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響「どうして自分には動物たちの声が聞こえるの?」

1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:06:56.160 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「は?そんなの響の方が知ってるだろ?俺は聞こえないんだし…」

響「そ、そうなんだけど…そうじゃなくて…」




3 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:10:39.480 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「…誰かに何か言われたのか?」

響「何にもないよ!何にも…」

響兄「響、何にもないならそれでいい。でも何かあったなら言ってくれ。俺は響の力になりたい」

響「で、でも…」


5 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:13:54.895 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「響…俺はお前の力になりたいんだ…」

響「にぃに…」

響兄「大丈夫だ!にぃにがなんとかしてやるよ!」

響「あ、あのね…今日…学校で…」


7 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:15:33.706 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「学校で?」

響「…学校で…言われたんだ…『動物の声なんて聞こえるわけがない、我那覇は嘘つきだ』って…」

響兄「…」


8 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:17:06.774 ID:NgfTUI7PH.net
響「自分…知ってるさぁ…普通の人には聞こえないんだって…でも…自分には聞こえるんだ…ハム蔵の声も…いぬ美の声も…」

響兄「響…」


9 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:19:08.570 ID:NgfTUI7P0.net
響「それを…嘘だなんて…言うのは無理だぞ!だって…だって…」

響兄「響、大丈夫だよ」

響「にぃに…」

響兄「×××××××××××」

響「へ?」


12 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:20:35.419 ID:NgfTUI7P0.net
ジリリリリリリリリリリ

響「う、うーん…」

カチッ

響「ふわぁぁ…嫌な夢見ちゃったぞ…」


13 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:22:32.862 ID:NgfTUI7P0.net
ねこ吉「にゃーにゃー!(あ、響ちゃんおはよう!)」

響「うーん…おはよう、ねこ吉…」

ブタ太「ブヒヒ?(まだ寝てるの?)」

響「心配しなくてもちゃんと起きてるぞブタ太。ハム蔵達は?」


14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:24:43.753 ID:NgfTUI7P0.net
ねこ吉「にゃーにゃーにゃー(リビングで昨日録画したテレビ見てるよ)」

響「あぁ、それで何か聞こえるのか…じゃあ自分もそっち行こうか…」

『ヂュイヂュイヂュイ!』

響「!?」


16 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:27:47.552 ID:NgfTUI7P0.net
ねこ吉「にゃー?(どうしたの?)」

響「い、いや、何でもないぞ!」

ブタ太「ブヒヒィ…(ならいいけど…)」

響(今の声…ハム蔵の声だよな…)

響(なんで…どうして…)

響(なんて言ってるかわからなかったんだ…)


19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:31:52.424 ID:NgfTUI7P0.net
ガチャッ

響「は、ハム蔵!」

ハム蔵「ヂュ、ヂュヂュイ。ヂュイ?(あ、おはよう響ちゃん。どうしたの?)」

響(今度はちゃんと聞こえる…)

ハム蔵「ヂュイ?(響ちゃん?)」

響「あ、な、なんでもないぞ!?」

ハム蔵「?ヂュイヂュヂュイヂュヂュイ…(?変な響ちゃん…)」

響(あれは何だったんだ…)


21 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:32:57.082 ID:NgfTUI7P0.net
事務所

響「…」ボ-ッ

亜美「兄ちゃーん…」

P「ん?どうした?亜美…あぁ、放送見たぞ。昨日は惜しかったなぁ、優勝は春香に持っていかれちゃったけど良かったと思うぞ?」

亜美「うあうあー!昨日のモノマネ大会の話じゃないよぉ!」


22 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:35:47.324 ID:NgfTUI7P0.net
P「ならなんなんだ?」

亜美「なんかひびきんの様子が変なんだよぉ…」

P「そうか?別にボーッとしてる以外は普通だと思うけど…」


23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:38:34.687 ID:NgfTUI7P0.net
真美「ねぇねぇ、ひびきん!ひびきん!ヤキニクマンごっこしよーよ!」

響「ん?あぁ、真美か…ありがとう、でも自分お腹いっぱいだから貴音にあげてくれ…」ボ-ッ

P「重症だな…」


24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:42:40.332 ID:NgfTUI7P0.net
真美「兄ちゃん!ひびきんを助けてよぉ!」

P「うーん、何か悩みがあるのかな?」

亜美「狙ってる素材が全然出てこないとか?」

真美「自分が使ってる武器やキャラがアップデートで弱体化したとか?」

P「いや、お前達じゃないんだから…」


25 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:46:55.107 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「そっか…ひびきんあんまりゲームしないもんね…」

P「そういう話でもないけどな」

真美「ハム蔵ならなんか知ってるかな?」

亜美「知ってても意味ないよ、亜美達にはハム蔵の言葉はわかんないんだもん」

響 ドンガラガッシャ-ン

P「響!?」


26 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:49:46.282 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「ひびきんがはるるん病に!?」

