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にこ「7」ヒデコ「8」フミコ「9」ミカ「10」希「!?」
- 1 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:20:03.62 ID:cQN0tDcg.net
- 【カラオケ】
海未「はぁ…緊張しました…」
花陽「わ、私も…」
穂乃果「でも楽しかったねー♪」
凛「みんなで来てよかったにゃ♪」
ことり「うん。またみんなで来たいね♪」
真姫「そうね。たまにはいいんじゃない」カミノケクルクル
にこ「いや、遊びに来てんじゃないんだけど…」
穂乃果「にこ先輩!」ギュ
にこ「うわ!?…な、なによ急に…」
穂乃果「えへへ。今日はありがとうございました♪ホントに楽しかった…」
にこ「って、だから遊びに来たんじゃなくて勝負」
穂乃果「真姫ちゃん、凛ちゃん、花陽ちゃんも…私、ずっと一緒に居られたらいいなって思ってるんだ。この七人で」
凛「うん!」
花陽「はい…」
真姫「…///」
にこ「なに言ってんのよ。私たちはアイドル研究部。常に進化し続けるために、やる気のある人材はどんどん採用していくわよ。逆にやる気のない人はいつでも辞めてくれて結構よ」
穂乃果「やる気のない人なんていないよ!」
花陽「それに、これ以上人数が増えたら余計センターを獲れる確率が下がるんじゃ…」
にこ「うぐっ…それもそうね。…まあ、しばらくはこの七人で充分か…」
穂乃果「あ、そうだ!せっかく個性豊かな七人が集まったんだし、一人ひとりのイメージカラーを決めたらどうかな?」
ことり「イメージカラー?」
穂乃果「うん。まだ三人だったとき、ことりちゃんが私たちのステージ衣装を色分けしてくれたでしょ?あんな感じで…」
海未「あのときは穂乃果がピンク、ことりが緑、私が青でしたね」
穂乃果「そう!今度は七人で七色にしたら、虹みたいにカラフルで素敵だと思わない!?」
にこ「なるほど。…悪くないわね」
真姫「具体的にどういう色分けにするのよ?」
穂乃果「たとえば…真姫ちゃんが赤で、私がオレンジ。凛ちゃんが黄色で、花陽ちゃんが緑でしょ。海未ちゃんは青で…あれ、虹の色ってあと何だっけ?」
海未「藍色と紫ですね」
穂乃果「藍色か…青とあんまり変わらないなぁ…」
凛「もっと目立つ色を入れたほうがいいにゃ」
- 3 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:22:53.55 ID:cQN0tDcg.net
- 穂乃果「んー。じゃあ白にしとこっか。ことりちゃんは白!…で、にこ先輩が黒!」
にこ「なんで黒なのよ。そんなの地味だし嫌よ」
穂乃果「じゃあ…紫?」
にこ「ピンクがあるじゃない。宇宙一可愛い私に相応しい色よ!」ドヤァ
穂乃果「そっか。じゃあ、その七色でいこう!…どうかな?」
真姫「なんでもいいわ」カミノケクルクル
海未「私もそれでいいと思います」
ことり「うん。賛成♪」
凛「凛はかよちんのとーなり♪」
花陽「えへへ…そうだね♪」
にこ「よし。そうと決まれば…私の卒業まであんたたち六人、まとめて面倒みてやるわよ」
穂乃果「卒業?…あ」
ことり「にこ先輩は三年生だから…」
海未「三月には卒業してしまうんですね…」
花陽「七人でいられる時間は短いね…」
にこ「って、あんたたちが凹んでどーすんのよ。私が卒業して新入生が入ってきたら、また一人増やせばいいでしょ」
穂乃果「でも、雪穂はUTXに行くって言ってるし…」シクシク
真姫「そもそも廃校決定になったら新入生だって入って来ないでしょ」
穂乃果「そ、それは私たちが阻止!…できたらいいなって…アハハ」
にこ「だったら、いっそ先に増やしとけば?」
凛「この七人でって言ったばかりなのに…」
花陽「でも、藍色はともかく紫くらいは居てもいいんじゃないかなぁ…」
