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モバP「月の居ぬ間に」 【R-18】
- 1 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:09:55.46 ID:WVUzWLLe0
- モバマスSSです。性的描写が含まれますのでご注意ください。
- 2 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:10:55.46 ID:WVUzWLLeo
- P「お疲れ様」
頼子「お疲れ…様です」
P「結構大変だったみたいだな」
頼子「…はい。気を張りました…」
P「おかげで評判も上々だったよ」
頼子「全てはプロデュースして下さった…方の力ですね」
P「いや、頼子の力だろう」
頼子「私は…ただ、貴方が敷いてくれたレールの上を進むだけですから」
P「そうかもしれないが、俺一人じゃそのレールを敷けないし、敷いても無駄になるぞ」
頼子「そう…でしょうか」
P「あぁ。だって、ほら線路も電車が無きゃ意味ないだろ?」
頼子「確かに…廃れていきますね」
P「そういうことだ」
頼子「相も変わらず…口がお上手ですね」
P「そうか?」
頼子「えぇ…。それでは、帰りましょうか」
P「あぁ。そうしようか」
- 3 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:11:25.49 ID:WVUzWLLeo
- 車内
頼子「時に…思うのですが」
P「どうした?」
頼子「美しさとは…なんでしょうか?」
P「難しい質問だな」
頼子「自分でも理解しています」
P「そうか」
頼子「この間ミロのビーナスを見てきました」
P「そういや最近来てたらしいな」
頼子「…はい。行く人もいなかったので一人で」
P「…すまん」
頼子「あ、いえ。そういう訳では…それでですね。ふと思ったんです」
P「何をだ?」
頼子「美しさとは…全て見えないから存在するのではないかと」
P「無い腕は個々人が美しいと思う形で想像するからミロのビーナスはビーナス足りうるってか」
頼子「えぇ…そうですね」
P「それはあるかもしれないな」
頼子「私もミステリアスで、全てを見せないようにすれば美しくなれるんでしょうか」
P「そこは…俺も分からない」
頼子「尤も…私の場合そう言うのとは違いますが」
P「どういうことだ?」
頼子「万人に美しいと思って貰う…必要はありません」
頼子「Pさんに。貴方だけに思って頂ければ…いいんです」
頼子「俯いた時に手を差し伸べてくれる貴方だけに」
P「頼子…」
頼子「あっ…えっと…今のはなんて言うかその…」アタフタ
P「分かってるって」
頼子「…きっと貴方は何も分かっていません」
P「そうかな」
頼子「きっとそうです」 - 4 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:14:12.87 ID:WVUzWLLeo
- 車内
P「頼子、悪いちょっとラジオ点けてくれ」
頼子「はい」
カチッ
ラジオ『ただいまの渋滞情報は――』
P「うわぁ……」
頼子「初めて聞く長さです…」
P「流石に俺はそこまでじゃないけどさ」
頼子「結構な…距離ですよね」
P「長いなー」
ピリリリ
P「はいもしもしー」
ちひろ『どうもこんばんは。帰ってこれますか?』
P「頑張る。と言いたい所なんですけど…」
ちひろ『まぁ、無理ですよね。申し訳ないですけど…』
P「あ、どうぞ。帰ってください」
ちひろ『分かりました。どうせでしたら頼子ちゃん送ってそのまま帰ったらどうです?』
P「そうしますよ」
ちひろ『えぇ。それじゃお疲れ様でした』
P「お疲れ様でした」ピッ
頼子「どうなりましたか…?」
P「送って帰る」
頼子「…ありがとうございます」
P「眠かったら寝ててくれ」
頼子「Pさんは?」
P「ヤバかったらPAで休む」
頼子「…無理しないで下さいね」
P「…あぁ」 - 5 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:14:48.88 ID:WVUzWLLeo
- 頼子「…ん」
頼子(あ…寝てた…?)
