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九条カレン「クゼハシ先生……なにしてるデスか!?マズイデース!」
- 1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:17:08.51 ID:LenPu1QT0
- † 警 告 †
*『きん○○モザイク』のSSデス
*(淫夢とかよく知ら)ないデス
【 前スレ 】
猪熊陽子「綾、お前のことが好きだったんだよ!」
- 2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:18:43.75 ID:LenPu1QT0
- ~ ひ る や す み ~
久世橋「九条さん。何ですか、このDVDは?」
カレン「有名なビデオ作品のDVD版で、とってもエキサイティングな恋愛モノのドラマ!私のオススメー」
カレン「先生もぜひ見てみてクダサイ」
久世橋「そういうことを言っているのではなく、学校に不要な私物も持ち込んでいいのかと聞いているんです」
カレン「それは……HAHAHA」
久世橋「とにかく、これはひとまず預かっておきます。放課後、私のところまで取りに来るように」
カレン「ええー!」 - 3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:19:36.74 ID:LenPu1QT0
- カレン「失礼しマシター……」
ガラッ!ピシャッ!
久世橋(まったく、九条さんには困ったものね)
チラチラ
久世橋(九条さんが好きな恋愛モノ……ですか。いったいどんな……)
久世橋(はっ……いけない、これは生徒の私物よ)
久世橋(勝手に覗くなど言語道断、教育者としてあるまじき行為!)
久世橋(でも……九条さんはぜひ見てくれと言って……だったらちょっとくらいは……)
烏丸「どうしたんですか、久世橋先生?難しい顔をして」
久世橋「あっ、烏丸先生」 - 4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:20:13.35 ID:LenPu1QT0
- 烏丸「お茶淹れましたよ。どうぞ」
久世橋「どうも、いただきます」
バァン!(大破)
久世橋「――……というわけでして」
烏丸「なるほど、なるほどー」
久世橋「学生の本分は勉強にあります。すべてがダメとは言いませんが……明らかに不要な私物の持ち込みが横行しては問題ですよね」
久世橋「教育の場にふさわしい風紀を保つためにも、ここは厳しい態度で接しないといけないかと思いまして」
烏丸「そうですか、そうですねー」
烏丸「ネコミミもウサミミも不要な私物ですね……ちゃんと持って帰ります……」
久世橋「あっ、いえ!烏丸先生はいいんです!」 - 5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:21:28.12 ID:LenPu1QT0
- 烏丸「久世橋先生のお考えはもっともだと思います」
烏丸「でも、生徒にはそれぞれ物への思い入れがあるでしょうし」
烏丸「そのDVDも、カレンさんにとってはとても大事な物で、肌身離さず持っておきたいのかもしれません」
久世橋「それは……確かに」
烏丸「生徒の気持ちに寄り添って指導してあげるっていうのも、教師として大事なことなんじゃないかしら」
久世橋(確かに……DVDだからといって否応なしに取り上げてしまったけれど)
久世橋(九条さんにとってこのDVDが特別な物なのだとしたら、少しやり過ぎだったかも)
久世橋(よく中身も確かめずに……)
久世橋(そう。やっぱりちゃんと内容をチェックしてから判断すべき)
久世橋「烏丸先生、ご教授ありがとうございます。参考になりました」
烏丸「いえいえ、どういたしまして」 - 6 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:22:22.68 ID:LenPu1QT0
- ~ ほ う か ご ~
ドンッ(迫真)
穂乃花「あっ……」
カレン「オヤー、誰の肩にぶつかったと思ってるデス?」
穂乃花「ス、スミマセン!」
カレン「どう落とし前をつけてくれるんデスかね?」
穂乃花「ゆ、許してください金髪のお姫様……何でもいたしますから」
カレン「じゃあとりあえず、犬の真似をしてみるデス」
穂乃花「犬の真似をしたら許していただけますか?」
カレン「おう、考えてやるデース」 - 7 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:23:24.80 ID:LenPu1QT0
- 穂乃花「わん!わん!」
カレン「3回デスよ3回!」
穂乃花「わん!わん!わん!」
陽子「え、何……この状況」
忍「最近流行っているドラマの名シーンを二人で再現しているんだそうです」
陽子「ふーん」
綾「名シーンねえ……」
アリス「二人とも演技が真に迫ってるね」
陽子「アリスもそのドラマ知ってるの?」
アリス「ううん、知らないけど。でも二人の熱意がびんびん伝わってくるよ」
忍「そうですね。何のドラマかは知りませんが、二人とも凄く楽しそうです」
陽子「ってしのも知らないのかよ!」 - 8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:24:21.47 ID:LenPu1QT0
- 綾「むしろ知らないほうが純粋でいいと思うわ」
陽子「ん?じゃ綾は知ってるの?」
綾「え、ええ……まあ、多少はね……」
忍「何てドラマなんですか?」
アリス「時代劇かな?」
綾「え、えっと……」
陽子「綾が見るドラマってことは、やっぱラブロマンス系?」
綾「な、何で分かったの!?」
