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男「かめはめ波ーwwwwwwwww」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:35:52.09 ID:GuuhTo+w0
ギュオオオオオオオオォォォォォォ

ドガーーン!!!

男「……あれ?」

パラッ… ボロッ…

男「お、俺の手から光線が……?」

女子「ひっ…」

男「な、なあ、今のって一体」

女子「キャアアアアアアアア人殺しーーーー!!!!!」

男「へ?」




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:41:08.13 ID:GuuhTo+w0
教室に巨大な穴が出来ており、壁はボロボロと崩れ落ちている

穴の向こうに見える無機質なビルにも、焦げた穴が開いていた

男子「う、うわあああああ」ダッ

男「ちょっと待ってくれよ!俺はただ友とじゃれあってただけで――」

委員長「その友は死んでるじゃないの!!」

男「な、何言ってんだよ……」

男はできるだけ冷静に下に目をやった

黒く焦げたそれは確かに人の形をしているが、もはや何者なのか分からない

ただ辺りを異様な匂いが覆い始めていた

男「まさか……友……なのか?」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:46:39.06 ID:GuuhTo+w0
焼死体は間違いなくつい先程まで男と一緒に遊んでいた友であった

男「俺じゃない……」

委員長「来ないでよ人殺し!」

女子「殺さないでえええ」

男「違う、俺じゃない…!だって、ありえないだろ…?人がかめはめ波なんか撃てると思うか?」

先生「何事だ!?一体何があった!?」

騒ぎを聞きつけてわらわらと周りの教室から人が集まってくる

男は一人その場に立ち尽くしていた


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:52:48.71 ID:GuuhTo+w0
女子「先生助けて!と、友が死んじゃって男がビームで殺して!!」

先生「落ち着け!言ってる意味が分からん!」

男「先生聞いて下さい!俺じゃないんです!」

先生「分かった!分かったから全員静かに、静かにしろ!!」

先生の怒号はあまり意味がなく、廊下のざわつきは止まないどころかより一層大きくなる

教室には窓際の教壇近くに立っている男と、腰が抜けて歩けない女子、後ろで震えて固まっている男子の集団、そして先生がいた

先生「まず……何があった?」

男「俺が友と遊んでたんです……そしたら手からかめはめ波が出て壁がぶっ壊れて友が死んだんですよ!!」

先生「……お前は何を言ってるんだ?」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 21:58:51.97 ID:GuuhTo+w0
委員長「男君の主張は合ってます。教室にいた何人かの人は、多分見てたと思います」

オタク「……僕も見てました」

ガリ「俺もです!」

ギャル「あたしも見た!男が友を殺すとこ」

男「だから俺じゃない!!」

先生「静かにしろっ!!!!」

先生は煙草を取り出そうとして慌ててポケットにしまった

先生「とにかく、警察を呼ぼう……男はそこを動くな。何があるか分からん」

男「……分かりました」

男はやはりできるだけ冷静を装って返事をした

落ち着いているふりをしていても、ここにいる誰もがこの状況を把握できていなかった

それもそのはずである

一体誰が普通の人間の手から「かめはめ波」が出てくると思うであろうか?

漫画の世界と現実には決して越えられない壁があるのだ


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:06:53.78 ID:GuuhTo+w0
騒ぎから三十分ほどで警察と消防が現れた

誰にとっても、この時間は長すぎる三十分であった

警官「似たような通報が入っていたが……あのビルを壊したのも君か?」

男「俺じゃない……だって、普通かめはめ波が出るわけないじゃないですか」

警官「当然だ。そんなことできるわけがない……爆弾でもしかけてたのか?」

男「そんなこと、普通の男子高校生にできるわけないじゃないですか」

警官「我々はこれから君を警察に連れていくが、妙な真似はするな」

大人しく出頭しようと思っていた

警察から逃げ切れるわけがない

やったのは俺じゃないし、罪が認められなければそのうち釈放されると思っていたからだ

男(でも、もし本当に、俺がかめはめ波を撃っていたのだとしたら…?)

一瞬、男の脳裏によぎった疑問


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:14:01.64 ID:GuuhTo+w0
男(俺はどうなる?殺人罪か?学校やビルも壊したから、器物破損も加わるのか?)

