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春香「千早ちゃん、夕食食べに行こう」!

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:48:19.68 ID:TiSpgMPm0
春香「皆で食べに行こうって話だけど、千早ちゃんも行こうよ」

千早「私は遠慮しておくわ」

春香「そっか・・・あ、店の住所のメモ渡すから
   気が変わったらいつでも来てね!」メモメモ

P「おーい、2人とも行くぞー」

春香「はーい!」

P「あれ、千早は来ないのか」

春香「はい・・・」

美希「千早さん、お腹痛いのかな」

P「それじゃあ音無さん、行ってきます」

小鳥「いいんですか、一緒に行かなくて?」

千早「・・・ええ、私も失礼します。お疲れ様でした」
バタン
小鳥「・・・」




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:49:00.19 ID:TiSpgMPm0
千早(家、散らかしすぎかしら
   せっかく引越しで荷物纏めてあるし、使わない家具捨てようかな・・・)

千早「あ」
  (蜘蛛がいる・・・私の部屋なんかで餌捕まえられてるのかしら)
しばらく蜘蛛を見つめる。

千早「・・・ックシュン」
  (最近冷えるわね
   今日はオーディションもイマイチだったし
   ライブハウスでの発声も納得の出来ではなかった)

手を伸ばしかけるもラジカセを点けずに風呂場へ向かう。

千早(今日はもう寝ましょう)


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:49:37.42 ID:TiSpgMPm0
P「おはよう千早!」

千早「・・・おはようございます」
スタスタ

P(うーん、雪歩といい千早といい
 なんだか凄く嫌われているような気がする・・・)

春香「プロデューサーさんおはようございます」

P「ああ、春香か
 おはよう」

春香「今晩は雪が降るらしいですよー!」

P「へえ!最近は大分寒くなってきたからなぁ」
千早が立ち去る。


5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:50:34.69 ID:TiSpgMPm0
P(なあ、俺って千早に嫌われてるのか?)

春香「え・・・そんな事ないです!」

P(声!大きい!)

春香(すみません・・・
   千早ちゃんは、人付き合いがあまり得意じゃないだけです)
P(じゃあ昨日帰ったのも・・・)

春香(でもここで食い下がったら駄目です!
   千早ちゃんが馴染めるようにしてあげないと!)

P(ああ、千早のアドバンテージを潰さないようにしないとな)


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:51:56.98 ID:TiSpgMPm0
P「千早!来週の日曜日にまた昨日のライブハウスから仕事貰ってきたから
  午前中に予定を合わせておいてくれ」

千早「はい」
P「千早は歌が上手だから、今後歌の大きい仕事が来るように
  小さな歌の仕事も積極的でも頑張ってくれ!」

千早「・・・はいっ」


P「じゃあ千早とやよいと響はボイトレのレッスン
  真と伊織と貴音はダンスのレッスンの教室に向かってくれ
  他の皆には個別に連絡事項があるからまだ事務所に残っていてくれ」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:53:34.29 ID:TiSpgMPm0
その晩
ガチャ
千早「・・・春香、ラジオ番組の打ち合わせは終わったの?」

春香「うん、ついさっき」

千早「そう」

春香「外、凄い雪だったね!この様子だと積もるかな?」

千早「ええ、明日の電車が止まらないといいけど」

春香「え、あー、そうだね
   あれ、もう帰るの?」

千早「ええ。それじゃあ」

春香「また明日ね
   ・・・千早ちゃんっ、風邪引かないようにね!」
バタン

春香「・・・」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:54:21.83 ID:TiSpgMPm0
事務所外にて
P「あれ、千早
  今日はもう上がりか」

千早「はい」

P「明日はダンスのレッスンも入っているから頑張れよ」

千早「はい」

P「(相変わらず淡白だな・・・)そ、それじゃあまた明日な」

千早「お疲れ様です」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:55:19.51 ID:TiSpgMPm0
千早(夜ご飯何にしようかしら)

店員「ラッシャイマセー」

千早(おにぎり、ツナ缶・・・サラダ、これくらいかな)

