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30歳俺「魔法学校からの招待状……?」
- 1 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)13:40:00 ID:V1J
- ママ「俺君……そろそろ働いてくれないかな……?」
俺「うっせーなババア!テメーは俺の為に汗水垂らして働けばいいんだよ!」
ママ「……俺君宛に手紙が、届いてたわよ?」
俺「俺に手紙だぁ…?知り合いなんて一人足りともいないし心当たりがない…」ビリ
俺「……魔法学校に貴方を招待します?ガキのいたずらかよ……」
俺「気分が悪くなった……おいババア!寝るから邪魔すんなよ!」
ママ「う、うん……」
- 5 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)13:43:02 ID:V1J
- その日夢を見た――俺が暴漢に襲われる夢を――
俺「うぅ……悪夢を見ちまった……寝起きが悪すぎるんだろ……」ゴシゴシ
俺「――なんだここ……?森の……中……?」
俺「ッ…!!もしかしてあのクソババアの仕業か!?俺が必要なくなったから…!」ギリッ
俺「絶対に許さねえ……痛い目に合わせて……」
ダンブルドッグ「おぉ!やっと目覚めたか俺君!」
俺「なんだこの薄汚えドブ犬」 - 7 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)13:46:11 ID:V1J
- ダンブルドッグ「儂はダンブルドッグ…君を魔法学校に招待した張本人じゃ」
俺「なんだただのキチガイ犬か」
俺「ほらあっち行け!テメエに食わせる餌はねーよ!」
俺「って……なんでテメエ人間の言葉が話せるんだよ!?」ゲシ
ダンブルドア「ひゃうん///強引なの、儂好きじゃぞ///」
俺「気持ち悪い……それより質問に答えろクソ犬」
俺「テメエはさっき魔法学校に招待したとか言いやがったよな?そして犬なのに喋ってやがる」
俺「本当に……魔法は存在するのか?」
ダンブルドッグ「あぁ…魔法は存在するとも…!そして君には魔法使いの素質がある」
俺「俺に、魔法使いの素質……?」
ダンブルドッグ「うむ」 - 10 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)13:53:58 ID:V1J
- ダンブルドッグ「兎に角、詳しい話は後でする!」
ダンブルドッグ「まずは入学の準備をせにゃならん!買い物リストがお主のポケットにあるじゃろ?」
俺「……こいつか?」
ダンブルドッグ「そうそれじゃ!今から買い物リストに記載されている物を揃えに行くゾイ!」
俺「揃えに行くって言ったってここ森の中だろうが!どうやって買いに行くんだよ」
ダンブルドッグ「俺君覚えておくといいぞ?魔法は万能じゃ」パチン
シュンッ
俺「ぐぅ……頭の中がぐちゃぐちゃに……」
ダンブルドッグ「ついたぞ!ダイヤゴン横町じゃ!」
俺「ぁ……もしかして転移って奴か……?」
ダンブルドッグ「うむ、厳密に言えばテレポートじゃの!この魔法も覚えれば俺君も使えるぞい!」
俺「でも……頭の中が混乱して……うぇ」ウプ
ダンブルドッグ「そんなもん繰り返し使ってたら慣れるわい!」
ダンブルドッグ「商店街に行って、杖と教科書を揃えねばな!」ズルズル
俺「引きずるなクソ犬が」 - 13 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)13:58:32 ID:V1J
- ~商店街~
ダンブルドッグ「杖選びは魔法使いの力量が試される場」
ダンブルドッグ「俺君が好きな杖を選んでみると良い!」
俺「杖って言ってもどれも変わらねえじゃねえか……っとこれは良さそうだな」バチン
俺「っつぅ~~~~!杖に触れた瞬間電流みたいのが走ったぞ!?なんだこりゃ!?」
ダンブルドッグ「それは杖にお主が拒否されたんじゃよ」
俺「拒否だぁ?杖の癖に生意気すぎるだろ……折るか」バチバチバチバチバチ!
