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ショタ「約束だよ?」 男「うん、約束」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 15:47:34.668 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「あれ、びしょ濡れでどうした!?」
ショタ「あ、兄ちゃん、鍵忘れちったwにひひ」
男「ばっかだなー、母ちゃんいつ帰ってくるんだ?」
ショタ「7時くらい」
男「しゃーないなぁ、うち入れ」
ショタ「いいの?」
男「放っといたら風邪引く、ほら」
ショタ「うんw」
- 6 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 15:53:13.988 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「風呂だ風呂、溜めるからとりあえず頭拭かんと」ワシャワシャ
ショタ「自分で出来るよー」
男「いいからいいから」ワシャワシャ
ショタ「んー」
男「てかきみ傘も忘れたの?」
ショタ「うんっ」
男「適当に借りてきたら良かったのに」
ショタ「鍵忘れてると思わんくて」
男「ほい、体洗ってる間に溜まるだろ、もう風呂行っていいぞー」
ショタ「はーい」 - 7 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 15:58:06.947 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「ここにタオル置いとくぞー、服洗濯しとくからな」
ショタ「ありがとー」
男「あ……服どうすんだ…」
ショタ「え?なんて?」
男「いや独り言、体冷えてるだろうからじっくり入れよ!」
ショタ「うん」
男「やばいやばい、パンツのサイズ合うかなぁ…」
男「とりあえずパンツとシャツしか無いからこれ着てな」
ショタ「わかったー」
男「あとちょっと買い物行ってくるから、誰か来ても鍵開けるなよー」
ショタ「んー」
男「かっこわりー」
男「ただいまー」ガチャ
ショタ「おかえり、見てこれブカブカw」
男「ほんとだなwこっちに着替えな」
ショタ「え、買ってきてくれたの?」
男「おう」
ショタ「…」
男「どうした」
ショタ「ううん、ありがと」
男「ん」 - 8 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:01:00.871 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「兄ちゃんファッションセンス無いねw」
男「うっせ、選んでる暇無かったのー」
ショタ「ふふっ、あ…お金」
男「子供はそんなこと気にしない」
ショタ「…うん」
男「きみねぇ、こういう時のために予備の鍵どっかに隠しといた方がいいよ」
ショタ「だね」
男「ていうかさ」
ショタ「ん?」
男「母ちゃんいつも帰ってくるの7時頃か?」
ショタ「うん」 - 11 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:04:16.060 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「気にしたこと無かった…飯は?」
ショタ「パンとか置いてあるよ」
男「コンビニとかの?」
ショタ「そうそう」
男「…」
ショタ「母ちゃんねー、お仕事頑張ってるから別にいいんだ」
男「なんて健気な!」ギュッ
ショタ「うぁ、どうしたのw」
男「なんかこっちが泣きそうだ」
ショタ「え、なんで?」
男「あー、じゃあ飯食うか」
ショタ「いいよ、母ちゃん帰ってくるから」
男「いーやダメだ」
男「もしもし?あのさ、かくかくしかじか」 - 12 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:06:54.312 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「おっすー」ガチャ
男「おっす」
彼女「その子?…って!女の子?!それヤバイでしょ色々!!」
ショタ「!?」
男「おいビックリしてるだろ、あとこの子は男の子」
彼女「うっそ可愛すぎ…女の子みたいいい」
男「落ち着け」
ショタ「…」
男「あ、こいつ俺の彼女…俺飯作れないからさ」
ショタ「あ、どもです」
彼女「こんばんは!美味しいご飯作るから待っててね!」
ショタ「あ、はい…」 - 13 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:09:22.781 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「はー食った食った」
