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提督「艦娘が全員深海側のスパイだった」
- 1 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 13:19:15 ID:QpWJZavw
- 提督「執務室の提督用の机に仕掛けがあったのを気付いた」
提督「毎日触れなきゃ気付いかない仕掛け そう、提督であるオレ以外は」
提督「中には手紙が入っていて」
提督「艦娘は全員深海棲艦のスパイであることが書き綴られていた」
提督「信じられないが…心当たりは、ある」
提督「最近妙に大破や中破が少ない」
提督「不自然なまでに……」
提督「オレが着任した時から大破なんてこれまでなかった」
提督「それはオレの作戦のおかげと思っていたが…」
提督「まさか………な……」
大和「提督」
- 2 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 13:31:36 ID:QpWJZavw
- ビクッ
提督「や…大和」
大和「何を…しているんですか?」
提督「いや、執務だよ」
大和「手紙を読んでいるようですが」
提督「オレへの恋文だよ、はは…参っちゃうな」
大和「嘘が下手ですね」
バサッ
提督「あっ」
大和「…………なるほど前任の書き残しですか」
提督「バカな事書いてるよな~…お前らがまさか……」
ジャキッ
提督「…」
提督「大和、何で…艤装をこちらに向けている」
大和「もうバレてしまったからですよ」 - 3 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 13:42:58 ID:QpWJZavw
- 大和「まさかこんな手紙を残していたとは」
大和「前任の提督は優秀だったと認めましょう」
提督「本当に、そうなのか…お前ら全員…」
大和「えぇ」
大和「人類は私達の邪魔ですから」
大和「提督、1年共に過ごした仲です」
大和「最期の言葉を聞いてあげますよ」
提督「そうか……」
大和「…………落ち着いていますね 前任はもっと慌てていましたよ?」
大和「状況が理解出来ていないようですね 貴方はこれから殺されるんですよ」
提督「理解しているよ、ただ、光栄だと思ってな」
大和「…光栄?」 - 4 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 13:55:20 ID:QpWJZavw
- 提督「あの戦艦大和に撃たれて殺されるんだ 死に方としては、あの世で自慢出来るだろう?」
大和「…変な人…死が怖くないんですか」
提督「それ以上にオレには夢が大切でね」
大和「夢?」
提督「オレはな、桜の様になりたいんだ」
提督「散る時は華麗に散るんだ 桜の様に、70年前の大和の様に」
大和「…」
提督「オレは 桜の様に散りたいんだ」
パチパチパチ
龍驤「なんや 司令官、以外と風流やなぁ 拍手送ったるわ」 - 5 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 14:05:08 ID:QpWJZavw
- 提督「…龍驤はそういうの嫌いか?」
龍驤「好きやで~人間は嫌いやけどな」
大和「龍驤さん」
龍驤「バレてしまったんやね うちらのこと」
大和「その様で、始末します」
龍驤「そやね、司令官?なんや言う事あるかい」
提督 「…」
提督(どうせ死ぬんだ これまで一番聞きたかった……あのことを)
提督「大和は」
提督「大和の胸はPADなのか?」 - 6 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 14:12:41 ID:QpWJZavw
- 大和「…は……はぁ!?」
龍驤「なんやそれ」
提督「いや、聞いた話なんだけど」
提督「大和PADしてんの?」
大和「殺す!!」
龍驤「まぁまぁ 待ちぃや 大和 えっ?PADなん?」
大和「PADじゃないっ!!」
提督「ペチャパイだってな、大和」
大和「殺す!!!」
龍驤「まぁまぁ 待ちぃや えっ?まな板なん?」
大和「まな板は龍驤さんだけですよ」
龍驤「表出ろ」 - 7 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 14:20:40 ID:QpWJZavw
- 大和「何を根拠にわわ私のむ、胸がPADだと………」
提督「長門がね」
ーーーーーーーー
提督『大和って完璧美女だよな~』
長門『でもあいつ PADしててぺちゃぱい隠してるぞ』
ーーーーーーーー
提督「だってさ」
大和「殺す!!!!」
龍驤「長門は味方や」
提督「で、PADなの?」
大和「PADじゃない!!」
