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響「ふふーん、今回のテストは自分自信あるぞー!」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:30:43.891 ID:SapP5lPh0.net
- 先生「よーし、それじゃあこの前のテスト返却するぞー」
エー、ザワザワ
響(なんてったって、出た問題ぜーんぶ勉強したとこだったし)
先生「今回のテストで……、お前たちが普段いかに勉強してないかがよく分かった!」
ヌキウチダッタカラ… センセーセイカクワルイー
響(見直しだってカンペキだったもんね!)
響(むふふ、もしかしたら満点だってあるかも……)
先生「お前たち静かにしろー」
- 6 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:34:37.041 ID:SapP5lPh0.net
- 先生「今回は成績順にテスト返してくからなー」
女子生徒「えー! 先生サイテー!」
先生「あんまり成績がひどいからな、下のほうの奴は反省しろよー」
先生「よしそれじゃ、満点からだな……」
女子生徒「え、満点いるんだー!」
先生「……我那覇!」
響「!」 - 7 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:37:15.815 ID:SapP5lPh0.net
- 女子生徒「響ちゃんすごーい!」
響「そ、そんなことないぞー」
先生「今回のテスト、満点は我那覇だけだからな、すごいじゃないか」
響「えへへ……」
先生「アイドルも勉強もしっかりできて、まさに完璧って感じだな!」
響「いやぁ、それほどでも……」 - 8 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:42:47.145 ID:SapP5lPh0.net
- ……
響(なーんて!へへ、照れちゃうぞ……)
先生「次は……我那覇」
響(……え?どうやったらアイドルと勉強両立してるのかって?)
先生「……我那覇?」
響(へへ、実は、自分オリジナルのコツがあるんだ)
響(よかったら、特別に教えてあげるね……)
先生「……我那覇!」
響「はい?」 - 12 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:45:53.705 ID:SapP5lPh0.net
- 響「ん?今先生自分のこと読んだ?」
先生「当たり前だろ、ほら、テスト、早く取りに来い」
響「あ、はい」ガタッ
先生「ほら」ピラッ
響「……!」
響(や、やった!100点だぞ!) - 14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:48:52.942 ID:SapP5lPh0.net
- 響(へへーん!やっぱ自分は完璧さー!)
先生「よく勉強してるみたいだな」
響「へへ、ありがとうございまーす!」
先生「……」
響「……」ソワソワ
先生「……どうした?早く席に戻れ」
響「え?」
先生「ん?」 - 17 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:51:42.831 ID:SapP5lPh0.net
- 響「……もう終わり?」
先生「はあ?何がだ?」
響「なんかこう、みんなのテストの点数とか、クラスで公表したりしないの?」
先生「は?できるわけないだろ、そんなことしたらPTAから苦情が来るぞ」
響「あ、そ、そっか……」
先生「ほら、よく分からんが早く席に戻りなさい」
響「……はい」 - 18 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 21:58:01.770 ID:SapP5lPh0.net
- 先生「よし、これで全員返ったな」
響「……」
先生「それにしても……女子生徒!」
女子生徒「なにー?先生」
先生「お前、いくらなんでも今回のテストひどすぎる!」
女子生徒「えー、しょうがないじゃないですかぁー部活忙しいんだから!」
先生「他の奴は部活が忙しくてもちゃんとやってるんもんなんだよ」
女子生徒「じゃあせめて、練習ユルくしてくださいよー」
先生「なーに甘えたこと言ってるんだ」
アハハ…
響(……いいなーあの子、うらやましいぞ) - 19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:01:12.510 ID:SapP5lPh0.net
- 響(ま、いいや!)
