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P「えっ!新人アイドルですか!?」?「ぽえーん。」
- 1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:45:41.40 ID:LQdAYDjo0
- 小鳥「先日、社長が遠くの町でアイドル候補生をスカウトしたらしいですね」
P「俺も聞きましたよ。我が事務所13人目のアイドルということになりますね」
小鳥「個性派揃いの765プロにまた新しいキャラが生まれるのでしょうか?」
P「俺個人としては、平凡なアイドルといいますか…こういう言い方するのも変ですけど、普通な感じの女の子もいいと思うんです」
小鳥「あっ、分かります!ちょっとおっちょこちょいで、どこにでもいる、リボンつけた感じみたいな…」
P「そんな感じです。ある意味王道ですよね」
小鳥「ですね」
- 2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:46:00.48 ID:LQdAYDjo0
- 小鳥「それで、今日はそのアイドル候補生さんが面接に来るんですよね?」
P「はい。社長の推薦なので、面接と言うほどではありませんが、軽くお話を…」
P「『見てのお楽しみだよ!キミィ!』ってことで、アイドルについてまだ何も知らされて無いんですよ、俺」
小鳥「私も同じことを。あ、でも、軽いプロフィールなら教えてもらいましたよ」
P「ぜひ教えてください」
小鳥「確かメモが……あっ、ありました」
小鳥「なになに…?どこにでもいるような女の子、だけど他の子と明らかに何かが違う」
P「素質があるということですね」
小鳥「チャームポイントは赤いリボン。可愛らしい表情にもアイドルの原石をみた…とのことです」
P「ズバリじゃないですか!これは期待できそうですね!」
小鳥「私も期待で胸が高鳴りま…」 - 3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:46:30.73 ID:LQdAYDjo0
- コンコン
P「来ましたよ!」
小鳥「私、ドア開けてきます!」タタタ
ガチャ
小鳥「こんにちは、765プロへようこそ!!」
「ぽえーん。」
小鳥「えっ」 - 4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:47:04.72 ID:LQdAYDjo0
- 小鳥「えっ、ちょ」
「ふろあがりは しわが のびちじみするです。」
P「小鳥さん!立ちっぱなしにさせないで、早く座ってもらって…」
「ありがたいです。」
P「えっ」 - 5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:48:15.92 ID:LQdAYDjo0
- ──────
P「えー、では今日はよろしくお願いします」ペコリ
小鳥(何普通に馴染んでるんですか!?)ヒソヒソ
P(いや、社長のティン!は意外に期待できますし)ヒソヒソ
小鳥(そ、そうでしょうか…?もはや、人ではないような気も……)ヒソヒソ
P「まずはお名前を…」
「じぶんは どせいさんと いうものですよ。」 - 6 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:48:44.14 ID:LQdAYDjo0
- P「ほほう、どせいさんさん…」
P「ん?名前は『どせい』?」
どせいさん「どせいさんは どせいさんでござます。ぷーぷー」
P「うーん?」
小鳥「芸名みたいなものじゃないでしょうかね?」
P「なるほど」 - 8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:51:10.19 ID:LQdAYDjo0
- 小鳥(でも…チャームポイントの赤いリボンはともかく…表情って!?)
小鳥(表情というかほぼ顔……言い方悪いけど、生首みたいな…)
小鳥(性別も女の子…?っていうかどっちか分からないくらいだし…私、すっごく不安)
P「えー、ではアイドルを目指すきっかけは?」
どせいさん「しらないで ごじます。」
小鳥(ティン!大ハズレじゃないのっ!!!)
P「な、なるほど。出身はどちらで?」
どせいさん「ちずがあるです。やるです。」
P「これはどうも。ほう、サターンバレー…外国でしょうか?」
どせいさん「ぐんまけん!」
小鳥「群馬県!?!?」 - 9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:51:28.59 ID:mbxoD/Wr0
- どせいさんはああ見えて器用だからな
- 10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:51:33.62 ID:LQdAYDjo0
- P「特技などはありますか?」
どせいさん「はなを つかまれると くしゃみが でるです。」
P「そうなんですか?では、少し失礼して……」プニ
どせいさん「……」
どせいさん「へーき へーき。」
小鳥(平気なの!?)