真美「言ってる場合じゃないよ!大丈夫?ひびきん?」

響「だだだだだだだだ大丈夫だぞ!!!!」

P「全然大丈夫に見えないぞ…」


27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:50:46.009 ID:NgfTUI7P0.net
響「ほ、本当に大丈夫だもん!じゃあね!」ダッ

P「あっ…」

真美「ひびきん!?」

亜美「行っちゃった…」


29 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:54:27.311 ID:NgfTUI7P0.net
響家

響(結局、今日は全然仕事に集中できなかったな…自分、ダメダメだぞ…)

響(でも…なんで…あの一瞬だけ聞こえなかったんだろう…)


30 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 12:58:23.195 ID:NgfTUI7P0.net
いぬ美「わん?わんわんわわん?(響ちゃん大丈夫?今日ずっとそんな感じよ?)」

響「え?あ、うん…ちょっと今日体調悪くてさ…大丈夫!寝たら治るさー!」

いぬ美「ばうわう…(ならいいけど…)」


31 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:01:07.581 ID:NgfTUI7P0.net
響(そうだよ、ウジウジ悩んでてもしょうがないさー!大丈夫、今日はちょっと調子が悪かっただけさー!明日には元に戻ってるぞ!)

響「おやすみ…」

響「zzz…」


32 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:02:08.477 ID:NgfTUI7P0.net
響『××××××××××××』

響(あれ?自分だ…でも、なんかちっちゃいな…)

響兄『××××××××××××』

響(にぃにもいる…)


33 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:03:44.715 ID:NgfTUI7P0.net
響『×××××××××』

響(何話してるんだろ…よく聞こえないぞ…)

響兄『××××××』

響(あ、この時ってたしか…)


34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:05:51.093 ID:NgfTUI7P0.net
響『×××××がな××××嘘つ××××』

響(そうだ…小学校にあがりたての頃、違う幼稚園だった男子に『動物と話せるなんて嘘つきだ』って言われたんだっけ…)


36 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:08:58.462 ID:NgfTUI7P0.net
響兄『×××』

響『××××××××』

響(あの時…にぃには自分になんて言ってくれたんだっけ…)


37 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:11:37.285 ID:NgfTUI7P0.net
響兄『××××たー××××××』

響(もうちょっと…)

響『××××××りーが?』

響(もうちょっと…)

響兄『×××××××心配ないよ』

響(もうちょっと…)


38 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:14:24.620 ID:NgfTUI7P0.net
響兄『響がいい子にしてたら、ずっと聞こえるよ』

響(え…?)

ジリリリリリリリリリリ

響 パチッ


40 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:16:21.709 ID:NgfTUI7P0.net
響(い、今の夢って…)

カチッ

オウ助「モウヒビキチャン!メザマシハチャントトメナイト!」

響「あ、ごめん、オウ助…」


41 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:17:57.689 ID:NgfTUI7P0.net
ヘビ香「シュロロロ…(無理もないよ、響ちゃん最近お仕事いっぱいだもん…)」

響「ごめんな、もっとみんなと過ごす時間も作るから…」

ヘビ香「シュロロ…(そうじゃなくて…)」


42 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:20:41.863 ID:NgfTUI7P0.net
響「さぁて、朝ごはんにしよっか。いぬ美達は?」

オウ助「アッチデてれびミテルヨ!」

響「そっか、なら自分も…」

『バウッ、バウッ!』

響「!?」


44 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:24:55.442 ID:NgfTUI7P0.net
響(ま、まただ…また聞こえなくなった…)

いぬ美「バウ?(響ちゃん?)」

響「あ、あぁ…何でもないぞ!何でも…ない…」


45 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:27:16.791 ID:NgfTUI7P0.net
事務所

響「…いい子なら…聞こえる…いい子なら…聞こえる…」ブツブツ

千早「プロデューサー、昨日今日と我那覇さん変じゃないですか?」

雪歩「わ、私もそう思いますぅ…」

P「うーん、確かに明らかにおかしいな…ちょっと話してみるか…」


46 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:31:03.812 ID:NgfTUI7P0.net
P「響?何かあったのか?昨日から様子が変だぞ?」

響「ど、どこも変じゃないぞ!!!!」

P「そ、そんなに怒鳴らなくても…」

響「あっ…ご、ごめんね…今日の仕事終わったから…自分帰るぞ!じゃあね!」ダッ

P「ちょっ…響!」


47 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:31:55.563 ID:NgfTUI7P0.net
響家

響(ふぅ、プロデューサーにキツく当たっちゃったぞ…)

響(でも…くよくよしてても仕方ないよね…よし!明日しっかり謝る!だから今日はもう寝よう!)

響「みんな、おやす…」

響兄『響がいい子にしてたら、ずっと聞こえるよ』

響(!?)


