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実乃梨「あん時の言葉、そっくり返すよ」亜美「は?」

2: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:27:51.36 ID:oX/2S8470
亜美「さ、泣くだけ泣いたら帰りなよ」

実乃梨「まだ腰抜けてんのに、あ~みんは冷たいなぁ」

亜美「これでもサービスしてる方だっつ~の」

亜美「しゃ~ない、お茶だけ出してやるから、それでいいっしょ?」

実乃梨「立たせて♪」

亜美「ちっ」

実乃梨「よいしょっと」

実乃梨「こんな優しいのに、何で悪態つくかねぇ」

亜美「うっせ~し」

実乃梨「可愛くないなぁ」

亜美「アンタに可愛げ見せて、アタシに何の得があるっつ~の」




3: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:29:14.00 ID:oX/2S8470
実乃梨「あ~、お茶あったまるねぇ」

亜美「ずっと室内だったじゃん」

実乃梨「も~、あ~みんの気持ちが入ってるからじゃんかぁ」

亜美「そんな恥ずかしいコト良く言えるね」

実乃梨「あ~!気持ちが~!!あったか~い!!!」

亜美「かゆっ!全身がかゆくなるよぅ!」

実乃梨「少しは合わせろよぉ」

亜美「うぜ~から、そ~ゆ~の」

実乃梨「何でさぁ、振られたもん同士じゃん」

亜美「ふざけんな、アンタと違うし」

実乃梨「・・・修学旅行ではゴメン」

実乃梨「わたし鈍くってさぁ」


4: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:31:44.20 ID:oX/2S8470
亜美「さ~て、何言ってるんだか」

実乃梨「誤魔化したいんなら、それでもいいけど」

亜美「さ~亜美ちゃん何言ってるか、わっかんな~い」

実乃梨「はいはい、振られたのわたし一人」

実乃梨「それでい~よ」

亜美「最初からそうだっつ~の」

実乃梨「やっぱ可愛くないなぁ」

亜美「うっせ」

実乃梨「せっかく慰めてやろうと思ったのにさぁ」

亜美「自分が泣いてたクセに、バッカじゃね~の?」

実乃梨「じゃあ慰めな」

亜美「はぁ?」

実乃梨「わたしを慰めなよ」


7: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:33:41.69 ID:oX/2S8470
亜美「何でアンタを慰めなきゃなんね~ワケ?」

実乃梨「だって、あ~みん振られてないんでしょ?」

亜美「そんなん理由にもなんね~から」

実乃梨「余裕ある方がない方慰めるのは、自然の摂理だろ?」

亜美「アンタさ~」

実乃梨「何?」

亜美「アタシにそんな弱いトコ見せちゃっていいワケ?」

実乃梨「じゃあ言うけどさ」

実乃梨「わたしらが張り合うのに、何の意味があんのさ?」

亜美「張り合ってね~し」

実乃梨「ただただ、わたしのコトが嫌いなだけだってか?」

亜美「はぁ?」


8: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:35:52.88 ID:oX/2S8470
亜美「またケンカ売ってんの?」

実乃梨「ケンカにもなんないよ、あ~みん誤魔化すから」

亜美「だから誤魔化してね~っつの」

実乃梨「もう言っちゃえよ、高須君が好きだったって」

亜美「何それ、ワケわかんな~い」

実乃梨「好きだったから、わたしの行動が許せなかったって」

実乃梨「ハッキリ言えばいいじゃんか」

亜美「知らね~し!」

実乃梨「ほら、図星だから怒るんだろ?」

亜美「怒ってね~って」

実乃梨「あん時の言葉、そっくり返すよ」

実乃梨「すっげ~ツラの皮、厚いよな」


9: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:38:06.97 ID:oX/2S8470
亜美「はぁ?誰がだよ」