ぐるぐると様々な考えが巡る

男(そういえば、ビルの中の人たちはどうなっているんだ?まさか、友みたいに死んでしまったのか?)

やがて一つの好奇心が生まれた

男(もう一度……もう一度試してみたい)

警官「さあ、手をゆっくり上にあげるんだ」

男「……か」ボソッ

警官「ようし、そのまま動くんじゃないぞ?」

男「……め」

警官「…?何を言っている?」

男「は」

委員長「!男君やめなさい!!」

男「め!」

男は振り返り、腕を大きく振って斜め上に向けた

男「波ああああああああああ!!!!!!!!!」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:18:09.85 ID:GuuhTo+w0
ギュオオオオォォォォォォ

ボギャーーン!!!

警官「……は?」

出た

かめはめ波が出てしまった

男「……マジかよ」

出て欲しくなかった、と男は後悔した

男の撃ちたくないという意思に関係なく、かめはめ波は撃ててしまった

警官「貴様ぁ!余計な真似はするなと言っただろう!」

男「来るなぁ!!」スッ

警官「!?」ビクッ

女子「イヤアアアアアアア!!!!」

男が手のひらを向けると、見物していた生徒達は再び騒ぎ出してしまった


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:22:25.71 ID:GuuhTo+w0
おおよそ二種類の人間がいた

女子の様に怖くなって声を荒げつつ逃げようとする人

先生の様に目を丸くして非現実を受け入れられない人

男「来たら、か、かめはめ波を撃つぞ!」

警官「分かった!分かったから落ち着け?な?かめはめ波だろ?あれいいよなー、俺も小さい頃はよく練習したよ、うん」

男「うるさい」

警官「ごめんごめんごめん分かったから冷静になろう?な?」

警官はすっかり逃げ腰になってしまっている

男は必死に考えていた

どうすればここから逃げられるのだろうか、と


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:27:49.50 ID:GuuhTo+w0
男自身、かめはめ波が撃てたからと言って身体能力が向上した感覚は全くない

男が開けた大穴から飛び出したとしても、無事に着地できる自信がなかった

ふと、一つの可能性を思いついた

男(金斗雲呼べねーかな)

かめはめ波が撃てたのならひょっとして、と思ったのである

男は深呼吸をした

男「金斗雲ーーーーーー!!!!!!!」

教室が静まり返った

金斗雲は

結局一分待っても来なかった


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:32:07.54 ID:GuuhTo+w0
男(だったらもうやることは一つしかないか……)

警官「君、落ち着いたか?金斗雲は来ないだろ?もうやめにして警察に行こう?な?」

男「いえ、逃げます」

先生「男!馬鹿な真似はやめろ!」

男「俺は本気です先生……警察なんて嫌だ」

男「逃げてやる……逃げられなくても逃げてやる!」

男「かーめーはーめ!」ダッ

警官「うわああああ来るなあああああ!!!!」

男が構えて叫びながら進むと、群衆は一気に散らばっていく

男「死にたくなかったら道を開けろ!そこをどけぇ!!」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:38:05.88 ID:GuuhTo+w0
難なく校舎を出て校門まで来ると、パトカーの列が出口を塞いでいた

刑事「君、大人しく投降しなさい。今ならまだ間に合う」

男「うるさい!友が死んでビルの人も死んでるかもしれないのに、今更間に合うもくそもあるか!」

刑事「ビルの人たちはまだ死んでいない。重傷を負っているものもいるがまだ助かる可能性はある」

男「それでも……それでも俺は、逃げる」

男「かめはめ波ー!」

ギュオオォォ

ドギャーーン!!

男は脅しのつもりで地面に向けて撃った

警察達が一歩引き下がる

男「死にたくなかったら通して下さい……次は狙います」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:42:24.93 ID:GuuhTo+w0
とはいえ、男は状況を打破できるとはあまり思えていなかった

向こうは全部で八人、銃を構えている

男はかめはめ波を直線にしか撃てないので、横に広がられるだけで、男は他の警官に対処できない

最悪の場合射殺されるだろう

男「来るな!来るんじゃない!」

男はじりじりと後ずさりして、物陰に隠れようとした

なにも無理に校門から出る必要はない

警察から隠れた後、壁を壊してそこから逃げ出そうと考えていた


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:47:59.39 ID:GuuhTo+w0
???「魔貫光殺砲!!」

ギャルルルルル

ズギャーーン!!!