彼女「お粗末さまです、ショタくんも終わり?」
ショタ「あ、はい美味しかったです」
彼女「ありがと、ていうか何か警戒されちゃってるかなw」
ショタ「あ、いえ」
男「照れてるんだよ、このくらいの歳の時ってお姉さんと話すの恥ずかしいんだよ」
彼女「へぇ~」
ショタ「…」
男「さて、みんなでトランプしよか!」
彼女「お、いいねぇ」
ショタ「うんっ」 - 14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:13:30.377 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「またババー…」
男・ショタ「あはははは」
彼女「もー…」
ガチャガチャ
男「あ、母ちゃんじゃないか?」
ショタ「うん!おれ帰るね、ありがとうございました」ペコッ
男「あ、待った、彼女ちょっと付き合って」
彼女「あーはいはい」
ショタ「?」 - 15 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:15:32.369 ID:4qMLDQAC0.net
- ピンポーン
ショタ母「あらどこ行って…あ、こんばんは」
男・彼女「こんばんは」
ショタ母「あんたもしかして鍵忘れた?」
ショタ「うんっ」
ショタ母「ばか!」バシッ
ショタ「いで」
ショタ母「ごめんなさいねぇ、お世話になったみたいで…」ペコペコ
男「あ、いえいえ全然」ペコペコ
彼女「楽しかったもんねぇ」 - 16 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:18:46.762 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ母「この服は…」
ショタ「兄ちゃんが買ってくれたw」
ショタ母「まったくあんたは…おいくらですか?」
男「あ、いえ安物ですし結構ですよ」
ショタ母「でも…」
男「それよりちょっとご相談が」
ショタ母「?…はい」
男「ショタくん毎日この時間までお母さんを待ってると聞きまして」
ショタ母「ええ、仕事でどうしても…」
男「それでその…成長期の子供にパンというのは…」
ショタ母「お恥ずかしい限りです…」
男「いや!あの責めてる訳ではなくて、お母さんも大変でしょうし」
ショタ母「はぁ…」
男「そこで、出来たらこれからはショタくんが帰ってきたらうちで預からせてもらえませんか?」
ショタ・ショタ母「えぇ!?」
男「ショタくんが嫌でなければ…ですけど」 - 19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:22:27.920 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ母「でもさすがにそれは…」
男「こいつが料理作りますし」
彼女「○○と言います」
ショタ母「あらあら彼女さん?はじめまして」
彼女「はじめまして!料理には自信があります!」
男「いかがです?」
ショタ母「えっと…」チラッ
ショタ「~~~ッ」キラキラ
ショタ母「正直凄く助かります…じゃあお願いできますか?」
男「はい!お任せください!」
彼女「お任せください」
男「よろしくなショタくん」
彼女「よろしく」
ショタ「うんっ!」 - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:24:49.203 ID:4qMLDQAC0.net
- ピンポーン
男「おーいらっしゃい」ガチャ
ショタ「やっほー」
男「はいどうぞ」
ショタ「お邪魔しまーす」
男「早いな、あれ?直接来たのか」
ショタ「うんっ、早く会いたくてw」
男「お?そうかそうか」ナデナデ
ショタ「んっ…」
男「よし、さて何しよっか、ゲームする?」
ショタ「あるの!?やったー」
男「スマブラでいいかな」
ショタ「うんうん」 - 21 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:28:33.892 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「ま、まけた…」
ショタ「きゃはは」
男「最近の小学生つえー…まぁ俺が弱いのもあるけど」
ショタ「ははっ」グー
男「お?腹減った?」
ショタ「うん減ったー」
男「もうすぐ来るんだけどなぁ」
ピンポーン
男「お、来た来た」
彼女「おまたせー」
ショタ「…」
男「まーだ恥ずかしいのかw」ワシワシ
ショタ「だって…」 - 22 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:32:32.995 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「なになに私の噂?」
男「お前が可愛いから照れるってさ」
ショタ「なっ!ちがう!あ…違わないけど…」
