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吸血鬼「家賃のために>>3する」
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:33:42.621 ID:fqIjMRM40.net
- 大家「吸血鬼さん!吸血鬼さん!」 ドンドン
吸血鬼「なんじゃ、うるさいのぅ……って大家殿!」
大家「家賃払いなさいよ!何ヶ月滞納してると思ってるの!」
吸血鬼「は、払う意思はあるのじゃ!もう少し、もう少しだけ待って欲しい!」
大家「もう何度同じこと聞いたと思ってるの!いい?一週間後までに払わなかったら出て行ってもらいますからね!」 スタスタ
吸血鬼(た、大変じゃ、このままではアパートを追い出されてしまう!)
吸血鬼(こうなったら>>3するしかない!)
- 3 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:34:32.425 ID:B3HjEs5pM.net
- 献血
- 8 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:41:10.911 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(こうなったら献血するしかないのじゃ!)
医者「おや、お久しぶりですね」
吸血鬼「……うむ」
医者「今日はいったいどのようなご用事で?」
吸血鬼「我がここに来るなど決まっておろう!」
医者「ハッキリ言ってもらわなければ分かりませんねぇ」
吸血鬼「くっ……わ、我の血を売りに来たのじゃ」
医者「ほう! 高貴な吸血鬼様が血を? 下賎な人間に血を?」
吸血鬼「ぐぅぅ、人間如きが……!」 - 10 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:44:06.470 ID:fqIjMRM40.net
- 医者「それが金をねだろうという者の態度ですか?誠意を見せてください」
医者「まずは『お願いします、どうか私の中にあなたの太い注射針を入れてください』ですね」
吸血鬼「なぜ我がそのような!」
医者「嫌なら帰ってください」
吸血鬼「ぐ、ぐぅぅ……お、お願い、するのじゃ、ど、ど、どうjか、我の……我の……」
医者「聞こえませんねぇ、もっと大きな声でハッキリと仰ってください。でなければ」
吸血鬼「わ、我の中に貴様の太い注射針を入れるのじゃ!!」
医者「まあいいでしょう。ちくっとしますよ」 チクッ
吸血鬼「痛い!」
医者「私は痛くありません。ではこのままもう3本取りますね」 チュゥゥ
吸血鬼「うぅ」 - 12 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:47:03.499 ID:fqIjMRM40.net
- 医者「はい終わりました。どうぞ、謝礼金です。またのご利用をお待ちしております」
吸血鬼「ぐぅぅ、誰が二度と来るか!」
医者「またのご利用をお待ちしてお、り、ま、す☆」
吸血鬼「うぎゃああ!」
吸血鬼「はあ」
吸血鬼(嫌じゃ、もうあんな所に行きとうない)
吸血鬼(だが、家賃は来月も再来月も払わねばならないのだ)
吸血鬼「……そうじゃ」
吸血鬼(この金で家賃を払わずに、一週間以内で増やせばいいのじゃ!)
吸血鬼「>>14で!」 - 14 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:48:39.656 ID:TVELOxJq0.net
- パチンコ
- 18 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:49:38.956 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「パチンコで!」
数時間後
吸血鬼「やっぱりパチンコには勝てなかったよ……」 - 19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:52:58.796 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「おかしいのじゃ、我の計算ではあの回転数ならば間違いなく来るはずだったのじゃ……」
吸血鬼「操作じゃ!店側の捜査のせいに決まっておるのじゃ!」
吸血鬼「うぎぃぃぃ!」
吸血鬼「……は!」
吸血鬼(まずいのじゃ)
吸血鬼(献血は週に1度までしかできぬのじゃった)
吸血鬼(という事は、一週間後の大家殿への支払いができぬ!)
