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ほむら「ちょっとそこのあなた!」五条「誰ですか?オマエは」ヘァッ
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:40:23.14 ID:TGT1U4/o0
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お菓子の魔女の結界――。
ほむら「くっ、巴マミにリボンで縛られてしまったわ……」ホムゥ
ほむら「このままでは巴マミが…!」ジタバタ
ポーン!ポーン!
ほむら「あら、この音は……ボールの跳ねる音?」
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:43:48.69 ID:TGT1U4/o0
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五条「ハッ、ハッ……」ポーン!ポーン!
ほむら(魔女の結界の中だというのに、なぜかドリブルしてる人がいるわ…!)
ほむら「ちょっとそこのあなた!」
五条「ん? 誰ですか? オマエは」スタッ
ほむら「誰でもいいわ! このリボンをほどいてちょうだい!」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:50:17.54 ID:TGT1U4/o0
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五条「……」
ほむら「聞こえてるの? 早くこのリボンを…」
五条「ククク…、今オレは練習中です」
ほむら「え…、だから何…?」
五条「練習が終わったら助けてあげますよ。ヒヒッ」ポーン!
ほむら「は? ちょ、ちょっと!?」
ほむら「行ってしまったわ……」ショボーン
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5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:54:28.71 ID:TGT1U4/o0
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ポーン!ポーン!
五条(ククク……ここはどこなのでしょうか)
五条(帝国学園から、見滝原町を目指してドリブル練習をしながら向かっていたはずなのですが…)
五条「気付けば、辺りはお菓子の国…」
五条「もしかしなくても道に迷いましたかね?」ヒヒッ
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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:57:00.57 ID:TGT1U4/o0
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五条「方角は間違っていないはずなので、とりあえずこのまま進みましょう」
五条「おや、あれは…」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
さやか「やった! さすがマミさん!」
五条「また妙な格好をした人がいますね。まぁオレには関係ないことです」ポーン!
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7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 01:58:48.08 ID:TGT1U4/o0
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魔女「クパァ」ニュルン
まどか「マミさん! 後ろ!」
マミ「えっ?」クルッ
魔女「がーb、」
ドゴォッ!!
魔女「ギャアアアア!」
マミ「えっ? えっ?」
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:02:41.05 ID:TGT1U4/o0
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ぽーん! ころころ・・・
さやか「サッカーボール?」
五条「ボールを持たない者がボールを持たない相手に必殺技を使うのは」
五条「超次元サッカーでも許される行為ではありませんよ?」ヒヒッ
まどか「あなたは…?」
五条「五条勝、通りすがりの超次元サッカープレイヤーです」クイッ
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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:05:53.19 ID:TGT1U4/o0
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マミ「もしかして私、今…死ぬところだったの?」ガタガタ
魔女「グルルル」
さやか「はっ! マミさん、魔女が!」
魔女「ギャオオオオ!」クワッ
マミ「あっ…い、いやっ! こないで!」パァン!パァン!
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13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:11:15.91 ID:TGT1U4/o0
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さやか「そこのあんた! マサルって言ったっけ? 突っ立ってないでマミさんを助けてよ!」
五条「なぜオレがそんなことを? というか、あれは何ですか?」
さやか「あれは魔女って言って…って説明してる場合じゃないの! あのままじゃマミさんが死んじゃうよ!」
QB「さやか、彼はただの人間だ。魔女を倒すなんてそんなこと不可能だよ!」
QB「ここは君たちのどちらかが僕と契約して魔法少女に」
五条「キラースライド!」ズガガガガ
QB「!?」
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17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:16:14.16 ID:TGT1U4/o0
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魔女「グェエエエエ」ドゴォ
QB「魔女を蹴り飛ばしただって!?」
五条「『死ぬ』とは、おだやかではありませんね…」
五条「誰かの必殺技かと思いましたが、違うみたいですね。生きているのですかあれは?」
五条「…なんにせよ、あまり良いものではないようですね」スッ
五条「申し訳ありませんが、……消えてもらいましょうかッ!」ヒュン
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18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:19:17.48 ID:TGT1U4/o0
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五条「ジャッジスルー1!」ドガッ
魔女「ゴフッ」ズドン!
五条「ジャッジスルー2!」ドガガガッ
魔女「アベシッ」メキャッ!
五条「(ピュゥー!)」
ペンギン「」ズボッ
まどか「ぺ、ぺんぎん!?」
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20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:21:27.30 ID:TGT1U4/o0
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五条1「とどめです! ぶんしん・・・」ズガ
五条2,3「ペンギン!」ドガッ
ドゴォン!
まどか「すごい…」
QB「馬鹿な…! 魔女を、倒したのか!?」
QB「生身で、というかサッカーボールで!?」
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21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:24:06.57 ID:TGT1U4/o0
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さやか「い、今あの人、3人に増えなかった?」
まどか「うん…わたしにもそう見えたよ…」
五条「おや、辺りの風景が変わりましたね…。ここは病院ですか?」フゥ
マミ「あ、ありがとうございました……」ペコリ
マミ「私、あのままだったらきっと…」ガクブル
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22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:27:11.70 ID:TGT1U4/o0
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五条「ククク、ただのきまぐれですよ。それより…」
マミ「?」
五条「見滝原町はどちらの方角でしょうか?」
マミ「はい?」
五条「少々、道に迷ってしまったらしくてね…」
マミ「えっと…、ここが見滝原町ですけど…」
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24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:30:29.09 ID:TGT1U4/o0
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五条「そうでしたか。では、――というマンションはご存知ですか?」
マミ(えっ…、そのマンションって…)
マミ「それでしたら、病院の正門を出て――」
マミ「――と行けば正面にマンションが見えるわ」
五条「ありがとうございます。ではオレはこれで」ポーン!
まどか「あ…ドリブルしながら行っちゃった」
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25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:32:26.19 ID:TGT1U4/o0
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ほむら「巴マミ! 無事!?」
マミ「あ、暁美さん…」
ほむら「よかった、無事みたいね…」ホッ
さやか「転校生! あんた今頃きても遅いのよ!」
さやか「もう少しでマミさんが…」
マミ「やめて、美樹さん。悪いのは私なの…」
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27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:34:27.64 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「……そういえば、こっちの方に眼鏡をかけて、」
ほむら「サッカーのユニフォームをきた少年が走ってこなかったかしら?」
まどか「うん、きたよ。その人がマミさんを助けてくれたの」
ほむら「なんですって…?」
ほむら(私のことはスルーしたのに……)イラッ
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28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:36:53.52 ID:TGT1U4/o0
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――――
翌日――。
まどか「昨日は大変だったね、さやかちゃん」
さやか「だねぇ」
和子「皆さん席についてー、HRを始めますよー」ガラッ
まどか「あっ、先生だ」
-
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:39:37.01 ID:TGT1U4/o0
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和子「今日はゆで卵は半熟がいいか固ゆでかいいかの話の前に転校生を紹介します」
さやか「また転校生? しかもうちのクラスに…」
さやか「じゃあ、転校生をこれからなんて呼べないいのさ!」
まどか「普通に名前で呼んであげればいいんじゃないかな…?」
和子「そこ、うるさいですよー」
さやか「ごめんなさいーい」
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31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:40:58.28 ID:TGT1U4/o0
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ほむら(転校生だなんて…今までにはなかったケースね)
和子「じゃ、五条くーん。入ってー」
まどか「五条…?」アレ?
ガラッ
ほむら「!!」
-
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:44:14.06 ID:TGT1U4/o0
-
五条「ククク…、五条勝です。よろしく」ヘァッ
さやか「あんたは!」
五条「おや、また会いましたね」ヒヒッ
仁美「さやかさん、お知り合いですか?」
さやか「いや~、知り合いってほどでもないんだけど、昨日先輩のピンチをあいつが助けてくれたの」
仁美「まぁ、そんなことがありましたの」
-
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:46:58.00 ID:TGT1U4/o0
-
和子「五条くんの席はあそこね」
五条「わかりました」スタスタ
和子「では…、ゆで卵は半熟がいいか、それとも固ゆでがいいか、はい中沢君!」
中沢「え、えっと…どっちでも――」
――――
――
―
-
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 02:51:55.78 ID:TGT1U4/o0
-
「五条はどこの学校から転校してきたんだ?」
五条「ククク、帝国学園です」
「部活はやってたのか?」
五条「ククク、サッカー部です。この学校にはないんですよね?」
「あぁ、うちの学校、運動部にあんまり力入れてないんだよ」
五条「そうですか、残念です」
五条(まぁ、だからこそ、この学校を選んだのですが)
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44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:01:53.35 ID:TGT1U4/o0
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ほむら「あなた…、ちょっときてもらえるかしら」
ざわっ!
