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えみつん「こんにちは~、引きこもり支援協会から来ました新田恵海です」
- 1 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 17:32:32.55 ID:93Bl9nXj.net
- 「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
えみつん「俺くん、そんなこと言わないで?私とちょっとお話しない?」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
えみつん「そう?それでもいいよ?」
「え?」
ミシッ……ミシッ……バキバキ!
「ひいっ!」
ガタ…ドスン……
えみつん「さ、これでお部屋から出なくてもお話できるね?」ニコッ
―― あまりの恐怖に窓から飛び出して屋根伝いに逃げた俺はストリートミュージシャンと出会い、歌手への道を歩み始めた。
- 3 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 17:37:31.85 ID:93Bl9nXj.net
- ジョルノ「どもー、引きこもり支援協会から来ました南條愛乃っすー」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
ジョルノ「まあまあ、ちょっと話だけでも」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
ジョルノ「そう?それじゃ今日は帰るわ」
「え?」
――その夜
「なんだよあの女…ったく…」カチカチ
『ナンジョルノ さんからメッセージが届いています』
「は?なんだこいつ」
『ゲームの中くらい冒険しようぜ。』
「は?え、おい勝手にクエスト受注すんなよ――」
―― その後ネトゲで実力者となった俺はクランメンバーの紹介により職につき引きこもりを脱出することが出来た - 5 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 17:41:38.85 ID:93Bl9nXj.net
- みもりん「こんにちは~、引きこもり支援協会から来ました三森すずこです~」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
みもりん「え~、だって君のお母さんに呼ばれたんだもん~」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
みもりん「そうなの?う~ん…それじゃしょうがないね、バイバ~イ♪」
「え?お、おい!」
ガチャ
みもりん「あ、出てきた」
―― 俺はあまりのことに外に出てしまった。 - 7 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 17:45:43.43 ID:93Bl9nXj.net
- うっちー「こんにちは♪引きこもり支援協会から来ました内田彩です♪」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
うっちー「ありゃ、怒ってるの?そんなこと言わないでお話しよ?」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
うっちー「…」
助手「…内田さん、ここに合鍵があるんですが…」
うっちー「あ、すみませんありがとうございます~♪」
助手「穏便にお願いしますね…」
うっちー「え~?『いつも通り』やるだけですよぉ♪」
カチャ
「ああん!?おいテメエ!何入ってきてん…」
――― 俺が間違っていた。 - 10 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 18:00:01.19 ID:93Bl9nXj.net
- シカ「こんにちは…引きこもり支援協会から来ました久保ユリカです…」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
シカ「…チッ……そう言わずに、その…」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
シカ「なんなんだよっ!」バン!
「!」ビクッ
シカ「私だってこんな仕事やりたくないよ!しょうがなくやってんだよ!大体なんで私ばっかりこんな…」ブツブツ
「…」
シカ「私だって引きこもりたいよ…なんでこんな…」ブツブツ
「…」
―― その後お姉さんの愚痴を一通り聞いた俺は自分が如何に恵まれているかを実感し、少しでもその恩に報いようと思い、吉野家でバイトを始めた - 12 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 18:06:13.82 ID:93Bl9nXj.net
- くっすん「ちは~、引きこもり支援協会から来ました楠田亜衣奈で~す」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
くっすん「おおっ、え、なんで怒ってんの?私何かした?」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
くっすん「え?ああそうだ、説得するんだった…うふっ、忘れてた。えーと、あの、へへっ私の家に犬がいるんだけどね…」
「勝手にベラベラ喋ってんじゃねえよ!」
くっすん「――んでなんちゃんが…」
(こいつさっきから『なんちゃん』の話ばっかだな…)
くっすん「…」
(…ん?)
くっすん「なんか疲れちゃった。今日はもう帰るね。」
「は?え、おい!ちょっと待てよ!『なんちゃん』はどうなったんだよ…!」
―― 突然来た女は突然帰っていった。人生こんなに適当でもなんとかなるのだと思った俺は肩の力を抜いて生きていくことにした - 13 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 18:11:17.02 ID:93Bl9nXj.net
- ぱいちゃん「こんにちは。引きこもり支援協会から来ましたpileです。」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
ぱいちゃん「あ、えっとごめんね!そうだよね!えっとね、君のお母さんに頼まれてね!」
「…俺は絶対ここから出ないぞ!」
ぱいちゃん「え!?どうしよう…あ、でも、その、えっと…ずっと引きこもってると体に良くないし…」
ぱいちゃん「あー、いや……」
ぱいちゃん「…」
ぱいちゃん「…」
(なんか喋れよ!)