響(今日は確か、プロデューサーも事務所にいるはずだし)
響(事務所で自慢しよっと!) - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:04:14.928 ID:SapP5lPh0.net
- 事務所
響「はいさーい!皆おはようだぞ!」ガチャ
響「……って、あれ?」
シーン
響「なんか、やけに静かだな……」 - 21 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:07:14.383 ID:SapP5lPh0.net
- 響「……お、おーい」
響「誰かいないのかー……?」
P「……響、おはよう」ヌッ
響「って、うわぁ!プロデューサー!!」 - 22 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:13:26.464 ID:SapP5lPh0.net
- P「今日の響は……確かダンスレッスンだったな……?」
響「う、うん、そうだけど……」
P「あとは、亜美と真美も一緒か……」
響「確かそうだったはず……」
P「そうか……」
響「ぷ、プロデューサー、大丈夫か?なんか死にかけてない?」
P「……今日のダンスは俺もチェックするから、ちょっと事務所で待っててくれ」
響「う、うん……」
P「今日も元気に頑張っていこうな……」
響「……プロデューサーが全然元気ないじゃないか」 - 23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:15:59.554 ID:SapP5lPh0.net
- P「ふうー……さて、その前に一仕事だな」
響「……」
響「ね、ねえプロデューサー?」
P「……」
響「……」
P「……ん?なんだ?」
響「あ、あのさ、自分、今日学校で……」
P「うん」 - 24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:18:51.971 ID:SapP5lPh0.net
- 響「……やっぱり何でもない!」
P「? そうか?」
響「うん!自分、時間まであっちで待ってるから、準備できたら言ってよね!」
P「そうか、待たせて悪いな」
響「全然!そういえば、ちょうど編んじゃいたいものあったから、それでもやってるさー!」 - 27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:24:11.270 ID:SapP5lPh0.net
- 響「~♪」アミアミ
P「……」カタカタ
響「ふんふーん♪」
P「……」カタカタ
響「ん~ん♪」アミアミ
P「……っと」ボソッ
響「ん?」
P「そろそろ亜美と真美が来る時間だな……」プシュッ
響「……?」
P「気合い入れるか……」ゴクゴク - 30 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:30:19.337 ID:SapP5lPh0.net
- ガチャ
亜美「おっはろー!」
真美「……お、兄ちゃん!やっほー!」
P「おう、来たな、双子姉妹!」
亜美「あーっ!まとめて呼ぶのは酷いっしょ兄ちゃん!」
真美「そうだそうだ!レディーはビョードーに扱ってよねー!」
P「なんだよ、平等に扱ってるだろ?」 - 31 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:35:24.343 ID:SapP5lPh0.net
- 真美「扱ってないじゃんか!」
P「いや、これが平等ってことだって」
真美「だからー、そういうことじゃなくってさー」
P「じゃあ何だよ」
真美「え?うーんと、えーっと……」
亜美「……あ!あれだよ、村長!」
真美「あ、そうそう!真美たちのことはちゃんと村長にしてくれなくちゃ困るってこと!」
P「……」
真美「んっふっふ~、分かってくれた?兄ちゃん」
P「いや、相変わらずお前たちはおバカだなーと思って」
亜美「な、なんだとー!」
真美「失礼戦犯だよ、兄ちゃん!」 - 32 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:38:57.689 ID:SapP5lPh0.net
- P「はは、ほら、そんなことはどうでもいいだろ」
真美「よくないよー!」
P「それより、亜美も真美も、今日は何で事務所に来たか分かってるのか?」
亜美「うん!ダンスレッスンっしょ?」
真美「事務所集合、ゲンチ解散だよね?」
P「そうだ、ほら、響ももう来てるんだから、出発するぞ」
亜美・真美「「ラジャー!!」」 - 33 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:43:04.708 ID:SapP5lPh0.net
- レッスン場
トレーナー「はい!1、2、1、2、」パンパン
真美「よっ、ほっ」タンタン
亜美「ほっ、ほいさっ」キュッキュッ
響「……」タンタンキュッ
トレーナー「あー!違う違う!一回ストップ!」 - 34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:50:58.691 ID:SapP5lPh0.net
