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【R18】勇者「御託はいい。俺の質問に答えろ、魔王ッ!!」
- 1 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:10:47 ID:Y.OksXlM
- 魔王「我の元までよく辿り着いた。褒めてやろう、勇者」
勇者「御託はいい。俺の質問に答えろ、魔王ッ!!」
魔王「質問だと?」
勇者「オナニーを知っているか?」
魔王「オ、オナ? よく聞こえなかった、もう一度言ってみろ」
勇者「シコシコしたことはあるかと聞いた」
魔王「しこしこ、だと?」
勇者「そう、マスターベーションのことだ」
魔王「ますたー…… すまん、勇者。なんのことだかサッパリだ」
- 2 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:11:37 ID:Y.OksXlM
- 勇者「その反応から察するに、魔王はオナニーを知らないんだな」
魔王「それがなんだと言うのだ?」
勇者「哀れな男よ。俺は貴様に同情する!!」
魔王「な、なにッ!?」
勇者「オナニーを知らいないと言う事は、人生の半分――否、六割ちょっと損してるぞ!」
魔王「そうなのか?」
勇者「ああ。それほどまでに素晴らしい行為なんだよ、オナニーはッ!!」
魔王「しかし勇者よ、それを私に解いてなんの意味がある。これから戦うと言うのに……」
勇者「だからだ。ここで俺に倒されればお前はオナニーも知らずにこの世を去る事になる」
勇者「それはあまりにも、あまりにも悲しい。よって、これからお前にオナニーを教える!!」 - 3 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:12:11 ID:Y.OksXlM
- 魔王「我にそれを教えるとな?」
勇者「そうだとも」
魔王「フッ、笑止な。誰が敵である貴様に教えを請うものか」
勇者「ならば見て自分のものにするんだな。本来、オナニーとはそういうもの」ボロンッ
魔王「血迷ったか!? 自ら下半身の装備を外すなどと……っ!」
勇者「これがオナニーだ。その目に焼き付けろ!!」シコシコッ
魔王「イ、イチモシを上下に擦っている。そうか、だからシコシコというのかッ!?」
勇者「おおんっ、最高だぜお。気持ちがいい。宿敵の目の前でシコるなんてぇー」シコシコッ
勇者「これ以上の背徳感と危機感はないーーッ!!」シコシコ―
魔王「き、気持ちがよい? 痛くはないのか、勇者!?」
勇者「チソコのことをよく知らないんだな。これくらいが気持ちいいんだよッ!!」シコシコッ - 4 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:13:19 ID:Y.OksXlM
- 勇者「うおおおおおおおおっ。気持ちいい、気持ちいいぜぇーー」シコシコッ
魔王「ごくっ…… オナニーとはそんなにも夢中になれるものなのかっ!?」
勇者「いく、いくぅ、いくぞォ、魔王ォーー!!」ドピュンッ
魔王「ふ、噴射した!?」ビクッ
勇者「ハア、ハア、ハア……」ビクンッ デロッ
魔王「なんだ、この白いものは。尿とは違う。少し粘り気があるな」ネチョッ
勇者「それは精液だ」
魔王「聞いたことがある。しかし、それは生殖行為に必要な……」
勇者「だから良いんだよ。この背徳感こそ、オナニーの醍醐味だと言っていい」
魔王「それがオナニーだと?」
勇者「そうだ、オナニーとは多くの犠牲の上に成り立つ極の快楽」
魔王「勇者だと言うのに、貴様という奴は……」
勇者「俺から言わせれば魔王だと言うのに知らないとは、と言った感じだが?」
魔王「くぅっ!」ギリッ - 5 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:14:08 ID:Y.OksXlM
- 勇者「さあ、お前もやってみろ。意識がブッ飛ぶほどに気持ちがいいぞ!」
魔王「で、できん」
勇者「なぜできない」
魔王「確かに興味はでた。しかし、この様な場所ではできん。……は、恥ずかしい////」
勇者「ま、それもそうだろう。オナニーとは人目を忍んでするもの」
