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僧侶「勇者さま、あの……」 ホモ勇者「ん?」
- 1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:30:59.50 ID:nMdlCWmvo
- 僧侶「この髪飾り、似合ってるでしょうか……」テレテレ
勇者「あー……うん、いいんじゃない?」
僧侶「あ、ありがとうございます……」
僧侶(そっけないわ……)
僧侶(どれだけ私がアピールしても、勇者様は知らんぷり)
- 2 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:36:03.34 ID:nMdlCWmvo
- 勇者(おっ、あの戦士良い筋肉してるな)
勇者「なあそこの君、俺の仲間に な ら な い か ?」
戦士「君達は」
勇者「俺は勇者。魔王討伐に向けて旅をしているんだ」
僧侶「私は僧侶です」
戦士「ふむ。丁度俺も仲間を探していたんだ。よろしく頼む」
勇者「よっしゃ! よろシコシコ!」
僧侶「よかったですわね、勇者様」
僧侶(あんなに嬉しそうな勇者様、はじめて見ました……)
僧侶(私の様な細っこい人間より、筋骨隆々体育会系の仲間が良いのでしょうか……)
僧侶(そりゃそうですよね、似たタイプの人間の方が話も合いますもの)
僧侶「うう……」
- 3 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:39:32.73 ID:nMdlCWmvo
- 宿屋
勇者「二部屋取ってきた。僧侶はそっちの部屋を使ってくれ」
僧侶「はい」
僧侶(一人かあ……寂しいわ)
――勇者と戦士の部屋――
勇者「良かったのか? 俺はノンケでもホモにしちまう男なんだぜ」
戦士「ひっ!」
勇者「オトコ同士のセックスの気持ち良さを教えてやるよ!」
戦士「アッー!」 - 5 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:43:06.41 ID:nMdlCWmvo
- 翌日
戦士「ゆ、勇者様ぁ」ガクガク
僧侶「せ、戦士さん……どうなさったのですか?」
僧侶「どこか調子でも……」
勇者「ああ、ぎっくり腰だよ」
僧侶「ヒール!」
戦士「あ、ありがとう」
戦士(まだお尻の穴が痛いなぁ///) - 8 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:48:29.82 ID:nMdlCWmvo
- 格闘家(あの僧侶さん、いい胸してるな……)
勇者(あの格闘家、素晴らしい雄っぱいだ……)
格闘家「なあ」
勇者「来いよ。歓迎するぜ」
格闘家「ありがとよ。俺は格闘家。脳筋だがよろしくな」
戦士「俺は戦士。筋トレには付き合うぜ」
格闘家「おう」
僧侶「私は僧侶です。少しでも怪我をしたら言ってくださいね!」
格闘家「よ、よろしく僧侶ちゃん///」
勇者(チッ、不自然にタユンタユン揺れまくってる僧侶の醜い胸に見とれてやがる)
勇者(今晩は俺と戦士でサンドイッチにしてやろう) - 9 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:51:22.64 ID:nMdlCWmvo
- 勇者「なあ僧侶」
僧侶「な、なんでしょうか勇者様」
僧侶(勇者様の方から話しかけてくださったー!)