店員「ガトーゴザイマシター」

千早(・・・雪が雨になってる)
ガチャ

千早(昨日の蜘蛛、また同じ所にいる)
恐る恐る蜘蛛の近くに指で叩く

千早(動いた、生きてはいるのね
    寒いから動く元気もないのかしら)

手を洗いコンビニで買った食事を済ませる
千早(暖房くらいつけてあげましょう)

千早「♪~♪」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:56:15.77 ID:TiSpgMPm0
P「おはよう千早!」

千早「おはようございます
   ・・・あの、一つ頼み事があるのですけど」

P「(珍しいな)どうした?」

千早「私はダンスのレッスンより、歌の練習がしたいです」

P「そう言うなよ
  ダンスも出来たほうが色々な仕事が出来て、結果的に歌の仕事も増えるんだ・・・恐らく」

千早「私は最短ルートで一流の歌手になりたいんです
    ・・・回り道はしたくありません」

P「あまり近道ばかりを探していると、いつか大事な物が見えなくなるぞ」

千早は不服そうに頷く
P(これは納得出来てない顔だな・・・)

千早「レッスン、行って来ます」

P「お、おい・・・まだ教室開いていないぞ?」

千早「開くまで待ちます」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:57:56.28 ID:TiSpgMPm0
P「・・・はぁ」

小鳥「お茶如何ですか?」

P「ああ、ありがとうございます」

小鳥「歌に熱心な事は良い事なんですけどね」

P「はい・・・あまり盲目的になられると今後どうなるか・・・」

やよい「おはようございますー」

P「おはよう、やよい
  あ、月末のテレビ出演の打ち合わせだけど」

やよい「来週の火曜ですよね?相手方からメールをもらいましたー」

P「そうだったのか、それじゃあそれまでは・・・」

やよい「お仕事なしですかぁ」

P「申し訳ない・・・」

やよい「大丈夫です!私も採用してもらえるように頑張りますー!」

P「よし、その意気だ!」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:58:25.53 ID:TiSpgMPm0
やよい「えぇ?千早さんもう行っちゃったんですか?」

P「ああ・・・」

やよい「で、でも・・・まだ40分もありますよ」

P「開くまで待つって・・・」

やよい「もう、私行ってきます」

小鳥「あら、フラグ奪われちゃいましたね」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:59:02.22 ID:TiSpgMPm0
やよい「千早さん、風邪引いちゃいますよー?」

千早「高槻さん・・・どうしてここに?」

やよい「時間を間違えるなんておっちょこちょいですね」

千早「・・・そうね、少し不注意だったかもしれないわ」

やよい「外にいたら体が冷えちゃいますよー」

千早「向かいのマックで待ってましょう」

やよい「はーい!」



やよい「千早さんってコーヒー飲めるんですかぁ!」

千早「ええ、高槻さんは・・・」

やよい「私、コーヒー牛乳しか飲めないですー」

千早「クスッ・・・高槻さんって面白いわね」

やよい「?」


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 20:59:53.94 ID:TiSpgMPm0
千早「・・・時間だわ」

やよい「それじゃあ、私は事務所に戻りますねー」

千早「高槻さんもダンスのレッスンじゃなかったの?」

やよい「私は今日ダンス入ってないですよー」

千早「・・・そう」

やよい「どうかしましたかー?」

千早「いいえ、ただ・・・春香以外の子に優しくされることがあまり無いからすこし驚いたの」

やよい「みんな千早さんの事大好きですよ!」

千早「ありがとう、高槻さん
   それじゃあレッスンに行ってくるから」

やよい「頑張ってくださいねー」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:00:44.31 ID:TiSpgMPm0
P「ああ、おかえりやよい・・・」←春香に殴られた

春香「千早ちゃんどうだった?」

やよい「風邪引きますよーって言ったらマックでお茶することになって
     アップルパイ食べてきましたー」

春香(千早ちゃんの様子が一切述べられてない・・・)
   「そ、そっかー、じゃあやよいちゃんと一緒にマックでお茶してたんだね?」

やよい「はい!千早さんってコーヒー飲めるんですよー!」

春香「(ホッ・・・)マックってあったかい飲み物コーヒーくらいしかないもんね」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:01:49.08 ID:TiSpgMPm0
やよい「じゃあ春香さんもコーヒー飲めるんですかー?」

