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ゆっこ「なのちゃんが中村に狙われてるって……?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:24:29.49 ID:jfA7z7S90
みお「どういう事?」

なの「ハイ、実はこの学校に入ってからというもの……」


2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:28:00.08 ID:jfA7z7S90
なの「最初のうちは、やたらと私を気にしてくるのも、
   まだ学校になじんでいない私を気にかけてくれてるんだと思ったんです。
   わざわざコーヒーをご馳走してくれた事もありました」

ゆっこ「え、あの中村が?」

みお「誰にでもムス~ってしてて、生徒とかにもまったく関心が無いあの人が……?」

麻衣「……」




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:33:31.40 ID:jfA7z7S90
なの「でもなんていうか……最近はちょっと変なんです」

ゆっこ「『ちょっと』どころじゃ無いと思うけどねあたしゃあ……」

なの「廊下を歩いている時とか、やたらと付回してきたり」

みお「疑うわけじゃあ無いけど……なのちゃんの考えすぎとかは?」

なの「最初はそうかなとも思ったんですけど……」ズーン

ゆっこ「どしたの?」

なの「なんていうか……双眼鏡で着替えを覗いて来たり……、
   家まで押しかけてきたり……」ぞわぞわ

ゆっこ「マジで!」

みお「それはちょっと尋常じゃ無いかも……」

麻衣(ネタの予感)


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:38:52.42 ID:jfA7z7S90
なの「それで家まで押しかけられた時なんですけど……///」フイッ

ゆっこ・みお「?」
麻衣(……すごく面白い事の予感)

なの「わ、わわ私に……『お前の全てを深く知りたい』って……///」

なの「真剣な顔で、言われたんです……」

ゆっこ・みお「…………」白目
麻衣「…………」ktkr

「「ええぇぇええええええええええええええええええ!!?」」


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:40:52.34 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「あ、あの中村がなのちゃんに告ったぁ!?」

ザワザワ ガヤガヤ

みお「ちょっとゆっこ、ここ教室だからっ!」

麻衣(面白い……)

なの「…………///」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:44:24.40 ID:jfA7z7S90
☆  ☆  ☆
in 屋上

中村先生(さっきから東雲は何を話しているのだろう……何かを相談しているようだが)

なの「────!! ……、…………!!」

ゆっこ「……! ───!!」中村の方を指差す

中村「む、気付かれたか……撤退!」

☆   ☆   ☆

in教室

ゆっこ「み、みおちゃん麻衣ちゃん……今、見た!?」

みお「バッチリ見ちゃった……」

麻衣「……」弥勒菩薩いじり中


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:47:23.12 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「こりゃあ確定だね……」

なの「…………///」

ゆっこ「これまで昼休みになると研究室に閉じこもっていた中村が、
    今日に限ってなのちゃんを双眼鏡で覗いていた……」

なの「今日だけじゃ、無いんです……」

みお「うわぁー……」

麻衣「…………」シュッシュッ 紙やすり使用中


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:50:20.76 ID:jfA7z7S90
みお「まさか中村がそっちの人だったなんてさぁ」

ゆっこ「イヤイヤ、みおちゃんも結構分かるんじゃない?
    同姓愛に興味があるって所が同じなんだし」

みお「バカだよね?」

ゆっこ「……」むっ

麻衣「…………ふっ」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:53:49.01 ID:jfA7z7S90
なの「……それで、どうすればいいかの相談なんですけど」

みお「そうだねぇ……」

ゆっこ「とりあえず、なのちゃんは中村の事どう思ってるの?」

なの「ハイ、中村先生は親切でいい人だと思います。
   でも……恋愛とかそういうのでは……ないんです」

ゆっこ「う~ん、やっぱりそうか~」

麻衣(……あれ、椅子が無い)


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 21:56:11.72 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「だとしたら、早いうちに断ちゃった方がいいよ。
    ストーカーってジラジラしてるとエスカレートするっていうし」