実乃梨「あんたがだろ?」

亜美「すっげ~、ムカツク!」

実乃梨「だから、何にムカツクか言えって言ってんだよ!」

亜美「アンタにムカツイてんだろ~が!」

実乃梨「やっぱ、わたしそのものにムカツイてるワケだ」

亜美「くっ」

亜美「アンタが本心隠すからムカツクんだろ~がッ!」

亜美「本心で話さないからムカツクんだろ~がッ!」

実乃梨「・・・・・・」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「それを聞きたかったんだよ」

亜美「ちっ」


11: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:40:16.30 ID:oX/2S8470
実乃梨「ごめんな」

亜美「何、急に謝ってるワケ?気持ち悪ぃ」

実乃梨「謝ってる時くらい素直に聞けって」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「話せなかったんだよ」

実乃梨「自分の本当の気持ちもわからないクセにさぁ」

実乃梨「誰かに話せるワケないじゃんか」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「だから、それにムカツイたならゴメンて」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「何か言えよ」

亜美「あ~、わかったわかった!」

亜美「ワタシも高須君が好きでした!」


12: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:42:18.81 ID:oX/2S8470
亜美「これでいいんでしょ!?」

実乃梨「も~、最初から素直になれよぉ」

亜美「だから、うっさいっつの」

亜美「そんなのほじくり返して、何が楽しいんだか」

実乃梨「だってさぁ」

実乃梨「あ~みんにしか話せないないじゃん、こんなこと」

亜美「は?」

実乃梨「一番気持ちわかってくれるじゃんか」

亜美「買い被り過ぎだから、それ」

実乃梨「あ~みん以外に誰に話せってんだよ」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「わかってもらえない相手に話したって」

実乃梨「虚しいだけだろ?」


13: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:44:34.67 ID:oX/2S8470
亜美「だからって何を話そうっての?」

亜美「傷のなめ合いなんて、亜美ちゃんガラじゃね~し」

実乃梨「わかって欲しいんだ」

亜美「何を?」

実乃梨「あの二人を応援したい、それは本当」

実乃梨「でも苦しくて寂しくて、どうしようもないんだ」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「わたし、すっげぇ弱いから、いつも空元気なんだ」

実乃梨「でもさ、今回だけはどうしようもないんだ」

亜美「はぁ・・・参ったね」

亜美「慰めて欲しいって、本心なワケだ」

実乃梨「はは・・・残念ながら」


14: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:47:25.22 ID:oX/2S8470
亜美「・・・普段から空元気なんて見せなきゃい~じゃん」

実乃梨「無理だよ、ずっとこうして来たんだもん」

亜美「不器用なことで」

実乃梨「あ~みんほどじゃないかもだけど」

亜美「アタシ・・・か」

実乃梨「あれ、怒らないの?」

亜美「まあね」

亜美「思い当たるフシが多過ぎて、怒る気もね~わ」

実乃梨「あ、あ~みんが素直だ」

亜美「茶化すんじゃね~っつの」

実乃梨「ごみん、ごみん」

亜美「不器用者同士で失恋して」

亜美「救いようないじゃん、アタシら」

実乃梨「・・・だねぇ」


15: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:50:09.71 ID:oX/2S8470
実乃梨「高須君には、わたしが弱いって見抜かれてたなぁ」

亜美「へぇ」

実乃梨「そ~ゆ~とこだけは鋭いんだよな」

亜美「アタシのことも見抜かれてた」ボソ

実乃梨「何か言ったぁ?」

亜美「な~んにも」

実乃梨「え~、気になるじゃんか」

亜美「ま、一番大事なものに鈍感だったっつ~ことだよ」

亜美「アイツらは」

実乃梨「似たもの同士ってことかぁ」

亜美「そういうことなんじゃね~の」

実乃梨「ちっきしょぉぉぉぉぉっ!!!」


18: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:53:40.65 ID:oX/2S8470
亜美「ちょ、びっくりした!」

実乃梨「叫んでも苦しさは変わらね~かぁ」

亜美「・・・バカじゃね~の?」

実乃梨「うるせぇ」

亜美「うるせぇじゃね~し」

実乃梨「わたしを慰めろ、亜美!」

亜美「は?何で呼び捨て!?」

実乃梨「亜美もわたしのこと、実乃梨と呼べ!」

亜美「突然、何言ってんの?おかしくなったんじゃね?」

実乃梨「いいじゃん、友達だろ?」

亜美「傷のなめ合いはしないっつっただろ」

実乃梨「・・・いいじゃん、こんな苦しいんだからさ」


19: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:56:02.13 ID:oX/2S8470
亜美「卑怯だろ、そんな弱ってるとこ見せるとか」

