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凛々蝶「雪小路さん、僕を可愛くしてくれないだろうか?」

1:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:34:27.93 ID:AuTC8jJI0
雪小路「......へ?」

凜々蝶「......」

雪小路「え?え!?何まさか凜々蝶ちゃん、この私に対する遠回しなアプローチ!?きゃー!お姉さんの体火照ってきたわぁぁぁぁぁ!!!」

凜々蝶「な!?ち、違う!...ぼ、僕はただ...」

凜々蝶「み、御狐神くんに......喜んでもらいたくてだな...」

雪小路「......なぁんだ、そういうことね」

凜々蝶「ま、まぁ、僕は彼の主人であるのだから餌をやるのは当然の責務であってだな...」

雪小路「はいはい、それじゃあ行きましょうか?」

凜々蝶「な!?ど、どこにだ?」

凜々蝶「......え?」




2:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:37:08.88 ID:AuTC8jJI0
凜々蝶「アキバ?...そこに行ってどうするつもりなんだ?」

雪小路「手っとり早くコスチュームチェンジっていったところかしら」

凜々蝶「こすちゅーむ...」

雪小路「行けば分かるわよ凜々蝶ちゃん......くひひ」

凜々蝶「?」

雪小路「じゃ、カルタちゃんも連れていきましょうか......後は荷物持ちに反ノ塚かしらね」

凜々蝶「ほ、ホントに大丈夫なんだろうか...?」

雪小路「ダイジョブダイジョブ~♪」


3:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:40:00.88 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「お、出掛けんのか?」

雪小路「アンタもよ反ノ塚」

反ノ塚「え~、俺外に出たら飛んじまうよぉー、太平洋行きだってぇ~」

雪小路「誰がそんな状態で行くって言ったのよ、ほらとっとと変わりなさいな」

反ノ塚「へいへい」ぽんっ

雪小路「さて、それじゃあもう一つの本命は...」


御狐神「みなさんでお買い物ですか?」

凜々蝶「ああ、アキバという所に行くそうだ」

御狐神「秋葉......楽しみですね、凜々蝶様」

凜々蝶「ああ、君は来なくていいぞ」

御狐神「......」ニコニコ


御狐神「え」


5:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:44:13.78 ID:AuTC8jJI0
カルタ「はむ...はむ...」

雪小路「カ~ルタちゃん!」

カルタ「あ、おはよう野ばらちゃん」

雪小路「うん!おはようおはよう!それでさカルタちゃん!」

カルタ「ん?」

雪小路「これから凜々蝶ちゃんたちと一緒にお出かけしな~い?お・で・か・け・♪」

カルタ「いいよ、暇だから」

雪小路「うっしゃああああああ!それじゃあまた後で迎えに行くからこのエクレアでも食~べってて♪」

カルタ「わぁ、ありがとう」


6:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:45:55.09 ID:AuTC8jJI0
御狐神「何故です!凜々蝶様!」

凜々蝶「何故って...ふ、ふんっ、毎度うざったい犬に付きまとわれるとこっちも落ち着かないので、たまには気のいい友達だけで出掛けようと思ってな、犬ではなく友達とな」

御狐神「......そのような理由で僕を...」

凜々蝶「......そういうことだから君は大人しく部屋に籠もって、僕たちの楽しむ姿を想像しながら思いを馳せているんだな」

御狐神「......承知致しました、それでは楽しんでくださいね、凜々蝶様」

凜々蝶「あ、ああ」

御狐神「...何かございましたらご連絡を......それでは」

凜々蝶「......」

反ノ塚「あ~あ、あれは立ち直らんぞー」

凜々蝶「う、うるさい!これも仕方がないんだ!仕方が!」


7:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:48:43.35 ID:AuTC8jJI0
凜々蝶「はぁ...はぁ...」

反ノ塚「いつもの常套手段の字の練習で謝っておくんだな」

凜々蝶「毎度それを引っ張ってくるな!反ノ塚!......はぁ、全く」

反ノ塚「にしても、アイツを遠ざけて何する気だよ凜々蝶」

凜々蝶「......彼に報いたいだけだ」

反ノ塚「早速報いてない気がするけどなぁ~」

凜々蝶「......反省はしている」

反ノ塚「俺に素直になってもしゃあーねぇーぞ」

凜々蝶「......はぁ...やはりあの断り方はいけなかっただろうか」

反ノ塚「うーん、どうだろうな」


8:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:50:34.14 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「ミケのことだから、弱く言っても上手く自分のペースに持っていきそうだからな、あれぐらいでよかったんじゃないか?」