穂乃果「紫か…紫…あっ」
真姫「?」
穂乃果「紫ならいるよ!ちょうどいい人が♪」 - 5 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:27:44.21 ID:cQN0tDcg.net
- 【翌日】
ヒデコ&ミカ「えぇ!?」
フミコ「わ、私…?」
穂乃果「そう!だってフミコって紫色でしょ?」
フミコ「えぇ…私が紫色ってどういう…」
ミカ「髪の色じゃない?」
ヒデコ「確かに紫っぽく見える色だね」
フミコ「そ、そんなに紫かなぁ?」
真姫「紫でしょ」
穂乃果「紫だよっ!」
凛「紫にゃ」
花陽「紫…かな?」
海未「紫ですね」
ことり「紫だと思う♪」
にこ「紫色ね」
穂乃果「ほら、みんなも言ってるし…ね、お願いフミコ!」
フミコ「でも私、アイドルなんて…」
穂乃果「フミコ可愛いし、絶対人気出るよ!ね、ね?おねがぁい…私たちを助けると思って!」
フミコ「でも…私ひとりじゃ…」チラ
ヒデミカ「えっ」
フミコ「じゃあ、私が紫で…」
凛「凛はターコイズ!」
ヒデコ「私が藍色で」
ミカ「私は黄色♪」
穂乃果「これで虹の七色もそろったし、白とピンクとターコイズもあわせて十人十色♪」
真姫「…ちょっと増えすぎじゃない?」
ことり「でもカラフルでいいと思う♪」
海未「十人分も衣装を作るの大変じゃないですか? 七人でも苦労していたのに…」
ことり「そこは、みんなにも手伝ってもらえるといいなぁって」チラ
にこ「仕方ないわねー。私が言い出したようなものだし、手伝ってあげるわよ」
ヒデコ「私たちも手伝うよ。…けど、アイドルのほうは自信ないなぁ」
フミコ「今までずっと練習してきたみんなについて行けるかどうか…」 - 6 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:32:22.99 ID:cQN0tDcg.net
- 海未「三人は無理せず少しずつ慣れてください。できるだけ私たちがサポートしますから」
ミカ「えへへ。頼りにしてまーす♪」
穂乃果「じゃあ早速練習始めよっか。みんな、ファイトだよっ!」
ザッザッザッ…
ヒデコ「…な、なんで私たち…」ハァハァ
ミカ「走ってるのー?」ゼーハー
海未「体力は不可欠です。走ることはすべての基本ですよ!」
フミコ(やっぱり…早まったかも…)フラフラ
穂乃果「私も最初は苦労したんだよ…三人とも頑張って!」
海未「終わったらストレッチ、そのあと筋トレですよ!」
ヒデミカ「うえぇ…」
フミコ(アイドルって…想像以上に…きつい…)グッタリ
海未「三分休憩です!」
ヒフミ「」ドサドサッ
希「ん?…あ、あれ? なんか多くない?」
真姫「二年の先輩が三人増えて、私たち十人になったんですよ」
希「え…じゅ、十人!?」
真姫「そう。十人」フキフキ
希(な、なんでいきなりそんな…九人の予定でμ'sって名付けたのに…)
【後日】
穂乃果「みんな、水着は持ってきた?」
フミコ「うん。穂乃果ちゃんに言われたとおり」
ミカ「持ってきたけど…どうするの?」
穂乃果「じゃあ、プールへ行くよっ!」
ヒフミ「えっ」
ことり「せっかく室内プールがあるんだし、使わなきゃ損だもんね♪」
海未「この時期は雨も多く、晴れた日は暑さで体力を奪われますし…効率を考えたら屋外よりいいでしょうね」
ヒデコ「まあ、階段で走るよりいいか…」 - 7 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:35:19.01 ID:cQN0tDcg.net
- バシャバシャ
穂乃果「おそーい!遊んでるんじゃないんだよー?」
ミカ「いきなり穂乃果みたいに泳げないよー!」
フミコ(暑くはないけど、これはこれで…キツい…)ゼーハー
にこ「熱中症やケガのリスクも少なくて済むし、なかなか効果的な練習ね」