実乃梨「だから弱いって言ったじゃん」

亜美「空元気も空っぽってワケ?」

実乃梨「呼べよ、わたしの名前」

亜美「呼んでどうなるっつ~の」

実乃梨「呼んでもらったら、少し近く感じられるだろ?」

実乃梨「まだ少し身近な人が残ってるって思えるじゃんかよ」

亜美「何でアタシなんだよ」

実乃梨「前に勝手に思ってたんだぁ」

実乃梨「亜美は幼稚なわたしのこと、わかってくれてるって」

亜美「・・・ほんと、勝手な思い込み」

実乃梨「でも、思い込みじゃなかったのさ」


20: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 21:58:33.79 ID:oX/2S8470
実乃梨「わたし、考えたんだよ」

実乃梨「修学旅行で、あんたには関係ね~って言った時」

実乃梨「何で亜美はあんな反応したんだろうって」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「理由がわかっちゃったらさ」

実乃梨「なんだ幼稚なのは、わたし一人じゃんって」

亜美「考え過ぎだっての」

実乃梨「ん~ん、違うね」

実乃梨「わたしなんかよりずっとわかってた」

実乃梨「わかってたから許せなかったんだってね」

亜美「はいはい、美化してくれて亜美ちゃん嬉しいよ」

実乃梨「わたしは・・・わたしさぁ」

実乃梨「わかってくれるあんたと、友達になりたいと思った」


21: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:00:27.58 ID:oX/2S8470
実乃梨「ほんとの、ほんとの友達に」

亜美「・・・もう臭過ぎて何も言えな~い」

実乃梨「お願いだよ亜美、ほんとの友達になってよ」

亜美「やめろって、調子狂うんだよ」

実乃梨「頼む!お願いします!」

亜美「ちょっと、土下座とかやめなよ!」

実乃梨「お願いします!」

亜美「やめろっつってんじゃん!」

実乃梨「お願いします!」

亜美「あ~もう!」

亜美「土下座はやめろって、実乃梨!」

実乃梨「・・・あ、いま」

亜美「ちっ」


22: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:03:38.64 ID:oX/2S8470
実乃梨「へっへ~、名前で呼んでくれたね」

亜美「いいから立てって、早く」

実乃梨「わかった、わかったよぉ」

亜美「・・・何だよ、結局アンタの手のひらの上なんだ」

実乃梨「何それ?」

亜美「高須君が最初アンタに惚れてたの」

亜美「わかるような気がするわ~」

実乃梨「何なの、嫌味かぁ?」

亜美「うっさいよ、この天然小悪魔」

実乃梨「小悪魔とは失礼だなぁ」

亜美「・・・自覚なしかよ」

亜美「本物の天然って、怖いわ」

実乃梨「何て?」

亜美「べっつに~?」


25: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:06:28.02 ID:oX/2S8470
実乃梨「おっし!おら少し空元気出て来たぞ!」

亜美「だからさ、空元気なんかやめ・・・」

実乃梨「いいんだよ」

亜美「え?」

実乃梨「わたしの弱さわかってる人が居てくれれば」

実乃梨「それで救われるんだから」

亜美「・・・まったく」

亜美「はいはい、そ~ですか」

実乃梨「あ、今日亜美んち泊まってくから」

亜美「はぁ?」

実乃梨「いいじゃん、親交を深めようぜぇ♪」

亜美「調子こいてんじゃね~っつの」

実乃梨「またまたぁ、嬉しいくせにぃ」


26: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:09:23.47 ID:oX/2S8470
~2時間後~

実乃梨「・・・亜美、寝ちゃった?」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「お~い、亜美ぃ」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「寝ちゃったのかぁ?」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「ほんとにほんとに、寝たかぁ?」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「しょうがないなぁ、亜美の布団潜り込むかぁ」