彼女「ショタくんかわうぃいいいい」ダキッ
ショタ「うっ///」
男「こらこら余計照れてる、ショタくん腹減ったってよ」
彼女「すぐに作るからね!今日はオムライス!」
ショタ「オムライス好き」ニコッ
彼女「ああ…ああ…」
男「わかったわかった可愛いのはわかったから、はやく」
彼女「あ、うん」
ショタ「彼女さんってさ」ボソッ
男「ん?」
ショタ「面白い人だね」
男「だろw」 - 23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:36:00.529 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「あ、もうこんな時間」
男「楽しい時間はあっという間だなー」
ショタ「…」
男「どうした寂しいのか?」
ショタ「…うん」
男「よしよし、また明日も会えるから」ナデナデ
彼女「鼻血出そう」
男「あ、でも友達とも遊ばないとダメだぞ?」
ショタ「うん、あそぶ」
ガチャガチャ
男「お、お母さんだぞ。またな」
ショタ「うんっ、またね」
彼女「またね」
ショタ「またね」フリフリ - 24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:40:11.342 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「手振ってくれた…」
男「お前いつかあいつのこと食っちゃうんじゃないか」
彼女「なっ、どっちの意味!?」
男「両方w」
彼女「あほ」ベチッ
男「いだ」 - 25 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:42:41.565 ID:4qMLDQAC0.net
- 別の日
ショタ「今日は彼女さんすぐ帰っちゃったねぇ」
男「あーバイトだ」
ショタ「兄ちゃんはバイトしないの?」
男「うん」
ショタ「それって…ヒモ?」
男「ぶふぉwお前よくそんな言葉知ってんなぁ」
ショタ「母ちゃんがね、ヒモ男は最低だって!」
男「さいですか…いいの仕送り多いから」
ショタ「仕送り?」
男「あーとにかく、ヒモじゃないの」 - 26 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:46:44.691 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「そか…よいしょ」ドカッ
男「うぉ、どうした?」
ショタ「いや?重い?」
男「重くないけど、お前甘えん坊か?」
ショタ「にひひ、そうかも」
男「よしよし」ナデナデ
ショタ「んっ…それ好き」
男「ナデナデ?犬みたいだなお前かわいいw」
ショタ「うっ」ドキッ
男「どした?」
ショタ「な、なんでもない…?」
男「なぜ疑問形」 - 27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:49:10.803 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「兄ちゃん」
男「ん?」
ショタ「明日休みだから…その」
男「あ、そっか飯いらないか」
ショタ「でもその…遊びに来ていい?」
男「友達と約束無いのか?」
ショタ「うん」
男「じゃあ、いいよ」
ショタ「お昼から来てもいいかな…」
男「お前この部屋大好きかwいいよ」
ショタ「大好き!やった」ニコッ
男「お、おう」ドキッ
ガチャガチャ
男「あ、帰ってきたぞ」
ショタ「うん、じゃあまたね」ヒラヒラ
男「またね」ヒラヒラ
男「……俺ショタコンになったかな…なーんてw」 - 28 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:52:36.211 ID:4qMLDQAC0.net
- ピンポーン
男「ほいほい、あ」
ショタ母「こんにちは」ペコッ
ショタ「こんにちは」
男「こんにちは」ペコッ
ショタ母「いつもありがとうございます、これ彼女さんと食べてください」
男「あ、ケーキ、あいつ喜びますwありがとうございます」ペコッ
ショタ母「ほんとありがとねぇ」
男「いえいえ」
ショタ母「この子あんまり友達居ないから、遊び相手が出来て嬉しいみたい」
ショタ「ちょ、ちょっと!」
男「自分も弟出来たみたいで楽しいです」
ショタ母「じゃあこの子、よろしくお願いします」ペコッ
男「いえいえ」ペコッ - 29 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:53:34.337 ID:4qMLDQAC0.net
- ガチャン
ショタ「まったく余計なことを…」
男「お前友達少ないのか?」
ショタ「…うん」
男「もしかしていじめられてる?」
ショタ「イジメ…どうだろ、よくからかわれるけど」
男「なんて?」
ショタ「オトコオンナーとか」