春香「うん、皆飲めると思うけど…」

やよい「そういえば伊織ちゃんも飲んでた気がします!」

小鳥「私はコーヒーはあまり好きじゃないですね
    はい、高槻さんもお茶どうぞ」

P「音無さんコーヒー苦手だったんですか?」

小鳥「砂糖あれば飲めますけど…ブラックはちょっと」

やよい「うっうー!お仲間さんですね!
    ハイ!」
小鳥「ターッチ!」

P・春香(謎のコンビネーション…)


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:02:59.66 ID:TiSpgMPm0
その晩
P「律子」

律子「はい?」

P「聞きたい事がある」

律子「はい、なんでしょう」

P「律子とマネジメントするアイドルを分担したのは、プロデューサーになって短い俺は助かる」

律子「…どうしたんですか?改まっちゃって」

P「でもその分、俺は律子が担当するアイドルをまだ深く知らない」

律子「ええ、まあ…全員を見れるように形式を改めたいんですか?」

P「いや、形式は今のままでいいんだ
  でもアイドル分担してる俺達と違って
  アイドル達はレッスンをゴチャゴチャに受けてる
  律子の担当する貴音や亜美達が千早をどう思っているのか知りたいんです」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:04:10.47 ID:TiSpgMPm0
律子「そうは言われても…私はアイドルのお友達って訳じゃありませんから
   ただ、そちらのアイドル達とも仲が良いみたいですけど、千早と話しているのは滅多に見ませんね・・・
   だけど、決して嫌いな訳ではないと思いますよ・・・!」

P「ああ、皆良い子だっていうのはわかってるんだ、千早がとっつきにくい性格であるのも否定できないですから
  ただ、今のままでは今後ユニットを組んだり、複数人での出演が決まった時に不都合が生じると思うんだ」

律子「具体的にはどうしたいんですか?」

P「千早がもっと皆と仲良くするようにしたい」

律子「協力は惜しみませんけど・・・
   女性の友人関係に手をつけると痛い目見るかもしれませんよ?」

P「こ、怖いこと言うな律子は・・・」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:05:21.61 ID:TiSpgMPm0
春香「そっか、千早ちゃんは英検受けないんだ」

千早「ええ」

春香「私はお母さんが"受けろー!"って言うんだよ」

千早「英語も読めれば楽しいと思うわ」

春香「うっ・・・千早ちゃんは頭が良いからそう簡単に言えるけどさ!私!英語赤点ギリギリだったんだよ!」

千早「春香は勉強があまり好きじゃないものね」

春香「好きな人なんているのかなー?」

千早(勉強は時間があっという間に流れるから、私は嫌いじゃないんだけど・・・)

春香「ねえ、千早ちゃん・・・」(上目遣い)

千早「・・・まあ、私は別に構わないけど
    春香はいつがいいの?」

春香「今日とか?」

千早「急ね」

春香「えへへ・・・実は英検明後日なんだ」

千早「・・・はぁ、ちゃんとご両親から連絡して許可を貰ってね」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:06:16.59 ID:TiSpgMPm0
春香「おじゃましまーす」

千早「いらっしゃい」

春香「久しぶりだなぁ、千早ちゃんの家」

千早「あ、聞き忘れてたけど春香、夕食は食べてきた?」

春香「うん!でも千早ちゃんと料理出来なくてちょっと残念かなー」

千早「それは又の機会ね」

春香「おやおやぁ?また押しかけちゃって良いって受け取ってもいいのかなぁ?」

千早「春香、口調がどこかの双子みたいになってるわ」

春香「えへへ(・・・いいよ、とは言ってくれないんだ)」

千早「じゃあ、参考書開いて」

春香「・・・うん」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:08:04.79 ID:TiSpgMPm0
律子「でも、具体的にはどういった事をすれば?」

P「うーん、わからない」

律子「わからないって・・・」

P「無茶は承知だ、律子の高い女子力で千早が馴染める様な案は出せないか?」

律子「嫌味ですかそれ・・・」

P「?」

律子「本当に鈍感なんですから・・・、まあいいでしょう、私も一緒に考えます」

P「流石律子!信じてたよ!」

律子(都合良いなぁ・・・)


