レム「真人くん起きてください。朝ですよ」俺「ムニャムニャ レムーおはよー」チュッ
- 1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:44:05.845 ID:LPqf7HYV0.net
- レム「な!朝から何してるんですか!怒りますよ」
俺「えへへ。怒った顔もかわいい」
レム「もう知りません!早く朝ごはん食べてください」
俺「いただきまーす」
俺「レムの作った料理はやっぱりおいしいなあ」
レム「…照れます」
俺「こんな子がお嫁さんなんて俺は幸せだよ」
レム「私も真人くんと結婚できてほんとに幸せです」
俺「レム…」ギュッ
レム「///」
俺「ハッ!」ガバッ
- 3 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:45:19.894 ID:LPqf7HYV0.net
- 目を開けるとそこにはいつもの天井があった
散らかった部屋
カーテンの隙間から差し込む光の眩しさが腹立たしい
俺はまた現実に引き戻される
レムとは結婚していないのだ - 7 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:47:16.166 ID:LPqf7HYV0.net
- 佳恵「真人起きたー?朝ごはんできたわよ」
1階から醜い豚の声が聞こえる
俺の母親だ
俺「起きてるよ。今から行く」
パパッと作業着に着替え階段を降りる - 9 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:49:10.777 ID:LPqf7HYV0.net
- 俺「チッ…あっついな」
長袖長ズボンの作業着のまま歩いて駅に向かう
現場で着替えてもいいのだが荷物が増えるのが嫌なので俺はいつも作業着のまま出発する
電車を待っていると意識が遠のいていく感覚がする
俺「あ、ヤバ…」バタン
俺は気絶した - 13 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:50:55.386 ID:LPqf7HYV0.net
- レム「真人くん、どうしたんですか?」
俺「あ、レム。ごめんごめん。ちょっと気分悪くなっちゃって」
レム「随分うなされていたみたいですけど」
俺「本当大丈夫だから。ホントに…」
レム「なんでも相談してください。レムにできることならなんでもしますから」
俺「レムは優しいね」
レム「優しくしたいんです」
俺「こいつーw」ギュッ
レム「えへへ」 - 15 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:52:15.610 ID:LPqf7HYV0.net
- ?「あのーちょっとーお兄さん」
レム「誰か来たみたいですね」
俺「待ってレム!ドアを開けちゃダメだ!」
?「ちょっとお兄さん!大丈夫?」
レム「呼んでるみたいですし開けますよ」
俺「開けるな!!!!」
ガチャ - 16 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:53:52.442 ID:LPqf7HYV0.net
- 駅員「お兄さん!お兄さん!」
俺「あ、すんません…」
駅員「急に倒れちゃってどうしたの。熱中症?救急車呼ぶ?」
俺「いや、ホント大丈夫なんで…すんません…」
駅員「あっそ。じゃあぼくらもう行くよ」
俺「はい…すんません…」
電車を乗り過ごしてしまった - 18 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:55:24.361 ID:LPqf7HYV0.net
- 山崎「あー藤岡!なに遅刻してんだ」
俺「すんません…ちょっと駅で倒れちゃって」
山崎「知るか!お前今日昼飯買いだしな」
俺「了解ッス…」
……
俺「はあ…疲れた…」 - 19 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:57:09.705 ID:LPqf7HYV0.net
- 俺「レムに会いたい」
俺は夢の中ではレムと結婚している。
とても幸せだ。
俺「もうこんな世界嫌だ。死んだらレムとずっと一緒なのかな」
……
俺「不眠気味で…」
医者「睡眠薬と精神安定剤出しときますねー」
俺「アザッス…」 - 20 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:57:49.546 ID:LPqf7HYV0.net
- 俺「もう仕事とかいいや……レムに会おう……レムに会おう……」
ゴクン - 21 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 01:59:48.761 ID:LPqf7HYV0.net
- レム「誰もいないみたいですね」
俺「そうだね」
レム「どうして急に大声上げたんですか?」
俺「どうしてだろ。忘れちゃった」
レム「どうして泣いてるんですか?真人くん」
俺「どうしてだろ……」
レム「真人くん…」ギュッ
俺「ホントは分かってるんだ…この世界は偽物で…レムは存在しなくて…」
レム「…」
俺「分かってるんだ…」
レム「偽物でもいいじゃないですか」
レム「偽物の方が気楽ですよ?」
俺「レム…」 - 23 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 02:02:33.094 ID:LPqf7HYV0.net
- レム「でも本物を捨ててはいけません」
レム「本物を捨てると偽物も消えてしまいます」
レム「よくわかりませんが真人くんは本物を捨てようとしています」
レム「真人くんが本物を捨てたらレムは真人くんを抱きしめることもできなくなります」
レム「レムは…レムは真人くんのことが好きです」
俺「……」
レム「だから捨てないでください」
俺「ありがとうレム…」
?「真人!真人!」
レム「ほら、呼んでますよ。応えてあげてください」
俺「ああ」 - 24 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 02:04:39.243 ID:LPqf7HYV0.net
- 俺「フハァ!フハァ!」
佳恵「真人!あんたバカなことを!」
俺「母さん…ごめん…」
佳恵「道端で倒れてるあんたをこの子が家まで運んでくれたのよ」
俺「あ、どうもありがとッス…」
レム「いえ、とんでもないです」
俺「レム!」
レム「ウフフ。真人くん、やっと会えましたね」 - 25 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/07/07(木) 02:05:03.392 ID:LPqf7HYV0.net
- この後めちゃくちゃセックスした
ということで明日からも仕事頑張ります
来週には多分死にます
みなさんさようなら

「その他SS」カテゴリの記事
-
- カルト「アルカお兄ちゃん、体拭くから着物脱がすね。」
- ナレーター「若ハゲの朝は早い」
- 和泉マサムネ「座薬になろう」
- 宇佐「ある土曜日」
- トゥーナ「……」(ルーンファクトリー3)
- 麻音(寝ぼけたぽってがエッチなイタズラをしてくる…)
- ケンシロウ「修行してたら何か出た」 リュウケン「こ、これは無想転生!」
- エンター「安価でメタロイドでも作ってみましょう」
- ソラ「信じることをやめなければ、いつか会える」
- 可児江西也「結局ダメだった」
- キノ「この国の名物が温水プールと水着ですか?」
- 伊奈帆「姉の腕」
- ナレーター「プロss書き手の朝は早い」
- マッチ売りの少女「マッチはいりませんか」 老紳士「少しいいかね」
- 【ファフニール】イリス「最近みんながあたしに隠し事してるみたい……」
コメントする
全ランキングを表示