五条「オレに何か用ですか?」
ほむら「えぇ。保健室の場所を教えてあげるわ」
五条「そうですか。それは親切にどうも」
五条「では、皆さん。そういうことらしいので」スク
-
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:04:31.93 ID:TGT1U4/o0
-
「転校生が転校生を呼び出した…!」
「何か因縁でもあるのかあの二人!?」
「家出した妹を追いかけてきた兄、とか?」
さやか「いやいや、どちらが真の転校生かを決めるために決着を…」
――――
五条「……ここまでくればいいでしょう。オマエ、オレにいったい何の用ですか?」
ほむら「……」
-
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:09:28.08 ID:TGT1U4/o0
-
五条「人に聞かれたくないこと、と推測できますが…」
ほむら「あなたはこの学校に何をしにきたの?」
五条「何を? 学校とは勉強をしにくるところでしょう?」
ほむら「とぼけないで。私はなぜ転校してきたかを聞いているのよ」
ほむら(何度も時間を巻き戻して繰り返してきたけれど、こいつが転校してきたのは今回が初めて)
ほむら(加えて、昨日、私や巴マミに接触したのはあからさまに怪しすぎるわ)
-
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:12:06.97 ID:TGT1U4/o0
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五条「一身上の都合、としか…」
ほむら「どうしても白を切ると言うの? なら質問を変えるわ」
ほむら「あなたの狙いは私たち魔法少女? それともまどかたち、魔法少女の候補かしら?」
五条「…? オマエは何を言っているんですか?」ハァ
ほむら「なっ、何よその人を哀れむような目は!?」
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48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:14:28.57 ID:TGT1U4/o0
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五条「転校初日にいきなり連れ出されたかと思えば、自分が魔法少女だなんて……ん? そういえば」
ほむら「何?」
五条「そういえばオマエ、昨日縛られていた…」
ほむら「なっ!? 今思い出したって言うの!?」
五条「ククク…、失礼。あまり記憶に残らない顔つきをされていたので」
ほむら「それは私が地味だって言いたいのかしら?」ビキビキ
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50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:19:28.73 ID:TGT1U4/o0
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五条「いえいえ、そんなつもりは。しかし、魔法少女ですか……」
ほむら「……」
五条「そもそも、魔法少女とはなんですか?」クイ
ほむら「は?」
五条「オレは今日、初めて聞きましたよ。そんな単語は」
ほむら「あなたねぇ、いい加減に……」
QB「やぁ、暁美ほむら」
ほむら「! おまえ…」
-
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:21:12.52 ID:TGT1U4/o0
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QB「僕も彼には興味があるんだ、少し話をさせてもらえないかな」
ほむら「後にしなさい。磨り潰すわよ」
QB「そんなことしても無駄だってわかってるくせに」
ほむら「こいつ…!」
五条「オマエ、頭は大丈夫ですか?」
ほむら「はぁっ?」
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52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:24:22.84 ID:TGT1U4/o0
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五条「突然、床に向けて話しかけて…、保健室で休まれた方がよいのでは?」
ほむら「…? あなた、こいつが見えないの?」ツマミアゲ
QB「きゅぅ」
五条「何も見えませんが…? 馬鹿には見えない何かとか言い出すつもりじゃないですよね」ヒヒッ
QB「へぇ、面白いね。魔女は見えるくせに僕の姿は見えないのか」
五条「?」
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54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:28:40.49 ID:TGT1U4/o0
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五条「わけのわからない質問でいつまでも拘束されるのはめんどうですね」
五条「オレからも一つ質問させてもらいましょう。答えによってはオレの転校してきた理由を話してもいいかもしれません」
五条「オマエ…、サッカーに興味はありますか?」
ほむら「…ないわよ、そんなもの」
五条「…なら、答えてもかまわないかもしれませんね」
五条「その代わり他言無用にお願いしますよ?」ヒヒッ
ほむら「わかったわ」
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55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:31:02.01 ID:TGT1U4/o0
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五条「オレはね、超次元サッカーのプレイヤーなのです」
ほむら「超次元サッカー? だからどうしたというの?」
五条「ただのプレイヤーではありません。先日、人気ランキング1位に輝いたプレイヤーなのです」
ほむら「……何? 自慢?」
五条「いえ、これがオレが転向してきた理由なのですよ」ククク
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56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:34:23.89 ID:TGT1U4/o0
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五条「人気ランキング1位に輝いたことで連日ファンがグラウンドに押し寄せ…」
五条「それだけならまだいいのですが、2位以下のプレイヤーのファンの方々に逆恨みされ」
五条「命を狙われることもしばしば……」
ほむら「……」
五条「そんなわけでオレはほとぼりが冷めるまで、サッカー部の存在しない辺境の学校へと転校せざるを得なくなったわけです」
ほむら「辺境って…」
五条「グンマーは辺境以外の何者でもないでしょう」
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58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:37:53.95 ID:TGT1U4/o0
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五条「嘘だと思うなら、携帯で俺の名前を検索してみてはどうですか?」
五条「では、オレは教室に帰らせていただきます」スタスタ
ほむら「……」
ほむら「…………」スッ、カチカチ
ほむら「!!」
ほむら「ほんとだわ…、写真も載ってるし間違いなく本人…」
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61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:45:43.83 ID:TGT1U4/o0
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放課後――。
「ふぅー、終わった終わったー」
「五条、遊びに行こうぜ! 親睦会って奴?」
五条「すみませんが今日は先約が…」
「マジかー、じゃあ明日はどうだ!」
五条「明日ならかまいませんよ。明日の放課後を楽しみにしておきます」
さやか「仁美、まどかー。行きたいとこあるから先帰るねー」バイバイ
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63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:49:11.05 ID:TGT1U4/o0
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病院――。
恭介「さやかは僕をいじめてるのかい…?」
さやか「えっ?」
恭介「弾けもしない曲、聴きたくないんだよ!」
ガシャァンッ!
