるさい! いいから僕と踊るんだ!」 - 17 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:46:25.876 ID:ALItLKVhr.net
- 「ここでワタシの出番さね!」
王子様が激昂し、シンデレラの腕を掴もうとしたときです。
シンデレラを守ろうと立ちふさがった長女の前に、馬車をくれた魔女が現れました。 - 18 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:46:52.173 ID:ALItLKVhr.net
- 「おまいさんをワキガにしてやる。そぉい!」
魔女が杖を振るうとあら不思議。王子様はワキガになりました。
「さて、おまいさん達。あとはゆっくり踊っていきなさい」
そう言い、魔女は姿を消しました。
残ったのは事を見守っていた観衆と、長女とシンデレラ。そしてワキガだけです。 - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:47:49.412 ID:ALItLKVhr.net
- 「…………踊りましょう。お姉様」
「え、ええ。そうね」
今は11時58分。継母が指定した門限は、12時15分でした。
12時にはここを出ないといけない。シンデレラの夢のような時間は、そろそろ終わってしまいます。 - 21 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:48:39.372 ID:ALItLKVhr.net
- 「泣いてるの? シンデレラ」
「へ? い、いえ! 目にゴミが……」
シンデレラは取り繕うように、長女と繋いでいた手を離し、目を擦りました。
「何がそんなに怖いの?」
長女が聞きました。
「……怖いんじゃありません。ただ、お姉様とこんなにいっぱい触れあっていられる時間が、凄く惜しくて……」 - 22 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:49:27.400 ID:ALItLKVhr.net
- 「別に……嫌じゃないわよ」
「へ?」
シンデレラは腫らした目で見上げた長女は、普段よりもっと頬を染めて、言葉を紡ぎました。
「別に、あなたが触ってくるの、嫌じゃないから」
そう言う長女に、シンデレラは涙を流しました。
いつもは叱っても笑い返してくるシンデレラの、その僅かに見せた涙に、長女は戸惑いました。
まさか、自分がここまで愛されているとは思わなかったのでしょう。 - 23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:49:48.752 ID:ALItLKVhr.net
- シンデレラは、涙を拭い、長女に抱きつきました。
「愛してます、お姉様…………!」
12時を告げる鐘が、鳴りました。 - 24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:50:15.004 ID:ALItLKVhr.net
- 「最近気づきました。お姉様はツンデレです」
「な、なに言ってるのよ!」
「ちなみにお母様はむっつりです。毎日私とお姉様との情事を覗いて、自慰をしています」
「ちょ、シンデレラ!? 見て良いって言ったのはあなたじゃ……!」
一ヶ月後。シンデレラは夕食の場で爆弾のようなことを言いました。 - 25 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:50:44.023 ID:ALItLKVhr.net
- 「わ、私は?」
次女が不満そうに、それでいて不安そうにシンデレラに尋ねました。
「お姉様は凄くエッチな体をしてます。体を重ねる度に、感度が上がってます」
「そ、そうかな? えへへ」
次女にとっては、今のも誉めてもらった内に入るのでしょう。シンデレラに甘えるように抱きつきました。
それに応えるように、シンデレラはその柔らかな唇に、自分の唇を重ねました。 - 26 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:51:04.544 ID:ALItLKVhr.net
- 「ふぁ……っ……はぁ…………お姉ちゃんに正妻は渡さないよ?」
「私は皆愛してますよ。もちろんお母様も。どうです? お母様。今日も致しますか?」
「…………お願いするわ」
長女とシンデレラが二人の目を憚らずにべったりし始めたことで、二人とも負けじと積極的にシンデレラに体を渡し始めていました。 - 27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:51:30.810 ID:ALItLKVhr.net
- 皆、優しいシンデレラが好きだったのです。
「…………あれ、これってハーレムですか?」
完 - 28 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:52:11.058 ID:ALItLKVhr.net
- くぅ~疲
見てくれてありがとう
ガラスの靴は出ないよ - 29 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:52:41.340 ID:AtVGAlvw0.net
- 乙
- 30 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/28(金) 20:53:35.642 ID:9INM7Ykb0.net
- よかった

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