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棚町薫「だ、誰の髪型がチン毛みたいだって!?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:32:07.20 ID:8GtUYz8A0
橘「そ、そんなこといってないだろ!?」

梅原「そうだぜ?俺らはただ焼きそばみたいだなって言っただけだ」

田中「……薫?落ち着いて?」

棚町「し、知ってんのよ!?あんた達が裏であたしのことチン毛ヘアーだっていってることくらい!」

橘「被害妄想だよ!?」

田中「そうだよ!せいぜい『焼きそば食べたくなるよね』ってくらいしかいってないよ!?」

棚町「だって……そんな心の声が聞こえてくるのよ!」

梅原(だったらパーマあてなきゃいいのに……苦労してんだな)

絢辻「ちょっと、何を騒いでるの?」

棚町「あ、絢辻さん……こいつらが!こいつらが!!」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:37:55.77 ID:8GtUYz8A0
絢辻「……話はわかったわ」

絢辻「橘君達は本当にそんなこといってないのね?」

橘「い、言ってないよ!」

梅原「お、おう!信じてくれよ!」

田中「そんな薫が傷つくこといえないよ」

絢辻「……嘘はついてないようね」

絢辻「棚町さん、彼らのことを信じてあげて?」

棚町「でも……でも……」

絢辻「それにね?そ、その……私は棚町さんの髪は男性の陰毛とは似てないと思うよ?」

棚町「……何でそんなことわかんのよ?」

絢辻「だって橘君の見たし」

棚町「……え?」

梅原「おおう!?」

田中「ええええ!?」

絢辻「……あ」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:41:11.36 ID:8GtUYz8A0
橘「あ、絢辻さん!?あれは事故だってことで決着がついたじゃないか!」

絢辻「ごめん……その、つい」

梅原「何だ何だ?二人は付き合ってたのか?」

田中「そうだったの?」

棚町「……へぇ」

橘「ち、違うよ!」

橘「絢辻さんとはそんな関係じゃない!」

絢辻(……何もそんな全力で否定しなくても)

梅原「じゃあ、どういうことなんだよ?」

田中「知りたいなー?」

棚町「は、話しなさいよ!」

橘「う、うん」

橘「実はね……」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:46:50.84 ID:8GtUYz8A0
橘「この前のことなんだけど」

橘「絢辻さんの仕事を手伝って、一緒に帰ってたら突然雨が降ってきてね」

橘「絢辻さんの家が近かったから、雨宿りさせてもらったんだ」

梅原「ほう?」

田中「仲いいね、相変わらず」

棚町「それで?」

橘「それで、絢辻さんの好意でお風呂を借りたんだよ、僕」

橘「……で、お風呂から上がったら絢辻さんと鉢合わせしちゃって」

絢辻「あ、あれはね!?何回もいったけど、タオルとか準備するの忘れてたと思って、あそこにいたんだからね!?」

絢辻「覗こうとしたわけじゃないのよ!?」

橘「……だったら、何で僕が殴られなきゃいけないんだよ!?」

絢辻「つい……初めて見たから……ね?」

絢辻「……ごめんなさい」


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:52:20.56 ID:8GtUYz8A0
梅原「……なんていうんだ、その……大将?」

棚町「……純一、ご愁傷様」

橘「僕だって初めて見られたのに……酷いよね」

絢辻「……返す言葉もないわ」

田中「そ、それってラッキースケベってヤツだよね!?」

田中「私もラッキースケベにあってみたいな!」

橘「田中さん……僕は何もラッキーじゃないよ」

絢辻(……ラッキーだったのかな)

田中「橘君?私も見たいな!」

棚町「け、恵子!?」

田中「私も橘君の見たい!!」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:53:21.90 ID:SnqRaJ0hO
田中さんかわいいな


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 20:58:45.07 ID:8GtUYz8A0
梅原「た、田中さん!落ち着け!」

棚町「何バカなこといってるの!?」

田中「だって絢辻さんばっかりズルいよ!」

田中「みんな興味があるお年頃なのに、そんな漫画みたいな展開で本物をみちゃうなんて、ズルい!」

梅原「……ダメだ、こりゃ」

棚町「純一、見せてあげたら?」ニヤニヤ

橘「い、嫌だよ!何で僕が文字通り一肌脱がなきゃいけないの!?」

絢辻「私の前でそんなことはさせないからね?」

田中「えー?じゃあ、ポンプ小屋あたりで……」

橘「そういう問題なの!?」

梅原「田中さんの目、わりと本気じゃねぇか……」

棚町「恵子……あんた……」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:05:12.14 ID:8GtUYz8A0
田中「脱ーげ!脱ーげ!」

橘(どうしよう!?どうやってこの場を乗り切ろう!?)