さやか「恭介! 腕から血が…!」
恭介「こんな腕あったところで…」
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64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:53:49.76 ID:TGT1U4/o0
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恭介「諦めろって言われたんだ…」
恭介「今の医学ではどうにもならない、バイオリンは諦めろってさ……」
さやか「え…」
恭介「動かないんだ、もう…。奇跡か魔法でもない限り……!」
さやか「! …あるよ」
恭介「え?」
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65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:55:06.20 ID:TGT1U4/o0
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さやか「奇跡も魔法も、あるん」
ガラッ
さやか「えっ?」
五条「上条恭介はここですか?」
恭介「なっ…!」
さやか「五条!?」
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66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 03:57:31.46 ID:TGT1U4/o0
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恭介「なななな、なんで五条さんがこんなところに!?」
さやか「え? 恭介、五条のこと知ってるの!?」
恭介「知ってるも何も、五条さんは中学サッカーのトッププレイヤーなんだ!」
恭介「むしろ知らないほうがどうかしてる!」
さやか「そ、そうなんだ…」ビクッ
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:00:33.10 ID:TGT1U4/o0
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五条「ククク…ファンレター、読ませてもらいましたよ」
恭介「お、俺のファンレターを五条さんが読んでくれた! もう死んでもいい!」フラッ
さやか(何これ…、あたしの知ってる恭介じゃない…)
五条「オマエ、バイオリンが得意なのですね。しかし、事故に遭ってしまったと」
恭介「はい…。けど、昨日先生に言われました。もう君の腕は動かない、って」
五条「そうですか…」
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70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:03:33.38 ID:TGT1U4/o0
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恭介「今までバイオリン一筋でやってきていたのに、それを失ってしまってもうどうしたらいいのか…」
五条「失った? そんなことはないでしょう」
恭介「腕が動かないって言うのにどうしろっていうんですか?」
五条「そんなの…好きにすればいい」
恭介「!」
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71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:09:46.78 ID:TGT1U4/o0
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五条「確かに腕はもう一生動かないのかもしれません」
五条「ですが、バイオリンに情熱を費やしてきた時間は無駄になったりしません」
五条「バイオリンの奏者を育てるなり、作詞や作曲、そういう選択をする上で今までの経験は必ず活きてくるはずです」
五条「なんなら、サッカー選手になると言うのも面白いかもしれません」
恭介「俺が、サッカー選手に!?」
五条「えぇ」
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72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:15:29.01 ID:TGT1U4/o0
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五条「バイオリンを通してあなたに染み込んでいる音楽が、独特のプレイスタイルを生み出すかもしれません」
恭介「……五条さんが事故に遭って、もし二度と足が動かないって言われたら、どうしますか…?」
五条「オレの意見は、たぶん参考にならないと思いますが」
恭介「それでもかまいません」
五条「…続けますよ、サッカー」
恭介「え? 足は動かないんですよ?」
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73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:18:17.93 ID:TGT1U4/o0
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五条「例え医者が動かないなんて言っても、オレは諦めるつもりはありません」
五条「これはオレの脚です。オレの人生です。何が何でもサッカーをやめるつもりはありません」
五条「もし、両脚が千切れても気合で新しい脚を生やして見せますよ」ククク
さやか(いや、それは無理でしょ…)
恭介「……」
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76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:23:09.49 ID:TGT1U4/o0
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恭介「俺、やっぱり諦めません…」
さやか「恭介!?」
恭介「これは俺の腕で、俺の人生だ。バイオリンを諦めたくない…」
恭介「またバイオリンが弾けるように頑張ります!」
さやか「恭介…」
五条「ククク…、その意気ですよ」
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78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:25:14.84 ID:TGT1U4/o0
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五条「腕、少し診せてもらっていいですか?」
恭介「え? はい…」
五条「……スーパースキャン」ボソッ
五条「……」ジー
五条「! ここです!」グイッ
ゴキッ!
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79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:28:26.66 ID:TGT1U4/o0
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恭介「うわあああっ!?」
さやか「ちょっとやめてよ! 恭介痛がってるじゃない!」
五条「…とんだヤブ医者に引っかかったようですね」
恭介「あ…え? 痛い…? さっきまで痛みすら感じなかったのに…」
五条「帰ります。…さやか、でしたか?」
さやか「え? あ、うん」
五条「俺がサッカープレイヤーというのは内緒にしておいて下さい。では」ガララ
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81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:33:05.82 ID:TGT1U4/o0
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さやか「恭介、腕大丈夫…?」ソッ
恭介「痛い…痛いよ…、けど、すごく嬉しいんだ…」
恭介「さやかの手、暖かいね」ギュッ
さやか「腕…動いた…! 今、少しだけど私の手、ぎゅって!」ヤッホーイ
五条「さて…、ドリブルしながら帰るとしますか」ポーン!
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83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:35:55.66 ID:TGT1U4/o0
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五条「ハッ、ハッ……」ポーン!ポーン!
五条「……」
五条「そろそろ、オレもオレだけの必殺技が欲しいですね」
五条「軽く練習して見ますか…ヘァッ!」ズガッ
びゅーん・・・キラーン
五条「……まだまだ完成は遠そうですね」フゥ
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85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:38:50.32 ID:TGT1U4/o0
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ハコの魔女の結界――。
マミパパ「マミ~」ウーァー
マミママ「マミ~」ヌーォー
マミ「うぅ…、ごめんなさいパパ、ごめんなさいママ…」グスン
ドガシャーン!
マミパパ「」チーン
マミママ「」チーン
マミ「あ、あら…?」パチクリ
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86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:41:10.00 ID:TGT1U4/o0
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マミ「これは…魔女の使い魔!? よくも私を騙してくれたわね…!」ギロ
魔女「アbbbb」
マミ「ティロ・フィナーレ!」
ズガーン!
マミ「ふぅ、なんとか倒せたわ…。このサッカーボールが飛んでこなければ危なかったわね」
ほむら「巴マミ!」
マミ「遅かったわね、暁美さん。魔女ならもう倒したわよ?」
-
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:43:25.26 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「あなた一人で…?」
ほむら(巴マミは相性的に悪いはずなのにこんなあっさりと…)
マミ「えぇ…と言いたいところだけれど、このボールが助けてくれたの」
ほむら「サッカーボール…まさか」
――――
五条「ヘァッ・・・クション! 風邪ですかね…」
五条「一流のプレイヤーたるもの、健康にも気を使わないと」
-
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:49:40.72 ID:TGT1U4/o0
-
――――
翌日――。
ほむら「これ、もしかしてあなたの?」コロン
五条「おや、これをどこで? 昨日、なくしてしまって困っていたんですよ」ヒヒッ
ほむら「街外れの工場で見つけたの。危険だからあの辺りにはあまり近づかないほうがいいわよ」
五条「近付いてはいませんが……、一応頭の隅にでも留めておきますよ」
ほむら「そうしなさい」
-
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:55:03.03 ID:TGT1U4/o0
-
放課後――。
「よっしゃ、今日の授業も終わり!」
五条「ククク…、オマエは授業が終わると急に元気になりますね」
「ハッハッハッ、放課後遊ぶために学校に来てるんだから当たり前だろう」
五条「そういえばオレの知り合いにも似たようなことを言う奴がいましたね」
五条「『朝練と放課後に練習するために学校に来てるんだ』とか」
「いいから行くぞ、五条。遊ぶなら断然、隣街だ!」ビシィ
-
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 04:59:29.88 ID:TGT1U4/o0
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「俺の殺人スマッシュをくらえー!」ガシュッ
五条「お返しします」ポーン! ガシュッ
「次はこのガンアクションで勝負だ!」
五条「受けて立ちましょう」ポーン!
「華麗なるドライビングテクニックを見るがいい!」
五条「その程度ではオレを引き離すことは出来ませんよ」ポーン!
-
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:04:05.77 ID:TGT1U4/o0
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「くそぅ…、全戦全敗…」ガクッ
五条「すみません、あまりこういうところはこないのでついテンションがあがってしまって」コロコロ
五条「手加減した方がよかったですかね?」ポーン!
「五条はリフティングしながらなのになんで勝てないんだよっ!」
五条「ククク…、リフティングしながらだから勝ててるんですよ」
「そんな馬鹿な話が…(バンッ!)、ん?」
-
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:07:35.53 ID:TGT1U4/o0
-
杏子「また落ちやがった。アームの力弱すぎだろ、くそっ!」バシバシ
五条「……」ポーン!
杏子「あん? あんたもやるかい? やめといた方がいいと思うけどな」
五条「……」スタスタ、チャリン
杏子「人の話を聞かない奴だな。それは絶対取れないようになって…」
ウィーン!ウィーン!ガシッ!ピロリロピロリロ、ガコン!
杏子「」
-
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:09:19.66 ID:TGT1U4/o0
-
五条「ヘァッ!」コロコロ
杏子「…うぜぇ」
「かー、すげぇな五条、お前なんでもできるんだな」
五条「サッカーでのフィールド把握能力を応用しただけです」ドヤァ
「サッカー万能すぎだろ、おい」
杏子「けっ…」スタスタ
-
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:12:35.25 ID:TGT1U4/o0
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メザメタコーコロハー、ハシリーダシター♪
五条「……」ジー
「何見てるんだ? …ダンスゲームか。俺からだ動かすの苦手だからこれはちょっと」
五条「一度だけ、やっても構いませんか?」ポーン!
「あぁ、見ててやるよ。…これもリフティングしたままか?」
五条「もちろんです」ヒヒッ
-
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:15:03.04 ID:TGT1U4/o0
-
チャリン……チャリン
五条「おや?」
杏子「……」スッ
五条(先ほどのリベンジと言うわけですか、いいですよ。受けて立ちます)ヘァッ
ジャーンジャーン!ジャカジャカジャカ!