勇者「お前、何でそんなに胸浮き出してんの?」
勇者「服に胸用の袋でもあんのか?」
僧侶「は、はい……」
僧侶(勇者様に見てほしくて乳袋をこさえただなんて言えない……///)
勇者「目障りだ。普通の服にしろ」
僧侶「は、はい……」
僧侶「そうですよね、聖職者にあるまじき服装でした……」
勇者「ああ、清楚な服のが僧侶には似合ってるよ」
僧侶「! は、はい!」 - 10 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:54:46.11 ID:nMdlCWmvo
- 夜
格闘家「あっあっ俺のチンコが戦士の中にぃぃいい!!」
勇者「おらしっかり腰振れや!!」
格闘家「ひいん!」
戦士「もっと! もっと激しく!」
勇者「手伝ってやるよ!」
格闘家「ああっ俺のケツ穴に勇者の聖剣がああああ!! アッー!!」
勇者「おらおらおらおら!!!!!」
格闘家「アッー! アッー! アッー!!」
僧侶「隣の部屋から激しい物音が……お体を鍛えておられるのでしょうか」
僧侶(このくらい騒がしければ、手淫を行ってもきっとバレないはず……)
僧侶「んっ……」
- 12 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 22:57:30.96 ID:nMdlCWmvo
- 格闘家「勇者、荷物なら俺が持つぜ」
戦士「あ、抜け駆けはずるいぞ!」
勇者「さんきゅ、二人とも」
勇者(こんなにイイ男に囲まれて俺は幸せだなあ)
僧侶「出会って間もないのに、親しくなられたのですね……いいことです」
僧侶(羨ましいなあ……) - 13 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:01:35.87 ID:nMdlCWmvo
- 僧侶(そう、あれは一週間前)
僧侶(旅の成功を祈りに教会へいらっしゃった勇者様に、私は一目惚れしてしまいました)
僧侶(勇者様はお兄様を連れていきたかったご様子でしたが、)
僧侶(私は半ば強引に勇者様についていってしまったのです)
勇者「みんな、準備はいいか? 出発するぞ」
戦士「ああ」
格闘家「おう」
僧侶「ええ」
僧侶(やはり、いかにもか弱そうな私では不安なのでしょうか)
僧侶(私に対してだけは、いつまでもそっけないままなのです) - 14 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:07:30.93 ID:nMdlCWmvo
- とある町
町長「東の館に棲みついている吸血鬼に、町の娘達を連れ去られて困っているのです」
勇者「よし、助けに行こう」
吸血鬼の館
勇者「この部屋から凄まじい魔力を感じる……きっとこの部屋にいるんだ」
勇者「えげつない戦いになる。みんなはここで待っていてくれ」
戦士「何を言うんだ勇者! 俺達は仲間だろ!」
格闘家「そうだぜ! どこまでも一緒に行く覚悟はできている」
僧侶「お供いたします」
勇者「みんな……ありがとう」
勇者「じゃあ僧侶だけ待っててくれ」
僧侶「えっ……」
勇者「心配するな。ピンチになったら叫んで呼ぶから」
僧侶「え、ええ……」 - 15 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:11:27.52 ID:nMdlCWmvo
- 吸血鬼「私の邪魔をする気かね」
吸血鬼「私は美しい! この美しい私が娘達を独り占めして何が悪い!?」
勇者「……ああ、お前は綺麗だ」
吸血鬼「そうだろうそうだろう」
勇者「この薔薇よりも綺麗さ」
吸血鬼「ひっ」
吸血鬼(なんかこの勇者、様子がおかしい)
勇者(ガチムチが本命だけど長身の美青年もいいな)
戦士「なあ、その綺麗な顔で俺の大剣を加えてくれよ」ボロン
格闘家「下の口も綺麗なんだろうな」ボロン
勇者「さあ、俺達の世界へおいで」ボロン
吸血鬼「あっ、だ、誰か助け」
吸血鬼「うわあああああああああああああああああああああ」 - 16 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:15:21.07 ID:nMdlCWmvo
- ガチャ
勇者「僧侶、血を流さずに終わったよ」
僧侶「ご、御無事で何よりです」
戦士「吸血鬼は吸ケツ鬼になったんだ。もう心配はない」
格闘家「さあ、町へ戻ろう」
――とある町――
町長「おお、娘達を取り戻してきてくださったのですな」
町長「これはお礼のお金でございます」
勇者「いや町長、金なんて要らないぜ」
勇者「今晩この家に泊めてくれたらそれで充分だ」
町長「それだけでいいのですか!?」
勇者「ああ」コク
町長「な、なんと素晴らしい勇者様だ……」
勇者(枯れかけたおじさんを夜這いできるなんて最高だぜ) - 17 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:19:16.91 ID:nMdlCWmvo