亜美「だ~っ、起きてるっつの!」

実乃梨「も~亜美、無視すんなよ」

亜美「ちょ、入って来んな!」


28: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:12:24.07 ID:oX/2S8470
実乃梨「いいじゃん、寂しいんだからさぁ」

亜美「アンタ、それ言えば許されると思ってんでしょ!」

実乃梨「あ~、亜美の布団あったけぇ♪」

亜美「あ、足を絡ませんじゃね~よ!」

実乃梨「ケチだなぁ亜美は」

亜美「ケチとかいう問題じゃね~し」

実乃梨「な~んか落ち着かなくてさぁ」

亜美「何がよ?」

実乃梨「今日は大河達も二人っきりなワケでしょ?」

亜美「そりゃそうでしょ」

実乃梨「悔しいのとも違う・・・羨ましいのとも違う」

実乃梨「変な気分なのさぁ」


29: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:15:15.46 ID:oX/2S8470
亜美「・・・まぁわからないでもない、かな」

実乃梨「でしょ、でしょ?」

亜美「でも、気にしたってしょうがないだろ」

実乃梨「そうなんだけどさぁ」

亜美「つ~か、そうなの!」

亜美「ほら、早く自分の布団戻って寝た、寝た」

実乃梨「ねぇ、亜美」

亜美「今度は何?」

実乃梨「・・・キスってどんなんかな」

亜美「は、はぁ?」

実乃梨「さすがにキスくらいはしてると思うんだよね」

実乃梨「やっぱ悔しくね?」


30: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:18:09.23 ID:oX/2S8470
亜美「悔しくね~から!」

実乃梨「嘘だね!」

亜美「嘘じゃね~って」

実乃梨「少しも悔しくね?」

亜美「悔しくね~よ」

実乃梨「ほんの少しも?ほんっの1ミリも?」

亜美「そりゃ、ほんの少しは・・・」

実乃梨「・・・・・・」ニヤリ

亜美「な、何よその笑い」

実乃梨「亜美の唇が欲しいんだ・・・」キリッ

亜美「ばっ、バッカじゃね~の!?」

実乃梨「いいだろ?減るもんじゃなし」

亜美「減る!減るから!」

実乃梨「何が減るんだよぅ」


32: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:21:17.85 ID:oX/2S8470
亜美「アンタ、恩を仇で返すワケ?」

実乃梨「恩とか思ってないクセにさぁ」

亜美「ちっ」

実乃梨「亜美はキスの経験あるのかぁ?」

亜美「何でそんなコト、アンタに話さなきゃなんね~の?」

実乃梨「それくらい教えてくれても良くね?」

亜美「ぜって~イヤ!」

実乃梨「つまり、Nothingと」

亜美「勝手に想像すんな!」

実乃梨「亜美のファーストキスはわたしがもらう!」バッ

亜美「きゃっ!?」

実乃梨「亜美、いくぜ?」


34: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:24:12.52 ID:oX/2S8470
亜美「待てって、おかしいからw」

実乃梨「亜美はわたしとキスするの、そんなにイヤかぁ?」

亜美「普通はイヤだっつ~の」

実乃梨「わたしとでも?」

亜美「アンタととか以前の問題だって」

亜美「考えなよ、女同士なんだよ!?」

実乃梨「別にいんじゃね?」

亜美「アンタもう正常じゃないでしょ!w」

実乃梨「この世界はもう」

実乃梨「こういうの認める方向で動いてるんだぜぇ?」

亜美「そんなグローバルここで語んな!w」


35: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:27:32.79 ID:oX/2S8470
実乃梨「もう頑固だなぁ、亜美は」

亜美「話が通じね~よぅ」

実乃梨「いいじゃんかぁ、しようぜキス」

亜美「だからさ~」

実乃梨「キスしたら」

実乃梨「少しは悔しさが紛れるかもしれね~じゃんか」

亜美「・・・んなコトありえね~って」

亜美「わかってんでしょ?ほんとはさ~」

実乃梨「頭ではわかってても、気持ちが追いつかね~んだ」

実乃梨「わたし、バカだからさぁ」

亜美「・・・はぁ」


36: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:30:10.47 ID:oX/2S8470
亜美「わかった、わかったって」

