スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にこ「μ'sのプロフィールにはインパクトが足りないのよ」
- 1 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:18:47.29 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「たしかにμ'sは個性あるメンバーばかり……」
にこ「だけど、アピールしないことは魅力が無いってことと同じことなの」
にこ「このままだと、この厳しいスクールアイドル戦国時代で生き残っていくことは難しいでしょうね」
にこ「というわけで、あいうえお作文で自分の良いところを全世界にアピールするのよ!」
にこ「新しい! さっすがにこにー! ノーベル賞並みの発想よね!?」
にこ「っていうのを、昨日の夜考えたの……どう?」
真姫「そのまま寝ちゃって、忘れてれば良かったんじゃない?」
凛「なんか安易だにゃ~。そもそもノーベル何賞?」
花陽「う~ん……あっ、農林水産省?」
真姫「それは漢字が違うでしょ」
希「プロフィールにインパクトなんているんかなぁ」
にこ「うるっさいわね……サイトにアップするから、真面目にやるのよ?」
- 2 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:22:59.13 ID:fa1GMmrU.net
- 絵里「う~ん……今の時代、そういうのも必要なのかしら」
にこ「必要必要! 平々凡々なプロフィールだと、あっという間に潰されちゃうんだから」
絵里「この業界怖すぎるでしょ……」
穂乃果「うぅ……お腹空いたなぁ」
ことり「穂乃果ちゃん、マカロンならあるよ?」
穂乃果「ほんと!? わ~い!」
海未「太りますよ?」
にこ「穂乃果ぁ! ちゃんと聞きなさいよ!」
穂乃果「んぐっ!? ひゃんと聞いてるよ~。ねっ、ことりひゃん……んぐんぐ」
ことり「うんっ♪」
にこ「咀嚼してんじゃないわよ……」 - 3 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:25:11.69 ID:fa1GMmrU.net
- 凛「にこちゃん、咀嚼なんて難しい言葉も知ってるんだね」
にこ「何でにこをちょっとバカにしたのよ……」
凛「はっ! もしかしてにこちゃんのニセモノ!? さっきから変なこと言ってるし!」
希「にこっちが変なこと言ってるのは、いつものことやん?」
凛「ふむ。たしかにそうかも……はぁ、良かったにゃ~」
花陽「良かったね、凛ちゃん♪」
にこ「よくないから!! っていうか、さっきから話が全ッ然進んでないんだけど!?」
穂乃果「ちゃんと話は進んでるよ? にこちゃんがノーベル水産賞受賞したって話だよね?」
にこ「ちがああああぁう!! あいうえお作文やるの!!」
希「ちがああああぁう!!」
凛「ちがああああぁう!!」
海未「何故二人とも、こっちを見るんですか……私は言いませんよ」 - 4 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:27:29.09 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「もぉいいから~。自分の名前であいうえお作文を作るのよ?」
にこ「あっ、今は考えちゃダメだからね! 自分の番がまわってくるまで考えるんじゃないわよ?」
にこ「じゃあ海未からスタート」
海未「なぜ私から始まるのですかっ!?」
希「ハジマリデスカッ」
凛「あぁ~! 希ちゃん今、凛の春情のアレをネタにしなかった!?」
希「ネタというか、ふふっ。アレ可愛いなぁって思って……ハジマリデスカッ……ふふふっ」
凛「うそうそ! 絶対バカにしてるもん! 笑っちゃってるじゃん!!」
希「笑ってないよぉ~」
海未「イヤです! こういう時、いつも私から辱めを受ける流れになるじゃないですか!」
にこ「リリホワうるっさい!! ちょっと黙ってなさい! 海未はさっさと始めるの!」
海未「何故私が怒られるのですか……」
絵里「あはは……大混乱ね」 - 5 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:30:01.52 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「はい、海未の……う」
海未「うみって二文字じゃないですか……う……う!?」
海未「美し……麗しの……うるさい、のは穂乃果ですし」
穂乃果「今さり気なく悪口言わなかった!?」
にこ「はい、5秒前。4、3」
海未「時間制限なんて聞いてないですよ!? えぇ~……う、うさぎのような!」
にこ「はい、海未の……み」
海未「み!? み、味噌汁……みかん……」
真姫「海未、お腹空いてるの?」
ことり「マカロン食べる?」
海未「結構です……み……見た目///」
穂乃果「ふふっ」 - 6 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:33:49.76 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「海未は、うさぎような見た目、と」
海未「わあぁっ、違います!! 今のは無しにしてください///」
穂乃果「へぇ~、海未ちゃんって自分のことをうさぎみたいに可愛いって思ってるんだぁ~」
海未「なっ……思ってません! 誤解です、やめてください!」
穂乃果「でもぉ、本当は思ってるんじゃないかなぁ? 現に言葉にしちゃってる訳だし~?」
海未「……違います」