48 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:34:41.270 ID:NgfTUI7P0.net
響(そ、そうだ…またあの夢を見ちゃうかもしれない…)

響(だいたいよく考えたら、自分がハム蔵やいぬ美の声が聞こえなくなったのは朝…目が覚めた時だった…)


49 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:35:33.734 ID:NgfTUI7P0.net
響(もし次に目を覚ました時に…また聞こえなくなってたら…)

響(もし次に目が覚めた時…二度と聞こえなくなってたら…)

ジリリリリリリリリリ

カチッ

響(結局一睡も出来なかった…)


51 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:36:54.500 ID:NgfTUI7P0.net
ハム蔵「ヂュイ!(響ちゃん、おはよう!)」

響「あぁ、おはようハム蔵!」

響(今日はちゃんと聞こえる…)


52 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:38:37.173 ID:NgfTUI7P0.net
いぬ美「バウワウ?(なんか眠たそうだけど、ちゃんと寝た?)」

響「ははは!いぬ美は心配性だなぁ!大丈夫だよ!」

響(まぁ、本当は寝てないけど…)


53 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:40:41.152 ID:NgfTUI7P0.net
響(でも今日はちゃんと聞こえた…)

響(寝なければ…聞こえる…)

響(そうだ…眠らなければ…自分がちょっと我慢したら…ハム蔵達と…友達で…)


55 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:42:32.914 ID:NgfTUI7P0.net
それから2日後

貴音「響、ちゃんと睡眠をとっていますか?」

響「うん…とってるぞ…」ボ-

貴音「そのわりには最近日に日にボーっとしておりますが…」

響「うん…とってるぞ…」ボ-

貴音「響?」


56 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:43:22.834 ID:NgfTUI7P0.net
響「うん…とってるぞ…」ボ-

貴音「響!」

響「はっ!?な、何?貴音?どうしたの?」ニコニコ

貴音「…少し仮眠をとりましょう、メイクでも隠せないほどのクマができています」


57 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:44:05.973 ID:NgfTUI7P0.net
響「だ、大丈夫だよ!もう、貴音は大げさだなぁ、あははは…」

貴音「大げさなことなど…」

美希「貴音、ミキに任せるの」

貴音響「「美希…」」


58 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:46:28.094 ID:NgfTUI7P0.net
美希「響…最近おかしいよ?元気がなかったりボーっとしたり…悩みがあったら相談してほしいの…ミキ達響の友達でしょ?」

響「美希…」

美希「それにしたって一回寝るの、寝て元気にならないと解決なんてできな…」

響「それだけは嫌だぞ!」


59 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:47:57.034 ID:NgfTUI7P0.net
美希「なんでそんなに嫌なの?」

響「だって…だって…」

貴音「だって?」

響「ハム蔵や…いぬ美と…しゃ…べれ…な…」バタンッ

貴音美希「「響!?」」


61 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:50:04.118 ID:NgfTUI7P0.net
響(あれ…自分…なんで…)

響兄『大丈夫だ!にぃにがなんとかしてやるよ!』

響(あぁ、そっか…自分…寝ちゃったんだ…)


62 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:51:00.341 ID:NgfTUI7P0.net
響『あ、あのね…今日…学校で…』

響兄『学校で?』

響(やめてよ…聞きたくないよ…)


63 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:51:55.364 ID:NgfTUI7P0.net
響『…学校で…言われたんだ…「動物の声なんて聞こえるわけがない、我那覇は嘘つきだ」って…』

響兄『…』

響『自分…知ってるさぁ…普通の人には聞こえないんだって…でも…自分には聞こえるんだ…ハム蔵の声も…いぬ美の声も…』

響兄『響…』

響(嫌だ…聞きたくない…)


64 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:52:44.621 ID:NgfTUI7P0.net
響『それを…嘘だなんて…言うのは無理だぞ!だって…だって…』

響兄『響、大丈夫だよ』

響『にぃに…』

響(やめて!言わないで!聞きたくない!)


65 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:55:52.738 ID:NgfTUI7P0.net
響兄『最初は、誰にだって聞こえてたんだよ』

響(へ?)

響『そうなの?』

響(な、なんだ?前と違…)

響兄『あぁ、そうだよ…××××…』

響『×××××』

響(ちょっ!?そこを聞かせてよ!?)


66 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 13:56:48.937 ID:NgfTUI7P0.net
響兄『××××××』

響『×××××』

響(もうちょっと…もうちょっとだけ…)

『…き』

響(聞こえる…)


67 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:00:57.482 ID:NgfTUI7P0.net
『…ひ…き』

響(もう少し…)

『…び…き…』

響(あとちょっと…)

律子「響?起きたの?」

響「う、うーん…あれ?…自分…」


68 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:01:32.589 ID:NgfTUI7P0.net
伊織 ス-ス-

響「あれ?伊織?なんで自分の手を?」

小鳥「響ちゃん、水瀬グループのお医者さんに診てもらったのよ?今は事務所に近い双海医院に入院してるけど…」

響「そっか…自分…倒れて…」


69 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:04:25.519 ID:NgfTUI7P0.net
あずさ「響ちゃん、3日も寝たきりだったのよ?」

響「そ、そんなに?」

P「響、お前寝てなかったらしいな?ダメじゃなか、自己管理はちゃんとしないと…」


70 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:09:05.042 ID:NgfTUI7P0.net
響「ご、ごめんだぞ…ハッ!?そう言えば仕事!」