勇者「しかし、お前は魔王。俺の対の存在――そう、闇の勇者だと言っても良い存在だ」
魔王「闇の勇者だと? 考えた事もなかったが、そうかも知れんな」
勇者「だったら人前でオナニーくらい平然とできなければお話にならない」
勇者「なぜなら、勇者とは勇気ある行動をとる者に与えられる称号だからだ!」
魔王「ん? いや、意味がわからんぞ!?」
勇者「闇の勇者であるお前が、ごく一般的なオナニーなんかしちゃいけないってことだよ!」 - 6 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:14:48 ID:Y.OksXlM
- 魔王「むうぅ、納得しかけたが…… やはりそれは可笑しいぞ!」
勇者「理屈じゃないんだよ、オナニーはッ!!」
魔王「そうであっても人前ではできん」
勇者「ええい、面倒。こうなれば腕ずくでも勇者式オナニーの素晴らしさを教えてやるぜ」バッ
魔王「なにをする勇者!?」ビクッ
勇者「まずは普通に肉欲を知ってもらうぞ」ズルンッ
魔王「や、やめろ。あ、あああっーー!!?」ボロン
勇者「流石は魔王。ココもその名に劣らぬ立派なイチモシじゃないかあ!!」ニギッ
魔王「ば、ばか、やめろ。我のアソコを掴むなぁああんっ/////」ビクン - 7 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:15:30 ID:Y.OksXlM
- 勇者「おいおい、俺は軽く握っただけだぜ? フッ、敏感なんだな」シュシュ
魔王「うあぁっ、勇者ぁあ、なぜぇ上下にぃぃいんっ////」ビクンビクンッ
勇者「怒張してきたな、魔王。よっしゃああああ、ペースをあげるぜぇええ!!」シュコシュコッ
魔王「あ、あ、ああーっ。や、やめろぉおお////」
勇者「チッ、愛撫ではこの程度か。――ならばああッ!!」ペロンッ
魔王「な、なにをするぅん勇者ぁー、し、舌で舐めるなどぉおおおおおおっ////」
勇者「いくぜぇええええええええええ!!!」ガッポガッポ
魔王「くあっ、くあぅぅうん。ゆ、ゆうちゃの口の中にぃ、我のアレがぁああああんっ////」
勇者「最大まで怒張した、これでぇーー!!」ジュブジュブッ
魔王「んあっ、勇者ぁああああ、いってしまぅうううううう////」 - 8 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:16:15 ID:Y.OksXlM
- 勇者「ふぅ……」ピタッ
魔王「な、なぜ、なぜそこでやめてしまうのだ!?」ビクンッ
勇者「言ったはずだぜ、魔王。俺はお前にオナニーを教えるとな」
勇者「このまま俺が最後までヤッたらオナニーではなくなっちまう」
魔王「ぐぬぅ、しかし……」ギンギンッ
勇者「さあ、今度は自分の手でシコるんだ!」
魔王「だ、だが……」オドオドッ
勇者「いきたいんだろう? 気持ちよくなりたいんだろう?」
魔王「うぅ、うぅ……」ビクンビクン
勇者「だったらやれよ。俺はここでお前の独り立ちを見守るッ!!」 - 9 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:16:54 ID:Y.OksXlM
- 魔王「あう、あぅ、うぅ……/////」シコシコッ
勇者「ああ、そうだ。いいぞ、いいぞォ、その調子でシコれッ!!」
魔王「くあっ、あぁ、ああ、ああああ……/////」シコシコッ
勇者「よおし、もっと強く激しくシコってみろ。更に気持ちよくなるはずだぜぇー」
魔王「ふあぅううっ/////」シュコシュコッ
勇者「ハハッ、最高だ。マジでお前は最高の魔王だよ」
勇者「宿敵の目の前だってのに肉欲に溺れ、自らチソコを握ってシコってんだからなああ!」
魔王「言うな、言うな。ゆ、勇者ぁああああっーー/////」シコシコッ
勇者「いいんだよ、誰も欲には勝てない。それがヒトってもんだろうがーー!!」ハハハハッ - 10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:18:08 ID:Y.OksXlM
- 魔王「あ、ああっ、いくぅっ、いくぅううううーーっ!!!!」ドビュゥゥゥゥッ