警官's「グワアアアアアアア!!!」

男「!?」

刑事「な、何だ!?」

突如、横に並んでいた警官達が謎の光線によって貫かれた

一歩前に出ていた一人の刑事だけが無事だった

???「早く逃げるぞっ!」

男「あ、あぁ!!」ダッ

男は壁の向こうの声に応じて走りだした

刑事「止まれ!止まらないと撃つぞ!!」

男「かーめーはーめー」

刑事「!!」ビクッ

男は刑事の横をすり抜けた


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:52:39.33 ID:GuuhTo+w0
刑事「くそっ!」スッ

男「かめはめ波ー!!」ギュォォォ

ドカーーン!

再び威嚇のかめはめ波を地面に撃ち、文字通り煙に巻いて男は走りだした

???「こっちだ!来い!」タッタッタ

男「ありがとう、助かった」タッタッタ

???「とにかくここから離れよう。チャリを奪え!」

男「はぁ!?」

???「足だけよりましだろ、早くしろ!間に合わなくなっても知らんぞぉ!!」

男「わ、分かった!」

男は運よく近くに止めてあった鍵のかかっていない自転車を盗んだ

その後は警察を撒けるように必死に漕いで逃げ回った

幸いにも、警察はなかなか追いかけて来なかった


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 22:58:52.90 ID:GuuhTo+w0
男「はぁ…はぁ……なんなんだ一体……今日は厄日か」

???「ほんと…ぜはぁ…冗談じゃないぜ……」

二人は自転車を捨て、廃工場に身を潜めていた

男「名前、聞いてなかったっけ?俺は男だ」

???「俺はDQNって名前だ」

男「それよりさ、さっきのあれおかしいだろ」

DQN「ん?何がだ?」

男「間に合わなくなっても知らんぞぉ、ってベジータの台詞だろ…お前が使った技ピッコロさんのじゃねえかよ!」

DQN「ハハッ、すまんすまん、つい言いたくなってさ」

男「笑ってる場合じゃないっての……ハハッ」

辛気臭い工場で、男二人が笑いあった


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:03:06.28 ID:GuuhTo+w0
やがて息も整ったところで、男が話題を切り出した

男「なんで俺達、かめはめ波や魔貫光殺砲が撃てたんだろうな」

DQN「さあな……お前、警察に追われてたってことはやっちゃったか?」

男「何を?」

DQN「人殺しだよ」

男「!」ドキッ

DQN「そう固くなんなよ。俺だって何人か殺してんだ…お前も見ただろ?」

そう、DQNは校門前にいた警察達を殺しているのだ

DQN「警察だけじゃねえ、俺は仲間も殺っちまった」

男「え…?」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:08:10.97 ID:GuuhTo+w0
DQN「昨日かな、仲間とふざけながら飲んでたんだよ」

DQN「そんで一発芸やりまーすとか言って、魔貫光殺砲やったの。そしたらほんとに撃てて向けられた仲間が死んだ」

男「……」

DQN「見られたと思ってつい俺は他の仲間にも魔貫光殺砲を撃とうとした……でも駄目だった」

男「そりゃ、見られたからって殺すのは……」

DQN「違ぇよ、ドラゴンボール読んだことねえの?魔貫光殺砲って溜めんのに時間かかんだろ?だから撃とうとする前にみんな逃げちまったわけ」

男「そんなの――」

DQN「おかしいのは分かってるけど、俺もパニックだったんだ……」

DQN「警察に通報される前に俺は逃げ出して彷徨ってた。そんでさっきの騒動を見かけたわけ」

男「……なんだってんだよ」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:13:24.84 ID:GuuhTo+w0
DQN「とにかく言えるのは、俺達はもう元に戻れねえ」

DQN「俺達は化け物になっちまったのさ……」

男「……化け物?違う……」

男・DQN「俺は悪魔だぁ…!」

DQN「ハッ、こんな時にブロリーかよ!」

男「ごめん、つい」

DQN「ハハハッ…こんな風に笑ってられんのもいつまでかな」

男「俺達はもう、逃げるしかないってのかよ……」

DQN「ま、そういうこったろうな」

DQNは立ち上がると、隠してあったらしい大きなリュックを背負いだした

DQN「昨日逃げ出す前に準備してたんだ…悪いけど、俺は逃げる」

男「え…?」

DQN「ここもすぐ見つかっちまうだろうしな」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:20:14.50 ID:GuuhTo+w0
男「俺も連れてってくれ!」