亜美「キスすりゃいいんだろ?」

実乃梨「ほんと!?」

亜美「あ~あ・・・アタシも甘くて、うんざりだわ」

実乃梨「そゆとこ好きだぜ、亜美」

亜美「調子乗んなよ?」

実乃梨「乗ってない、乗ってないっす」

亜美「・・・まったく」

実乃梨「じゃ、いいぃ・・・いいかな」

実乃梨「どど、どんな感じですればよかとですか」

亜美「実乃梨が緊張して、ど~すんだっつの」

実乃梨「だって、わたしだってファーストキスだしさぁ」

亜美「ほんっと、わけわかんね~・・・でも、いいよ」

亜美「アタシからしてやるよ」


37: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:33:24.05 ID:oX/2S8470
実乃梨「あ、亜美、大人の余裕っすか?」

亜美「アタシの経験Nothingだって、実乃梨が言っただろ」

実乃梨「あはは、そうでしたぁ」

亜美「アンタがあんま情けね~から」

亜美「余裕ぶってやってんだっつ~の」

実乃梨「そ、そか・・・ごみん」

亜美「ったく、小悪魔が」

亜美「・・・いくよ?」

実乃梨「ど、どんと来い!」

亜美「・・・ん」チュッ

実乃梨「んんんんっ!?」

実乃梨「ぷはぁ!」


39: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:36:12.74 ID:oX/2S8470
実乃梨「いきなり舌入れるかぁ!?」

亜美「あんまり実乃梨が情けねえからオ・シ・オ・キ」

実乃梨「ちきしょぉ!トロけちまうじゃね~かぁ!」

亜美「恥ずかしいこと叫ぶんじゃね~よ!」

実乃梨「でも、とりあえずぅぅぅぅぅ」

実乃梨「亜美のファーストキス、ゲットだぜ!」

亜美「やめろっつってんでしょ!」

実乃梨「照れんなよ、亜美ぃ」

亜美「・・・そんな真っ赤な顔で、何言ってんだか」

実乃梨「え、まじ?そんなに真っ赤?」

亜美「すっげ~真っ赤っか」

実乃梨「くっそ~、こうなったらぁ」

実乃梨「亜美も真っ赤にしね~と、おさまんねぇ」


40: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:39:15.04 ID:oX/2S8470
亜美「は?意味わかんないけど・・・え?」

亜美「ちょ!待てって、何するつもり!?」

実乃梨「亜美の首筋ぃ!」チュッ チュッ チュッ

亜美「あっ!?」

実乃梨「ん~、いい声だぜ亜美」チュッ チュッ

亜美「待てって・・・くっ・・・言ってんでしょうが!」モミッ

実乃梨「うひゃあ!」

実乃梨「い、いきなりムネは反則だろぉ!」

亜美「どっちが!」

亜美「反則はそっちだっつ~の!」

実乃梨「感じちゃったぁ?」

亜美「バカなの!?」

実乃梨「悪ぃ、悪ぃ」

実乃梨「でもわたし、興奮してきちったぁ」


43: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:42:21.41 ID:oX/2S8470
亜美「こ、今度こそ何言ってんの、アンタ?」

実乃梨「亜美が舌入れっから、いけね~んじゃん」

亜美「ちょっと頭冷やせ」

亜美「おかし~から、いまのアンタw」

実乃梨「・・・亜美がおかしくしたんだろ?」

亜美「だ~か~ら~やめなって、その目!」

実乃梨「はぁ、興奮し過ぎて変な気分になって来た」

実乃梨「亜美はどぉ?」

亜美「普通に何やってんだろアタシ、って思ってるよ」

実乃梨「亜美、そういう時はな」

実乃梨「考えるな・・・感じろ!」キリッ

亜美「・・・・・・」カッチーン

亜美「あんなオドオドしてたクセに、ムカツク」


46: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:45:27.05 ID:oX/2S8470
亜美「実乃梨、脱ぎな」