陽子「いやー、だって付き合い長いじゃん、私達。綾の趣味くらい分かるって」
綾「そ、そうっ」 - 9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:25:51.43 ID:LenPu1QT0
- アリス「シノ、ラブロ・マンスって?」
忍「おや、アリス知らないんですか?ラブとロマンスのことですよ」
アリス「ラブと……ああ、love affairのことだね。日本語で言うなら、恋物語!」
陽子「へー、ラブロマンスってフツーに英語だと思ってた」
綾「典型的な日本語英語ね」
アリス「あれ?でも、恋物語ってとても純粋なお話だと思うんだけど……アヤ、知らないほうがいいの?」
綾「え、あ……それは……」
忍「つまり、綾ちゃんは不純な恋愛ドラマが好きということですね」
綾「ふぁっ!?」 - 10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:26:35.84 ID:LenPu1QT0
- 陽子「不純な恋愛ってどんなの?」
アリス「教えて、シノ」
忍「それはですねー」
綾「ストップストップ!ちょっとしの!適当なこと言わないで!」
カレン「ほら、こっちにお尻を向けるデース」
穂乃花「わぁん……」
陽子「まだやってたのかあいつら!」
香奈「穂乃花、そろそろ部活行こ……って何やってるの……」
穂乃花「あ、うん。今行くね」 - 11 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:27:13.65 ID:LenPu1QT0
- 穂乃花「ごめんね、カレンちゃん……続きはまた明日でいい?」
カレン「ノープロブレム。部活ガンバって!ホノカのこと陰で応援してるデス」
穂乃花「うん、私頑張るよっ」
カレン「Bye!」
穂乃花「バイバイ、カレンちゃん」
穂乃花「忍ちゃんもみんなもまたね」
忍「穂乃花ちゃん、さよならです」
綾「また明日ね」 - 12 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:28:14.09 ID:LenPu1QT0
- 陽子「そろそろ私らも行こっか」
アリス「うん、今日のシノ部の活動も頑張らなきゃね、シノ!」
忍「アリス……!はい、一緒に頑張りましょう!」
カレン「みんなで頑張るデース!」
陽子「まだその設定残ってたのか……」
綾「やっぱり私達も頭数に入ってるのね……」
カレン「おっと!」
アリス「どうしたの、カレン?」
カレン「そうデシタ……ちょっとヤボ用があって、クゼハシ先生のところに寄っていくデス」
陽子「クッシーちゃんとこに?」
カレン「ハイ。きっとすぐ終わると思うので、みんな先に行ってて!」
タタタッ - 13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:29:11.14 ID:LenPu1QT0
- カレン「先生、職員室にいないみたいデス。どこ行ったデース?」
烏丸「あら、カレンさん。どうしたの?」
カレン「あ、先生!ちょっとクゼハシ先生に呼び出されてて……どこにいるか知りマセンか?」
烏丸「ああ、久世橋先生なら用があって家庭科室に行くって聞いていますよ」
カレン「オウ、そうデスか!行ってみマス!」
タタタッ
烏丸「廊下は走らないようにねー」 - 14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:29:49.15 ID:LenPu1QT0
-
ほ ん へ
- 15 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:30:37.76 ID:LenPu1QT0
- ~ 家 庭 科 室 ~
>アアッー!ハァハァ、イキすぎィ!イクゥ、イクイクゥ……
>ンアッー!
>いいよ、来いよ!胸にかけて!胸に!
>アッー、胸にかけて、アッー!……ファッ!?
ヴヴヴヴヴヴヴヴン
カチッ
久世橋「……」
久世橋(知らなかった……九条さんが……同性愛者だったなんて) - 16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:31:30.89 ID:LenPu1QT0
- 久世橋(私は見てはいけないものを見てしまったのでは……!)
久世橋(と、とにかく、これは早く九条さんに返すことに――)
コンコン
久世橋「!」
「クゼハシ先生ー、中に入ってるデス?」
久世橋「く、九条さんっ」
ガラッ!(迫真)
カレン「失礼するデス」
ピシャッ!(迫真) - 17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:32:43.54 ID:LenPu1QT0
- カレン「えっと、言われた通りDVD返してもらいに来マシタ……先生?」
久世橋「そ、そう、でしたねっ……!」
ギラリッ
カレン(あ、あれは――野獣の眼光!?)
久世橋(生徒のこんな一面を知ってしまって、いったいどういうふうに接したら!)
カレン(こ、怖いデス……。先生いつも以上に怒ってマス。今にも襲い掛かってくる……食べられるぅ!)
ガクガクブルブル
久世橋(な……九条さんがまるで子猫のように怯えて……。か、可愛いっ) - 18 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:33:42.56 ID:LenPu1QT0
- カレン「ご、ゴメンナシャイ。私が悪かったデス。今後気を付けマスので……」
カレン「うぅ……許してクダサイ……何でもするデス(震え声)」
久世橋(か、かわわっ)
久世橋「ごくり」
久世橋(い、いけない!)