- 森の中
女騎士「くっ殺せ!」
オーク1「ぐへへへへ」
オーク2「こんな美人、すぐに殺しちゃもったいないぜ」
オーク3「おチンポの味を教えてやるよぉ!」
女騎士「やめろ!! 放せ!!」
女騎士「いやああああああああああああ」
勇者「そこまでだ!」
女騎士「!」
オーク1「あ?」
勇者「戦士はそっちのオークを、格闘家はあっちのオークをヤれ」
戦士・格闘家「「おう」」 - 18 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:22:45.36 ID:nMdlCWmvo
- オーク1「あふん」
オーク2「……」ピクッ ピクッ
オーク3「おチンポの味を教えられたのは……俺達の方だった……」
女騎士「じ、地獄絵図だ……」
勇者「僧侶を宿に置いてきて正解だったぜ」
勇者「こんな淫らなことヤッてるなんて口外されたらたまらんからな」
勇者「村から盗んだ物をどこへやった」
オーク1「あ、あっちの洞窟の一番奥に……」
勇者「よし、行くぞ」 - 19 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:28:18.86 ID:nMdlCWmvo
- 僧侶(勇者様はとても強く、私には全く頼らずに敵を成敗し続けました)
僧侶(役に立たない私は、待機を命じられてばかり……)
僧侶(でも、めげずに旅を続けました)
――魔王城――
魔王「ふははは! よく来たな勇者!」
魔王「我が部下を次々とホモにしてくれおって!」
魔王「部下の仇、取らせてもらうぞ!」
勇者「うほっイイ男」
勇者「殺すのは惜しいな」
勇者「戦士、格闘家」ボロン
戦士・格闘家「「おう」」ボロボロン
魔王「!?」 - 22 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:33:47.19 ID:nMdlCWmvo
- 魔王「いきなり急所を晒すとは愚かな!」
魔王「斬り落としてくr」
勇者「俺とお前の息子、どっちがでかいんだろうな?」
勇者「実は短小だったりしないよな……?」
魔王「我の方がでかいぞ!」ボロン
勇者「小さいじゃねえか」
魔王「反り勃てばだ!! 我が膨張率を舐めるでない!!」
勇者「なら勃たせてみろよ」
魔王「この状況で勃つわけがなかろう愚か者!!」
勇者「なら勃たせてやるよ!」シコシコジュルッパ
魔王「おふう!!」
魔王(な、なんてテクだ…………!)
勇者「おお……これは素晴らしい」
戦士「な、なんて大きいんだ」ゴクリ
格闘家「あんなのが這入ったら……」ゴクッ - 23 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:40:17.70 ID:nMdlCWmvo
- 僧侶(魔王は勇者様に降伏し、勇者様に従うことを誓いました)
僧侶(こうして平和が訪れたのですが……)
僧侶「勇者様!」
勇者「ん?」
僧侶「私……ずっと勇者様のことをお慕いしておりました!」
勇者「…………」
僧侶「私、魅力がないのでしょうか……?」
勇者「ごめん俺ゲイなんだわ。女の子に興味ない」
僧侶「!?」
僧侶「勇者様……私は僧侶だと申し上げましたよね?」
勇者「それが何だ」
僧侶「僧侶等の聖職者は……男性しかなることが許されておりません」
- 24 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:42:45.82 ID:nMdlCWmvo
- 勇者「!?」
僧侶「私、女装癖があるだけのれっきとした男性なのです」
僧侶「胸も詰め物です」
勇者「それならそうと何故早く言ってくれなかったんだ!!」
僧侶「勇者様に嫌われてしまうのが怖かったのです……」
勇者「よし、今すぐ俺の家に……いや、ロマンチックなホテルに行こう」
僧侶「勇者様!」
勇者「丁度男の娘も抱いてみたいなって思ってたところなんだ!」
めでたしめでたし - 26 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:44:07.69 ID:nMdlCWmvo
- 仏教においては古くから女性の僧侶がいらっしゃいますが、まあキリスト教系ということで
- 28 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/28(日) 23:45:46.20 ID:8czA+NvOO
- 乙
手淫に突っ込みいれようかと思ったけど気づいてやめて良かった - 29 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/29(月) 00:18:50.95 ID:Z057Kh5s0
- ハッピーエンドだね(白目)

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