P「では最後に、何か一言あればどうぞ」
どせいさん「こーひーを のんでってください。はいですか? いいえですか?」
- 11 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:52:02.47 ID:LQdAYDjo0
- P「うーん、さっき飲んだからなぁ。小鳥さん、コーヒー飲みます?」
小鳥「私もお仕事がいっぱいなので…」
どせいさん「たまには いいじゃ ありませんか。」スッ
小鳥「そ、そうですか。では一杯だけ」ゴクリ
小鳥「……」
小鳥「お、美味しいっ!」
どせいさん「どやどや。みーん みーん。」
P「へぇ、隠し味に何か使ってるんですか?」
どせいさん「ずっきーに。」
小鳥「ズッキーニ!?!?!?!?」 - 12 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:52:33.24 ID:LQdAYDjo0
- 小鳥「それで、どうするんですか?」
P「まずは候補生として様子を見ることにします。ついでに事務所の皆にも紹介するので、全員呼んでもらえますか?」
小鳥「わ、わかりました…」
──────
P「…ということで、皆と同じアイドル候補生のどせいさんだ。仲良くしてくれよー」
千早「……」
真美「なんか大物が来たっぽいよ……」ゴクリ
雪歩(な、仲良くできるかなぁ…)ドキドキ
どせいさん「たんぼ。」 - 13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:54:03.76 ID:LQdAYDjo0
- ◆こうして、どせいさんは765プロアイドルとして活動を始めるのであった
- 14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:54:55.50 ID:LQdAYDjo0
- ──────
雪歩「うっ…ひっぐ…うぅぅ…」ブルブル
雪歩(今日は小さい村だけど、折角のミニライブ…)
雪歩(それなのに、私は男の人が苦手なばっかりに皆に迷惑ばっかりかけて…)
雪歩(私なんて…私なんて…)グスッ
ガラッ
雪歩「!! 誰…?」
どせいさん「むぎちゃ。」
雪歩「ど、どせいさんちゃん!!」 - 15 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:55:21.21 ID:LQdAYDjo0
- 雪歩(どせいさんちゃんとは、まだあまり話したことがないけれど…。でも、私の話を聞いてくれそうな気がする…)
雪歩「あのね、どせいさんちゃん、私…今日のミニライブ、すっごく不安なんだ…」
雪歩「皆が頑張ってるのを見て、私も頑張らなくちゃ!って思うんだけれど、私…ダメダメだから…」
雪歩「どせいさんちゃん…。私、どうしたらいいのかなぁ?」
どせいさん「……」
どせいさん「やめたいときは やめるといい。」
雪歩「!!!」 - 16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:55:50.30 ID:LQdAYDjo0
- 雪歩(どせいさんちゃんもきっと、私のダメダメっぷりに気づいてるんだ…。うぅ…もう諦めちゃった方が…)グスッ
どせいさん「あー もー…。ほんとにー! にこにこ。」
雪歩「えっ……」
雪歩(そうだ…私、ここに来てから全然笑ってない…。嫌な事ばっかり考えてたから…)
雪歩(もしかして…!どせいさんちゃんは私に笑って、ライブを楽しんでって伝えたかったんじゃ…ううん、きっとそう!)
雪歩「ありがとう!私、頑張れる気がする!いっぱい、楽しんできますぅ!」タタタ
イェェェェェェエェェィ!!!