男「あーなるほど…」
ショタ「これってイジメ?」
男「イジメっていうか…殴られたりしないか?」
ショタ「それはしない」ニコッ
男「そか、じゃあ大丈夫だ、多分お前と友達になりたいんだよそいつ」
ショタ「そっかなぁ…」 - 31 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:56:04.814 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「うん、わんぱくなガキンチョって感じの奴だろ」
ショタ「あ、なんでわかるの?」
男「やっぱなw今度言ってみな、友達になろうって」
ショタ「うーん…兄ちゃんが言うなら」
男「良い子良い子」ナデナデ
ショタ「んっ…」
男「今日なにして遊ぶ?」
ショタ「んーオセロ!」
男「いいぞー」 - 32 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 16:58:38.144 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「あー疲れたちょっと休憩」
ショタ「兄ちゃん弱いなぁ」
男「こういうの苦手なの」
ショタ「ふーん」ドカッ
男「またかい」
ショタ「これね、安心するの」
男「そうか」
ショタ「うちね、お父さん居ないから、なんか…」
男「…」ギュッ
ショタ「うぁ」
男「お父さんって歳じゃないぞw」
ショタ「ふふふっ、そうだよね」 - 33 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:01:19.116 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「でも甘えたい時は甘えていいからなぁ」ナデナデ
ショタ「うんっ…うん…」ウットリ
男「お前髪の毛サラッサラだなぁ、世界が嫉妬するぞ」サラサラ
ショタ「ん…ふふっ」
男「どうした?」
ショタ「髪の毛触られるの好きみたいw」
男「…」
ショタ「?」
男(この子絶対小悪魔になるな)
彼女「おっす」ガチャ
ショタ「あ、彼女さんこんばんは」
彼女「なっ!なにその懐きようズルイ!」
男「はははっ、よしよし」ナデナデ
ショタ「んっ…」
彼女「…」 - 34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:02:43.055 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「今日も美味しいー!」
彼女「ありがとー!」ナデナデ
ショタ「…」
男「あ、食後にみんなでケーキ食べよう」
彼女「ケーキあるの!?」
男「おう、ショタ母さんがくれた」
ショタ「だめだよあれ二人のやつだし」
彼女「あー健気」
男「いいの、子供は遠慮するな」
ショタ「じゃあ…いただきます」
彼女「良い子良い子」ナデナデ
ショタ「…」 - 36 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:04:46.409 ID:4qMLDQAC0.net
- 別の日
ピンポーン
男「おっす」
ショタ「おっす、えへへ」
男「どうした」
ショタ「今日は報告があるの!」
男「お?なんだろ」
ショタ「あとで話す!」
男「お、そうか」 - 37 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:07:54.822 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「んで報告って?」モグモグ
彼女「なになに何かあるの?」
ショタ「あのねぇ、今日ね、この前言ってた奴にね」
男「オトコオンナーってからかってくる子?」
ショタ「うん、そいつに友達になってって言った!」
男「ほうほう、意外と行動力あるな、どうだった?」
ショタ「なんか逃げた」
男「逃げ…あ、ふーん」ニヤニヤ
彼女「なるほどぉ」ニヤニヤ
ショタ「やっつけた気分w」
男「小悪魔め」
彼女「罪作りな子…」
ショタ「?」 - 38 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:11:44.729 ID:4qMLDQAC0.net
- それからそれから
彼女「ねぇ、最近ちょっとショタくんに構い過ぎじゃない?」
男「はぁ?なんでよ」
彼女「だって最近全然デートしてない…」
男「仕方ねぇじゃん」
彼女「…なんか、ショタくんあまり懐いてくれないし」
男「そうかー?最近ちゃん付けになったじゃん」
彼女「だって私の膝に全然乗ってくれないんだよ!」
男「…」
彼女「あんたの膝にばっか乗って、ベタベタして…」