- トレーナー「亜美ちゃん、真美ちゃん、そこはそうじゃない!」
トレーナー「途中から振りが全部半テンポ分ずれてるのよ」
真美「え?でも、今のでキメのタイミングは合ってるよ?」
トレーナー「そこのテンポに合わせるために後の振り付けも一か所ずれてるの」
亜美「えー?でも、それだと音楽とずれてる気がするよー」
トレーナー「そう、だからこの曲のダンスは難しいんだけど……響ちゃん!」
響「はい!」
トレーナー「一回、この子たちにお手本を見せてあげて」 - 36 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 22:55:56.580 ID:SapP5lPh0.net
- トレーナー「それじゃ、流すわね」
響「へへ、亜美も真美も、よーく見てるんだぞ」
~♪
響「……」タンタン
響「よっ、……」キュッタン
響「……で、ここで……こう!」クルッ
亜美・真美「おおー……」
響「ジャーン……っと、どう?分かった?」
真美「ひびきん、すごいすごい!」パチパチ
亜美「確かに、こっちのがかっこいいね!」パチパチ - 37 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:01:24.501 ID:SapP5lPh0.net
- トレーナー「うん、完璧ね、響ちゃん」
響「へへ……」
トレーナー「プロデューサーさん、どうですか?今のが考えてる理想の振り付けなんですが……」
P「ええ、いいですね、かっこいいと思います」
響「ホント!?」
響「じゃあ、もっと褒めt……」
P「この分だと、響は問題ないな」
P「この調子で頼む」
響「……へ?」
P「それより、亜美、真美!」 - 38 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:05:02.274 ID:SapP5lPh0.net
- 亜美「うげっ」
真美「な、何かな?兄ちゃんクン?」
P「お前たち……この調子で本番に間に合うか?」
亜美「え、えーっと、それは……」
真美「間に合う!間に合うよー!」
P「でも今のところ、先週のチェックしたときと変わってなかったろ?」
亜美「そ、それはー……」
P「それは?」
真美「べ、勉強が忙しくて……?」 - 40 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:08:28.032 ID:SapP5lPh0.net
- P「……じゃあ、この次の期末は期待していいんだろうな?」
亜美「も、もちろん……」
真美「バッチシっしょー……」
P「……本当だな?」
亜美「う……」
P「……」ジーッ
亜美「う、うあー!兄ちゃんごめんなさい!」
真美「真美たち、ホントは先週自主練サボってました!」
P「よろしい」 - 43 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:13:33.000 ID:SapP5lPh0.net
- 亜美「お願い兄ちゃん!亜美たちもホントに次のライブでこれやりたいんだよー!」
真美「そうだよ兄ちゃん!カッコいいダンスバッチリ決めて、お客さんに喜んでほしいもん!」
P「……しょうがない、それじゃ、時間とって特練だな」
亜美「う、うん!亜美頑張る!」
真美「真美も!自主練ちゃんとやっておくから!」
P「よーし、約束だぞ」
P「それじゃ、今日はレッスン終了だな」
P「ほらお前たち、ジュース買ってやるよ」
亜美・真美「わーい!」 - 44 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:15:20.191 ID:SapP5lPh0.net
- 響「……」
P「どうした?響、お前もジュース飲むだろ?」
響「え?あ、うん!今行く!」 - 46 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:18:51.265 ID:SapP5lPh0.net
- ……
響「はあ、ただいまだぞー……」ガチャ
響「……はあ、荷物重……」ドサッ
響「……」
響「へへ、みんな、今日は早く帰ってきたからちゃんとしたご飯作ってあげるからね」
響「さ、準備しなくちゃ!」 - 48 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:23:42.158 ID:SapP5lPh0.net
- 響「えへへ、みんな、美味しいでしょー」
響「今日はたくさん作っておいたから、おかわりもしていいからね!」
響「……」
響「……ね、いぬ美」
響「自分な、今日、学校のテストで100点取ったんだ」
響「ヤマ勘なんかじゃないぞ?ちゃーんと勉強してたんだー」
響「へへ、えらいでしょ」
いぬ美「……?」
響「……なーんて、分かんないか」
響「邪魔しちゃってごめんね!ほら、いっぱい食べるさー!美味しいぞー」
響「なんてったって、自分カンペキだからな!」 - 52 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:32:07.247 ID:SapP5lPh0.net
- 別の日
響「~♪」
春香「響ちゃん、おはよ!」