橘(そ、そうだ!!)

橘「あ……絢辻さん?」

絢辻「何?」

橘「僕思うんだけどさ……僕ばっかり見せるのは不公平じゃないか!?」

橘「だ、だから……絢辻さんのも見せて欲しい!!」

橘(絢辻さん……気付いて!僕の決死の紳士的発言の本意を汲み取って!)

絢辻(……そういうことか。なら)

絢辻「ば、バッカじゃないの!?そんなこと言われて見せる女の子なんていないわよ!?」

橘「で、でも!僕は絢辻さんのが見たいんだ!」

絢辻「や、やめてよ!こんなところで大声ださないで!?」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:10:12.68 ID:8GtUYz8A0
橘「こ、この通り!お願いします!」

絢辻「……橘君?」

絢辻「……ここじゃなんだから、ちょっと場所を移そうか」

橘「見せてくれるの!?」

絢辻「……は?私は想像以上に頭の出来がよろしくないクラスメイトにアドバイスしようと思っただけよ?」

橘「……」

絢辻「……いいから、来なさい!」

ガシッ!ズルズル……

橘「た、助け……うわぁぁぁぁぁ!」

梅原(小芝居してまで逃げたかったんだな、大将)

棚町(……でも今のはさすがにどうかと思う)

田中「……残念、橘君連れていかれちゃったね」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:16:56.55 ID:8GtUYz8A0
~しばらくあとの日曜日~

棚町「……日曜だってのにやることない」

棚町「バイトも休みだし」

棚町「せっかくだからゴロゴロしながら漫画でも読もうかな」

棚町「純一に借りっぱなしで読んでないヤツ溜まってるしね」

棚町「よし、そうしよう」

棚町「たまには自堕落に過ごす休日も悪くないわよね」

ーーーーーー
ーーー
ーー



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:22:06.20 ID:8GtUYz8A0
ポツポツ……ザー

棚町「う、嘘!?雨!?」

棚町「洗濯物取り込まなきゃ!」

バタバタ

棚町「あー、もう!何でこんなときに限って沢山干してあるの!?」

棚町「だからこまめに洗濯して干せってあれほど……」

ピンポーン♪

棚町「誰よ!?こんな忙しい時に!」

ガチャ

棚町「はいはい、どちら様……って純一?」

橘「や、やぁ!薫!」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:25:54.97 ID:8GtUYz8A0
棚町「あ、あんたびしょ濡れじゃない!」

橘「よかった、薫が家にいてくれて」

橘「暇だからこの辺散歩してたら急に雨が降ってきてさ」

橘「雨宿りさせてくれないかな?」

棚町「いいわよ。頭を拭くもの持ってくるからそこで待ってて」

橘「ありがとう、薫」

棚町「いいわよ、そんな」

棚町「あたしと純一の仲でしょ?」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:29:32.47 ID:8GtUYz8A0
橘「薫、タオルありがとう」

棚町「ほいほいっと」

橘「はっはっ……ハークション!」

棚町「大丈夫?風邪ひかないでよ?」

橘「ちょっと身体を冷やしちゃったみたいで……ハーックション!」

棚町「あー、もう……服は干しとくからシャワーでも浴びてきたら?」

橘「いいの?」

棚町「いいわよ、そのくらい」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:30:44.49 ID:JbhhR7550
wktk


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:33:44.82 ID:8GtUYz8A0
棚町「じゃ、タオルここにおいとくから」

棚町「あ、あとこれ着替えね」

棚町「あたしの寝巻きのジャージだけど、かなり大きめだからあんたでも着れるでしょ」

橘「何から何まで悪いね」

棚町「あ、脱いだ服はその辺においといて」

棚町「あんたが入って、しばらくしたら取りに来るから」

橘「わかった……薫?」

棚町「何?」

橘「覗くなよ?」

棚町「はいはい、バカなといってないでさっさと入りなさい」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:39:14.53 ID:8GtUYz8A0
棚町「ふー、一先ず作業完了っと」

棚町「純一もバカねぇ……バカの癖に風邪ひきそうになるなんて」

棚町「…………何か急に思いだしちゃった」

棚町「……ラッキースケベ」

棚町「……ゴクリ」

棚町「な、何考えてるのよ……あたし!」

棚町「別に純一の裸に興味なんてないわよ」

棚町「こ、これはアレよ!本当にあたしの頭がチン毛みたいなのか気になってるだけよ!?」

棚町「……って、何に言い訳してるんだろう」

棚町「純一、覗くなよ?って言ってたわよね?」

棚町「……前フリ?前フリなの?」

棚町「じゃあ、こんなことも……?」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:43:34.00 ID:8GtUYz8A0
~薫の妄想~

バチン!