なの「ストーカーだなんて……中村先生はそんな」

みお「でも、なのちゃんじゃあどう断っていいか分からないんじゃないかな?」

なの「ハイ、情け無い話ながら……」

麻衣(うっかり弥勒菩薩の材料に使ってた)


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:01:15.32 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「よし、じゃあ放課後みんなで中村ん所行こうよ。
    ストーカーって第三者に言われるとアッサリ引っ込んじゃうっていうし」

なの「へ、よろしいんですか相生さん?」

ゆっこ「いいよいいよ、みおちゃんや麻衣ちゃんも大丈夫でしょ?」

みお「まぁ今日は得には予定無いし、付き合ってあげますか」

麻衣「……」コクン

なの「あ、スイマセン……ぜひお願いします」


モブ「中村がレズだって?」ざわざわ
モブ「そういえば何時も東雲さんの事気にしてたわよねー」がやがや
モブ「考えて見りゃ、あの人どっか男っぽかったよなぁ」わいわい

☆   ☆   ☆

中村「……何故か、私の名誉が損なわれているような気がする」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:07:30.07 ID:jfA7z7S90
☆  ☆  ☆
放課後

中村「フフフ……我ながら完璧なプランだ」

中村(明日、東雲に『学校はなれたか』などと気さくに話しかけながら
   カンジュースを渡す。
   私のトラップを数多く潜り抜けた東雲も未開封のジュースならばと油断する事だろう)

中村(だが甘い! カンのフチの部分にはついに完成したアレがたっぷり塗られている……
   そう……)ゴソッ

中村「この、失神促進軟膏フラフラ君が……ってアレ?」ゴソゴソ

中村「な、無い!」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:11:36.47 ID:jfA7z7S90
☆  ☆  ☆
廊下、ゴミ箱付近

中村「な、無い! 無いぞ……バカな!!」ゴソゴソ

中村「一ヶ月の労力と、三か月分の給料をつぎ込んだ私の秘密兵器が!?」キョロキョロ

中村「お、お、おのれ東雲なの!! またしても先手を取られたというワケか……」ゴゴゴゴゴ

高崎「あ、中村先生」

中村「い、いやまだ希望はある! しかしアレは無い、無い……どこにあるんだ!」ゴソゴソ

高崎「ひょっとして、探しているのはコレでは」ポンッ

中村「」ビクッ


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:17:20.24 ID:jfA7z7S90
中村「あ……な、た……」

高崎「屋上に落ちてたんですけど……このチューブの表面に書いてる可愛らしいマークって、
   たしか中村先生が開発した新薬とかに書いてる奴ですよね?」

つ失神促進軟膏フラフラ君

中村「…………///」ボシュ

中村(可愛らしい可愛らしい可愛らしい)

高崎「それで、さっきから中村先生も何かを探してるように見えたので……」

中村「あ、いや……どうも////」ボシュウ!

中村(私を見てた私を見てた私を見てた……)

高崎「それにしても凄いですよね。この前も何か薬を開発してたのに、
   もう新しいのを作っちゃうなんて。中村先生って頭がよくてすごいですよねー」

中村(…………)脳みそ沸騰中


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:21:42.14 ID:jfA7z7S90
高崎「あ、スイマセンの引き止めちゃって。
   それじゃ、私は部活があるんでっ」

中村(…………)混乱中

高崎(う~ん、相変わらず気難しい人だなぁ……)タッタッタッタ

☆   ☆   ☆
中村(可愛らしい、見ていた、すごい人///)トコトコトコ

ゆっこ「あ、いたいた!」

中村「?////」

ゆっこ「中村せんせー、ちょっといいですかー?」

なの「あの、中村先生……」

中村「あぁ、東雲か。な、なんの用だ……///」

みお(なのちゃんを見ただけで顔真っ赤にしてるよ……)


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:44:54.42 ID:jfA7z7S90
なの「あの、えっとですね……」

なの「ちょっと中村先生に、話がありまして……」

中村(────チャンス!!)シャキン

中村(フラフラ君が戻ってきた所で丁度現れてくれた!
  なんという幸運っ!)