吸血鬼「こ、殺される……」
吸血鬼「ど、どうしよう」
吸血鬼「そ、そうじゃ、>>22するのじゃ!」 - 22 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:54:08.077 ID:j8Hzkj560.net
- 逃亡
- 26 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 17:59:35.939 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「そ、そうじゃ、逃亡するのじゃ!」
吸血鬼「払えぬ家賃は踏み倒す以外にもはや手はないのじゃ!!!」
吸血鬼「……寒い」
吸血鬼(そうじゃった、家賃も払えぬ我がホテルなどに泊まれるはずもないのじゃ……)
吸血鬼「ひもじぃよぉ」
子供「あ、ママ! あんな所に野良吸血鬼がいるよ! 家賃も払えない落ちこぼれのクズだよ!」
母親「しっ! 見ちゃいけません!」
吸血鬼「吸うぞ! 吸い殺すぞガキ!」
子供「おまわりさ-ん!」
吸血鬼「や。やめるのじゃ!冗談に決まっておるじゃろ!」
子供「けっ、ならさいしょからだまってなよ、ばーか」 ペッ
吸血鬼「うぅ」 - 27 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:01:48.113 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(我がいったい何をしたと言うのじゃ……)
吸血鬼(我はただ、ただ静かに暮らしていたいだけだったというのに……)
吸血鬼「憎い、人間が憎いのじゃ……」
吸血鬼(そうじゃ)
吸血鬼(我が悪いのではない、世界が悪いのじゃ)
吸血鬼(こうなれば我は徹底的にグレてやるのじゃ)
吸血鬼「ククッ、手始めに>>30してやろうではないか」 - 30 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:02:52.221 ID:MMX2l6ep0.net
- 世界征服
- 34 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:07:47.637 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「ククッ、手始めに世界征服してやろうではないか」
吸血鬼「……しかし今はとりあえず夜になるまで待つとするか」 クカー
吸血鬼「ふはははは!!」
吸血鬼「夜じゃ!圧倒的夜!我の時間じゃ!ふはははは!」
吸血鬼「滾る!滾るのじゃ!世界は我に征服されたがっている!」
吸血鬼「よい、よいぞ!我が力を示して愚民どもを平伏させてやろうではないか!」
>>37「待った」
吸血鬼「き、貴様は>>37!」 - 37 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:09:17.529 ID:MA1H/y4g0.net
- 勇者にも仕えたカリスマシスター
- 40 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:17:40.476 ID:fqIjMRM40.net
- シスター「待った」
吸血鬼「き、貴様は勇者にも仕えたカリスマシスター!」
シスター「貴女の野望はここで終わりです、大人しく消滅なさい」
吸血鬼「な、なぜじゃ!なぜ我が世界征服をたくらんでいる事に気付いたのじゃ!」
シスター「利発そうな子供が『野良吸血鬼が野良吸血鬼の分際で世界征服を企んでたよ』と教えてくださいました」
吸血鬼「あのガキぃぃぃぃ!!」
シスター「せめてもの情けです、何か懺悔の言葉が聞いてあげましょう」
吸血鬼「う、うぐっ」
吸血鬼(まずい、まずいのじゃ!このままでは消滅して灰になって風に乗って南の島へバカンスしてしまうのじゃ!)
吸血鬼(どうする!どうするのじゃ!この絶体絶命のピンチ、我はどう解決する!?)
吸血鬼(①! 美少女な我は突如反撃のアイデアがひらめく!)
吸血鬼(②! 仲間がきて助けてくれる! )
吸血鬼(③! >>42!) - 42 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:18:36.979 ID:TVELOxJq0.net
- 俺
- 45 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:24:31.553 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(③! 俺!)
吸血鬼「お……」
シスター「お?」
吸血鬼「俺だよ、俺!」
シスター「はい?」
吸血鬼「ほら、俺だよ!俺だって!ほらあの時の!俺だよ!思い出せって!俺だぞ!」
シスター「……?」
吸血鬼「……本当に俺が分からないのか?俺はシスターの事、ずっと想ってたのに……」
シスター「貴女……」
吸血鬼(う、うぅ、やはり知り合いの振りをして押しとおすのは無理があったかのぅ)
シスター「まさか勇者!?」
吸血鬼「え?」 - 47 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:29:16.608 ID:fqIjMRM40.net
- シスター「違う、のですか……?」
吸血鬼(まずいのじゃ!)
吸血鬼「そ……そうだシスター!俺だよ、勇者だよ!」
シスター「やはりそうだったのですね!勇者!ずっと会いたかったのですよ!ああ!」
吸血鬼「す、すまないシスター」
シスター「いいのです!こうして再会できたのですから!それだけで十分すぎるくらい私は幸せです!!」
シスター「ですが……どうしてそのような姿なのですか?そんな、吸血鬼の女の姿になるなんて……」
吸血鬼「その……こ、この吸血鬼の身体に封印されてしまったんだ!」
シスター「分かりました、今すぐその吸血鬼を消滅させて解放してあげます!」
吸血鬼(えええええええええええええ!?)
吸血鬼「>>50!」 - 50 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:34:59.721 ID:uIaCs6H70.net
- ぽいーん
- 51 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:42:14.741 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「ぽいーん」
シスター「……は?」
吸血鬼「ぼいんぼいーん」
シスター「何ですか、それは」
吸血鬼(あまりの動揺に思わず口から飛びだした言葉、としか言えぬのじゃが?)