どせいさん「ぽえーん。」 - 17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:56:18.30 ID:LQdAYDjo0
- ──────
やよい「今日はもやし祭りの日なんですよー」
どせいさん「えーなー。」
やよい「だから、どせいさんさんに買い物を手伝ってもらえて、すっごく嬉しいかなーって」
どせいさん「まかせとけ。」
やよい「えへへ、ここのスーパーです!もやしは……あっ!売り切れです…」
やよい「どうしよう…みんなすっごく楽しみにしてたのに…」シュン - 18 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:56:46.47 ID:LQdAYDjo0
- どせいさん「できるます。うったり かったり どせいさんです。どんなよう?」
やよい「え…?じゃ、じゃあもやしありますか?」
どせいさん「もやしですね。だれがもつ?」
やよい「私が持ちますよー」
どせいさん「どうぞです。」スッ
やよい「あっ、これってどせいさんさんの住んでる所のもやしですか?」
どせいさん「たすかると いいです。みーん みーん。」
やよい「うっうー!すっごく助かりますー!どせいさんさんも、ぜひウチに来て下さい!一緒にもやし祭りですー!」
どせいさん「いくぜです。」
やよい(どせいさんさんって、気が利いてとーっても優しい人かなーって…えへへ!) - 19 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:57:20.57 ID:LQdAYDjo0
- ──────
響「うぅ…なんでガケから落ちちゃったんだ…」
響(スタッフの人はいないし、ハム蔵もどこか行っちゃうし…自分、本当にひとりぼっちになっちゃった…)
響「……怖いよう…」グスッ
ザッ
響「!! まさか…ハム蔵!ハム蔵なのか!?」
「……」
どせいさん「おしのびです。」ヌッ
響「どせいさん!?」
響(なんか、ほっかむりしてる…) - 20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:57:50.47 ID:LQdAYDjo0
- パカラッ パカラッ
響(…ちゃぶ台が4足歩行してる様な乗り物に乗ってるけど…なんだコレ…?)
どせいさん「『のりものです』です。ごじゆうにつかえ。おべんじょ。」
響「おべんじょ!?」
響「…でも、ありがとね。どせいさん」
響「今日は朝からハム蔵達とケンカしちゃったし、ちょっと寂しかったんだ」
響「もう…何でハム蔵達は怒ってたんだろ…?」 - 21 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:58:17.53 ID:LQdAYDjo0
- どせいさん「てんじょう みてるです。なみだがこぼれるです。」
響「天井……涙…?」
響「!!」
響(もしかして…ハム蔵達は自分がいないから、寂しかったんじゃないのか…!?)
響(今思うと、最近は仕事が忙しくてみんなと過ごすことも少なかった…)
響(もしかして、どせいさんはそれを伝えるためにわざわざ…!?) - 22 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:58:57.68 ID:LQdAYDjo0
- どせいさん「ぼくもです。ぽえーん。」
響「えっ…どせいさんも自分と会えないのが寂しくて…!?」
響(そ、そうだ。自分、どせいさんともあまり話をすることがなかった…)
響(それなのに…どせいさんは……!こんな自分のことを…!)グスッ
どせいさん「こわかったけど もう こわくない。」
響「うん!もう何も怖くないさー!どせいさんのおかげで大切なものがわかったから!!」
響「早く収録現場に戻らなきゃ!」 - 23 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:59:26.14 ID:LQdAYDjo0
- 黒井「765プロのアイドルは遠くに捨ててきたんだな?」
スタッフ「少なくとも、走って戻ってこれる距離ではありませんが…」
黒井「十分だ。ククク…悔しがる高木の顔が目に浮かぶ…!」
パカラッ パカラッ
黒井「ん」
響「はいさーい!我那覇響、今戻りました!」
黒井「!?!?!?」
黒井(ななな何だ!あの、ちゃぶ台が4足歩行してる様な乗り物はぁぁ!?!?)