勇者「凄いぞ、凄いぞォー。アッハハア、初オナだけあって凄い量だァー」ニカッ
勇者「んーっ、味も濃くていいぞォー。バッチリじゃないかァー!」ペロリッ
魔王「んはっ、はあ、はぁ……」ガクッ
勇者「で、どうだった。オナニーは?」
魔王「まだ、よくわらからん」ハアハアッ
勇者「けどよ、悪くはなかっただろう?」
魔王「ふむ、そうだな。凄く衝撃的だったぞ。オナニーとやらは……」フゥ
勇者「それはよかった。だが、これで満足して貰っちゃ困るぜ」
魔王「どういうことだ?」
勇者「オナニーはもっと奥が深い行為なんだ。今知ったオナニーは、オナニー道の入り口に過ぎない」
魔王「なに? これはまだ触りだというのか!?」 - 11 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:19:16 ID:Y.OksXlM
- 勇者「そうだ。オナニー道を目指す者は常に更なる高み――至高の快楽を求め探究し続けている」
魔王「つまり、もっと気持ちいいシコシコがあると?」
勇者「ああ。しかし、性感はヒトによって違う」
勇者「だから自力で見つけなきゃならない。自分がもっとも感じる自分だけのオナニーを」
魔王「我だけのオナニー……」
勇者「オナニーはヒトの数だけ存在する。まるで夢や希望みたいだろう?」
魔王「素晴らしいな。だが、我はそれを知らずにいる」
勇者「なあに、これから見つければいい」
魔王「見つかるだろうか?」
勇者「見つけるんだ。魔王だって知りたいだろう?」
魔王「し、知りたいっ!」
勇者「んじゃ、見つけにイこうぜ。そして極めるんだ、オナニー道をッ!」
魔王「う、うんっ/////」コクンッ - 12 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:22:56 ID:Y.OksXlM
- 数ヵ月後
人間の国 王宮、謁見の間――
国王「勇者よ、よくぞ戻った」
勇者「ハッ!!」
国王「で、魔王は? 魔族達はどうなったのだ?」
勇者「まだ生きております。ですが時期に滅ぶでしょう、自らの手によって」
国王「なに? 魔族が滅びの道を辿るだと?」
勇者「はい、奴等は禁断の行為を覚えてしまった」
国王「禁断の行為…… ま、まさかっ!!」
勇者「オナニーです」
国王「なんということだ。もしや、ソナタが教えたのか!?」
勇者「フッ……」ニヤッ - 13 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:24:24 ID:Y.OksXlM
- 勇者「思った通り魔王を含め、魔族達はオナニーを知りませんでした」
勇者「そこで私が彼等に説いたのです、オナニーの素晴らしさを……」
国王「だから魔王は快楽に溺れ、今も夢中でシコり続けていると言うのだな」
勇者「はい。このままいけばテクノ=ブレイクすることは間違いないでしょう」
国王「勇者よ、残念だがそれはない。確かに覚えたては誰もが夢中になる」
国王「しかし、いずれオナニーは生活の一部となり溶け込む。オナニーとはそういう物だ」
勇者「国王の言う通りです。オナニーだけで滅亡させることは不可能に近い」
勇者「ですから、もう一つ手を打ちました」
国王「そ、それは一体!?」
勇者「オナニーをも超える禁忌――、ホモセクロスです」
国王「ホモセクロス!!!!」
勇者「男同士の強烈な一発。一度それを知ってしまえば、もう二度と元の道には戻れない」
勇者「奴等は永遠にオナニーとホモセックルをし続けるでしょう。精子が枯れるその日まで……!」
国王「ホモックルっ!!!!????」 - 14 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:27:30 ID:Y.OksXlM
- 勇者「これでお分かり頂けたと思います」
勇者「魔族は子孫を残すことが出来ず、いずれ滅ぶと」
国王「ホモ、ヘイッ! おホモ・ホモ、ヘイ・ヘーイッ!!」カモンックイッ
勇者「おや、国王の様子が?」
大臣「勇者よ、何と言うことを……」
勇者「どういうことです、大臣!?」
大臣「国王は勇者の話を聞き、思い出してしまったのじゃよ。ホモの素晴らしさを」
勇者「ま、まさか!!」
大臣「国王はかつてホモだった」