シスター「やはり、胸、なのですか?」 ガシッ
吸血鬼「ひぇ?」
シスター「胸がそんなに大事ですか?胸がなければいけないのですか?」 ギリギリッ
吸血鬼「ひっ!?」
シスター「私がぺたんこな胸だから勇者様は私から去ったのですか?そんなに胸の大きい女が好きなのですか?」 ギリギリギリッ
吸血鬼「いぎぃぃぃっ!?痛い痛い痛い痛い痛い痛い!痛いのじゃ!」
シスター「あんなの脂肪の塊じゃありませんか?あんな女どうせ脳の栄養が胸に蓄積されたバカ女なのにどうして勇者様はあんな女を」 ブチブチブチッ
吸血鬼「ぎゃああああああああ!!」 ブシャアア
シスター「どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして」 ミチミチミチッ
吸血鬼「ひっ、ひぎぃぃぃいぃいぃいぃいぃぃ!!?」 - 54 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:47:45.761 ID:fqIjMRM40.net
- シスター「……あら?」
吸血鬼「ひぃ、ひぃぃ!」 ガクブル
シスター「勇者様!どうしたのですか、その血は!?」
吸血鬼「あう、あうぅぅ!」 ブルブル
シスター「大変です、すぐに傷の手当を……あら、治ってらっしゃいますね。そうでした、今は吸血鬼の身体でしたね」
シスター「そうです!その身体では生活するのも大変でしょう、是非私のお家に来てください。ええ、それがいいです!」
吸血鬼「あうあう」 フルフル
シスター「ふふ、遠慮なさらずとも大丈夫です!勇者様のお部屋は既に用意してあります!」
シスター「いつでも勇者様がいらっしゃっても大丈夫なのように……ふふ……」
吸血鬼「あ、あ……」 ブルブル
シスター「さあ、二人の愛の家に行きましょう……ふふ……ふふふ……」 - 56 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:52:44.413 ID:fqIjMRM40.net
- シスター「さあどうぞ、勇者様。これからはここが貴方のお部屋です」
シスター「もう二度と放しません。ずぅっと、ずぅっと、ずぅっと一緒です……ふふ……」
吸血鬼「ち……違う、違うのじゃ!我は、我は勇者などではないのじゃ!」
シスター「ふふ、おかしな事を仰る勇者様ですね」
シスター「ああ、なるほど!疲れているのですね!今日はもうお休みになられた方がいいです!」
シスター「さあベッドに横になってください。今手錠と足枷をしっかり付けてしまいますから」
シスター「勇者様が誰にも奪われないよう、しっかりと私が、付けてあげますから……」
吸血鬼(まずいのじゃ……このままでは、我は一生にこのキ○ガイに捕まってしまうのじゃ……)
吸血鬼(とにかく今はどうにか誤魔化して脱出しなければならぬのじゃ……)
吸血鬼「>>59」 - 59 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 18:56:59.668 ID:cMzfQbRLd.net
- コウモリに変身
- 60 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:02:25.712 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「コウモリに変身!」 ボンッ
吸血鬼(いきなり変身して驚かせた隙に窓から逃げるの……っ!?) バシンッ
吸血鬼「ギャッ!?」
シスター「あら、突然どうしたのですか?勇者様」
シスター「窓には結界が張ってあるのですから飛びこんだりしては危ないですよ?」
シスター「勇者様が窓から落ちてしまったりしては、大変ですからね。ふふふ……」
吸血鬼(じょ、常人がこんな結界に触れたら一瞬で死んでおるぞ!?)
吸血鬼(この女、やはり狂っておる!完全に!頭がイカれておる!)