実乃梨「はぇ?」

亜美「アタシをなめんじゃね~よ」

亜美「可愛がってやるっつの」

実乃梨「え?ちょっと、亜美?」

亜美「な~に?イヤなわけぇ?」

実乃梨「だってその、え?」

亜美「それとも、亜美ちゃんが脱がそうか?」

実乃梨「い、いや、自分で脱ぐから」

実乃梨「って、あれ?」

亜美「いいコだね、可愛いよ実乃梨」

実乃梨「な、何でこんなんなってんだろ」

実乃梨「あまりの展開に、頭がついて行かねぇ」


48: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:48:27.00 ID:oX/2S8470
亜美「あっれぇ~?」

亜美「考えるな感じろっつったの、誰だっけぇ~?」

実乃梨「おら、恥ずかしくて死にそうだぁ」

亜美「へぇ、まだ余裕あんじゃん」

実乃梨「お、おかげさまで」

亜美「ふ~ん、キレイな肌だけどさ~」

実乃梨「な、何?」

亜美「ブラもいらねんじゃね?」

実乃梨「こ、こここ、これは勘弁しておくれやすぅ」

亜美「み~の~り~?」

実乃梨「うぅぅ、わかったって」パサ

亜美「隠さないで、手をどけな」


49: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:51:23.16 ID:oX/2S8470
実乃梨「あぅぅぅぅぅ」

亜美「うん、可愛い形だね~」

実乃梨「あ、ありがと」

亜美「体がほんのり赤いのは、どうしてかな~?」

実乃梨「は、恥ずかしいからに決まってんじゃん」

亜美「何で恥ずかしいのかな~?」

実乃梨「見られてるから、じゃん」

亜美「ふ~ん、亜美ちゃんに見られて恥ずかしいんだ~」

実乃梨「普通に恥ずかしいだろぉ」

亜美「さ・て・と・・・これからどうしよっか?」

実乃梨「ど、どうしようって何だよ!?」

亜美「さぁ~何をどうするんだろうね~」

亜美「実乃梨はどう思う~?」


50: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:54:10.54 ID:oX/2S8470
実乃梨「わ、わっかんないなぁ」

亜美「実乃梨~」

実乃梨「なななな、何?」

亜美「最初に謝っとくね」

実乃梨「へ?」

亜美「ごっめ~ん」

亜美「亜美ちゃんも、何か変な気分になってきちゃった~」

実乃梨「何てこったぁぁぁ!」

亜美「ねぇ、実乃梨~」

実乃梨「は、はひ」

亜美「しよっか♪」

実乃梨「あ、あれ?わたしの耳がおかしくなったのかぁ?」

亜美「現実逃避してる場合じゃないと思うけどな~」


51: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 22:57:18.97 ID:oX/2S8470
実乃梨「あ、あのさ、もうやめにしね?」

亜美「・・・・・・」

実乃梨「あはは・・・は」

亜美「・・・それ無理」チュッ

実乃梨「あの・・・んっ!?」

実乃梨「んんん・・・んっ・・・・うふぅ」

亜美「・・・ふふっ、可愛い」

実乃梨「あ、亜美・・・キス深いぃ」

亜美「ん~、いいよそのカオ」

実乃梨「は、恥ずかしいこと・・・言うな」

亜美「ここの反応はどうかな?」

実乃梨「!?」ビクッ

実乃梨「ひぃあっ!?」


53: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:00:16.36 ID:oX/2S8470
亜美「やっぱ、感じるんだ~、乳首♪」