龍驤「長門に聞いてみよか」 - 9 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 14:33:23 ID:QpWJZavw
- ・・・・・
長門「なんだ 急に」
大和「長門さん、私の胸はPADだと言ったらしいですね 取り消してください」
長門「事実じゃないか」
大和「事実じゃないっ!」
提督「もしかして長門は大和に嫉妬してるんじゃないのか?」
提督「大和って駆逐艦に慕われてるし」
大和「……あぁ 長門さん嫌われてますもんねぇ」
長門「な、なんだと!」
大和「駆逐艦の間ではゴリラと呼ばれてますよ長門さん」
長門「嘘だ!」
提督「吹雪に演習PADと呼ばれてるぞ大和」
大和「嘘だ!」 - 10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 14:42:12 ID:QpWJZavw
- 龍驤「嘘やん、吹雪はそんな事言わへんで」
提督「まな板ロリババァって吹雪が言ってたよ」
龍驤「吹雪ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
・・・・・
吹雪「えぇ、言いましたよ」
大和・龍驤「殺す!!!!」
長門「味方だ 馬鹿者」
提督「おまえ最初は大和を慕ってたよな」
吹雪「最近は紅茶イギリス人の方が尊敬出来ますね」
提督「金剛のこと?」
吹雪「他に誰が?」
提督「お前 すげぇな」 - 11 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 14:52:14 ID:QpWJZavw
- 提督「最初にあった時は良い子だったのに」
吹雪「そんなの猫被りに決まってるじゃないですか生け贄さん」
提督「生け贄さんってオレのこと?」
吹雪「他に誰が?」
大和「どうして吹雪ちゃん!?」
鳳翔「何の騒ぎですか?」
長門「鳳翔…」
龍驤「司令官にうちらがスパイやってバレて ほんで……」
鳳翔「そうですか、なら早く始末を…」
提督「鳳翔さんは垂れ乳だって金剛が言ってたなぁ」
鳳翔「…」
鳳翔「…………………………………………………はぁ………?」 - 13 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 15:05:35 ID:QpWJZavw
- 金剛「ヘーーーイ!!私を呼びましたカーーーーー!!?」
龍驤「えっ?垂れ乳なん?」
鳳翔「…」
鳳翔「金剛さん」
金剛「んーー?なんですカー?」
鳳翔「私の胸を垂れていると言ったらしいですね」
金剛「オウ!気にしてましタ!?お茶ばっかり飲むから垂れるのデーーース!!!」
金剛「紅茶を飲むデーーース!!!お茶はションベンの味するから駄目デーーース!!!」
提督「金剛、大和ってPADらしいよ」
金剛「知ってたデース紅茶飲めば治りマス」
提督「長門ってゴリラと呼ばれてるらしいよ」
金剛「紅茶飲めば治りマス」
提督「紅茶すげぇな」 - 15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 15:18:47 ID:QpWJZavw
- 吹雪「まな板ロリババァは治りますかね」
金剛「それは無理デーース!HAHAHAHA!」
吹雪「ですよね!!HAHAHAHAHA!!」
提督「知ってたHAHAHAHAHA!!!」
龍驤「お前ら表出ろ」
鳳翔「お茶がまずい……?舌がおかしいんじゃないですか金剛さん」
金剛「おかしいのはそっちデーーース!!」
金剛「みんな紅茶飲めば解決デーース!!」
提督「でも金剛おねしょしたんだって?その歳で」
吹雪「えっ?」
鳳翔「…………へぇ……」
金剛「なっ………なんで知ってるデス!!」
提督「榛名が言ってた それ以来オムツしてるんだって?」 - 16 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 15:29:27 ID:QpWJZavw
- 金剛「は…ハルナァァァァァ!!」
・・・・・
金剛「あれは秘密だと言ったでしょ!!」
榛名「はて、言いましたか?」
金剛「言った!!」
榛名「ああ 言ったような気がしますね はい 榛名は大丈夫です」
金剛「私が大丈夫じゃないの!!」
鳳翔「金剛さんは頭も下の方も緩いんですね」
金剛「ぐぬぬぬぬ……!!」
吹雪「オムツなんて介護されてるおばあちゃんみたい」
吹雪「…紅茶オムツ……」
提督(紅茶イギリス人から紅茶オムツに)
加賀「もうすぐ訓練の時間よ、何をしているの?」 - 18 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 15:39:56 ID:QpWJZavw
- 長門「ああ実はな…」
加賀「そう…スパイがバレたのね」
龍驤「加賀はどう思う?」
加賀「やはりPADでしょうね」