凜々蝶「けど僕は...彼に報いるために...彼を傷つけてしまった...」

反ノ塚「......まぁ、凜々蝶が今から何するかは知らないけど、ミケのためになることなんだろ?」

凜々蝶「あ、あぁ...」

反ノ塚「なら傷ついた分を越えるぐらい、ミケのためになることをすればいいだろ」

凜々蝶「......反ノ塚」


9:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:53:11.11 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「それじゃあ出掛ける準備するか...俺は特に準備することなんてないけどな」

凜々蝶「......反ノ塚」

反ノ塚「ん?どした?」

凜々蝶「君みたいなうすっぺらい人間...いや一反木綿でも、人の心を動かす事ができるなんてな、驚きだぞ......ありがとう」

反ノ塚「なぁ~に、こちとらうすっぺらい人生は歩んでないんでね......どういたしまして」

凜々蝶「ふん...それじゃあ僕は自室に戻る、雪小路さんが来たらラウンジで待っててくれるように言っててくれ」

反ノ塚「りょーかい」


10:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 01:57:11.19 ID:AuTC8jJI0
凜々蝶「......」

御狐神「......」

凜々蝶「君は僕の部屋の前で何をしているんだ?」

御狐神「いえ、お出かけのご準備をお手伝いに...」

凜々蝶「いらない、それくらい一人でできるさ」

御狐神「ですが...」

凜々蝶「できるからいいと言っている、自室に戻ってくれ」

御狐神「...かしこまりました......それではっ」

凜々蝶「......」


14:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:03:30.68 ID:AuTC8jJI0
凜々蝶「はぁ...」

反ノ塚「おい、どうした凜々蝶、今から出掛けるって雰囲気じゃないな」

凜々蝶「また...僕は...彼に...取り返しのつかないことを...」

反ノ塚「はっは~ん、なるほど」

凜々蝶「僕は酷い女だ...極悪非道の性悪女だ...」

反ノ塚「極悪非道の癖に、ここまで自分のしたことを悔いる奴もめずらしいよな」

凜々蝶「反ノ塚......君も僕と一緒に居たら...非道さが移るぞ」

反ノ塚「いやあ、謙虚な精神なら移りそうな気がする」

凜々蝶「......はぁ」


16:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:10:07.83 ID:AuTC8jJI0
雪小路「やっほー!カルタちゃん連れてきたわぁー!」

カルタ「やっほー」

反ノ塚「お、んじゃ行くか」

凜々蝶「......」

カルタ「ちよちゃん...大丈夫?」

凜々蝶「ああ、私なら平気だ...だが......御狐神くんは...」

反ノ塚「ああー、今凜々蝶傷心中だからさ、触れないほうがいいぞ」

雪小路「美少女の落ち込んだ表情......私美少女にこんな表情にさせてしまう輩は絶対に許せないの...絶対に」

反ノ塚「だから拳を握っているのか、流石だな」

雪小路「あ、これはガッツポーズだけど」

反ノ塚「おい」


20:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:17:19.31 ID:AuTC8jJI0
御狐神「......皆様行かれましたか」

御狐神「......」

御狐神「......」ウズウズ

御狐神「ダメだ......じっとなんてしていられない...」

御狐神「申し訳ありません...凜々蝶様...」

御狐神「よし、それではできるだけ目立たない服装に着替えましょうか、後持ち物は双眼鏡とカメラと...」

御狐神「......凜々蝶様ご安心を、僕はいつもあなたの傍にいますから」


21:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:22:29.98 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「うーん、どうやって行くか...車で?」

雪小路「電車でいいんじゃない?」

反ノ塚「電車かぁ...」

凜々蝶「どうした反ノ塚、お前まさかまともに電車も乗れないのか?田舎者まるだしだな」

反ノ塚「お、どうやら戻ったようだな...つか凜々蝶、俺らの地元電車普通にあったろ」

雪小路「で、電車にすんの?それとも他?」

反ノ塚「俺に聞かれたってさぁ......電車でいいんじゃね?」

雪小路「そ、電車ね、分かったわぁ~♪」

反ノ塚「?」

カルタ「野ばらちゃん、嬉しそう」


23:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:30:23.90 ID:AuTC8jJI0
電車内
雪小路「はぁ...ガッラガラじゃない」