-
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:19:36.18 ID:TGT1U4/o0
-
クージーケーナイ♪
「二人ともすげぇな、ノーミスじゃん」パチパチ
五条「同点ですか…」
杏子(何が同点だ…! あいつリフティングしたままじゃなぇか! クソッ!)
杏子「…やるな、あんた」ポフ
五条「いえいえ、あなたこそ」
杏子「…」ニヤリ
-
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:21:49.93 ID:BZLD7cAP0
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五条さん万能すぎるww
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102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:22:25.75 ID:TGT1U4/o0
-
杏子「じゃあな」ササッ
「…そろそろ日も暮れるし、帰るか?」
五条「そうですね。…!」ゴソ
「ん? どうかしたか?」
五条「いえ、なんでもありませんよ」
五条「…あぁ、そうだ」
「今度はどうした?」
-
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:25:57.56 ID:TGT1U4/o0
-
五条「これ、オマエもいらないですよね?」
「クレーンゲームで取った景品か。くれるって言うなら貰うけど、あんまり好きじゃないんだよ、この菓子」
五条「では、さっきの少女にプレゼントしてきます。オマエは先に帰っててください」タタッ
「欲しくもないのに取ったのかよ…、結構意地の悪いとこもあるんだな」フッ
五条「…オマエ、待ちなさい」
杏子「ん?」チッ
-
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:28:55.18 ID:TGT1U4/o0
-
杏子「なんか用か?」
五条「これをオマエに…」スッ
杏子「あたしが取ろうとしてたクレーンゲームの菓子…」
五条「だから、返してくれませんかね。オレの財布」ヒヒッ
杏子(チッ、やっぱり気付いて追ってきやがったのか)
杏子(ちょっと脅かして追い払うか…)スッ
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107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:36:37.20 ID:TGT1U4/o0
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杏子「殺されたくなかったら帰りな」チャキッ
五条「手の平から槍が…、面白い手品ですね」
杏子「胴体切断マジックでも見せてやろうか?」
五条「ククク…、そんなこともできるのですか? それは是非とも」
杏子「うぜぇ…、種も仕掛けもねぇからくっつくか保障しねぇぞコラッ!」ブン
五条「ヘブンズタイム」パチン
-
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:40:32.92 ID:SPmC62RZ0
-
はい、時間停止来ました。
-
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:40:51.53 ID:gq7/JsuMO
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サッカープレイヤーは普通に時間止めるからなー
-
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:41:12.25 ID:TGT1U4/o0
-
杏子「…っ! どこ行きやがった!?」
五条「後ろですよ。財布は返してもらいました。ヒヒッ」
杏子「いつのまに…! てめぇ、返しやがれッ!」グワッ
五条「返せも何も、オレの何ですがね…ぶんしんフェイント!」ババッ
杏子「なっ、ふ、増えただと!? このっ…!」ガシャン
五条「っと…、槍かと思ったら多節槍ですか…、危ない危ない」
-
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:43:01.30 ID:TGT1U4/o0
-
杏子(魔法少女のあたしが押されてるだと…!?)
五条「オマエ…」
杏子「なんだ」
五条「サッカーをやる気はありませんか?」
杏子「は? サッカーだぁ?」
-
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:47:42.91 ID:TGT1U4/o0
-
五条「オレの元いた学園で、今度女子サッカー部を設立するそうで有望なプレイヤーを探しているんです」
五条「オマエは見たところ、サッカーをやったことがあるようには見えませんが、運動神経はずば抜けていますね」
杏子「うぜぇ…アタシの攻撃、一度も食らってない奴が言っても嫌味にしかきこえねぇよ」
五条「私立ですが実力さえあれば奨学金で入学することも可能ですよ?」
杏子「奨学金…? 金貰って学校に通えるってことか?」
五条「まぁ、有体に言えばそうです」
杏子「……」
-
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:52:36.02 ID:TGT1U4/o0
-
五条「この菓子にオレの名刺を挟んでおきましたから、気が向いたら行ってみてください」ズズイ
五条「オレの名刺を見せればすぐに入部テストを受けられると思います。それでは」
杏子「……学校、か」
――――
ほむら「…おかしいわね。杏子がどこにもいないわ」
QB「おや、暁美ほむら。こんなところでどうしたんだい?」
-
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 05:55:06.99 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「あなたには関係ないわ…」
QB「…もしかして、この街の魔法少女を探してるのかな?」
ほむら「…だとしたらどどうだというの?」
QB「彼女なら、別の街へ行くって一言だけ言い残してこの街を去って行ったよ」
ほむら「は!? 佐倉杏子がそういったの!?」
QB「うん、なんでもサッカーをやるんだ、とか」
ほむら「サッカー……はっ!」マタアイツネ
-
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 06:00:15.43 ID:TGT1U4/o0
-
――――
マミ「で、佐倉さんはいなくなってしまったのね」
ほむら「らしいわ。二人でワルプルギスの夜に挑むことになるなんて…」ギリッ
マミ「いまだに信じられないんだけど、本当にくるの…?」
ほむら「えぇ、間違いないわ」
マミ「ふーん…」
-
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 06:02:03.04 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「こうなったら、残り2週間でグリーフシードを集められるだけ集めて戦いに備えましょう」
ほむら「杏子がいなくなった隣街も含めれば、それなりの数が集められるはずよ」
マミ「わかったわ。手分けした方がいいかしら…?」
ほむら「そうね。私は隣街の方で魔女を狩るわ」
マミ「じゃあ、私は今まで通り、独りで魔女狩りね…」ショボン
-
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 06:47:19.36 ID:TGT1U4/o0
-
影の魔女の結界――。
マミ「魔女発見♪ 今日も速攻で…」
魔女『アーン』
マミ「…慎重にいきましょう」ウン
マミ「遠距離からマスケットで…」スチャ
五条「…ふむ、また変なところに迷い込んでしまいましたね」
マミ「え?」クルッ
-
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 06:51:19.55 ID:TGT1U4/o0
-
五条「ククク…、またお会いましたね」クイッ
マミ「五条くん! どうしてこんな所に…」
五条「トレーニングのドリブル練習を兼ねて街を散歩をしていたのですが」
五条「気付けばこの有様ですよ。この街にきてこれで何度目になるか…」ポーン!
マミ「えっ?」
五条「確かこれで4回目ですかね。あれを倒せば出れるというのはわかってるので、別に困りはしませんけど」
-
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 06:53:42.38 ID:TGT1U4/o0
-
五条「シュート練習と思えば、いい練習相手です」ダッ
マミ「あっ、ちょっと!」
魔女「ウネウネウネ」クネクネ
五条「まずは小手調べ…ジャッジスルー1!」ズガッ
魔女「ウネネネネ」ドゴォ
五条「ウルトラムーン!」グルン
-
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:01:10.55 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「なんて綺麗な跳躍なの…! 満月が見えたわ!」
五条「ぶんしんディフェンス!」バババッ
五条1,2,3「「「ヘァッ!」」」
マミ「五条くんが3人に!」
五条1「このまま繋げますよ…、デス!」バッ
五条2,3「「ゾーン!」」グルグル、ドガァッ
魔女「ウネウネリウネネネ」ズガァァッ!
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136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:03:57.99 ID:WbOYBHUV0
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ぶんしんデスゾーンか 流石は五条さん
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137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:04:10.63 ID:TGT1U4/o0
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魔女「ウネエエエウネエエ」シュバシュバ
五条「ッ!?」
マミ「危ないっ!」パァン!
魔女「チッ」ビシッ
五条「油断しましたかね…、助かりました」
マミ「あなたは魔法少女じゃないんだから、下がってなさい!」パァンパァン!
