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未来「みーらいはだーれにーもーみーえーなーいもーのー♪」【ミリマス】
- 1 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:15:04.25 ID:s52xRhW1o
- 未来「だーかーらだーれもーがーゆーめーを見てるー♪」
未来「どーんーなちーずにーもーのってーなーいけーどー♪」
未来「どーんーなーフンフンフンフンかーなーえーてみよおー♪ さあ今ー♪」
未来「っててん♪ ててっててってん♪」
未来「おっはよーございまーす!!」
P「それで、13時から――」
静香「はい、はい、分かってま――」
未来「あれ?」
- 2 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:16:16.24 ID:s52xRhW1o
- 未来「2人とも気付いてないのかな? おーい、静香ちゃーん!」
静香「……そういえば、未来はまだですか?」
未来「え!?」
P「連絡は来てないが……寝坊してるのかもな」
未来「えぇ!? ちゃんと起きれましたよ!」
静香「まったく、未来ったら」
未来「な、何言ってるの静香ちゃん? 私ならここに…………はっ!」
未来「分かった、怒ってるんでしょ! 私が昨日静香ちゃんのうどんに七味かけまくっちゃったこと!」
未来「それでこんなイタズラするなんて……もー、静香ちゃんも子供なんだから」
未来「でも、それならこっちにも考えがあるもんね! 必殺ーっ……」
未来「おっぱいターッチ、いぇい!」スッ
静香「ひゃん!?」
- 3 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:17:11.13 ID:s52xRhW1o
- 未来「ダメだよ静香ちゃん、喋っちゃ! イタズラは最後までやらないと……」
静香「な、ななっな何するんですかプロデューサー!?」
未来「えっ?」
P「え? どうした突然」
静香「どうした、って……! あなたが突然、その、触ってきたんでしょう!?」
P「触っ……? えっ?」
未来「静香ちゃん、さすがにそれは無理が……」
静香「ふざけないで……! 最っ低! 法的措置も検討させていただきます!」
P「待て、どこでそんな言葉を」
静香「知りません! 失礼します!」
ガチャッ バタンッッ!!
P「えっ、ええぇ……?」
未来「す、すごいアドリブ……でも、プロデューサーさんがかわいそう……」
- 4 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:18:10.05 ID:s52xRhW1o
- P「どうしたんだ一体……静香、知らない内にストレスが溜まってたのか……?」
未来「そうだ、もう知らないフリしなくても大丈夫ですよ、プロデューサーさん!」
P「いや、しかし……いくらなんでもあんな爆発のし方があるか……? 冤罪πタッチて……」
未来「プロデューサーさん?」
P「……と、すると……何かが実際にタッチしていた……のか……?」
未来「真面目だなぁ、そんな必死にやらなくてもバレないのに」
P「……」
P「…………」
P「……………………」
P「まさか……未来……か?」
未来「えぇ!?」
- 5 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:19:09.33 ID:s52xRhW1o
- P「そうだ、そうに違いない! 未来は寝坊なんてしてなかったんだ!」
未来「す、すごい設定になってません!? 寝坊はしてませんけど!」
P「何かしらの方法で誰にも気付かれずやってきて、サイレントπタッチを行ったとすれば……辻褄は合う……」
未来「…………も、もしかして……」
P「……」
未来「…………」
P「……ははっ、なわけないか。俺まで変になったみたいだな」
未来「私、みんなから見えてないの……? 本当に…………?」
P「未来ー。もしそこにいるんなら、俺にもしてくれよ、πタッチ」
未来「へっ?」
- 6 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:20:14.11 ID:s52xRhW1o
- 未来「ぱ、π? プロデューサーさんの? 雄っπ?」
P「……なんてな。さぁ、静香を宥めに行かないと」
未来「で、でも、ここで触ったら、プロデューサーさんに気付いてもらえるかも……?」
P「しっかし、何を言ったらいいんだ……訴訟の対応から始まるコミュなんてあったかなぁ……」
未来「……」ゴクッ
P「とりあえず謝って……いや、そうすると犯行を認めることに……」
未来「……」
未来「…………」
未来「……………………」
未来「し、しっ失礼しまーーーすっ!!」キュッ
P「おふっ!?」
- 7 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:21:11.26 ID:s52xRhW1o
- 未来「ぷ、プロデューサーさん……プロデューサーさんの雄っぱい……」
P「い、今のは……!?」
未来「触っちゃった……どっちかっていうと乳首だったけど……へ、えへへっ」
P「この、正確に両の乳首を狙い打たれる感覚……間違いない」
P「未来だ…………!! いるんだな、そこに!?」
未来「プロデューサーさん……! 気付いてくれたんですね!!」
P「いるなら返事を……そうだ! 俺の右乳首を触ってくれ!」
未来「えぇ!?」
P「……」
未来「……」
未来「え、えーいっ!」キュッ
P「おふっ」
- 8 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:22:09.71 ID:s52xRhW1o