実乃梨「い、いきなり舐めるから・・・」

亜美「・・・もっと実乃梨の可愛い声聞かせなよ」

実乃梨「ちょ、待っ・・・や、やだ」

実乃梨「あ・・・ん・・・ひっ・・・やぁぁぁ」

亜美「はぁ・・・いいねその声、亜美ちゃん興奮しちゃう」

実乃梨「もう、や・・・んん・・・あん」

亜美「ちょっと感度良すぎじゃね?」

実乃梨「ひぅ・・・だか・・・恥ずかしコト・・・んっ・・・言うな」

実乃梨「んっ・・・はんっ・・・あぁぁ」

亜美「揉んだカンジはどっかな~」

実乃梨「あっ・・・ちょ・・・もっと優し・・・あぅ」

亜美「ん~、柔らかいよ実乃梨」

実乃梨「くぅっ・・・そんな感想・・・いらねぇ」


54: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:03:15.25 ID:oX/2S8470
亜美「なんで?可愛いムネって褒めてるのに~」

実乃梨「褒めなくて・・・ん・・・いっから」

亜美「ま~、可愛いっつってもねぇ」

亜美「亜美ちゃんほどじゃね~けど~w」

実乃梨「くぅぅ・・・反撃して~けど・・・力が入んねぇ」

亜美「反撃なんて、させるワケね~し」

実乃梨「やっ・・・やめ・・・強く吸わ・・・ないで」

亜美「ん、ちくびおいひぃ」

実乃梨「しゃ・・・しゃべんなぁ・・・んんんっ」

亜美「ん、そういえば」

実乃梨「はぁはぁ・・・な、何?」

亜美「下はどうなってんのかな~って」


55: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:07:03.22 ID:oX/2S8470
実乃梨「し、しし、下って!?」

亜美「いまさらカマトトぶってんじゃないっつの」

実乃梨「ま、待って!ほんと、お願い!」

亜美「・・・濡れちゃってる?」

実乃梨「はぅ!!!」

亜美「下着が濡れちゃうから、脱がしてあげないと~」

実乃梨「だ、大丈夫だから、全然大丈夫だし!」

亜美「亜美ちゃん、やっさし~い」

実乃梨「ダメ、やだって!ほんとにお願いだってば!」

亜美「ムダな抵抗すんなっつ~の」ズルッ

実乃梨「ちょ、ダメダメダメダメ!」

亜美「・・・もう何言っても遅いって」

亜美「実乃梨の匂いがしてるよ?」


56: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:10:07.58 ID:oX/2S8470
実乃梨「に、匂いぃ!?」

亜美「実乃梨のエッチな匂い」

実乃梨「えっちぃぃぃぃぃ!?」

亜美「ラッキー♪今日、亜美ちゃんつけ爪してね~し」

実乃梨「そ、それが何なの!?」

亜美「ちゃんと触れるじゃん」

実乃梨「いいい、意味わかんねぇ」

亜美「わかってるくせに♪」

実乃梨「わっかんね~からぁ!」

亜美「スキあり!」

実乃梨「待っ・・・んあぁっ!?」


59: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:13:07.61 ID:oX/2S8470
亜美「すっげ~、濡れてんじゃん」

実乃梨「やめろ・・・って・・・んぅ・・・あっ!」

亜美「ぴちゃぴちゃ音がすっけど?」

実乃梨「い、言うなぁ・・・はんっ・・・や」

亜美「乳首責めただけで、こんなになるなんてさぁ」

実乃梨「言わな・・・で・・・あぁぁ・・・あ」

亜美「それともキスで、もう期待しちゃったのかな~?」

実乃梨「う、うるせ・・・んっ・・・はぁぁ・・・やぁ」

実乃梨「んぁ・・・すげ・・・きもちい・・・あぁ」

亜美「亜美ちゃんの指、そんなにいいんだ~」

実乃梨「ちく・・・しょう・・・ん・・・あん・・・あ」

亜美「実乃梨の、溢れて止まんないじゃん」

実乃梨「や・・・あぁぁぁぁぁぁ」


61: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:16:16.87 ID:oX/2S8470
亜美「もう指が、びちょびちょ~」

