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女「僕に告白してくるだなんて、君も大概変わり者だね」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:09:15.298 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「いや、バカにしてるわけじゃないんだ。そう聞こえたのなら申し訳ない」
女「ただ、毎日図書室の隅っこで一人寂しく本を読んでる僕に惚れるだなんて、中々稀有なことだろうし」
女「それに、自分で言うのもなんだけど、僕は結構変人だろう?」
女「実際、クラスでも若干浮き気味というか、遠巻きに見られてる感はあるけれど」
女「そこがミステリアスに見えていい?ふふ、褒めてるつもりだろうけど微妙な言葉だね」
女「うん、気持ちは嬉しいけれど、お断りさせていただくよ」
女「諦めない?明日も来る?……まあ、好きにしていいよ。僕の気持ちは変わらないけれど」
- 6 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:14:08.247 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「やあ、また来たんだね」
女「正直、本当に来るかどうかは半信半疑だったよ」
女「だってフラれた相手と話すなんて、気まずくなるだろう?少なくとも僕はそう思うよ」
女「ふふ、僕だって誰かにフラれた経験ぐらいあるさ。もっとも、告白までいかないで、片思いのままフラれたんだけど」
女「うん、そういう意味では、君がどんな話を切り出すのかは興味があるよ」
女「まさか、好き好き連呼していればいつの間にか両想いになれるだなんて思っていないだろう?」 - 7 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:17:50.482 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「へえ、何というか、君は意外といろんなことを知ってるんだね」
女「それに、ただ誰かの受け売りを話すのではなく自分の考えもそこに入れている」
女「いや、失礼ながら実際のところ、君がそんな知的なタイプには見えなかったものでね」
女「それだけ話せるなら、最初の告白の時にももう少しいい伝え方があっただろうに」
女「男の方は真っ直ぐ伝えるのが誠意と思っているかもしれないけど、女性からすれば雰囲気だって大事にしてほしいものさ」
女「まあ、好きな人からならばどんなシチュエーションでも嬉しいというのが本音だけど」 - 10 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:22:28.794 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「君とはいい友達になれそうな気がするよ」
女「ん?うん、友達だよ。恋人じゃない」
女「何年かかってでも好きにさせてみせるって?ふふ、それが君の思うロマンチックな告白かい?実際に聞いてみるとなんだかくすぐったいね」
女「でも、うん、残念だけど諦めたほうがいいよ」
女「だって僕は……」
真正のレズor生まれついてのビッチ
>>15 - 15 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:37:10.728 ID:peX41mVV0.net
- 1
- 17 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:40:59.730 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「そう、異性に対して恋愛感情が湧かないんだ」
女「その代わり、同性に対してははっきりと好ましいと思える感情がある」
女「分かりやすく言うと、レズビアンってやつだよ」
女「わかったかい?僕が君の告白を絶対に受け入れない理由が」
女「君のその誠実さのお返しに、今まで誰にも話したことのない秘密を話してあげたんだよ」
女「だから、君も僕を諦めて早く別の人を好きになるといい」 - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:45:53.315 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「やあ、今日も来たのか」
女「諦め……たわけじゃなさそうだね。目がそう言っているよ」
女「君と話すことは嫌いじゃないけど、君に変な期待を持たせたままなのはどうにも居心地が悪い」
女「そりゃ僕だって人並みに人を気遣いはするさ」
女「でも、こればかりは君の問題だからね」
女「僕の方から諦めてくれって懇願するのもおかしな話だろう?」 - 23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:51:16.582 ID:kiDj3cF4a.net
- 女「なんで、なんで突然僕に会いに来てくれなくなったのかい?君は、君は僕の事を好きじゃなかったのかい?」
女「君は僕が断り続けても来てくれると思っていたのに………まったく裏切られたよ。」
女「ああ、これか?すまない、これを外す訳にはいかないんだ。毎日毎日 僕を「好きだ」と言って会いに来ておきながら、突然 飽きたのか、僕のレズがなおりそうにないと諦めたのか知らないけど。気に入らないんだよ。突然来なくなって、他の友達と遊んでいるのが」
女「1度決めた事を最後まで貫き通さない君に腹が立った、これはその罰だと思うといい」
女「……………………君が。」
女「君が来なくなって僕は…………嫌われたんじゃないかと…………僕が何かしたんじゃないかと不安で……不安で……寂しくて………苦しくて………耐え難い喪失感に襲われて………フフフ……」
女「今さら…………今さら逃がさない…………。君は……、君は……僕のものだ………誰にも渡さない……………僕と一緒にいてもらうよ…………?」
女「フフ、フフフ…………♪ 僕にここまでされても何も言わないで、いったい何を考えているんだい?フフ……。普通は、もっと怒ったり、暴れたり、罵倒したりするんじゃないのかい……?フフフ………♪」
女「好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、好きだ、」 - 24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:51:47.311 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「今好きな人はいるかって?これはまた意図が読みにくい質問だね」
女「君じゃなかったら、僕が好きだと言った相手を傷物にするんじゃないかと警戒するところだけど」
女「いや、残念ながらというべきかな、今はいないよ」
女「恥ずかしながら、昔少しトラウマがあってね。好きではあるんだが、自分から近づくのは躊躇ってしまうのさ」
女「それにこうして一人でいることが多いからかな、中々人と触れ合う機会がなくてね」