反ノ塚「ガラガラのほうがいいじゃねぇーか、快適で」

雪小路「はぁ!?アンタ分かってないわね、満員電車の中、額に汗をにじませながら窮屈を我慢し...「このくらい...我慢できるっ」と苦痛に身を歪ませながら言う凜々蝶ちゃんがみれると思ったのに!」

反ノ塚「よく分からんな」

雪小路「反ノ塚にはメニアックの概念を一から叩き込んだほうがいいわね」

反ノ塚「楽しみにしてるわ」

カルタ「ソフトクリーム...おいしい」

凜々蝶「髏々宮さん、子供じゃないんだから電車の揺れで僕にソフトクリームをぶちまけたりしないでくれよ」

カルタ「うん、気を付ける」

雪小路「というか、電車内でアイスクリームって...」


24:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:36:17.29 ID:AuTC8jJI0
秋葉原
凜々蝶「ほぉ、ここが秋葉というところか」

反ノ塚「にぎやかだな」

カルタ「いい匂いがする」

雪小路「ごめんなさいねカルタちゃん、今回はそっち方面には行かないから」

カルタ「えっ...行かないの?」

雪小路「ああああああ!!!そんな魅力的な目で私を見ないでぇえぇぇぇええ!!!」

反ノ塚「ここに突っ立ってても仕方ないし、行くか凜々蝶」

凜々蝶「ふっ...反ノ塚、君に僕をエスコートすることができるのか?」

反ノ塚「だったらミケを連れてきたほうがよかったんじゃないか?」

凜々蝶「なっ!......い、行くぞ」

反ノ塚「へいへい」


26:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:40:58.96 ID:AuTC8jJI0
雪小路「ちょっと待ちなさいってー!」

反ノ塚「ん?」

雪小路「今回のお出かけは私がいないと成立しないんだから、勝手な真似しないでよ反ノ塚」

反ノ塚「俺じゃないんだが...」

凜々蝶「で、雪小路さん、僕たちは一体何処に向かうんだ?」

雪小路「何処って...服屋に決まってるじゃない...もう凜々蝶ちゃんったら、当初の目的忘れちゃったのぉ~?」

凜々蝶「!...そ、そうだったな」

反ノ塚「?目的ってなんだ?」

凜々蝶「き、君には関係ないっ!」

反ノ塚「ま、だいたい察しはつくけどな」

カルタ「......ごはん」


27:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:45:21.68 ID:AuTC8jJI0
御狐神「ふむ...皆様どこへ行くのだろうか...気になりますね」

御狐神「それにしても秋葉原は凜々蝶様には少し危険な気が......困りましたね」

御狐神「何も起きなければいいのですが...」

御狐神「......」

御狐神「後5メートルは近づいても大丈夫でしょう」


28:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:50:25.49 ID:AuTC8jJI0
カルタ「あっ...おいしそうに食べてる」

雪小路「......」

メイド「お嬢様、出来立てほかほか、どうですか?」

カルタ「ごめんなさい、今日は食べられないの」

雪小路「......」

カルタ「......おなかへった」

雪小路「ああ!もう!カルタちゃんったらどうしてそこまでお姉さんを誘惑させるのが上手いのぉ!」

雪小路「大丈夫安心して!用事が終わったらすぐ!すぐ、カルタちゃんにおいしいものいっぱい食べさせてあげるから!」

カルタ「えっ...ありがとう野ばらちゃん」

雪小路「あぁ!その笑顔反則ぅ!今日来てよかったわぁぁぁぁぁ!!!」

凜々蝶「雪小路さん...少しうるさくないか?」

反ノ塚「ここではあんまり目立たないし、別にいいだろ」


29:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 02:55:23.46 ID:AuTC8jJI0
コスプレショップ
雪小路「着いたわね」

反ノ塚「あー...覚悟しておいたほうがいいぞ凜々蝶、暴走した野ばらは止められそうにないからな」

凜々蝶「フン、君に心配されるほど僕は落ちぶれていないさ、まぁ、心配どうもだな」

カルタ「ねぇ、野ばらちゃん、ここで何するの?」

雪小路「うふ♪それは入ってのお楽しみよカルタちゃん」

カルタ「?」


30:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:00:39.89 ID:AuTC8jJI0
御狐神「あれは......一体どういうつもりなんでしょうか雪小路様は......気になりますね」