大臣「じゃが、国王ゆえにホモは許されぬ。ホモのままでは跡継ぎは残せんからの」
勇者「私は、なんということを……」 - 15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:30:05 ID:Y.OksXlM
- 大臣「このまま国王のホモが治らなければ争いが起こるかも知れん」
勇者「後継者のことで国が荒れる可能性があるのですね」
大臣「うむ、そうじゃ」
勇者「くぅっ、私の責任です。私がホモの話をしなければ……」
大臣「悔むのは後じゃ勇者。今は一刻も早く、国王のホモを治す術を捜さねばならん」
勇者「しかし、どうすれば……」
大臣「以前は男の娘を使いノーマルの道へと誘導し、性癖を拡大したのじゃが……」
勇者「まずはそれを試しましょう。今回も上手くいくかもしれません」
大臣「残念じゃが、以前頼った子はもう男の娘じゃないのじゃ。老いとは残酷なものでな」
勇者「ぐぅっ…… では城下町に行き、新たな男の娘を捜してきます」ダッ
大臣「頼むぞ、勇者」 - 16 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:48:58 ID:Y.OksXlM
- 城下町――
勇者「しかし、男の娘などそう簡単に見つかるものなのか?」キョロキョロッ
魔王「やっと見つけたぞ、勇者」バッ
勇者「お前は魔王。なぜここに!?」ビクッ
魔王「そのような顔をするな。幾度も肌を重ねあった仲だと言うのに酷いではないか」
勇者「そ、それは……」
魔王「わかっている。あれは我を快楽に溺れさせる為の罠だったのであろう?」
勇者「くぅ」ギリッ
魔王「気にするな。我はその事で勇者を責めるつもりはない。むしろ逆、感謝しているくらいだ」
勇者「感謝だと? 俺の策を知った上で何故そんな台詞が吐ける!?」 - 17 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:49:52 ID:Y.OksXlM
- 魔王「不思議に思うも無理はない。貴様のせいで我を含め、魔族は皆ホモの道へと落ちた」
魔王「これでは生殖など不可能、絶滅は避けられぬ」
勇者「そうだ、ホモは子を残せない。それなのに、何故……?」
魔王「乗り越えたからだ、その危機を」
勇者「乗り越えただと!?」
魔王「そう。魔族の英知を結集し、男同士でも子を成せるようしたのだ!」
勇者「馬鹿な。そんなこと出来っこない。好い加減なことを言うなッ!!」
魔王「確かに、常識的に考えれば不可能だ。男が子を生むなど」
魔王「だが、それでも我等は諦めなかった。生き延びることも、愛も……!」
勇者「愛、だと?」 - 18 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:51:10 ID:Y.OksXlM
- 魔王「子は皆、祝福されて生まれてこなければならん」
勇者「確かにそうだが……」
魔王「そのためには両親の愛は不可欠。子孫繁栄の名の下に、愛のない男女を結びつけ、子を産ませるなど――」
魔王「言語道断、もっての外、下衆の極み。ヒトとしてやってはならん行い」
勇者「だから、男同士でも子を産めるようにしたってのか!?」
魔王「ああ、そうだ。男同士でしか愛せなくなった我等にはこれしかなかったのだ」
勇者「しかし、それは神への冒涜だ。そんなことが許されるものか!」
魔王「愛を認めん神など不要。ゆえに許しを請う必要はない」
勇者「!?」 - 19 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:52:33 ID:Y.OksXlM
- 勇者「なんて覚悟だ、恐れ入ったぜ」クソッ
魔王「……」
勇者「チッ…… 結局、俺の策略は失敗に終わったってことかよ」ガクッ
魔王「結果的にはそうなるな」
勇者「さぞ満足だろう、魔王。俺を出し抜き、至高の快楽までも手にしたんだからよ」
魔王「残念だが、まだ道半ばだ」
勇者「そうだったな。まだ人間を根絶やしにするという野望は達成してなかったな」
魔王「いや、そのことではない。人間を滅ぼすなど、もうどうでもよいことなのだ」
勇者「なに?」
魔王「言ったはずだ、勇者。我は貴様に感謝していると」