大和「PADじゃない!!」
提督「鳳翔さんは垂れ乳なの?」
鳳翔「違います、断じて」
長門「私はゴリラに見えるか?」
加賀「見えますね」
長門「嘘だ!!」
龍驤「うちに巨乳の希望は見えるか?」
吹雪「真っ暗ですね」
龍驤「嘘や!!!」 - 20 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 15:51:32 ID:QpWJZavw
- 吹雪「生け贄さんは巨乳の方が好きですか?」
提督「ある程度大きい方がいいかも」
吹雪「残念でしたね真っ暗まな板」
龍驤「殺す!!」
加賀「味方よ やめなさい」
加賀「それで?提督はどうするの?始末するの?」
大和「当たり前でしょう バレたんですから」
龍驤「PADの事か?」
大和「スパイの事です!PADじゃない!!!!」
鳳翔「私も垂れてません!!!」
金剛「私もオムツしてません!!!」
榛名「してるでしょう」
金剛「榛名ァ!!」
榛名「はい、大丈夫です」 - 21 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 16:00:08 ID:QpWJZavw
- 提督「そうだ」
吹雪「生け贄さんどうしたんですか?」
提督「PAD、まな板、ゴリラ、垂れ乳、オムツを治す方法を思いついた」
龍驤「なんやて!?」
吹雪「まな板は無理でしょう」
龍驤「おう、このガキ いい加減 うち泣くで」
加賀「その方法とは?」
提督「セックスするんだ」 - 22 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 16:12:22 ID:QpWJZavw
- 吹雪「腐った死体になりましょうねー」
提督「まてまてまてまて、いたって真面目だ」
提督「お前ら人類を滅ぼすんだろ?」
加賀「ええ、もちろん」
提督「艦娘は女の子しかいない 人類を滅ぼせば男がいなくなるぞ」
提督「もしセックスがそれらを治せるのだとしたら…」
龍驤「治す機会は永遠に失われる……?」
吹雪「そんなので治る訳がないでしょう」
提督「そうだと断言できるか?」
「「「………」」」
龍驤「…」
龍驤「…」
龍驤「うち…やってみる 可能性があるんなら………」
加賀「本気…?」 - 23 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 16:23:45 ID:QpWJZavw
- 提督「童貞だからリードできるかわからんが」
龍驤「ええで、このまな板の呪い、解いてくれや」
提督「私室へ行こうか…」
加賀「なにこれ」
吹雪「さぁ……?」
・・・・・
龍驤「ふああっあああああんっ」
龍驤「ちょっ、いきなりすぎやろ!ああっ!!」
提督「大丈夫大丈夫」
龍驤「ああああぁぁぁぁ…………」
・・・・・
ガチャ
吹雪「戻ってきた」
長門「どうだった?」
龍驤「はーっ、はーっ、あんなん初めてや…はぁっ、司令官容赦なさすぎやろ…」
提督「スパイだってわかった分 遠慮なくいけるからな」 - 24 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 16:34:57 ID:QpWJZavw
- 金剛「つ…次私デーーース!!」
提督「無理、休ませて…続きは夜な」
鳳翔「ゆ…夕食はスッポン鍋にしますか?」
吹雪「…」
吹雪「始末しないんですか?」
加賀「………また後日と言うことにしましょう」
・・・・・
金剛「さぁ!始めるデーース!!」
提督「本当にオムツなのかよ……」
・・・・・
大和「お…お願いしますね……」
提督「龍驤レベルじゃん!!」
・・・・・
鳳翔「どう…ですか?提督……?」
提督「………綺麗だよ……垂れてるけど」 - 26 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 16:52:33 ID:QpWJZavw
- 提督「それからオレは毎日日替わりで夜戦をした」
提督「艦娘全員を相手に毎日うっはうはだ」
提督「そんな時にある事に気付いた」
提督「オレの寝室の枕元に手紙があったのだ」
提督「その中には手紙がありこう書き綴られていた」
提督「加賀さんはコミュ障害者の口うるさいくそばばあ」
提督「だってさ!加賀さん!!」
加賀「…………………はぁ……………?」
ーーーーーーーー
吹雪「あっ手紙を腐った死体の部屋に忘れてしまってました!!」
終わり。 - 30 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/03/23(水) 18:49:30 ID:Ev.CE7s.
- わろたw
なんという内ゲバ集団……

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