女「恋愛関係には前段階として円滑なコミュニケーションが必要だろう?」
女「そのうち同性愛者のコミュニティにでも参加してみようかな、とも思うけれどね」
女「まあ、それも何年も先のことだろうけれど」 - 27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 21:58:00.346 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「やあ、今日も来たんだね」
女「なんというか、こうしてみると君といるのが当たり前みたいになってきたように感じるよ」
女「知ってるかい?君と僕のこと、少し噂になっているようだよ」
女「あの一年男子が成績トップなのは、図書室の幽霊に取り憑かれているからだって」
女「面白いだろう?君が成績トップだなんて言われているんだよ」
女「……本当にトップなのかい」
女「本当に、なんというか、君は面白い人だね」
女「僕?ふふ、恥ずかしながら下から数えたほうが早いさ」
女「ここで読んでる本が試験に出るわけでもないしね」 - 28 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:02:31.438 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「で、どうしたんだい?何か言いたそうじゃないか、君らしくもない」
女「告白すら躊躇い無くしてきた君がいまさら何を躊躇っているんだい?」
女「ほう、春に海外に行くんだね、家族旅行かな」
女「え、留学?学年トップだから奨学金補助が出るんだって?」
女「いや、残念ながら成績上位とは無縁の生活だったものでね、そんな制度があるとは知らなかったよ」
女「期間は……へえ、半年も行くのか」
女「海外で得る経験は素晴らしいものだとおもうよ。本を百冊読むより実際に一回体験したほうが身になる」
女「なんて、本ばかり読んでいる僕が言うのもおかしな話だろうけど」 - 29 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:07:47.751 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「正直な話、寂しくなるよ」
女「君と話すのも日課のようになっていたしね」
女「ただ、それが恋愛感情に……ということを考えているのなら、それは諦めたほうがいいよ」
女「何度も言うけれど、僕が君に感じているのは親愛ではあるが恋愛ではないからね」
女「海外で自分を磨いてくるって?うん、それはいいことだ」
女「誰か他の人を見つけるにしても、自分を磨くに越したことはない」
女「というか、実は君、結構モテてるだろう?」
女「成績も良くて、話も面白くて、容姿も整っている……絵にかいたような優良物件じゃないか」
女「僕みたいな芽の出ない相手じゃなく、身の回りに目を向けるほうが君のためだよ」
女「うん、じゃあ海外留学気を付けて行っておいで」 - 31 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:15:33.261 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「やあ、おかえ……」
女「……誰だい、君は?」
女「少なくとも、僕のクラスでは見たことがないけれど」
女「髪が長くなったって?伸ばしはじめたのはもう三ヶ月も前からだよ」
女「短い方が良かったって?面白いね君、初めて会ったのに彼と同じようなことをいうなんて」
女「そうだね、そういえば彼も最初に髪の話から切り出してきたっけ」
女「……ひょっとして、君かい?」
女「へえ……いや、驚いた。これは正直予想外だったよ」
女「………………なんで女性になってるんだい?」 - 34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:22:08.232 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「手紙にはそんなこと一言も書いて無かったじゃないか」
女「驚かせようと思ったって?うん、その狙いは見事に成功したよ」
女「親御さんやクラスメイトの反応が気になるところだけど」
女「上々だったって?それはまたなんというか……」
女「僕は自分が変わり者だと思っていたけど、意外と普通なのかもしれないね」
女「性別が変わったのに普通に受け入れる級友や親御さんと比べると、そう思えるよ」
女「それに、まさか性転換のために海外留学を決めるだなんてね」
女「まさか、そのために学年トップになったのかい?凄い執念だね」
女「それだけ僕のことを想ってくれていた、と思っていいのかな」 - 38 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:28:22.109 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「で、どうして女性になったんだい?」
女「いや、今さら野暮な質問だね。君が今日僕に会いに来たということは、そういうことなんだろう」
女「それに、元々僕だって君のことを憎からず思っていたわけだしね」
女「わかったよ。君のその執念と性別を僕は受け入れよう」
女「うん、これからよろしくね、君」
女「幸せにしてくれよ?なんてね。女同士じゃおかしいかな?」 - 39 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:35:44.538 ID:WgIVOj5b0.net
- 女「ところで、時期から察するに君はまだちゃんと女らしくなってからそんなに時間が経ってないだろう?」
女「女体というのはこれが中々神秘的かつ興味深いものでね。男性だった君じゃわからないだろうけれど」
女「よかったら今日、僕の家に来ないかな?知らないままじゃ不便なこともあるだろうし、色々教えてあげよう」
女「そう、誘ってるんだよ。わかるだろう?」
女「今日は、互いに親交を深めるための交流をしよう、ということだよ」
女「それとも、恋人らしいことをしよう、のほうがいいかな?」
女「ふふ、うん、君、目はあの時のままだね。素直な人は好きだよ」
女「じゃあ、一度家に帰ってからまた合流しようか」
女「身体、ちゃんと綺麗にしてきてね?」 - 41 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:37:21.448 ID:WgIVOj5b0.net
- 終わり
- 43 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:42:56.084 ID:rRV1sw3J0.net
- 乙
なかなかよかった
ちなみに安価でビッチならどうなってたん? - 45 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/21(金) 22:49:20.422 ID:WgIVOj5b0.net
- >>43
小学生の頃からヤりまくりビッチという設定以外は考えてない

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