男「そりゃさぁ、思春期の男の子が年上のお姉さんの膝には乗れねえって」 - 39 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:14:01.874 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「そういうもんかなぁ」
男「あれくらいの歳の子は繊細なんだぞ」
彼女「……ねぇ」
男「ん?」
彼女「しよ」
男「おま、もうすぐあいつ来るぞ」
彼女「まだ大丈夫でしょ、ね?ほらキスしろ」ズイッ
男「んー…」
ピンポーン
ショタ「あれ?開いてる」ガチャ
男・彼女「!?」
ショタ「あっ…あ…」
男「ちょ、待った!」
ショタ「…」タタッ ガチャバタンッ
彼女「うわぁ…」
男「最悪」 - 41 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:20:57.409 ID:4qMLDQAC0.net
- ピンポーン
男「ほいほい」
ショタ「…」
男「あ、入る?」
ショタ「うん…」
男「…」
ショタ「…」
男・ショタ「あの」
男「どうぞ」
ショタ「じゃ、じゃあ…昨日のこと気にしてないから」
男「お?」
ショタ「その…付き合ってるんだもんね…チュウとか」
男「…」
ショタ「チュウとか…するよね…付き合ってるんだし」
男「ごめんな、変なとこ見せて」
ショタ「うん、大丈夫っ!勝手に開けたおれも悪いんだし」
男「お前もいつか好きな人とすることになるさw」
ショタ「そっか…そっかな…昨日はビックリして帰っちゃってごめんね」
男「いいよいいよ、さあ遊ぼう」ナデナデ
ショタ「んっ…」 - 42 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:23:48.955 ID:4qMLDQAC0.net
- 彼女「おじゃまー」ガチャ
ショタ「あ」
彼女「あ」
ショタ「ごめんなさい!」
彼女「え」
ショタ「その、おれが勝手に開けたから…その」
彼女「あ、こっちこそ変なとこ見せてごめんね」
ショタ「うん」
男「はいはい、この話はもう終わり」
彼女「今日は唐揚げだからね!」
ショタ「やったー!」 - 43 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:25:35.813 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「美味しかったー」
彼女「お粗末さま、あんたごはん粒」ヒョイパクッ
男「うぉ、やめろよおかんかよ」
ショタ「…」ズキッ
彼女「ちゃんとしないあんたが悪い」
男「お前なぁw」
ショタ「…」ズキッ
男「ん?どうした?」
ショタ「今日は帰るね」
男「なんだよまだ母ちゃん帰ってきてないぞ」
彼女「そうよまだ居なよ」
ショタ「じゃあおやすみ!」ガチャ
男「あ、おい」
彼女「やっぱ昨日のこと気にしてたのかな」
男「うーん…」 - 45 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:28:05.854 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ(なに…これ…なんかズキズキする)
ショタ(おれ変だ…最近ずっと…兄ちゃんのことばっか)
ショタ(兄ちゃんが彼女ちゃんと喋ってると…イライラしてる…)
ショタ(なにこれ…) - 47 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:31:35.478 ID:4qMLDQAC0.net
- 男(あいつ最近妙にソワソワしてるんだよなぁ)
男(やたら甘えてくるし、子供返りってやつかな…って子供か)
男(色々複雑だもんなあいつのとこ…今日来るかな)
ピンポーン
男(来た)
男「ほい」ガチャ
ショタ「…」ギュッ
男「うぉ、どうした」
ショタ「…」ギュウ
男「…」ナデナデ
ショタ「んんっ…ひっぐ」
男「え」
ショタ「うぇ…うええええ」
男「お、おいおいどうした??」
ショタ「ううっ…うっ」
男「と、とりあえず玄関じゃあれだし」
ショタ「…うん」 - 48 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:35:18.675 ID:4qMLDQACH.net
- 男「あのー、引っ付いててもいいけど、何かあったなら話して欲しいなぁ」
ショタ「おれ最近変なの…」
男「変?」
ショタ「おれ兄ちゃんも彼女ちゃんも大好き…ほんとに大好き」
男「うん、ありがとな」ナデナデ
ショタ「でも…でもぉ…うぇ…兄ちゃんが彼女ちゃんと楽しそうに話してると」
男「…」
ショタ「なんかズキズキする…!兄ちゃんと仲良くしてる彼女ちゃん見てるとイライラするの…!」
男「…」
ショタ「うぇ…うぇええん…うっ…」
男「そうか」ナデナデ
ショタ「おれ…彼女ちゃんのこと嫌いになりたくないのにぃ…なのに」
男「わかった、わかったから」ナデナデ
ショタ「うっ…うう…嫌いにならないでぇ…」ギュウ