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:08:39.13 ID:TiSpgMPm0
律子「力になれるかはわかりませんよ?
   正直な話、千早が私に良い印象を持っているようでもなさそうですし」

P「ちょっとしたことでも、何か思うような事があれば言ってくれるだけでいいんだ、それじゃあ」

律子「あ、プロデューサー」

P「ん?」

律子「春香はあまり千早と離さない方がいいですよ
    春香は全員と仲が良いですから、近くにいるだけでも色々なアイドルと同じ場所にいる機会になります
    千早は他人と関わる機会を避けてる訳じゃなく、自分から行かないだけだと思うんです」

P「・・・わかった!ありがとう!」

律子(大丈夫かなぁ・・・)


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:09:50.42 ID:TiSpgMPm0
千早「湯加減は大丈夫?」

春香「うん、温かいよ」

千早「・・・春香」

春香「なーに?」

千早「春香はどうして今の仕事に就こうと思ったの?」

春香「んー、お勉強とか塾とか、私の周りには嫌いな物が多かったからかな?
    お母さんが私の為を思って頑張らせてくれたのは分かってても、やっぱり嫌なものは嫌じゃない?」

千早「・・・ええ」

春香「だから、せめて皆で笑えて楽しく出来る何かを一つでも見つけて、それも頑張ろうって思ったの」

千早「皆で、笑える事・・・」

春香「それに、私は歌う事が好きだったから」

千早「・・・っ」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:12:18.47 ID:TiSpgMPm0
春香「千早ちゃんは?」

千早「・・・約束をしたから」

春香「約束?」

千早「私はどんな相手との約束でも、どんな下らない約束でも
    私が"する"と言ったら、その為に最善を尽くすつもり
    ・・・それくらいしか能が無いから」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:13:19.94 ID:TiSpgMPm0
春香「ふふ」

千早「・・・春香?」

春香「ごめんね、この前プロデューサーさんから聞いた千早ちゃんの事思い出しちゃって」

千早「私の事?」

春香「千早ちゃんとの待ち合わせ、プロデューサーさんが時間変更になったメールを送り忘れちゃって
    3時間も待たされちゃったんでしょ?」

千早「ええ」

春香「プロデューサーさんが半泣きで千早ちゃんに謝り続けたって場面を想像すると面白くって
    凄いよね千早ちゃん、私だったら一時間で帰っちゃうよ」

千早「メールの返事がないし、予定が遅れてるものだと思ったから」

春香「だからね、千早ちゃんはきっとその約束、守れると思うな」

千早「・・・ありがとう」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:14:42.17 ID:TiSpgMPm0
数日後
P「おはようございます」

小鳥「おはようございます、プロデューサーさん」

P「今日は俺が一番乗りか」

小鳥「あ、これ"テレビTN"から届いてましたよ
   やよいちゃんが出演予定だった番組に3名の追加依頼です、一人は響ちゃんなので私が律子さんに渡しておきます」

P「はい・・・ゲロゲロキッチン?」

小鳥「これ!私!ファンなんです!プロデューサーさんも!是非見てください!!」

P「わかったわかったから落ち着いて!」

小鳥「はっ!?すいません、私とした事がつい熱くなってしまいました」

P「深夜帯の料理番組ですか、マニアックな物見てますね・・・」
(でも、春香と千早を採って貰えたのはラッキーだったな)
ガチャ

亜美「ああ!お仕事ハッケーン!」
P「おい、こらっ」

真美「背中がお留守だよ兄ちゃん!」
P「コラ!それはお前達に来た仕事じゃないぞー!」

亜美・真美「「どれどれぇ?」」
亜美「本当だ」真美「つまんないのー」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:15:59.50 ID:TiSpgMPm0
亜美「どうして亜美達の仕事じゃないの?」

