真姫「ねえ、あの、今日も,」花陽「うん、いいよ♪」

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1 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:28:16.23 ID:gAqeMPMr0: ～放課後～

花陽「やっと練習だねえ」ﾉﾋﾞｰ

真姫「ねえ、は、花陽？」

花陽「うん？」

真姫「きょ、教室、私たちだけよね」

花陽「そうだね」

真姫「その、だから、あの、えっと」

花陽「今日もしたい？」

真姫「///」ｺｸﾘ

2 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:30:37.41 ID:gAqeMPMr0: 花陽「こっちおいで♪」

真姫「」ﾌﾗﾌﾗ

花陽「はい、ぎゅっ♪」

真姫「んー」ｷﾞｭｯ

花陽（最近、練習前２人きりになることがあると、真姫ちゃんが甘えてくるようになりました）

花陽（いつぐらいからだったでしょうか…）
3 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:31:05.22 ID:gAqeMPMr0: ーーー

真姫「…ふぅ」

凛「お疲れだにゃー真姫ちゃん？」

真姫「そうね、何かやること多くってね」

花陽「顔も元気ない感じ…」

真姫「あんまり泣き言ばかり言っててもしょうがないから、頑張るんだけど」ｶﾞﾀｯ

花陽「真姫ちゃんっ」ﾀﾞｷｯ

真姫「ちょ、ちょっと花陽！？」
4 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:31:48.68 ID:gAqeMPMr0: 花陽「少しくらい、肩の力が抜けるといいなと思って」ｴﾍﾍ

花陽「落ち着いて深呼吸すれば今よりも楽になるかもよ」

真姫「…そうね」

真姫「」ｽｩｰﾊｧｰ

真姫「」ｽｩｰﾊｧｰ

真姫「……」ﾎﾞｰｯ

凛「真姫ちゃん真姫ちゃん！」

真姫「…」
5 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:32:14.72 ID:gAqeMPMr0: 凛「真姫ちゃーん！！！」

真姫「ｳﾞｪｴ！ﾅﾆﾖ！」

花陽「すごい気持ちよさそうだったね」ｱﾊﾊ

凛「一回じゃ目覚めてくれなかったもんね」

真姫「///」

花陽「いつでも言ってくれれば力になるからね？」

凛「凛も！」

真姫「あ、ありがとう///」

ーーー
6 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:32:47.00 ID:gAqeMPMr0: 真姫「はなよぉ」

花陽「んー？」

真姫「私、頑張ってる？」

花陽「うん、頑張ってるよ」

真姫「今日も？」

花陽「昨日も今日も、きっと明日も真姫ちゃんは一生懸命だよ」

真姫「…そ」
7 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:33:17.41 ID:gAqeMPMr0: 花陽「」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

真姫「んー」

花陽「気持ちよさそう」

真姫「気持ちいいもの」

花陽「それはありがとうございます」

真姫「…もっとしてくれてもいいのよ」

花陽「はぁい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

真姫「……♡」
8 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:33:50.18 ID:gAqeMPMr0: 花陽「いつもとギャップがあっていいね、何か」

真姫「いつも真面目でいるのだって楽じゃないってことよ」

花陽「甘えたくなる時もある？」

真姫「……そういうことかもしれないわね///」

花陽「素直な真姫ちゃんだ」

真姫「私はいつも素直よぉ」

花陽「ふふふ」

真姫「信じてないでしょ」

花陽「んーん？そんなことないよ」
9 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:34:37.22 ID:gAqeMPMr0: 真姫「…まあいいわ。もっと強く、してくれても、いいわよ」

花陽「はーい」ｷﾞｭｰｯ

花陽「お客さん、今日は特別辛かったことがありましたか？」

真姫「…体育」

花陽「あ、うんうん」

真姫「バレーで転んだの」

花陽「見てたよ」

真姫「……すごく恥ずかしかった」

花陽「みんなも見てたからねえ」
10 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:35:50.10 ID:gAqeMPMr0: 真姫「午後の授業全然集中できなかった」

花陽「花陽も運動神経いい方じゃないから、よく分かるよ」

真姫「…みんな笑ってた…。明日も明後日も覚えてるんだわ…」ｸﾞｽﾝ

花陽「…みんな優しいから、大丈夫だよ。笑い者になんかしないよ」

花陽「それに、明日のことは明日の真姫ちゃんがなんとかしてくれるよ、きっと」

真姫「明日の私？」

花陽「明日の真姫ちゃんも、今日の真姫ちゃんみたいに、頑張ってやってくれるから」

真姫「……信じてみる」
11 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:36:17.58 ID:gAqeMPMr0: 花陽「うんっ。切り替えできたかな？」

真姫「…できた」

花陽「えへへ。真姫ちゃんはいい子です」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

真姫「んふふ」ﾆﾍ

花陽「そろそろ練習、行こっか？」

真姫「…ん」

花陽「また辛くなったら、言ってね？」

真姫「…ありがと」

花陽「うん！今日もあと少し、頑張ろ！」

真姫「…うん」
12 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:38:28.56 ID:gAqeMPMr0: 真姫（花陽と２人きりでこうしてると、何でも打ち明けられちゃう）

真姫（きっとママにすら話せないことも話せちゃう）

真姫（肩肘張らなくてもいい空間がそこにある）

真姫（幸せ者ね、私）

花陽「さっきよりもいい笑顔！」ﾆｺ

真姫「誰のおかげかしらね」ﾆｺ

真姫（あなたが友達で良かったわ。本当に）
13 ： ◆VQ5DOXveVA 2015/09/24(木) 00:39:21.24 ID:gAqeMPMr0: 短いですが以上です。
お読みいただきありがとうございました。
かよちんイベ頑張りましょう。
14 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 00:40:59.31 ID:nNkWkF8nO: ええやん…
15 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 00:42:37.51 ID:soBRwnJN0: ふわー、いいですわぁ
16 ：以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/24(木) 01:02:42.50 ID:dkEr7SL2o: 癒された