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俺「すごいやドク!タイムマシンを作っちゃうなんて!」ドク「どうも」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:03:04.300 ID:8gIo59vb0.net
- 俺「乗らせて乗らせて!」
ドク「それはいかんまだこれは試作品でな」
俺「じゃあ出来たら乗らせて!」
ドク「あぁいいとも、だがお前さんがイタズラをしないように私も一緒に行く」
俺「俺はいたずらなんかしないよ!」
ドク「いや君は小さい頃からイタズラ好きだった」
俺「えへへー!」
こっそり見ていたマーティ「ドクと仲良くするのは僕なのに!あいつは一体誰なんだ!」
マーティ「よくも僕のドクを取りやがって...」
マーティ「見てろ..!今にお前なんか...!」
- 4 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:07:19.260 ID:8gIo59vb0.net
- 俺「ワァー大きいアンプだァ」
ドク「繋いでみてくれ」
俺「うん!!弾くよ!」
ドク「あぁ」
俺「えいっ」ジャーン
ドーン!!
俺「キャー!」すってん
ドク「これはやり過ぎたか」
俺「いたた..」
ドク「大丈夫か?」なでなで
俺「うん、えへへ、大丈夫!」
マーティ「この.....!そのアンプは僕が使うんだぞ!」
マーティ「今の衝撃で吹っ飛んで頭をぶつけておかしくなってしまえばいいのに....!」 - 6 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:15:01.891 ID:8gIo59vb0.net
- 俺「ルンルン♪」ザー
マーティ「あれは僕が持ってるスケボー!」
マーティ「なんであいつも..!」
俺「ごくごく♪」
マーティ「ダイエットペプシ!いつも僕が飲んでるやつだ!」
俺「あーおいしかった」
マーティ「きっとあいつは僕のことを知っているに違いない。なぜだかわからないけど僕に成り代わろうとしているんだ」
マーティ「そんなことはさせない、ドクの隣にいていいのは僕だけなんだからな!!」 - 7 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:20:30.753 ID:8gIo59vb0.net
- マーティ「ドク!」
ドク「あぁマーティ、君だったか。俺くんだと思ったよ」
マーティ「....」
ドク「なんのようかね」
マーティ「本当はドクのところにいつも来るのは僕なんだよ!」
ドク「?」
マーティ「あの俺ってやつ、なんかヘンだ!僕の立ち位置に立とうとしてる!」
ドク「君は一体何が言いたいんだね」
マーティ「だからドク!僕だけと仲良くして!ダメだよ!あいつは危険だよ!おかしいよ!」
ドク「私からしてみれば君の方がおかしく見える。これから実験をするから詳しい話はまた後でにしてくれ」
マーティ「そんな!ドク!!追い出さないで!!ドク!!やだよ!!僕だよマーティだよ!!分からないの?!ドク!!!マーティ・マクフライ!!!ドクったら!!」ドンドンドンドン!!
俺「何してるんだ」
マーティ「あ!!お前!!」 - 9 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:26:15.245 ID:8gIo59vb0.net
- マーティ「よくも僕のドクを!!」グイッ
俺「キャア!」
マーティ「この!この!!」ボコバキ
俺「う、う、やめてぇ、助けて!助けてドクー!!!」
ドク「どうした俺く..ワッ!」
俺「う、う、うえーん!」
マーティ「はぁ、はぁ..あ!ドク!これは違うんだよドク!こいつが悪いんだよドクのこと取るから!」
ドク「どう見ても悪いのはお前さんだマーティ!」
俺「うえーんひっくひっくいたいよドク」
ドク「かわいそうにさぁ中に入って」なでなで
マーティ「ドク..信じてよ!僕だよマーティだよ、ずっと友達だったじゃないか...」
ドク「君はもう俺くんに近づくんじゃないぞ!頭を冷やせ!」
マーティ「そんな..ドク...」
俺「うえーんうえーん....ふふっ」ニヤッ
マーティ「!!!」
マーティ「ドクあけてよ!!あけてよ!!そいつはおかしいよ!ドク!あけてよ!!あけてよ!!!!」ドンドンドンドンドンドン - 11 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:32:01.612 ID:a5VwhbWR0.net
- なんだこれw
- 12 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:34:05.425 ID:8gIo59vb0.net
- 数日後
マーティ「ドクは僕のだぞドクは僕のなんだ..」ブツブツ
俺「マーティくんごめんよ」
マーティ「!!!!お前ッ!」
俺「ドク取っちゃった...へへ!」
マーティ「お前なんかいらない..!僕のドクを返せ....!」
俺「やだよ!タイムマシンがあと少しで出来るんだって!手放すもんか!」
マーティ「タイムマシンだと..」
マーティ「(そうだ、タイムマシンが出来たらお前なんか殺してやる..!殺して僕がドクと一緒にいる世界を作るんだ!!)」 - 14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:42:20.921 ID:8gIo59vb0.net
- タイムマシンお披露目会の前日深夜 ブラウン博士の家
忍び込みマーティ「ドク..ドク...くんくん、ドクの匂い..」
マーティ「ふぅ、こんなことしてる場合じゃないな」
マーティ「これか、あいつが言ってたタイムマシンというのは。デロリアンをタイムマシンにするなんてなぁ..やっぱり僕のドクだ!流石だね!」
マーティ「あいつが言うにはこうして、ここをおしてこうして..」カチッ
マーティ「ついたついた!よし、これであとは走るだけだ」
マーティ「あいつをボコって聞きだした甲斐があったな」
マーティ「まぁ、これから殺されちゃうんだけどね、過去で!」
マーティ「ドク待っててね俺がちゃんとした未来にしてあげるから..」ブーン - 15 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:48:37.155 ID:8gIo59vb0.net
- 帰ってきたマーティ「ふぅ...」
マーティ「よし、これでドクは僕のものだ!!」
マーティ「フフ、明日の朝が楽しみだなぁ。朝イチでドクに会いに行こう!」
朝
マーティ「おはようドク!!!!!」
ドク「あぁおはようマーティ」
マーティ「..!へへ、ドク、ドク...!」ぎゅ
ドク「?どうした?何年も別れていたみたいじゃないか」
マーティ「へへ、なんでもないさ。ちょっと邪魔者がいなくなっただけだよ」
ドク「ほう?そうだ、今日はタイムマシンのお披露目会だぞ!」
マーティ「あぁ、そうだったね...ドク!」ニッコリ - 16 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/16(月) 18:51:53.824 ID:8gIo59vb0.net
- こうして、本当はドクの隣にいるはずの俺はマーティに邪魔をされドクとは無縁の世界で暮らすことになりました

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