DQN「連れてくにしても、お前荷物ねえじゃん?俺の荷物は分けてやんねえからな」

男「だ、だったら俺も家に帰って――」

DQN「無理だろ、警察が見張ってるよ」

男「頼む、俺一人じゃ不安なんだよ…!一緒にいてくれ!」

男は半ば土下座に近い格好で頼みこんでいた

男性にとって土下座は屈辱以外の何物でもない

自分以上に人を殺しているガラの悪い相手に対してそれをやらなければならないほど、男の精神は困窮していたのだ


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:23:37.29 ID:GuuhTo+w0
DQN「……いや、やっぱ駄目だ。二人でいるとその分見つかるリスクも上がる」

男「そんな……」

DQN「お前は一人で逃げるなり、何なら今から大人しく警察に行くなりすりゃあいい」

DQN「じゃあな」スタスタ

男は顔をあげてDQNの背中を見つめた

これから先自分一人で生きていかなければならない

そう考えると、男は自然と立ち上がって構えを取っていた

男「……ちょっと待て」

DQN「あん?」クルッ

男「俺を連れて行ってくれ…連れていかなきゃかめはめ波をぶち込むぞ…!」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:28:47.40 ID:GuuhTo+w0
DQN「フゥ~……あのさ、それマジで言ってんの?」

男「俺は本気だ!」

DQN「かめはめ波と魔貫光殺砲、どっちが強いと思うよ?」

男「……」

DQN「ラディッツと戦ってる時、悟空のかめはめ波は全然効いてなかったけど魔貫光殺砲では倒せただろ?つまりそういうことだよ」スッ

DQNも額に指をあてた

男のかめはめ波と違い、目に見えて指先に力が集中しているのが分かる

男「あれはまだ悟空とピッコロさんが互角ぐらいだった時じゃないか……」

男「悟空が強くなったらこっちの方が強いに決まってる」

DQN「それは悟空だからだろうが…俺とお前なら、断然俺の方が強そうだしな」

男「……」

DQNの指先に力が完全に溜まった


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:33:32.77 ID:GuuhTo+w0
DQN「さあどうする?お前がかめはめ波を撃ったら、俺は魔貫光殺砲をぶち込む」

DQN「どっちが強いかは明白だと思うがな」

男「……そんなの、やってみなくちゃ分かんねーよ」

DQN「いやいや、やるまでもないっつーの…分かったら腕を降ろせ!俺がここから出るまで構えるんじゃねぇ!!」

DQNは額に指をあて男を睨んだまま後退し始めた

男は以前構えを崩さない

DQN「聞こえねえのか?マジに撃つぞ?あ?」

男「やれるもんならやってみろよ…俺を連れていかないんなら、俺も本気出す」

DQN[プッ…お前が本気出そうが魔貫光殺砲には勝てねーよ」

男「だったら撃てよ」

DQN「!……お望み通り……」

DQN「喰らえぃ!!魔貫光殺砲っっ!!!!!」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:39:13.74 ID:GuuhTo+w0
ギャルルルル

DQNの放った魔貫光殺砲は

しかし男には当たらなかった

男「かめはめ波ーーーー!!!!」ギュオオオオオォォォ

DQN「ぬわーーー!!!」ドカーーーン!!!

男は理解していた

DQNは必ず技を放つ前に技名を叫ぶ、と

彼らがまだ少年の心を持っているなら、叫ばざるを得ないのだ

男はそれを知っていた

男も勿論、少年の心を持っていたのだから

そして男は、横に跳んだ

技名を叫んでいる間に

直線にしか放てない、魔貫光殺砲をかわすために


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:44:09.45 ID:GuuhTo+w0
男の読みは当たった

結果として、意識せず行っていた挑発によりDQNは撃つしかなくなっていたのだが

男はそれを知らない

男「はぁ……どうだ、俺を連れいていけ!」

DQN「……」

男はまだ気付いていなかった

男「……DQN…?」

男の放ったかめはめ波は

既に魔貫光殺砲を打ち破れるくらい強くなっていたことを

男「嘘だろおい……DQNっ!!」

DQNなど余裕で殺せるということを


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:47:25.75 ID:GuuhTo+w0
男「そんな……なんでこんなことに……」