御狐神「くっ...入りたい...入ってもよいのでしょうか...」

御狐神「ですが...もし凜々蝶様に気付かれでもしたら...」

御狐神「今度こそ、信用を失い......捨てられるっ!?」

御狐神「......それは避けなければなりませんね」

???「そ、そこの君ぃ!」

御狐神「?...はい?」


31:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:05:07.87 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「へぇ~、中すっごいなぁ」

凜々蝶「......目がチカチカするな」

雪小路「すぐ慣れるわよ、それじゃあ私は二人に似合う服選んどくから反ノ塚、アンタは二人の相手してない!」ビシィ

反ノ塚「ほーい」

凜々蝶「......反ノ塚」

反ノ塚「ん?どした?」

凛々蝶「ここにいると気が滅入る、迎えのカフェに僕は行く」

反ノ塚「お、いいなそれ、俺も行くわ」

カルタ「私も行く」


33:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:11:55.61 ID:AuTC8jJI0
執事空間
凜々蝶「気色の悪い名前の店だな」

反ノ塚「ごもっともだな、正直最初はこういうのが凜々蝶の趣味かと思ったよ」

凜々蝶「!ふ、ふざけるな!妄言は自分の中で言っておけ反ノ塚!」

反ノ塚「おうおう、わりぃわりぃ」

カルタ「......いい匂い」

執事「おかえりなさいませ、お嬢様方、お席はこちらに」

反ノ塚「はは、なんだかミケと通ずるものがあるな」

カルタ「......似てる」

凜々蝶「......ふんっ...どこがだ」


34:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:17:19.95 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「ふぃー、やっと一息ついたぁ」

カルタ「ねぇ、反ノ塚、これ頼んでいい?」

反ノ塚「おおいいぞー、ここの勘定は野ばらが出すからな」

カルタ「うん、分かった」

凜々蝶「......」

反ノ塚「おいおい、どうした凜々蝶、まだ今朝のこと引っ張ってんのか?」

凜々蝶「......君には関係ないことだ...はぁ」

反ノ塚「あぁ~あ、顔伏せちゃったよ......ん?」


御狐神「ご注文はお決まりでしょうか」チラッ

反ノ塚「......ミケ?」


35:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:22:44.90 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「......凜々蝶ぉ」

凜々蝶「うるさいぞ反ノ塚、ホントに君はピンポイントで僕に害あることしかしないな」

反ノ塚「あぁ、わりぃ、俺ちょっと便所行ってくっから」

凜々蝶「ああ...分かった」

反ノ塚「おお」

カルタ「あ、来た」

執事「お待たせしましたお嬢様、それではおいしくなる呪文を...」

カルタ「いただきます」パクパク

執事「......あ、お嬢様どうなされました?気分でも...」

凜々蝶「僕は大丈夫だ、構わないでくれ」

執事「......失礼致します」


36:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:28:08.37 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「よぉ、ミケ、奇遇だな」

御狐神「はい、お兄様」

反ノ塚「で、今日は尾行か?お前もたまには凜々蝶のことは忘れてゆっくりすればいいのにさぁ~」

御狐神「そんなこと考えられません、僕のエネルギーは凜々蝶様ですから、休息するためのエネルギーもまた然り」

反ノ塚「はは、そりゃすげーな」

御狐神「はい、凜々蝶様はご立派です」

反ノ塚「いや、お前のことなんだけど」


37:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:37:48.42 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「で、お前はこんなとこで何やってんだよ?」

御狐神「ここのお店のバイトさんが休用で抜けてしまって、人手が足りないという事態に陥ったらしく...」

反ノ塚「なぁるほど、それでお手伝いにか?」

御狐神「はい、おかげで凜々蝶様のお側をお守りすることができず...」

反ノ塚「大丈夫だって、凜々蝶は強いんだからさ」

御狐神「ですが...」

反ノ塚「安心しろって、な?」

御狐神「......はい」

反ノ塚「よし、そんじゃ俺はもう戻るわ、バイト頑張れよミケ」

御狐神「はい、ありがとうございました、お兄様」


38:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:45:57.89 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「おー、戻ってきたぞー」