律子「代わりに雪歩と千早が行ったわよ」

響「え!?でもあの仕事は…」

P「あぁ、犬と一緒に入れるプールの体験レポートだ」

響「それを千早と雪歩に任せたら…」


72 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:10:12.192 ID:NgfTUI7P0.net
P「快く引き受けてくれたぞ?」

響「な、なんで?だって、犬と水着だぞ!?」

P「もちろん最初は嫌がってたよ、でも『響が倒れたから代わりに…』って言ったら『それを早く言ってくださいよ!』って言って引き受けてくれたよ」


73 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:10:43.192 ID:NgfTUI7P0.net
響「そんな…なんで?」

P「なんでって、そりゃお前…」

小鳥「それにしても響ちゃん、どうして寝てなかったの?」

あずさ「そうよ~、響ちゃん、何か悩みでもあるの?あるなら相談してわ~…」


74 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:11:12.546 ID:NgfTUI7P0.net
響「…なんで?」

律子「いや、あんた、なんでってねぇ…」

小鳥「心配だからに決まってるじゃない」


75 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:11:48.347 ID:NgfTUI7P0.net
響「なんで…心配してくれるの?…自分…悪い子なのに?」

P「悪い子?あぁ、仕事出来なかったことか?…まぁ、確かにそれは褒められたことじゃないが…」

響「そ、それもだけど…自分…ダメな子なんだぞ…悪い子なんだぞ…だから…みんなに優しくしてもらう資格なんて…」

あずさ ギュッ

響「あ、あずささん!?」


76 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:13:27.084 ID:NgfTUI7P0.net
あずさ「響ちゃん、優しくされるのに資格なんていらないの…私が優しくしたいから優しくしてるだけなんですもの」

響「あずささん…」

小鳥「そうよ、私たちが好きでやってることなんだから!例え響ちゃんでもそれを止めることはできないわよ?ふふふ♪」

響「ピヨ子…」


77 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:15:43.857 ID:NgfTUI7P0.net
律子「響?本当に何があったの?言ってくれなきゃ、私たちは響を助けることも悪い子だって思うこともできないわ?」

響「律子…」

P「響、今回のことはプロデューサーとして、しっかりお前を見れてなかった俺のミスでもある、でも…だからこそ教えてくれ…」

響「プロデューサー…」


78 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:16:29.811 ID:NgfTUI7P0.net
P「何にもないならそれでいい。でも何かあったなら言ってくれ。俺は響の力になりたい…」

響兄『響、何にもないならそれでいい。でも何かあったなら言ってくれ。俺は響の力になりたい』

響(あぁ…にぃにと一緒だ…)

響「あ、あのね…」


79 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:17:23.773 ID:NgfTUI7P0.net
P「なるほどな…ハム蔵達の声が…」

響「うん…朝…聞こえなくなる時があるんだ…」

P「確かにそれだと美希と貴音が最後に聞いた言葉と辻褄が合う…あの2人が予想した通りだったな」

律子「それであんなに悩んでたのね…」


80 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:18:43.170 ID:NgfTUI7P0.net
小鳥「でも悪い子っていうのはなんで?」

響「にぃにが小さい時に言ってたんだ、『響がいい子にしてたら、ずっと聞こえる』って…でも…聞こえないってことは…」

P「響」


81 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:19:15.116 ID:NgfTUI7P0.net
響「そ、そうだ…お仕事だって休んじゃったし…雪歩と千早にやりたくない仕事やらせちゃったし…悪い子だ…だから…だから…」

P「響!」

響「!?」


82 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:19:47.554 ID:NgfTUI7P0.net
P「…その言葉、雪歩と千早に言ってみるか?」

響「…」

P「あいつらは『なんで早く言ってくれないんですか!』って言ったんだ」

響「でも…それは自分に気を使って…」


83 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:20:42.362 ID:NgfTUI7P0.net
P「俺だってそう思ったよ、響を盾にしてあいつらに嫌がる仕事をさせたくないから中々言えなかったんだ」

響「だったら…」

P「でもあいつらはは違った、『私は友達を助けることを嫌がるような人間ではありません』『響ちゃんは、いっつも私を励ましてくれるから…こんな時くらい力になりたいんですぅ!』って言ってのけたんだぞ?」


84 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:21:17.806 ID:NgfTUI7P0.net
響「でも…」

P「…外を見てみろ」

響「外?…あ、あれは!?」

真「はぁ…はぁ…はぁ…」タッタッタッタッ

やよい「はぁ…はぁ…」タッタッタッタッ

響「真とやよい!?」


85 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:22:19.599 ID:NgfTUI7P0.net
P「お百度詣りって知ってるか?まぁ簡単に言えば、同じ神社に100回参ると願いが叶うってやつだ」

響「ひゃ、100回も!?」

P「いや、3日前から暇を見つけてやってるからな、やよいはともかく真は2000位はいってるんじゃないか?」

響「どうしてそんなに…早く止めないと!」


86 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:22:59.249 ID:NgfTUI7P0.net
P「なぁに、メールは入れたしもうすぐ仕事だからすぐに気付くよ」