-
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:07:13.78 ID:TGT1U4/o0
-
魔女「ウネウネウネ」フフフ
マミ「効いてない!?」
五条「どうやら物理的な衝撃はあの柔軟な身体で受け流されてしまうようですね」スキャン
マミ「そんな! どうしたら…」
五条「オレに考えがあります、ヒヒッ」
マミ「考え…?」
-
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:12:02.80 ID:TGT1U4/o0
-
五条「オマエはオレの合図を待って大技の準備をしていればいいだけです」ダッ
マミ「あっ、また勝手に…!」
五条「ぶんしんフェイント!」
五条1,2,3「「「グランフェンリル!」」」ワオォォン!
ヒュオオォォオ!!
魔女「パキパキ…」カチンコチン
マミ「魔女が凍りついたわ!」
-
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:14:27.35 ID:TGT1U4/o0
-
五条「ククク…、今です!」
マミ「! ティロ・フィナーレ!」ドォン!
ガシャァァン!
マミ「魔女を倒したわ…!」
五条「周りの景色も元に戻りましたね、まったく妙な街です」
-
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:15:56.68 ID:zCecALiz0
-
さすが人気投票一位
-
148:五条さん補正でインフレが加速してるが気にしないベクトルで:2012/01/04(水) 07:18:32.83 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「前の街ではこんなことなかったの?」
五条「えぇ、こんな目に合うようになったのはこの街にきてからですよ」
マミ(他の街は魔女が少ないのかしら? それともその土地の魔法少女が頑張ってるの?)
五条「練習場がない街ですから、オレとしては助かってますが…。オレはこれで」シュタ
マミ「えっ。あぁ…うん、さようなら五条くん」フリフリ
五条「失礼します」タッタッタッ
-
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:25:58.65 ID:TGT1U4/o0
-
――――
ほむら「そっちも現れたの…?」
マミ「そっちもって、暁美さんの方にも?」
ほむら「えぇ、向かい側から走ってきて使い魔をボールで蹴り飛ばして去って行ったわ」
マミ「私のときは魔女を倒すの手伝ってもらって…いえ、ほとんど五条くんが倒したようなものね」
ほむら「…正直、魔法少女としての立つ瀬がないのだけれど」ハァ
マミ「同感よ…」フゥ
-
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:35:03.86 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「考えたのだけれど…、彼、ワルプルギスの夜と戦ってくれないかしら」
マミ「そんなの駄目に決まってるわ。五条くんは魔女と戦うことの恐ろしさを理解していないのよ」
マミ「ほんとなら、結界に入ってきたときも、隅でじっとしててもらって魔女は私たちが片付けるべきよ」
ほむら「はぁ…、あなたならそういうと思ったわ」
マミ「きっと二人でも大丈夫よ。五条くんのおかげで魔力の消費も抑えられてるもの」
ほむら「わかったわ。残り10日間、やれるだけのことはやりましょう」
-
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:40:49.02 ID:TGT1U4/o0
-
――――
学校――。
和子「今日から上条君が学校復帰です」
恭介「みんなただいま!」
「おかえり、上条くん」
「まだ杖突いてるみたいだけど、もういいのか?」
恭介「あぁ、すぐに杖なしでも歩けるようになってみせるよ」
-
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:48:45.01 ID:TGT1U4/o0
-
仁美「なんだか上条くん、入院前より元気になったみたいですわね」
さやか「ついこの間まで、すごく沈んでたんだけどねぇ」
さやか「五条に会ってからだよ、あんな感じになったの」
仁美「五条くんとお会いしてから…?」
さやか「今まで誰にも言ったことなかったらしいんだけど、恭介はサッカーが好きらしくてね」
仁美「そうなんですか」
-
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:54:26.77 ID:TGT1U4/o0
-
さやか「それも五条のふぁぁぁぁあだだだだ痛い痛いー」ミシミシ
仁美「ご、五条くん!?」
五条「美樹さやかは鳥頭ですねぇ。オレが言ったこと、忘れてしまいましたか?」グワシ
さやか「あああ思い出した思い出した、思い出したからその手を離してー」ギャアアァ
五条「ほう、何を思い出したか言ってみて下さい」
さやか「五条はさっか、ゲフッ」バタンQ
仁美「さっか? 五条くんは作家さんなのですか?」
-
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 07:56:30.80 ID:TGT1U4/o0
-
五条「ククク…、秘密です」ポイ
さやか「」ベシャ
仁美「あらあら、さやかさんたら」クスクス
――――
――
―
-
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:02:00.09 ID:TGT1U4/o0
-
ワルプルギスの夜まで残り1週間――。
委員長の魔女の結界――。
魔女「キェアアアアア」シュシュシュシュ
五条「単調な攻撃ですが、ドリブルの練習には丁度いいですね」ヒョイヒョイ
ほむら「またあなたなの!?」
五条「どうも。またオレですよ、ヒヒッ」
-
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:07:29.17 ID:TGT1U4/o0
-
五条「最近はシュート練習のためにこいつらを探してるくらいですから」
ほむら「あなたねぇ…」ハァ
五条「なかなかオリジナルの必殺技が完成しなくて、」
ほむら「誰もそんな話聞いてないわ」
五条「そうですか」
魔女「キルルルルァァ」キシャー
-
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:11:46.18 ID:TGT1U4/o0
-
――――
魔女「」ボロボロ
五条「今日の練習はこのくらいですかね」
ほむら(ほんとに強いわね…五条勝)
ほむら「もういっそ、あなたにこの街を任せてしまいたいぐらいよ」
五条「それは困りますね。俺もいつまでもこの街にいるつもりはありませんから」
ほむら「そういえばそうだったわね。ほとぼりが冷めるまで、だったかしら」
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166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:19:02.35 ID:TGT1U4/o0
-
五条「えぇ、そろそろ戻っても大丈夫だとキャプテンから電話をいただきました」
ほむら「えっ? そ、そう…」
五条「来週末に帰ろうと思います。丁度練習試合が組まれているのでね」
ほむら「……」
ほむら(今、心のどこかで落胆した…)
ほむら(五条勝がいれば勝てる、そう思っていた自分が悔しい…)
-
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:22:54.79 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら(引き止める…? いいえ、彼は魔法少女じゃないわ)
ほむら(巴マミにも止められたじゃないの)
ほむら「丁度よかったんじゃないかしら…」
五条「丁度よかった、とは…?」
ほむら「来週の土曜日、最悪の魔女が現れる」
五条「ほう…」
-
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:28:23.52 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「さっきあなたが倒した魔女が赤子のように思えるほどの魔女よ」
五条「興味を惹かれる話ですが…」
ほむら「馬鹿なことを言わないで。ビルを丸々飛ばしてくるような魔女よ?」
五条「なんと…!」
ほむら「…現れるのは夕方だから、それまでに帰ることね」
ほむら「止められなければ見滝原市は廃墟と化すでしょうから」
五条「それほどまでの…!」
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171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:32:04.34 ID:TGT1U4/o0
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五条「……残念ですね」
ほむら「ふふ、私ともう会えなくなるから?」
五条「? いえ、夕方まで待っていては練習試合に間に合わないな、と」
五条「帝国学園は遠いですからね、遅くとも昼過ぎには出ないといけません」
ほむら「戦いたかったって言うの? やめておきなさい。死ぬわよ、あなた」
五条「そうですか…実に残念です」ククク
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172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:33:33.10 ID:png7fgesO
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華麗なスルー
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174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:36:48.58 ID:zCecALiz0
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スルー能力も高いな
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176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:37:59.47 ID:TGT1U4/o0
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ワルプルギスの夜襲来の前日――。
和子「残念ですが、五条君は元いた帝国学園に帰ることになりました」
「えー、せっかく仲良くなったのにー」
「転校してもメールしような」
五条「ククク…、2週間足らずでしたがオマエたちと過ごせてオレはとても楽しかったですよ」
恭介「五条さん…」ウルウル
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177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:43:20.85 ID:TGT1U4/o0
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五条「オマエたちには黙っていましたが、オレは実はサッカープレイヤーなのです」
「……」シーン
五条「驚いて声も出ませんか、そうでしょうね」
「「「わはははははは!!」」」ドッ
五条「…? なぜ笑われているのでしょうか…」
「そんなのみんな知ってるぞ」アハハハ
五条「…なぜ? 美樹さやかが喋ったのですか?」
さやか「! 違う違う」ブンブン
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178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:48:47.51 ID:TGT1U4/o0
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「普段からあれだけボール蹴ってたらみんな気付くって」ヒーヒー
「トレーニングがどうとかよく言ってるしさ」クスクス
五条「これはこれは…、なんとも気恥ずかしい」フフフ
「五条はレギュラーなのか?」
五条「もちろんです。機会があればTVで帝国学園の試合を見てみてください」
五条「必ずオレが出場してるはずですから」
「うぉーマジかよ! 五条すげぇ!」
五条「ククク……」
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179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:49:39.04 ID:3Ema5sHt0
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これは愛されるキャラだわ
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181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:50:58.79 ID:1G6iFWYz0
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いいキャラしてんなおい
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182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:51:28.75 ID:TGT1U4/o0
-
――――
さやか「五条」
五条「どうしましたか、さやか」
さやか「転校する前にもう一度改めてお礼言っとこうと思ってさ」
さやか「恭介の腕、治してくれてありがとう」
五条「どうしてオマエがお礼を言うのですか…?」
まどか「それはさやかちゃんが上条君のことを」
さやか「ちょっ、まどかー!?」
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190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 08:56:50.68 ID:TGT1U4/o0
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五条「あぁ、そういうことでしたか」
さやか「いや、あのそういうわけじゃ…///」
五条「ククク…、恭介は相当のバイオリン馬鹿のようですからね」
五条「しっかり捕まえておかないと、すぐに逃げてしまいますよ」
さやか「いやぁ、そういうところが好きなんだけどさぁ」エヘヘ
五条「…そこで惚気返されるとは思いませんでしたよ」
五条「ですが、まだ告白もしていないのでしょう?」
さやか「うっ、痛いところを…」
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192:シャインとダークで恭介の奥さんが違うぞ!:2012/01/04(水) 09:00:23.24 ID:TGT1U4/o0
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五条「まぁ、オマエの人生ですからオマエの好きなようにやれば言いと思いますよ、オレは」
さやか「うん…」
五条「オマエの将来がシャインだといいですね」
さやか「シャイン? 輝かしい未来ってこと?」
五条「そんなところです、ヒヒッ」
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194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:04:26.32 ID:TGT1U4/o0
-
――――
五条「荷造りもこれで終わりですね…」
五条「明日の朝にこれを運送会社に引き渡せば、手ぶらで帝国まで帰れます」
ピンポーン!