どせいさん「ふー。」 - 24 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/11(金) 23:59:52.49 ID:LQdAYDjo0
- ──────
伊織「だーかーらー!真が速すぎるのがいけないのよ!」
真「ボクは普通だよ!伊織が遅いんだってば!」
雪歩「二人とも、喧嘩は…」
伊織・真「雪歩はだまってて!!」
雪歩「ひぅぅぅ…」
どせいさん「みんな なかよく。みなのしゅう です。」
伊織「どせいさん!アンタどういうつもりよ!この伊織ちゃんに口答えする気!?」
どせいさん「ふー。こっちを みるです。」
伊織「な、何よ…」
どせいさん「ゆかに みずまくか。まかないか。かんそう してるです。」
伊織「はぁ…?」 - 25 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:00:23.60 ID:VAwcrKfR0
- 真「!!」
真「伊織、どせいさんはおそらくこう言いたいんじゃなかったのかな」
真「ボク達がケンカをしていると765プロ全体のモチベーションが下がり…みんなの心が渇いてしまう」
真「ボク達はこんなことで躓いてる場合じゃない。トップアイドルを目指すために、ここは力を合わせないと…」
伊織「どせいさん、アンタ……!」
どせいさん「まかせとけ。」
伊織「……っ。行くわよ!真!」
真「うん!」
どせいさん「どやどや。」 - 26 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:00:50.30 ID:VAwcrKfR0
- ──────
千早(もう、歌えない私なんて……)
ピンポーン
千早「……」
千早「……誰?」
どせいさん「かべ。」
千早「……」
- 27 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:01:33.58 ID:VAwcrKfR0
- 千早「どせいさんでしょう?もう…私のことは放っておいて…」
どせいさん「はいはい。だめで ごじます。」
千早「!?」
どせいさん「こわくないったら こわくないー。」
千早(……)
千早(分かってる、私が強かったら…こんなことにならなかったことも…。でも私は……)
どせいさん「そらは おなじです。」
千早(!!)
千早(…そうよ!優だって…この空の下、私を見守っているはず…。それなのに…私は……!)グッ - 28 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:02:01.50 ID:VAwcrKfR0
- 千早「ど、どせいさんっ!」
カタン
千早(…え…?封筒…?)
千早「手紙が……」スッ
『あらまっちゃん
でべその
ちゅうがえり。
ふんが ふんが ふんが。』
千早「……?」
千早「あ、CDもついてる…」
ピッ
『テッテッテッテッ テッテテー♪
テッテッテッテッ テーテッ♪』
千早「????」 - 29 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:02:51.49 ID:VAwcrKfR0
- ──────
P「……ついにニューイヤーライブの日がやって来たな」
P「今のお前たちにふさわしいステージをようやく用意する事ができたよ」
律子「本当にお疲れ様です、プロデューサー」
美希「このライブも、ハニーのおかげなの!」
P「ありがとう。でも、俺は知ってるぞ。本当に頑張ってくれたのは……」
P「どせいさん、お前だろう?」
どせいさん「しらないで ごじます。」
貴音「照れなくても良いではありませんか」
千早「そうよ。行き詰った私を…サターンバレーのテーマで救ってくれたのもあなたじゃない」
あずさ「あれは素敵なライブだったわねぇ」
どせいさん「ぽえーん。」 - 30 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:03:22.54 ID:VAwcrKfR0
- 亜美「もー!どせーさんってば、困った時に『ぽえーん』で済ませちゃだめっしょー!」
真美「そうだよー!なんかゆきぴょんが言いそうなセリフじゃーん」
雪歩「え、えぇっ!?私が…?」
アハハハハ
P「よし、そろそろだ。思う存分楽しんで来い!」
「「はいっ!」」
どせいさん「ぽてんしゃる!」
ワァァァァァァァ!!!!