そう、男は完全に錯乱していた

脅しのつもりが本当に殺してしまうことなど、考えられもしなかったのだ

男「あ、あぁぁぁ……俺は、また…殺しちまったのか……?」

もはや男の精神は普通ではなくなっていた

人の死など見たこともなかった高校生が

一日で二人

しかも自らが殺したものを見ることになってしまったのだから

男「とにかく……俺は……」

出した結論は

男「家に、帰りたい」

またも考えの足りぬ愚行だった


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:50:44.66 ID:GuuhTo+w0
男は廃工場を飛びだした

ただひたすらに、自らが暮らしている家を目指していた

町は思っていたよりも静かだ、と思っていた

しかし時々目に入る警察に

男は内心怯えながら走っていた

そうしてたどり着いた男の家には

男「はぁ……はぁ……パトカーが、あんなに……」

DQNの言っていた通り

沢山の警察が集まっていた


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/04(水) 23:57:09.97 ID:GuuhTo+w0
物陰に隠れ、男はようやく思考を開始した

男(警官が軽く見ても三十人以上…しかも銃を持ってバラバラの配置)

男(かめはめ波なんか撃ってたらいい的だぜ……)

男(そもそも俺はなんで帰ってきたんだっけ?荷物を取りに?シャワーでも浴びようとしてたんだっけ?)

男(それとも)

男(父さんと母さんと、話したかったのか…?)

男は深呼吸をした

そしてやはり、冷静を装う

男(俺は逃げたい……警察なんて嫌だ)

男(だったらここから一刻も早く立ち去るべきだろ……)

男(そうして逃げ回って原因を探るんだ…!)

男が走りだそうとしたその時

目の前にいつかの刑事がいた


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:00:58.22 ID:jrqqbmJR0
刑事「よう、坊主。かくれんぼは楽しかったか?」

男は静かに構えを取った

刑事「おいおい、よせよ。また殺す気か?」

その通りだ

どうせ既に二人殺している

今更三人に増えようが同じことだ、と思った

刑事「親父さんが泣くぞ?」

男「!」ピクッ

刑事「私だ…容疑者を見つけた。家の近くの茂みだ」

しまった、と男は思った

すぐに警察が男を取り囲んだ

こうなってしまっては、もはやかめはめ波だけでは逃げようがない


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:08:01.82 ID:jrqqbmJR0
刑事「抵抗するなら容赦なく撃つ…心配するな、許可は下りてる」

男「……なら、あんただけでも殺す」

刑事「私を殺すか…ハッ」

刑事「君は何がしたい?ある日突然かめはめ波が撃てるようになってどうだった?」

刑事「フリーザはいたか?セルは?魔人ブゥは?」

刑事「そう言う悪党どもと戦いたかったのか?」

男「違う…!俺はかめはめ波を撃ちたいだなんて望んでなかった!」

刑事「本当にそうか?」

刑事「だったらなんで教室で友達に向けてかめはめ波を撃つ真似をしたんだ…?」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:13:20.85 ID:jrqqbmJR0
男「い、言ってる意味が分かんねえよ!」

刑事「ったく、これだからガキは……」

刑事「撃ちたかったから撃つ真似をしたんだろ?」

刑事「それで実際に撃てた。良かったな、願いが叶ったんだ」

男「お、俺はこんなの……こんなことは望んでなかった…!」

刑事「へぇ、そうかい?だったら何を望んでたんだ?」

男「何を…?」

刑事「ガキどもは漫画だのアニメだのを見てすぐ必殺技の真似をしたがるが…一体何のためにそんなことをしてんだろうな」

男「そんなもん、楽しいからじゃ……ないのか…?」

刑事「ふーん、でも実際にできるようになったら楽しくないのか?フンッ、おかしな話だな」


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:19:58.00 ID:jrqqbmJR0
男「おかしくなんかない!誰だって、人を殺すために必殺技の真似をしてるわけじゃないはずだ……」

男「友達と役になりきって、一緒に遊ぶためにやってるんだ!」

刑事「漫画の中だとどいつもこいつも殺しまくってるくせに、よく言うぜ」

男「だが現実だと死なねえ!」

刑事「だが現実でも死んだ!」

男「!」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:23:00.44 ID:jrqqbmJR0
刑事「全く……」