穂乃果「ほんとかなぁ~。ほらほら、マカロン食べる~?」
海未「穂乃果……怒りますよ?」
穂乃果「ひぃっ! 海未ちゃん……もう怒ってるよ……」
ことり「ふふっ、海未ちゃん可愛いもんね。寂しがり屋だし、合ってる合ってる♪」
海未「うぅ……もう、それでいいです」 - 7 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:36:10.14 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「じゃあ次は……絵里」
絵里「私? まぁ、別に良いけど」
にこ「はい、絵里の……え」
絵里「え、ね……絵が上手くて」
にこ「ウソはだめよ」
絵里「ウソじゃないわよ!? わりと上手い方だと思うんだけど」
希「そんなイメージないなぁ」
にこ「しっかぁく!!」
絵里「えぇ……ちょっと理不尽過ぎない? まぁ良いけど……笑顔がキュートな」
にこ「絵里の……り」
絵里「利発そうな女の子、なんてどうかしら?」
凛「利発ってどういう意味? にこちゃ……かよちん」
花陽「かしこいって意味だよ、凛ちゃん」
凛「なるほど……かしこ『そう』って所がポイントだね!」
希「エリちって結構抜けてるとこあるもんね」
絵里「ふふっ、チャーミングでしょ?」 - 8 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:37:11.30 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「はい次の人は凛ね。凛の……り」
凛「凛!? えぇっと……利発で……」
にこ「はいダメ。カブってるし、そもそも賢くないし。ダブルでダメ」
凛「カブったらダメって、そんなルール聞いてないよ!? にこちゃん酷くないかにゃ!?」
にこ「同じのはダメでしょ……なんかアレ……基本的に」
凛「基本って……にこちゃんだって賢くないくせに。利発って言葉、今初めて聞いたくせに」
にこ「知ってたわ」
凛「うそうそ! 利発ってどういう意味ってにこちゃんに聞こうとした時、顔伏せたよね?」
穂乃果「ふふっ」
にこ「きっ、気のせいよ……そのくらい知ってたってば。あと穂乃果、笑ってんじゃないわよ」
穂乃果「穂乃果は知ってたよ?」
にこ「この……自信満々に……まぁ、いいわ」 - 9 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:38:23.89 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「凛の……り!」
凛「り……り、リンス……リス……リズム感が良い!」
にこ「凛の……ん」
凛「ん!? んって何!? 何が!?」
真姫「何がって何よ……」
凛「えぇ~、だって『ん』から始まる言葉なんて無いよ! にこちゃん!?」
にこ「……」
凛「また顔伏せてる! にこちゃん!!!」
真姫「んから始まる言葉はあるけどね……ンジャメナとかングルとか」
絵里「ンビラもあるわね」
凛「うぅ……数少ない『ん』が消えていく……あっ、んだよ!」
にこ「そんな言葉あるの?」
凛「いや、リズム感が良い……んだよって意味なんだけど」
にこ「あぁ、そういうことね/// じゃあ、良いわ」
凛「やったー!」
花陽「やったね、凛ちゃん!」 - 10 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:39:29.23 ID:fa1GMmrU.net
- 希「そんな言葉あるの? やって……」
絵里「ふふっ、笑っちゃ悪いわよ」
にこ「良いでしょもう/// うるっさいわね……じゃあ次花陽。花陽の『は』」
花陽「あれっ? 花陽なの? えぇっと……」
花陽「は……は……どうしよぉ、全然出てこない/// ……あっ、恥ずかしがり屋で」
にこ「な」
花陽「な……泣き虫で……」
にこ「よ」
花陽「弱虫……」
にこ「はなよぉ!!!!」 - 11 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:40:30.11 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「せめて最後は変えなさい。聞いてられな……はなよぉ!!!!」
真姫「にこちゃん、うるさい」
希「そのフレーズ気に入ったんかなぁ」
真姫「まぁ、花陽っぽさはあったけどね。最後は良い言葉が欲しいわね」
花陽「よ……良ければ応援お願いします」
8人「あぁ~」
絵里「とっても花陽らしくてステキね」
花陽「えへへ///」 - 12 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:42:31.63 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「じゃあ、良い感じになった所で、穂乃果」
穂乃果「なんでもこい!」
にこ「なんでもは来ないけどね。穂乃果の……ほ」
穂乃果「ほ!? ほ……ほ……本当に」
にこ「の」
穂乃果「の……の!? の、の……ノラネコ」
にこ「か」
穂乃果「かわいい」
にこ「時間ムダにするんじゃないわよ!!」 - 13 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:45:33.64 ID:fa1GMmrU.net
- 穂乃果「そんなこと言われても……分かった、今度はちゃんとやるから」
にこ「最初からちゃんとやんなさいよ……穂乃果の……ほ!」
穂乃果「穂乃果は……」
にこ「ヘタクソ!! 『穂乃果』は絶対使っちゃダメでしょ!!」