ダンブルドッグ「こらこら!そんなことしとったら体が壊れるぞい!」
俺「こなくそがああああああああああ!!!」バチ……チッ……
ダンブルドッグ「ッ!?」
俺「おっ?この杖急に電流が走らなくなったぞ?どうなってんだ?」
ダンブルドッグ「驚いた……それは杖がお主を認めた証じゃよ……その杖が俺君を使い手として認めたのじゃ!」
俺「ふーん?そうなのか?でもいらねえ」ポキッ
杖「」
ダンブルドッグ「金支払うの儂なんじゃが?」
俺「出世払いでいいだろ?」
ダンブルドッグ「はい」 - 14 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:03:28 ID:V1J
- 俺「杖はさっきの上位互換バージョンでいいな」
ダンブルドッグ「まあ俺君に好きにするといい」
俺「教科書ってのはちょっとわからないな…クソ犬おすすめの教科書見積もってくれよ」
ダンブルドッグ「しょうがない奴じゃのう……まあ教科書はKurizonでええじゃろ」
ダンブルドッグ「後は移動用の箒と伝達用のフクロウを買わねば!」
俺「フクロウ?そんなの要らねえよ、伝達用ならクソ犬で事足りる」
ダンブルドッグ「ファッ!?」
俺「うるせえよ言うこと聞けよお前犬だろ?人間様の言うこと聞けや」ゲシッ
ダンブルドッグ「はい///」ブリュ
俺「箒は何か良いのないのか?なるべく高級なのがいい」
ダンブルドッグ「ターボ付きの箒があるぞい」
俺「それにしよう!後の支払いは任せた!俺は店の外に出とくわ暑くて死にそう」
ダンブルドッグ「はい」 - 16 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:10:33 ID:V1J
- ~外~
ダンブルドッグ「俺君の荷物は郵送で寮に送っといたからの」
俺「有能なクソ犬じゃん」
ダンブルドッグ「儂はこれでも魔法学校の校長じゃぞ!馬鹿にするでない!」
俺「そうだったのか、校長先生にデカイ口効いて済まなかったな」ゲシゲシ
ダンブルドッグ「もっと踏んで下さい!」
俺「で、魔法学校に行くにはどうするんだ?またテレポートとか俺嫌だぞ?」
ダンブルドッグ「いや、ここからは別行動じゃ!俺君には列車で行ってもらう」
ダンブルドッグ「儂は一足先に学校で待っておるからの!グッドラック!」パチン
俺「ま……たかよ……」ウプッ
~駅~
俺「駅にてレポートされたとは言え……どの列車に乗ればいいかわからない」
ポニーポッター「やあ!君も魔法学校の生徒かい?」
俺「ッ!?」 - 17 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:13:35 ID:V1J
- 俺「ロバ……?」
ポニーポッター「失礼な!僕は誇り高きポニーだよ!」
俺「あぁポニーか……」
ポニーポッター「改めて質問するよ!君も魔法学校の生徒かい?」
俺「あぁそうだが……どうしてわかったんだ?」
ポニーポッター「魔法の匂いを感じたからね!僕の鼻にびびっと来たんだ!」
俺「便利な嗅覚してるな……とある事情で俺は列車に乗って魔法学校に行かねばならん」
俺「しかしどの列車に乗ればいいかわからなくて困ってるんだ…ポニー助けてくれないか?」
ポニーポッター「お安いご用さ!僕の背中に乗ってくれ!案内するよ!」
俺「助かる」 - 21 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:22:59 ID:V1J
- ポニーポッター「ホグワーツ特急はこれだね」
俺「ご苦労」
ポニーポッター「僕は動物用の車両にしか乗車できないからここで一旦お別れだね」
俺「不便なものだな……」
アフォイ「おいあの間抜けwwwロバなんかに乗ってここまで来てたぞwww」
俺「なんだあの糞ガキ……大人を馬鹿にするとはいい度胸だな……」
俺「おいそこの金髪オールバック!」
アフォイ「なんだ?低俗な輩が僕にそんな態度でいいのかな?」
俺「はぁ……ゆとり教育が生み出した弊害って奴か、これはひどい」ボゴ
アフォイ「ふぐッ!?貴様なぜ暴力を振るう!」
俺「教育だ……やめて欲しいなら魔法でも使って止めるんだな」