響「…」

P「最初は俺も止めたんだ、でもな…」

真『僕が何かしたいんです…僕って、あんまり賢くないからこんなことしかできないですし…へへへ』

やよい『うっうー!私もお金はないかもですけど、体力ならいくらでも出せちゃいますー!』

響「真…やよい…」


89 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:23:55.074 ID:NgfTUI7P0.net
P「貴音と美希も神様にお願いしてたよ、ラーメンとおにぎり断ちまでしてな」

響「そんな…それは2人が一番好きなものじゃないか!?」

P「貴音曰く…『動物との会話はいかに私といえど不可能…ならば神に頼むより他ありません』とのことだ」

響「それにしたって…大好きなラーメンとおにぎりを食べないなんて…」


91 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:24:47.203 ID:NgfTUI7P0.net
P「そうも言ったさ、でもな?」

貴音『何かを得るためには相応の対価が必要というもの…響の笑顔に比べたらラーメンなど…安いくらいです』

美希『ならミキもおにぎり我慢するの!それなら丁度くらいになるって思うな!』

響「貴音…美希…」


92 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:25:20.520 ID:NgfTUI7P0.net
律子「伊織にしてもそうよ?この子、全然あんたから離れなかったんだから」

響「え?そうなの?」

伊織『お願いよ…友達なの…絶対助けて…』ポロポロ

小鳥「って泣きながら言ってたわよ?」


94 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:26:28.216 ID:NgfTUI7P0.net
律子「暇さえあればここにくるし、『いい加減あんたも休みなさい』って言っても…」

伊織『べ、別に響が心配なわけじゃないんだからね!?』

律子「…って謎のツンデレを発揮してたわよ?」

響「伊織…」


96 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:27:19.150 ID:NgfTUI7P0.net
小鳥「あれ?それって律子さんが言ってたセリフじゃ…」

律子「げふん!げふん!そ、そういえば亜美と真美がもうすぐ来るって言ってましたよ!?」


97 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:27:57.756 ID:NgfTUI7P0.net
ガチャッ

亜美「うあうあー!もう!これもダメだー!」

真美「なんで箒には乗れるのに喋れるようになんないんだよぉ!」

律子「…来るなりなんなのよ、あんたたち」


98 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:28:33.768 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「あ!ひびきん、おはよう!」

真美「目が覚めたんだね!待っててねひびきん!真美たちがひびきんの悩みをスパッと解決してあげるよぉ!」

あずさ「その手に持ってるのは?」

亜美「あ、ダメだよ!あずさお姉ちゃん!これは亜美たちが見つけたブンケンなんだかんね!」


99 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:29:13.068 ID:NgfTUI7P0.net
P「文献って…どう見てもDVDじゃないか?」

真美「チッチッチッ!わかってないなぁ、兄ちゃんは」

亜美「ほんと、ダメダメだよね」

真美「穴掘って埋まればいいのに」

P「言い過ぎだろ!?」


100 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:30:33.142 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「いい?兄ちゃん、そもそも、動物と喋るっていうひびきんの能力は現代医学をりょーがした能力なのだ!」

真美「なのだ!」

亜美「これはむしろファンタジー…ならばファンタジーを参考にするしかあるめえよ!」

真美「あるめえよ!」

律子「…それで魔女の宅急便のDVDを」


101 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:31:21.292 ID:NgfTUI7P0.net
真美「うあうあー!りっちゃん勝手に見ないでよぉ!」

響「亜美…真美…」

亜美「でもさ、ひびきん、魔女の宅急便って酷いんだよ?」

真美「そうだよ!男にデレデレしちゃってさ、飛べたらジジのことなんてどうでもいいんだ!」

P「またえらく穿った見方をしたな…」


102 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:32:03.959 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「亜美たち、今からスタジオジ○リに抗議して…」

P「わりと本気で止めてくれ!」

真美「じゃあこれ書いたおっちゃんに『どうやったらもう一度ジジと話せるようになるんですか?』質問してくるよー!」

P「それもダメだ、大体それを書いたのはおっちゃんじゃない、おばちゃんだ」


103 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:32:43.974 ID:NgfTUI7P0.net
真美「うあうあー!じゃあもう八方ふさがりだよぉ!?」

律子「手が尽きるのが早いわね…」

亜美「こうなったら『ひびきんじゃなくてハム蔵が喋れなくなってる説』を推してるはるるんに頼るしかない…」

P「え?そんな説出てるの?」


105 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:33:56.465 ID:NgfTUI7P0.net
真美「よし!亜美、ハム蔵のモノマネを極めて通訳しようとしてるはるるんの手伝いしに行こ!」

律子「あの子は何してるの!?」

亜美「うん!じゃあね、ひびきん、大丈夫!亜美たちに任せて!」


106 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:34:31.952 ID:NgfTUI7P0.net
響「あ、あのぉ…」

真美「ん?」

亜美「どったの?ひびきん?」

響「なんで…そんなに自分に優しくしてくれるの?」


108 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:37:20.508 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「は?」