穂乃果「またルールが追加された……」
にこ「大体分かるでしょ、基本的に……はい、穂乃果の『ほ』」
穂乃果「ほ……放っておくと」
にこ「の」
穂乃果「のんびり寝ちゃう」
にこ「か」
穂乃果「から起こして、ことりちゃん」
ことり「うん♪」
にこ「うん、じゃないわよ!!」 - 14 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:46:34.84 ID:fa1GMmrU.net
- 穂乃果「じゃあ次は……ことりちゃん」
にこ「にこの役を取るんじゃないわよ」
ことり「は~い……こ……ことりのぉ~」
にこ「と」
穂乃果「ちょっと……名前ダメのルールが機能してないよ……」
ことり「とりこにしてあげましょうかぁ~?」
にこ「り」
ことり「りょ~かい♪」
8人「かわいい」
ことり「それはそれで恥ずかしいかも///」
にこ「何の面白みも無いけど、ことりらしいし合格ね」
ことり「わぁ~い」 - 15 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:47:30.72 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「はい、ちょっと寝そうになってる希が次よ。『の』」
希「静かにしてたら、この部屋あったかくて眠くなるんやもん……」
希「えっと……ウチね。の……のんびり屋の」
にこ「ぞ」
希「ぞ……ぞなんて、ゾンビしかないやん……ゾンビり屋の」
にこ「み」
希「みんび……」
にこ「みんびり屋は無し!!!!」
にこ「さすがに存在しないものは無し!!!」
真姫「ゾンビり屋も無いでしょ……」
希「じゃあ、ミラクルスピリチュアルガールで」
にこ「何よその適当な感じ……って、寝てるし」 - 16 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:47:57.95 ID:fa1GMmrU.net
- 真姫「最後は私ね。さっさと終わらせるわよ」
にこ「昨日頑張って考えたんだから、もうちょっと楽しみなさいよ……真姫の『ま』」
真姫「真面目で頭も良くて作曲もできる」
にこ「……真姫の『き』」
真姫「キスしたくなっちゃうくりゃいに魅力的な女の子」
にこ「却下」
真姫「何でよ! ちゃんと上手くできてるでしょ!?」
にこ「だめ。何か前もって考えてたっぽいし……かんでるからダメ」
真姫「かんだのは別にいいでしょ……『ま』ね……ま、ま……まだまだ発展途上の」
にこ「き」
真姫「き!? ……き、き……キック」
にこ「格闘家にでもなるの?」
真姫「なるわけないでしょ!? 今のはいいから、さっきのにしておいて」
にこ「はいはい、しょうがないわね……よし、これで全員できたわね!」 - 17 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:48:27.11 ID:fa1GMmrU.net
- 絵里「そういえば、まだにこが残ってるわ」
にこ「バレたか……まぁ、別に良いけど」
真姫「にこちゃんの『に』!」
にこ「にっこにっこ」
真姫「にこちゃんの『こ』」
にこ「あ、ちょっと待って。さっきのは『にっこにっ』までにしてくれない?」
真姫「ムリ」
にこ「このっ、融通きかないわね……分かったわよ」
にこ「こ……こ? こ……このように可愛い女の子!」
希「ふふっ、このようにって」
絵里「無理やり感がすごいわね」
真姫「このようにって、どのようによ。意味分かんない」
凛「アホっぽいにゃ」 - 18 : 名無しで叶える物語(魔女の百年祭)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 00:48:57.59 ID:fa1GMmrU.net
- にこ「分かったわよ。やり直すから……えぇっと、に……」
チャラララッチャッチャ~♪
希「あっ、ED流れ始めた」
チャラララッチャッチャ~♪ ダンダンダンダンダンダカダン♪
にこ「ウソでしょ!? もう終わりなの!?」
穂乃果「ED流れたら終わりだよ。しょうがないね」
チャララッチャッチャ~♪ チャララッチャッチャ~♪
にこ「穂乃果が無駄に時間使うから……」
穂乃果「穂乃果のせいなの!?」
チャララチャラッチャ~♪ チャラララッチャッチャ~♪
にこ「あっ、良いの出来た!! にっ……」
素直に追いかけて~♪
完 - 23 : 名無しで叶える物語(笑)@\(^o^)/ 2016/01/18(月) 01:59:19.01 ID:fokSO3QL.net
- EDワロタ

「ラブライブ!」カテゴリの記事
-
- 希「まーーー」真姫「?」
- 絵里「にこの未成熟なペリメニを思う存分ハラショーしてしまったわ……」
- にこ「どうして……どうしてなのよ!」 穂乃果「穂乃果にはわからないよ……」
- 真姫「メールは難しい」
- 真姫「小鳥のさえずり」
- ツバサ「あら、おかしいわね?」
- にこ「不動のセンター矢澤にこにこ♪」海未「へぇ……」
- ことり「ぴよぴよ」真姫「!?」
- 絵里「んぅ……あれ……?なんで私裸なの?」
- 「7!」「8!」希「みんな緊張しとるな……」
- 花陽「炊飯器に>>3が入ってた…」
- 穂乃果「イタズラは許さない!本気ギレツアー!」
- 花陽『夏休みの思い出』
- 真姫「わたしの帰る場所」
- ことほのぱな「私たち野菜スティックです♪」
- 2016/01/21(木) 07:30:28
-
会話のテンポと言葉選びのセンスがとっても上手で、
面白かったです
- 2019/08/14(水) 09:52:13
- 承認待ちコメント
-
このコメントは管理者の承認待ちです
コメントする
全ランキングを表示