P「どうしてって言われたって・・・一応この企画には全員応募してあるから
  向こうの判断としか・・・」

真美「真美達の何がいけないのぉ?」

P「いや・・・二人が悪いって訳じゃないと思うぞ?
  やっぱり向こうのニーズに合う合わないがあるのは人間だからしかたがないさ」

亜美「ニーソ?」

真美「兄ちゃんは絶対領域が好きなの?」

P「大人をからかう暇があったらメイクの一つでも覚えろ!」

亜美「メイクさん雇えるくらい仕事とってきてよー!」

P「言われてすぐ取れるようなら律子も苦労しないよ全く」

小鳥「亜美ちゃん達はプロデューサーさんの妹みたいですね」

亜美「えぇ?兄ちゃんだとちょっと力量不足かなぁ?」

真美「でもお肉の量は、不足なしって感じですなぁ?」
真美、Pの腹をつまむ。

P「こら、お前らぁ・・・!」
ガチャ


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:17:40.90 ID:TiSpgMPm0
亜美「あ!助けて千早お姉ちゃん!」

真美「オデブ怪獣が私達を汚そうとするよぉ!」

P「誤解を招くような言い方はやめろ!それに俺はまだ標準体型だ!」

千早「・・・(ジロ)」

P「うぐっ」

真美「期待通り、お姉ちゃんの視線はナイフより鋭いですなぁ」亜美「ですなぁ」

P「まさか千早がそっちにつくとは・・・あ、千早には渡しておくものがあるんだった」

千早「何ですか」

P「テレビTNから番組出演依頼だ、ゲロゲロキッチンという料理番組の企画に通った」

千早「料理番組・・・」

P「そんな嫌がらなくてもいいじゃないか」

真美「嫌なら私達が代わりに出てあげてもいいんだよ!」
亜美「亜美も高級料理食べたい!」

千早「・・・やります」

P(ホッ・・・)


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:19:02.03 ID:TiSpgMPm0
P「相変わらず準備が早いな」

千早「レッスンに遅れたくないので、失礼します」

P(まあ開始時間まで8分くらいだし、大丈夫か)

亜美・真美「いってらっしゃーい!」
バタン

P「二人は千早と結構仲良いんだな」

亜美「まー、確かにお姉ちゃんはちょっと怖いけど」

真美「でもね、千早お姉ちゃんって呼ぶと嬉しそうな顔するんだよ?」

亜美「それに、本当はすっごく優しいし!」

P「優しい・・・か」

亜美「信じてないなぁ?」

P「い、いやそういう訳じゃ・・・」

真美「兄ちゃんには千早お姉ちゃんの優しさがわからないかもねぇ♪」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:20:18.29 ID:TiSpgMPm0
ゲオゲロキッチン収録直前

やよい「わ、私がわざと負けるんですかぁ・・・?」

番組D「やらせじゃないよ?あくまで番組を盛り上げるためにさ」

やよい「うぅ~、わかりました・・・」

番組D「高槻さつきちゃんだっけ?料理が上手って聞いたから
    そこはあえて負けて、陳腐な食材を上手に使うことで一気に逆転!って流れでお願いちゃんね!」

やよい「やよいですぅ・・・」

番組D「さつきちゃんが凄い料理上手って聞いたからこんな事頼めるんだよ?まっ!頑張って!」

やよい「・・・」

春香「酷いディレクターだね」

響「やよい、いつかもっと売れっ子になって見返してやればいいさー!」

春香「伊織ちゃんが居たら収録どころじゃなくなってたかもね」

やよい「うっうー!高槻やよい頑張ります!」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:21:11.92 ID:TiSpgMPm0
収録後
P「お疲れ様です」

番組D「お疲れちゃーん!765プロ、良い感じに育ってるじゃなーい?
     ま!今度お仕事お願いするかもしれないから、そのときはよろしくちゃん!」

P「はい、またの機会楽しみにしています、お疲れ様でした」

春香「プロデューサーさん!」

P「お、4人とも良い感じだったぞ」

春香「そんな事より、ディレク・・・」
やよいが春香の袖を引く。

春香「やよいちゃん・・・」

P「どうかしたのか?」

やよい「プロデューサー!ちゃんと料理も見てくれましたー?」

P「ああ、やよいは特に凄かったぞ!アドリブであんな料理が思いつくなんてきっと良い嫁さんになるぞ!」

やよい「えへへ」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:22:49.28 ID:TiSpgMPm0
P「それじゃあ、今日は全員これからの予定は無いから
  各自解散、事務所に戻る人がいるなら個人で戻るように」