- P「なるほど、確かに未来だ……姿は見えないが、確かに存在を感じるよ。乳首に」
未来「ほ、本当に見えてないんですね……」
P「でも、この状態だと会話もままならないな……」
未来「あっ、声も聞こえてないのかな?」
P「未来。イエスなら右、ノーなら左の乳首で答えてくれ」
未来「なんですかそのシステム!?」
P「どうして透明人間状態になったのか、心当たりはあるか?」
未来「え? うーん……ノー! あ、ノーって左でしたっけ?」キュッキュッ
P「おふっ。そうか……微妙に左右を間違えるところが未来らしいな、かわいいぞ」
未来「か、かわいいだなんてそんな……!」キュッ
P「おふっ」
ガチャッ
静香「……あの、プロデューサー」
- 9 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:23:12.87 ID:s52xRhW1o
- P「静香」
静香「その、さっきのことなんですけど……」
P「ああ、それなら問題ない。犯人は見つかったからな」
静香「えっ?」
P「そうだろ、未来?」
未来「はい!」キュッ
P「おふっ」
静香「みら……えっ? あの、どういうことですか?」
P「あぁ、それもそうか。右がイエスで左がノーなんだ」
静香「はぁ?」
- 10 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:24:19.17 ID:s52xRhW1o
- 静香「――なるほど。それで見えなくなった未来が、その、触ってきたと」
P「分かってくれたか」
静香「理解はできませんけど……」
静香「未来? そこにいるなら……私の手、触ってみて」
未来「手? こう? あ、なんかお手みたいな感じだね」ポン
静香「……確かに、未来の手、のような……」
未来「えへへ、静香ちゃんの手だー。ちょっと冷たい? ダメだよー温かくしてないと!」ブンブン
静香「ちょ、振り回さないで…………振り回す?」
P「ん?」
静香「今の未来、姿は見えないんですよね。声も聞こえない」
P「ああ、そうだな」
静香「でも、こうして物理的に触れて、動かすこともできるなら……」
静香「……筆談とか、できるんじゃないですか……?」
P「…………!!」カンコーン
- 11 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:25:11.08 ID:s52xRhW1o
- 未来『ありがとーしず香ちゃん!!!!』
静香「ふふっ、どういたしまして。静ぐらい漢字で書きましょうね」
P「筆談か……思い付かなかったよ、静香は発想が柔軟だな」
静香「これで、コミュニケーションはとれるようになりましたけど……」
未来『おなかすいた』
静香「我慢しなさい。紙を無駄遣いしないで」
P「……結局、どうしてこうなったのかは謎のままだな」
静香「ですね……」
P「……」
P「……そういえば、今の未来って服は着てるのか?」
静香「え!?」
- 12 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:26:18.89 ID:s52xRhW1o
- 静香「な、何言ってるんですか? 突然」
P「いや……未来は見えないけど、浮いてるペンは見えるだろ?」
静香「……確かに」
未来『いえーい てれるー(*´∀`)』
静香「無駄遣いしないで」
P「透明人間の仕組みは分からんが、未来が触れてるものが透明にならないなら……」
静香「……未来は今、何にも触れていない……?」
P「……」ゴクッ
静香「……」ゴクッ
P「未来。お前、もしかして全rいててててててて!!!! 待っ、ちぎれる! 片乳首になっちゃうから!!」
静香「……左ですか?」
P「ちょっとタブーだったみたいだな……」
- 13 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:27:17.74 ID:s52xRhW1o
- 未来『フ゜ロデユーサ さんでも きいていいこと わるいこと あります』
P「ファミコンかお前は」
静香「でも、このままでも手詰まりですし……無理にでも聞き出すべきでは?」
P「それはあれか? 俺の乳首が無理するのか?」
静香「筆談あるんですから廃止しませんか、そのシステム」
P「それもそうだな。未来、これからはそっちで返事してくれるか?」
未来『→』
静香「→? ……ああ、イエスね。普通に書きなさいよ……」
- 14 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:28:12.39 ID:s52xRhW1o
- P「……それで、結局今の未来は……? 履いてるのか? 安心していいのか?」
静香「……」
P「…………」
未来『ー』
P「『ー』……?」
静香「……未回答、でしょうか」
P「やっぱりタブーか……まぁ、透明人間って突き詰めて考えない方がいいやつだからなぁ」
静香「私、段々頭が麻痺してきました……」
P「この手のだと、仕組みは二の次でどう使うかっていうのが多い印象だな…………」
P「……それだ!!」
静香「!?」ビクッ
- 15 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:29:18.78 ID:s52xRhW1o
- 静香「もう、何ですかまた急に……」
P「どう使うか、だ! 使っていくべきだったんだ!」
静香「……話が見えないんですけど」
P「未来は今の問いに答えなかったんじゃない。透明人間として、答えることが『できなかった』んだ」
P「それはなぜか? タブーだったからだ」
静香「それはまぁ、透明人間モノとしては……」
P「違う、アイドルとしてだ! アイドルの未来にとって、全裸はタブーだったんだ!」
静香「……でも、さっきは否定してましたよね? その、ち、乳首で」