響「あ、春香、おはよう」
春香「それ、編み物?」
響「うん、そうだぞ」
春香「へえー……なんだろ、帽子?」
響「うーん、ホントはそうしようと思ってたんだけどな」
響「違うのにしようと思って……」
春香「あはは、あるある!私もお菓子作ってる時によくやるもん!」 - 53 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:36:31.619 ID:SapP5lPh0.net
- 春香「それにしても、響ちゃんって器用だよねー」
響「え?そうか?」
春香「うん、だって、ダンスもできるし、料理も上手いし編み物もするし……」
春香「なんて言うか、一家に一台響ちゃん!って感じだよね!」
響「え、そ、そうかな……?」
春香「うんうん」 - 54 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:42:13.797 ID:SapP5lPh0.net
- 春香「ね、その編み物、もうすぐ出来るの?」
響「これか?そうだなー……」
響「自分、もうすぐライブがあるんだけど」
響「それの前にはできると思うぞ」
春香「へー!それじゃあ、もうすぐだね」
響「それにこれ、帽子よりも簡単なんだ」
春香「そうなんだ、何になるの?」
響「え、えーっと……」 - 56 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:46:48.416 ID:SapP5lPh0.net
- 響「ま、まだあげるかわかんないし、誰にも言っちゃだめだぞ?」
春香「?うん、言わないけど……」
響「これな……」ゴニョゴニョ
春香「……うん、うん」
春香「へえー!そうなんだ!」
響「……春香、絶対まだ、言っちゃだめだからね?」
春香「うん、大丈夫!言わないよー」
響「ホントかな……」 - 57 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:51:47.621 ID:SapP5lPh0.net
- 春香「でも」
響「……なんだ?」
春香「ふふっ、きっと喜んでくれると思うよー?響ちゃんのプレゼント!」
響「あ!春香、あんまり大きい声で……!」
春香「えへへ、それじゃ私、この後お仕事だから!」
春香「じゃあね、響ちゃん……っと、うわぁ!」
ドンガラガッシャーン
響「……」 - 58 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/12(月) 23:56:48.948 ID:SapP5lPh0.net
- ガチャ
P「おーっす……」
P「……春香、また転んだのか」
春香「えへへ、すみません……」
P「気をつけろよ?春香にぶつかってこられたら、流石の俺でも吹っ飛んじゃうからな」
春香「え?……も、もう!プロデューサーさん酷いですよぅ!」
P「はは、嘘だよ」
春香「もーう……私、お仕事行ってきますから!」
P「ああ、気を付けてな」 - 59 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:03:28.326 ID:JFirBTNh0.net
- 響「プロデューサー、はいさい」
P「お、響か」
P「事務所で何してたんだ?」
響「え?えーっと、ちょっと休憩、かな……」サッ
P「そうか……」
響「プロデューサーは?書類つくりに来たの?」
P「いや、忘れ物取りに来ただけだよ」
P「これからすぐに、打ち合わせかな」
響「そっか……頑張ってね!」
P「……ああ、頑張るよ」
P「今日も、もうひと踏ん張りだからな」
バタン
響「……プロデューサー、今日も顔色悪かったぞ……」 - 60 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:07:14.487 ID:JFirBTNh0.net
- レッスン場
響「さてと!自分もライブまでもうひと頑張りさー!」
響「って、あれ?」
亜美「あ、ひびきんだー!」
真美「お、ホントだー」
響「亜美、真美!」 - 62 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:10:52.581 ID:JFirBTNh0.net
- 響「どうしたんだ2人とも!今日はレッスン日じゃないぞ?」
亜美「何言ってんのひびきん、それくらい知ってるよ」
真美「今日は、真美たちも自主練に来たんだよ!」
響「そうなのか!へへ、偉いじゃないか2人とも!」
亜美「えへん!でしょでしょ?」
真美「ふふん、もっと褒めてくれたまえ、ひびきんよ」
響「えらい!お利口さん!」
亜美「んっふっふ~、もっと言ってもっと言って~」 - 64 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:14:44.219 ID:JFirBTNh0.net
- 真美「いやー、それにしても、ひびきんがいるとなればこれは百人力ですなあ」
亜美「ホントだよねー、ね、ひびきん、亜美たちまだちょっと自信ないとこあるからさ、今日はそこ教えてよ」