シスター「ここは勇者様のためのお部屋なのですから、何も考えずに、ゆっくりしてください……」
吸血鬼(こうなれば>>62じゃ!) - 62 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:04:30.698 ID:So9ZTVC90.net
- 吸血
- 63 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:10:00.111 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(こうなれば吸血じゃ!) ガブッ
シスター「あ……」
吸血鬼(ふん、血さえ吸ってしまえばこっちものじゃ!) チュゥゥゥ
シスター「勇者、様……勇者、勇者ぁ……っ」 ビクンッ
吸血鬼(うぅ、もぞもぞと動いて気持ち悪いのじゃ。早く済ませてしまおう) チュゥゥx
シスター「あ……」 ガクンッ
吸血鬼「ふぅ、死ぬかと思ったのじゃ」
吸血鬼(強大な力を持っているようじゃったし、しもべにしてもよいのじゃが……)
吸血鬼(じゃが、純粋に生理的にこの女は気持ち悪いのじゃ……)
吸血鬼(記憶だけ消してこのまま放っておくのがいいじゃろ) ポン
吸血鬼「よし、スタコラサッサなのじゃ!」 - 66 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:15:32.965 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「まったく、あんな化物がそこらを歩いておるとは、おそろしい時代じゃ」
吸血鬼「やはりヒキコモリ最高なのじゃ。お外とか怖くて歩けないのじゃ……」 ブルブル
吸血鬼「しかし我には世界征服という野望が……」
吸血鬼「悩ましいのじゃ……」
医者「おや」
吸血鬼「むっ、貴様は!」
医者「私の太い注射針が恋しくなってしまいましたか?」
吸血鬼「なるわけがなかろう!バカか!貴様はバカか!」
医者「では何の用なのでしょうか?私は今忙しいのですが?」
吸血鬼「貴様に用など……」
吸血鬼(いや待つのじゃ、この男はこれでも一応医者とかいう頭の良い仕事をしているのじゃ)
吸血鬼(ならば何か役立つ話が聞けるやもしれん) - 67 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:17:23.015 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「むぅ」
吸血鬼(とはいえ、この男に素直に話を聞くのは癪なのじゃ)
吸血鬼「うーむ」
医者「用がないのなら私は行きますよ」
吸血鬼「待つのじゃ!」
吸血鬼(ダメじゃ、考えがまとまらぬ!こうなれば思い付いた事をとりあえず言うのじゃ!)
吸血鬼「>>70」 - 70 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:18:42.660 ID:So9ZTVC90.net
- kskst
- 71 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:18:52.479 ID:xWOa3kQ90.net
- 居候
- 72 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:23:36.828 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「居候」
医者「ほう」
吸血鬼「ぐむっ」
吸血鬼(思わず言ってしまったのじゃ!どうせこのゲスの事じゃ、我をからかうような事を言うに決まって……!)
医者「いいでしょう」
吸血鬼「え?」
医者「幸い、うちは部屋が余っていましてね。好きな部屋を使ってください」
吸血鬼「そ、それは貴様の家に住んでよいということか?」
医者「はあ、他にどんな意味が?」
吸血鬼「じゃ、じゃが、い、いったいどんな風の吹き回しなのじゃ!?」
医者「困っている友人を助けるのに理由が必要なのですか?」
吸血鬼「ゆ、友人じゃと!?」 - 73 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:29:16.619 ID:fqIjMRM40.net
- 医者「何か驚く事でも?」
吸血鬼「驚く事でもじゃと!?貴様が我に対して今までどのような真似をしてきたか忘れたとでも言うのか!?」
吸血鬼「我を貶めて笑い!屈辱的な言葉を吐かせ!金で辱しめたではないか!」
吸血鬼「この我を!高貴なる我を!ぐっ、ぐぅっ、忘れたとは言わせんぞ!!」
吸血鬼(あ、まずいのじゃ!これでは居候の話が台無しになるのじゃ!!)
吸血鬼「ち、違うのじゃ、今のはその」
医者「……そう、ですか、そのように思われていたの、ですね……」
吸血鬼「え?」
医者「私は……ただ吸血鬼のあなたと壁を作らずに話して、仲良くなりたかった……ただそれだけ、だったのですが……」
医者「あなたに、そのような想いをさせていただなんて……本当に、申し訳ありませんでした……」
医者「これからは、もうあのような口は聞きません……では、これで……」 トボトボ
吸血鬼「ま。待つのじゃ!」 - 74 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:32:24.761 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「わ、我も少々、言いすぎたやもしれん!」
吸血鬼「ま、まあ、貴様も少々口が過ぎた所があったであろう?これでおあいこというやつじゃ!」
吸血鬼「だ、だから、これからは、と、友達!友達として、仲良くやろうではないか!」
医者「本当ですか?」
吸血鬼「当然じゃ!吸血鬼に二言はないのじゃ!」
医者「ありがとうございます。では早速我が家に案内いたしましょう」
吸血鬼「うむ!」
医者「……くくっ」
吸血鬼「? どうかしたかのぅ」
医者「いえいえ、なんでもないですよ」 - 75 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:36:15.557 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「なんと!こ、このような広い部屋を貰って本当によいのか!?」
医者「ええ、好きに使ってください」
吸血鬼「かたじけないのじゃ!貴様は我の唯一無二の親友なのじゃ!」
医者「喜んでいただけて幸いです。ではごゆっくり」 ガチャン
吸血鬼「ふふふっ!」 ポフッ
吸血鬼(素晴らしいのじゃ!このふかふかのベッドで昼寝なぞしたらどんなに気持ち良いじゃろう!)