希(まずい…このままやと運命が変わって…エリちをμ'sに入れるウチの計画が…)
絵里「μ's…また人数が増えるなんて」ギリッ
希「エリち!μ'sに入って!」
絵里「は?…なに言ってるの。私がそんなことするわけないでしょう」
希「エリちが入らないとマズいんよ。このままやと運命が変わって、廃校になっちゃうやん!?」
絵里「廃校を防ぐのは、あの子たちの役目じゃないわ。私は私のやり方で…」
希「そんな悠長なこと言ってる場合やないんよ!廃校になるよりマシやろ!?」
絵里「私はやらないって言ってるでしょう。そんなにアイドルがいいなら、希が入れば!」
バタン
希(アカン…今のままエリちをμ'sに入れるんは無理や。となると…)
希(…こんな手は使いたくなかったけど)カタカタ
【また後日】
ヒデコ「…」ハァハァ
ミカ「きついよぉ…」グデー
フミコ(…つ、疲れた…)ゼーハー
海未「ヒデコは持久力、ミカは瞬発力、フミコは柔軟性が優れていますね」
ことり「みんな長所はバラバラだけど…」
穂乃果「それって、私たちとおんなじだね♪」
にこ「ま、何であれ長所があるのはいいことよ。あとは歌とダンスと、笑顔の練習!」
ミカ「まだやるのー!?」 - 8 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:43:59.49 ID:cQN0tDcg.net
- 『十人って多すぎじゃない?』
『増やせばいいってものじゃないでしょ』
『明らかにやる気ないメンバーいるだろこれww』
『七人のときのほうがよかったなー』
海未「…なんだか最近、否定的な書き込みが増えましたね」
にこ「私たちも人気出てきたし、ただの嫉妬でしょ。そんなの気にしなくていいわよ」
真姫「そうね。人数に関係なく、そういうこと言う人はいるものだし」カミノケクルクル
凛「今まで以上に頑張って、メゲないところを見せつけるにゃ!」
μ's「おーっ!!」
希(余計に結束が強くなりそう…ちょっと煽り方を変えなアカンかな)
希「私μ'sのメンバーなんだけど、実は…」カタカタ
絵里「…何してるの?希」
希「わぁ!?…え、エリち…いつからそこに…?」
絵里「…希こそ、いつからμ'sのメンバーになったのかしら?」
希「うぐっ。…こ、これはその…何というか…」
絵里「おかしいと思ってたのよ。十人になってから急に悪口のような書き込みが増えて…あれも希の仕業なの?」
希「アハハ…そんなのチェックしてたん?エリちも好きやね」
絵里「…」
希「や、やだなぁ。別に全部ウチが書いたわけやないよ。これには深い事情があって…」
絵里「どんな事情か知らないけど…こんなことするなんて、希らしくないわ」
希「エリちだって、μ'sのことは良く思ってなかったはずやん?…ぶっちゃけ、意図的に邪魔だってしてたやろ?」
絵里「だけど希はそうじゃなかったでしょう。こんなやり方、間違ってるわ。…私の好きな希は、いつも優しくてお節介で、お人好しで…」フルフル
希「だ、だからそれは、エリちが──」
絵里「希のバカっ!!」バシッ
希「いったぁー!?」
ダッ
希「ああっ、エリちー!」ヒリヒリ
『私の好きな希は──』
希(…告白?///)ドキドキ - 9 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 22:50:58.41 ID:cQN0tDcg.net
- 【屋上】
穂乃果「すごい、すごい!三人とも、ちゃんとできてるよ♪」
ミカ「練習、したからっ…ね!」
フミコ「…」ゼーハー
海未「穂乃果より上達が早いですね」
穂乃果「えー!?」
ギィ…
ヒデコ「ん…?」
にこ「うわ…あ、あんた」
ことり「生徒会長…」
真姫「…何かご用ですか?」
絵里「少し練習を見せてもらおうと思っただけ…都合が悪ければ別にいいわ」
海未「いえ、私たちは構いませんが…」
にこ(どういう風の吹き回し…?)