刑事「漫画なんてものがなけりゃこんな悲劇も起きなかったろうにな」ボソッ

男「は?」

男は口を開いたまま動きを止めた

今の台詞に

疑問を感じたのだ

男「お前、何を言ってるんだ…?」

刑事「もういい、捕えろ」

男「おい、どういう――」

バチューーン

男「ぐっ――!?」

肩を撃たれた男は

結局かめはめ波を撃つ間もなくその場に倒れこみ

やがて焼けつくような痛みで気を失った


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:27:20.16 ID:jrqqbmJR0
~~~~~~~~~~

小学生1「くらええ!かめはめ波だー!」

小学生2「負けるかー!ガリック砲ー!」

小学生1「ガリックじゃなくてギャリックだよ!ばーかばーか!」

小学生2「うるさい!ガリックでいいんだよ!!」

小学生1「おい、こいつギャリック砲って言えねーんだぜー!だっせー!!」

小学生3「マジかよ、カッコ悪~」

小学生2「言えるもん!ガリック砲ぐらい言えるもん!」

小学生4「やっぱり言えてねーじゃんか、ばーかばーか!」

小学生2「うぅぅ……馬鹿にするなー!」

~~~~~~~~~~


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:34:06.93 ID:jrqqbmJR0
男が目を覚ました時、白い天井が目に映った

男「……知らない天井だ……ってか」

刑事「目が覚めたか坊主」

男「!あんた――ぐっ!?」

刑事「いいから寝てろ、怪我してんだ」

男「あんた……漫画嫌いなのか?」

刑事「……好きだったよ」

男「今は…?」

刑事「大嫌いだね」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:40:46.58 ID:jrqqbmJR0
刑事「あんなもんがあるから、いじめが生まれるし犯罪もなくならねえんだ」

男「何言ってんだよ…頭おかしいんじゃねえか?」

刑事「そうだな、とっくにおかしくなってる」

刑事「だが漫画しか読まねえくそガキどもよりはましだと思ってるよ」

男「そんなのは偏見だ…漫画は面白いだろ…!」

刑事「確かに今は面白いのかもな…だが、世間はどうかな?」

男「どういう意味だ?」

刑事「テレビを見ればわかるさ」ピッ


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:45:34.99 ID:jrqqbmJR0
=====

アナウンサー「現在、全国規模で『必殺技』を放つ子供たちが急激に増加しており、警察や消防、病院が対応に追われています」

中学生『ゴムゴムのーピストルー!!」ビョーーン

一般人『ぐはっ…な、なんで……』ドサッ

小学生『アバンストラッシュー』ズバァッ

一般人『ギニャアアアアアア』

大学生『ティロ・フィナーレ!!』ボシューーン

一般人『ウワアアアアアアアアアアアアア!!!!!』

アナウンサー「このように、漫画やアニメに影響されて必殺技を放とうとすると、本当に撃ててしまうという事件が多発しています」

アナウンサー「現在原因究明を急いでおり――」

=====

男は食い入るように画面を見つめていた

男「な、なんだよこれ……俺以外にも、似たような奴らがいるのか…?」

刑事「漫画を真似してたら本当に撃てる輩があちこちにいる…これからもこういう人間は増えてくるだろう」

男「そんな馬鹿な……」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:50:31.24 ID:jrqqbmJR0
刑事「加えて厄介なのが、楽しんでる人間がいるのさ」

男「楽しむ…?何を?」

嫌な汗が男の額に滲みだした

刑事「人殺しを、さ」

男「なっ、ありえねえだろ!?」

刑事「だが事実だ」

刑事「なんかの漫画みたく、ひょんなことから力を手に入れたそいつらは、人殺しを楽しんでる」

男「一体みんな、誰と戦ってんだ……」

刑事「誰とも戦ってなんかいねえよ」

刑事は淡々と続ける

刑事「そこにあるのは殺戮だけだ」

男にはそれがひどく恐ろしいことに思えた


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 00:56:47.30 ID:jrqqbmJR0
男「俺は、楽しんでなんかいない……」