皆「はい」
千早以外の一同楽屋へ

P「・・・千早?」

千早「あの、今後私をこういう番組に応募しない方がいいと思います
    料理も3人の誰よりも下手ですし、面白い反応なんて出来ません。それに・・・」

P「それに?」

千早「皆の迷惑になります」

P「千早」

千早「我那覇さんと高槻さんはペアだったからまだしも、春香は私に足を引っ張られ」
P「千早」

千早「・・・」

P「飲み物飲むか?」

千早「・・・いりません」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:24:14.14 ID:TiSpgMPm0
P「千早」

千早「何ですか」

P「千早は、やよいのこと苗字で呼んでるのか」

千早「それは今関係ありません」

P「やよい、お前に名前で呼ばれたいって言ってたぞ」

千早「だから、それは今・・・」

P「お前が思ってるより、皆はもっともっと千早のことが好きだよ」

千早「・・・」
PiPiPi

P「悪い、すぐ終わらせるから
(Pi)もしもし・・・はい、え?
交通事故?」

千早「・・・っ!?」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:25:49.31 ID:TiSpgMPm0
P「ええ、わかりました・・・失礼します」(Pi)

千早「・・・何があったんですか?」

P「ああ、ボイストレーニングの先生が交通事故にあったらしい
  幸いにも一ヶ月で退院出来る程度の怪我で済んだそうだ」

千早「そうですか」

P「今事務所の方で代わりのトレーナーを探してくれてるそうだ
  それで・・・」

千早「いえ、もういいです
   今日は家で少し頭を冷やします」

P「・・・そうか」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:26:32.77 ID:TiSpgMPm0
ガチャ
千早(ただいま)
手洗いうがいを済ませてリビングへ

千早(・・・そういえばいつの間にか、蜘蛛いなくなったわね)


(P「お前が思ってるより、皆はもっともっと千早のことが好きだよ」)


千早(高槻さんも、春香も・・・人がいいからそう言うだけよ
    私だって、人と遊んでいる暇はないの
    少しでもより早く歌手として活躍しないと・・・)


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:28:32.01 ID:TiSpgMPm0
P「おはよう、千早」

千早「・・・お、はようございます」

P(やっぱり、昨日の事引きずってるかな)

小鳥「千早ちゃん、昨日メール届いたと思うけど
    今日から少し遠い教室でボイストレーニングを受けてもらうことになるわ」

千早「はぃ、コホン」

P「貴音と亜美と真美が今日同じ時間にレッスンが入ってる
  3人にも言っておくけど、新しいトレーナーでのレッスンで何か気になった事があったら言ってくれ」

千早「・・・はい」

P「あと、新しい教室は少し離れた場所にある
  地図の確認は大丈夫か?」

千早「大丈夫です、コホッ」

P「そうか、今のところ連絡事項は以上かな・・・?
  風邪気味なようだけど、ちゃんと休みを取らなくちゃ駄目だぞ
  休みたいと思ったらすぐ言うんだ」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:29:44.37 ID:TiSpgMPm0
翌日の夕方
トレーナー(以下T)「どうもすいません、お時間頂いちゃって」

P「いえ、これからお世話になるので話し合いの場が出来たのは良い機会です
  それで・・・昨日のレッスン、双子が何かやらかしましたか?」

T「いえ、そういう訳ではないんです
  如月千早さんですが・・・」

P「彼女が何か・・・?」

T「以前勤めてたトレーナーさんから何か伺ってませんか?」

P「いえ、特には」

T「彼女、声の出し方が少し変ですよ」

P「・・・?」(そういうのを直すのがトレーナーの仕事じゃないのか?)