ぱいちゃん「あの、ほら…よく言うじゃない…」
―― その女のよくわからない話は2時間位続いた。なんとか理解しようと頑張ったが今ひとつ要領を得なかった俺は大学に復学し、言語学者になることを決めた。 - 18 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 18:33:55.47 ID:93Bl9nXj.net
- りっぴー「こんにちは!引きこもり支援協会から来ました飯田里穂でーす!」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
りっぴー「おっ、元気がいいねえ!引きこもってるから体が弱ってるんじゃないかと心配だったよ~」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
りっぴー「ええっ!?そりゃ大変だ!おなか空いちゃわない?」
「…ババアが持ってきてくれるんだよ!」
りっぴー「わあ~、優しいお母さんだね~。あ、ねえねえ、おトイレはどうするの?お部屋についてるの?」
「…」
ガチャ
りっぴー「はじめまして!わっ、キミって背おっきいんだね~!それにガッチリしてて逞しいかも~!」
(…質問攻めに耐え切れなくて部屋に入れてしまった…)
りっぴー「あ!これ知ってる!このアニメキミも好きなの?私もなんだ~!」
(でも…なんだろう…そんなに嫌な気にはならない…)
―― この人なら信頼できる気がする… - 22 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 18:41:15.34 ID:93Bl9nXj.net
- そらまる「こんにちはー、引きこもり支援協会から来ました徳井青空でーす。」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
そらまる「お、なんだなんだ?やる気かー?私を舐めるなよー?」シュッシュッ
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
そらまる「なんだよーちょっとくらいノッてくれたっていいじゃーん…」
そらまる「さてと、ごめんね、今日はこのくらいで帰るわー」
「お、おう…」 (意外に話上手な女だったな…)
そらまる「じゃ、また木曜日に来るからねー…うわっ!」
ドタドタドッターン
「お、おい!!」 ガチャ
―― ドアを開けると階段の下で女が尻もちをついていた。…あ、出ちまったな - 29 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 19:50:48.68 ID:93Bl9nXj.net
- 番外編
あんちゃん「こんにちは~!引きこもり支援協会から来ました伊波杏樹でぇすっ!イエイッ!」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
あんちゃん「いやいやいや、キミのお母さんからも頼まれたわけですよ、ねえ~?」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
あんちゃん「うるせえないいから聞けよ!」
「っ!」ビクッ
あんちゃん「あのね、別に今すぐ外に出なくてもいいんだよ?ただちょっとお話しに来ただけで…」
(…?なんだ今の…キレたわけではないのか…?)
あんちゃん「――はい、それじゃまたね。ちょっとずつでいいからやってみよ?」
「お、おう…」
あんちゃん「ちゃんと返事しろよ!」
「は、はいっ!」
―― リア充のノリはすげえな。そう思った。 - 30 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 19:55:48.87 ID:93Bl9nXj.net
- ありしゃ「こんにちは。引きこもり支援協会から来ました小宮有紗です。」
「なんだよテメエは!勝手に人の家上がってくんじゃねえよ!」
ありしゃ「ごめんなさい、勝手な真似をして。」
「うるせえ!俺は絶対ここから出ないぞ!」
ありしゃ「そんな事言わないで…ねえせめてお顔だけでも見せてくれません?」
「ああ?」コッソリ
(うわすげえ美人)
ありしゃ「――今日はよかった。俺君といっぱいお話出来て」
「あ、いえ…」
(美人だからキツイと思ったけどすげえいい人だったな)
ありしゃ「それじゃね、また木曜日に会いましょう?」スッ
ガツンッ
ありしゃ「おっつ!」
―― 美人のお姉さんは帰り際に机に脚をぶつけていった - 31 : 名無しで叶える物語(しうまい)@\(^o^)/ 2016/05/07(土) 19:56:43.37 ID:93Bl9nXj.net
- ちなみにケースバイケースですがリアルではみもりんのような応対をするそうです。話したくなるまで根気強く待つと。

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