P「お、起きたか」
頼子「…はい。なんだかキラキラしてる建物がありますね」
P「…あるな」
頼子「道と対照的で…綺麗です」
P「…そうか」
頼子「で、あれはなん……!」
P「……」
頼子「ち、違いますから…!」
P「分かってる」
頼子「ち、違いますから。けけけ決してああいう所に行きたいとかそういう話ではなく…!」
頼子「ただ、ちょっと綺麗だなぁって!あ、でも、これもあんまり、その、見えてなかったので…」
P「分かってるって」
頼子「…軽蔑しますか?」チラ
P「しないって」
頼子「…ありがとうございます」ホッ - 6 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:16:15.36 ID:WVUzWLLeo
- ビジネスホテル
頼子「部屋は……」チラッ
P「二つで」
頼子「あ、鍵ありがとうございます」
P「それじゃ。おやすみなさい」
頼子「おやすみ…なさい」 - 7 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:16:51.23 ID:WVUzWLLeo
- Pの部屋
P「実際、頼子がああ言ってくれて助かったな」
P(俺も結構運転疲れてたし)
ピリリリ
P「どうした頼子」
頼子『あ、夜分にすみません…もう寝てしまいますか…?』
P「少ししたら寝ようかなと思ってたけど」
頼子『ちょっとだけそちらに行ってもよろしいでしょうか…?』
P「どうした?」
頼子『あ、えっと…ちょっと指導して欲しい点がありまして…』
P「明日にしないか?夜も遅いし疲れてるだろ?」
頼子『あ、えっと…今じゃないと気になってしまって…』
P「まぁ、そういうことならいいけど」
頼子『すみません。無理を言ってしまって…』
P「俺はいいけど…頼子は体大丈夫なのか?」
- 8 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:17:19.95 ID:WVUzWLLeo
- 頼子『…はい』
コンコン
P「どうぞー」
頼子「すみません」
P「いやいや。悪いなこんな恰好で」
頼子「い、いえ、お風呂に入った後ですから仕方がないです」
P「頼子は汗流せたか?」
頼子「は、はい」
P(髪が濡れてると少し妖艶だ)
P「一回着た服を着直したら意味なくないか?」
頼子「だ、だって…そのPさんの部屋に行くのにそんなペラペラな服で行くのは…正直」
P「流石にそうか」
頼子「…はい」 - 9 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:19:15.41 ID:WVUzWLLeo
- P「それで、どうしたんだ?」
頼子「あ、はい。ちょっと見て欲しいことがありまして」
P「どうした?」
頼子「私…猫背が直ったでしょうか?」
P「ん?」
頼子「ほら…以前言われていましたよね」
P「言ったと思うが…あぁ、直ってるな」
頼子「それは…よかったです」ホッ
P「それが気になったのか?」
頼子「あ、いえ…それだけではなくですね」
グッ
P「ポーズなんか取ってどうしたんだ?」
頼子「こういうポーズはそそったり…しませんか?」
P「いきなりどうした?」
頼子「あ、いえ…その、顔の造形は似せることは出来ませんが、貴方の好きな恰好なら私も…出来るのかなって」
P「どうなんだろう?」
頼子「…宜しければ教えて頂けませんか?」
P「いきなり言われても…俺も分からないって」
頼子「ひ、一つずつ教えて下さい…」スッ
頼子「手取り」
頼子「足取り…」
P「よ、頼子…?」
頼子「わ、私の姿を色々な方向から見て…」
頼子「触って下さい…。手を差し伸べて下さい」 - 10 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:19:44.35 ID:WVUzWLLeo
- P「俺と頼子は……」
頼子「プロデューサーとアイドルですね。恋愛はご法度ですか?」
P「当然」
頼子「…確かにそうかもしれません。ですが…今は誰も見ていません」
頼子「月が綺麗かなんて誰も分かりません」
頼子「だから…だからどうか――」
P「頼子」
頼子「…はい」
P「震えてるぞ」
頼子「わ、私だって…誰も彼もこんなことするわけ…ないじゃないですか」
P「……」
頼子「貴方だから…Pさんだから…こうして勇気を…」ブルブル
P「頼子……」スッ
頼子「あ……」
P「悪いな。色々と引っ張って貰って」
頼子「…いえ。レールのジョイントを変えるのは…レールの上を走る者の役目ですから…」
P「頼子らしいな」
頼子「私らしいですか?」
P「あぁ…少し回りくどいけど、情熱的だ」
頼子「…ふふ」 - 11 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:21:20.37 ID:WVUzWLLeo
- 頼子「私の心臓が…破裂しそうです」
P「本当か?」
頼子「えぇ、触ってみてください…」
P「……あぁ」
ピタッ
頼子「あっ…」ピクン
P「本当だな」
頼子「分かって…貰えましたか」
P「あぁ。それに可愛い声だったぞ」
頼子「……」カァァ - 12 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:21:49.27 ID:WVUzWLLeo
- 頼子「……ん」
頼子「やっ…!」
P「あ、ごめん…」
頼子「い、いえ…その気持ち…いいです」ポッ
P「そ、そうか…」
頼子「ふふ…顔真っ赤ですよ」
P「頼子だって…」
頼子「似た物同士ですね…んっ」
頼子「んっ…!」ビクッ
頼子「ふぅ…あ、ひぅ、んっ、ふぅ…」
頼子(頭がとろけそう…)
頼子「も…もひょっと…」ハァハァ
グイッ
P「ん!?」
P(舌を!?)