吸血鬼(カーテンは完璧な遮光素材!まるで吸血鬼のために用意されたような……)
吸血鬼「ん?」
吸血鬼(なんじゃろう?何か妙な気がしたが……まあ気のせいじゃろう!)
吸血鬼「では早速>>77するのじゃ!」 - 77 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:37:36.898 ID:uIaCs6H70.net
- 東京フレンドパークを一緒に
- 78 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:42:53.892 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「では早速東京フレンドパークを一緒にするのじゃ!」
関口宏「では本日のゲストの登場です。どうぞ!」
吸血鬼「我なのじゃ!」
ワーキャー!カワイー!
吸血鬼「よいよい、我が超絶プリティーなのはわかっておる」
医者「はひっ、はひっ」
吸血鬼「これ遅いぞ!もっと早く進まぬか!」 バシンッ
医者「はひぃ!」
吸血鬼「まったく、だらしのない馬じゃな!」
アハハハハ!! - 79 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:47:44.193 ID:fqIjMRM40.net
- 関口宏「えー、ちなみにお二人はどのような関係なのでしょうか?」
吸血鬼「まあ、友人と言えなくもないのがのぅ、正味主人と下僕じゃ!」
医者「はひぃ」
関口宏「それだけお美しい吸血鬼さんの下僕になれるとは素晴らしいですね」
医者「感謝してひますぅ」
吸血鬼「うむ!」
関口宏「感謝している……感謝している……」
吸血鬼「む!?」
関口宏「では問題です!医者さんが感謝しているもの、3つお答えください!」
ピッポッピッポッ
医者「はひっ!はひっ!」タッタッタッ
吸血鬼「我の美しさ!我の聡明さ!我の清らかさ!」
ピンポンピンポンピンポンッ
関口宏「正解!それでは正解した吸血鬼さんには世界をプレゼントいたします!」
吸血鬼「まあ当然の結果じゃな!ふははは!」 - 83 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:55:31.090 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「……は!」 ガバッ
吸血鬼「なんじゃ、夢じゃったのか……」
吸血鬼「都合がよすぎると思ったのじゃ……しかし勿体ないのぅ、どうせなら世界征服を堪能してから目覚めたかったのじゃ」
吸血鬼「……むぅ」
吸血鬼(せっかく良い夢を見て気分も良いというのに、このまま部屋でゴロゴロしてしまうのは勿体ないのぅ)
吸血鬼「少し外に出るかのぅ」 ガチャツ
吸血鬼「それにしても、無駄に広い家じゃのぅ」 スタスタ
吸血鬼(部屋など一つあれば十分だろうに。医者というのも意外に頭が悪いのぅ)
吸血鬼「……ふむ、そうじゃのぅ」 ニヤッ
吸血鬼(あの男の部屋でも漁ってやろうかのぅ)
吸血鬼(何か面白い物でもあればそれをネタに笑ってやろうではないか)
吸血鬼「さて、どこがあやつの部屋かのぅ……ここか?」 ガチャッ
吸血鬼「な!? こ。これは>>86」 - 86 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 19:57:13.147 ID:KYPAIOJFd.net
- 青酸カリ
- 87 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:03:13.538 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「な!? こ、これは青酸カリ!」
吸血鬼「あむっ」 ペロペロ
吸血鬼「うむ……ん……間違いないのじゃ、この濃厚な味わいは……んむ……青酸カリじゃな!」
吸血鬼「あの男、意外に美食じゃな。我でも年1でしか食べられないあの青酸カリを、こんなに貯蔵しておるとは……」
吸血鬼「ふむ」
吸血鬼「ちょ、ちょっとだけなら食べてしまってよいじゃろ……あむっ」 モグモグッ
吸血鬼「ふはぁ、たまらんのぅ。天にも召されそうなこの濃厚な味わいが……はむ……はふぅ……」 ブルリ
吸血鬼(いかん、催してきたのじゃ)
吸血鬼(青酸カリは惜しいが、それよりも早くトイレを見つけなければ大変な事になるのじゃ!)
吸血鬼「と、トイレ、トイレはどこじゃ……こ、ここか!?」 ガチャッ
吸血鬼「ここは>>90」 - 90 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:04:30.055 ID:uxIO7dQN0.net
- 冷凍保存室
- 91 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:09:02.079 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「ここは、冷凍保存室じゃな
吸血鬼「むぅ」 キョロキョロ
吸血鬼「食糧が保存してあるだけじゃのぅ」
吸血鬼(普段ならばともかく、我は今満腹なのじゃ。興味はないのぅ)
吸血鬼「うっ」 ブルリ
吸血鬼(寒さで尿意が更に増しているのじゃ!!)