実乃梨「そゆ・・・あっ・・・こと・・・んぁあっ!?」

亜美「感じてるって言ってみな♪」

実乃梨「言う・・・もんか・・・くっ」

亜美「え~、亜美ちゃん一生懸命やってるのに~」

実乃梨「いやぁぁ・・・もう・・・や・・・あふっ」

亜美「意地張っちゃって、可愛いじゃん」

実乃梨「い、意地なん・・・ひゃぅ・・・あん、あぁぁ」

亜美「ココはこんなに、あっついのにw」

実乃梨「あ・・・み・・・性格悪ぃ・・・んっ・・・よ」

亜美「いまごろ気づいた?おっそ~いw」

実乃梨「ひぁぁ・・・んっく」


62: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:19:29.46 ID:oX/2S8470
亜美「ほんと可愛いな実乃梨・・・なんか腹立ってきた」

実乃梨「あっ・・・亜美・・・ちょっと痛・・・んあ・・・あ」

亜美「なんか~、いじめたくなっちゃった~」

実乃梨「あ・・・やめ・・・あぅっ・・・あぁぁ」

亜美「もっと可愛い声になりやがったし」

実乃梨「はぅ・・・あぁぁぁ・・・やぁ」

亜美「その口塞いじゃおっかな~」

実乃梨「んっ・・・ん"ん"ん"ん"ん"・・・ん"~っ」

亜美「ぷふぅ・・・もう実乃梨、すごい声じゃん」

実乃梨「だ、だって・・・ん・・・んぁぁぁ」

亜美「涙目・・・可愛い・・・じゃん」

実乃梨「んっ・・・ど、どしたの?」

亜美「な、なんか・・・女としての・・・自信が・・・ね」


64: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:22:16.38 ID:oX/2S8470
実乃梨「はぁ・・・はっ・・・やっとまともに息出来るぅ」

亜美「いっぱい喘ぐから」

実乃梨「喘いでねぇよ!!!」

亜美「・・・今さら、そこ否定しても無理じゃね?」

実乃梨「くっ」

実乃梨「つか自信なくしたのは、こっちだっての」

亜美「何でアンタが?」

実乃梨「ま、まさか自分が女のコに感じさせられるなんてぇ」

亜美「なんだ、やっぱ感じてたんじゃん」

実乃梨「か、感じてねぇ!今のは失言!妄言!!大暴言!!」

亜美「・・・まぁ、どうでもいっけどさ~」

実乃梨「何だよ?」

亜美「服着れば?」

実乃梨「・・・・・・!!?」


68: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:25:14.95 ID:oX/2S8470
~1時間後~

実乃梨「んん・・・むにゃ」

亜美「あ~あ、幸せそうに寝ちゃって」

亜美「なんでアンタの為にレズの真似ごとしなきゃなんね~し」

実乃梨「・・・すぅすぅ」

亜美「でもまぁいっか」

亜美「こんなんで実乃梨が少しでも元気になんなら、さ」

亜美「・・・ココアでも飲も」

実乃梨「わたしも飲むぅ」

亜美「!?」

亜美「アンタ、いつから起きてた!?」

実乃梨「実乃梨が少しでも元気になるなら」キリッ

亜美「こ、こここ、この、ふっざけんじゃね~っつの!!!」


70: ◆1BrjSSUSHI :2011/12/30(金) 23:28:12.80 ID:oX/2S8470
実乃梨「ありがとな、亜美」

亜美「は?」

実乃梨「女同士でバカみてぇなことやったけどさぁ」

実乃梨「その間、全くあの二人のこと忘れてたわ」

亜美「そっか」

実乃梨「な~んか、ちみっとだけ苦しいのなくなったぁ」

亜美「ま、いいんじゃね?」

亜美「そうやって少しずつやっていきゃ、さ」

実乃梨「これからも、わたしの背中は任せたぜ、亜美!」

亜美「なんだそりゃw」

実乃梨「とりあえずはココアだ!」

実乃梨「その後、また一緒に寝るぞぉ!」

亜美「また、するの?」

実乃梨「・・・それはもう勘弁してくだせぇ」 END


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 23:29:25.52 ID:AnAG6ptx0
乙!評価する!


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 23:41:32.73 ID:oI0XdTmC0
乙!!


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/30(金) 23:49:39.61 ID:0Md2F2Nt0



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