魔王「貴様が教えてくれたオナニーとホモセクロスのお陰で、我は人生の半分以上を損しなかった」 - 20 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:53:42 ID:Y.OksXlM
- 勇者「だから、人間を滅ぼす気が失せたってのか?」
魔王「人間はオナニーやホモセクロスという素晴らしき文化を築ける――」
魔王「そのような者達を滅ぼそうなど、我は間違っていた」
勇者「お笑い草だぜ。それでもお前は恐怖の象徴、魔王なのかよ?」
魔王「フッ、本当だな。我もそう思う。そして、もっとお笑いなのが……」
勇者「?」
魔王「心から貴様を愛してしまったということだろうな」
勇者「な、なんだとぉおおおお!!??」ビクッ
魔王「驚くことではない。我等は幾度となくオナニーやホモセクロスをし合ったのだ」
魔王「むしろ恋に落ちるのは自然。そうは思わないか?」 - 21 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:55:38 ID:Y.OksXlM
- 勇者「自然なわけがあるか、俺達は相反する存在なんだぞ?」
魔王「やはり自然だ。相反するということは、惹かれあうのも道理……」
勇者「自分勝手な解釈をするんじゃねーっ!」
魔王「そんなに嫌なのか、我が貴様の愛を欲するのは?」
勇者「そういう次元じゃない。俺は勇者で、お前は魔王で……」
魔王「どうでもよいではないか、そのような肩書など。大切なのは互いの心であろう?」
勇者「しかし……」
魔王「勇者は我が嫌いか?」
勇者「……」
魔王「どうなのだ?」
勇者「き、嫌いじゃない。むしろ好きだ。そうでなきゃ、あんな策を思い付くものか!!」
魔王「やはりな」フフッ
勇者「ば、馬鹿野郎がっ////」テレッ - 22 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:56:53 ID:Y.OksXlM
- 魔王「無事こうして我等の愛が実ったのだ。早速だが、一発ヤろうではないか!」バッ
勇者「何を言いやがる。こんな場所で出来るか!?」
魔王「この様な場所だからこそするのであろう?」
勇者「あの時はそう言ったが、それはお前を落とす為であって……」オドオドッ
魔王「勇者よ、城下町に住む者達に見せてやろうではないか」
魔王「我等の愛が成せる究極奥義、勇者式ホモセクロスをッ!!!!」
勇者「む、無理だ。出来っこない」
勇者「ここは生まれ故郷、俺が育った町。俺の家族が、友達が、知り合いがいるんだーっ!」
魔王「問答無用!!」バッ ズル
勇者「ひゃうっ!?////」ボロン
魔王「嘘は良くない。勇者のココは戦闘準備完了しているではないか?」フフッ
勇者「み、見るなぁああああ////」ボキーンッ - 23 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:58:16 ID:Y.OksXlM
- 魔王「では、参るッ!!」パクッ
勇者「く、咥えるなぁああああああぁんっ////」ビビンッ
魔王「どうだ? 貴様に教え込まれた技だぞ!!」ガッポガッポッ
勇者「あっあー、くっそぉおお、気持ちがいいお。こんなの逆らえないぃいいだろっ/////」
子供「あっ! ママー、勇者様だよー」
子の母「あら、本当に勇者様だわ。こっちに戻って来てたのね」
勇者「ハッ!? あれは御隣のオバさんとその娘ちゃんじゃないか!?」ジュプジュップッ
子供「ねーねー、アソコでナニしてるのかなー?」
子の母「なにって…… あ、あれはッ!?」ジッ
勇者「やめろ、俺を凝視するなぁああああああああっん////」ジュブジュブッ
子の母「勇者様が町中でチンパクされてるぅううううううううッ!!!!!!」
勇者「い、いやあああああああああっっ/////」ドビュゥゥゥッ - 24 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 06:59:19 ID:Y.OksXlM
- 子供「ちんぱく?」
子の母「そう、フェ○チオ。口でご奉仕することね」
子供「えー、なんでー? なんでそんなことするのー?」