吸血鬼「わ……我は……負けぬ……のじゃ……っ」 ヨタヨタ
吸血鬼(トイレじゃ、次こそトイレ!トイレを見つけるのじゃ!)
吸血鬼「こ、ここじゃあ!!」 ガチャ
吸血鬼「ここは、>>94」 - 94 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:10:15.986 ID:c1uAeIbT0.net
- 風呂場
- 95 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:15:54.885 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「ここは、風呂場」
吸血鬼「うっ」 ゾクッ
吸血鬼(もう、もう限界なのじゃ)
吸血鬼(そうじゃ、ここならば痕跡は何も残らぬ……洗い流してしまえば奴に気付かれる事も……!
吸血鬼「我は……我は……!」
吸血鬼「我は、トイレを諦めるのじゃ……!!!」 ガバッ
チョロロロロロロッ ピチャピチャピチャッ
吸血鬼「あ……あぁ……はわぁ……!」 ブルブル
吸血鬼(ああ、解放感が、なんちも言えぬ解放感が……!)
吸血鬼「ふぅ」 スッ
吸血鬼(九死に一生というやつじゃな。しかし落ち着いてみるとこの風呂場、妙な匂いが……)
医者「妙な匂いがしますね」
吸血鬼「ぎゃっ!?」 - 98 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:22:29.391 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「どどどどどど、どうしたのじゃ貴様!?何の用じゃ!?」
医者「いえ、それはこちらの台詞なのですが?なぜこんな所にあなたがいるのですか?」
吸血鬼「わ、我はただ、そう、風呂を眺めたくなったのじゃ!」
医者「そのような趣味が?」
吸血鬼「我は風呂の造形にはちとうるさいのじゃ!」
医者「そうだったのですか?……それにしても何か匂いますね。この香りはいったい何の……」
吸血鬼「何の話じゃか分からぬが!まったく分からぬが!」
医者「そうですか。ちなみに、トイレはここを出て左にまっすぐ歩いた先の突き当たりですよ」
吸血鬼「はあ!?わ、我には何の話か分からぬが!!?まったく分からぬが!?」
医者「それと、この屋敷には高価な物も多く置いてありますから、もし壊したりした場合は弁償していただきますよ」
吸血鬼「べ、弁償じゃと?」
医者「数百万で済めばいいですがね。探検のつもりか知りませんが、あまりお薦めはしませんよ。それでは」
吸血鬼(まさか……青酸カリの事もバレているのじゃろうか!?)
吸血鬼「ま、まずいのじゃ……」 - 99 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:25:24.861 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(家賃を払う金さえないというのに何百万など払えるわけがなかろう!)
吸血鬼(我がつい食べすぎた青酸カリの代金を請求されたら我は終わりじゃ!)
吸血鬼「まずいのじゃ……」
吸血鬼(どうする我!?どうする!?)
吸血鬼「こ、こうなれば>>102」 - 102 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:29:17.997 ID:ZGWkxu3B0.net
- なぐる
- 104 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:35:04.692 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「こ、こうなればなぐる!」 ブンッ
医者「へ?」 ボギョッ ビチャビチャッ
吸血鬼「あ」
バタンッ
内臓の破裂した医者「」
吸血鬼「あああああああああああ!」
吸血鬼(やってしまったのじゃ!つい力加減を間違って殺ってしまったのじゃ!!)
吸血鬼(なんということじゃ!我は友達を殺してしまったのじゃ!!)
