スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
P「女子中学生に『あすらん』なるものが流行っているらしい」
- 1 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 21:51:01.99 ID:8MuVoZQn0
- P「中学生組のアイドルに『あすらん』が流行っているらしい」
P「あすらん、あすらんって何だ?」
P「飛鳥と蘭子?あとは…ガ○ダムか?」
P「まぁ普通に考えて飛鳥と蘭子だが、『あすらんが流行る』という言い回しが妙だな」
P「女子寮に行って聞いてみるか」
- 2 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 21:58:05.08 ID:8MuVoZQn0
- 【女子寮・ロビー】
P(女子寮はロビーまでなら男性プロデューサーも入って良い規則になっている)
ガチャ
P「おーい、誰かいないかー?」
幸子「あ、どいてくださいねプロデューサーさん!カワイイボクが通りますよ!」どんっ
P「えっ?」
幸子「急がないと始まっちゃいます!」タッタッタ - 5 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 22:13:50.47 ID:8MuVoZQn0
- P(なんだってんだ?)
幸子「あー!みんなもういる!一歩出遅れましたねこれはっ!」
輝子「フフ…最前列、確保」
小梅「い、一瞬遅かったね…幸子ちゃん」
幸子「皆さん今日は早くないですかー?」
乃々「もりくぼ、一番乗りですけど…」
幸子「ぐぬぬ、仕方ありません。今日は立ち見ですっ!」
P(3人掛けのソファーの席を奪い合ってる?)
P(何をしているんだあいつら?立ち見って、何をだ?) - 9 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 22:18:35.19 ID:8MuVoZQn0
- 幸子「時間ですっ!始まりますよー!」ふんすっ
輝子「今日も楽しみ…フフ」
乃々「その、昨日の続きからですかね?」
小梅「う、うん。昨日、すごく良いところで終わっちゃったから…」
パッ!(照明が点灯)
幸子「きた~~っ!!」ワクワク
P(なんだ?4人の正面の明かりだけが点いた)
P「まるでスポットライトみたいだな…」 - 14 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 22:25:39.65 ID:8MuVoZQn0
- 蘭子「ああ、飛鳥、我が眷属、飛鳥よ!」
蘭子「あなたはなぜ飛鳥なのか!」
幸子「キャ~~!!蘭子ちゃーーんっ!!」きゃいきゃい
乃々「はじっ、はじまったんですけどっ!」ふんすっ
小梅「一番の、め、名シーン…!」ドキドキ
輝子「フフ…フフ…フフフフ…!!」ワクワク
P(なんだこれは…!) - 18 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 22:35:17.23 ID:8MuVoZQn0
- 蘭子「そなたを生み出せし父祖の血脈と縁を絶ち、血族たちを捨てることは出来まいか!?」
蘭子「もしそれが出来ない選択だとするならば…! 」
蘭子「せめて、我と永遠に共であると…」
蘭子「そう誓ってはくれないだろうか!!」
幸子「切ないですねぇ」ぐすっ
小梅「で、でも、それが二人の運命だから…」
乃々「はじめから引き裂かれた、関係ですけど…でも」 - 19 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 22:44:33.22 ID:8MuVoZQn0
- 蘭子「さすれば、我もこの場限りで現世の肉体を捨て!」
蘭子「飛鳥、そなたと永劫の盟約を契ろうぞ!!」バッ
輝子「フー、フーーッ!カ、カッコイイ…!!」ドキドキ
小梅「蘭子ちゃん、すごくキレイ…」うっとり
パッ!(もう一つ照明が点灯)
飛鳥「ああっ!」スタッ
幸子「キタっっ!!」ぐっ - 20 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 22:51:21.55 ID:8MuVoZQn0
- 飛鳥「 蘭子、ボクはただ黙って、キミの言葉をもっと聞いていようか?」
飛鳥「それともボクは…キミに声を掛けるべきなのかな?」
幸子「きゃぁあぁ~~~~っ!!飛鳥様ぁーーっ!!」ぴょんぴょん!
乃々「あうぁ…!すごいんですけどっ、かっこいいんですけど…っ!」ワクワク
小梅「あ、飛鳥様、来てくれた…」ドキドキ
輝子「フフ…フフフフフフ…ッ!!」ふんすっふんすっ
P(飛鳥様て!)