棚町「やだ……停電?」

橘「違うよ、僕が電気を消したんだ」

橘「……明るいところだと少し恥ずかしいから」

棚町「え?何いってんの、あんた」

橘「な、何で覗きにこないの!?」

棚町「え、えぇ!?」

橘「女の子って好きな人の裸を見たいんじゃないの!?」

橘「薫は僕のこと……好きじゃなかったの?」

橘「僕……もしかして薫に嫌われちゃったのかと不安で不安で……」

棚町「じゅ、純一……」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:49:20.63 ID:8GtUYz8A0
棚町「……ってどんな妄想よ!」」

棚町「頭が悪すぎる展開で気持ち悪いわ!」

棚町「しかもまるであたしが純一のこと好きみたいじゃない!」

棚町「……そこはツッコミいれるところじゃないか」

棚町「じゅ、純一のことは……好きだし」

棚町「……友達としてじゃなくて、男として」

棚町「……やばっ、アホなこと考えてたらドキドキしてきちゃった」

棚町「……覗いちゃう?」


58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:55:37.15 ID:8GtUYz8A0
棚町「……って!の、覗かないわよ!?」

棚町「……危ない危ない、大変なことをしてしまうところだった」

棚町「……でも事故なら仕方ないよね?」

棚町「そうよね、棚町さん。事故はしかたないよね」

棚町「あの絢辻さんだって事故を起こすんだもの」

棚町「より出来の悪い棚町さんは事故を起こして然るべきよね」

棚町「あ、あぁ!間違えて橘純一君の下着まで取り込んじゃてるぞ!」

棚町「返しにいかなきゃ橘純一君は困ってしまうよね」

棚町「じゃ、じゃあ!こっそり返しにいかなきゃ!」

棚町「そこで鉢合わせしてしまっても事故だから仕方ないよね」

棚町「事故だからね、うん」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 21:58:49.50 ID:kt7ihZrp0
薫かわいい


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 22:03:17.14 ID:8GtUYz8A0
橘「か、薫?事故だから仕方ないよ」

橘「ごめんね……変なもの見せちゃって」

橘「だ、だからそんなに落ち込まないで?」

棚町「……チン毛が」

橘「え?」

棚町「……チン毛の質感が思った以上にあたしの髪の毛に似てた」

橘「そ、そうかな!そんなことないと思うよ!?」

棚町「絢辻さんの嘘つき……」

棚町「バッチリ!チン毛!じゃない……」

橘「……薫」

棚町「……はぁ」

橘(ど、どうしよう……こんな薫見てられないよ!)

橘(そうだ!)

橘「か、薫!」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 22:11:08.18 ID:8GtUYz8A0
橘「薫の髪は……その、全然チン毛なんかじゃないよ!?」

棚町「……論より証拠」

棚町「……純一の気持ちはありがたいけど、実際に似てるものは」

橘「そうだね、薫。論より証拠だ……」

橘「だから僕は……」

橘「チ、チン毛を真っ直ぐのサラサラっにしてやろうと思う!」

棚町「……は?」

橘「だから僕はクネクネしたチン毛をサラっサラにして」

棚町「そ、そんなことして何の意味があるのよ!?」

橘「す、少なくとも僕の中では薫の髪はチン毛じゃなくなるだろ!?」

橘「薫のそんな落ち込んだ姿を見たくないんだ!」

棚町「……さっぱり意味わからない」

棚町「……けど純一」

棚町「てんきゅ」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 22:17:04.06 ID:8GtUYz8A0
~後日~

棚町「で、純一?」

棚町「サラッサラにしたの?」

橘「うん。サラサラ過ぎて気持ち悪いことになってるよ」

棚町「論より証拠」

橘「え?」

棚町「……見せなさいよ?」

橘「えぇ!?」

棚町「いいから見せちゃいなさいよ!」

田中「あ、私も見る!見せてくれるよね!?」

橘「た、田中さん!?どこから嗅ぎつけて」

棚町「だ、ダメよ!恵子、あたしが一人で見るの!」

田中「えええええ!?別に二人で見ても一緒だよ?」

橘「だからさ、僕は見せる気なんてないからね!?」

おわり


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 22:20:15.48 ID:qKf6vx6R0
田中さんに見てもらえるとか裏山


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/25(水) 22:22:09.22 ID:33PEUe/W0
おいまだやれるはずだ


72:銀myLOVE ◆YINbe/LOVE :2012/01/25(水) 22:26:51.79 ID:NxZdMiwWO



アマガミ キャラクターソング vol.6 棚町薫 「Thanksgiving」
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アマガミSS 棚町薫 ストラップ
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