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女騎士「くっ、餅が喉に…」
- 1 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/18(土) 22:39:56 ID:IBiGmlmo
- 女騎士「早く水を飲まねば危険だ!」
- 3 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/18(土) 22:41:57 ID:IBiGmlmo
- キョロキョロ
女騎士「くっ、水が見あたらないぞ」
オーク「だろうな」
女騎士「オーク!」
オーク「このへんの水は俺が買い占めた。もはやお前に飲ませる水はねぇ!」
女騎士「くっ、外道とは貴様の事を言うのだな!」 - 4 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/18(土) 22:44:15 ID:IBiGmlmo
- オーク「さて、俺はお前が窒素するのを眺めさせてもらうとするか」
女騎士「くっ…なんて野郎だ」
オーク「そう言っている間に、お前の顔色は段々と紫になってきているぜ?」
女騎士「ち、チアノーゼか…このままでは!」 - 5 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/18(土) 22:48:17 ID:IBiGmlmo
- 女騎士(考えろ女騎士…今、何をするのが最善策か…)
ハッ
女騎士(そういえば昨日、新しい掃除機を買ったんだった…ここから自宅までは徒歩三分程度…なら走れば…!)
キッ
オーク「ん?」
女騎士「残念だがオーク、私はまだ死んでやれんようだ…」
ニッ
オーク「お前…何を思いついた…何を思いついたと訊いているゥゥゥ!」 - 8 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/19(日) 10:58:57 ID:HvFZzZkI
- 女騎士「私は、自宅へ帰宅するッッ!」
クルリ
オーク「なっ、しまっ…」
女騎士「トゥエェイ」
ダダダッ
オーク「あの方向は…女騎士め、宣言通りに自宅へ帰宅する気だな…させてなるものか、させてなるものかよォォォ!」 - 9 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/19(日) 11:01:03 ID:HvFZzZkI
- ダダダッ
オーク「俺の足なら追いつけぬ理由が無い!」
ダダダッ
チラッ
女騎士「くっ、オークめ」
ダダダッ
オーク「こちらを気にしている…ふふ、どうやら追いかける側の方がプレッシャーを与えられるようだな!」
女騎士「ちっ、好き勝手いいなさる…」 - 10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/20(月) 13:40:24 ID:tgK7BiYI
- オーク「そうら、もう追いつくぞ」
女騎士「このままでは…」
ヌギッ
女騎士「鎧をパージして加速するッッ!」
ビャー
オーク「加速だぁ!?」
女騎士「こちとら、全裸の年期が違うのだ…このまま逃げ切らせてもらう!」
ビャー
オーク「くそっ、なんて速さだ!」 - 11 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/20(月) 13:42:44 ID:tgK7BiYI
- ビャー
女騎士「見えた…自宅だ!」
ビャー
オーク「しまった…みすみす奴を帰宅させてしまうとは!」
女騎士「このまま入り口を突き破り、掃除機のある部屋まで駆け抜けるッッ!」
ビャー
バゴォォォン
女騎士「掃除機のある部屋…ここだ!」 - 12 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/20(月) 13:45:07 ID:tgK7BiYI
- カチャカチャ
女騎士「充電はされている…あとは吸引口を咥えて起動するだけよォ!」
カポッ
女騎士(やるさ!)
ポチッ
ウ゛イ゛イ゛イ゛イ゛イ゛ン!
女騎士(んほぉぉぉぉぉ!) - 13 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/20(月) 13:46:55 ID:tgK7BiYI
- ズポポン
ズポポン
女騎士(しゅごいにょるぉぉぉぉぉ!)
ズポポン
ズポポン
女騎士(餅どころか…喉ちんこ、食道、臓物まで吸い込まれるにょるぉぉぉぉぉ!)
ズポポン
ズポポン
女騎士(ぐふっ…) - 15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/21(火) 00:15:20 ID:VZMsMD1c
- バタリ
ガチャリ
オーク「ようやく追いついたぞ女騎士…ってわぁぁぁぁぁ!」
オーク「女騎士が倒れている…女騎士が掃除機を咥えながら倒れている!興奮!興奮する!おれのそうぞうりょくがうなりをあげている!」
ムクムク
フックラ
オーク「興奮した!」 - 16 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/21(火) 00:16:50 ID:VZMsMD1c
- ヌギッ
オーク「やはり脱ぐよな」
フックラ
オーク「痛てててて…ふっくらおいなりさん…」
ふ
っ
く
ら
おいなりさん - 18 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/26(日) 22:43:43 ID:XZfTOlEM
- それからなんやかんやあって
ふっくらおいなりさんのオークは
臓物が無くなった肉人形
かつて女騎士であった『それ』を
ボロ雑巾のように弄びましたとさ
――――――――――
母「めでたし、めでたし」
子「えー、もうおしまい?」
母「そうよ、この絵本は、ここでおしまい」 - 19 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/26(日) 22:49:31 ID:XZfTOlEM
- 子「つまんないの。ていうか死体を犯して何が楽しいんだろう」
母「世の中には特殊な性癖を持つ魔物がいるのよ」
子「ふーん」
母「さぁ、もう寝なさい。夜更かししてたらオークがやってくるわよ」
子「こえぇ」
皆さんも
変態オークにはご用心…
【完】 - 20 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/06/27(月) 15:23:11 ID:d09zMVFI
- なるほど、餅は一口ずつゆっくり噛んで食べなきゃってことなんだね
乙

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