刑事「お前が仮にそうだとしても、世間ではすでに漫画の必殺技は『悪』とみなされつつある」

男「必殺技なんか、いらなかった……」

刑事「いくら漫画が素晴らしくても、現実とごっちゃにする馬鹿は救えねえ」

刑事「ガキの頃からそういうものに触れていると、大人になってやっちゃいけねえことをやるやつがいるんだ」

男「そんなの、極僅かだ……ほとんどの人間は、漫画を見てもまっとうに育つ!」

刑事「果たして本当にそうかな?」

刑事はニヤリと笑みを浮かべた

男はなんとなく

この刑事には適わないんじゃないか

という予感を覚えた


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:01:10.06 ID:jrqqbmJR0
刑事「お前の学校にはいなかったか?」

刑事「漫画に影響されて、やれ語尾を変えたりだの同じ物しか食べないだの腕に包帯を巻いたりだの」

刑事「そんな漫画に影響された馬鹿どもを、見たことがないってか?」

男は答えない

いた

確かにそう言う奴がいたのだ

そしてもう一つ、男は危機感を覚えた

刑事「お前も、そういう人間の一人だろ?」

的中した

刑事「そろそろ大人になろうって高校生が、何がかめはめ波だ……笑わせんな」

男は答えない

答えられない

何も言えない


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:06:18.08 ID:jrqqbmJR0
刑事「ま、こんな話はどうでもいいか。もうすぐそんなこと気にしなくていい時代が来るだろうからな」

男「…?何の話だ?」

刑事「いや、別に……」

刑事「お前、もうかめはめ波は撃てねえのか?」

男「!何を急に……」

刑事「いいから、撃てるのか撃てねえのか聞いてんだよ」

男「……かーめーはーめー」

なんとなく刑事に向けて撃つことにした

男「波ー!!!」

つけっぱなしのテレビから、アナウンサーの声がする

男「…?かめはめ波ー!!!」

再度挑戦するも結果は同じだった

出なかった


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:11:19.19 ID:jrqqbmJR0
男「そんな……もう、かめはめ波は撃てねえのか…?」

刑事「……ハンッ、やっぱりお前も楽しんでたんじゃねえかよ」

男「えっ?」

刑事「残念だったな、もう人を殺せなくなって」

男「!!」

男はヒヤリとした

無意識だった

完全に無意識に、がっかりしていたのだ

刑事「お前はこれから牢屋行きだ。友とDQNを殺した罪とビルにいたサラリーマン連中への傷害罪、ついでに器物破損」

刑事「何年くらいかは……ま、裁判次第か」

男「俺は……楽しんでいた…のか…?人殺しを…?」

刑事「ゆっくり考えな」

刑事が部屋から出ていった

男はまだ茫然と自分の手を見つめていた


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:19:47.37 ID:jrqqbmJR0
~数年後~

アナウンサー「今日のニュースです」

アナウンサー「本日正午過ぎ、国会にて『漫画・アニメ・ゲーム規制法案』が既決されました」

アナウンサー「この法案は、漫画やアニメの必殺技を真似する子供たちが、数年前から本当に必殺技を出せるようになったことによる、

       犯罪を軽減するために設けられたもので、今後一切の必殺技が生まれる可能性を防ぐとともに、

       子供達を健全な大人に教育するためという目的のため――――」

プツン

年老いた元刑事が、テレビを切った

彼は誰もいない家の中で

一人ほくそ笑んだ


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:24:18.99 ID:jrqqbmJR0
ピンポーン

その時、家のチャイムを誰かが鳴らした

元刑事は重い腰を上げ

ニヤケ顔を治すと玄関の扉を開けた

元刑事「!お前は……」

男「お久しぶりですね、刑事さん」

かつてかめはめ波を撃った罪で掴まっていた男だった

男「お時間よろしいですか?」

元刑事「……構わん、入りたまえ」

入れてもらえるまでずっと粘るだろうと思った元刑事は

早々に諦めて男を招き入れた


96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:27:57.27 ID:jrqqbmJR0
男「あの時僕達に何かしたのは、あなたですね?」

いきなり核心をついた質問だった

元刑事「あぁ、その通りだよ」

あっさり認めた

男「何を使ったのかは知らないが、子供が必殺技名を言うとその必殺技が出るような仕掛けを使った」

男「目的はなんだ?」

元刑事「……」

男「この法案を作らせることか?」

元刑事「……」

元刑事は答えない


98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:32:30.80 ID:jrqqbmJR0
男「僕が寝ている間にまた必殺技を使えなくする何かを使って、大ごとになる前に事件を終わらせていった」