五条「おや? こんな時間に客人ですか?」
ガチャ。
五条「はい」
-
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:07:04.42 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「きちゃった」テヘ
五条「……」
バタン。
マミ「あっ、待って! 今の冗談だから!」
ガチャ。
五条「なぜオマエがオレの家を知っているのですか…?」ハァ
-
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:12:36.01 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「私の家、このマンションの二つしたなのよ」
五条「そうでしたか…、言って頂ければ引越しそばの一つも持参したのですが」
マミ「暁美さんにうちの学校に転校してきたって聞いてたからそのうちバッタリ会えるかなって思ってたんだけど」
五条「今日、わざわざ足を運ぶまで俺は気づきもしませんでしたね」
マミ「明日引っ越すって言うから、せっかくだからお夕飯誘いに来たの。まだ夕飯作ってないわよね?」
五条「えぇ、今夜は店屋物で済まそうと思っていたところですので」
-
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:16:10.41 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「よかった。なら一時間後に私の部屋にきてちょうだい、――号室だから」
五条「わかりました。わざわざ呼びつけるのですから、期待させてもらっても構いませんよね?」
マミ「もちろんよ。思えば助けてもらったお礼も何も出来てなかったから、最後にこのぐらいはね」
マミ「あっ、ただし好き嫌いはなしよ?」
五条「心得ています、好き嫌いなどしていては一流の選手に離れませんから」
-
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:19:20.67 ID:TGT1U4/o0
-
――――
五条「ほう…、これはなかなか」モグモグ
マミ「ど、どうかしら…?」
五条「とてもおいしいですよ。言うだけのことはありますね」
マミ「よかった、お口にあったみたいで」
五条「あぁ、そういえば…」ズズ
マミ「何かしら?」
-
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:21:10.68 ID:TGT1U4/o0
-
五条「オマエ、うちの玄関で気になることを言っていましたね」
マミ「え? 私、何か変なこと言ったかしら?」
五条「うちの学校…とかなんとか」
マミ「えぇ、言ったような気がするわ…」
五条「まるで、見滝原中学の生徒であるかのような口ぶりではないですか?」
マミ「」ピシッ
-
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:23:27.92 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「私、3年生よ…?」
五条「高校のですか?」
マミ「中学のよ! 失礼しちゃうわ!」
五条「」ジーザス
――――
――
―
-
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:26:15.42 ID:TGT1U4/o0
-
――――
運送会社「お預かりします」
五条「では、よろしくお願いします」
バタン。
五条「……」フゥ
五条「部屋も片付きましたね。後は大家さんに鍵を返して退去手続きだけですか」
五条「およそ2週間……楽しい思い出がたくさん出来ました」
-
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:30:35.96 ID:TGT1U4/o0
-
五条「……」
ほむら『来週の土曜日、最悪の魔女が現れる』
ほむら『…現れるのは夕方だから、それまでに帰ることね』
五条「ワルプルギスの夜、ですか」
五条「本当に残念だ……」
五条(さようなら、見滝原・・・
さようなら、オマエたち・・・)
バタン、ガチャッ。
-
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:41:54.57 ID:TGT1U4/o0
-
――ワルプルギスの夜、襲来まで残りわずか――
マミ「昼過ぎから急に天気が悪くなってきたわね…」
ほむら「ワルプルギスの夜の影響よ」
マミ「ほんとにくるのね…最悪にして災厄の魔女、ワルプルギスの夜」
ほむら「先に言っておくけれど、私の時間停止はあてにしないでちょうだい」
マミ「どうして?」
ほむら「どうしてもよ……。そろそろ現れるわよ!」
-
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:43:16.57 ID:TGT1U4/o0
-
⑤・・・④・・・
マミ「……」ゴクリ
②・・・①・・・
ほむら「今度こそ…」
ギ ャ ハ ッ !
-
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:47:53.24 ID:TGT1U4/o0
-
キャーハハハハハハハハ!!
マミ「なんて大きさなのっ!」
ほむら「資料通りよ。数字で見るのと目の前で見るのとでは大違いでしょうけど」
マミ「あんなのに本当に勝てるの…?」
ほむら「勝てなければみんな死ぬだけよ。生き残りたければ奴を倒すことよ」
マミ「そうよね…、鹿目さんや美樹さん、失いたくない大切なお友達はたくさんいるわ」
ほむら(五条…、私たちの勝利を祈っていて…)
-
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:51:07.81 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「ティロ・フィナーレ!」
キャハハハハハ!!
マミ「当たってるのに…、全然効いてないわ!」
ほむら「グリーフシードはたくさんあるでしょう? 撃ちまくりなさい!」
ほむら「使い魔は私が抑えるからどうにかしてちょうだい」ズガガガガ
マミ「どうにかって…簡単に言ってくれるわね!」ティロフィナ!
-
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:55:26.24 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「鬱陶しい使い魔たちね。まとめて吹き飛びなさいっ!」ドォン!
ほむら「これで…、どう…?」ゼェ、ハァ…
マミ「暁美さん、そっちにワルプルギスの夜の攻撃が!」
ほむら「! 時間停止…!?」カチッ、シーン
ほむら「使えない…、こんな時に時間切れ…!」
マミ「逃げて暁美さーん!」
-
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 09:59:24.25 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら(時間を巻き戻すには魔力が足りない……)
ほむら(私、ここで死ぬの…?)
ほむら(まどかを守れずに…!)
ほむら(そんな…、そんなのって…)
ほむら(誰か助けて…。マミ…、杏子…、さやか…、まどか…)
ほむら( 五 条 ・ ・ ・ ! )
-
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:03:06.66 ID:TGT1U4/o0
-
五条「やれやれ…、キーパー技はあまり得意ではないのですが…」ザッ
ほむら「えっ…?」
五条「そうも言ってられないようですね。はぁぁぁ…!」
五条「ワームホール!」キュウゥゥン!