P「そう! つまり、俺の考えはこうだ」
P「この透明人間の『システム』は、未来のアイドルらしからぬ言動を『拒否』する。強制的に行わせない」
P「だけどその強制は緩い。俺の乳首を触ることだってできる……だからそこを突く!」
未来『乳首をですか!?』
静香「急に入ってこないで、未来」
- 16 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:30:14.64 ID:s52xRhW1o
- P「『システム』ができるのは、未来の行動を制限すること。でも、それができなかったら?」
P「未来の行動が、アイドルとしてのタブーを冒してしまったら?」
静香「もう既に冒してるような……」
P「まだ許容範囲ってことだろう。それを超えたとき……透明人間の『システム』は矛盾をきたし、崩壊する」
P「そのとき、いつものかわいい未来が帰ってくるんだ…………!!」
未来『フ゜ロデユサさん!!』
静香「……えっと、つまり、具体的には何を?」
P「静香。未来におっぱいを揉まれてくれるか」
静香「なるほど、おっ…………はぁ!?」
- 17 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:31:13.41 ID:s52xRhW1o
- P「今の話を聞いてなかったのか? この『システム』の許容値を超える必要があるんだ」
P「俺の乳首はどうでもいいが、静香のおっぱいはどうだ? アイドルとして、透明人間に揉まれるのは『タブー』なんじゃないのか?」
P「その辺ミリマスは結構緩いが、それすらも超えるほど激しければ……早坂さん!」パチン
そら「撮影ですかー?」ニュッ
静香「!? い、いたんですか!?」
P「いや、呼んだら来る」
静香「そんな筋斗雲みたいな」
P「早坂さんには、静香を撮影してもらう。そして、未来は静香を揉む」
P「『タブー』を踏み壊すほどに、だ。そうすればきっと、未来は元に戻る……!」
静香「は、はあ……」
- 18 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:32:12.77 ID:s52xRhW1o
- P「未来。準備はいいか? 静香じゃ力不足かもしれないが」
未来『いいいんでむか!?』
P「ああ、いいぞ。今だけは存分にやってくれ」
静香「……後で、本格的に訴えますからね」
P「好きにしてくれ。無事に終わったら……な」
そら「じゃあ、撮影始めていいですか?」
P「始めて下さい! 事務所の風景って感じで!」
静香「……」
静香「…………その、プロデューサー」
P「ん?」
静香「少し、目を閉じていてくれますか」
P「……ああ。分かったよ」
- 19 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:33:21.25 ID:s52xRhW1o
- 未来「静香ちゃんのおっぱい……静香ちゃんの、イノセントなおっぱい……」
P「…………」
静香「…………」
そら「あっ、その表情いいですねー!」パシャ
未来「プロデューサーさんの話は、よく分かんなかったけど……存分にやってくれ、って」
未来「存分……? まぁいっか」
未来「とにかく私は、私が一番やりたいことをやろう! 今、一番やりたいことを!」
そら「いいですよいいですよー! どうしてその表情なのか分からないけど!」パシャパシャ
静香「っ…………」
未来「春日未来! 14歳、アイドル!」
未来「静香ちゃんのおっぱい、揉ませていただきまーーーっす!!!」ブチブチィ!!
P「がはぁ!?」
「「!!?」」
- 20 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:34:25.33 ID:s52xRhW1o
- P「ッッ…………なるほど、な」ドサッ
静香「プロデューサー!? 一体どうし……って、目が……!」
P「俺は、間違っていたみたいだ……『システム』が管理していたのは、未来だけじゃ……なかったんだ」
P「『タブー』を見たために改変されるのは……消されるのは……俺だったんだ……」
静香「プロデューサー!!」
P「早坂さん……静香のいい表情、撮れましたか……?」
そら「…………ええ、とってもいいものを」
P「静香……ごめんな、被疑者死亡ってやつだ……でもな、俺は今……何も見なかった……見えなかったよ……」
静香「やめてください、そんなこと……!」
未来『←←←←←←←←←←←←←←←』ギュウウウウ
P「やめろ未来……俺の乳首を……進化キャンセルみたいに使うんじゃあない……」
- 21 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:35:19.73 ID:s52xRhW1o
- 未来「プロデューサーさん……! いやですよ、私、そんな……!!」
P「未来……いるんだろう……?」
未来「います! いますよ! ずっとここに! プロデューサーさんの隣に……!」キューーーッ
P「おふっ…………そうか…………それなら、最後に…………言わせてくれ…………」
P「乳首は…………もっと、優しく…………な……………………」
未来「プロデューサーさぁあああああん!!!!」
――――――――
――――
――
静香「――で、それが初夢?」
未来「……」キュッ
静香「その返事やめて」
終 - 22 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/01(金) 23:36:17.29 ID:s52xRhW1o
- おわりです。
読んで下さった方、ありがとうございました
未来ちゃんに乳首いじられるような年になったらいいなぁ

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