──────
──── - 31 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:03:53.75 ID:VAwcrKfR0
- P「ふぅ……」
小鳥「プロデューサーさん、元気出してください」
P「おっと、そうですね。こんな姿を見られたら笑われてしまいますよね」
小鳥「どせいさんちゃん…どこに行ってしまったんでしょうね…」
P「……」 - 32 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:04:46.73 ID:VAwcrKfR0
- P「ニューイヤーライブ直後に置いていった手紙…これが最後になるとは思いませんでしたね」スッ
『しゃかんするです。
しゃかんするです は
まつがいです。
かんしゃするです です。
かんしゃするです です。
さらば さらば。』
小鳥「……最初に出会った時は、変わった子だと思いましたけど…いなくなると寂しいですね」
P「えぇ、アイドル達も同じ気持ちですよ。勿論、俺もです…」
小鳥「変わった言葉で話して…それが特徴的で可愛くて」
P「気が付けば、俺達もファンもどせいさんの虜でしたね。あの日々が、まるで夢のようです…」
小鳥「……」グスッ
P「……」 - 33 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:05:12.46 ID:VAwcrKfR0
- コンコン
小鳥「は、はい」タッ
ガチャ
小鳥「!!!」
小鳥「プ、プロデューサーさんっ!!!」
P「?」
「は、はじめまして!私、今日からここでお世話になる……」
P「君は……!!!」
春香「天海春
P「どせいさんっ!!!」ダキッ
春香「はるか……って、えぇぇぇぇぇぇ!?!?」 - 34 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:05:39.26 ID:VAwcrKfR0
- 小鳥「どせいさんちゃん……おかえりなさい…!」グスッ
春香「ちょ、ちょっと、何のことだか…私は天海春
P「隠さなくていいんだ!どせいさん!!姿が変わっても…俺達には分かるよ!」
小鳥「そうよ!頭につけた…その、赤いリボンが!!何よりの証拠よ!」
春香「り、リボンですか?これは、私…個性が少ないって言われるので、ちょっとでも特徴があればなーって…」エヘヘ
P「個性がない!?何を言ってるんだ!」
小鳥「そうよ!コーヒーにズッキーニを入れたり、ちゃぶ台に乗っているあなたのどこが無個性なの!?」
春香「ズッキーニ!?ちゃぶ台!?」 - 35 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:06:13.94 ID:VAwcrKfR0
- P「さぁ!今すぐ765プロオールスターライブの準備を!小鳥さん!」
小鳥「任せてください!新たに生まれ変わったどせいさんちゃんを早く披露しないと…!」
春香「ライブ!?私、今日来たばかりですよっ!?」
P「大丈夫だ!お前の実力は俺のお墨付きだよ!!」
春香「だ、だから!その、どせいって人知らないんですってば!!私の名前は天海春
小鳥「プロデューサーさーん!明日でいいですか!?」
P「いくぜです。」グッ
春香「えええええぇぇぇぇぇぇ!!明日っ!?いけませんよ!?!?」 - 36 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:06:42.97 ID:VAwcrKfR0
- ──────
────
ワァァァァァァァ!!!!
千早「ずっと…ずっと待ってたのよ…!どせいさん…!!」
真「絶対に帰ってくるって信じてたよ」
雪歩「おかえりなさい、どせいさんちゃん」グスッ
やよい「おかえりなさい!」
春香「………どうも…」
律子「ほーら、元気出して」
真美「どせーさんらしくないっしょー?」
美希「もしかして、久しぶりだからキンチョーしてる?あはっ☆」
春香「……初めてです…」 - 37 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:07:22.70 ID:VAwcrKfR0
- 響「自分、ちゃぶだいに乗せてもらった事…忘れないからな!」
貴音「これからも楽しい時間を共に過ごしましょう」
あずさ「あらあら、これからが楽しみね~」
春香「……アハハ…」
伊織「ほら、ファンのみんなも!せーのっ!」
\どせいさーん!!!!!/
亜美「んっふっふー、どせーさん!いつものあれ!やるっきゃないっしょー?」
春香「………ハイ」
春香「……」スゥゥゥ
春香「ぽ……」
春香「ぽえ──────────ん!!!!!!!」シクシク
ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
END - 38 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/12(土) 00:09:15.67 ID:VAwcrKfR0
- どせいさんのセリフは全てゲームからそのまま引用しました。
ありがと ごじました。

「アイマス」カテゴリの記事
- 名無し 2015/09/12(土) 03:20:29
-
ぽえーんでなんとなく予想はしてたけどまさか…
マザー大好きだからこういうの本当ありがたい、おっさんキラーだわ
- 2015/09/12(土) 22:48:42
-
ちょっと待った!ヤングマン!
どせいさんはりぼん一つで天海なんとかさんはりぼん二つだぞ!
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