カルタ「おかえり」

反ノ塚「もう食ったか、んじゃ野ばらの奴呼ぶか」

凜々蝶「......」

反ノ塚「......」

反ノ塚「気にすんなって凜々蝶、あのくらいでミケが離れるわけないって、お前だって分かってるだろ」

凜々蝶「.......そのくらい、君に言われなくたって分かってるさ」

反ノ塚「あっそ」


雪小路「何で私だけの除け者にして楽しんでるのよ皆!」

執事「お帰りなさいませ、お嬢...」

雪小路「うっさい、失せろ」

執事「」


39:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:49:10.80 ID:DJ7Vd7J40
野ばらひどい


40:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:53:17.95 ID:AuTC8jJI0
雪小路「~♪~♪」

反ノ塚「ノリノリだな、野ばらの奴」

凜々蝶「まぁ、どう着飾ったとしてもあの体型では見栄えするわけないがな」

反ノ塚「え?それ自分に言ってんの?」

凜々蝶「......」

反ノ塚「...すまん凜々蝶、忘れてくれ」

雪小路「はーい!でっきたわよぉー!」


41:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 03:57:47.08 ID:AuTC8jJI0
雪小路「じゃっじゃーん!かっわいいでしょー!」

カルタ「どう?」

反ノ塚「おお似合ってる、これゴスロリって奴か?」

雪小路「まあそんな感じね、xxxHOLiCの作品で出てくる妖怪の雨女の衣装よ」

反ノ塚「がしゃどくろが雨女ね」

凜々蝶「丸くなったものだな」

カルタ「えへへ~、雨女ぁ~」

雪小路「あぁ...メニアックだわぁ...」


44:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:04:30.11 ID:AuTC8jJI0
雪小路「それじゃあ、凜々蝶ちゃんも...って思ったけど辞めとくわ」

反ノ塚「ん?何でだよ、俺はみたいぜ凜々蝶のコスプレ姿」

雪小路「ばーか、アンタに見せたら価値半減でしょ馬鹿」

反ノ塚「あ、なるほどな」

凜々蝶「?」

雪小路「じゃあ私はお会計済ましておくから、皆待っててね......くれぐれも待つだけだから」

カルタ「うん、分かった」

雪小路「あぁん!もう超かわいい!待ってて買うもん買ってくるからぁ!」

反ノ塚「さて、それじゃあ俺ちょっと用事あるから、カルタ、凜々蝶頼むわ」

凜々蝶「な、君に僕の身を頼まれる筋合いなんてないぞ!」

反ノ塚「うるさい俺の妹め、それじゃ頼むぞー」

カルタ「うん、行ってらっしゃい」

凜々蝶「......ふん」


46:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:09:41.47 ID:AuTC8jJI0
御狐神「あ、もうご帰宅なされるのですか?」

反ノ塚「ああ、で、お前はどうするんだ?」

御狐神「では僕も」

反ノ塚「バレないようにしとけよな」

御狐神「承知しています」

反ノ塚「あ、あー、後なミケ」

御狐神「はい、何でしょう?」

反ノ塚「ハンカチは準備しとけよ」

御狐神「?」


48:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:17:31.64 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「ふぃー、たっだいまー!」

カルタ「おなかへった」

雪小路「もぉん!この子ったらまだ満足してないのねぇん!お姉さんが食べさせてあげるから楽しみにしててね!」

凜々蝶「......」

御狐神「お帰りなさいませ、凜々蝶様」

凜々蝶「今朝はあれだけ言ったのによく僕の前に立てるな君は」

御狐神「......」

凜々蝶「あっ...え、えっと...」

御狐神「...お食事を手配してまいります、少々お席でお待ちください凜々蝶様」

凜々蝶「えっ...あ、ああ」


50:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:29:08.24 ID:AuTC8jJI0
反ノ塚「ん?どうやらうまくいってないみたいだな」

凜々蝶「うるさいぞ反ノ塚、君には関係のない話だろう?」

反ノ塚「俺の妹と弟がケンカまがいなことしてんだから気になるのも兄の性ってもんだろ?」

凜々蝶「おいおい、僕は君のようなだらけきった男を兄に持つ気はないぞ」

反ノ塚「俺も口の悪い奴を妹にする気はないけどな」

凜々蝶「っ......」

反ノ塚「......嘘だよ、凜々蝶みたいな奴だったらホントに妹に欲しいくらいだ」

凜々蝶「!...おいおい、反ノ塚みたいなうすっぺらい者を風に飛ばされないように気にかけるなんて僕はお断りだぞ」

反ノ塚「ほぉ、そりゃ残念だ」

凜々蝶「ふふ♪」

御狐神「......お楽しみのところ申し訳ありません、凜々蝶様、お食事を持って参りました」

凜々蝶「!」


52:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:34:21.00 ID:AuTC8jJI0
御狐神「それでは」