子の母「それはね、そうすると……」
勇者「なんで子供に説明してんだよ!!」オコッ
魔王「この量、かなり溜まっていたのだな。我慢はよくないぞ、勇者」ペロペロッ
勇者「お前も普通に続けんなっ////」ドプッ ビクンビク
魔王「しかし、やはり興奮する。見られるのは最高だ。……我はもう止まらんぞ!!」
勇者「馬鹿、待て。もう無理だってぇ////」ビビンビン! - 25 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:00:22 ID:Y.OksXlM
- 子供「うーん、よくわかんない」
子の母「まだ早かったみたいね。じゃあ、町のみんなを集めてきなさい」
勇者「はあーッ!?」
子供「みんなをここに呼ぶのー?」
子の母「そうよ。勇者様が淫乱なところ、ママが独り占めするのは良くないでしょ?」
子供「そうだね。勇者様が帰ってきたことをみんなに教えてあげないとね」
勇者「おいいいっ!?」
子供「じゃ、行ってきまーす!」テテテッ - 26 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:01:46 ID:Y.OksXlM
- 魔王「どうやら、母親の粋な計らいでギャラリーが増えるようだな」ヌギヌギッ
勇者「バッカじゃねーの。下手したら牢獄もんだろうが!!」
魔王「問題ない。勇者を捕まえられる者など世界中を捜しても我しかおらん」
勇者「そういう話じゃない!」
魔王「では、第二回戦と参ろうぞ!!」ボロンッ
勇者「こ、これは!?」
魔王「どうだ、我のイチモシは? 禍々しいモノだろう」
勇者「ああ、見違えたな。思わず息を飲んだぜ」ゴクリッ
魔王「貴様の穴に相応しい棒を目指し、日々特訓を重ねたのだ」
勇者「俺のために……?」
魔王「もし愛が実らず、心が求められなくても、身体だけは求めて貰えるようにと……」
勇者「馬鹿野郎。こういう時は、身体だけでも俺の物にしてやるって言うんだよ!」
魔王「ゆ、勇者……/////」 - 27 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:02:51 ID:Y.OksXlM
- 勇者「さあ、こいよ。成長したお前の魔剣で、俺の聖なる盾を貫けッ!!」クイッ
魔王「本当にいいのか? 貴様は乗り気では……」
勇者「うるせい。そんなチソコを見せつけられちゃ、疼いて疼いて――」
勇者「ああーー、もう御託はいらない。ヤろうぜ!!」ビリビリ クパッ
魔王「わかった、もう何も言わん。肉体で語り合おうぞ!!」ズポッ
勇者「ンア、アッーーーー!!」ジユポンッ
魔王「これが、勇者の聖なる盾…… やはり、素晴らしいな」ヘブンッ
勇者「お、おおっ、おぉおん。こ、これが成長した魔剣なのかッ!?」ビクッ
魔王「ぐぅうう。では切り込むぞ、勇者!!」
勇者「おう、深く切り刻んでくれいッ!!」ビクビクッ
魔王「いくぞおおおおおおお!!!!」パパパパパパンッ
勇者「ひゃうおおおおおッッ、たまらねーぜええええ!!!」ジュププ - 28 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:04:37 ID:Y.OksXlM
- おっさん「呼ばれてきたが、一体なにが起こっているんだ!?」ビクッ
青年「おいおい、アレって魔王……だよな?」
女「間違いないわ、アレは魔王よ。なのに、なんで?」
商人「まぐわっている。勇者と魔王がまぐわっているッ!」
おばさん「勇者と魔王が一つになってて、勇者が掘られてて……」
子の母「戦っていの。勇者と魔王は互いの存亡をかけてね」
おっさん「な、なんだって!?」ビクッ
青年「だけど、こんな戦いってあるのか!?」
女「勇者と魔王なんだから、きっとこれは私達には理解できない高次元の戦いなのよ」
商人「じゃあ、見守ることしか出来ないのか、俺達は……」
おばさん「歯がゆいわね、勇者が頑張ってるっていうのに……」 - 29 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:05:57 ID:Y.OksXlM
- 魔王「ふおおおお、んおおおおッ!!!!」パパンパンパン