アフォイ「僕は天才だ……!貴様を傷つける魔法くらい使える!」ッ杖
俺「させねーよアホが」ドンッ
アフォイ「杖が……!」
俺「魔法使いって杖がないと魔法使えないんだろ?w杖使いに改名したらどうだ?www」ボゴ
10分後
アフォイだったもの「」
俺「はーすっきりしたーおっもう出発するのか!」
俺「こいつ胸糞悪いし下ろしとこ」
- 22 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:34:01 ID:V1J
- ハーマイオニー「貴方凄いわね……一部始終見させてもらったわ」
俺「別に凄くもないだろう?糞ガキを教育してやっただけだ……俺の名前は俺という、宜しく」ッ握手
ハーマイオニー「私はハーマイオニーよ、よろしく俺」
ハーマイオニー「さっき貴方がやっつけたアフォイに私は酷い言葉をぶつけられていたのよね」
ハーマイオニー「因果応報……いい気味だわ」
俺「なるほど、次見た時一緒にボコろうぜ」
ハーマイオニー「えぇ、わかったわ」 - 25 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:41:39 ID:V1J
- ~魔法学校~
俺「ここが魔法学校か……俺が今日から通う学び舎……!」
俺「俺の最終学歴は幼稚園だったから学校が少し楽しみだ……」ワクワク
ダンブルドッグ「ようこそ俺君、我が魔法学校へ!」
俺「おうクソ犬か、さっきぶりじゃねえか」
ダンブルドッグ「今から新入生恒例の組み分けが始まるぞい!急ぐのじゃ!」
俺「組み分けぇ?」
~広いとこ~
組分け帽子「~~~~ッ!!」
俺「あの帽子を被ったら組み分けがされるってことか……」
組分け帽子「ハーマイオニー~スリザリン~!」
ハーマイオニー「私がスリザリンですって?まぁ妥当ね」
俺「いよいよ俺の番か……!」ゴクリ
組分け帽子「スリザリン!」
俺「…まだ被ってないんだが?この帽子壊れてるのか?」
組分け帽子「お前のオーラはスリザリンそのものだ!」
俺「そもそもスリザリンってなんだよ……」
ハーマイオニー「闇魔術に適正のある人間が選ばれやすい組よ」
俺「なるほど」ビリッ
組分け帽子「ぎゃあああああああああああ!!!」
- 28 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:51:07 ID:V1J
- ミネルバマクドナルド「スリザリン減点!」
俺「減点ってなんだ?」
ハーマイオニー「魔法学校では組ごとに競い合うのよ、それがポイントとして目に見える形で評価されるの」
俺「なるほど…つまり俺がここで組分け帽子を裂いたからスリザリンは減点になったってことか」
ハーマイオニー「中々やるじゃない」
俺「あんまり褒めるなよ」
~寮~
ハーマイオニー「どうも貴方と同室見たいね」
俺「お前男だったのか」
ハーマイオニー「そうよ」
俺「何はともあれ宜しくなハーマイオニー!同室同士、助けあって乗り切ろう」
ハーマイオニー「はい」 - 31 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)14:58:58 ID:V1J
- 俺「後に聞く所によると遅れてきたアフォイはグリフィンドールに配属されたそうだ」
ハーマイオニー「グリフィンドール…都合が良いわね」
ハーマイオニー「昔からスリザリンとグリフィンドールは犬猿の仲だったわ」
ハーマイオニー「これでアフォイを傷めつける口実ができた」
俺「アフォイはこれから俺達のおもちゃ決定だな」
ハーマイオニー「えぇ」
俺「そう言えば次の授業はスワイプ先生だったか?」
ハーマイオニー「スワイプ先生は何かとうざいから目をつけられないようにね」
俺「はい」 - 32 : 名無しさん@おーぷん 2016/05/15(日)15:02:05 ID:V1J
- アフォイは死んだ
スワイプ先生は禿げた
俺とハーマイオニーは結婚して子供を二人もうけた
終わり

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