中村(予定と少し異なるが……ええい、膳は急げだ!)

なの「あのー、どうしました?」

中村「いや 気にするな。丁度私も東雲に用件があったのだ。
  さぁ来い、ぜひとも来い」グイッ

なの「あっ」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:49:26.30 ID:jfA7z7S90
カポッ

なの「あ、また右手がっ!」

中村「~~~♪ これ~で東雲は私のも~の~」ウッキウキ

みお「気付かずに右手だけお持ち帰りしようとしてる……っ!?」

なの「あぁー、待ってくださーい!」タッタッタッタ

麻衣(…………このネタ、75点)


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:53:58.47 ID:jfA7z7S90
なの「あ、あのですね。中村先生……」

中村「少し待っててくれ、すぐにコーヒーがあがるからな」

ビーカー「コポコポコポ」

「「あの~」」

中村「何だお前たち? 言っておくがコーヒーお前たちにはいれてやらんぞ」

ゆっこ「あ~コーヒーよりも中村先生、実を言いますとね、なんというか……」

みお「ちょっとお話したい事があるんですよ」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 22:57:04.38 ID:jfA7z7S90
中村「用件があるならさっさと言え」

中村(さーてと、このフラフラクンを今のうちコーヒーカップに───)

ゆっこ「ずばり言います、あなたの好きな人の事です!!」

中村「!!!」ビキッ

みお「ちょっと、ゆっこ!」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:03:17.29 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「誰かの事を好きになるのはいいけど、相手の気持ちは尊重すべきだと思うんです!」

中村「…………!!」

中村「な……ななななな、何の事だからさっぱり」ガタガタガタ

脳裏にモミアゲの顔が浮かぶ中村。

中村「違う、違うぞ。私は、ソイツ(モミアゲ)とは、別にそんな(好意を抱いている)ワケでは……」

ゆっこ「中村先生はそう言う(ストーカーの)自覚が無くても、相手(なのちゃん)はそうは思わないんです!」

みお「ちょっとゆっこ、直球ブレイクすぎるよ!!」

麻衣「……」←人体模型にイタズラ


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:06:47.50 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「ハッキリ言って、中村先生が好きな人(なのちゃん)は中村先生を怖がってるんですよ!」

中村「…………な、何を。アイツ(モミアゲ)がそんな事……」ピクピク

ゆっこ「とにかく、今後はその人に必要以上に近づかないでください!」

中村「…………」ムカムカムカ


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:13:18.89 ID:jfA7z7S90
中村「さっきから言いたい事を言ってくれてるがな……」ギロ

なの「ひっ!」 みお「…………」ゾクッ ゆっこ「!!」
麻衣「これ……楽しい」←人体模型でパズル中

中村「そもそも、最初に私に言い寄って(可愛いと褒めて)きたのは相手(モミアゲ)の方だぞ!」

みお「えー!?」

中村「貴様らはそれも知らずに、言いたい事をツラツラと……!!」

みお「なのちゃん、マジ」ボソボソ
なの「ハイ、転校初日に理科実験室の場所を聞いたりしたので……ある意味は……」ボソボソ
みお「その事を言い寄るって……マジでおかしいでしょこの人」ボソボソ
なの「中村先生……」責任感

中村「貴様ら部外者が、私達の事に口出しするんじゃない!!!!」

ゆっこ「部外者じゃありません!!」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:17:58.51 ID:jfA7z7S90
ゆっこ「断じて部外者なんかじゃねぇ!! お前が一方的に好きな人(なのちゃん)は……」

ゆっこ「私達3人の、大切な人(親友)じゃあいっ!!」

バンッ




………………シーン

なの「あ、あ……」

なの「相生さん」ジィン


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:19:47.58 ID:jfA7z7S90
中村「…………」