ズガァァァァン!!
マミ「暁美さん! 五条くん!」
-
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:06:01.61 ID:PK/EJMLt0
-
流石五条さんだぜ
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232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:09:40.43 ID:TGT1U4/o0
-
ヘーイ! オーゥ! ヘーイ! オーゥ!
マミ「二人とも無事!?」
スタンダップ、スタンダップ!タチアガリーヨ!
五条「…当然です」ガラガラ
五条「世宇子(ゼウス)中のアフロディの方がもっと強力なシュートを打ってきますよ」ヒヒッ
イナズマチャレンジャー!!
-
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:11:26.34 ID:80sH6Awl0
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OPキタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━!!!!
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239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:15:04.15 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「五条…! あなたどうして!?」
五条「ククク…、所詮は練習試合です」
五条「それよりもオレはこいつと戦った方が高みを目指せると考えたまでですよ」
ほむら「いくらあなたでもあいつには勝てないわ…」クッ
ほむら「巴マミが散々攻撃したのに傷一つついていないんですもの…」
五条「それはやりがいがありますねぇ」コキッ、クキッ
-
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:18:33.89 ID:TGT1U4/o0
-
五条「最初から全力のシュート技でいきますよッ!」ダッ
五条「(ピューゥ!)」
ペンギン「」ボコッ
五条1「ぶんしん…」ガッ
五条2,3「「ペンギン!」」ズバァン!
ドゴォン!
キャ、キャハッ!?
-
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:21:53.50 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「あのワルプルギスの夜を、ひるませた…!」
五条1「まだまだいきますよ。巴先輩、魔法とやらでボールを作れますかね?」
マミ「え、えぇ、そのくらいすぐに…」シュルルル、コロン
五条2「どんどん作ってください。いくらあっても足りませんから」
マミ「わかったわ」シュルル、コロン、コロン
-
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:23:59.81 ID:TGT1U4/o0
-
五条1「トライ!」ガッ
五条2「アングル!」ズガッ
五条3「ゼーット!!」ドガアッ!
ボゴーン!
五条1「デス!」グル
五条2「ゾーン!」グル
五条3「2!」ズガァッ
バゴーン!
-
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:28:05.95 ID:TGT1U4/o0
-
キャハッ!キャハハハーハハハ!
ほむら「くっ、これでも駄目なの!?」
QB「五条勝…彼のシュートは凄まじいね」
マミ「キュゥべえ!」
QB「けど、勝てるわけがないよ。あの魔女は格が違う」
QB「まどかが契約する以外に倒す方法なんてないのさ」
ほむら「黙りなさい!」
-
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:31:04.60 ID:TGT1U4/o0
-
五条1「あれでもだめですか…」
五条2「次はどうしますか?」
五条3「試合では使えませんが、『アレ』やってみますか」
五条1,2「「そうですね」」
五条1「はぁぁっ! ダブルぶんしんフェイント!」バババッ
五条4「ヘァッ!」五条5「ヘァッ!」五条6「ヘァッ!」
マミほむ「!?」
-
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:32:06.15 ID:j5Xo95pN0
-
増えたwww
-
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:34:00.85 ID:TGT1U4/o0
-
五条1,2,3「「「グランフェンリル!」」」ドガッ!
五条4,5,6「「「グランドファイア!」」」ドゴッ!
マミ「シュートとシュートが…」
ほむら「合体した…!」
五条「メドローア!」
ゴオオオォォォォッッ!!
-
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:34:59.40 ID:LreZGbUV0
-
ボールが2ついるから試合では使えないわけか
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261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:36:03.76 ID:9M7Ev9JG0
-
いつから大魔導師になったんだよ
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264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:37:44.80 ID:TGT1U4/o0
-
五条「はぁ…はぁ…、さすがにこれなら…、どうですか…?」ゴホ
ほむら「五条、大丈夫なの?」
五条「さすがに6倍の運動量は疲れます…」
マミ「でも、あれだけやればきっと…!」
五条「……いえ、どうやら」
ギャハッ、ギャハハハハ、ギェアアアァァハハハハハ!!!!
マミほむ「なっ…!」
五条「本気にさせてしまっただけのようですね」ヒヒッ
-
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:45:52.03 ID:TGT1U4/o0
-
ギェアアアッハハハハ、ギャハハハハ!!
QB「だから言っただろう? 勝てるわけないって」
ほむら「無理なの…? やっぱり奴には…」
五条「そんなことありませんよ…」
ほむら「でも…」
五条「未来を決めるのはいつだって自分です」
-
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:46:48.81 ID:TGT1U4/o0
-
五条「これはオレの戦い…いえ、オレたちの戦いですね」
五条「だからオマエが勝手に敗北を認められては困るんですよ」
ほむら「五条……ごめんなさい、少し弱気になってたわ」
五条「その意気ですよ、ほむら」
マミ「二人とも逃げて! またビルが…」
五条「やれますね?」キラン
ほむら「もちろんよ」キリッ
-
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:49:29.27 ID:TGT1U4/o0
-
五条ほむ「「ヘブンズタイム!」」ピタッ
ドガガガガガ!!
マミ「っ!!」
QB「終わりだね…、今の彼女は時間止められない。完全に下敷きだ」
ほむら「勝手に人を殺さないでちょうだい」ファサッ
QB「なんだって!?」
-
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:52:50.96 ID:TGT1U4/o0
-
マミ「暁美さん!」
五条「やればできるじゃないですか」
マミ「五条くんも!」
ほむら「あなたのおかげよ」フフ
QB「そんな、おかしいじゃないか…! 君はもう時間停止の能力は使えないはずじゃ!」
ほむら「これは私の能力、私の人生よ。お前の思い通りになるわけがないでしょう」
ほむら「私が出来ると言えば、出来る! やると言ったからにはやり遂げるのよ!」ファサァッ!
-
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:55:45.07 ID:TGT1U4/o0
-
五条「巴先輩、最後のボールを…とびきり重くて硬いのがいい」スッ
マミ「いいのね…? 脚にかかる負担は半端じゃないわよ」
五条「わかっていますよ。ですが奴を倒すには奥の手を使うしかない」カチャ
五条「それも最大威力でッ!」パッ
QB「かけていた眼鏡を捨てた…?」
ズドン!
QB「なっ!?」
-
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 10:56:32.35 ID:1zEaV+Bt0
-
ドラゴンボールかよ
-
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:01:55.38 ID:TGT1U4/o0
-
QB「今までこんな重い眼鏡をかけてボールを蹴っていたって言うのかい…!」
五条「いきますよ……、ぶんしんぶんしんぶんしんぶんしん…!」ババババババババッ
五条1~15「「「「「ごじょうぶんしん!!」」」」」
QB「さっきの2倍以上の15人に分身したのか!」
マミ「できたわよ…、とびきり重くて硬いのが!」
五条1「それをこちらへ」
マミ「はいっ!」
-
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:05:17.14 ID:TGT1U4/o0
-
五条1「ヘァッ…! なかなかいいボールですね…!」パシッ
五条2「ヘディング! っく~、これは痛いですよ」ボゴッ
五条3「ヒヒッ、こんなの食らう方はたまったもんじゃないですね」ボスッ
QB「自分から自分にパスを回して…? なんだあれは!」
QB「ボールにエネルギーが集中していく!」
五条4「次のオレ、パスですっ」バシュ
-
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:07:39.81 ID:TGT1U4/o0
-
五条5「ヘァッ!」パシッ 五条6「ヘァッ!」パシッ 五条7「ヘァッ!」パシッ
五条8「ヘァッ!」パシッ 五条9「ヘァッ!」パシッ 五条10「ヘァッ!」パシッ
五条11「ヘァッ!」パシッ 五条12「ヘァッ!」パシッ 五条13「ヘァッ!」パシッ
五条14「ハァ…ハァ…やはり疲れますね」スゥー
五条14「最後のオレ、いきますよ!」ヨッシャ
-
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:13:21.09 ID:TGT1U4/o0
-
五条15「巴先輩! ほむら!」ダッ
マミ「ええ!」ダッ
ほむら「わかってるわ!」ダッ
QB「3人が同時に駆け出した…! これは!」
ギャハ、ギャハハハハハ、ギェアアアハハハハハ!!!