勇者「おおおう、あぅあおおおんっ。何て剣だ、もうイギそうだぜェ」ビクビクッ
おっさん「ハッ!?」
青年「どうした、おっさん?」
おっさん「よくわからんが…… 今、勇者は押されているのか?」
商人「そうかも知れんな。あんなに感じているし」
女「凄くマズイってことじゃない!」アセッ
青年「だけど、俺達には何も……」
子の母「応援するの、勇者を応援してッ!!」キリッ
一同「「!?」」 - 30 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:07:32 ID:Y.OksXlM
- おばさん「そうね。今のアタシ達ができることと言ったらそれだけ……」
商人「んじゃ、気張って応援しようぜ!!」
おっさん「勇者、イグな。魔王より先にイクんじゃないぞー!」
女「そうよ、相手より長く快楽を感じてぇー!」
青年「頑張れ、勇者。負けるなーっ!」
勇者「み、みんな…… ぐくうっ、だが……もうっ!」グッチョグッチョ
魔王「これで終わりだ。勇者あああああああああ!!」ドビュウウゥゥゥ
勇者「くあっ、あっ、うああああああああーー!!??」ドプビュビュビュウ
魔王「はあ、はあ……」ピュピュ
勇者「ひゃう、くぬうう……」デロォ - 31 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:08:29 ID:Y.OksXlM
- おっさん「で、どっちが勝ったんだ? 正直、よくわからないんだが……」
青年「雰囲気的には勇者の負けぽいけど」
女「まあ、掘られてる方だし印象悪いわよね」
商人「んじゃ、掘り返したら勝ちなのか?」
おばさん「それよ!」
おっさん「なるほど。じゃあ……」
女「立って。もう一度立ち上って、勇者ー!」
青年「立ってくれ、立って掘り返すんだ。勇者ーー!!」
勇者「無茶を言うなよ、俺は本日二回目なんだぜ。しかも内容が濃い二発だ」ヘナッ
おばさん「そ、そんな……」
商人「声援が足りないのかも知れん。組合のみんなを集めて来る!」タッ
女「それだけじゃ足りないかも。町中の人を掻き集めましょう!」
青年「俺、隣町に声かけてくるよ!」ダダッ - 32 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:09:43 ID:Y.OksXlM
- 魔王「盛大な第三回戦になりそうだな、勇者よ」フフッ
勇者「無理だって、俺はもう……」ヘナヘナ
魔王「勇者よ。我は勇者であるための条件は二つだと思っている」
勇者「なに?」
魔王「一つは貴様が言っていたように、未知に立ち向かう勇気がある者だ」
勇者「二つ目は……?」
魔王「誰かの期待に応えられる者、応えようとする者!」
勇者「ハッ!?」
町のみんな「「勇者ーー! 負けるなー、頑張れー!!」」
隣町のみな「「駆けつけたぞーー、だから負けるんじゃない。頑張れー!!」」 - 33 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:11:24 ID:Y.OksXlM
- 勇者「み、みんな……っ!」
魔王「さあ、光の勇者よ。人々の願いを抱きしめ、立ち上るのだ!」
勇者「うっ、うぅっ、うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ガバッ
人々「「やった、勇者が立ったぞ。俺達の声が届いたんだ!!」」
勇者「おおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」ボキキーン、ビキキッン
魔王「なんという見事なイチモシ。これが勇者の本気――、真の姿だというのか!?」
勇者「いくぞ、魔王。俺の全てを受け止めて見せろーー!!」
魔王「無論だ。しかし、少し待て」 - 34 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:12:47 ID:Y.OksXlM
- 勇者「なに!?」
魔王「激しい戦いになりそうだからな。これを飲んでおこうと……」スッ
勇者「なんだ、その薬は?」
魔王「例の秘術だ。これで男でも子を授かれる」
勇者「魔王、お前は……」
魔王「安心しろ、貴様に面倒はかけん」