響「もちろん!自分もチェックしときたかったしね!」 - 67 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:20:15.434 ID:JFirBTNh0.net
- ……
響「はい、1、2、1、2!」パンパン
亜美「ほい、ほいっと」タンタン
真美「ここはこう!そんでもってこう!」キュッキュ
亜美「ほっ……あ!っとと……」グラッ
響「あー、ストップ!」
亜美「うーん、ここがどうしても上手くいかないよー……」
真美「真美もだよー……曲とずれるとどうしても気持ち悪くて……」
響「うーん……」
真美「ねえ、ひびきん、なんかコツとかないの?」 - 68 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:24:00.064 ID:JFirBTNhH.net
- 響「コツは……ないぞ」
亜美「えー!そりゃないよひびきん!」
真美「そうだよ!もうライブまで時間ないのにー!」
亜美「それに、ひびきん知ってる?あのライブ、まこちんとかいおりんとかが見に来てくれるって」
響「え?そうなのか?」
真美「そうなんだよー!だから、カッコ悪いとこ見せらんないのにー!」
真美「ねえひびきん、何とかしてー!」 - 71 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:28:50.529 ID:JFirBTNh0.net
- 響「うーん……でも、本当にコツなんてないんだよなー」
亜美「そんなぁー」
真美「じゃあ、ひびきんはどうやって踊れるようになったのさ!」
響「自分?自分はとにかく、ゆっくりやって何度もタイミングを確認して、それを速くできるようにって」
真美「え?それだけ?」
亜美「そんなの亜美たちもやってるよー」
響「でも、自分だってそれしかやってないぞ」
響「とにかく練習して、だめなら直して、また練習、それしかないさー」 - 73 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:32:03.680 ID:JFirBTNh0.net
- 亜美「うーん……」
真美「やっぱりそれしかないのかぁ……」
響「そうだぞ、焦ったって仕方がない!」
響「やるだけやったら、あとはきっとなんくるないさー!」
響「ね、ほら、自分がついててあげるからさ、もう一回やるぞ!」
亜美「……うん、そだね、亜美やるよ」
真美「真美も!頑張る!」
響「よーし、練習の続きだぞ!」 - 74 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:36:32.151 ID:JFirBTNh0.net
- ……ライブ当日
亜美「ううー、亜美めっちゃ緊張してきた……」
真美「真美も……こんなん久しぶりだよー……」
響「大丈夫だぞ、2人とも練習ではちゃんと出来てたじゃないか」
亜美「……うん、そだね」
真美「よーし、いっちょやっちゃうよ!」
響「765プロ、ファイトー……」
「「「オー!!」」」 - 75 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:43:07.385 ID:JFirBTNh0.net
- 亜美『みんなー!今日は来てくれてありがとねー!』
真美『会場の兄ちゃん姉ちゃんのために、真美たち、フルパワーで頑張っちゃうからねー!』
P「……ふう、よかった、何とか上手くいきそうだな」
P「これで、この栄養ドリンクともしばらくお別れできそうだ……」ゴクゴク
響『もっともっとー!声が全然足りなーい!』
P「響も絶好調だなー」
P「最近なんだか元気が無いみたいだったから、心配だったけど……」
P「心配なさそうで良かった良かった……」 - 76 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:45:04.752 ID:JFirBTNh0.net
- 響『それじゃあ、次は今日が初お披露目の新曲ー!』
亜美『ちょークールだから、皆ももっと盛り上げてよねー!』
真美『それじゃ、いっくよー!』
ワアアアアアアアアア… - 77 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:51:11.190 ID:JFirBTNh0.net
- ……
真美「いっえーい!」
亜美「ライブ、大・成・功!!」
響「最高のライブだったさー!」
P「3人とも、お疲れ」
亜美「あ、兄ちゃん!」
真美「真美たちのこと、見ててくれた!?」
P「ああ、凄いじゃないか!あんなに苦戦してた所も、完璧だったみたいだしな」ワシャワシャ
亜美「きゃー!兄ちゃんやめてよー!」
真美「髪の毛ボサボサになっちゃうよー!」
P「バカヤロウ!これくらい上等だー!」ワシャワシャ - 79 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:55:06.844 ID:JFirBTNh0.net
- 亜美「えへへ、でも、亜美たちホントにチョー頑張ったよね!」
真美「うんうん!練習頑張ってよかったよね!」
P「やってよかっただろ?」
亜美・真美「うん!」
響「……」
P「それに、響も」
響「!」
P「カッコよかったな、凄いよ、響」