男「こうして見事、世間に漫画やアニメが『悪』だというイメージを植え付けた」

男「いや、実際あの時は『悪』だったか」

元刑事「……」

男「だがやはり分からない…あなたの目的が」

元刑事「悲劇は」

男「ん?」

元刑事「悲劇は漫画から始まるんだ」

男にはその真意が理解できなかった


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:40:21.20 ID:jrqqbmJR0
元刑事「漫画が子供たちに読まれ始めるようになってから、漫画は世間に一気に浸透した」

元刑事「だがそれは悲劇にもなり得る」

元刑事「必殺技とは名ばかりの悪意のある拳や蹴り、それによって子供達はいじめられる」

元刑事「必殺技と言えば何でも許されると思いいじめを許容させようとする」

元刑事「そんな世の中、間違ってると思わんか?」

男「思いませんね」

男はきっぱりと答えた

男「漫画は人生を豊かにするものだ。確かに子供達のいじめを助長するものになるかもしれない」」

男「だが漫画はそれだけじゃないだろ?必殺技の出てこない漫画なんていくらでもある」

男「善悪を漫画で学ぶことだってあるかもしれない」

男「漫画は、子供たちを豊かにするものでもある…!」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:44:55.81 ID:jrqqbmJR0
男「あんな法案が通ったくらいじゃ、漫画はなくならないし、いじめだってなくならない」

男「あんたにも、それは分かってるんだろう?」

元刑事「……それでも、私は漫画を憎む」

男は深いため息をついた

ここで元刑事に何を言おうが

あの法案は覆らないし何の意味もない

男がここに来たのは、単にあの時のことを確かめたかっただけだ

これ以上のいい争いは無意味であると思った

男「まあ、あなたが何をしたのか僕に分からない以上、あなたのことを告発するつもりはありませんよ」

元刑事「それがいい…私も安心できる」

何を抜け抜けと

男は内心舌打ちをした


103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:49:34.09 ID:jrqqbmJR0
男「ただ、あなたのことは一生恨みますけどね」

元刑事「好きにしろ」

男「……そうだ、あのときあなた言ってましたよね」

元刑事「?」

男「僕はかめはめ波を撃って何をしたかったのか、って」

元刑事「ほう、よく覚えてるな」

男「今なら答えられそうですよ」

一呼吸置いて男は答えた

男「僕がかめはめ波を撃てたのなら」

男「僕はやっぱりあんたの言った通り、悪党をぶっ潰したかったんだ」

男「あんたみたいな、ね」


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:57:09.46 ID:jrqqbmJR0
男が両手を構える

元刑事「ハッ、私が悪党?おもしろい冗談だ」

男は静かに呼吸を整える

元刑事「なんだそれは……できると思うのか?」

男「かー…めー…はー…めー……」

元刑事「私は間違っていない!悪の元凶はすでに規制されているッ!!」

男「波ーーーーーー!!!!!!!!!!!」

ギュオオオォォォォォォォ

ドゴーーーーーン!!!!!

半径二十メートルほどが消し飛んだ

元刑事は家ごと死んだ

男もまた、自らのかめはめ波に耐えられず死んだ


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 01:59:54.55 ID:jrqqbmJR0
「かめはめ波ー!」

「気孔砲だー!」

今日もまた

どこかで子供たちが

必殺技を言い合っている

「邪王炎殺…黒龍波!!」

「バーリア!」

「えっ?」

漫画やアニメが規制されようと

きっといつまでもなくならないだろう





108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:01:38.87 ID:jrqqbmJR0
最後の方自分でも何言ってんのか分かんね

かめはめ波が実際に撃てるようになったら大変だよね、って話と
漫画って凄いね、って話


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 02:14:12.59 ID:+EkEm8PC0

面白かった


そのかめはめ波は違法です!──ワクワクドキドキ大冒険しながら法律武装
そのかめはめ波は違法です!──ワクワクドキドキ大冒険しながら法律武装

激震サウンド かめはめ波
激震サウンド かめはめ波




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  1. 名無しさん@ニュース2ちゃん 2012/01/08(日) 12:05:00

    なんか深い話だったような気がするけど多分気のせい


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