久世橋(生徒に対してこんな感情を抱いては……私達は教師と生徒で!私には九条さんのような趣味は……!)
久世橋「ん?今何でもするって言いましたね?」
久世橋(くぅ!感情とは裏腹に言葉が……!)
カレン「い、言ったデス!」
久世橋「じゃあ、とりあえず……ここのテーブルの上に仰向けになってください」
カレン「こう……デスか?」 - 19 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:34:38.77 ID:LenPu1QT0
- 久世橋(九条さんが、まるでまな板の上のコイのように……なんて無防備な……)
久世橋(ああっ……もう抑えられない!)
ガバッ
カレン「クゼハシ先生……なにしてるデスか!?マズイデース!」
久世橋「いいでしょう……九条さんっ」
カレン「う、うもうっ」
久世橋「あなたが……あなたが可愛すぎるからイケナイのよっ……」
カレン「ぷ、ぷはっ!せ、先生……ヤメテ……イヤ!イヤデスっ……」 - 20 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:35:23.20 ID:LenPu1QT0
- 久世橋「本当は……女同士でこういうことされたいと思ってるんでしょ」
カレン「お、思ってない……思ってないデス!」
久世橋「じゃあ、このDVDのこと、どう説明するんですかっ」
カレン「DVD?あっ……(察し)」
カレン「ち、違いマース!私はlesbianじゃないデス!」
久世橋「……え」 - 22 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:36:13.05 ID:LenPu1QT0
- カレン「私はタダ日本のfreedomな文化に触れたかっただけで……」
カレン「淫夢はスキデスが……同性愛じゃないんデス」
久世橋「そ、そうなんですか」
久世橋「はっ!ごめんなさい、私ったら!今放しますから――」
ガラッ
アリス「カレン、ここにいるの?あんまり来るのが遅いから気になって戻って来ちゃった……よ……」
忍「たぶん家庭科室にいるはずだと、烏丸先生から聞いたのですが。おや?」
久世橋「」 - 23 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:37:12.23 ID:LenPu1QT0
- ~ よ く じ つ ~
陽子「おっはよー」
忍「おはようございます、陽子ちゃん、綾ちゃん」
綾「今日は遅かったわね、もう時間ぎりぎりよ」
忍「すみません、つい二度寝をしてしまって」 - 24 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:37:57.33 ID:LenPu1QT0
- アリス「ごめんねシノ。わたしがちゃんとシノを起こせばよかったのに……わたしまで二度寝しちゃって」
忍「いいんですよアリス。誰にだって失敗はあるものです。次から気を付けましょう」
アリス「ありがとう、シノ」
陽子「おーい、自分のこと棚に上げてないかー」
綾「いいから早く行きましょう、遅刻するわ」
陽子「あ、そういやカレンは?いつもならもう来てるのに」
忍「ああ、カレンなら。今日はちょっと早めに学校に行くって、昨日電話がありましたよ」 - 25 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:39:22.83 ID:LenPu1QT0
- ~ が っ こ う ~
久世橋「はあ……」
久世橋(昨日は何とか、あの場はごまかすことはできたけれど……)
久世橋(生徒に対してあんな行為に及んでしまうなんて……教育者失格……一歩間違えば懲戒解雇不可避)
久世橋(九条さんに深刻なトラウマを植え付けてしまった……)
久世橋(私はなんてことを……)
カレン「クーゼハシ先生っ」
久世橋「九条さん!?」 - 26 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:39:52.47 ID:LenPu1QT0
- カレン「オハヨウゴジャイマス!」
久世橋「お、おはようございます」
カレン「……」
久世橋「……」
久世橋「あの、九条さん……昨日は」
カレン「ドンマイ、デース」
久世橋「え……?」 - 27 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:40:34.98 ID:LenPu1QT0
- カレン「昨日の先生は、確かにかなり怖かったデス。でも」
カレン「先生は、私のこと『可愛い』っていってくれマシタ。私とても嬉しかったデス」
カレン「昨日はいきなりだったので、ちょっとびっくりしマシタケド……」
カレン「私、ホントは優しいクゼハシ先生のコト、大好きデス」
カレン「だから、これからもヨロシクお願いシマス!」
久世橋「九条さん……」
カレン「それでは、また後ほどー!」
タタタッ
久世橋「……はあ」 - 28 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:41:23.23 ID:LenPu1QT0
- 久世橋(生徒の気持ちに寄り添うって、難しいことね)
久世橋(でも、これからも頑張ろう――可愛いみんなのために)
久世橋「九条さん、廊下は走らないように!」
(おしまい) - 29 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:42:13.48 ID:LenPu1QT0
-
*このSSはフィクションであり、登場する実在の人物・ホモビ・まんがタイムKMRとは一切関係ありません。
- 31 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/12/14(月) 00:44:07.24 ID:LenPu1QT0
- 某SS見たらナニか書きたくなった。後悔はしていない(語録無視)

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