花陽(だ、大丈夫かな…)
\1、2、3、4…/
絵里「…思ったとおりね」
にこ「な、なによ。はっきり言いなさいよ」
絵里「初心者の三人はともかく…今までやっていた七人も、動きにだいぶムラがあるわね」
凛「村?」
絵里「安定してないってこと。ほとんどのメンバーは動きが固いわ。最初は緊張もあったんでしょうけど、いまだに慣れないってことはないわよね?」
にこ「フン…あんたに何がわかるっていうのよ」
絵里「わかるわよ。あなたたち、ちゃんと柔軟やってるの?」
花陽「柔軟…ですか」
海未「個々の能力の目安として最初にテストはしましたが、それ以上は…」
絵里「でしょうね。柔軟性を上げることは重要よ。あなたたちが考えているよりずっと」
ことり「どうして…」
絵里「え?」
穂乃果「どうして私たちに教えてくれるんですか…?」 - 11 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 23:01:15.21 ID:cQN0tDcg.net
- 絵里「別に…こんなことで廃校を止められるなんて思い上がってほしくないだけ」
ヒフミ「…」
絵里「ただ…あなたたちが大会出場を目指して真剣に部活動をしているなら、それを否定するつもりはないわ」
ことほのうみにこまきりんぱな「!」
絵里「…話はそれだけ。邪魔して悪かったわね」スタスタ
絵里(いつものあなたなら、きっとそうしたはずよ…そうでしょう?…希)
真姫「待って!」
絵里「…?」
穂乃果「もう少し、教えてくれませんか!?」
フミコ(…そして)
絵里「これくらい、できて当たり前!」
ヒデコ(死にそう…)
ミカ(っていうか死ぬ…)ゼーハー
フミコ「」グッタリ
希(…星が動き出したみたいや。ウチの予想を超えて)
希(こだわりすぎてたんかな。九人であることに…何人でどうするか…そんなん、あの子たちの自由なはずやのに)
絵里「…辞めた?」
『ゴメン…穂乃果ちゃん』
『もういいよ!私、アイドルやめる!』
『手伝いは今まで以上にするからさ…』
穂乃果「フミコたち…練習がきつすぎて、ついていけないって…」
絵里「そう…」
にこ「あんたがイジメ過ぎなのよ」
『もしできないっていうなら早めに言って。時間が勿体ないから』
絵里(ああ言った手前、引き留めるわけにもいかないし…仕方ないわよね)
真姫「虹って、すぐ消えちゃうものよね…」カミノケクルクル
凛「うまいこと言ってもダメにゃ」
花陽「黄色は凛ちゃんとして、紫と藍色が抜けちゃったね」
ことり「紫かぁ…」
穂乃果「紫…あ」
海未「穂乃果?」
穂乃果「いるじゃん!もう一人!」 - 12 : 名無しで叶える物語(魔王城門前)@\(^o^)/ 2016/07/16(土) 23:03:01.60 ID:cQN0tDcg.net
- 希「…ごめんなさい」ドゲザ
ヒデコ「気にしないでください。私たち、どうせ長続きしなかったし…」
ミカ「むしろ辞めてよかったというか…」
フミコ「ほら、副会長のほうが私より紫色だし…」
希「へ?…紫?」
ことほのうみまきりんぱなヒフミ「希先輩!」
希「は、はい!?」
穂乃果「私たちには紫色が必要なんです!μ'sに入ってください!」
おわり

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