T「普段、彼女他の人と良く話す方ですか?」

P「いえ、あまり・・・」

T「多分、彼女は声が出ないんだと思います」


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:31:36.85 ID:TiSpgMPm0
P「声が・・・出ない?」

T「物理的なソレではなく、恐らく失声症でしょう」

P「でも・・・彼女は普通に会話もしてるし、歌も歌ってます!」

T「発声器官に異常がある訳ではありません
  ただ、彼女の脳が命令しているんです"声を出すな"って
  それでも声を出せているのは、その命令を無理やり無視しているからでしょう」

P「・・・(確かに今朝の様子は少しおかしかったな)」

T「脳からの信号が十分に伝わってない訳ですから、体は声を出す準備が整わないまま声を出しています
  これは彼女の声帯に大きな負担となってますよ」

P「負担・・・」

T「私の知人に似た症状の友人がいましたが、蚊の鳴くような声しか出なかった
  ・・・歌うだなんて、きっとそれだけの執念が歌にあるのでしょう」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:33:43.39 ID:TiSpgMPm0
T「私はカウンセラーじゃありませんから具体的にどうすればいいかは言えません
  無責任な事をして彼女の未来を潰したくもないですから
  ・・・でも、彼女のトレーニングは受け付けません、治るまで
  これ以上無理をさせたら、いつ喉が潰れるかわかりませんよ」

P「喉が・・・」

T「ええ、そうなれば歌を歌えなくなる可能性も低くはありません」

P「・・・わかりました、ご報告ありがとうございます」

T「失礼する前に一つ聞いておきたいのですが
  何か彼女に大きなストレスとなっているものがあるとしたら、心当たりはありますか?」

P「・・・いえ、特には」

T「人間はストレスから逃げることは出来ません
  小さなストレスも積み重なってしまえば人間なんて潰れてしまいますよ
  きちんと休ませてあげてください」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:34:44.08 ID:TiSpgMPm0
PiPiPi
千早(プロデューサーから・・・珍しい
    普段連絡はメールなのに、どうしてこういうタイミングで電話なのかしら)

千早「・・・もしもし」

P『千早』

千早「はぃ」

P『こういう時で悪いけど、千早からきちんとした返事を受け取っておきたいから電話させてもらった』

千早「・・・」

P『声が、出ないっていうのは本当か?』

千早「・・・で、ます」

P『今日トレーナーが来て、俺に教えてくれた
  失声症かもしれないと』

千早「ちがぃます!!・・・げほっ」

P『お、おい!無理に大声を出すな!』

千早「無理なんて、してません」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:35:47.23 ID:TiSpgMPm0
P『治るまではトレーナーがレッスンを受け付けないそうだ』

千早「そん、な」

P『こっちも調べてみたけど、放っておけば1週間で治る場合が多いらしい
  だから、ちょっとした長期休暇のつもりで』

千早「ふざけないでください!!」

P『だ、だから大きな声を出すな!変に無理をすると喉が潰れちゃうらしいぞ!!』

千早「っ・・・!」

P『お前がどれだけ歌に熱心なのかは知ってる
  ・・・だからこそ、お前の夢を潰させたくないんだ』


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:37:01.49 ID:TiSpgMPm0
P『それじゃあ、これ以上は声を出させたくないから切る
  メールを送るけど、返事がしたくなけれな返事をしないでもいい、それじゃあ』(Pi)

千早「・・・」

千早(一週間も、このまま・・・)

PiPiPi
[from:プロデューサー
 本文:以前にも似たような事はあった?
    それと、何か事務所でストレスを感じるようなことがあったら遠慮しないで俺に言ってくれ
    俺に出来ることがあれば、出来る限りのことはするから
    万が一、一週間経っても治らなかった場合はメンタルクリニックに行った方が良い]


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:37:57.73 ID:TiSpgMPm0
二日後
カタン

千早「…?」
郵便受けを開く

千早「ぁ…」
ガチャ

千早「春香!」
千早(あれ、声が出る…)

春香「千早ちゃん…私達、プロデューサーさんから千早ちゃんの負担になるから、会うのは控えろって言われてるんだ」

千早「私は、大丈夫だから
    …お茶でも、飲んでいきなよ」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:39:21.82 ID:TiSpgMPm0
春香「これ、私から紅茶のパック、凄く美味しいの
    あと真美達に渡してって頼まれたグミと
    これはやよいちゃんが」