男「ならないよ」ナデナデ - 49 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:38:05.296 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「やだ…嫌いになっちゃやだぁ…!」ギュウウ
男「大丈夫だから、大丈夫、大丈夫」ナデナデ
ショタ「ううっ…う…うう…」
男「よしよし」ナデナデ
ショタ「うう…う………」
男「…」ナデナデ
ショタ「………」スゥースゥー
男(泣き疲れて寝たか) - 53 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:45:41.484 ID:4qMLDQAC0.net
- ガチャ
彼女「おじゃまー」
男『シー』
彼女『あっ、わかった』
男『ちょっと色々あってな、すまんけど今日は帰ってくれていいよ』
彼女『ご飯は?』
男『カレー残ってたろ、あれ食うから』
彼女『わかった』
男『すまん』
彼女『いいよいいよ、寝かせてあげて』 - 54 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:47:52.863 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「んぁ…」コシコシ
男「起きたか」
ショタ「あ……ごめんなさい!」バッ
男「落ち着いたか?」
ショタ「うん…」
男「瞼腫れてるぞw」
ショタ「うっ…見ないで」
男「よしよし」ナデナデ
ショタ「んっ…あの、さっきのこと」
男「ん?あー、あれな」
ショタ「その、吐き出したらスッキリした…」
男「そうか」
ショタ「だから、彼女ちゃんには言わないで…」
男「んー、わかった」
ショタ「ありがとう」チュッ
男「こら」 - 55 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:49:16.899 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「っていうことだった訳(ごめんショタくんでも言わないと解決が」
彼女「あんたそれ…えぇ…」
男「思春期はよく気の迷いがあるらしいし、多分それでしょ」
彼女「それでしょって…んでどうすんの」
男「とりあえず、あいつの前でイチャつくのは無し」
彼女「それはいいけどさぁ」
男「なんか精神的に不安定みたいだから、ごめんな」
彼女「うん…ねぇ」
男「ん?」
彼女「男は私が好きなんだよね?」
男「うん」
彼女「そか、ならいい…言っとくけどショタくんに手出したら犯罪だからね!」
男「出さねぇよバカw」 - 57 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:53:42.600 ID:4qMLDQAC0.net
- 数年後
ピンポーン
男「ほい」
ショタ「おっす」
男「おっす」
ショタ「今日寒いねぇ」
男「だなぁ」
ショタ「うへぁ」ギュッ
男「そういうとこは変わらんなぁ」ポンポン
ショタ「こうしたら暖かいよー」
男「はいはい」ナデナデ
ショタ「んっ…」
男「体はすっかり変わっちゃって」
ショタ「兄ちゃんなんかその言い方エロいw」
男「子供が変なこと言うなw」ベシッ
ショタ「いだ」 - 58 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:56:18.525 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「でもなぁ、お前が料理覚えちゃってあいつ嘆いてたぞ」
ショタ「そうなの、別れたのそれが原因?」
男「ちゃうわ」ペシッ
ショタ「いてっ、今度なに食べたい?」
男「なんでもいいよ、お前のはなんでも美味い」
ショタ「なんでもが一番困るんだけどなぁ」
男「んでいつまで抱きついてんの」
ショタ「んー…ずっと」ギュウ
男「まったく」
ショタ「ねぇねぇ」
男「ん?」
ショタ「チュウする?」
男「なっ!前にも言っただろー、大人と子供はそういうことしちゃダメなの」 - 60 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:58:38.054 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「男同士だからとは言わないんだ?」
男「どこでそういうの覚えてくるんだ…」
ショタ「僕のこと彼女にすればいいのに」
男「お前は男だ」
ショタ「でも女の子みたいに可愛いでしょ?」
男「うっ…」
ショタ「否定しないw」
男「とりあえず離れろ、ちょっと真面目な話がある」
ショタ「なになに結婚の申し込み?」
男「茶化さない」
ショタ「なになに」
男「んー、あのな…」
ショタ「…」ドキドキ
男「俺引っ越すことになった」