中村「それ、本当か」

みお「…………」コクン

麻衣「…………」コクン

中村「…………」

中村「何だと……!」

ゆっこ「…………ふー」

ゆっこ「スイマセン、怒鳴っちゃったりして」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:24:52.46 ID:jfA7z7S90
みお「もう誰の事かは分かってると思いますけど……。
   実は今日ここに来たのも、中村先生が好きな人(なのちゃん)から相談を受けてなんです」

中村「(モミアゲから)相談……?」

みお「その人(なのちゃん)から、中村先生の事が怖いって。
   これまでの自分を省みたら、分かりませんか?」

中村(…………これまで)

中村(た、確かに落とし穴に落として放置はしたが……モミ崎だなんて呼んだりもしたが……)

中村「しかし、しかし……あんな小さな事で……」

なの「中村先生にとっては小さな事でも、相手は大きく傷ついたりするんですよ」

中村「」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:27:25.63 ID:jfA7z7S90
中村「」唖然


中村「フ……」

なの「!」

中村「フフフフ……とんだお笑い草だな。好かれているつもりが、嫌われていたとは……」くっくっく

なの「中村先生……」

中村(落ち着け、落ち着け私。とりあえず何か飲んで気分を鎮めよう)スッ

ビーカー「グツグツグツ」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:31:11.68 ID:jfA7z7S90
中村(けっこう高かったコーヒー粉に、シュガーシロップを……)グニュー

ゆっこ「な 中村、何して──」

みお「何の薬──」

なの「中村先──」

中村(…………熱々のうちぐいっと)グビッ


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:33:20.83 ID:jfA7z7S90
失神促進軟膏フラフラ君 「ハイお約束、たしかにいただきました!」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:34:26.96 ID:jfA7z7S90
ドサリッ

ゆっこ「へ……」

中村「」死ーん

ゆっこ「…………へ、嘘?」

みお「ぁ……ぁ……!」ガタガタガタガタ

なの「な……!

   中村先生ぃ───────」


56:※もうちょっとだけ続きます:2012/01/12(木) 23:39:58.22 ID:jfA7z7S90
相生さんと、長野原さんの悲鳴、そして携帯電話で救急車を呼ぶ水上さんの小さな声が聞こえます。
近づいて抱きかかえた中村先生は、穏やかな顔をしていました。
この顔を見て、誰が恋に敗れて自ら命を絶った女性の顔だと信じられるでしょうか?

そう、私が中村先生を拒否した事で、中村先生は死を選んだのです。
私が中村先生を殺したようなものです。
いったいどうすれば良かったのでしょうか?
あるいは、私が自分の気持ちに嘘をついて中村先生と恋人関係になるべきだったのでしょうか?

今となっては、何もかもが分かりません……。
ただ、この腕の中で女性が体温を少しずつ失っていくのを感じるだけです。


END


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:43:30.53 ID:jfA7z7S90
in 次の日の理科室

中村「先日は酷い目にあった……」フラフラ

中村「まさかフラフラ君を、一本丸々飲んでしまうとは……
   一日たってもまだめまいが……」フラフラ

ガタンッ

中村「ふぅ~、ようやく椅子に座れた。午後は授業も無いし、
   休めそうだ……」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:44:40.79 ID:toB7QNrfP
いきてたーーーーーーーーーーーーー


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/12(木) 23:54:27.38 ID:jfA7z7S90
中村「しかし……」

────私達3人の、大切な人じゃあい!