吸血鬼「うぅぅぅぅ!」
吸血鬼「こ、こうなれば医者を吸血鬼として生き返>>106」 - 106 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:35:46.906 ID:ZGWkxu3B0.net
- やったぜ。
- 109 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:41:50.386 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「こ、こうなれば医者を吸血鬼として生き返」
医者「ふう」 ガバッ
吸血鬼「ぎゃっ!?」
医者「身体に異常は、ないようですね」 ペタペタ
吸血鬼「な、な、なぜ貴様生きておる!?」
医者「……逆に、なぜ私が死んだと思ったのですか?」
吸血鬼「ど、どういうことじゃ!?」
医者「はあ、私がなぜ吸血鬼であるあなたの血を集めていたと思っているのですか?」
吸血鬼「なぜじゃ?」
医者「一秒も考えませんでしたね。別にいいですが。吸血鬼の特性を研究するために決まっているでしょう」
医者「私もなったのですよ、不死の身体に」
吸血鬼「へー」
医者「どうでもよさそうですね」
吸血鬼「そりゃどうでもいいじゃろ、そんな当たり前のこと」 - 110 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:44:32.844 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「それにしてもなんじゃ、貴様も吸血鬼じゃったのか。驚かすでないわ、まったく」
医者「いえ、私は血を吸いませんよ。ただ吸血鬼の不死の体質を手に入れただけです」
吸血鬼「ほー……ん?じゃがそれはおかしいじゃろ?」
医者「なぜですか?」
吸血鬼「いや、それならば冷凍保存室の食糧は何なのじゃ?」
医者「……」 ピクッ - 113 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:49:21.331 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「さっきは急いでおったから気付かなかったが、人間は人間を食わんのじゃろ?」
吸血鬼「ならばなぜ”人間の死体”なぞを冷凍保存しておるのだ?それもあれほど大量に」
吸血鬼「そういえばあの死体からは青酸カリの匂いがした気がするのぅ」
吸血鬼「いやそもそも、あの死体からは血が抜かれておったな」
吸血鬼「あれでは食糧の保存になっておらぬではないか」
吸血鬼「いや、そうか、貴様は血を吸わんのだったな」
吸血鬼「なるほど、風呂場から血の匂いがしたのはあそこで死体の血を抜いていたからか」
吸血鬼「んん?しかしでは、貴様は何のために人間の死体を集めておったのじゃ?」
吸血鬼「わかったぞ!よく分からぬが、貴様は人間の死体を集めるのが好きなのじゃな!」 - 117 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 20:58:56.066 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「ま、まあ少々変わった趣味じゃが、我は友人の趣味を否定はせぬぞ?うむ」
医者「……」 ジィッ
吸血鬼「な、なんじゃ?そうジロジロ見るでないわ、照れるじゃろ」
医者「もう少し安全に事を薦めたかったのですがね」 ザクッ
吸血鬼「がひゅっ」 ブシャアアアッ
医者「私、人間をバラバラにするのが好きなんですよ。苦しむ人間の顔が好きなんですよ」 ザクッ
吸血鬼「うぎゅっ」 ビチャビチャ
医者「ねえ、私はずっとこう思っていたんですよ。『いくら殺しても死なない人間がいたらいいのに』って」
医者「つまりあなたみたいなね」
吸血鬼(ビックリしたのじゃ!すごいビックリしたのじゃ!超ビックリしたのじゃ!)
吸血鬼(めっちゃ血が出て痛かったのじゃ!まあもう治ったのじゃが!)
吸血鬼(と、とにかくあれじゃ、>>120じゃ!) - 120 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:00:05.793 ID:z5c/ntSI0.net
- 口を口で塞ぐ
- 125 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:03:25.999 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(と、とにかくあれじゃ、口を口で塞ぐのじゃ!) チュッ
吸血鬼(これさえしておけば吸血鬼同士で共食いはできぬ、つまり友好のポーズ!)
医者「ぐっ」 ザクッ
吸血鬼「かひゅっ」 ブシャアアッ
吸血鬼(間違った、こやつ吸血鬼ではないのじゃった) - 128 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:10:14.705 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「お、落ち着くのじゃ!貴様がなぜこのような真似をするのか我にはよく分からぬが、我らはと、友達じゃろう!!」
吸血鬼「友達というのは話し合えば分かり合えるものなのじゃ!落ち着いて話し合うのじゃ!!」
医者「友達、ですか」
吸血鬼「そうじゃ!」
医者「……何ですか、それ」 ザクッ
吸血鬼「こひゅっ」 ブシュゥゥゥ
医者「私にはね」 ミチミチッ
吸血鬼「ひゅぶっ」 ビチャビチャッ
医者「友達なんていませんよ」 ズブズブッ
吸血鬼「ひひゅっ」 ボタボタッ
医者「この臓物と血の匂いだけが、私の友達です。あなたは友達じゃない、尽きない御馳走ですよ。くくくっ!」
吸血鬼「>>131」 - 131 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:11:41.044 ID:No+19LHk0.net
- 仕方無いから血を吸って支配する
- 134 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:19:33.496 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「ひひゃははひははひほふっへひはひはひふふ」