反ノ塚「おーい、ミケ、お前も一緒にどうよ?」

御狐神「いえ僕は...」

凜々蝶「ああ、君はもう自室に戻っていい」

御狐神「!......片づけのほうは」

凜々蝶「一人でできる、見くびらないでくれ」

御狐神「......承知いたしました...それではごゆっくり」

凜々蝶「......」

反ノ塚「いくら何でもいいすぎなんじゃねーの?」

凜々蝶「これでいいんだ...これで」

反ノ塚「ふーん...」


53:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:39:41.31 ID:AuTC8jJI0
雪小路「りっりちよちゃーん!準備おっけー!始めましょうー!」

凜々蝶「あ、ああ...分かった」

反ノ塚「お、後で俺にも見せてくれよ凜々蝶」

凜々蝶「ふ、ふんっ、腰抜かさないように気をつけるんだな」

反ノ塚「おぉー、そりゃ楽しみだな」

凜々蝶「それじゃあ...行ってくる」

反ノ塚「おぉ、楽しんでこいよ」

カルタ「ちよちゃん...大丈夫かな」

反ノ塚「どうだろうな、失敗しないことを願っておこうぜ俺たちは」

カルタ「......うん」


56:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:53:47.64 ID:AuTC8jJI0
御狐神「はぁ...」

御狐神「凜々蝶様ぁ......」

御狐神「.......」

御狐神「もうこれからは凜々蝶様のお顔を直接拝見することは...」

御狐神「できないのでしょうか......はぁ」

コンコンッ

御狐神「......誰でしょうか」

御狐神「はい、どなたで...」

凜々蝶「お、お迎えにあがりました...ご、ご主人様...」

御狐神「」


58:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 04:59:17.40 ID:AuTC8jJI0
御狐神「......凜々蝶...様」

凜々蝶「は、はい...何でしょうかご主人様...?」

御狐神「夢では...ありませんよね...?」

凜々蝶「君は立ったまま夢を見ることができるのか、器用な奴だな...じゃなくて...えっと...」

御狐神「ど、どうしてそのようなお姿を...」

凜々蝶「!...お、お部屋に案内させてもらいますご主人様」

御狐神「え、あ、はい」


59:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:03:56.34 ID:AuTC8jJI0
凜々蝶自室
御狐神「......」

凜々蝶「お、お席に...どうぞ」

御狐神「は、はい」

凜々蝶「それではお食事の準備をしてまいりますので...」

御狐神「!そんな!凜々蝶様にそのようなこと!...僕が!」

凜々蝶「き、君は!空気を読みたまえ!......なら暇つぶしにこれでも読んでおけ」

御狐神「......これは」

御狐神「お兄様が言っていた字の練習の...」

凜々蝶「あー!あー!とにかく僕は食事の準備をしてくるから!」

御狐神「......そ、それでは...読ませていただきます、凜々蝶様」


61:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:13:57.76 ID:AuTC8jJI0
御狐神 双熾様へ
僕、白鬼院 凜々蝶は君も知っている通り、弱い人間だ
自分の悪癖を抑えることができず、君の気分を害してしまって本当に悪いと思ってる

御狐神「そんなことっ...」

それで今回は雪小路さんの手を借り、このような姿で君に報いるため、尽くそうと思っている
迷惑だっただろうか?

御狐神「そんなわけ...ありません...」

僕はいつも素直にはなれない
だから、口ではなく字で君にいいたいことがあるんだ
君に面と向かって言えないことは謝る、けど今回は見逃して欲しい
そのくらいこの僕の気持ちは今すぐにでも君に知って欲しいんだ
だから、文して君に言います

御狐神くん

いつも、ありがとう

御狐神「っ...!」


62:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:23:07.83 ID:AuTC8jJI0
僕は最初独りのほうがいいと思っていた
正直、君が僕の前に現れたときは迷惑以外の何者でもなかった
だけど、君と接していくたびに僕は思ってしまったんだ

もう、君がいないと僕はダメなんじゃないかと

御狐神「り、凜々蝶様...」

そして僕は改めて知った
君が居てくれたおかげで、君が僕の傍にいてくれたおかげで
君が僕を気にかけてくれたおかげで、君が僕に笑いかけてくれたおかげで

僕は

自分のことを思ってくれている人はちゃんと居るのだと、知った
君のおかげだよ、御狐神君

御狐神「そんな...そんな言葉...僕にはもったいないっ...」


63:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:32:05.69 ID:AuTC8jJI0
最後に、御狐神君
君がよければでいい

もう少し
僕みたいなひねくれた主人の傍にいてくれないか?