頼子「け、軽蔑しますか…?」
頼子「こんな私を」
P「…しないさ」
P「こんな積極的な…頼子は大歓迎だ」
頼子「ふふ。頑張りますね…」 - 13 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:22:57.64 ID:WVUzWLLeo
- クチュ…
頼子「…ん!」
P「どうしたんだ…これ?」
頼子「Pさんに見られてるって思ったら…」
P「そうか。それだけで、こんなになっちゃうのか…」
P「見られると感じるのか?」
頼子「……!」ゾク
P「お、こっちは正直だな」
頼子「…は、はい」
- 14 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:23:30.57 ID:WVUzWLLeo
- 頼子「あっ…」ビクン
頼子「あ、や、ダメ…見ちゃ…ヤダ…」
頼子(なんか…くる)
P「いいぞ。気持ち良くなっても」
頼子「…―っ!」ビクンビクン
頼子「…ふぅ」ギュー
P「どうだった?」
頼子「や、病みつきになりそうです…♪」
- 15 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:24:21.58 ID:WVUzWLLeo
- P「いいのか…?」
頼子「…はい。後悔はありません」
P「そうか…」
頼子「はい…ただ…抱き着いてもいいですか?」
P「…どうぞ」
ヌプッ
頼子「……!」
ギュウウウ
P「…大丈夫か?」
頼子「少し痛みますが…大丈夫です」
P「そうか」
頼子「はい…。それよりも…繋がれたことが嬉しい…です」ニコ
P「……」
頼子「あっ、ま、まだ、動いちゃ…!」
P「頼子…一つ言っておくが、あんなことを言われて踏みとどまれる男はいない」
頼子「んっ、んっ、んっ…!」
頼子(わ、私の中に……Pさんのが)
頼子(ば、馬鹿になる……♪)
頼子「嬉しい…です」
P「俺もだよ」
頼子「…っ!」ゾクッ
P「正直だな」
頼子「私…ですから」
キュッ
頼子「…ん」ピクン
P「お、ここがいいのか」
頼子「あ、やっ、だ、ダメ…!」
P「……」
頼子「やっ、やっ、やです…こ、怖い…!」
P「大丈夫だから。気持ちよくなってくれ」
頼子「は、はっ…はい。……っ!」ビクビク
P「――っ!」
P(す、凄い…!)
頼子「頭が…真っ白になりました…」ハァハァ
P「それはよかった」 - 16 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:27:54.67 ID:WVUzWLLeo
- 頼子「その、まだえっと…」チラ
P「ん?」
頼子「まだ、Pさんは…その気持ちよくなって…ないですよね?」
P「気持ちよかったよ」
頼子「えっと…まだ、出して…ないですよね?」
P「気にしなくていいって…」
P(なんとか耐えたからなぁ…)
頼子「その…経験がなくてすみません…」シュン
P「関係ないと思うけどな」
頼子「…んしょ」
P「よ、頼子?」
頼子「こう…口でされるのも好きなんですよね…?男の人って」
P「……」
頼子「違いましたか…?」チラ
P(あぁ、可愛いなぁもう!そんな顔されただけで出そうだ)
頼子「…ん」
P「ん…!」ピクッ
頼子「あ、痛かったですか?」
P「いや、逆だ…」
P「結構ギリギリだったみたいで…もう…」
頼子「…ふふ。ちょっと可愛いですよ。こうやって、手でやって口で含んで…」
P「あっ、頼子…!」
頼子「んふっ!?」ビクッ
P「ご、ごめんな!早くティッシュに出せって」
頼子(これが…Pさんの味…)
頼子「ん…うんっ」ゴクン
P「え?」
頼子「味がどうとかは分かりませんが、好きな人の物を飲む…と言う行為は少し興奮しますね…」
頼子「身体の中に出されると言う意味では変わりませんから…」
頼子(ゾクゾクします)
- 17 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:28:23.81 ID:WVUzWLLeo
- P「…そう言えば、話したいことは終わったか?」
頼子「…はい。流石に私も疲れました…」
P「立てそうか?」
頼子「…あれ?こ、腰が抜けちゃったみたいです。…あはは」
P「俺のベッドで寝るか?」
頼子「Pさんも一緒なら…」
P「まぁ、ベッドは一つしかないし。」
頼子「でしたら…是非♪」
- 18 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:29:49.00 ID:WVUzWLLeo
- 翌朝
Pの部屋
P「……朝か」
頼子「…すぅ」
P「あー、そういえば…」
P(プロデューサー失格だな俺…)ハァ
頼子「あ…おはようございます」
P「あぁ、おはよう」
頼子「……あっ」ピクッ
P「顔を赤くしないでくれ…俺も恥ずかしくなる」
頼子「あ、その…すみません」カァァ
P「朝ご飯食べて出るか」
頼子「そう…ですね」 - 19 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:31:35.14 ID:WVUzWLLeo
- P「ビジネスホテルの朝ご飯って美味しいんだよなぁ」
頼子「そう…なんですか?」
P「と言いつつ頼子も結構取ってるじゃないか」
頼子「あ、えっと…これは、その、ちょっと和食と洋食で迷ってしまいまして…」
P「卵焼きとスクランブルエッグか」
頼子「卵被っちゃいましたね」
P「ま、いいんじゃないか」
頼子「そうですね。私…実は意外と欲張りなんです♪」 クスッ
- 20 : 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 23:32:09.46 ID:WVUzWLLeo
- 完結です。
読んで下さった方がいらっしゃいましたら、ありがたい限りです。
失礼いたします。

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