医者「くくっ、何を言っているか分から」
吸血鬼「貴様を支配すると言ったのじゃ」 ガシッ
医者「え? くっ!」 ザクッ
吸血鬼「痛いじゃろうが」
医者「このっ!」 ザクッ ザクッ
吸血鬼「だから痛いじゃろうが。再生力を上げると無駄に腹が空くのじゃ」
医者「そんな、馬鹿な。いくらなんでも治るのが早すぎる……それじゃ本当に、不死じゃないか……」
吸血鬼「不死に決まっておるじゃろ。吸血鬼じゃぞ?貴様何か勘違いしておったのではないか?」
吸血鬼「まあよい、いくら話しても分からぬようじゃし、こうする他なかろう」 ガブッ
医者「な、何をする!?」
吸血鬼「じっとしていろ、すぐ終わる」 チュゥゥゥッッ
医者「ぐっ、ぐぁ!? あっ、あっ、あっ!」 ビクンビクンッ
吸血鬼(うーむ、人間を吸血鬼にするなど久しぶりじゃから妙な気分じゃのぅ)
医者「ふぁぁ、あぁぁ……あぁ……」 ビクンッ ビクンッ - 136 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:23:29.328 ID:fqIjMRM40.net
- 医者「あ……あ……っ」 ビクンッ ビクンッ
吸血鬼「ふむ」 カポッ
吸血鬼「後は一晩も経てば我の忠実なしもべになっておるじゃろう」
吸血鬼「まったく、世話の焼ける奴じゃ。いきなり刃物をブスブス刺してくるなど、寛容な我でなければ肉片一つも残さずに消し飛ばしておるじゃろうに」
吸血鬼「ま、まあ、我と貴様は友達じゃからな! 友達は大切にせねばならぬからな! うむ!」
吸血鬼(ふーむ、とはいえ腹が空いたのぅ)
吸血鬼(このままこやつが目覚めるのを待つのもよいが、>>138するかのぅ) - 138 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:24:33.144 ID:z5c/ntSI0.net
- 医者を解体
- 141 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:31:17.588 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼(このままこやつが目覚めるのを待つのもよいが、医者を解体するかのぅ)
吸血鬼(こやつが好きだと言うのじゃ、我には皆目何が楽しいのか見当もつかぬが、解体とは楽しいものなのじゃろう)
吸血鬼(暇潰しに少し解体させてもらうとするかのぅ) ザクッ
吸血鬼「むぅ」 ブチッ
吸血鬼「ふん」 グチャッ
医者「……」
吸血鬼(なんだか面白くないのぅ)
吸血鬼(それにしてもこやつ、再生速度が遅いのぅ。我の特質を手に入れただとか抜かしておったが、どうも足りておらぬな)
吸血鬼「まあよい、さすがにこの程度では死なぬじゃろう」
吸血鬼「こやつは放っておいて>>144」 - 144 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:33:05.944 ID:xdRoUAjt0.net
- kskst
- 145 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:33:10.841 ID:JPKs8C+m0.net
- 寝る
- 147 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:39:06.174 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「こやつは放っておいて寝る」 クカー
医者「吸血鬼様、吸血鬼様」 ユサユサ
吸血鬼「んー、あと10分……」
医者「起きてください、吸血鬼様」 ユサユサ
吸血鬼「なんじゃ、うるさいのぅ……我は眠いのじゃ……」
医者「そ、それは失礼いたしました」
吸血鬼「分かればいいのじゃ……ん? おお、我が友よ! もう目が覚めたのじゃな!」
医者「は! 吸血鬼様のおかげで、私、目が覚めた想いです!」
吸血鬼「よかったよかったs。……クカ~」
医者「おやすみなさいませ、吸血鬼様」 - 151 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:46:50.792 ID:fqIjMRM40.net
- 吸血鬼「……んむ?」
吸血鬼「ふぁ~」
吸血鬼「うっかり二度寝してしまったのぅ」 サスサスッ
吸血鬼「うん?医者はどこに行ったのじゃ?」
吸血鬼「まったく、あやつはしょうがない奴じゃのぅ」 スタスタ
吸血鬼「おーい、医者。どこにおるのじゃ。さっさと出て来ぬか」
吸血鬼はまだ知らない。
二度寝した彼女が500年間眠り続けていた事を……。
そして現れる500年分の追徴金に膨らんだ滞納家賃、
数十度に渡る転生を繰り返してなお勘違いしたままのシスター、
吸血鬼でありながら吸血鬼ハンターとして覚醒した医者の存在を……。
おわり - 152 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:47:10.375 ID:fqIjMRM40.net
- 一言で言えば、俺眠いから寝るわ
- 154 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 21:48:17.328 ID:z5c/ntSI0.net
- おつかれおやすみ
- 159 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 22:03:38.348 ID:wFkp0F3e0.net
- 500年も強制解約せずに部屋を確保してくれる大家さんマジ神
それだけ生きてるなら本当に神かもしれない - 161 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/03/09(水) 22:18:58.132 ID:So9ZTVC90.net
- 吸血鬼で医者でヴァンパイアハンターとか強キャラ臭がする

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