勇者「お前って奴は本当にわかってないな。子供には愛が不可欠なんだろう?」
魔王「そうだったな。我のわがままに、生まれる子を付き合わせるわけには……」
勇者「馬鹿にするなよ。俺にその覚悟がないとでも思ってんのか!?」
魔王「ゆ、勇者!?////」キュンッ
勇者「さあ、飲めよ。そしてやろうぜ、至高の第三回戦いを!!」
魔王「うん!」ゴクリッ - 35 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:14:06 ID:Y.OksXlM
- おっさん「みんな始まるぞ、おそらく最後の戦いが……」
女「準備はいい?」
青年「オッケー、腹の底から声出してやるよ」
商人「呼び込みで鍛えたこの喉で精一杯応援してやるぜ」
おばさん「さあ、みんなで勇者を応援するんだよ!!」
人々「「おおーーッ!!!!」」
勇者「受け止めろ、魔王ォォォオオオオオオオオ!!!!」ズブゥウウウッ
魔王「ア、アッ、アアッーーーーーー。ゆう、ゆうちゃああああああああ」ヌプゥウウ
人々「「頑張れ、頑張れーーーーーーーっ!!!!」」 - 36 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:15:02 ID:Y.OksXlM
- 勇者「くはっ、くぅ…… なんて穴だ。何度も味わったはずの穴なのに、いいんっ」パパン
魔王「愛だ。それは愛と言うスパイスが効いているから……んっ!」ジュジュププ
勇者「そ、そうか。愛し合った者だけが行きつく至高の果てというわけか……おおぉん!」
魔王「そうだ、そうだとも。愛が究極の快楽なのだ!!」
勇者「意味がまったくわからないが…… そうだよなっ!!」パパパパパンパン
魔王「ふ、ふぅうむん。そう、考えたって仕方ないのだぁああああん」ジュポジュポポポ
勇者「あ、ああ、ふぅーっ…… くそッ、フィニッシュが近くぅう……!」ブル
魔王「わ、我も……だ」
勇者「イ、イクぞッ!!」グイッ
おっさん「決着がつくぞ。みんな、もう一声だ!!」
人々「「「ガンバレェエエエエエ!!!!」」」オーオー!
勇者「俺の、俺の子を孕め、魔王ォオオオオオオオオオオオオオオ!!!」ドビュヘブン
魔王「産ませて下さいィィイイイイイイイイ!!!」ドププウウウウウ - 37 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:19:12 ID:Y.OksXlM
- おっさん「終わったな。――で、どっちが勝ったんだ?」
商人「途中で折れることなく掘り返したんだ。もう勇者の勝ちでいいんじゃ……」
おばさん「そうね。もう勇者の勝ちでいいわよ!」
人々「「勇者の勝ちだそうだ。やったーーーーッ!!」」
魔王「聞こえるか、勇者よ。我等を祝う声が……」
勇者「聞こえるぜ、魔王。しっかし、すげーことになってなー」ハハッ
魔王「ふふっ、素晴らしいことではないか?」
勇者「ああ、超ハッピーだぜ。お前の秘術があれば例の件も解決だしな」
魔王「例の件?」
勇者「後で話すよ。今は余韻に浸ろうぜ!」
魔王「そうだな。フフッ、フハハハハハッ!!」
勇者「アハハハハハッ!!!!!!」
人々「「あはははははは!!!!!!!!」」
おわり - 38 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 07:20:53 ID:Y.OksXlM
- ポッと浮かんだので勢いで何となく書きました。
ゆえに酷い所(ケツ穴妊娠とか)が結構ありますが、慈悲の心でスルーしてくれたら嬉しい限りです。
それでは - 39 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 09:20:21 ID:iNEEUQqM
- スルーお断りします
そしておつ - 40 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/10/27(火) 13:31:32 ID:7eebNjJ6
- やった! ホモスレやんけ!

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