御狐神「...承知致しましたっ......いつまでも...お傍にっ」

凜々蝶「君、涙くらい拭き取ったらどうだ?」

御狐神「申し訳ありません...今手が離せないので...」

凜々蝶「仕方ないご主人様だな、ほら顔をあげてくれ、僕が拭いてやる、光栄に思え」

御狐神「り、凜々蝶様...」

凜々蝶「ん?何でございましょう、ご主人様?」

御狐神「...これからも......よろしくお願いします...」

凜々蝶「ああ、こちらこそ......だな」


64:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:39:34.00 ID:AuTC8jJI0
翌日
御狐神「雪小路様、やはり貴方は天才のようだ」

雪小路「そうかしら?昨日のはメニアック度は低かった気がするけど...」

御狐神「ですが、凜々蝶様のあの献身的な様は普段の凜々蝶様とお比べしますと、結構メニアックだと思われますが」

雪小路「えぇ!?あぁー!私も見たいぃ!あそこまでしたのにぃー!」

御狐神「ビデオならすでに撮ってありますが...どうでしょう?」

雪小路「へぇ...DVDじゃないでしょうね?」

御狐神「青のほうで」

雪小路「アンタ......男の癖に中々やるじゃない」

御狐神「いえ、雪小路様ほどでは」

反ノ塚「なんだあれ?」

凜々蝶「ただの変態集会だ、気にするな」


66:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:43:40.54 ID:AuTC8jJI0
凜々蝶「それにしても、あんな真似は二度としたくはないな」

反ノ塚「って、そうだったよ、俺にも見せてよ凜々蝶のメイド姿」

凜々蝶「なっ...そう易々と見せるものではない」

反ノ塚「えぇー、なんだよいいじゃねぇーか別に」

凜々蝶「ふんっ」


67:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:51:53.78 ID:AuTC8jJI0
御狐神「凜々蝶様ぁー!」
凜々蝶「どうした?僕は今友人と歓談している最中なんだが、それに水を差すということがどういうことか...」

御狐神「今から凜々蝶様のメイド姿鑑賞会を開くのですが、どうでしょう?」
凜々蝶「!だ、誰がそんなものっ!」

御狐神「......そうですが...凜々蝶様はまた僕から離れるのですね...傍に居ると約束したのに...」

凜々蝶「!......わ、分かった...行く」

御狐神「!...それでは皆様もご招待してきますね!」

凜々蝶「なっ!ちょっと待って...!」

反ノ塚「よし、じゃあ俺も行こうかな」
カルタ「私も」
雪小路「あらやだ、替えの下着持っていかなきゃ」

凜々蝶「......あぁ...もう!」
御狐神「~♪」

凜々蝶「僕よりもひねくれているじゃないか!あの犬はぁ!」




68:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 05:56:47.57 ID:AuTC8jJI0
疲れた
いぬぼくは今回で2作目だけど凜々蝶がうまくできなかったわ、後オチ適当でごめん
だからちょっと違和感あったかもしれないけど勘弁してください
それじゃあお疲れ様でした

凜々蝶ちゃんかわいいよぉ!


69:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 06:01:10.21 ID:DJ7Vd7J40
お疲れ!!

いい凛々蝶さまだった


70:ローカルルール・名前欄変更議論中@自治スレ:2012/01/21(土) 06:08:43.19 ID:L/b0Uv2r0

凛々蝶ちゃんって今期で一番可愛いヒロインだと思うの


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  1. 2012/01/30(月) 00:52:21

    駄目だ、キャラが違いすぎて途中から読めなかった

    カルタたんの台詞には「……」がついてないし
    ミケは凜々蝶ちゃんの言うことはちゃんと聞くし
    尾行するとしてもSSとして車で着いていくだけだし
    ああ、駄目な所が多すぎる


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