中村「モミアゲの奴、意外とモテるんだな……」イラ

中村「うぐぐ、なぜ私はイライラしてるんだ!」イライラ

中村「ま、あれから何故か東雲がヤケに優しいし。
   『あまり行き過ぎた行為に及ばなければ、私の事を教える』なんて言われたしな」

中村「東雲捕獲作戦はいつでも決行できるとして……」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:04:21.79 ID:CkPBeAzu0
in 30分ほど前、廊下

桜井弟「高崎先生ー、どうです。ウチの姉ちゃんとの進展は?」

高崎「ば、バッキャロウ!そんな事を高校生が聞くもんじゃない!」

桜井弟「この分じゃ進展は無さそうですね」

高崎「う、うぅむむむむ!」

桜井弟「だったらもう、高崎先生から告白しちゃうのはどうです?
    あのボケ頭なら、可愛いとか適当に褒めながら攻めればけっこうコロっと行くかもしれませんよ」

高崎「バ、バカヤロウ! 桜井先生みたいなすばらしく可愛らしい人がなぁ、そんな軽い人なワケ無いだろう!
   その、バカも休み休み永眠しろ!! いくら桜井先生の弟でも、ぶ、ぶっちゃうぞ!」

桜井弟「高崎先生、マジでウチの姉ちゃんにゾッコンですね……」


中村「」←たまたま通りすがった


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:07:02.93 ID:CkPBeAzu0
in 現在、理科室

中村「ぐぬぬ……」ワナワナ

中村「生徒指導の桜井泉……」ギリッ

中村「いったいどのようにして、あのモミアゲを……」



中村「調べる必要がありそうだ」キラン


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:13:42.66 ID:CkPBeAzu0
☆   ☆   ☆
in 桜井自宅前
桜井「ただいま帰りましたー」トコトコトコ
中村「家族構成、父親と弟の3人家族……母親はすでに他界」メモメモ (←注:原作非公式)

in学校
桜井「え、え~と、本日、駅前で自転車のサドルにキュウリが突っ込まれる……その、事件がありまして
   このようなことは、いけないと思うので……えーと」アセアセオロオロ
中村「性格、かなりの上がり性……と」装備:双眼鏡

in廊下
桜井「…………中村先生……?」トコトコアセアセ
中村「先ほどから見ていたが、廊下はしっかりと歩き、下校生徒たちへの挨拶も欠かさない。
   真面目な性格……と」コソコソ
桜井「…………」アセアセ

☆   ☆   ☆


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:17:43.40 ID:CkPBeAzu0
ゆっこ「ここ最近は中村のストーキングもデバカメも、全く無くなったね」

なの「はい、おかげさまで! 中村先生にはちょっと悪い事をしましたけど……」

みお「今回は良かったけど、場合によってはエスカレートしてたかもしれないんだからぁ。
   気をつけてよゆっこ」

ゆっこ「あいやー」

桜井「はぁー……」

ゆっこ「あれ、桜井先生?」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:20:10.01 ID:CkPBeAzu0
桜井「はい……相生さん?」

ゆっこ「ため息なんてついてどうしちゃったんです?
    何かいかにも悩み事がありますって感じですよ」

桜井「あ、聞かれちゃいましたか。ええ、実を言うと……」

ゆっこ「どうしたんですー?」




ゆっこ「桜井先生が中村に狙われてるって……?」

その場に居た全員が呆れの声を漏らした。

今度こそ本当にEND


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:21:11.32 ID:kdlb0dq90



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:23:17.05 ID:BwMqTB2h0
えぇぇー!


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:23:44.84 ID:Xw7Vbb5C0
ある意味日常っぽい終わり方かもしれない




73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:25:42.13 ID:CkPBeAzu0
ここまで付き合ってくれた奴サンクス
欝SSだけじゃなくたまにこういうバカなのも書きたくなる今日このごろ

ほのぼのSSを書こうとしても、ちょっとブラックに向かいかけたのはナゼだろう……
教えてフェッちゃんウェボシー


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/13(金) 00:31:06.36 ID:gVvWCilqO
乙だ
面白かった。本編にありそうだった


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  1. 名も無き名無し 2012/01/13(金) 20:13:05

    炸裂麻衣ペースw


  2. 名無し 2012/11/06(火) 13:14:14

    高崎に通報しますた


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