千早「高槻さんが?」

春香「うん"千早さんがいつも食べました"って」

千早「ありがとう」

春香「…やっぱり、私帰った方がいいよね」

千早「そんな事ないわ」

春香「プロデューサーさんがね、私にだけは教えてくれたの
    千早ちゃんは風邪じゃなくって…その…ストレスで声が」

千早「春香…」

春香「ごめんね、家にまであがりこんで、泣くつもりなんてなかったのに…
    でも千早ちゃんのストレスになってるのが、私なんじゃないかって思うと…」

千早「私は春香とお話がしたくて、部屋に呼んだの」

春香「グスン…うん」



千早「私ね、弟が居たの」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:40:28.87 ID:TiSpgMPm0
千早「馬鹿で、泣き虫で、可愛いくて、優しい子だった」

春香「…」

千早「私が、殺したの」

春香「…え?」

千早「トラックに気付かず、向かいの道路にいたあの子を呼んだのは私
   …私が殺したのと同じ」

春香「そ、そんな事・・・」

千早「あの子がいなくなるよりももっと前に、約束したの」

春香「…っ!?歌手に…なる事…?」

千早「そう、私があの子と出来た約束は、それだけだから
   ・・・もっと、もっと、色々な約束しておけばよかったわ」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:41:48.16 ID:TiSpgMPm0
千早「罪滅ぼしなんて、出来ない
   優はもう、死んじゃったから
   だからせめて、あの時にした約束だけは…絶対、守らないと」

春香「千早ちゃん」

千早「この話が出来るの、春香くらいよ
   だから、私のストレスになってるだなんて考えないで」

春香「ごめんね、困ってるの千早ちゃんなのに、私が心配されてどうすんのって話だよね、えへへ…
   でも、私は千早ちゃんにはもっと元気に歌って欲しいな」

千早「元気に?」

春香「元気に歌って、皆が笑顔になれば、千早ちゃんも嬉しいでしょ?」

千早「…っ!」

春香「そうすれば、私の勉強のストレスみたいに嫌なことがぽぽーんって出てっちゃうよ」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:43:40.75 ID:TiSpgMPm0
千早「春香、おねがいがあるの!」

春香「え!?う、うん・・・どうしたの?」

千早「私とユニットを組んで欲しい」

春香「え、そんな…」


春香「えぇ!?」

千早「だ、駄目だったかしら」

春香「駄目じゃないけど、展開が急すぎるよぉ
   読んでる人もびっくりしちゃうよ」

千早「txtファイル25キロバイトまでに納めたかったから、そろそろクライマックスなの」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:45:49.42 ID:TiSpgMPm0
千早「春香はプロデューサーが来た日のミーティング覚えてる?」

春香「…千早ちゃんがプロデューサーさんに"ミーティングなんかいいから練習させてください"って言ったっけ
   あの時、プロデューサーさん困った顔してたね…ふふ」

千早「あの後、律子にも怒られたの、私律子に言ったのよ"私はユニットに入れないでいいです"って
   …独りでいれば、自由でいられると思ってた
   自由に歌うことが、一流の歌手になる近道だと思ってた」

春香「…」

千早「違ったのね、私の考える自由は、フリーダムとは程遠いもので
   優が好きだった歌を、私の自己満足の道具にしてしまう、傲慢なリバティでしかなかった
   ずっと心のどこかで疑問に思っていても、私がそれを認めなかった
   春香はそれに気付かせてくれた、だから私春香と一緒に歌いたいの」

春香「わ、私千早ちゃんみたいに歌上手じゃないけど、いいの?」

千早「クス、私からお願いしてるのよ?
   …待ってて、いつか必ず、また歌えるようになって戻ってくるから」

春香「うん!じゃあ私はプロデューサーを説得しながら、千早ちゃんの事待ってるよ!」

終わり
正直すまんかった


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:48:37.35 ID:Z57tRc0w0

いいんじゃない?なかなか


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:52:13.10 ID:BDpE/bme0
こういう無駄なキャラ変更してない千早が良いな

結局蜘蛛にメッセージ性はなかったのか


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 21:55:33.44 ID:TiSpgMPm0
>>56
蜘蛛は書き始めた初日から俺の部屋に3日間滞在してたからつい書いちゃっただけです、すいません


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:06:17.57 ID:s7PFz3Wi0
乙。25kBってなんかあるんだっけ?


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 22:09:01.99 ID:TiSpgMPm0
単純に、長すぎたら皆飽きるだろうなって
もとよりアニマスの二番煎じみたいな内容だし





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