ショタ「え」 - 61 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:02:37.849 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「就職先がその…」
ショタ「なん…なんだよ…なんだよそれ!!!」
男「!?」ビクゥ
ショタ「なに…なんなのそれ…おれ…捨てられるの…」ポロポロ
男「捨てるとかじゃない!」
ショタ「だって捨てるってことじゃん!なんなの…ここまで…ここまで依存させといて…」
男「話聞け」
ショタ「こんなに……こんなに大好きにさせといて!!」
男「あのな」
ショタ「うるさい!!」
男「…」
ショタ「おれの気持ち気付いてた癖に…気付いてて優しくしてた癖に!」
ショタ「いまさら!!」 - 62 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:08:43.102 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「…」デコピン
ショタ「いだっ…なにす」
男「…」デコピン
ショタ「…」キョトン
男「あのなぁ、お前のそういう先走る癖直した方がいいぞ」
ショタ「だっで…うぇ…うあああああん」
男「ああもう!お前○○高校に行くんだろ?」
ショタ「うぇ?…うん」
男「その、俺の家その高校の近くだから」
ショタ「え」
男「だから話聞けって言っただろ」 - 63 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:10:18.305 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「ほんと?おれ捨てるんじゃないの?」ブワッ
男「ほんとだよ…泣くなよ?泣くなよ?」
ショタ「うわあああああああん」ダキッ
男「デジャヴ」
ショタ「ううぅ…うぁ……ううううう」ギュウウウ
男「痛い痛い痛い」
ショタ「よがっだ…よがっだぁ……」
男「はいはい」ナデナデ - 64 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:12:29.782 ID:4qMLDQAC0.net
- 男「落ち着いた?」
ショタ「うん」ズビッ
男「ほらティッシュ、鼻かめ」
ショタ「…」ズビビビー
男「まったくスゲェ修羅場だわ」
ショタ「兄ちゃんが紛らわしい言い方するからじゃん!」
男「早とちりしたお前が悪い…でもまぁ、俺もちょっと意地悪な言い方した」
ショタ「おれも…ごめん」
男「はい仲直り」
ショタ「うん」
男「ただ、お前正しいこと言ってた」
ショタ「?」
男「お前の好意に気付いてるのに優しくしてた」
ショタ「おれもその優しさに甘えてたし…お互い様…だと思う」
男「その…前から言ってるように、大人と子供はそういうことしちゃダメなの」 - 65 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:13:45.256 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「うぇ…」ブワッ
男「泣くなよ?」
ショタ「うっ…」グッ
男「今はその…無理だけど……お前がでっかくなったらな」
ショタ「へ?」
男「だから、恋人同士がするようなことはお前が大きくなってから!」
ショタ「……絶対?」
男「うん」
ショタ「約束だよ?」
男「うん、約束」 - 66 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:14:52.131 ID:4qMLDQAC0.net
- ショタ「でも…ということは、おれのこと好き?」
男「あ…いや、うう…そのな…こう何年もアピられるとだな…」
ショタ「アピられると?」
男「好き…かも」
ショタ「かもぉ?」
男「ああもう!」ガシッ
ショタ「ひゃう!」
男「好きだよ、もうどうしようもないくらい好き、好き好き好き」
ショタ「ちょ、待って待って反則!それダメ///」カァア
男「はぁースッキリした」ギュウ
ショタ「ふふふ」
男「なんだその不気味な笑みは」
ショタ「でもさ」
男「ん?」
ショタ「兄ちゃん近々手出してきそうな気がするw」
男(くっ…否定出来ない)
男「あほか」チュッ
おわり - 70 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:18:34.974 ID:4qMLDQAC0.net
- もしかしたらショタの範囲超えたかもしれんけどそういう人にはすまん
- 72 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:32:30.569 ID:EOGW/Ndh0.net
- 素晴らしい

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