響「え、えへへ……」 - 80 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 00:58:37.858 ID:JFirBTNh0.net
- 亜美「そうそう、だって、ひびきんがいなかったら亜美たち今日絶対失敗してたもんね!」
P「ん?そうなのか?」
真美「そうそう!自主練のとき、ずっと真美たちに教えてくれてたんだよ!」
P「そうなのか!?」
響「うん、実は……」
P「そうか、知らなかったな……」
響「……」
響「ね、ねえプロデューサー」 - 82 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:03:39.835 ID:JFirBTNh0.net
- P「ん、なんだ?」
響「あ、あの、これ!」ゴソゴソ
P「ん?」
響「それ、プレゼントだぞ!」
P「プレゼント?」
響「うん、あ、あのね!」
響「最近プロデューサー、疲れてたみたいだから……」
響「せめて風邪ひかないようにって、腹巻編んでみたんだ」
響「たぶん、それ着て寝たら温かいと思うから、その……」
響「つ、使ってみてよ……」 - 83 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:07:57.300 ID:JFirBTNh0.net
- P「響……」
P「そうだな、使わせてもらうよ、ありがとう」
響「うん!」
P「……」
響「……」ソワソワ
P「……ん?どうした響?」
響「……え?」
P「へ?」 - 84 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:10:53.599 ID:JFirBTNh0.net
- 響「……もう終わり?」
P「ん?何がだ?」
響「え?もっと褒めてくれないの?」
P「……もっと?」
響「え?だ、だってプロデューサー!」
響「さっき、亜美と真美にはやってたじゃないか!」
響「なんかこう、ワシャワシャーってやつ!」 - 86 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:13:55.743 ID:JFirBTNh0.net
- P「え?そりゃやってたけど……」
P「あれは亜美と真美用の奴だし……」
響「そ、そんなのズルいぞ!自分にもやってくれないと不平等じゃないか!」
P「いや、俺は個性を尊重しようとだな……」
響「尊重も村長もないぞー!」
P「……響もやってほしかったのか?」
響「うん!」 - 89 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:16:33.967 ID:JFirBTNh0.net
- P「そうか……分かった……」
響「……」ソワソワ
P「……ちょ、ちょっと待ってな?」
P「……」プシュッ
P「……」ゴキュゴキュゴキュ
P「ふー……」
P「……ひびきぃー!!」ワシャワシャワシャワシャワシャワシャ
響「うぎゃー!」 - 90 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:19:01.538 ID:JFirBTNh0.net
- P「偉い!偉いぞ!響ぃー!」
響「あはは!プロデューサー!くすぐったいぞ!」
P「ダンスは完璧!編み物もできる!それに亜美と真美の面倒までなんて……」
P「お前はなんてカンペキなんだ!!」ワシャワシャ
響「うん!自分はカンペキさー!」 - 91 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:22:33.784 ID:JFirBTNh0.net
- 真「あ、いたいた」
伊織「あんた達、まだ袖のところでウロウロしてたわけ?」
亜美「あ、まこちんといおりん」
真美「見てた?真美たちのスーパーダンス」
伊織「ええ、見てたわよ、凄かったじゃない」
亜美「へへーん、でしょでしょ?」
真「うん、凄かった……って、あれ?響は?」
真美「あそこ」
P「ほら!もっとだ!もっとしてやる!」ワシャワシャワシャワシャ
響「あー!それは流石にセクハラだぞ、セクハラ!」
P「上等だー!!」ワシャワシャ
響「あはは!くすぐったいぞ!」 - 92 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:25:47.887 ID:JFirBTNh0.net
- 真「な、何アレ……」
伊織「通報したほうがいいのかしら?」
亜美「いやー大丈夫大丈夫」
真美「あれ、めっちゃ喜んでるからさ」
響「あ、そういえば自分、この前学校のテストで100点取ったぞ」
P「何ぃー?どうしてもっと早く言わないんだ!」
響「へへ、すごいでしょ!」
P「追加だぁー!!」ワシャワシャワシャワシャ
響「えへへ、くすぐったいぞー!」
響「えへへ、褒めて!もっと褒めて、プロデューサー!」
おわり - 97 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/13(火) 01:34:39.918 ID:Iix+n+C00.net
- かわいかった
乙

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