真美「そんなの決まってんじゃん」

亜美真美「「ひびきんが大好きだからだよ!」」


109 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:37:57.520 ID:NgfTUI7P0.net
真美「ひびきんにとって、ハム蔵達は家族で仲間でしょ?」

亜美「そんな人と話せなくなるなんて、亜美なら嫌だもん!」

真美「真美がひびきんと話せなくなるくらい嫌だもん!」

亜美「だから協力するんだよ!」

真美「も~、言わせないでよぉ、恥ずかちいなぁ~」


111 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:38:47.373 ID:NgfTUI7P0.net
亜美「じゃあね、ひびきん!亜美たちもう行くよ!」

バタンッ

小鳥「嵐の様に去っていきましたね…」

響「うぅぅ…」


113 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:39:33.600 ID:NgfTUI7P0.net
あずさ「でも響ちゃん、これでわかったでしょ?響ちゃんは悪い子なんかじゃないわ、じゃないとみんなこんなに一生懸命にならないわ」

響「み、みんなはそうかも知れないけど…ハム蔵達はどう思ってるかわかんないし…」

あずさ「ふふふ♪それこそ大丈夫よ、響ちゃん」

響「なんで?」


114 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:41:15.648 ID:NgfTUI7P0.net
あずさ「私もハムスター飼ってたことあるから知ってるけどね?ハムスターって本来人間に懐かないものなのよ?」

響「え?そうなの?」

あずさ「そうよ~、響ちゃんはハム蔵ちゃんとずっと一緒だったから知らなくてもしょうがないと思うけどね」

響「自分…ちっちゃいころからハムスターはハム蔵しか飼ってないから知らなかったぞ…」


115 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:42:10.446 ID:NgfTUI7P0.net
P「あれ?ハムスターの寿命って確か…」ヒソヒソ

律子「今はそんなこといいじゃないですか…」ヒソヒソ


116 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:42:48.434 ID:NgfTUI7P0.net
あずさ「だからね?よっぽど響ちゃんのことが好きじゃないと今みたいに仲良しさんにはなれないと思うわ~」

響「あずささん…」

律子「それこそ聞いてみたらいいのよ、いくら言葉が通じたって口にしなきゃわからないわよ?」

響「口にしなきゃ…」

小鳥「まぁ、ハムスターよりもワニを飼ってる時点で、ですけどね…」


117 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:45:05.809 ID:NgfTUI7P0.net
prrrrr

P「ん?もしもし…おお、春香、うん、わかった。伝えとく」ピッ

響「どうしたの?」

P「春香がハム蔵を連れて来てくれたみたいだぞ」

響「え?病院に?」


118 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:46:02.276 ID:NgfTUI7P0.net
小鳥「えぇ、ちゃんと殺菌消毒することを条件に特別に許可して貰ったの。そのために双海医院にしたのよ?」

響「そうだったんだ…」

ガチャッ

春香「響ちゃん!お見舞いですよ!お見舞い!」

ハム蔵「ヂュヂュイヂュイ!(響ちゃん!大丈夫?)」


119 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:47:07.335 ID:NgfTUI7P0.net
響「春香…ハム蔵…へへ、うん、大丈夫だぞ…」

春香「良かった~、心配したよぉ~」

ハム蔵「ヂュイ!(良かった良かった!)」


120 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:48:44.780 ID:NgfTUI7P0.net
響「春香…その…迷惑かけてごめんね?」

春香「迷惑?こんなの全然迷惑じゃないよ~、むしろ毎回ダンスの自主練に付き合わせてる私の方が…」

響「じ、自分好きでやってるんだぞ!?迷惑だなんて思ったことないぞ!」


121 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:49:17.934 ID:NgfTUI7P0.net
春香「そっか…良かった、じゃあ私と一緒だ!」

響「一緒…?」

春香「そう、一緒!」

響「そっか…一緒か…へへへ…」

春香「どうしたの?」

響「へへ、なんでもないぞ」

春香「ふぅん、変な響ちゃん」


122 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:50:09.086 ID:NgfTUI7P0.net
ハム蔵「ヂュヂュイヂュイ…(響ちゃん、着替えと…DVD持ってきたから、暇な時に見たらいいよ、それから…)」

響「なぁ、ハム蔵…」

ハム蔵「ヂュ?(ん?何?響ちゃん)」


123 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:50:44.848 ID:NgfTUI7P0.net
響「ハム蔵はさ…自分のこと…好きか?」

ハム蔵「ヂュイ?ヂュヂュイヂュイヂュヂュイ?(は?今更何言ってるの?)」

響「…いいから答えてよ」


124 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:51:27.823 ID:NgfTUI7P0.net
ハム蔵「ヂュイヂュヂュイヂュイ?(好きじゃないと沖縄からこんなとこまでついて来たりしないでしょ?)」

響「じゃ、じゃあ…」

ハム蔵「ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュイ、ヂュヂュイ…ヂュイヂュイヂュイヂュヂュイヂュイ
(僕も、いぬ美も、ブタ太も、ねこ吉も、うさ江も、オウ助も、ワニ子も、モモ次郎も、シマ男も、それにヘビ香だって…みんな響ちゃをが大好きだよ)」

