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男「俺は一度見た技をすぐ覚えることができる」
- 1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:48:33.49 ID:+vM0dflTo
- 男「俺は一度見た技をすぐ覚えることができる」
友人「マジで?」
男「マジで」
友人「じゃあ、ちょっとやってみせてくれよ」
男「いいよ」
- 2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:49:21.49 ID:+vM0dflTo
- 友人「スラッシュチョップ!」シュッ
ザシュッ!
友人「へへっ、どうだ? 木の板くらいなら、簡単に切断できるぜ」
友人「さ、やってみろ」 - 3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:50:11.61 ID:+vM0dflTo
- 男「スラッシュチョップ!」シュッ
ペキッ!
男「あいたたたたた……!」
友人「ハハハ、なんだよ、全然できてねーじゃん!」 - 4 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:51:22.13 ID:+vM0dflTo
- キキッ!
友人(なんだこれ? リムジン?)
黒服「こちらにおられましたか」ガチャッ
友人「え」
黒服「さ、どうぞ」
男「わざわざ迎えに来てくれてありがとう」
黒服「せっかくです、あなたもどうぞ」
友人「え、あ、うん」 - 5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:52:50.10 ID:+vM0dflTo
- ワァァ…… ワァァ……
友人「ここは?」
黒服「ここは闘技場です」
友人「へえ……こんな場所があったなんて……」
黒服「ではよろしくお願いします」
男「ああ、行ってくる」 - 6 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:54:07.71 ID:+vM0dflTo
- 黒服「あなたはこちらで試合をご覧ください」
友人「はぁ……。ところであいつは?」
黒服「男さんは、この闘技場になくてはならない人材なのですよ」
友人「……あいつが?」
友人(まさか、あいつが試合に出るってのか? あんなに弱いのに……)
友人(あ、もしかしたらさっきのは演技だったとか!?)
黒服「お、試合が始まりますよ」 - 7 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 20:59:12.60 ID:+vM0dflTo
- 男「さぁ、いよいよ始まりました!
長らくファンから直接対決を望まれていた、格闘家と棒術達人の歴史的一戦!
果たして勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか!?
おっと、格闘家、いきなり得意の“正拳七連打”を繰り出してきたぁ!
かつてこの技で105人を病人送りにしてきた驚異の連撃だ!
しかぁし、棒術達人もさすがです!
棒をグルグル回転させ、空を飛ぶことで難を逃れましたぁ!
この“プロペラの舞”を行える棒術使いは、世界に五人とおりません!
さぁ、着地した棒術達人、鋭く敵を突く“疾風迅雷突き”を放ちます!
まっすぐのはずの棒が鞭のようにしなり、格闘家を突く突く突くぅ!
ですが、格闘家、鉄壁の構え“鋼鉄城”により防御を固め、
“疾風迅雷突き”をなんとかこらえている!
おっと格闘家も守ってばかりではないとばかりに動いたァ!
出ました、大ジャンプからの大技! “飛翔龍王脚”が炸裂だ!
“飛翔龍公脚”の弱点であった、蹴る寸前のスキが完全になくなっている!
よろめく棒術達人! 格闘家、さらに詰め寄る!
棒術達人、ここで猛スピードで棒を振り下ろす“天罰撃”を出してきたァ!
対する格闘家は――」
おわり - 9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 21:17:45.31 ID:kP4X0HseO
- なるほど
- 10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 21:22:12.45 ID:yeBl455QO
- あぁ、そーゆー…
おつ - 11 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/09(火) 21:26:34.87 ID:lZ8xTs6AO
- これは確かに貴重な人材

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