P(いや、確かにかっこいいけども!) - 21 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:03:07.74 ID:8MuVoZQn0
- 蘭子「ああ!我にとっての敵は、飛鳥!もはやそなたの現世のしがらみだけ…!」
蘭子「たとえその身が朽ち果てようとも…飛鳥は飛鳥のままぞ!!」
蘭子「血脈…それがどうしたというのか!!」
蘭子「薔薇の華はどのような姿であろうとも、その甘美なる香りに変わりは無い!」
蘭子「飛鳥、それはそなたとて同じはず…!!」
蘭子「その高貴なる魂に、いささかの翳りがあろうものか!!」 - 23 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:17:11.89 ID:8MuVoZQn0
- 蘭子「飛鳥、どうかその肉体を捨ててはくれまいか!?」
蘭子「さすれば、捧げられしそなたのその血肉に代わり…」
蘭子「我が魂のすべてを差し出そうぞ!!」
蘭子「その我が魂を糧に、古の盟約に則り」
蘭子「我らは永遠の共になろうぞ!!」
飛鳥「ああっ!蘭子!!」バッ
蘭子「飛鳥!!」
幸子「きゃ~~っ!!キタキタキターー!!」
小梅「ひゃぁ…っ!あ、あ、飛鳥様っ!蘭子ちゃん…!」ぱたぱた
輝子「~~~~!!~~~~っ!!」ふんすっふんすっ
乃々「ヤバイんですけどぉ…!すごいんですけど…っ!」ワクワク - 24 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:24:58.75 ID:8MuVoZQn0
- 飛鳥「キミの言葉通りに、その魂…」
飛鳥「ボクが頂戴しよう!」
輝子「ひゃーーっ!キャーー!!」きゃいきゃい
幸子「キャーキャーッ!!」きゃいきゃい
飛鳥「ただ一言、ボクをキミの同類だと言って欲しい!」
飛鳥「そうすればもう、ボクらのセカイは生まれ変わるのさ…!」
飛鳥「今日からはもう、昨日までのボクではない!」
飛鳥「蘭子、キミの友であるボクになれるんだ!!」 - 25 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:34:06.28 ID:8MuVoZQn0
- 飛鳥「蘭子!」シュタッ
蘭子「ああ!飛鳥よ!」
小梅「~~~~っ///」かぁぁぁ
幸子「飛鳥様~~っ!!」キャーキャー
乃々「飛鳥様っ!ヤバすぎですけどぉ!」ドキドキ
輝子「フフ…フフーー…ッ!」ふんすーっ
蘭子「契りをここに」
蘭子「我ら、たとえ魂までもが燃え尽きる日がこようとも!」
飛鳥「ああ、ボクらにどんな冷たい風が吹こうとも!」
蘭子「永遠に」ぎゅっ
飛鳥「いっしょさ」ぎゅっ - 28 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:42:10.26 ID:8MuVoZQn0
- 輝子「飛鳥様ぁーーっ!!」キャー!!
小梅「ら、蘭子ちゃーんっ!!」
幸子「きゃ~~!!飛鳥様っ!飛鳥様ぁ~~~~!!!!……ぁ」ぱたり
乃々「飛鳥様っ!蘭子さんっ!!かっこいいんですけどっ!!」バタバタ
パンッ(照明落ちる)
小梅「お、終わっちゃったね、今日の公演…」
乃々「はぁはぁ、もりくぼ興奮しちゃったんですけど…」
輝子「フフ…今日も楽しい、劇だった…」
幸子「きゅぅ…」ぱたり - 30 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:45:57.85 ID:8MuVoZQn0
- P「ふむ…」
P「ヅカかな?」
※ ヅカ=宝○歌劇団
P「なにはともあれ、女子中学生組に絶大な人気があるようだな」
P「これは…この方面でのプロデュースもあり、か?」
キャーキャー!
サチコサンキゼツシテルンデスケドォ!?
サ、サチコチャン、シッカリッ
アスカシャマァ…
オキナイトアンコールガミレナイヨ! - 31 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:46:30.96 ID:8MuVoZQn0
- 第一話・終
- 32 : ◆juyLLdML1mbY 2016/02/03(水) 23:49:12.60 ID:8MuVoZQn0
- 前々から構想だけしていたあすらん歌劇団的なもの
飛鳥くんの声優決定と誕生日の喜びで、急遽書いてみたので
続きは思いつき次第あらためてスレたてたい
ここで一度終了とさせてもらいます

「モバマス」カテゴリの記事
-
- 雪美「ちひろ…はー……そとー」
- 五十嵐響子「何でもない日、特別な日」
- 南条光「くんくん……くんくん……」渋谷凛「!?」
- 南条光「別の部署のプロデューサーが携帯電話?を真剣に見詰めてる」
- 紗枝めし!【小早川紗枝とラーメン編】
- 美嘉「私らしさ磨いていこっ★」
- ちひろ「モバPさんスカウトの基本を思い出してください」モバP「!」
- モバP「ご奉仕するヴァリアスハート」
- 千川ちひろ「課金しろや!」モバP「課金させろや!!」
- モバP「ご飯にする? お風呂にする? それとも――」
- 綾瀬穂乃香「私を汚すあなたの愛」
- 【モバマス】周子「乃々ちゃんひんやりしてるー」
- 的場梨沙「世界で、一番のロリコンになって」
- こずえ「こずえぱすてる」
- 芳乃「おやーこれは封印しなければなりませんねー」こずえ「えぇ~」
コメントする
全ランキングを表示