五条マミほむ「「「ビッグ・クランチ!」」」ゴッ!
バヒュウウゥゥゥゥッ!!
ほむら「消え去りなさい、ワルプルギス!」
-
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:16:37.38 ID:TGT1U4/o0
-
カ ッ ! !
ギャハッ…ギャハギャハ…ハハ
QB「ワルプルギスの夜が…消えていく!」
QB「こんな馬鹿なことが、あるわけが……」ウァァァ
五条「これが…、 超 次 元 サ ッ カ ー です」
-
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:18:38.59 ID:WbOYBHUV0
-
流石は五条さんやで・・・
-
334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:37:13.91 ID:TGT1U4/o0
-
――――
――
―
あれから半年の月日が流れた……。
ワルプルギスの夜を倒したあの日のことは今でも夢に見ることがある。
五条勝と巴マミ、そして私の三人で必殺シュートを決める。
ボールを受けたワルプルギスの夜に大きな風穴が空き、
そこから身体がボロボロと崩れ少しずつ透明になって消えていく。
-
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:41:04.55 ID:TGT1U4/o0
-
私はマミが二人で抱き合い、喜びの涙を流していると五条が近付いてきて
私たちにハンカチを差し出す。
今思えば、五条はハンカチを普段から二つも持ち歩いているのだろうか?と疑問が残る。
けれど、その時の私たちはそんなことを気にも留めず、
泣き顔を見られた恥ずかしさでわずかに頬を染め、ハンカチで顔を隠して笑っていた。
あぁ、やっとまどかを守りきれたんだ……。
-
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 11:57:08.55 ID:TGT1U4/o0
-
季節は秋。
巴マミは受験勉強で忙しそうにしている。
あの日までは一人で街を守っていたのだから仕方ないのかもしれないが、
おろそかになっていた分を取り戻そうと必死なことだろう。
美樹さやかは良くも悪くも相変わらず。
周囲に突っつかれて上条恭介に告白するも見事玉砕、さらに志筑仁美も一日遅れで玉砕。
上条恭介いわく、今は恋よりもバイオリンに打ち込みたいらしい。
チャンスがなくなったわけではないと、さやか仁美の両名は
彼の気を引こうと日夜画策し、クラスに話題を提供している。
-
351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:05:32.57 ID:TGT1U4/o0
-
私の大切な友達だち、鹿目まどかには大きな変化があった。
彼女はサッカーの…、特に超次元サッカーの虜になってしまっている。
超次元サッカーの中継は全て録画し、何度も何度も視聴しなおしている。
ちなみにお気に入りのチームは帝国学園…ではなく、雷門中学という学校らしい。
唐突に街を去っていった佐倉杏子の近況については、たぶん彼の方が詳しいだろう。
帝国学園女子サッカー部に入部する前提で奨学金制度で入学した彼女だが
なんとチームのキャプテンを務めている。
来年からはフットボールフロンティアも女子サッカーの部が出来るらしく、
彼女の姿をテレビで拝む日も近いかもしれない。
-
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:12:25.63 ID:TGT1U4/o0
-
最後に私、暁美ほむら自身のことを少し。
ワルプルギスの夜を越えた後、心に余裕の出来た私はクラスに少しずつ馴染んでいっていた(と思う)。
誤解が解けてまどかやさやかとも打ち解けられた今では、仁美を含めての4人でよく遊びに行ったりする。
それと、先ほどまどかが超次元サッカーの虜になってしまったと書いたけれど、今の私も同じ穴の狢だったりする。
私の場合、超次元サッカーのファンというより、帝国学園のファンという違いはあるけれど
同じ趣味を持つもの同士、鹿目まどかは私の一番の友だちだ。
そして、今私は連休を利用してフットボールフロンティア決勝の試合を見に来ている。
-
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:16:35.37 ID:TGT1U4/o0
-
審判「それではこれより、フットボールフロンティア決勝…」
審判「帝国学園VS雷門中学の試合を始めます! 両陣営礼!」
王将「さぁ、まもなくキックオフです。実況は私、角馬王将、角馬王将でお送りいたします!」
わー!わー!
まどか「すごい熱気だね、ほむらちゃん!」
ほむら「えぇ。そうね、まどか」
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365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:18:51.68 ID:TGT1U4/o0
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まどか「ほむらちゃんはもちろん帝国学園を応援するんだよね?」
ほむら「そういうまどかは雷門中学よね?」
まどか「てぃひ、てぃひひひ」
ほむら「うふふ、うふふふふ」
まどほむ「「雷門(帝国)は必ず勝つよ(わ)!」」
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367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:24:12.54 ID:TGT1U4/o0
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王将「今、雷門陣営のキックオフで試合開始! エースの豪炎寺がドリブルで攻めあがっていくぅ!」
まどか「いけぇー! 豪炎寺さーん!」キャー!
王将「しかし、その前に立ちふさがるのはDFの五条!」
ほむら「五条ー! そんな奴、必殺技でやっつけちゃいなさーい!」
-
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:28:31.75 ID:TGT1U4/o0
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五条「ククク…、そう簡単には抜かせませんよ?」ヘァッ
豪炎寺「くっ、さすが帝国にその人ありと恐れられる名DF五条勝、隙がない…!」バッバッ
五条「つい先日完成したばかりのオレのオリジナル必殺技、受けるがいい!」
豪炎寺「何ッ!?」
五条「必殺――!」
-
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:34:39.85 ID:TGT1U4/o0
-
豪炎寺「うわあぁっ!」ドサッ
五条「ヘァッ!」ズシャァ
王将「おっと、五条勝選手ぅ! 新必殺技で豪炎寺選手から意図も容易くボールを奪いとったぁぁっ!」
ほむら「やったわ、五条!」
まどか「あ~、豪炎寺さんがー!?」
今、こうしてまどかと並んでサッカーの試合を観戦できているのは彼のおかげ…
その恩返しというわけではないけれど、今は精一杯の声援を送ろう。
-
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:36:26.72 ID:j5Xo95pN0
-
必殺・・・・なんだよ
-
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:36:54.03 ID:TGT1U4/o0
-
ほむら「五条ー! 頑張ってー!」
五条「ククク…、狂え、純粋に…!」ヘァッ!
-OSIMAI-
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383: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/01/04(水) 12:37:38.29 ID:ia9gCOsL0
-
乙!
五条さんカッコよすぎだろ
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386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:41:37.24 ID:XMuIkPq70
-
乙!
最高だったわ
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387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:42:07.40 ID:TGT1U4/o0
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ノンプロットからの即興にここまでお付き合いくださりありがとうございました。
眠くて眠くて頭回らんwwww
つーか、五条さんのチートっぷりやばすぎるだろ
五条さんだから仕方ないって言えば仕方ないんだけどさ
もっと五条さんスレ増えるといいなー
>>380
みんなの胸の中に
-
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:46:04.65 ID:hRC1X+xz0
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乙!
久々の五条さんスレで面白かった
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393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:47:12.98 ID:zCecALiz0
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乙
やっぱり五条さんは最高や…!
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397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:52:45.60 ID:TGT1U4/o0
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で、ね。
なんでこのスレ立てたかって言うと、下のスレ宣伝したかったからなの。
こっちで始めたけど落ちたからSS速報行ったんだけど、
年末に最後まで書き終わったんでよかったら読んで下さい。じゃねノシ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1322928234/
マミ「理想を抱いて溺死しなさい!!」ほむら「!?」
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400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 12:57:23.62 ID:auSqaRR10
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乙
本当に面白かった

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顔しか知らないけど糞面白かった
ただ、最後の宣伝がいらんかったわ
- 2012/01/05(木) 02:22:42
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宣伝先も見てこいよ、面白いぞ
- 2012/09/17(月) 21:48:55
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さっすが俺たちの五条さん!
めちゃくちゃ強い!
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