響「そっか…そっか…」


126 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:54:07.451 ID:NgfTUI7P0.net
ハム蔵「ヂュ?ヂュヂュイヂュイ?(で?響ちゃんは?)」

響「ん?」

ハム蔵「ヂュイヂュヂュイヂュイ?(響ちゃんは僕たちのこと嫌いなの?)」

響「そ、そんなの好きに決まってるだろ!」

ハム蔵「ヂュイ?ヂュイヂュイ(でしょ?もう、そんなわかりきったこと聞かないでよね)」

響「えへへ…」


127 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:54:36.482 ID:NgfTUI7P0.net
春香「なんか今日変だよ?響ちゃん」

ハム蔵「ヂュイヂュヂュイ(そんな難しいこと考えたってわかんないんだからさ、持ってきたDVD見ようよ)」

響「そ、そうだな!そうするよ!」


128 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:55:10.939 ID:NgfTUI7P0.net
春香「ハム蔵はねぇ、私がこないだ出た番組がお気に入りなんだって!」

ハム蔵「ヂュイ!ヂュヂュイ(うん、録画してしばらくは毎朝見てたよ)」

響「へ~そうなんだ~」

ハム蔵「ヂュイヂュヂュイ(響ちゃんはまだ寝てる時間だから知らなかっただろうけどね)」


129 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:56:17.964 ID:NgfTUI7P0.net
春香「え~響ちゃん、見てくれてないの~?」

響「ご、ごめんだぞ…でも今から見るから!」

ハム蔵「ヂュ…ヂュヂュイ…(えっと…このボタンでプレイヤーを開けて…)」

春香「9日前に放送されたんだけどね、私この番組で優勝したんだー!」

響「へぇ、凄いな!」


130 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:58:20.742 ID:NgfTUI7P0.net
P「…おい響」ヒソヒソ

響「ん?なんだ?プロデューサー?」

P「最初に聞こえなくなったのはいつだ?」ヒソヒソ

響「えっと…8日前くらいかな?」


131 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 14:58:59.122 ID:NgfTUI7P0.net
P「…とするとハム蔵達はその時、前日の…つまり、9日前の番組を見てたんだよな?」ヒソヒソ

響「そうだけど…それが何か…」

春香「あ、始まるよ!響ちゃん!」

『マニアックすぎて伝わらないモノマネ選手権』

律子小鳥あずさ「「「あっ…」」」


132 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:00:18.151 ID:NgfTUI7P0.net
響「へー、こんなのあったんだ!」

春香「うん、私と亜美真美、あとはジュピターの伊集院さんが出たんだよ!」

響「なんか意外なメンバーだな…」


134 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:02:14.388 ID:NgfTUI7P0.net
『続いては天海春香さんです!』

春香『エサを食べられて、飼い主に激怒する我那覇響ちゃんのペット、ハム蔵』

響「…」


135 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:02:23.431 ID:YKBKjYR7d.net
あっ・・・


137 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:02:54.207 ID:NgfTUI7P0.net
春香『ヂュイヂュイヂュイ!』

ハム蔵「ヂュイヂュヂュイ(言ってることの意味は伝わらないけど声は似てるから凄いよな~)」

春香「えへへ…それほどでも…ん?響ちゃん?」

響「…」

春香「どうしたの?響ちゃん?」


138 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:03:32.458 ID:NgfTUI7P0.net
『続いては伊集院北斗さんです!』

北斗『生っすかサンデー、響チャレンジのドッキリの指揮を執り、飼い主を驚かせる我那覇響のペット、いぬ美ちゃん』

北斗『バウッ、バウッ!』

春香「似てる~!」

響「…」


139 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:04:09.631 ID:NgfTUI7P0.net
P「あ、あのな、響?」

律子「誰にでもこういうことは…」

響「うぎゃーー!恥ずかしすぎるぞーー!」

春香「え?何?何?」オロオロ

あずさ「だ、大丈夫よ?あるあるよね?あるある」

小鳥「前提が難しいですけどね…」


140 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:04:42.858 ID:NgfTUI7P0.net
その日の夜

響「どうして自分には動物たちの声が聞こえるの?」

響兄「は?そんなの響の方が知ってるだろ?俺は聞こえないんだし…」


141 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:06:07.723 ID:NgfTUI7P0.net
響「そ、そうなんだけど…そうじゃなくて…」

響兄「…誰かに何か言われたのか?」

響「何にもないよ!何にも…」

響兄「響、何にもないならそれでいい。でも何かあったなら言ってくれ。俺は響の力になりたい」

響「で、でも…」


142 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:06:41.860 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「響…俺はお前の力になりたいんだ…」

響「にぃに…」

響兄「大丈夫だ!にぃにがなんとかしてやるよ!」

響「あ、あのね…今日…学校で…」


143 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:10:34.406 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「学校で?」

響「…学校で…言われたんだ…『動物の声なんて聞こえるわけがない、我那覇は嘘つきだ』って…」

響兄「…」


144 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:11:15.893 ID:NgfTUI7P0.net
響「自分…知ってるさぁ…普通の人には聞こえないんだって…でも…自分には聞こえるんだ…ハム蔵の声も…いぬ美の声も…」

響兄「響…」

響「それを…嘘だなんて…言うのは無理だぞ!だって…だって…」

響兄「響、大丈夫だよ」

響「にぃに…」


145 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:11:52.134 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「あのな、動物の声って最初は、誰にだって聞こえてたんだよ」

響「そうなの?」

響兄「あぁ、そうだよ、響と同じように動物の声が聞けたたーりーのセリフだからな、間違いないよ」


147 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:14:24.324 ID:NgfTUI7P0.net
響「たーりーが?」

響兄「あぁ。小さいころはな、動物も人間もみんな同じ、友達だって感じるんだ、だから言葉は違っても会話ができるらしい」

響「でも…」


148 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:15:12.726 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「そうだな、大抵の人間は聞こえない、それは大きくなって、動物より人間に愛情を注ぐようになるからだ」

響「?動物とだって仲良くすればいいじゃないか?」

響兄「もちろん仲良くするよ、でも、人間と同じ大きさでは愛せないんだ」

響「どうして?」


149 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:16:08.293 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「そうだなぁ…これはにぃにの想像なんだけどな?」

響「うん」

響兄「人間に限らず、生き物には他の生き物にあげられる愛情の量が決まってるんだ、普通の人は周りの人間に配っちゃったらなくなっちゃうくらいの量しか持っていないんだろうな…」

響「愛情の…量…」


150 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:16:42.901 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「たーりーはデッカい男だった、愛情が人の何倍もあるような優しい男だった…響はたーりーに似たんだろうな…」

響「でも、自分大きくないよ?ちっちゃいよ?」

響兄「ははは!身長の話じゃないよ器の話さ!」


151 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:17:21.670 ID:NgfTUI7P0.net
響「?お茶碗だってにぃにの方が大きいぞ?」

響兄「そうじゃなくて…まぁいっか、とにかく響、お前がハム蔵達のことが好きで、ハム蔵達がお前のことを好きでいてくれる限り、言葉は通じる…それは誇っていいことなんだ!今度からかわれたら『自分にはこんなに素敵な友達がいるんだぞ!』って自慢してやれ!」

響「…自分、ずっと友達でいられるかな?」


152 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:17:55.501 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「それこそ心配ない、響がいい子にしてたら、ずっと聞こえるよ」

響「ほんとに?」

響兄「にぃにが響に嘘つくわけないだろ?」

響「うん…そうだね…そうだった」


153 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:21:49.232 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「いいか?響、動物ってのはな人間よりずっと強い、その気になれば人間なんて簡単に殺せちゃう、実際そういう事故もいっぱいあるだろ?」

響 コクッ


154 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:22:39.530 ID:NgfTUI7P0.net
響兄「それでも大半の動物がそれをしないのは、人間のことを信じているからだ…動物は人間よりずっと正直だ、育てたようにしか育たない。自分の行いがそのまま返ってくる。正しく優しい気持ちで育てれば動物達はいつまでだって友達でいてくれる。わかるか、響?」

響「うん、自分いい子にするぞ!」

響兄「ははは、そうだな、響は完璧なんだもんな?」

響「うん、自分かんぺきさー!」


155 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:23:06.244 ID:NgfTUI7P0.net
響「うぅぅん…えへへへ…自分…かんぺきさぁ…」

ハム蔵「ヂュヂュイヂュヂュイ(全く、あんだけ大騒ぎ起こしたのに安心した途端にすぐ寝ちゃうんだもんなぁ…)

いぬ美「バウワウ!(でも、こっちの方が響ちゃんらしいよ!)」

ねこ吉「にゃにゃにゃーにゃ!(そりゃそーだ!)」


157 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:23:45.357 ID:NgfTUI7P0.net
響「うぅぅん…みんなぁ…」

オウ助「ン?ドウシタノヒビキチャン?」

うさ江「キューキュー…(ただの寝言よ…)」


158 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:24:26.304 ID:NgfTUI7P0.net
響「うぅぅん…いつまでも…友達…たからね…えへへ…」

ブタ太「ブヒヒィ…(そんなの…)」

ハム蔵「ヂュイ、ヂュヂュイ(当たり前だろ、響ちゃん)」

いぬ美「バウワウ…(私たちもそろそろ寝ましょうか…)」

ワニ子「ゴォォ…(そうね…)」


159 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 15:24:44.428 ID:NgfTUI7P0.net
いぬ美「わん…(おやすみ、響ちゃん…)」

ハム蔵「ヂュヂュイヂュヂュイ(良い夢を…)」

響「みんなぁ…だいしゅきだぞぉ…えへへ…」

終わり


元スレ:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1449976016/


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  1. 名無し 2016/04/13(水) 14:07:15

    つまりホクホクとハルカスが元凶なんやな
    ファッキューハルカッス


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